JP2016007030A - 他セクタ干渉(osi)指標を利用するための方法および装置 - Google Patents

他セクタ干渉(osi)指標を利用するための方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信システムにおいて干渉を軽減するための方法及び装置を提供する。【解決手段】セクタは、システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数の高速OSI(他セクタ干渉)指標を決定する。これら複数のOSI指標に関して少なくとも1つのレポートが生成され、各レポートは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標を含む。各レポートは、符号ビットを得るように符号化され、これらの符号ビットは、次に変調シンボルの系列にマップされる。レポートの中の全てのOSI指標が、対応する部分区域において高い干渉が無いことを示す0に設定された各レポートに関して、0値の変調シンボルの系列が生成される。このことは、可能性の高いシナリオにおいてレポートが0電力で送信されることを示す。また、システム帯域幅に関して通常のOSI指標が決定され、送信される。【選択図】図4

Description

関連出願
本出願は、本発明の譲受人にともに譲渡され、参照によりともに本明細書に組み込まれる、「A METHOD AND APPARATUS FOR FAST OTHER
SECTOR INTERFERENCE(OSI) ADJUSTMENT」と題する2007年1月4日出願の米国特許仮出願第60/883,387号、および「WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM」と題する2007年1月5日出願の米国特許仮出願第60/883,758号の優先権を主張する。
本開示は、一般に通信に関し、より具体的には、無線通信システムにおける干渉を軽減するための技術に関する。
無線通信システムは、音声、ビデオ、パケットデータ、メッセージング、ブロードキャストなどの様々な通信サービスを提供するように広く展開されている。これらの無線システムは、利用可能なシステムリソースを共有することによって複数のユーザをサポートすることができる多元接続システムであることが可能である。そのような多元接続システムの例には、CDMA(符号分割多元接続)システム、TDMA(時間分割多元接続)システム、FDMA(周波数分割多元接続)システム、OFDMA(直交FDMA)システム、SC−FDMA(シングルキャリアFDMA)システムなどが含まれる。
無線多元接続通信システムは、順方向リンク上、および逆方向リンク上で複数の端末装置と同時に通信することができる。順方向(またはダウンリンク)とは、基地局から端末装置に至る通信リンクを指し、逆方向リンク(またはアップリンク)とは、端末装置から基地局に至る通信リンクを指す。複数の端末装置が、逆方向リンク上でデータを送信し、さらに/または順方向リンク上でデータを受信することを同時に行うことが可能である。
このことは、各リンク上の伝送を、時間領域、周波数領域、および/または符号領域において互いに直交であるように多重化することによって達せられることが可能である。
逆方向リンク上で、異なる基地局と通信する端末装置からの伝送は、通常、互いに直交ではない。その結果、各端末装置は、近くの基地局と通信する他の端末装置に対して干渉をもたらす可能性があり、さらに、これら他の端末装置から干渉を受ける可能性もある。
各端末装置のパフォーマンスは、他の基地局と通信する他の端末装置からの干渉によって低下させられる可能性がある。
したがって、無線通信システムにおける干渉を軽減する技術の必要性が、当技術分野に存在する。
無線通信システムにおける干渉を軽減するための技術が、本明細書で説明される。或る態様では、セクタが、このセクタによって観測される、隣接セクタと通信する端末装置からのセクタ間干渉を推定することができる。このセクタは、このセクタによって観測された干渉の量を伝えるOSI(他セクタ干渉)指標を生成し、送信することができる。一設計では、OSI指標には、通常のOSI指標、および高速OSI指標が含まれることが可能である。通常のOSI指標は、より大きい周波数範囲にわたるとともに、より長い時間間隔にわたって干渉を平均することによって得られることが可能な、長期平均干渉に基づいて生成されることが可能である。高速OSI指標は、より小さい周波数範囲にわたるとともに、より短い時間間隔にわたって干渉を平均することによって得られることが可能な、短期平均干渉に基づいて生成されることが可能である。端末装置は、隣接セクタから受信された通常のOSI指標、および高速OSI指標に基づいて、その端末装置の送信電力を調整することができる。
一設計では、セクタが、システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域(subzone)に関する複数の高速OSI指標を決定することができる。これらの高速OSI指標に関して少なくとも1つのレポートが生成されることが可能であり、各レポートは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つの高速OSI指標を含む。各レポートは、符号ビットを得るように符号化されることが可能であり、これらの符号ビットは、次に、変調シンボルの系列にマップされることが可能である。レポートの中のすべての高速OSI指標が、対応する部分区域において高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の変調シンボルの系列が生成されることが可能である。このことは、可能性の高いシナリオにおいてレポートが0電力で送信されることを可能にする。また、通常のOSI指標が決定され、送信されることも可能である。
一設計では、端末装置が、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つの高速OSI指標を受信することが可能であり、さらに、この少なくとも1つの高速OSI指標に基づいて、この端末装置の送信電力を決定することが可能である。その少なくとも1つの部分区域に関して少なくとも1つのデルタが保持されることが可能であり、さらに、その少なくとも1つの高速OSI指標に基づいて調整されることが可能である。基準(例えば、パイロット)チャネルに関する送信電力が、閉ループ電力制御に基づいて決定されることが可能である。次に、各部分区域に関する送信電力が、その部分区域に関するデルタ、およびその基準チャネルに関する送信電力に基づいて決定されることが可能である。
本開示の様々な態様および特徴が、後段でさらに詳細に説明される。
図1は無線通信システムを示す図である。 図2はスーパフレーム構造を示す図である。 図3は電力制御機構を示す図である。 図4はOSI指標を送信するためのプロセスを示す図である。 図5はOSI指標を送信するための装置を示す図である。 図6はOSI指標を受信するためのプロセスを示す図である。 図7はOSI指標を受信するための装置を示す図である。 図8は端末装置、および2つのセクタ/基地局を示すブロック図である。
図1は、AN(アクセスネットワーク)とも呼ばれることが可能な無線通信システム100を示す。「システム」という用語と「ネットワーク」という用語は、しばしば、互換的に使用される。システム100は、複数の基地局110、112、および114、ならびに複数の端末装置120を含む。基地局は、端末装置と通信する局である。基地局は、アクセスポイント、ノードB、イボルブドノードB(evolved Node B)などとも呼ばれる。各基地局は、或る特定の地理的区域102に関する通信カバレッジを提供する。「セル」という用語は、この用語が使用される文脈に応じて、基地局、および/または基地局のカバレッジエリアを指すことが可能である。システム容量を向上させるのに、基地局カバレッジエリアが、より小さい複数の区域、例えば、より小さい3つの区域104a、104b、および104cに分割されることが可能である。より小さい各区域は、それぞれの基地局サブシステムによるサービスを受けることが可能である。「セクタ」という用語が、基地局の最小のカバレッジエリア、および/またはこのカバレッジエリアにサービスを提供する基地局サブシステムを指すことが可能である。
端末装置120は、システム全体にわたって散らばっていることが可能であり、各端末装置は、固定型であっても、移動型であってもよい。端末装置は、AT(アクセス端末装置)、移動局、ユーザ機器、加入者ユニット、局などと呼ばれることも可能である。端末装置は、セルラー電話機、PDA(パーソナルディジタルアシスタント)、無線通信デバイス、無線モデム、ハンドヘルドデバイス、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機などであることが可能である。端末装置は、任意の所与の時点において順方向リンク上、および/または逆方向リンク上で0の基地局、あるいは1つまたは複数の基地局と通信することが可能である。
集中アーキテクチャの場合、システムコントローラ130が、基地局110に結合されて、これらの基地局に関する調整および制御をもたらすことが可能である。システムコントローラ130は、単一のネットワークエンティティであっても、ネットワークエンティティの集まりであってもよい。分散アーキテクチャの場合、基地局は、必要に応じて互いに通信することが可能である。
本明細書で説明される技術は、セクタ化されたセルを有するシステムに関しても、セクタ化されていないセルを有するシステムに関しても使用されることが可能である。簡明のため、これらの技術は、セクタ化されたセルを有するシステムに関して以下に説明される。以下の説明において、「セクタ」という用語と「基地局」という用語は、互換的に使用され、さらに「端末装置」という用語と「ユーザ」という用語も、互換的に使用される。
サービングセクタは、端末装置が通信する相手のセクタである。隣接セクタは、端末装置の通信相手ではないセクタである。
本明細書で説明される技術は、CDMAシステム、TDMAシステム、FDMAシステム、OFDMAシステム、およびSC−FDMAシステムなどの様々な無線通信システムに関して使用されることも可能である。CDMAシステムは、cdma2000、UTRA(Universal Terrestrial Radio Access)などの無線技術を実施することが可能である。OFDMAシステムは、UMB(Ultra Mobile Broadband)、E−UTRA(Evolved UTRA)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、Flash−OFDM(登録商標)などの無線技術を実施することが可能である。UTRAおよびE−UTRAは、3GPP(「3rd Generation Partnership Project」)という名称の組織からの文書において説明される。cdma2000およびUMBは、3GPP2(「3rd Generation Partnership Project 2」)という名称の組織からの文書において説明される。これらの様々な無線技術および無線標準は、当技術分野において知られている。簡明のため、これらの技術のいくつかの態様が、UMBに関して以下で説明され、UMB用語が、以下の説明の大部分において使用される。UMBは、ともに2007年8月の日付の、公開されている「Physical Layer for Ultra Mobile Broadband(UMB) Air Interface Specification」という名称の3GPP2 C.S0084−001、および「Medium Access Control Layer For Ultra Mobile Broadband(UMB) Air Interface Specification」という名称の3GPP2 C.S0084−002において説明される。
