JP2016009625A - 照明制御装置、照明装置並びに照明器具 - Google Patents

照明制御装置、照明装置並びに照明器具 Download PDF

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Abstract

【課題】光出力の変動を抑えつつ調色範囲の拡大を図る。【解決手段】制御部12は、第1光源2の光と第2光源3の光を混合した光の色温度を、目標とする色温度に一致させるように、第1電源部10と第2電源部11を制御するように構成される。第1電源部10は、第2電源部11よりも供給可能な電力の最小値が小さくなるように構成される。あるいは、第1電源部10は、第2電源部11よりも調光能力が高くなるように構成される。故に、第1電源部10と第2電源部11の供給可能な電力の最小値が等しい場合や、両者の電力供給能力が等しい場合と比較して、光出力の変動を抑えつつ調色範囲の拡大を図ることができる。【選択図】 図1

Description

本発明は、照明制御装置、照明装置並びに照明器具に関し、特に、照明の明るさと照明の色を調整可能とした照明制御装置、照明装置並びに照明器具に関する。
従来例として、特許文献1記載の照明装置を例示する。この従来例は、3種類の発光ダイオードからなる照明光源と、電源回路と、調光制御部とを備える。3種類の発光ダイオードは、それぞれの光の色温度が互いに異なっている。
調光制御部は、3つの出力調整部を有している。これら3つの出力調整部は、それぞれが1種類の発光ダイオードの光出力を調整するように構成されている。
すなわち、特許文献1記載の従来例では、3つの出力調整部によって各発光ダイオードの出力比を調整することにより、照明光源から放射される光の色温度(照明の色)を黒体軌跡に沿って変化させる。
特開2011−9078号公報
ところで、照明の色(光色)を調整可能とするためには、互いに光色の異なる光源と、各光源毎の電源装置が最小で2つずつ必要である。すなわち、最小構成の照明装置では、光の色温度が相対的に高い光源(高色温度光源)と、光の色温度が相対的に低い光源(低色温度光源)と、高色温度光源用の電源装置と、低色温度光源用の電源装置とを備える必要がある。
ここで、前記照明装置の調色範囲の下限値(最低色温度)が低色温度光源の色温度に等しく設定された場合、高色温度光源用の電源装置は、調色範囲の下限値において、高色温度光源の出力をゼロにしなければならない。つまり、高色温度光源用の電源装置には、0〜100%までの範囲で連続して高色温度光源の出力を変化させることが求められる。ただし、定格点灯時の光出力を100%とする。
一方、前記照明装置の調色範囲の上限値(最高色温度)が高色温度光源の色温度よりも低く設定された場合、低色温度光源用の電源装置は、調色範囲の上限値において、低色温度光源の出力をゼロにする必要が無い。つまり、低色温度光源用の電源装置は、X(>0)〜100%までの範囲で連続して低色温度光源の出力を変化させることができれば良い。因みに、電源装置によって光源の出力を0〜100%まで連続して変化させる場合、光出力が0%に近付くにつれて、電源装置の動作が不安定になり、光出力に変動(ちらつき)が生じ易くなる。
一般に、照明用のLEDのうち、白色LEDとして市販されているものは、色温度が6500K〜2700Kの範囲にある。これは、照明用のLEDの分野では、米国規格協会(American National Standards Institute)が定めた、色度に関する規格(ANSI C78.377)が多く用いられていることに由来している。前記規格では、色度範囲が6500K〜2700Kの色温度の範囲で定義されている。
なお、上述のように、高色温度光源と低色温度光源の2種類の光源(白色LED)が個別に調光されることで所望の光色の照明光が得られる照明装置(照明器具)において、用途によって求められる調色範囲が異なる。
例えば、オフィスなどでは5000K近傍の光色が求められるが、レストランなどの飲食店では4000K〜2700Kの範囲の光色が求められる。したがって、これらの用途の違いに対応するには、照明装置として、2700K〜5000Kの範囲で調色可能であることが求められる。つまり、調色範囲の上限値(5000K)を実現するには、例えば、6500Kの高色温度光源の光と、2700Kの低色温度光源の光を所定の割合で混色すればよい。一方、調色範囲の下限値(2700K)を実現するには、2700Kの低色温度光源の光のみでよい。したがって、高色温度光源(6500K)用の電源装置は、上述したように、光源の出力を0〜100%まで連続して変化させることが必要となる。なお、低色温度光源として、2700Kよりも低い色温度の光源(白色LED)が用いられれば、高色温度光源用の電源装置も、X(>0)〜100%までの範囲で連続して高色温度光源の出力を変化させることができれば良い。しかしながら、2700Kよりも低い色温度の光源(白色LED)は、上述した規格に定義されておらず、需要が少ないことから非常に高価であるため、使用される頻度は極めて少ない。
本発明は、上記課題に鑑みて為された発明であり、光出力の変動を抑えつつ調色範囲の拡大を図ることを目的とする。
本発明の照明制御装置は、光の色温度が相対的に高い第1光源を点灯する第1電源部と、光の色温度が前記第1光源の光の色温度よりも低い第2光源を点灯する第2電源部と、前記第1電源部と前記第2電源部を制御する制御部とを備え、前記第1電源部は、前記制御部に制御されて前記第1光源に供給する電力を増減するように構成され、前記第2電源部は、前記制御部に制御されて前記第2光源に供給する電力を増減するように構成され、前記制御部は、前記第1光源の光と前記第2光源の光を混合した光の色温度を、目標とする色温度に一致させるように、前記第1電源部と前記第2電源部を制御するように構成され、前記第1電源部は、前記第2電源部よりも供給可能な電力の最小値が小さくなるように構成されることを特徴とする。
