JP2016007183A - シート定着部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明の目的は、必要に応じて片側を固定するか両側を固定するかのいずれかの固定方法を選択できるシート定着部材の提供である。
【解決手段】 温室の骨組み10にシート20を定着させるシート定着部材Aにおいて、長尺の底部フレーム1と、この底部フレーム1の長手側の一端から垂直方向に起立する第一側部フレーム2と、上記底部フレーム1の長手側の他端から上記第一側部フレーム2に向けて延びる第二側部フレーム3と、上記第一側部フレーム2の反第二側部フレーム3側に連結されて上記骨組み10に固定される固定フレーム4と、上記第一側部フレーム2と上記第二側部フレーム3の反底部フレーム1側にそれぞれ連結されて上記シート20を支えるシート支持部5とを備えており、上記第二側部フレーム3は、一端が上記底部フレーム1の他端に連なり上記底部フレーム1に重なる重複部Bと、この重複部Bの他端から斜めに起立する傾斜部6とを備える。

【選択図】 図1

Description

この発明は、シート定着部材に関するものである。
温室の骨組みにシートを定着させるシート定着部材には、例えば、特許文献1に開示されるような、図9中奥行き方向に長尺な底部フレーム101と、この底部フレーム101の長手側の一端から垂直方向に起立する第一側部フレーム102と、上記底部フレーム101の長手側の他端から上記第一側部フレーム102に向けて延びる第二側部フレーム103と、上記第一側部フレーム102の反第二側部フレーム103側に連結されて骨組みに固定される固定フレーム104と、上記第一側部フレーム102と上記第二側部フレーム103の反底部フレーム101側にそれぞれ連結されてシートを支えるシート支持部105とを備えるシート定着部材100がある。
上記シート定着部材100によると、固定フレーム104をビスで骨組みに固定し、さらに、シート支持部105にシートを乗せ、その上から押え材を被せて、押え材の上からビスを挿入して固定することで、シートを骨組みに定着させることができる。
実用新案登録第3073178号
ここで、長期間の利用により固定フレームと骨組みとを連結するビスが緩んだときに、後から補強しようとした場合や、シート定着部材と骨組みをあらかじめ強固に固定したい場合、例えば、屋根面の四隅に配置されるシート定着部材を骨組みに固定する場合などでは、シート定着部材の固定強度を高めるため、第二側部フレーム側を骨組みに固定することが好ましい。このようにすることで、シート定着部材の両側を固定でき、安定かつ強固になる。
しかしながら、図9に示すような従来のシート定着部材100の第二側部フレーム103は、底部フレーム101の端部に連結される連結部106と、この連結部106の反底部フレーム101側端から第一側部フレーム102側に向けて斜めに延びる直線状の傾斜部107とを備えている。そして、連結部106は、第一側部フレーム102側に向けて開くU字状になっており、この連結部106から骨組みにビスを挿入することは困難であるので、傾斜部から骨組みにかけてビスを貫通させようとしても、シート固定用のビスとの干渉が懸念され、第二側部フレーム103側を骨組みに固定することが困難である。
また、図10に示すように、シート定着部材200の両側に固定フレーム201を設けた場合には、両側をビスで骨組みに固定することができるようになるので、シート定着部材200を安定かつ強固に固定できるものの、片側だけを固定すると反対側が不安定になってしまう。このため、強度の必要ない所でも常にシート定着部材200の両側をビスで固定する必要があり、作業負担が増してしまう。
そこで、本発明の目的は、必要に応じてシート定着部材の片側を固定するか両側を固定するかのいずれかの固定方法を選択できるシート定着部材を提供することである。