システム100は、OFDM(直交周波数分割多重化)および/またはSC−FDM(シングルキャリア周波数分割多重化)を利用することが可能である。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を、トーン、ビンなどとも一般的に呼ばれる、複数(K個)の直交サブキャリアに分割する。各サブキャリアは、データで変調されることが可能である。一般に、変調シンボルは、OFDMを使用して周波数領域において送信され、SC−FDMを使用して時間領域において送信される。隣接するサブキャリア間の間隔は、固定であることが可能であり、サブキャリアの数は、システム帯域幅に依存することが可能である。例えば、1.25MHz、2.5MHz、5MHz、10MHzまたは20MHzというシステム帯域幅に関して、それぞれ、128、256、512、1024、または2048のサブキャリアが存在することが可能である。
図2は、システム100に関して使用されることが可能なスーパフレーム構造200の設計を示す。各リンクに関する伝送タイムラインが、スーパフレームのユニットに分割されることが可能である。各スーパフレームは、固定であっても、構成可能であってもよい或る特定の期間にわたることが可能である。順方向リンク上で、各スーパフレームは、プリアンブルの後に続いて、M個のPHY(物理層)フレームを含むことが可能であり、ただし、Mは、任意の整数値であることが可能である。逆方向リンク上で、各スーパフレームは、M個のPHYフレームを含むことが可能であり、ただし、第1のPHYフレームは、順方向リンク上のスーパフレームプリアンブルの長さ分だけ延長されることが可能である。図2に示される設計では、各スーパフレームは、0から24までのインデックスを有する25のPHYフレームを含む。各PHYフレームは、トラヒックデータ、シグナリング、パイロットなどを伝送することが可能である。
一設計では、スーパフレームプリアンブルは、0から7までのインデックスを有する8つのOFDMシンボルを含む。OFDMシンボル0は、展開固有のパラメータに関する情報を伝送するF−PBCCH(順方向一次ブロードキャスト制御チャネル)を備える。OFDMシンボル1ないし4は、セクタ固有のパラメータに関する情報を伝送するF−SBCCH(順方向二次ブロードキャスト制御チャネル)とともに、ページング情報を伝送するF−QPCH(順方向クイックページングチャネル)を備える。OFDMシンボル5、6、および7は、初期獲得のために端末装置によって使用されることが可能な、TDM(時間分割多重化された)パイロット1、2、および3をそれぞれ備える。TDMパイロット1は、F−ACQCH(順方向獲得チャネル)として使用される。F−OSICH(順方向他セクタ干渉チャネル)が、TDMパイロット2および3の中で送信される。また、スーパフレームプリアンブルは、他の仕方で定義されることも可能である。
システムは、HARQ(混成自動再送)をサポートすることが可能である。HARQを使用して、パケットに関して1回または複数回の伝送が、そのパケットが正しく復号されるまで、または他の何らかの条件によって終了されるまで、送信されることが可能である。複数(Q個)のHARQインタレースが、定義されることが可能であり、HARQインタレースiは、i∈{0,...,Q−1}に関して、PHYフレームi、Q+i、2Q+iなどを含む。各パケットは、1つのHARQインタレース上で送信されることが可能であり、そのHARQインタレース上のパケットに関して、1回または複数回のHARQ伝送が、送信されることが可能である。HARQ伝送は、1つのPHYフレームの中の1つのパケットに関する伝送である。
複数(S個)の部分区域が、定義されることが可能であり、各部分区域は、システム帯域幅の異なる部分に対応する。部分区域は、サブバンド、周波数セグメントなどと呼ばれることも可能である。一般に、部分区域は、物理的周波数リソース(例えば、サブキャリア)、または物理的周波数リソースにマップされることが可能な論理的周波数リソース(例えば、ホップポート)に対応することが可能である。一設計では、K個のホップポートが、定義されることが可能であり、さらに、知られているマッピングに基づいて、合計K個のサブキャリアにマップされることが可能である。これらのホップポートは、リソースの割当てを単純化することが可能である。これらK個のホップポートは、L個のホップポートをそれぞれが含むS個の部分区域に構成され、ただし、LおよびSは、固定値であっても、構成可能な値であってもよい。例えば、Lは、64または128であることが可能であり、Sは、システム帯域幅に依存することが可能である。
図2は、或る特定のフレーム構造設計を示す。また、他のフレーム構造が、トラヒックデータ、シグナリング、パイロットなどを送信するのに使用されることも可能である。システム帯域幅は、他の仕方で分割されることも可能である。
各セクタは、そのセクタ内の端末装置からの伝送とともに、他のセクタ内の端末装置からの伝送も受信することが可能である。各セクタによって観測された合計の干渉は、(i)同一のセクタ内の端末装置からのセクタ内干渉、および(ii)他のセクタ内の端末装置からのセクタ間干渉から成る。セクタ間干渉は、OSI(他セクタ干渉)とも呼ばれ、以下に説明されるとおり、軽減されることが可能である。
或る態様では、各セクタが、そのセクタによって観測される干渉の量を伝えるOSI指標を決定し、送信することが可能である。OSI指標は、OSI値、OSIインジケータ、および干渉インジケータなどと呼ばれることも可能である。一設計では、各セクタは、テーブル1に示されるとおり、OSI指標を生成し、送信することが可能である。
Figure 2016007030
簡明のため、1つのセクタ112によるOSI指標の生成が、以下に説明される。セクタ112が、様々な時間周波数リソース上でそのセクタによって観測される干渉を推定することが可能である。この干渉が、IoT(interference-over-thermal)または他の何らかの量によって定量化されることが可能である。IoTは、セクタによって観測された合計干渉電力対熱雑音電力の比である。セクタ112は、システム帯域幅全体にわたるとともに、スーパフレームにわたって干渉を平均して、干渉の長期平均を得ることが可能である。一設計では、セクタ112は、以下のとおり、この長期平均干渉をしきい値のセットと比較して、通常のOSI指標を決定することが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、Interferencelong−term(n)は、スーパフレームnに関する長期平均干渉であり、Th1およびTh2は、通常のOSI指標を生成することに関するしきい値であり、Regular_OSI(n)は、スーパフレームnに関する通常のOSI指標である。
Th1しきい値は、セクタ112またはシステムに関する目標運用点に設定されることが可能である。Th2しきい値は、セクタ112における過度の干渉を検出するのに使用される、より高い値に設定されることが可能である。この事例では、通常のOSI値は、低いセクタ間干渉を示す「0」、中程度のセクタ間干渉を示す「1」、および過度のセクタ間干渉を示す「2」に設定されることが可能である。通常のOSI指標は、他の仕方で生成されることも可能であり、さらに任意の数の情報ビットを備えることが可能である。
また、セクタ112は、各部分区域にわたるとともに、PHYフレームにわたって干渉を平均して、干渉の短期平均を得ることも可能である。一設計では、セクタ112は、以下のとおり、この短期平均干渉をしきい値と比較して、高速OSI指標を決定することが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、Interferenceshort−term(n,m,s)は、スーパフレームnのPHYフレームm内の部分区域sに関する短期平均干渉であり、Th3は、高速OSI指標を生成することに関するしきい値であり、さらにFast_OSI(n,m,s)は、スーパフレームnのPHYフレームm内の部分区域sに関する高速OSI指標である。
式(2)に示される設計では、短期平均干渉が、Th3しきい値以上である場合、高速OSI指標は、「1」に設定され、Th3しきい値以上ではない場合、「0」に設定される。高速OSI指標は、他の仕方で生成されることも可能であり、さらに任意の数の情報ビットを備えることが可能である。これらのしきい値は、Th3>Th2>Th1であるように選択されることが可能である。この事例では、高速OSI指標は、セクタ112において高い干渉が観測された場合に、干渉分布の末端を制御するのに使用されることが可能である。セクタ112は、異なる部分区域上で、さらに/または異なるPHYフレーム内で異なる干渉量を観測することが可能であり、さらに異なるPHYフレーム内の異なる部分区域に関して異なる高速OSI指標を生成することが可能である。
一般に、通常のOSI指標、および高速OSI指標は、任意の干渉メトリック、および任意の関数に基づいて決定されることが可能である。前述したとおり、異なる時間周波数リソースにわたる測定された干渉の関数が、OSI指標を生成するのに使用されることが可能である。別の設計では、異なる時間周波数リソースにわたって測定された平均干渉および最大干渉の関数が、OSI指標を生成するのに使用されることが可能である。この関数は、高速OSI指標に関して特に適用可能であり得る。
通常のOSI指標は、システム帯域幅の全部、または大部分にわたるとともに、長い期間(例えば、スーパフレーム)にわたってセクタ112によって観測された全体的な干渉を伝えることが可能である。通常のOSI指標は、隣接セクタ内のすべての端末装置、または多くの端末装置によって電力制御のために使用されることが可能である。高速OSI指標は、システム帯域幅の特定の部分(例えば、部分区域)におけるとともに、特定の時間間隔(例えば、PHYフレーム)内にセクタ112によって観測された干渉を伝えることが可能である。高速OSI指標は、高い干渉を有する部分区域およびPHYフレームにおいて動作している隣接セクタ内の特定の端末装置によって電力制御のために使用されることが可能である。
セクタ112は、特定の隣接セクタ内の端末装置からの干渉を推定することもでき、特定の隣接セクタに関する高速OSI指標を生成することができる。各隣接セクタ内の、その隣接セクタに関する高速OSI指標によって示されるとおり、高い干渉を生じさせる端末装置は、それらの端末装置の送信電力を低減して、セクタ112に対する干渉を軽減することができる。
一般に、高速OSI指標は、異なる部分区域、異なるPHYフレーム、異なる隣接セクタなどに関して、または以上の任意の組合せに関して生成されることが可能である。部分区域、部分区域とセクタの組合せなどに関する異なる通常のOSI指標および/または高速OSI指標が、一緒にグループ化されることが可能である。簡明のため、以下の説明は、各PHYフレーム内の各部分区域に関して高速OSI指標が生成される設計に関する。
セクタ112は、様々な仕方でF−OSICH上で通常のOSI指標を送信することができる。F−OSICHが、セクタ112によるサービスを受けていない端末装置によって復号され得るように広いカバレッジエリアにわたってF−OSICHを送信することが望ましい可能性がある。また、F−OSICHが、隣接セクタに深く侵入することが可能なTDM/獲得パイロットと同一のカバレッジを有することも望ましい可能性がある。さらに、F−OSICHが、送信するセクタに関するさらなる情報(例えば、パイロットPN(擬似ランダム)情報以外の)を要求することなしに、復号可能であることが望ましい可能性がある。これらの要求は、F−OSICHの送信を、要求される送信電力および/または時間周波数リソースの点で高価にする可能性があり、さらにF−OSICHが送信され得るレートを制限する可能性がある。
一設計では、F−OSICHは、図2に示されるとおり、スーパフレームプリアンブルの中のTDMパイロット2および3の中で送信される。通常のOSI指標は、TDMパイロット2および3の位相を変調することが可能である。一設計では、通常のOSI指標は、0、1、または2という値をとることが可能であり、TDMパイロットの位相を、それぞれ、0、2π/3、または4π/3だけ変調することが可能である。TDMパイロットは、隣接セクタに深く侵入するために十分な送信電力で送信されることが可能である。TDMパイロットの中にF−OSICHを埋め込むことによって、通常のOSI指標は、TDMパイロットと同一のカバレッジを有することになり、隣接セクタ中いたるところに位置する端末装置によって受信されることが可能である。
また、セクタ112は、様々な仕方で高速OSI指標を送信することもできる。一設計では、高速OSI指標は、順方向リンク上の各PHYフレーム内のF−FOSICH(順方向高速OSIチャネル)上で送信される。