本発明の照明制御装置は、光の色温度が相対的に高い第1光源を点灯する第1電源部と、光の色温度が相対的に低い第2光源を点灯する第2電源部と、前記第1電源部と前記第2電源部を制御する制御部とを備え、前記第1電源部は、前記制御部に制御されて前記第1光源に供給する電力を増減するように構成され、前記第2電源部は、前記制御部に制御されて前記第2光源に供給する電力を増減するように構成され、前記制御部は、前記第1光源の光と前記第2光源の光を混合した光の色温度を目標とする色温度に一致させるように、前記第1電源部と前記第2電源部を制御するように構成され、前記第1電源部は、前記第2電源部よりも調光能力が高くなるように構成されることを特徴とする。
本発明の照明装置は、前記第1光源と、前記第2光源と、前記照明制御装置とを有することを特徴とする。
本発明の照明器具は、前記第1光源と、前記第2光源と、前記照明制御装置と、少なくとも前記第1光源と前記第2光源を支持する器具本体とを有することを特徴とする。
本発明の照明制御装置、照明装置並びに照明器具は、光出力の変動を抑えつつ調色範囲の拡大を図ることができるという効果がある。
本発明に係る照明制御装置及び照明装置の実施形態1を示す回路構成図である。 同上の動作説明図である。 図3A〜図3Dは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図4A〜図4Dは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図5A〜図5Cは同上の動作説明用のタイムチャートである。 本発明に係る照明制御装置及び照明装置の実施形態2を示す回路構成図である。 図7A〜図7Eは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図8A〜図8Eは同上の動作説明用のタイムチャートである。 本発明に係る照明制御装置及び照明装置の実施形態3を示す回路構成図である。 図10A〜図10Cは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図11A〜図11Cは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図12A〜図12Cは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図13A〜図13Cは同上の動作説明用のタイムチャートである。 図14Aは、本発明に係る照明器具の実施形態4を示す断面図、図14Bは、本発明に係る照明器具の別の実施形態を示す断面図である。
(実施形態1)
本発明に係る照明制御装置及び照明装置の実施形態1について、図1〜図4を参照して詳細に説明する。
本実施形態の照明装置4は、図1に示すように、照明制御装置1と、第1光源2と、第2光源3とを備え、直流電源6から供給される直流電力で第1光源2及び第2光源3を点灯するように構成される。ただし、直流電源6は、交流電源と、交流電力を直流電力に変換する電力変換回路とで構成されても構わない。なお、直流電源6が交流電源と電力変換回路で構成される場合、照明制御装置1若しくは照明装置4が前記電力変換回路を備えてもよい。
第1光源2は、1乃至複数個の発光ダイオードを有し、相対的に高い色温度(例えば、6500K)の光を放射するように構成される。また、第2光源3は、1乃至複数個の発光ダイオードを有し、第1光源2よりも低い色温度(例えば、2700K)の光を放射するように構成される。なお、色温度の値(6500Kや2700K)は一例であって、これらの値に限定されるものではない。
照明制御装置1は、第1光源2を点灯する第1電源部10と、第2光源3を点灯する第2電源部11と、第1電源部10及び第2電源部11を制御する制御部12とを備える。また、第1電源部10は、第1降圧チョッパ回路100と、第1チョッパ制御部101とを有する。第2電源部11は、第2降圧チョッパ回路110と、第2チョッパ制御部111とを有する。
第1降圧チョッパ回路100は、スイッチ素子Q3、ダイオードD3、インダクタL11,L12、コンデンサC3、抵抗R1,R2などで構成される。スイッチ素子Q3は、nチャネル型の電界効果トランジスタで構成される。スイッチ素子Q3のドレインがダイオードD3のアノードに接続され、スイッチ素子Q3のソースが抵抗R1を介して直流電源6の負極に接続される。コンデンサC3は電解コンデンサで構成され、高電位側の端子がダイオードD3のカソードと直流電源6の正極に接続され、低電位側の端子がインダクタL11の一端に接続される。インダクタL11の他端は、ダイオードD3のアノードに接続される。また、インダクタL12は、インダクタL11と磁気結合されてトランスを構成している。インダクタL12の一端が直流電源6の負極に接続され、インダクタL12の他端が抵抗R2を介して第1チョッパ制御部101に接続される。なお、第1光源2は、コンデンサC3の両端に接続される。
第1チョッパ制御部101は、抵抗R1の両端電圧からスイッチ素子Q3のドレイン電流を検出する。また、第1チョッパ制御部101は、インダクタL12に誘導される電圧を抵抗R2を介して検出する。さらに、第1チョッパ制御部101は、スイッチ素子Q3のゲートに駆動信号を出力してスイッチ素子Q3をスイッチング制御する。
