JP6176570B2 - 点灯装置及びそれを用いた照明器具 - Google Patents

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Description

本発明は、点灯装置及びそれを用いた照明器具に関するものである。
従来より、LED(発光ダイオード)モジュールに給電を行う給電アッセンブリが提供されている(例えば特許文献1参照)。この給電アッセンブリは、直流電源の両端間に接続されるダイオードと制御スイッチの直列回路と、制御スイッチに対してデュアルPWM信号を出力するコントローラとを備え、ダイオードの両端間にはインダクタとLEDモジュールの直列回路が接続されている。
コントローラはパルス幅変調器を有し、このパルス幅変調器には、電流源からの電流基準信号、検知電流及び高周波のこぎり波信号が入力される。また、パルス幅変調器は、ANDゲートの一方の入力部に対して高周波PWM信号を出力し、ANDゲートの他方の入力部には低周波PWM信号が入力される。そして、ANDゲートは、高周波PWM信号及び低周波PWM信号を組み合わせたデュアルPWM信号を出力し、このデュアルPWM信号は増幅器を介して制御スイッチのゲートに入力される。
この給電アッセンブリでは、コントローラから制御スイッチへ出力されるデュアルPWM信号の低周波成分を変化させることによって、LEDモジュールから出力される光の強度を変化させることができる。
特表2006−511078号公報
ところで、発光ダイオードは白熱灯や蛍光灯に比べて輝度が高いため、白熱灯や蛍光灯と同じ光束で発光させた場合、ユーザは白熱灯や蛍光灯よりも明るいと認識してしまう。したがって、見かけ上の明るさを白熱灯や蛍光灯と同じにするためには、発光ダイオードの駆動電流を抑えて光束を少なくする必要がある。
例えば、定格電流が350mAの発光ダイオードを1個あるいは複数個備えた照明器具の場合、電流の下限値を数μA〜数mA以下に設定する必要がある。しかしながら、上述の特許文献1に示した給電アッセンブリのように、LEDモジュールに間欠的に負荷電流が流れるように調光する、所謂バースト調光方式では、上述のような微少電流の制御は困難であった。
また、発光ダイオードをフェードインさせたり、フェードアウトさせる場合、発光ダイオードの明るさを滑らかに変化させるために、微少な電流値から定格電流値までの広範囲に亘って発光ダイオードの駆動電流を制御する必要がある。
例えば、発光ダイオードの定格電流が350mAの場合には、100μA〜350mAの範囲で駆動電流を調節する必要があり、1/1000程度の分解能で駆動電流を制御しなければならない。そのため、上述の特許文献1に示した給電アッセンブリでは、発光ダイオードの明るさを滑らかに変化させることが困難であった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、より深い調光レベルまで発光素子を点灯可能で且つ発光素子の明るさを広範囲に亘って滑らかに変化可能な点灯装置及びそれを用いた照明器具を提供することにある。
本発明の点灯装置は、出力電流の振幅を制御する第1制御回路と電流を出力する期間と電流を出力しない期間の比率を制御する第2制御回路を有する直流電源部と、前記直流電源部の出力端間に接続される発光素子及びスイッチ素子の直列回路と、前記スイッチ素子の制御端子に印加する電圧を変化させることで前記発光素子に流れる負荷電流を調整する電流調整部と、を備え、外部からの調光信号による調光レベルが所定値以上である場合には、前記負荷電流が規定値以上であれば前記第1制御回路により前記発光素子の明るさを制御し、前記負荷電流が前記規定値よりも小さければ前記第2制御回路により前記発光素子の明るさを制御し、前記調光レベルが前記所定値より小さい場合には、前記調光レベルが前記所定値である場合における前記第1制御回路と前記第2制御回路の少なくとも一方による制御状態を保ちつつ、前記電流調整部により前記発光素子の明るさを制御することを特徴とする。
この点灯装置において、前記所定値は、前記第1制御回路と前記第2制御回路の両方による調光制御の調光下限値であるのが好ましい。