一設計では、高速OSI指標は、1つまたは複数の高速OSIレポートの中で送信されることが可能であり、各レポートは、別々に符号化され、変調される。一般に、各レポートは、任意の数の高速OSI指標に関する任意の数のビットを含むことが可能である。一設計では、各レポートは、1つのPHYフレーム内の4つの部分区域に関することが可能な、4つの高速OSI指標に関する4ビットを含む。これらの4ビットは、或る符号化スキームに基づいて符号化されて、12符号ビットが得られることが可能である。符号化スキームは、CRC(巡回冗長検査)などの前方誤り検出符号、および/または畳込み符号などの前方誤り訂正符号を含むことが可能である。一設計では、4ビットレポートに関して2ビットCRCが生成され、もたらされる6ビットが、レート1/2畳込み符号を使用して符号化されて、このレポートに関して12符号ビットが生成される。CRCおよび畳込み符号は、レート1/3連結符号を形成する。これらの12符号ビットは、QPSKに基づいて、6つの変調シンボルにマップされることが可能である。これら6つの変調シンボルが、このレポートに関して送信されることが可能である。
一般に、送信されるべき高速OSIレポートの数は、システム帯域幅、部分区域の数、PHYフレームの数などの様々な要因に依存することが可能である。例えば、システム帯域幅が、5MHzであり、1.25MHzの4つの部分区域が定義される場合、PHYフレーム内の4つの部分区域に関して4つの高速OSI指標が、生成されることが可能である。4つの高速OSI指標を含む単一のレポートが、6つの変調シンボルを使用して送信されることが可能である。システム帯域幅が、20MHzであり、1.25MHzの16の部分区域が定義される場合、PHYフレーム内の16の部分区域に関して16の高速OSI指標が、生成されることが可能である。4つのレポートが、合計で24の変調シンボルを使用して送信されることが可能であり、各レポートは、異なる4つの部分区域に関する4つの高速OSI指標を含む。
高速OSI指標に関するこれらのレポートを、可能な限り少ない送信電力で送信することが望ましい。短期平均干渉が、通常のOSI指標に関して使用される最高のしきい値Th2より高いことが可能なTh3しきい値を超えた場合、高速OSI指標が、「1」に設定されることが可能である。このため、高速OSI指標が「1」に設定されるゆう度は、低い可能性がある一方で、高速OSI指標が「0」に設定されるゆう度は、高い可能性がある。一設計では、すべて0の高速OSI指標を含むレポートが、このレポートを0値の変調シンボルの系列にマップすることによって、0電力で送信される。例えば、「0000」を含む4ビットレポートが、符号化され、{0,0,0,0,0,0}という6つの変調シンボルにマップされることが可能であり、0の各変調シンボルが、0電力で送信される。実際、「0000」という4ビットレポートは、送信されず、すべて0の4つの高速OSI指標を伝えるのに電力は全く消費されない。この設計は、高速OSI指標を送信するのに使用される送信電力の量を低減することが可能である。
別の設計では、高速OSI指標は、個々に送信されることが可能である。例えば、各高速OSI指標が、1つまたは複数の変調シンボルにマップされることが可能である。送信電力を低減するのに、「0」の高速OSI指標が、0の変調シンボルにマップされることが可能であり、「1」の高速OSI指標が、0でない変調シンボルにマップされることが可能である。各高速OSI指標に関して使用されるべき変調シンボルの数、および/またはこれらの変調シンボルに関する送信電力は、これらの高速OSI指標に関する所望される信頼度、および所望されるカバレッジに依存することが可能である。
一般に、高速OSI指標は、グループで送信されること、および/または個々に送信されることが可能である。高速OSI指標をグループで送信することは、高速OSI指標のグループに関するレポートのより効率的な符号化を許すことが可能であり、このことは、そのレポートが、所望される信頼度、および所望されるカバレッジに関して、より少ない時間周波数リソース、および/またはより低い送信電力で送信されることを許すことが可能である。しかし、グループで送信することは、そのレポートの中のすべての高速OSI指標が、0であり、そのため、送信されないという確率が、より低くなることをもたらす可能性がある。逆に、高速OSI指標を個々に送信することは、「0」の値を有する高速OSI指標の送信されない確率が、より高くなることをもたらす可能性があり、このことは、送信電力を低減することが可能である。しかし、実際に送信される高速OSI指標に関して、より多くの送信電力、および/またはより多くの時間周波数リソースが、使用される可能性がある。高速OSI指標が送信される仕方は、送信電力、リソース使用量、カバレッジ、信頼度などの様々な要因の間のトレードオフに基づいて選択されることが可能である。
逆方向リンク上で、各端末装置は、干渉を許容できるレベルの範囲内に保ちながら、可能な限り高い電力レベルで送信することを許されることが可能である。端末装置のサービングセクタにより近く位置する端末装置は、この端末装置が、隣接セクタに対してそれほど干渉を生じない可能性が高いので、より高い電力で送信することを許されることが可能である。逆に、端末装置のサービングセクタから遠く離れて、カバレッジ縁端部近くに位置する端末装置は、この端末装置が、隣接セクタに対してより大きい干渉を生じる可能性があるため、より低い電力レベルで送信することを許されることが可能である。このように送信電力を制御することは、良好なチャネル条件を有する端末装置が、より高いデータレートを実現することを許しながら、各セクタによって観測される干渉を低減することが可能である。
所与の端末装置120xが、端末装置120xのサービングセクタへの確実な送信とともに、隣接セクタにおける許容できる干渉レベルを実現するために、電力制御機構に基づいて、端末装置120xの送信電力を調整することができる。一般に、送信電力は、(i)dB(デシベル)/Hz(ヘルツ)単位のPSD(電力スペクトル密度)、(ii)変調シンボル当たりの送信電力、または(iii)他の何らかのメトリックによって与えられることが可能である。
以下の説明において、送信電力は、変調シンボル当たりで与えられる。この設計では、端末装置120xが、基準チャネルの送信電力を調整して、この基準チャネルに関する所望されるパフォーマンスレベルを実現することができる。次に、端末装置120は、この基準チャネルの送信電力に基づいて、データ/トラヒックチャネルの送信電力を決定することができる。この基準チャネルは、R−PICH(逆方向パイロットチャネル)、肯定応答チャネル、専用制御チャネル、アクセスチャネル、要求チャネルなどであることが可能である。以下に説明される一設計では、この基準チャネルは、R−PICHであり、さらにデータ/トラヒックチャネルは、R−ODCH(逆方向OFDMAデータチャネル)である。
一設計では、R−PICHに関して閉ループ電力制御が、実行されることが可能である。閉ループ電力制御に関して、サービングセクタは、端末装置120xからR−PICHを受信し、R−PICHの受信信号品質を決定し、この受信信号品質が或るしきい値を下回っている場合、「1」のPC(電力制御)ビットを送信し、下回っていない場合、「0」のPCビットを送信することが可能である。端末装置120xは、サービングセクタから、このPCビットを受信することができ、以下のとおり、R−PICHの送信電力を調整することができる。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、PSTEPは、dB(デシベル)単位の電力制御ステップサイズであり、PPICHは、各変調シンボルに関するR−PICHの送信電力である。
この閉ループ電力制御は、R−PICHの送信電力を調整して、R−PICHに関する所望される受信信号品質を実現する。また、この閉ループ電力制御は、別の基準チャネルに関して実行されて、その基準チャネルに関する目標パフォーマンスレベル(例えば、目標誤り率)を実現することも可能である。
一設計では、R−ODCHに関してデルタベースの電力制御が、実行されることが可能である。デルタベースの電力制御に関して、R−ODCHの送信電力は、R−PICHの送信電力と、R−PICHに対するオフセットであるデルタとに基づいて、設定されることが可能である。一設計では、端末装置120xが、単一のデルタを保持することが可能であり、さらに、隣接セクタから受信された通常のOSI指標、および高速OSI指標に基づいて、このデルタを調整することが可能である。別の設計では、端末装置120xが、(i)通常のOSI指標に基づいて調整されることが可能な低速デルタ、および(ii)高速OSI指標に基づいて調整されることが可能な1つまたは複数の高速デルタを含むことが可能な、複数のデルタを保持することが可能である。送信電力は、高速デルタおよび/または低速デルタに基づいて決定されることが可能である。
一設計では、R−ODCHの送信電力は、以下のとおり、決定されることが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、Deltatx,i,sは、HARQインタレースiの中の部分区域sに関する高速デルタであり、Boostは、現在のHARQ伝送に関する送信電力におけるブーストであり、さらにPODCHは、各変調シンボルに関するR−ODCHの送信電力である。
式(4)に示される設計では、関心対象の各HARQインタレースiの中の各部分区域に関する高速デルタが、保持されることが可能である。各パケットは、或る特定のHARQインタレースの或る特定の部分区域内のR−ODCH上で送信されることが可能である。次に、各パケットに適用可能なデルタが、そのパケットに関する送信電力を決定するのに使用されることが可能である。Boostは、0値であることも、非0値であることも可能であり、さらに、すべてのHARQ伝送に関して同一であることも、異なるHARQ伝送に関して異なることも可能である。また、R−ODCHの送信電力は、QoS(サービス品質)などの他の要因に基づいて決定されることも可能である。
一設計では、各高速デルタは、以下のとおり、その高速デルタに関するHARQインタレースに関するPHYフレーム内の部分区域に関する高速OSI指標に基づいて、更新されることが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、FastOSIStepUpは、高速デルタに関するアップステップであり、FastOSIStepDownは、高速デルタに関するダウンステップであり、さらに、FastOSIj,sは、部分区域sに関する隣接セクタjからの高速OSI指標である。
端末装置120xは、以下に説明されるとおり、関心対象の各部分区域に関して隣接セクタのセットを保持することが可能である。このセットは、モニタセットと呼ばれることが可能である。端末装置120xは、各部分区域に関する高速デルタを、その部分区域に関するモニタセットの中の隣接セクタからの高速OSI指標だけに基づいて、決定することができる。一設計では、端末装置120xは、端末装置120xが、前のHARQインタレースの中のデータ伝送に関して高速デルタを使用した場合に限って、対応する高速OSI指標に応答して、高速デルタを調整することが可能である。別の設計では、端末装置120xは、全く伝送が無い期間中にさえ、さらに割り当てられていないHARQインタレースに関してさえ、すべての時点で高速デルタを調整することができる。また、高速デルタを調整する決定は、バッファサイズなどに基づくことも可能である。
高速デルタは、以下のとおり、或る値範囲に入るように制約されることが可能である。
すなわち、
Figure 2016007030
ただし、Deltamax,i,sは、Deltatx,i,sに関する最大値であり、さらに、Deltamin,i,sは、Deltatx,i,sに関する最小値である。
高速デルタに関する最小値および最大値は、良好なパフォーマンスを実現するように選択されることが可能であり、さらに、固定値であっても、構成可能な値であってもよい。
例えば、最小高速デルタ値および最大高速デルタ値は、受信された信号のダイナミックレンジ、サービングセクタにおけるセクタ内干渉の量などに基づくことが可能である。