第1チョッパ制御部101は、スイッチ素子Q3をオンした後、スイッチ素子Q3のドレイン電流が所定のピーク値に達したらスイッチ素子Q3をオフする。第1降圧チョッパ回路100では、スイッチ素子Q3のオン期間にインダクタL11にエネルギーが蓄積され、インダクタL11に蓄積されたエネルギーがスイッチ素子Q3のオフ期間に放出される。インダクタL11から放出される前記エネルギーは、回生電流としてダイオードD3を介してコンデンサC3に流れる。コンデンサC3は、前記回生電流によって充電される。また、インダクタL11に前記回生電流が流れている間、インダクタL12に誘導電圧が生じる。第1チョッパ制御部101は、インダクタL12の誘導電圧が所定値を下回ると、再度スイッチ素子Q3をオンする。このようにして第1チョッパ制御部101は、スイッチ素子Q3をスイッチング制御することにより、直流電源6から入力される直流電圧を、第1光源2に必要とされる直流電圧に降圧している。
第2降圧チョッパ回路110は、スイッチ素子Q4、ダイオードD4、インダクタL21,L22、コンデンサC4、抵抗R3,R4などで構成される。スイッチ素子Q4は、nチャネル型の電界効果トランジスタで構成される。スイッチ素子Q4のドレインがダイオードD4のアノードに接続され、スイッチ素子Q4のソースが抵抗R3を介して直流電源6の負極に接続される。コンデンサC4は電解コンデンサで構成され、高電位側の端子がダイオードD4のカソードと直流電源6の正極に接続され、低電位側の端子がインダクタL21の一端に接続される。インダクタL21の他端は、ダイオードD4のアノードに接続される。また、インダクタL22は、インダクタL21と磁気結合されてトランスを構成している。インダクタL22の一端が直流電源6の負極に接続され、インダクタL22の他端が抵抗R4を介して第2チョッパ制御部111に接続される。なお、第2光源3は、コンデンサC4の両端に接続される。
第2チョッパ制御部111は、抵抗R3の両端電圧からスイッチ素子Q4のドレイン電流を検出する。また、第2チョッパ制御部111は、インダクタL22に誘導される電圧を抵抗R4を介して検出する。さらに、第2チョッパ制御部111は、スイッチ素子Q4のゲートに駆動信号を出力してスイッチ素子Q4をスイッチング制御する。
第2チョッパ制御部111は、スイッチ素子Q4をオンした後、スイッチ素子Q4のドレイン電流が所定のピーク値に達したらスイッチ素子Q4をオフする。第2降圧チョッパ回路110では、スイッチ素子Q4のオン期間にインダクタL21にエネルギーが蓄積され、インダクタL21に蓄積されたエネルギーがスイッチ素子Q4のオフ期間に放出される。インダクタL21から放出される前記エネルギーは、回生電流としてダイオードD4を介してコンデンサC4に流れる。コンデンサC4は、前記回生電流によって充電される。また、インダクタL21に前記回生電流が流れている間、インダクタL22に誘導電圧が生じる。第2チョッパ制御部111は、インダクタL22の誘導電圧が所定値を下回ると、再度スイッチ素子Q4をオンする。このようにして第2チョッパ制御部111は、スイッチ素子Q4をスイッチング制御することにより、直流電源6から入力される直流電圧を、第2光源3に必要とされる直流電圧に降圧している。なお、第1チョッパ制御部101と第2チョッパ制御部111は、何れも、市販されている降圧チョッパ制御用の集積回路又はLED照明用のドライバICなどで構成されることが好ましい。
ここで、第1チョッパ制御部101及び第2チョッパ制御部111において、インダクタL12,L22の誘導電圧と比較される所定値がゼロ(あるいは、ほぼゼロとみなせる値)である場合の制御モードは、電流臨界モードと呼ばれる。また、前記所定値がゼロよりも高い値である場合の制御モードは電流連続モードと呼ばれる。さらに、前記所定値がゼロであり、且つ誘導電圧(回生電流)がゼロになってから所定時間後にスイッチ素子Q3,Q4をオンする場合の制御モードは電流不連続モードと呼ばれる。ただし、これら3種類の制御モード(電流臨界モード、電流連続モード、電流不連続モード)については、従来周知であるから詳細な説明は省略する。
制御部12は、例えば、マイクロコントローラで構成される。制御部12は、外部から入力される調色信号から色温度の目標値(目標色温度)を読み取り、図2に示す対応関係に基づいて、当該目標色温度に対応した各光源2,3(各電源部10,11)毎の調光レベルを決定する。ここで、図2の横軸は、第1光源2の光(図2の実線α)と第2光源3の光(図2の破線β)が混合された光の色温度を示す。また、図2の縦軸は、第1光源2及び第2光源3の調光レベルを示す。ただし、各光源2,3の調光レベルは、それぞれの光源2,3に定格電流が流れているときの光出力を100%とした比率で表される。
ところで、発光ダイオード(LED)の調光方式には、2種類の調光方式がある。1つは、LEDに連続して流れる電流の大きさを変化させる調光方式であって、通常、DC調光方式と呼ばれている。もう1つは、LEDへの通電を周期的にオン・オフし、通電期間の比率(オンデューティ比)を変化させる調光方式であって、通常、バースト調光方式と呼ばれている。
バースト調光方式においては、ビデオカメラなどの映像機器との干渉ちらつきが生じる虞がある。前記干渉ちらつきは、バースト調光の周期と映像機器のシャッタースピード(露光時間)とのずれに起因して発生し、映像機器の画像にちらつき(明るさの変動)や縞状の濃淡となって現れる。なお、LEDに関連する電気用品安全法の技術基準によれば、光出力の繰り返し周波数が500ヘルツ以上であることが必要である(電気用品の技術上の基準を定める省令第1項基準参照)。
一方、DC調光方式においては、通常、降圧チョッパ回路のスイッチ素子に流れる電流のピーク値が増減され、且つスイッチ素子が電流臨界モードで制御される。ただし、DC調光方式の場合、スイッチ素子に与える駆動信号のオン期間(オン幅)に限界(下限)があるため、バースト調光方式に比較して、深い調光(低い調光レベルでの点灯)が難しいという課題がある。