また、この点灯装置において、前記所定値は、前記第1制御回路による調光制御の調光下限値であるのも好ましい。
本発明の照明器具は、上記の点灯装置を備えていることを特徴とする。
調光レベルが所定値以上である場合には直流電源部により調光制御を行ない、調光レベルが所定値より小さくなると直流電源部による調光制御に加えて電流調整部による調光制御を合わせて行なっている。その結果、より深い調光レベルまで発光素子を点灯させることができ、且つ発光素子の明るさを広範囲に亘って滑らかに変化させることができるという効果がある。
実施形態1の点灯装置の一例を示す回路図である。 同上におけるゲート電圧と負荷電流の関係を示すグラフである。 (a)〜(c)は同上の動作を説明する説明図である。 (a)〜(d)は同上に用いられる直流電源部の一部回路図である。 実施形態2の点灯装置におけるゲート電圧と負荷電流の関係を示すグラフである。 (a)〜(c)は同上の動作を説明する説明図である。 実施形態1又は2の点灯装置を用いた照明器具の施工状態を示す断面図である。
以下に、点灯装置及びそれを用いた照明器具の実施形態について図面を参照しながら説明する。
(実施形態1)
図1は本実施形態の点灯装置1の一例を示す回路図であり、この点灯装置1は、直流電源部11と、電流調整部12と、調光制御部13とを備え、調光器2から出力される調光信号S1に応じた調光レベルで発光部3を点灯させる。
発光部3は、直列に接続された複数(図1では4個)のLED31(発光素子)からなり、トランジスタQ2(スイッチ素子)及び抵抗R1を介して直流電源部11の出力端間に接続されている。なお、発光部3を構成するLED31の個数は1個でもいいし、2個、3個又は5個以上の複数であってもよい。また、複数のLED31を並列に接続することで発光部3を構成してもよい。
直流電源部11は、4つのダイオードにより構成された所謂ダイオードブリッジDB1を有し、ダイオードブリッジDB1の出力端間には平滑コンデンサC1が接続されている。また、ダイオードブリッジDB1の出力端間には、トランスTr1の一次巻線n1とトランジスタQ1の直列回路が接続されている。また、トランスTr1の二次巻線n2の一端にはダイオードD1が接続され、さらに二次巻線n2の両端間には平滑コンデンサC2が接続されている。
ここに本実施形態では、トランジスタQ1としてNチャネル型のMOSFETを用いており、トランジスタQ1のゲートには駆動回路111が接続されている。この直流電源部11では、平滑コンデンサC2の両端間に生じる直流電圧が直流電源部11の出力電圧となる。
駆動回路111は、トランジスタQ1のオン/オフを制御する回路であり、出力電流の振幅を制御する第1制御回路111aと、電流を出力する期間と電流を出力しない期間の比率を制御する第2制御回路111bとで構成される。第1制御回路111aは、調光制御部13から出力される制御信号S3に応じてトランジスタQ1のオンデューティ比を設定し、これにより出力電流の振幅を制御する。また、第2制御回路111bは、PWM(Pulse Width Modulation)制御を休止する休止期間を設定する。
電流調整部12は、調光制御部13から出力される制御信号S2に応じて出力電圧が可変する直流電圧源121を有し、直流電圧源121の正極はオペアンプ122の非反転入力端子に接続されている。また、直流電圧源121の負極は、直流電源部11の負極に接続されている。また、トランジスタQ2と抵抗R1の接続点は、オペアンプ122の反転入力端子に接続されている。さらに、オペアンプ122の出力端子は、トランジスタQ2のゲート(制御端子)に接続されている。
ここに本実施形態では、トランジスタQ2としてNチャネル型のMOSFETを用いており、オペアンプ122より出力される電圧の大きさに応じてトランジスタQ2のインピーダンスが変化する。これにより、発光部3に流れる電流の大きさを調整することができる。
調光制御部13は、調光器2からの調光信号S1が入力されると、この調光信号S1に対応する制御信号S2,S3をそれぞれ生成し、制御信号S2を電流調整部12に出力するとともに、制御信号S3を駆動回路111に出力する。ここに、調光信号S1は、発光部3に流すべき負荷電流の大きさ、すなわち発光部3の明るさを示す信号である。