端末装置120xは、様々なメトリックに基づいて、各部分区域に関するモニタセットの中に含めるべき隣接セクタを識別することができる。一設計では、端末装置120xは、隣接セクタのチャネル利得とサービングセクタのチャネル利得との差である、チャネル差メトリックを使用する。各セクタのチャネル利得は、TDMパイロット、他のパイロット、PQI(パイロット品質インジケータ)、および/またはそのセクタによって順方向リンク上で送信される他の伝送に基づいて、推定されることが可能である。隣接セクタに関するチャネル差は、以下のとおり、計算されることが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、RxPowerRLSSは、逆方向リンク上のサービングセクタに関する受信電力であり、EffectiveTransmitPowerRLSSは、サービングセクタに関する送信電力であり、RxPowerは、隣接セクタjに関する受信電力であり、EffectiveTransmitPowerは、隣接セクタjに関する送信電力であり、さらに、ChanDiffは、隣接セクタjに関するチャネル差である。
セクタに関するチャネル利得は、受信電力を送信電力で割った値と等しい。隣接セクタjに関するチャネル差は、サービングセクタに関するチャネル利得対隣接セクタjに関するチャネル利得の比と等しい。端末装置120xは、ChanDiffが、追加しきい値以下である場合、隣接セクタjをモニタセットに追加することが可能である。この基準は、隣接セクタjに関する受信信号強度が、十分に強いことを確実にし、さらに、セクタjからの高速OSI指標が、確実に受信され得ることを確実にすることができる。端末装置120xは、このモニタセットの中の隣接セクタだけに対して相当な干渉を生じさせる可能性が高いことが可能であり、このため、これらのセクタからの高速OSI指標だけに基づいて、高速デルタを調整することが可能である。
端末装置120xは、モニタセットの中の隣接セクタから受信された通常のOSI指標、隣接セクタに関するチャネル差、現在の送信電力、またはPSDなどの様々な要因に基づいて、低速デルタを更新することができる。端末装置120xは、各隣接セクタに関する決定変数を、そのセクタに関する妥当な要因に基づいて、決定することができる。決定変数は、低速デルタを調整すべきか否か、さらに/または低速デルタをどれだけ調整すべきかを示すことが可能である。端末装置120xは、モニタセットの中のすべての隣接セクタに関する重み付き決定を、これらのセクタに関する決定変数およびチャネル差に基づいて、計算することができる。次に、端末装置120xは、この重み付き決定に基づいて、低速デルタを調整することができる。この低速デルタは、サービングセクタに送り返されることが可能であり、さらに、サービングセクタによって、端末装置120xに関する新たな割当てに関するC/I値を決定するのに他の情報と一緒に使用されることが可能である。
一般に、端末装置120xは、同一のパラメータセット、または異なるパラメータセットに基づいて、さらに同一のアルゴリズム、または異なるアルゴリズムを使用して、低速デルタおよび高速デルタを調整することができる。低速デルタ調整と高速デルタ調整に関して異なる可能性があるパラメータには、アップステップサイズおよびダウンステップサイズ、決定しきい値などが含まれることが可能である。
高速デルタおよび低速デルタの初期値は、様々な仕方で決定されることが可能である。
一設計では、初期デルタ値は、以下のとおりであるように計算されることが可能である。
すなわち、
Figure 2016007030
ただし、averageIoTは、隣接セクタにおける平均IoT(interference-over-thermal)であり、pCoTは、隣接セクタにおいて測定された、基準チャネルに関するCoT(carrier-power-over-thermal)であり、さらにmaxIoTRiseは、隣接セクタにおけるIoTの許容できる最大の上昇である。
式(8)からの初期デルタ値が、最小デルタ値、Deltaminより小さい場合、サポート可能な最大帯域幅、Wmaxが、以下のとおりであるように低減されることが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
ただし、Wtotalは、合計システム帯域幅である。このサポート可能な最大帯域幅は、サービングセクタに送信され、帯域幅を端末装置120xに割り当てるのに使用されることが可能である。
端末装置120xに或る特定の帯域幅、Wが割り当てられる場合、初期デルタ値は、以下のとおりであるように計算されることが可能である。すなわち、
Figure 2016007030
各伝送バーストの始まりにおける干渉の量は、現在のデルタ値に基づいて、初期のサポート可能な最大帯域幅Wmaxを制限することによって制御されることが可能である。Wmaxは、式(10)を使用して計算されることが可能であり、Wは、Wmaxを表す。
端末装置120xは、Wmaxをサービングセクタに送信することが可能であり、サービングセクタは、後続の割当てにわたって、この帯域幅を徐々に増加させて、高速OSI指標がデルタ値を調整するのに十分な時間を許すことが可能である。
また、初期デルタ値は、他の仕方で決定されることも可能であり、さらに開ループ調整と呼ばれることが可能である。一設計では、端末装置120xは、各伝送バーストの始まりにおいてだけ開ループ調整を行うことが可能である。別の設計では、端末装置120xが、いくつかのHARQインタレース上でスケジュールされていない場合、端末装置120xは、OSI指標活動がほとんどないために高速デルタが大きくなり過ぎるのを防止するために、高速デルタに関する最大値として初期デルタ値を使用することができる。
図3は、逆方向リンクに関して使用されることが可能な電力制御機構300の設計を示す。端末装置120xが、サービングセクタ110と通信することが可能であり、さらに隣接セクタに対して干渉を生じさせることが可能である。電力制御機構300が、基準ループ302および外側ループ304を含む。基準ループ302は、端末装置120xとサービングセクタ110の間で動作し、R−PICHの送信電力を調整する。外側ループ304は、端末装置120xと隣接セクタの間で動作し、隣接セクタから受信される通常のOSI指標、および高速OSI指標に基づいて、低速デルタおよび高速デルタを調整する。基準ループ302と外側ループ304は、同時に動作することが可能であるが、異なるレートで更新されることが可能であり、例えば、基準ループ302は、外側ループ304より頻繁に更新されることが可能である。
基準ループ302に関して、サービングセクタ110におけるユニット310が、端末装置120xからのR−PICHの受信信号品質を推定することが可能である。ユニット312が、受信信号品質を目標値と比較し、これらの比較結果に基づいて、PCビットを生成することが可能である。送信プロセッサ314が、これらのPCビット、ならびにパイロット、トラヒックデータ、およびシグナリングを処理して、順方向リンク上(クラウド352)で送信することが可能である。端末装置120xが、セクタ110から、これらのPCビットを受信することが可能である。PCビットプロセッサ360が、受信された各PCビットを検出し、検出された対応するPCビットをもたらすことが可能である。
ユニット362が、例えば、式(3)に示されるとおり、プロセッサ360からの、これらの検出されたPCビットに基づいて、R−PICHの送信電力を調整することが可能である。
外側ループ304に関して、隣接セクタ112および114が、逆方向リンク上で伝送を受信することが可能である。各隣接セクタにおいて、ユニット320が、そのセクタによって観測される、他のセクタ内の端末装置からのセクタ間干渉を推定することが可能である。ユニット322が、例えば、式(1)および式(2)に示されるとおり、推定された干渉に基づいて、通常のOSI指標、および高速OSI指標を生成することが可能である。送信プロセッサ324が、これらの通常のOSI指標、および高速OSI指標を処理して、順方向リンク上で、その他のセクタ内の端末装置に送信することが可能である。また、プロセッサ324は、パイロット、トラヒックデータ、およびシグナリングを処理し、送信することも可能である。また、各隣接セクタが、近くのセクタ内の端末装置に伝送するために、これらのOSI指標を近くのセクタに転送することも可能である。端末装置120xにおいて、OSIプロセッサ380が、隣接セクタから通常のOSI指標、および高速OSI指標を受信し、検出されたOSI値をもたらすことが可能である。チャネルエスティメータ382が、パイロットおよび/または他の伝送に基づいて、各隣接セクタに関するチャネル差を決定することが可能である。ユニット384が、検出されたOSI値、チャネル差、およびその他のパラメータに基づいて、低速デルタおよび高速デルタを調整することが可能である。ユニット386が、例えば、式(4)に示されるとおり、R−PICHの送信電力、デルタ、およびその他のパラメータに基づいて、R−ODCHの送信電力を決定することが可能である。送信プロセッサ364が、サービングセクタ110へのデータ伝送のためにR−ODCHの送信電力を使用することが可能である。
簡明のため、高速OSI指標に基づいて調整された高速デルタを使用するデルタベースの電力制御が、以上に説明された。端末装置120xの送信電力は、他の電力制御アルゴリズムに基づく通常のOSI指標、および高速OSI指標を使用して調整されることも可能である。
図4は、OSI指標を送信するためのプロセス400の設計を示す。プロセス400は、セクタ/基地局によって実行されることが可能である。例えば、各フレーム内で、複数の部分区域に関する複数のOSI指標が、決定されることが可能であり、各部分区域は、システム帯域幅の異なる部分に対応する(ブロック412)。これらのOSI指標は、前述した高速OSI指標に対応することが可能である。ブロック412に関して、セクタによって観測される、隣接セクタ内の端末装置に起因する干渉が、推定されることが可能である。推定された干渉は、各部分区域にわたって平均されて、その部分区域に関する平均干渉が得られることが可能である。各部分区域に関するOSI指標が、その部分区域に関する平均干渉に基づいて、決定されることが可能である。各OSI指標は、(i)対応する部分区域内で高い干渉が観測された場合、第1の値(例えば、「1」)に設定され、あるいは(ii)対応する部分区域内で高い干渉が観測されなかった場合、第2の値(例えば、「0」)に設定されることが可能な単一のビットを備えることが可能である。
これら複数のOSI指標は、送信のために、例えば、隣接セクタ内の端末装置へのブロードキャストのために処理されることが可能である(ブロック414)。ブロック414に関して、これら複数のOSI指標に関して少なくとも1つのレポートが、生成されることが可能であり、各レポートは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標を含む(ブロック416)。例えば、各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を含むことが可能である。各レポートは、これら4つのOSI指標に関する4ビットを含むことが可能であり、さらに、6つの変調シンボルの系列にマップされることが可能な符号ビットを得るように符号化されることが可能である(ブロック418)。4つすべてのOSI指標が、対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルの系列が、生成されることが可能である。
例えば、各スーパフレーム内で、システム帯域幅に関する通常のOSI指標が、システム帯域幅にわたるとともに、そのスーパフレームにわたる長期平均干渉に基づいて、決定されることが可能である(ブロック420)。この通常のOSI指標は、長期平均干渉を比較することに関する少なくとも1つの第1のしきい値に基づいて、決定されることが可能である。複数のOSI指標が、少なくとも1つの第1のしきい値より高い少なくとも1つの第2のしきい値に基づいて、決定されることが可能である。このことは、これら複数のOSI指標が、通常のOSI指標と比べて、設定される可能性がそれほど高くないことをもたらす可能性がある。複数のOSI指標は、第1のレート(例えば、各フレーム)で、第1のカバレッジエリアにわたって送信されることが可能である(ブロック422)。
通常のOSI指標は、第1のレートより遅いことが可能な第2のレート(例えば、各スーパフレーム)で、第1のカバレッジエリアより広いことが可能な第2のカバレッジエリアにわたって送信されることが可能である(ブロック424)。