本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4において、制御部12は、第2電源部11をバースト調光方式のみで制御し、第1電源部10をバースト調光方式とDC調光方式を組み合わせて制御する。ただし、本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4における調色範囲は、色温度が2700Kから5000Kの範囲とする。
例えば、調色信号で指示される目標色温度が調色範囲の上限(5000K)である場合、制御部12は、図2に示す対応関係に基づき、第1光源2の調光レベルをP1、第2光源3の調光レベルをP2と決定する。制御部12は、調光レベルP1,P2を、バースト調光におけるオンデューティ比(TA1/T,TA2/T)にそれぞれ変換し、当該オンデューティ比を示す信号(バースト調光信号)を第1電源部10と第2電源部11にそれぞれ出力する。
第1チョッパ制御部101は、制御部12から前記バースト調光信号を受け取ると、当該バースト調光信号で指示されるオンデューティ比(TA1/T)で第1降圧チョッパ回路100をバースト調光する(図3A及び図3B参照)。なお、図3Aはバースト調光信号を示し、図3Bは、第1降圧チョッパ回路100のインダクタL11に流れる電流(インダクタ電流)を示す。
第2チョッパ制御部111は、制御部12から前記バースト調光信号を受け取ると、当該バースト調光信号で指示されるオンデューティ比(TB1/T)で第2降圧チョッパ回路110をバースト調光する(図3C及び図3D参照)。なお、図3Cはバースト調光信号を示し、図3Dは、第2降圧チョッパ回路110のインダクタL21に流れる電流(インダクタ電流)を示す。
而して、第1電源部10で点灯される第1光源2の光と、第2電源部11で点灯される第2光源3の光とが混合された光の色温度は、調色信号で指示された目標色温度(5000K)に一致する。
また、調色信号で指示される目標色温度が調色範囲の下限(2700K)である場合、制御部12は、図2に示す対応関係に基づき、第1光源2の調光レベルをP3、第2光源3の調光レベルをP4と決定する。制御部12は、調光レベルP3,P4を、バースト調光におけるオンデューティ比(TA2/T,TB2/T)にそれぞれ変換し、当該オンデューティ比を示す信号(バースト調光信号)を第1電源部10と第2電源部11にそれぞれ出力する。さらに、制御部12は、調光レベルP3に対応したDC調光のピーク目標値を決定し、当該ピーク目標値を示す信号(DC調光信号)を第1電源部10に出力する。
第2チョッパ制御部111は、制御部12から前記バースト調光信号を受け取ると、当該バースト調光信号で指示されるオンデューティ比(TB2/T)で第2降圧チョッパ回路110をバースト調光する(図4C及び図4D参照)。なお、図4Cはバースト調光信号を示し、図4Dは、第2降圧チョッパ回路110のインダクタ電流を示す。
一方、第1チョッパ制御部101は、制御部12から前記バースト調光信号を受け取ると、当該バースト調光信号で指示されるオンデューティ比(TA2/T)で第1降圧チョッパ回路100をバースト調光する(図4A及び図4B参照)。なお、図4Aはバースト調光信号を示し、図4Bは、第1降圧チョッパ回路100のインダクタ電流を示す。
さらに、第1チョッパ制御部101は、スイッチ素子Q3のオン期間(オン幅)を決めるピーク値を、前記DC調光信号で指示されるピーク目標値に変更する。その結果、第1降圧チョッパ回路100のインダクタ電流が減少する(図4B参照)。
而して、第1電源部10で点灯される第1光源2の光と、第2電源部11で点灯される第2光源3の光とが混合された光の色温度は、調色信号で指示された目標色温度(2700K)に一致する。
ここで、調光レベルP3は、第1電源部10の調光可能な範囲の下限値に相当し、例えば、1%以下の値であることが望ましい。そして、このように極端に低い調光レベルを実現するため、第1チョッパ制御部101は、バースト調光方式にDC調光方式を組み合わせて第1降圧チョッパ回路100を調光制御している。
上述のように、混合された光の調色範囲の下限が低色温度光源(第2光源3)の色温度(2700K)に等しい場合、高色温度光源(第1光源2)の調光範囲の下限がゼロ(あるいはほぼゼロとみなせる値)であることが必要となる。一方、前記調色範囲の上限が高色温度光源(第1光源2)の色温度(6500K)よりも低い値(5000K)である場合、低色温度光源(第2光源3)の調光範囲の下限はゼロ(あるいはほぼゼロとみなせる値)よりも充分大きい値(数%〜十数%)で構わない。
したがって、第1電源部10は、第2電源部11よりも供給可能な電力の最小値(調光範囲の下限値)が小さくなるように構成されればよい。あるいは、第1電源部10は、第2電源部11よりも調光能力が高くなるように構成されればよい。第1電源部10及び第2電源部11が上述のように構成されれば、光出力の変動(ちらつき)を抑えつつ調色範囲の拡大を図ることができる。なお、「調光能力が高い」とは、深い調光(低い調光レベルでの点灯)が可能であることを意味する。
ここで、バースト調光方式においては、調光レベルが下限値に近付くにつれてオンデューティ比が小さく(オン期間が短く)なるため、1回のオン期間中のスイッチ素子Q3のスイッチング回数も減少する。また、制御部12から出力されるバースト調光信号には、制御部12(を構成するマイクロコントローラ)の内部クロックのジッタに起因した誤差が含まれる。つまり、図5Aに示すように、バースト調光信号のオン期間が前記ジッタによってばらつく可能性がある。このようにバースト調光信号のオン期間がばらつくと、図5B及び図5Cに示すように、1回のオン期間におけるインダクタ電流の平均値にもばらつきが生じて光出力が変動してしまう虞がある。調光レベルが高いときはオン期間も充分に長いため、前記オン期間のばらつきによるインダクタ電流の平均値のばらつきもごく僅かな量でしかない。ところが、調光レベルが下限値近い場合、オン期間も相当に短くなるので、前記オン期間のばらつきによるインダクタ電流の平均値のばらつきの影響が大きくなり、光出力の変動が認識されやすくなる。