上記課題を解決するための手段は、温室の骨組みにシートを定着させるシート定着部材において、長尺の底部フレームと、この底部フレームの長手側の一端から垂直方向に起立する第一側部フレームと、上記底部フレームの長手側の他端から上記第一側部フレームに向けて延びる第二側部フレームと、上記第一側部フレームの反第二側部フレーム側に連結されて上記骨組みに固定される固定フレームと、上記第一側部フレームと上記第二側部フレームの反底部フレーム側にそれぞれ連結されて上記シートを支えるシート支持部とを備えており、上記第二側部フレームは、一端が上記底部フレームの他端に連なり上記底部フレームに重なる重複部と、この重複部の他端から斜めに起立する傾斜部とを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、必要に応じてシート定着部材の片側を固定するか両側を固定するかのいずれかの固定方法を選択することが可能となる。
本発明の一実施の形態に係るシート定着部材を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係るシート定着部材の使用状態を示す断面図である。 図2の分解斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るシート定着部材の断面図であって、重複部にビスを真上から貫通させている状態を示している。 本発明の一実施の形態に係るシート定着部材の断面図であって、重複部にビスを斜めに貫通させている状態を示している。 本発明の一実施の形態に係るシート定着部材の断面図であって、重複部にビスの頭部を引っ掛けるように当てながらビスをねじ込み固定している状態を示している。 本発明の一実施の形態に係るシート定着部材の第一の変形例を示す正面図である。 本発明の一実施の形態に係るシート定着部材の第二の変形例を示す正面図である。 従来のシート定着部材を示す正面図である。 従来のシート定着部材の他の形態を示す正面図である。
以下に本発明の一実施の形態に係るシート定着部材について、図面を参照しながら説明する。いくつかの図面を通して付された同じ符号は、同じ部品か対応する部品を示す。
図3に示すように、本実施の形態に係るシート定着部材Aは、温室の骨組み10にシート20を定着させるものであり、長尺の底部フレーム1と、この底部フレーム1の長手側の一端から垂直方向に起立する第一側部フレーム2と、上記底部フレーム1の長手側の他端から上記第一側部フレーム2に向けて延びる第二側部フレーム3と、上記第一側部フレーム2の反第二側部フレーム3側に連結されて上記骨組み10に固定される固定フレーム4と、上記第一側部フレーム2と上記第二側部フレーム3の反底部フレーム1側にそれぞれ連結されて上記シート20を支えるシート支持部5とを備えている。そして、図1中に示すように、上記第二側部フレーム3は、一端が上記底部フレーム1の他端に連なり上記底部フレーム1に重なる重複部Bと、この重複部Bの他端から斜めに起立する傾斜部6とを備えている。
以下、詳細に説明すると、本実施の形態に係るシート定着部材Aは、骨組み10上にビス40を介して固定され、温室の骨組み10にシート20を定着させて、例えば温室の屋根面、側面、妻面等にシート20を展張する。
図3に示すように、本実施の形態に係る底部フレーム1は、矩形板状であって、長尺に形成されており、シート定着部材Aが骨組み10に固定される際には、骨組み10に接地する。この底部フレーム1の長手側とは、底部フレーム1の外周に位置する一対の長辺と一対の短辺のうち何れかの長辺側をいうものである。
この底部フレーム1の一方の長手側端部には図1中上向きにカーブする丸角7が設けられており、底部フレーム1の長手側の一端となる上記丸角7の図1中上端から第一側部フレーム2が垂直方向に延びている。他方、丸角7の反対側となる底部フレーム1の長手側の他端には、第一側部フレーム2に向けて延びる第二側部フレーム3が設けられている。
底部フレーム1の長手側の一端から垂直方向に延びる第一側部フレーム2は、図3に示すように、長尺な板体であり、底部フレーム1の長手方向に沿って延びている。
底部フレーム1の長手側の他端から第一側部フレーム2に向けて延びる第二側部フレーム3は、第一側部フレーム2と同様に、底部フレーム1の長手方向に沿って延びる長尺な板体であり、一端が底部フレーム1の他端に連なり上記底部フレーム1に重なる重複部Bと、この重複部Bの他端から第一側部フレーム2に向けて斜めに起立する傾斜部6からなる。また、上記重複部Bと傾斜部6の境目は、反第一側部フレーム2側に開く、くの字状になっている。