図5は、OSI指標を送信するための装置500の設計を示す。装置500は、複数の部分区域に関する複数のOSI指標を決定するための手段(モジュール512)と、これら複数のOSI指標を送信のために処理するための手段(モジュール514)と、これら複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成するための手段(モジュール516)と、各レポートを符号化して、変調シンボルの系列にシンボルマップするための手段(モジュール518)と、システム帯域幅に関する通常のOSI指標を決定するための手段(モジュール520)と、これら複数のOSI指標を送信するための手段(モジュール522)と、この通常のOSI指標を送信するための手段(モジュール524)とを含む。
図6は、OSI指標を受信するためのプロセス600の設計を示す。プロセス600は、端末装置によって実行されることが可能である。少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標が、受信されることが可能であり、各部分区域は、システム帯域幅の異なる部分に対応する(ブロック612)。この少なくとも1つのOSI指標は、モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから受信されることが可能である。このモニタセットは、隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、更新されることが可能である。
送信電力(例えば、データチャネルに関する)が、この少なくとも1つのOSI指標に基づいて決定されることが可能である(ブロック614)。ブロック614に関して、この少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタが、この少なくとも1つのOSI指標に基づいて調整されることが可能である(ブロック616)。各部分区域に関するデルタは、(i)その部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示す場合、増加されることが可能であり、あるいは(ii)この部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示す場合、低減されることが可能である。基準チャネルに関する送信電力が、閉ループ電力制御に基づいて決定されることが可能である(ブロック618)。次に、各部分区域に関する送信電力が、その部分区域に関するデルタ、および基準チャネルに関する送信電力に基づいて、決定されることが可能である(ブロック620)。
この少なくとも1つの部分区域に関する、この少なくとも1つのOSI指標は、少なくとも1つのインタレース(例えば、HARQインタレース)に関して受信されることが可能であり、各インタレースは、所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームを含む。
各インタレースの中の各部分区域に関するデルタが、そのインタレースの中のその部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて、調整されることが可能であり、さらに、そのインタレースの中のその部分区域に関する送信電力を決定するのに使用されることが可能である。
また、システム帯域幅に関する通常のOSI指標が、各スーパフレーム内で受信されることも可能である。送信電力は、この通常のOSI指標にさらに基づいて、決定されることが可能である。
図7は、OSI指標を受信するための装置700の設計を示す。装置700は、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標を受信するための手段(モジュール712)と、この少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定するための手段(モジュール714)と、この少なくとも1つのOSI指標に基づいて、この少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整するための手段(モジュール716)と、閉ループ電力制御に基づいて基準チャネルに関する送信電力を決定するための手段(モジュール718)と、各部分区域に関する送信電力を、その部分区域に関するデルタ、およびこの基準チャネルに関するこの送信電力に基づいて、決定するための手段(モジュール720)とを含む。
図5および図7におけるモジュールは、プロセッサ、電子デバイス、ハードウェアデバイス、電子構成要素、論理回路、メモリなど、または以上の任意の組合せを備えることが可能である。
図8は、図1の端末装置120x、サービングセクタ/基地局110、および隣接セクタ/基地局112の設計のブロック図を示す。セクタ110において、送信プロセッサ814aが、データソース812aからのトラヒックデータ、コントローラ/プロセッサ830aからのシグナリング(例えば、PCビット)、および/またはスケジューラ834aからの時間周波数リソースの割当てを受け取ることが可能である。送信プロセッサ814aは、トラヒックデータ、シグナリング、およびパイロットを処理し(例えば、符号化し、インターリーブし、さらにシンボルマップし)、変調シンボルをもたらすことが可能である。MOD(変調器)816aが、これらの変調シンボルに対して変調を実行し(例えば、OFDMに関する)、出力チップをもたらすことが可能である。TMTR(送信機)818aが、これらの出力チップを調整し(例えば、アナログに変換し、増幅し、フィルタリングし、さらにアップコンバートし)、アンテナ820aを介して送信されることが可能な順方向リンク信号を生成することが可能である。
セクタ112が、セクタ112によるサービスを受ける端末装置のためのトラヒックデータおよびシグナリングを同様に処理することができる。このトラヒックデータ、シグナリング、およびパイロットは、送信プロセッサ814bによって処理され、変調器816bによって変調され、送信機818bによって調整され、さらにアンテナ820bを介して送信されることが可能である。
端末装置120xにおいて、アンテナ852が、セクタ110および112からの順方向リンク信号、ならびに、場合により、その他のセクタからの順方向リンク信号を受信することが可能である。RCVR(受信機)854が、アンテナ852からの受信された信号を調整し(例えば、フィルタリングし、増幅し、ダウンコンバートし、さらにディジタル化し)、サンプルをもたらすことが可能である。DEMOD(復調器)856が、これらのサンプルに対して復調を実行し(例えば、OFDMに関する)、シンボル推定をもたらすことが可能である。受信プロセッサ858が、これらのシンボル推定を処理し(例えば、シンボルデマップ(demap)し、デインターリーブし、さらに復号し)、復号されたデータをデータシンク860に供給し、さらに復号されたシグナリング(例えば、PCビット、OSI指標など)をコントローラ/プロセッサ870に供給することが可能である。
逆方向リンク上で、送信プロセッサ882が、データソース880からのトラヒックデータ、およびコントローラ/プロセッサ870からのシグナリングを受け取り、処理して、シンボルをもたらすことが可能である。変調器884は、これらのシンボルに対して変調を実行し(例えば、OFDM、CDMなどに関する)、出力チップをもたらすことが可能である。送信機886が、これらの出力チップを調整し、アンテナ852を介して送信されることが可能な逆方向リンク信号を生成することが可能である。
各セクタにおいて、端末装置120x、およびその他の端末装置からの逆方向リンク信号が、アンテナ820によって受信され、受信機840によって調整され、復調器842によって復調され、さらに受信プロセッサ844によって処理されることが可能である。
プロセッサ844は、データシンク846に復号されたデータを、さらにコントローラ/プロセッサ830に復号されたシグナリングを供給することが可能である。サービングセクタ110において、復調器842aが、端末装置120xに関する受信信号品質を推定することが可能である。コントローラ/プロセッサ830aが、この受信信号品質に基づいて、端末装置120xに関するPCビットを生成することが可能である。隣接セクタ112において、復調器842bが、このセクタによって観測される干渉を推定することが可能である。コントローラ/プロセッサ830bが、この推定された干渉に基づいて、通常のOSI指標、および高速OSI指標を生成することが可能である。
コントローラ/プロセッサ830a、830b、および870が、それぞれ、セクタ110および112、ならびに端末装置120xにおける動作を誘導することが可能である。メモリ832a、832b、および872が、それぞれ、セクタ110および112、ならびに端末装置120xに関するデータおよびプログラムコードを格納することが可能である。スケジューラ834aおよび834bが、それぞれ、セクタ110および112と通信する端末装置をスケジュールすることが可能であり、それらの端末装置にチャネルおよび/または時間周波数リソースを割り当てることが可能である。
図8におけるプロセッサは、本明細書で説明される技術に関する様々な機能を実行することができる。例えば、プロセッサ830aが、サービングセクタ110に関する図3におけるユニット310および/またはユニット312を実施することが可能である。プロセッサ830bが、隣接セクタ112に関する図3におけるユニット320および/またはユニット322を実施することが可能であり、図4におけるプロセス400、および/または本明細書で説明される技術に関する他のプロセスを実行することが可能である。プロセッサ858、870、および/またはプロセッサ882が、端末装置120xに関する図3におけるユニット360ないし386のいくつか、またはすべてを実施することが可能であり、図6におけるプロセス600、および/または本明細書で説明される技術に関する他のプロセスを実行することが可能である。
本明細書で説明されるチャネルの概念は、端末装置または基地局によって送信されることが可能である情報タイプまたは伝送タイプを指すことが可能である。この概念は、そのような伝送に専用のサブキャリア、期間、またはその他のリソースの固定のセット、または所定のセットを要求しない、または利用しない。さらに、時間周波数リソースは、データおよび/またはメッセージ/シグナリングを送信するために割り当てられ、さらに/または使用されることが可能な例示的なリソースである。また、時間周波数リソースは、周波数サブキャリア、伝送シンボル、および/または時間周波数リソースに加えて他のリソースを備えることも可能である。
本明細書で説明される技術は、様々な手段によって実施されることが可能である。例えば、これらの技術は、ハードウェアで、ファームウェアで、ソフトウェアで、または以上の組合せで実施されることが可能である。ハードウェア実施形態の場合、或るエンティティ(例えば、基地局または端末装置)において、これらの技術を実行するのに使用される処理装置は、1つまたは複数のASIC(特定用途向け集積回路)、DSP(ディジタル信号プロセッサ)、DSPD(ディジタル信号処理デバイス)、PLD(プログラマブル論理デバイス)、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレー)、プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、電子デバイス、本明細書で説明される機能を実行するように設計された他の電子ユニット、コンピュータ、または以上の組合せの内部で実施されることが可能である。
ファームウェア実施形態および/またはソフトウェア実施形態の場合、これらの技術は、本明細書で説明される機能を実行するコード(例えば、手順、ファンクション、モジュール、命令など)で実施されることが可能である。一般に、ファームウェアコードおよび/またはソフトウェアコードを実体化する任意のコンピュータ/プロセッサ可読媒体が、本明細書で説明される技術を実施する際に使用されることが可能である。例えば、このファームウェアコードおよび/またはソフトウェアコードは、メモリ(例えば、図8におけるメモリ832a、832b、または872)の中に格納されて、プロセッサ(例えば、プロセッサ830a、830b、または870)によって実行されることが可能である。