次に、点灯装置1の動作について図2及び図3を参照しながら説明する。
図2は、電流調整部12を構成するトランジスタQ2のゲート電圧v1と発光部3に流れる負荷電流i1の関係を示すグラフである。このグラフによれば、負荷電流i1がi12より小さい範囲では負荷電流i1が減少するに従ってゲート電圧v1も減少し、負荷電流i1がi12以上の範囲ではゲート電圧v1は一定値となっている。
また、図3(a)及び図3(b)は、第1制御回路111aにより調光制御を行なっているときのトランジスタQ1へのゲート信号S4である。負荷電流i1=i11のときは、図3(a)に示すようにゲート信号S4のオンデューティ比(t1/T1)が大きく、負荷電流i1=i12(<i11)のときは、図3(b)に示すようにゲート信号S4のオンデューティ比が小さくなっている。このように、負荷電流i1の大きさに応じてゲート信号S4のオンデューティ比を変えることで、発光部3の明るさを変えることができる。
調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルが全点灯を示す場合、直流電源部11の出力電圧は発光部3の定格電圧に設定され、発光部3に流れる負荷電流i1はi11となる。これにより、発光部3は全点灯する。
この状態から、発光部3が暗くなるように、ユーザが調光器2を操作すると、調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルも小さくなる。調光制御部13は、調光器2からの調光信号S1が入力されると、負荷電流i1を減少させる制御信号S3を生成し、駆動回路111に出力する。なおこのとき、電流調整部12に対して出力される制御信号S2は一定であり、そのため電流調整部12から出力されるゲート電圧v1は一定値となる。
駆動回路111は、調光制御部13からの制御信号S3が入力されると、第1制御回路111aが制御信号S3に従ってトランジスタQ1のオンデューティ比を小さくし、これにより負荷電流i1が減少するため、発光部3の明るさが低下する。なお、上述の動作は、負荷電流i1がi12以上で且つi11より小さい範囲で行われる。
次に、発光部3がさらに暗くなるように、ユーザが調光器2を操作すると、調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルもさらに小さくなる。調光制御部13は、調光器2からの調光信号S1が入力されると、駆動回路111に制御信号S3を出力するが、この場合、負荷電流i1がi12となる制御信号S3を出力する。また、調光制御部13は、トランジスタQ2のゲート電圧v1を減少させる制御信号S2を生成し、電流調整部12に出力する。
電流調整部12は、調光制御部13からの制御信号S2が入力されると、この制御信号S2に応じたゲート電圧v1となるように直流電圧源121の出力電圧を調整する。これにより、発光部3に流れる負荷電流i1が減少し、発光部3の明るさがさらに低下する。ここに本実施形態では、負荷電流i1=i12となるときの調光レベルが所定値であり、且つ、この所定値は第1制御回路111aによる調光制御の調光下限値である。
上述のように、調光レベルが所定値以上である場合には直流電源部11により調光制御を行ない、調光レベルが所定値より小さくなると直流電源部11による調光制御に加えて電流調整部12による調光制御を合わせて行なっている。その結果、より深い調光レベルまでLED31を点灯させることができ、且つLED31の明るさを広範囲に亘って滑らかに変化させることができる。
ところで、本実施形態では、ダイオードブリッジDB1の出力電圧を、トランスTr1を用いたフライバックコンバータにより降圧して発光部3に印加したが、フライバックコンバータの代わりに図4(a)に示す昇圧チョッパ回路112を用いてもよい。
また、フライバックコンバータの代わりに図4(b)に示す昇降圧チョッパ回路113や、図4(c)に示す降圧チョッパ回路114、図4(d)に示すフォワードコンバータ回路115などを用いてもよい。何れの場合も、発光部3との間に電流調整部12を設けることで同様の効果が得られる。