本実施の形態において、重複部Bは、シート定着部材Aを形成するための板状母材を折り畳むことで底部フレーム1に重なるようになっている。そして、重複部Bは、底部フレーム1の上側に平行に配置され、重複部Bと底部フレーム1の対向面が当接するようになっている。このようにすることで、重複部Bの図2中上側から骨組み10にかけてビス60を貫通させたり、重複部Bにビス60の頭部を引っ掛けたりして、シート定着部材Aの第二側部フレーム3側を固定することができる。なお、重複部Bの形成方法は上記の限りではなく、任意である。また、重複部Bの短手側(図1中左右方向)の寸法は、重複部Bを利用したビス60による固定の妨げとならない範囲で任意に設定することが可能である。また、重複部Bを利用したビス60による固定が可能であれば、重複部Bと底部フレーム1との間にわずかな隙間があっても問題はない。
傾斜部6は、反第一側部フレーム2側に向けて突出する突出部からなり、反第一側部フレーム2側に向けて膨らむように湾曲している。このように、本実施の形態において、傾斜部6が突出部からなるので、後述のシート支持部5,5の間にビス50を挿入して傾斜部6を弾性変形させた際の反力が高くなり、ビス50を保持する力を高めることができる。
第一側部フレーム2の反第二側部フレーム3側に連結されて骨組み10に固定される固定フレーム4は、図1及び図2に示すように、第一側部フレーム2の反第二側部フレーム3側の面に沿うように配置される側部4aと、この側部4aの図1、図2中下端から反第一側部フレーム2側に延びる底部4bとからなる断面L字状の長尺なフレームであって、この底部4bが骨組み10にビス40で固定される。なお、固定フレーム4の形状は、骨組み10に固定される部分を有していればよく、L字状に限定されない。
また、固定フレーム4の底部4bの図1,2中上側には、ビスガイド溝4cが設けられている。具体的には、ビスガイド溝4cは、断面V字状の窪みであって、上記底部4bの短手方向の略中央に配置され、図3に示すように長手方向に延びている。これによると、上記底部4bにビス40を貫通させてシート定着部材Aを固定する場合に、ビスガイド溝4cがビス40を案内するので、骨組み10への固定を容易にすることができる。
戻って、図2に示すように、第一側部フレーム2の反底部フレーム1側と、第二側部フレーム3の反底部フレーム1側には、それぞれシート支持部5が連結されており、これらシート支持部5,5でシート20を支えることができる。
詳しくは、第一側部フレーム2に連結されたシート支持部5は、第一側部フレーム2の図2中上端から第二側部フレーム3側に向けて膨らみ、終端が固定フレーム4における側部4aの図2中上端に連結されるように形成されている。他方の、第二側部フレーム3に連結されたシート支持部5は、第二側部フレーム3における傾斜部6の図2中上端から第一側部フレーム2側に向けて膨らみ、終端が第二側部フレーム3の反第一側部フレーム2側面に接地するように形成される。また、第一側部フレーム2側と第二側部フレーム3側のシート支持部5,5において、最も接近する部分をそれぞれ頂部8とすると、これら頂部8,8は、本実施の形態において、同じ高さになるように設けられる。
本実施の形態においては、上記シート支持部5は、それぞれ膨らみを有した形状になっているが、これは、上記シート支持部5が引っかかることでシート20に傷をつけることを防止するためであるから、上記シート支持部5の形状は、シート20を傷つけないような形状であればよく、上述したような形状には限定されない。
図2及び図3に示すように、押え材30によって、シート支持部5に支えられるシート20が外れないように上から押えられる。
上記押え材30は、ビス50を挿入するためのビス孔30aが設けられた板状の部材であって、上記ビス孔30aにビス50を挿入して、頂部8,8の間隔にそのビス50を挟持させ固定することで、上記押え材30とシート定着部材Aの間に挟持されたシート20が外れないように押えることができる。