しかしながら、本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4では、第2電源部11の調光範囲の下限値がゼロよりも充分大きい値であるので、少なくとも、第2光源3には光出力の変動が生じ難い。そのため、本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4は、光出力の変動を抑制することができる。
本実施形態の照明制御装置1は、光の色温度が相対的に高い第1光源2を点灯する第1電源部10と、光の色温度が第1光源2の光の色温度よりも低い第2光源3を点灯する第2電源部11と、第1電源部10と第2電源部11を制御する制御部12とを備える。第1電源部10は、制御部12に制御されて第1光源2に供給する電力を増減するように構成される。第2電源部11は、制御部12に制御されて第2光源3に供給する電力を増減するように構成される。制御部12は、第1光源2の光と第2光源3の光を混合した光の色温度を、目標とする色温度に一致させるように、第1電源部10と第2電源部11を制御するように構成される。第1電源部10は、第2電源部11よりも供給可能な電力の最小値が小さくなるように構成される。あるいは、第1電源部10は、第2電源部11よりも調光能力が高くなるように構成される。
また、本実施形態の照明装置4は、第1光源2と、第2光源3と、照明制御装置1とを有する。
本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4は上述のように構成されるので、第1電源部10と第2電源部11の供給可能な電力の最小値が等しい場合や、両者の電力供給能力が等しい場合と比較して、光出力の変動を抑えつつ調色範囲の拡大を図ることができる。
なお、本実施形態における制御部12は、調色信号に基づいて、混合された光の色温度を調整(調色)しているが、色温度とともに、混合された光の量(光束)を調整することも可能である。具体的には、制御部12は、第1電源部10の調光レベルと第2電源部11の調光レベルとの割合によって混合された光の色温度を調整(調色)し、各調光レベルの絶対値によって混合された光の量(光束)を調整(調光)すればよい。
ところで、調光レベルがゼロよりも充分に大きい値(数%以上)であれば、制御部12は、第1電源部10及び第2電源部11をDC調光方式で調光制御することが好ましい。すなわち、バースト調光方式は、DC調光方式に比べて、光源2,3に流れる電流の変動(リプル)が大きくなってしまうからである。
また、制御部12は、調光レベルの下限値がゼロに近い値になれば、DC調光方式とバースト調光方式を組み合わせて第1電源部10を調光制御することが好ましい。さらに、制御部12は、DC調光方式のみで第2電源部11を調光制御することが好ましい。
照明制御装置1並びに照明装置4が上述のように構成されれば、第2降圧チョッパ回路110のコンデンサC4に必要な静電容量が減少するため、より小型のコンデンサC4が使用できて小型化を図ることが可能となる。また、第2チョッパ制御部111がDC調光方式のみで第2降圧チョッパ回路110を調光制御すれば、ビデオカメラなどの映像機器との干渉ちらつきの発生を抑制することができる。
本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4において、制御部12は、第2光源3に流す電流のピーク値を調整するように第2電源部11を制御するように構成されることが好ましい。また、本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4において、制御部12は、第1光源2に流す電流のピーク値及び第1光源2に間欠的に電流を流す期間を調整するように第1電源部10を制御するように構成されることが好ましい。
本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4が上述のように構成されれば、小型化を図ることができるとともに、ビデオカメラなどの映像機器との干渉ちらつきの発生を抑制することができる。
(実施形態2)
本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4は、図6に示すように、第1降圧チョッパ回路100の構成以外は実施形態1とほぼ共通である。したがって、実施形態1と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態における第1降圧チョッパ回路100は、スイッチ素子Q3、ダイオードD3、インダクタL11、コンデンサC3、抵抗R1などで構成される。スイッチ素子Q3のドレインが直流電源6の正極に接続され、スイッチ素子Q3のソースがダイオードD3のカソードとインダクタL11の一端に接続される。ダイオードD3のアノードが直流電源6の負極に接続される。インダクタL11の他端がコンデンサC3の高電位側の端子に接続される。コンデンサC3の低電位側の端子が抵抗R1を介して直流電源6の負極に接続される。なお、第1光源2はコンデンサC3の両端に接続される。抵抗R1の両端には、インダクタL11に流れる電流(インダクタ電流)に対応した電圧降下が生じる。
また、第1電源部10には、誤差増幅器102が設けられる。この誤差増幅器102は、オペアンプを主構成要素とし、マイナス端子に入力される抵抗R1の両端電圧(インダクタ電流に対応した電圧)と、プラス端子に入力されるDC調光信号との差分を増幅して第1チョッパ制御部101に出力するように構成される。