なお本実施形態では、負荷電流i1がi12以上で且つi11よりも小さい範囲において第1制御回路111aにより調光制御を行ったが、第2制御回路111bにより調光制御を行ってもよい。図3(c)は、第2制御回路111bにより調光制御を行なっているときのトランジスタQ1へのゲート信号S4である。このときのバースト周波数は数十Hz〜数十kHzに設定されており、PWM制御を休止する休止区間T2(電流を出力しない区間)を変化させることで発光部3の調光レベルを調整することができる。
また本実施形態では、発光素子がLEDの場合を例に説明したが、発光素子はLEDに限定されるものではなく、例えば有機EL素子やレーザーダイオード(LD)などであってもよい。さらに本実施形態では、直流電源部11が第1制御回路111aと第2制御回路111bの両方を有している場合を例に説明したが、第1制御回路111aと第2制御回路111bの少なくとも一方を有していればよく、本実施形態に限定されない。
点灯装置1は、直流電源部11と、直流電源部11の出力端間に接続されるLED31及びトランジスタQ2の直列回路と、電流調整部12と、を備える。直流電源部11は、出力電流の振幅を制御する第1制御回路111aと電流を出力する期間と電流を出力しない期間の比率を制御する第2制御回路111bの少なくとも一方を有する。電流調整部12は、トランジスタQ2のゲートに印加する電圧を変化させることでLED31に流れる電流を調整する。外部からの調光信号S1による調光レベルが所定値以上である場合には、第1制御回路111aと第2制御回路111bの少なくとも一方によりLED31の明るさを制御する。また、調光レベルが所定値より小さい場合には、調光レベルが所定値である場合における第1制御回路111aと第2制御回路111bの少なくとも一方による制御状態を保ちつつ、電流調整部12によりLED31の明るさを制御する。
また、所定値は、第1制御回路111aによる調光制御の調光下限値であるのが好ましい。
(実施形態2)
点灯装置1の実施形態2について図5及び図6を参照しながら説明する。なお、点灯装置1の回路構成については実施形態1と同様であるから、ここでは説明を省略し、必要がある場合には図1を参照する。
本実施形態の点灯装置1は、図1に示すように、直流電源部11と、電流調整部12と、調光制御部13とを備え、調光器2から出力される調光信号S1に応じた調光レベルで発光部3を点灯させる。
図5は、電流調整部12を構成するトランジスタQ2のゲート電圧v1と発光部3に流れる負荷電流i1の関係を示すグラフである。このグラフによれば、負荷電流i1がi13より小さい範囲では負荷電流i1が減少するに従ってゲート電圧v1も減少し、負荷電流i1がi13以上の範囲ではゲート電圧v1は一定値となっている。
また、図6(a)及び図6(b)は、第1制御回路111aにより調光制御を行なっているときのトランジスタQ1へのゲート信号S4である。負荷電流i1=i11のときは、図6(a)に示すようにゲート信号S4のオンデューティ比(t1/T1)が大きく、負荷電流i1=i12(<i11)のときは、図6(b)に示すようにゲート信号S4のオンデューティ比が小さくなっている。このように、負荷電流i1の大きさに応じてゲート信号S4のオンデューティ比を変えることで、発光部3の明るさを変えることができる。
また、図6(c)は第2制御回路111bにより調光制御を行なっているときのトランジスタQ1へのゲート信号S4であり、負荷電流i1がi12よりも小さくなると第2制御回路111bによる調光制御が行われる。つまり本実施形態では、負荷電流i1がi12以上で且つi11より小さい範囲では第1制御回路111aにより調光制御が行なわれ、負荷電流i1がi13以上で且つi12より小さい範囲では第2制御回路111bにより調光制御が行なわれる。
調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルが全点灯を示す場合、直流電源部11の出力電圧は発光部3の定格電圧に設定され、発光部3に流れる負荷電流i1はi11となる。これにより、発光部3は全点灯する。