メモリは、プロセッサの内部に実装されても、プロセッサの外部に実装されてもよい。また、ファームウェアコードおよび/またはソフトウェアコードは、RAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読取り専用メモリ)、NVRAM(不揮発性ランダムアクセスメモリ)、PROM(プログラマブル読取り専用メモリ)、EEPROM(登録商標)(電気的に消去可能なPROM)、FLASHメモリ、フロッピー(登録商標)ディスク、CD(コンパクトディスク)、DVD(ディジタルバーサタイルディスク)、磁気データ記憶装置または光データ記憶装置などのコンピュータ/プロセッサ可読媒体の中に格納されることも可能である。このコードは、1つまたは複数のコンピュータ/プロセッサによって実行可能であることが可能であり、さらに本明細書で説明される機能のいくつかの態様を、これらのコンピュータ/プロセッサに実行させることが可能である。
本開示の以上の説明は、当業者が、本開示を作成する、または使用することを可能にするように与えられる。本開示の様々な変形が、当業者には直ちに明白となり、本明細書で規定される一般的な原理は、本開示の趣旨または範囲を逸脱することなく、他の変種に適用されることも可能である。このため、本開示は、本明細書で説明される実施例および設計に限定されることは意図されず、本明細書で開示される原理、および新規な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
本開示の以上の説明は、当業者が、本開示を作成する、または使用することを可能にするように与えられる。本開示の様々な変形が、当業者には直ちに明白となり、本明細書で規定される一般的な原理は、本開示の趣旨または範囲を逸脱することなく、他の変種に適用されることも可能である。このため、本開示は、本明細書で説明される実施例および設計に限定されることは意図されず、本明細書で開示される原理、および新規な特徴と合致する最も広い範囲を与えられるべきである。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を決定し、送信のために前記複数のOSI指標を処理するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、無線通信のための装置。
[C2] 前記少なくとも1つのプロセッサは、所定の持続時間の各フレーム内の前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定するように構成されるC1に記載の装置。
[C3] 前記少なくとも1つのプロセッサは、セクタによって観測される、隣接セクタ内の端末装置に起因する干渉を推定し、さらに前記推定された干渉に基づいて、前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定するように構成されるC1に記載の装置。
[C4] 前記少なくとも1つのプロセッサは、各部分区域にわたって前記推定された干渉を平均して、前記部分区域に関する平均干渉を獲得し、さらに各部分区域に関するOSI指標を、該部分区域に関する前記平均干渉に基づいて決定するように構成されるC3に記載の装置。
[C5] 各OSI指標は、単一のビットを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、各OSI指標に関する前記単一のビットを、対応する部分区域内で高い干渉が観測された場合、第1の値に設定し、各OSI指標に関する前記単一のビットを、前記対応する部分区域内で高い干渉が観測されなかった場合、第2の値に設定するように構成されるC1に記載の装置。
[C6] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システム帯域幅にわたって前記推定された干渉を平均して、長期平均干渉を獲得し、さらに前記長期平均干渉に基づいて、通常のOSI指標を決定するように構成されるC3に記載の装置。
[C7] 前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標をそれぞれが備える、前記複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成するように構成されるC1に記載の装置。
[C8] 各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を備えるC7に記載の装置。
[C9] 各レポートは、前記4つのOSI指標に関する4ビットを備え、さらに前記少なくとも1つのプロセッサは、4ビットの各レポートを符号化して、符号ビットを獲得し、さらに前記レポートに関する前記符号ビットに基づいて、各レポートに関する6つの変調シンボルの系列を生成するように構成されるC8に記載の装置。
[C10] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのOSI指標のすべてが所定の値に設定された各レポートに関して、0値の変調シンボルの系列を生成するように構成されるC7に記載の装置。
[C11] 前記少なくとも1つのプロセッサは、4つすべてのOSI指標が、前記対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルを生成するように構成されるC8に記載の装置。
[C12] 前記少なくとも1つのプロセッサは、隣接セクタ内の端末装置に前記複数のOSI指標をブロードキャストするように構成されるC1に記載の装置。
[C13] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システム帯域幅に関する通常のOSI指標を決定するように構成されるC1に記載の装置。
[C14] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を第1のレートで送信するように構成され、前記システム帯域幅に関する前記通常のOSI指標を、前記第1のレートより遅い第2のレートで送信するように構成されるC13に記載の装置。
[C15] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を、第1のカバレッジエリアにわたって送信し、さらに前記システム帯域幅に関する前記通常のOSI指標を、前記第1のカバレッジエリアより広い第2のカバレッジエリアにわたって送信するように構成されるC13に記載の装置。
[C16] 前記少なくとも1つのプロセッサは、推定された干渉を比較するための少なくとも1つの第1のしきい値に基づいて、前記通常のOSI指標を決定し、さらに前記少なくとも1つの第1のしきい値より高い少なくとも1つの第2のしきい値に基づいて、前記複数のOSI指標を決定するように構成されるC13に記載の装置。
[C17] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を決定すること、および
送信のために前記複数のOSI指標を処理することを備える、無線通信のための方法。
[C18] 前記複数のOSI指標を前記決定することは、所定の持続時間の各フレーム内の前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定することを備えるC17に記載の方法。
[C19] 前記複数のOSI指標を前記処理することは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標をそれぞれが備える、前記複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成することを備えるC17に記載の方法。
[C20] 各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を備え、さらに前記複数のOSI指標を前記処理することは、各レポートを符号化して符号ビットを獲得すこと、および各レポートに関する6つの変調シンボルの系列を、前記レポートに関する前記符号ビットに基づいて生成することをさらに備えるC19に記載の方法。
[C21] 前記複数のOSI指標を前記処理することは、4つすべてのOSI指標が、前記対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルを生成することをさらに備えるC20に記載の方法。
[C22] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を決定するための手段と、送信のために前記複数のOSI指標を処理するための手段とを備える、無線通信のための装置。
[C23] 前記複数のOSI指標を前記決定するための手段は、所定の持続時間の各フレーム内の前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定するための手段を備えるC22に記載の装置。
[C24] 前記複数のOSI指標を前記処理するための手段は、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標をそれぞれが備える、前記複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成するための手段を備えるC22に記載の装置。
[C25] 各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を備え、さらに前記複数のOSI指標を前記処理するための手段は、各レポートを符号化して符号ビットを獲得するための手段と、各レポートに関する6つの変調シンボルの系列を、前記レポートに関する前記符号ビットに基づいて生成するための手段とをさらに備えるC24に記載の装置。
[C26] 前記複数のOSI指標を前記処理するための手段は、4つすべてのOSI指標が、前記対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルを生成するための手段をさらに備えるC25に記載の装置。
[C27] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードと、送信のために前記複数のOSI指標を前記少なくとも1つのコンピュータに処理させるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
[C28] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を受信し、さらに前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、無線通信のための装置。
[C29] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて、前記少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整し、さらに各部分区域に関する送信電力を、該部分区域に関するデルタに基づいて決定するように構成されるC28に記載の装置。
[C30] 前記少なくとも1つのプロセッサは、閉ループ電力制御に基づいて、基準チャネルに関する送信電力を決定し、さらに各部分区域に関する前記送信電力を、前記基準チャネルに関する前記送信電力、および該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定するように構成されるC29に記載の装置。
[C31] 前記少なくとも1つのプロセッサは、該部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示している各部分区域に関する前記デルタを増加し、該部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示している各部分区域に関する前記デルタを低減するように構成されるC29に記載の装置。
[C32] 前記少なくとも1つのプロセッサは、所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームをそれぞれが含む少なくとも1つのインタレースの中の前記少なくとも1つの部分区域に関する前記少なくとも1つのOSI指標を受信し、各インタレースの中の各部分区域に関するデルタを、該インタレースの中の該部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて調整し、さらに各インタレースの中の各部分区域に関する送信電力を、該インタレースの中の該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定するように構成されるC28に記載の装置。