第1チョッパ制御部101は、誤差増幅器102の出力と、制御部12から与えられる周波数信号とに基づいて、第1降圧チョッパ回路100のスイッチ素子Q3を電流不連続モードで制御するように構成される。なお、周波数信号は、方形波のパルス信号であり、制御部12によって周期が調整される。
第1チョッパ制御部101は、誤差増幅器102の出力をゼロに近付けるようにスイッチ素子Q3のオン期間(オン幅)を調整(増減)する。また、第1チョッパ制御部101は、周波数信号の立ち上がりに同期してスイッチ素子Q3をオンする。なお、周波数信号の周期は、スイッチ素子Q3のオン期間と回生電流の流れる期間の和よりも長い時間に設定される。
制御部12は、第1電源部10及び第2電源部11をDC調光方式で調光制御するように構成される。さらに、制御部12は、周波数信号の周波数(周期)を伸縮することによって第1電源部10を調光制御するように構成される。
例えば、調色信号で指示される目標色温度が調色範囲の上限(5000K)である場合、制御部12は、図2に示す対応関係に基づき、第1光源2の調光レベルをP1、第2光源3の調光レベルをP2と決定する。制御部12は、調光レベルP1,P2に対応したDC調光のピーク目標値を決定し、当該ピーク目標値を示すDC調光信号(図7A及び図7D参照)を第1電源部10と第2電源部11にそれぞれ出力する。
第2電源部11の第2チョッパ制御部111は、DC調光信号(図7D参照)に基づいて、第2降圧チョッパ回路110のスイッチ素子Q4を電流臨界モードで制御する(図7E参照)。すなわち、第2チョッパ制御部111は、スイッチ素子Q4のオン期間をDC調光信号に対応して伸長することにより、第2降圧チョッパ回路110をDC調光方式で調光制御する。
一方、第1電源部10の第1チョッパ制御部101は、DC調光信号(図7A参照)並びに周波数信号に基づいて、第1降圧チョッパ回路100のスイッチ素子Q3を電流不連続モードで制御する(図7C参照)。すなわち、第1チョッパ制御部101は、周波数信号(図7B参照)の立ち上がりに同期してスイッチ素子Q3をオンし、DC調光信号に対応したオン期間が経過したらスイッチ素子Q3をオフするように構成される。なお、図7Aは第1電源部10に与えられるDC調光信号を示し、図7Bは周波数信号を示し、図7Cは、第1降圧チョッパ回路100のインダクタL11に流れる電流(インダクタ電流)を示す。また、図7Dは第2電源部11に与えられるDC調光信号を示し、図7Eは第2降圧チョッパ回路110のインダクタL21に流れる電流(インダクタ電流)を示す。
而して、第1電源部10で点灯される第1光源2の光と、第2電源部11で点灯される第2光源3の光とが混合された光の色温度は、調色信号で指示された目標色温度(5000K)に一致する。
また、調色信号で指示される目標色温度が調色範囲の下限(2700K)である場合、制御部12は、図2に示す対応関係に基づき、第1光源2の調光レベルをP3、第2光源3の調光レベルをP4と決定する。制御部12は、調光レベルP3,P4に対応したDC調光のピーク目標値を決定し、当該ピーク目標値を示すDC調光信号(図8A及び図8D参照)を第1電源部10並びに第2電源部11に出力する。
第2電源部11の第2チョッパ制御部111は、DC調光信号(図8D参照)に基づいて、第2降圧チョッパ回路110のスイッチ素子Q4を電流臨界モードで制御する(図8E参照)。
一方、第1電源部10の第1チョッパ制御部101は、DC調光信号(図8A参照)並びに周波数信号に基づいて、第1降圧チョッパ回路100のスイッチ素子Q3を電流不連続モードで制御する(図8C参照)。すなわち、第1チョッパ制御部101は、周波数信号(図8B参照)の立ち上がりに同期してスイッチ素子Q3をオンし、DC調光信号に対応したオン期間が経過したらスイッチ素子Q3をオフするように構成される。なお、図8Aは第1電源部10に与えられるDC調光信号を示し、図8Bは周波数信号を示し、図8Cは、第1降圧チョッパ回路100のインダクタL11に流れる電流(インダクタ電流)を示す。また、図8Dは第2電源部11に与えられるDC調光信号を示し、図8Eは第2降圧チョッパ回路110のインダクタL21に流れる電流(インダクタ電流)を示す。
而して、第1電源部10で点灯される第1光源2の光と、第2電源部11で点灯される第2光源3の光とが混合された光の色温度は、調色信号で指示された目標色温度(2700K)に一致する。
ここで、調光レベルP3は、第1電源部10の調光可能な範囲の下限値に相当し、例えば、1%以下の値であることが望ましい。そして、このように極端に低い調光レベルを実現するため、第1チョッパ制御部101は、DC調光方式と、電流不連続モードにおけるスイッチング周期の調整とを組み合わせて第1降圧チョッパ回路100を調光制御している。
上述のように本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4において、第1電源部10及び第2電源部11は降圧チョッパ回路で構成されることが好ましい。また、第1電源部10は、電流不連続モードで動作し、第2電源部11は、電流臨界モードで動作するように構成されることが好ましい。
すなわち、第1電源部10が電流不連続モードで動作するように構成されれば、電流臨界モードで動作するように構成される第2電源部11よりも、供給可能な電力の最小値(調光範囲の下限値)が小さくできる。
また、本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4において、制御部12は、第1電源部10及び第2電源部11をバースト調光方式で調光しないので、出力電流の変動(リップル)が抑えられる。その結果、第1降圧チョッパ回路100及び第2降圧チョッパ回路110の出力段に設けられる平滑用のコンデンサC3、C4の静電容量を小さくして小型化を図ることができる。