この状態から、発光部3が暗くなるように、ユーザが調光器2を操作すると、調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルも小さくなる。調光制御部13は、調光器2からの調光信号S1が入力されると、負荷電流i1を減少させる制御信号S3を生成し、駆動回路111に出力する。なおこのとき、電流調整部12に対して出力される制御信号S2は一定であり、そのため電流調整部12から出力されるゲート電圧v1は一定値となる。
駆動回路111は、調光制御部13からの制御信号S3が入力されると、第1制御回路111aが制御信号S3に従ってトランジスタQ1のオンデューティ比を小さくし、これにより負荷電流i1が減少するため、発光部3の明るさが低下する。なお、上述の動作は、負荷電流i1がi12以上で且つi11より小さい範囲で行なわれる。
次に、発光部3がさらに暗くなるように、ユーザが調光器2を操作すると、調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルもさらに小さくなる。調光制御部13は、調光器2からの調光信号S1が入力されると、負荷電流i1を減少させる制御信号S3を生成し、駆動回路111に出力する。なおこのとき、電流調整部12に対して出力される制御信号S2は一定であり、そのため電流調整部12から出力されるゲート電圧v1は一定値となる。
駆動回路111は、調光制御部13からの制御信号S3が入力されると、第2制御回路111bが制御信号S3に従ってPWM制御の休止期間を設定し、これにより負荷電流i1が減少するため、発光部3の明るさがさらに低下する。なお、上述の動作は、負荷電流i1がi13以上で且つi12より小さい範囲で行なわれる。
また、発光部3がさらに暗くなるように、ユーザが調光器2を操作すると、調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルもさらに小さくなる。調光制御部13は、調光器2からの調光信号S1が入力されると、駆動回路111に制御信号S3を出力するが、この場合、負荷電流i1がi13となる制御信号S3を出力する。また、調光制御部13は、トランジスタQ2のゲート電圧v1を減少させる制御信号S2を生成し、電流調整部12に出力する。
電流調整部12は、調光制御部13からの制御信号S2が入力されると、この制御信号S2に応じたゲート電圧v1となるように直流電圧源121の出力電圧を調整する。これにより、発光部3に流れる負荷電流i1が減少し、発光部3の明るさがさらに低下する。ここに本実施形態では、負荷電流i1=i13となるときの調光レベルが所定値であり、且つ、この所定値は第1制御回路111aと第2制御回路111bの両方による調光制御の調光下限値である。
上述のように、調光レベルが所定値以上である場合には直流電源部11により調光制御を行ない、調光レベルが所定値より小さくなると直流電源部11による調光制御に加えて電流調整部12による調光制御を合わせて行なっている。その結果、より深い調光レベルまでLED31を点灯させることができ、且つLED31の明るさを広範囲に亘って滑らかに変化させることができる。
なお本実施形態においても、トランスTr1を用いたフライバックコンバータの代わりに、図4(a)〜図4(d)に示すものを用いてもよく、何れの場合も、発光部3との間に電流調整部12を設けることで同様の効果が得られる。また本実施形態においても、発光素子はLEDに限定されるものではなく、例えば有機EL素子やレーザーダイオード(LD)などであってもよい。
さらに本実施形態では、発光部3の調光レベルを下げる際に第1制御回路111aによるPWM制御を先に行なったが、第2制御回路111bによるバースト制御を先に行なってもよく、また同時であってもよい。
点灯装置1は、直流電源部11と、直流電源部11の出力端間に接続されるLED31及びトランジスタQ2の直列回路と、電流調整部12と、を備える。直流電源部11は、出力電流の振幅を制御する第1制御回路111aと電流を出力する期間と電流を出力しない期間の比率を制御する第2制御回路111bの少なくとも一方を有する。電流調整部12は、トランジスタQ2のゲートに印加する電圧を変化させることでLED31に流れる電流を調整する。外部からの調光信号S1による調光レベルが所定値以上である場合には、第1制御回路111aと第2制御回路111bの少なくとも一方によりLED31の明るさを制御する。また、調光レベルが所定値より小さい場合には、調光レベルが所定値である場合における第1制御回路111aと第2制御回路111bの少なくとも一方による制御状態を保ちつつ、電流調整部12によりLED31の明るさを制御する。