つづいて、本実施の形態に係るシート定着部材Aを利用した具体的なシート20の定着方法の一例を説明する。
まず、図2に示すように、固定フレーム4の底部4bとその下の骨組み10をビス40で貫通させることで、シート定着部材Aが骨組み10に固定される。この際、上記底部4bには、ビスガイド溝4cが設けられているため、ビス40は案内され骨組み10に挿入されやすくなる。
次に、シート支持部5にシート20を乗せ、その上から押え材30でシート20を押えるようにして重ねる。そして、上記押え材30に設けられるビス孔30aにビス50を挿入して、そのビス50を、図2に示すように、頂部8,8の間隔に挟持させることで、シート20を押え材30とシート定着部材Aの間に固定し、骨組み10に定着させる。
さらに、長期間の利用により固定フレーム4と骨組み10とを連結するビス40が緩んだときに、後から補強しようとした場合や、シート定着部材Aと骨組み10をあらかじめ強固に固定したい場合に、第二側部フレーム3と骨組み10を以下第一から第三に示す方法で固定できる。
第一の方法は、図4に示すように、重複部Bにビス60を真上から挿入する方法である。
第二の方法は、図5に示すように、重複部Bにビス60を斜めから挿入する方法である。第二の方法によると、上記重複部Bと傾斜部6の境目が、反第一側部フレーム2側に開く、くの字状になっており、上記重複部Bと傾斜部6の境目が、ビス60をガイドする溝の役目を果たすため、ビス60がずれにくく、打ち込みやすい。また、第二の方法によれば、ビス60の頭部で傾斜部6が第一側部フレーム2側に押されるので、頂部8,8の間隔を狭める方向に力が働き、ビス50の抜けを抑制できる。
第三の方法は、図6に示すように、重複部Bにビス60の頭部を引っ掛けて骨組み10にねじ込み固定する方法である。シート定着部材Aが金属製の場合、シート定着部材Aには一般的に錆防止用のコーティングが施されており、ビス60を貫通させると、コーティングがされていない部分がむき出しになってしまうため、この部分で錆が発生しやすい。第三の方法によれば、シート定着部材Aの重複部Bにビス60を貫通させることなくシート定着部材Aの第二側部フレーム3側を固定でき、錆を生じにくい。
また、本実施の形態に係るシート定着部材Aを骨組み10に固定する場合に、強度の必要ない所ではシート定着部材Aの固定フレーム4側のみを固定したとしても反対側が不安定になることがなく、必ずしも両側をビス40,60で固定する必要がない。このため、上記第一から第三の方法で示すような方法を利用してシート定着部材Aの両側を固定するか、シート定着部材Aの片側(固定フレーム4側のみ)を固定するかのいずれかの固定方法を選択できる。したがって、図10に示すような常に両側から固定フレーム201をビスで固定するシート定着部材200に比べて作業負担が減少する。加えて、シート定着部材Aの材料や打ち込むビスの数も節約できるため、コストを削減することができる。
なお、上記した説明において、シート20をシート定着部材Aに定着させるためのビス50と、固定フレーム4側を骨組み10に固定するためのビス40と、第二側部フレーム3側を骨組み10に固定するためのビス60の符号を分けているが、ビス50,40,60が同じ種類のビスであってもよく、使用するビス50,40,60の種類は任意に選択できる。
以下、本実施の形態に係るシート定着部材Aの作用効果について説明する。
本実施の形態において、図4から図6に示すように、重複部Bにビス60の頭部を引っ掛け、あるいはビス60を貫通させることで上記重複部Bが骨組み10に固定される。
上記構成によれば、重複部Bにビス60の頭部を引っ掛けて骨組み10に固定する場合、ビス60が重複部Bを貫通しないため、錆が生じにくい。また、ビス60を重複部Bに貫通させて骨組み10に固定する場合であって、ビス60の頭部で傾斜部6を第一側部フレーム2側に押すようにする場合には、頂部8,8の間隔を狭める方向に力が働き、ビス50の抜けを抑制できる。
本実施の形態において、図1及び図2に示すように、傾斜部6は、反第一側部フレーム2側に向けて膨らむように湾曲する突出部からなる。