(実施形態3)
ところで、第1光源2の定格電圧と、第2光源3の定格電圧とは、使用される発光ダイオードの種類や個数によって決まるので、一致しない場合もある。第1光源2と第2光源3の定格電圧が異なっていても、実施形態1,2のように、それぞれ独立した電源部(第1電源部10と第2電源部11)から電力が供給されれば何も支障は無い。しかしながら、電源部が2つ必要であるが故に、照明制御装置1及び照明装置4が大型化してしまう。
そこで本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4では、第1電源部10は、定電流源と、前記定電流源の出力端間に第1光源2と直列に接続される第1スイッチ素子Q6とを有することが好ましい。また、第2電源部11は、前記定電流源と、前記定電流源の出力端間に第2光源3と直列に接続される第2スイッチ素子Q7とを有することが好ましい。さらに、制御部12は、第1光源2の光と第2光源3の光を混合した光の色温度を目標とする色温度に一致させるように、第1スイッチ素子Q6と第2スイッチ素子Q7を交互にオン・オフするように構成されることが好ましい。
以下、本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4について、図9〜図13を参照して詳細に説明する。ただし、実施形態1,2と共通の構成要素には同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態における直流電源6は、交流電源7の交流電圧・交流電流を全波整流するダイオードブリッジ60と、ダイオードブリッジ60で全波整流された脈流電圧・脈流電流を直流電圧・直流電流に変換するAC/DCコンバータ61とで構成される。
また、本実施形態における第1電源部10は、降圧チョッパ回路からなる定電流源と、第1スイッチ素子Q6とで構成される。降圧チョッパ回路は、実施形態1における第1降圧チョッパ回路100とほぼ共通の構成を有し、スイッチ素子Q5、ダイオードD3、インダクタL3、コンデンサC3、抵抗R3などで構成される。スイッチ素子Q5は、nチャネル型の電界効果トランジスタで構成される。スイッチ素子Q5のドレインがダイオードD3のアノードに接続され、スイッチ素子Q5のソースが抵抗R3を介して直流電源6の負極に接続される。コンデンサC3は電解コンデンサで構成され、高電位側の端子がダイオードD3のカソードと直流電源6の正極に接続され、低電位側の端子がインダクタL3の一端に接続される。インダクタL3の他端は、ダイオードD3のアノードに接続される。
第1スイッチ素子Q6は、nチャネル型の電界効果トランジスタで構成される。第1スイッチ素子Q6のソースがコンデンサC3の低電位側の端子に接続される。そして、第1スイッチ素子Q6のドレインと、コンデンサC3の高電位側の端子との間に第1光源2が接続される。
第2電源部11は、第1電源部10と共用する定電流源(降圧チョッパ回路)と、第2スイッチ素子Q7とで構成される。第2スイッチ素子Q7は、第1スイッチ素子Q6と同様にnチャネル型の電界効果トランジスタで構成される。第2スイッチ素子Q7のソースがコンデンサC3の低電位側の端子に接続される。そして、第2スイッチ素子Q7のドレインと、コンデンサC3の高電位側の端子との間に第2光源3が接続される。
制御部12は、抵抗R3の両端電圧からドレイン電流を検出し、ドレイン電流を目標値に一致させるように、スイッチ素子Q5のオンデューティ比を調整する。なお、制御部12は、外部から与えられる調光信号で指定された調光レベルに応じて、ドレイン電流の目標値を決定する。
また、制御部12は、定電流源のスイッチ素子Q5のスイッチング周期Tに同期させて、第1スイッチ素子Q6のオン期間と第2スイッチ素子Q7のオン期間を調整しつつ、2つのスイッチ素子Q6、Q7を交互にオン・オフするように構成される。
例えば、図10に示すように、制御部12は、第1スイッチ素子Q6のオン期間T1と第2スイッチ素子Q7のオン期間T2を、スイッチ素子Q5のスイッチング周期Tに等しくするように各スイッチ素子Q6、Q7をオン・オフする。この場合、第1光源2と第2光源3に等しい電流が流れることになるので、第1光源2の光と第2光源3の光を混合した光の色温度が約4600Kとなる。なお、図10Aはスイッチ素子Q5のオン・オフ状態を示し、図10Bの実線は第1スイッチ素子Q6のオン・オフ状態を示し、図10Bの破線は第2スイッチ素子Q7のオン・オフ状態を示す。さらに、図10Cの実線は第1スイッチ素子Q6に流れる電流を示し、図10Cの破線は第2スイッチ素子Q7に流れる電流を示す。
また、図11に示すように、制御部12は、第1スイッチ素子Q6のオン期間T1をスイッチング周期Tの2倍とし、第2スイッチ素子Q7のオン期間T2をスイッチング周期Tに等しくするように各スイッチ素子Q6、Q7をオン・オフする。この場合、各スイッチ素子Q6、Q7に流れる電流の割合も2:1となるので、第1光源2の光と第2光源3の光を混合した光の色温度が約5200Kとなる。なお、図11Aはスイッチ素子Q5のオン・オフ状態を示し、図11Bの実線は第1スイッチ素子Q6のオン・オフ状態を示し、図11Bの破線は第2スイッチ素子Q7のオン・オフ状態を示す。さらに、図11Cの実線は第1スイッチ素子Q6に流れる電流を示し、図11Cの破線は第2スイッチ素子Q7に流れる電流を示す。
また、図12及び図13に示すように、制御部12が調光信号に応じてスイッチ素子Q5のオン期間を短くすれば、第1光源2の光と第2光源3の光を混合した光の色温度を変えずに、光量(明るさ)のみを変えることができる。なお、図12A及び図13Aはスイッチ素子Q5のオン・オフ状態を示し、図12B及び図13Bの実線は第1スイッチ素子Q6のオン・オフ状態を示し、図12B及び図13Bの破線は第2スイッチ素子Q7のオン・オフ状態を示す。さらに、図12C及び図13Cの実線は第1スイッチ素子Q6に流れる電流を示し、図12C及び図13Cの破線は第2スイッチ素子Q7に流れる電流を示す。