また、所定値は、第1制御回路111aと第2制御回路111bの両方による調光制御の調光下限値であるのが好ましい。
(実施形態3)
照明器具Aの実施形態について図7を参照しながら説明する。図7は本実施形態の照明器具Aの施工状態を示す断面図であり、この照明器具Aは、上述の実施形態1又は2で説明した点灯装置1と、発光部3と、器具本体4とを備える。点灯装置1は、調光器2との間が有線により接続されており、調光器2から出力される調光信号S1の調光レベルで発光部3を点灯させる。
器具本体4は、例えばアルミダイカスト製品であって、一面(図7中の下面)が開口する有底円筒状に形成されており、天井材100に設けた埋込孔100aを通して天井に埋込配設される。この器具本体4の筒内には、複数(図7では3個)のLED31が実装された基板32が収納されており、器具本体4の開口端縁には、LED31からの光を拡散させる光拡散板33が取り付けられている。ここに本実施形態では、LED31が実装された基板32と光拡散板33とで発光部3が構成されている。
本実施形態の照明器具Aでは、図7に示すように、発光部3を収納する器具本体4と点灯装置1とが間隔を空けて配置されており、発光部3と点灯装置1の間は、コネクタ6を介して電源線5により電気的に接続されている。このように、点灯装置1を器具本体4と別置きにした場合には、器具本体4の内部には発光部3のみを収納すればいいので、器具本体4の高さ寸法を低くすることができ、しかも点灯装置1の設置の自由度が向上するという利点がある。
上述のように、実施形態1又は2で説明した点灯装置1を用いることによって、より深い調光レベルまで発光部3を点灯可能で且つ発光部3の明るさを広範囲に亘って滑らかに変化可能な照明器具Aを提供することができる。
なお、本実施形態では点灯装置1を器具本体4と別置きにしたが、器具本体4と一体に点灯装置1を設けてもよい。また、本実施形態では有線式の調光器2を用いたが、赤外線や電波等による無線式の調光器を用いてもよく、本実施形態に限定されない。
照明器具Aは、点灯装置1を備えている。
11 直流電源部
12 電流調整部
31 LED(発光素子)
111a 第1制御回路
111b 第2制御回路
Q2 トランジスタ(スイッチ素子)
S1 調光信号

Claims (4)

  1. 出力電流の振幅を制御する第1制御回路と電流を出力する期間と電流を出力しない期間の比率を制御する第2制御回路を有する直流電源部と、
    前記直流電源部の出力端間に接続される発光素子及びスイッチ素子の直列回路と、
    前記スイッチ素子の制御端子に印加する電圧を変化させることで前記発光素子に流れる負荷電流を調整する電流調整部と、を備え、
    外部からの調光信号による調光レベルが所定値以上である場合には、前記負荷電流が規定値以上であれば前記第1制御回路により前記発光素子の明るさを制御し、前記負荷電流が前記規定値よりも小さければ前記第2制御回路により前記発光素子の明るさを制御し、
    前記調光レベルが前記所定値より小さい場合には、前記調光レベルが前記所定値である場合における前記第1制御回路と前記第2制御回路の少なくとも一方による制御状態を保ちつつ、前記電流調整部により前記発光素子の明るさを制御することを特徴とする点灯装置。
  2. 前記所定値は、前記第1制御回路と前記第2制御回路の両方による調光制御の調光下限値であることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  3. 前記所定値は、前記第1制御回路による調光制御の調光下限値であることを特徴とする請求項1記載の点灯装置。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の点灯装置を備えていることを特徴とする照明器具。
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