[C33] 前記少なくとも1つのプロセッサは、モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから前記少なくとも1つのOSI指標を受信するように構成され、さらに隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、前記モニタセットを更新するように構成されるC28に記載の装置。
[C34] 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システム帯域幅に関する通常のOSI指標を受信し、さらに前記通常のOSI指標にさらに基づいて前記送信電力を決定するように構成されるC28に記載の装置。
[C35] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を受信すること、および前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定することを含む、無線通信のための方法。
[C36] 前記送信電力を前記決定することは、前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて前記少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整すること、および各部分区域に関する送信電力を、該部分区域に関するデルタに基づいて決定することを備えるC35に記載の方法。
[C37] 前記少なくとも1つのデルタを前記調整することは、該部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示している各部分区域に関する前記デルタを増加すること、および該部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示している各部分区域に関する前記デルタを低減することを備えるC36に記載の方法。
[C38] 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信することは、所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームをそれぞれが含む少なくとも1つのインタレースの中の前記少なくとも1つの部分区域に関する前記少なくとも1つのOSI指標を受信することを備え、さらに前記送信電力を前記決定することは、各インタレースの中の各部分区域に関するデルタを、該インタレースの中の該部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて調整すること、および各インタレースの中の各部分区域に関する送信電力を、該インタレースの中の該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定することを備えるC35に記載の方法。
[C39] 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信することは、モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから前記少なくとも1つのOSI指標を受信すること、および隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、前記モニタセットを更新することを備えるC35に記載の方法。
[C40] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を受信するための手段と、前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定するための手段とを備える、無線通信のための装置。
[C41] 前記送信電力を前記決定するための手段は、前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて前記少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整するための手段と、各部分区域に関する送信電力を、該部分区域に関するデルタに基づいて決定するための手段とを備えるC40に記載の装置。
[C42] 前記少なくとも1つのデルタを前記調整するための手段は、該部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示している各部分区域に関する前記デルタを増加するための手段と、該部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示している各部分区域に関する前記デルタを低減するための手段とを備えるC41に記載の装置。
[C43] 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信するための手段は、所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームをそれぞれが含む少なくとも1つのインタレースの中の前記少なくとも1つの部分区域に関する前記少なくとも1つのOSI指標を受信するための手段を備え、さらに前記送信電力を前記決定するための手段は、各インタレースの中の各部分区域に関するデルタを、該インタレースの中の該部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて調整するための手段と、各インタレースの中の各部分区域に関する送信電力を、該インタレースの中の該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定するための手段とを備えるC40に記載の装置。
[C44] 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信するための手段は、モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから前記少なくとも1つのOSI指標を受信するための手段と、隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、前記モニタセットを更新するための手段とを備えるC40に記載の装置。
[C45] システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を少なくとも1つのコンピュータに受信させるためのコードと、前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて前記少なくとも1つのコンピュータに送信電力を決定させるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。

Claims (45)

  1. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を決定し、送信のために前記複数のOSI指標を処理するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、無線通信のための装置。
  2. 前記少なくとも1つのプロセッサは、所定の持続時間の各フレーム内の前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定するように構成される請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つのプロセッサは、セクタによって観測される、隣接セクタ内の端末装置に起因する干渉を推定し、さらに前記推定された干渉に基づいて、前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定するように構成される請求項1に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つのプロセッサは、各部分区域にわたって前記推定された干渉を平均して、前記部分区域に関する平均干渉を獲得し、さらに各部分区域に関するOSI指標を、該部分区域に関する前記平均干渉に基づいて決定するように構成される請求項3に記載の装置。
  5. 各OSI指標は、単一のビットを備え、前記少なくとも1つのプロセッサは、各OSI指標に関する前記単一のビットを、対応する部分区域内で高い干渉が観測された場合、第1の値に設定し、各OSI指標に関する前記単一のビットを、前記対応する部分区域内で高い干渉が観測されなかった場合、第2の値に設定するように構成される請求項1に記載の装置。
  6. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システム帯域幅にわたって前記推定された干渉を平均して、長期平均干渉を獲得し、さらに前記長期平均干渉に基づいて、通常のOSI指標を決定するように構成される請求項3に記載の装置。
  7. 前記少なくとも1つのプロセッサは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標をそれぞれが備える、前記複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成するように構成される請求項1に記載の装置。
  8. 各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を備える請求項7に記載の装置。
  9. 各レポートは、前記4つのOSI指標に関する4ビットを備え、さらに前記少なくとも1つのプロセッサは、4ビットの各レポートを符号化して、符号ビットを獲得し、さらに前記レポートに関する前記符号ビットに基づいて、各レポートに関する6つの変調シンボルの系列を生成するように構成される請求項8に記載の装置。
  10. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのOSI指標のすべてが所定の値に設定された各レポートに関して、0値の変調シンボルの系列を生成するように構成される請求項7に記載の装置。
  11. 前記少なくとも1つのプロセッサは、4つすべてのOSI指標が、前記対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルを生成するように構成される請求項8に記載の装置。
  12. 前記少なくとも1つのプロセッサは、隣接セクタ内の端末装置に前記複数のOSI指標をブロードキャストするように構成される請求項1に記載の装置。
  13. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システム帯域幅に関する通常のOSI指標を決定するように構成される請求項1に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を第1のレートで送信するように構成され、前記システム帯域幅に関する前記通常のOSI指標を、前記第1のレートより遅い第2のレートで送信するように構成される請求項13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を、第1のカバレッジエリアにわたって送信し、さらに前記システム帯域幅に関する前記通常のOSI指標を、前記第1のカバレッジエリアより広い第2のカバレッジエリアにわたって送信するように構成される請求項13に記載の装置。
  16. 前記少なくとも1つのプロセッサは、推定された干渉を比較するための少なくとも1つの第1のしきい値に基づいて、前記通常のOSI指標を決定し、さらに前記少なくとも1つの第1のしきい値より高い少なくとも1つの第2のしきい値に基づいて、前記複数のOSI指標を決定するように構成される請求項13に記載の装置。
  17. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を決定すること、および
    送信のために前記複数のOSI指標を処理することを備える、無線通信のための方法。
  18. 前記複数のOSI指標を前記決定することは、所定の持続時間の各フレーム内の前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定することを備える請求項17に記載の方法。