上記構成によれば、シート支持部5,5の間にビス50を挿入して傾斜部6を弾性変形させた際の反力が高くなり、ビス50を保持する力を高めることができる。したがって、上記第三の方法でシート定着部材Aの第二側部フレーム3側を固定する場合に、重複部Bの図6中左端部がビス60の頭部で下側に押されて重複部Bが傾斜し、頂部8,8の間隔が多少広くなったとしても、ビス50を保持する力を維持することができる。
なお、突出部の形状は任意であり、反第一側部フレーム2側に向けて突出するようになっていれば、上記効果を奏することができる。例えば、傾斜部6の一部が湾曲して突出部を構成するとしてもよい。また、図7に示すように、傾斜部6を折り曲げることで突出部を形成してもよいが、本実施の形態のように突出部を湾曲させることにより、突出部を形成しやすく、シート定着部材Aの美観を向上させることができる。
また、上記第一、第二の方法でシート定着部材Aの第二側部フレーム3側を固定する場合など、固定方法によって頂部8,8の間隔の開きが心配されない、あるいは、抑制されている場合や、第三の方法で固定しても素材等によってビス50を保持する力を維持できる場合には、図8に示すように、傾斜部6が突出部を有しておらず、直線状に形成されるとしてもよく、第二側部フレーム3の構成は、重複部Bを備える限り、任意に変更できる。
また、本実施の形態において、温室の骨組み10にシート20を定着させるシート定着部材Aは、長尺の底部フレーム1と、この底部フレーム1の長手側の一端から垂直方向に起立する第一側部フレーム2と、上記底部フレーム1の長手側の他端から上記第一側部フレーム2に向けて延びる第二側部フレーム3と、上記第一側部フレーム2の反第二側部フレーム3側に連結されて上記骨組み10に固定される固定フレーム4と、上記第一側部フレーム2と上記第二側部フレーム3の反底部フレーム1側にそれぞれ連結されて上記シート20を支えるシート支持部5とを備えており、上記第二側部フレーム3は、一端が上記底部フレーム1の他端に連なり上記底部フレーム1に重なる重複部Bと、この重複部Bの他端から斜めに起立する傾斜部6とを備える。
上記構成によれば、重複部Bを備えることで、必要に応じてシート定着部材Aの片側を固定するか両側を固定するかのいずれかの固定方法を選択することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を詳細に説明したが、特許請求の範囲から逸脱することなく改造、変形及び変更を行うことができることは理解すべきである。
A シート定着部材
B 重複部
1 底部フレーム
2 第一側部フレーム
3 第二側部フレーム
4 固定フレーム
5 シート支持部
6 傾斜部
10 骨組み
20 シート

Claims (4)

  1. 温室の骨組みにシートを定着させるシート定着部材において、
    長尺の底部フレームと、この底部フレームの長手側の一端から垂直方向に起立する第一側部フレームと、上記底部フレームの長手側の他端から上記第一側部フレームに向けて延びる第二側部フレームと、上記第一側部フレームの反第二側部フレーム側に連結されて上記骨組みに固定される固定フレームと、上記第一側部フレームと上記第二側部フレームの反底部フレーム側にそれぞれ連結されて上記シートを支えるシート支持部とを備えており、
    上記第二側部フレームは、一端が上記底部フレームの他端に連なり上記底部フレームに重なる重複部と、この重複部の他端から斜めに起立する傾斜部とを備えることを特徴とするシート定着部材。
  2. 上記傾斜部は、反第一側部フレーム側に向けて突出する突出部を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート定着部材。
  3. 上記突出部は、反第一側部フレーム側に向けて膨らむように湾曲していることを特徴とする請求項2に記載のシート定着部材。
  4. 上記重複部にビスの頭部を引っ掛け、あるいはビスを貫通させることで上記重複部が上記骨組みに固定されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のシート定着部材。
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