上述のように本実施形態の照明制御装置1及び照明装置4は、2つの電源部10,11で定電流源(降圧チョッパ回路)を共用するので、実施形態1,2と比較して、回路構成の簡素化と小型化を図ることができる。
(実施形態4)
本発明に係る照明器具の実施形態を図14A及び図14Bに示す。
図14Aに示す照明器具8は、天井Sに埋込配設されるダウンライトであって、第1光源2及び第2光源3を内蔵した器具本体80と、天井Sの裏側(上側)に設置される照明制御装置1とで構成される。
器具本体80は、アルミダイカストなどの金属材料により下面が開口した有底円筒形状に形成され、内底面に第1光源2及び第2光源3が取り付けられ、下面開口が円板状のカバー81で閉塞される。なお、カバー81は、ガラスやポリカーボネートなどの透光性材料で形成される。
本実施形態における照明制御装置1は、実施形態1〜3の何れでも構わないが、矩形箱状に形成された金属製のケースに収納されている。また、照明制御装置1は、電源ケーブル82とコネクタ83を介して器具本体80の第1光源2及び第2光源3と接続される。
図14Bに示す照明器具9は、天井Sに埋込配設されるダウンライトであって、第1光源2及び第2光源3と照明制御装置1を器具本体90内に収納して構成されている。
器具本体90は、アルミダイカストなどの金属材料により下面が開口した有底円筒形状に形成され、円板状の仕切板91によって内部空間が上下に分割されている。また、器具本体90の下面開口は、ガラスやポリカーボネートなどの透光性材料で形成される円板状のカバー92で閉塞される。
第1光源2及び第2光源3は、仕切板91の下面側に配設される。また、照明制御装置1は、仕切板91の上部空間に収納され、電源ケーブル93によって第1光源2及び第2光源3と接続される。
上述のように本実施形態の照明器具8(又は9)は、第1光源2と、第2光源3と、照明制御装置1と、少なくとも第1光源2と第2光源3を支持する器具本体80(又は90)とを有する。
本実施形態の照明器具8,9は上述のように構成されるので、第1電源部10と第2電源部11の供給可能な電力の最小値が等しい場合や、両者の電力供給能力が等しい場合と比較して、光出力の変動を抑えつつ調色範囲の拡大を図ることができる。
1 照明制御装置
2 第1光源
3 第2光源
10 第1電源部
11 第2電源部
12 制御部

Claims (7)

  1. 光の色温度が相対的に高い第1光源を点灯する第1電源部と、光の色温度が前記第1光源の光の色温度よりも低い第2光源を点灯する第2電源部と、前記第1電源部と前記第2電源部を制御する制御部とを備え、
    前記第1電源部は、前記制御部に制御されて前記第1光源に供給する電力を増減するように構成され、前記第2電源部は、前記制御部に制御されて前記第2光源に供給する電力を増減するように構成され、
    前記制御部は、前記第1光源の光と前記第2光源の光を混合した光の色温度を、目標とする色温度に一致させるように、前記第1電源部と前記第2電源部を制御するように構成され、
    前記第1電源部は、前記第2電源部よりも供給可能な電力の最小値が小さくなるように構成されることを特徴とする照明制御装置。
  2. 光の色温度が相対的に高い第1光源を点灯する第1電源部と、光の色温度が相対的に低い第2光源を点灯する第2電源部と、前記第1電源部と前記第2電源部を制御する制御部とを備え、
    前記第1電源部は、前記制御部に制御されて前記第1光源に供給する電力を増減するように構成され、前記第2電源部は、前記制御部に制御されて前記第2光源に供給する電力を増減するように構成され、
    前記制御部は、前記第1光源の光と前記第2光源の光を混合した光の色温度を目標とする色温度に一致させるように、前記第1電源部と前記第2電源部を制御するように構成され、
    前記第1電源部は、前記第2電源部よりも調光能力が高くなるように構成されることを特徴とする照明制御装置。
  3. 前記制御部は、前記第2光源に流す電流のピーク値を調整するように前記第2電源部を制御し、前記第1光源に流す電流のピーク値及び前記第1光源に間欠的に電流を流す期間を調整するように前記第1電源部を制御するように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  4. 前記第1電源部及び前記第2電源部が降圧チョッパ回路で構成され、前記第1電源部は、電流不連続モードで動作し、前記第2電源部は、電流臨界モードで動作するように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  5. 前記第1電源部は、定電流源と、前記定電流源の出力端間に前記第1光源と直列に接続される第1スイッチ素子とを有し、
    前記第2電源部は、前記定電流源と、前記定電流源の出力端間に前記第2光源と直列に接続される第2スイッチ素子とを有し、
    前記制御部は、前記第1光源の光と前記第2光源の光を混合した光の色温度を目標とする色温度に一致させるように、前記第1スイッチ素子と前記第2スイッチ素子を交互にオン・オフするように構成されることを特徴とする請求項1又は2記載の照明制御装置。
  6. 前記第1光源と、前記第2光源と、請求項1〜5の何れかの照明制御装置とを有することを特徴とする照明装置。
  7. 前記第1光源と、前記第2光源と、請求項1〜5の何れかの照明制御装置と、少なくとも前記第1光源と前記第2光源を支持する器具本体とを有することを特徴とする照明器具。
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