  19. 前記複数のOSI指標を前記処理することは、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標をそれぞれが備える、前記複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成することを備える請求項17に記載の方法。
  20. 各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を備え、さらに前記複数のOSI指標を前記処理することは、
    各レポートを符号化して符号ビットを獲得すこと、および
    各レポートに関する6つの変調シンボルの系列を、前記レポートに関する前記符号ビットに基づいて生成することをさらに備える請求項19に記載の方法。
  21. 前記複数のOSI指標を前記処理することは、4つすべてのOSI指標が、前記対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルを生成することをさらに備える請求項20に記載の方法。
  22. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を決定するための手段と、
    送信のために前記複数のOSI指標を処理するための手段とを備える、無線通信のための装置。
  23. 前記複数のOSI指標を前記決定するための手段は、所定の持続時間の各フレーム内の前記複数の部分区域に関する前記複数のOSI指標を決定するための手段を備える請求項22に記載の装置。
  24. 前記複数のOSI指標を前記処理するための手段は、少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI指標をそれぞれが備える、前記複数のOSI指標に関する少なくとも1つのレポートを生成するための手段を備える請求項22に記載の装置。
  25. 各レポートは、4つの部分区域に関する4つのOSI指標を備え、さらに前記複数のOSI指標を前記処理するための手段は、
    各レポートを符号化して符号ビットを獲得するための手段と、
    各レポートに関する6つの変調シンボルの系列を、前記レポートに関する前記符号ビットに基づいて生成するための手段とをさらに備える請求項24に記載の装置。
  26. 前記複数のOSI指標を前記処理するための手段は、4つすべてのOSI指標が、前記対応する4つの部分区域内に高い干渉が無いことを示すように0に設定された各レポートに関して、0値の6つの変調シンボルを生成するための手段をさらに備える請求項25に記載の装置。
  27. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する複数の部分区域に関する複数のOSI(他セクタ干渉)指標を少なくとも1つのコンピュータに決定させるためのコードと、
    送信のために前記複数のOSI指標を前記少なくとも1つのコンピュータに処理させるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
  28. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を受信し、さらに前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定するように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに結合されたメモリとを備える、無線通信のための装置。
  29. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて、前記少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整し、さらに各部分区域に関する送信電力を、該部分区域に関するデルタに基づいて決定するように構成される請求項28に記載の装置。
  30. 前記少なくとも1つのプロセッサは、閉ループ電力制御に基づいて、基準チャネルに関する送信電力を決定し、さらに各部分区域に関する前記送信電力を、前記基準チャネルに関する前記送信電力、および該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定するように構成される請求項29に記載の装置。
  31. 前記少なくとも1つのプロセッサは、該部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示している各部分区域に関する前記デルタを増加し、該部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示している各部分区域に関する前記デルタを低減するように構成される請求項29に記載の装置。
  32. 前記少なくとも1つのプロセッサは、所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームをそれぞれが含む少なくとも1つのインタレースの中の前記少なくとも1つの部分区域に関する前記少なくとも1つのOSI指標を受信し、各インタレースの中の各部分区域に関するデルタを、該インタレースの中の該部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて調整し、さらに各インタレースの中の各部分区域に関する送信電力を、該インタレースの中の該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定するように構成される請求項28に記載の装置。
  33. 前記少なくとも1つのプロセッサは、モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから前記少なくとも1つのOSI指標を受信するように構成され、さらに隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、前記モニタセットを更新するように構成される請求項28に記載の装置。
  34. 前記少なくとも1つのプロセッサは、前記システム帯域幅に関する通常のOSI指標を受信し、さらに前記通常のOSI指標にさらに基づいて前記送信電力を決定するように構成される請求項28に記載の装置。
  35. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を受信すること、および
    前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定することを含む、無線通信のための方法。
  36. 前記送信電力を前記決定することは、
    前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて前記少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整すること、および
    各部分区域に関する送信電力を、該部分区域に関するデルタに基づいて決定することを備える請求項35に記載の方法。
  37. 前記少なくとも1つのデルタを前記調整することは、
    該部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示している各部分区域に関する前記デルタを増加すること、および
    該部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示している各部分区域に関する前記デルタを低減することを備える請求項36に記載の方法。
  38. 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信することは、
    所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームをそれぞれが含む少なくとも1つのインタレースの中の前記少なくとも1つの部分区域に関する前記少なくとも1つのOSI指標を受信することを備え、さらに
    前記送信電力を前記決定することは、
    各インタレースの中の各部分区域に関するデルタを、該インタレースの中の該部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて調整すること、および
    各インタレースの中の各部分区域に関する送信電力を、該インタレースの中の該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定することを備える請求項35に記載の方法。
  39. 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信することは、
    モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから前記少なくとも1つのOSI指標を受信すること、および
    隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、前記モニタセットを更新することを備える請求項35に記載の方法。
  40. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を受信するための手段と、
    前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて送信電力を決定するための手段とを備える、無線通信のための装置。
  41. 前記送信電力を前記決定するための手段は、
    前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて前記少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのデルタを調整するための手段と、
    各部分区域に関する送信電力を、該部分区域に関するデルタに基づいて決定するための手段とを備える請求項40に記載の装置。
  42. 前記少なくとも1つのデルタを前記調整するための手段は、
    該部分区域に関するすべてのOSI指標が、高い干渉が無いことを示している各部分区域に関する前記デルタを増加するための手段と、
    該部分区域に関するいずれかのOSI指標が、高い干渉を示している各部分区域に関する前記デルタを低減するための手段とを備える請求項41に記載の装置。
  43. 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信するための手段は、
    所定のフレーム数だけ間隔があけられたフレームをそれぞれが含む少なくとも1つのインタレースの中の前記少なくとも1つの部分区域に関する前記少なくとも1つのOSI指標を受信するための手段を備え、さらに
    前記送信電力を前記決定するための手段は、
    各インタレースの中の各部分区域に関するデルタを、該インタレースの中の該部分区域に関して受信されたOSI指標に基づいて調整するための手段と、
    各インタレースの中の各部分区域に関する送信電力を、該インタレースの中の該部分区域に関する前記デルタに基づいて決定するための手段とを備える請求項40に記載の装置。
  44. 前記少なくとも1つのOSI指標を前記受信するための手段は、
    モニタセットの中の少なくとも1つの隣接セクタから前記少なくとも1つのOSI指標を受信するための手段と、
    隣接セクタに関するチャネル利得、およびサービングセクタに関するチャネル利得に基づいて、前記モニタセットを更新するための手段とを備える請求項40に記載の装置。
  45. システム帯域幅の異なる部分にそれぞれが対応する少なくとも1つの部分区域に関する少なくとも1つのOSI(他セクタ干渉)指標を少なくとも1つのコンピュータに受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのOSI指標に基づいて前記少なくとも1つのコンピュータに送信電力を決定させるためのコードとを備えるコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品。
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