JP3870507B2 - 通信方法、送信方法、受信方法、基地局及び端末装置 - Google Patents

通信方法、送信方法、受信方法、基地局及び端末装置 Download PDF

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    • H04W48/12Access restriction or access information delivery, e.g. discovery data delivery using downlink control channel

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばセルラ方式の無線電話システムに適用して好適な通信方法,送信方法及び受信方法と、これらの方法に基づいた基地局及び端末装置に関し、特にTDMA方式(Time Division Multiplex Access方式:時分割多元接続方式)を適用した場合に好適なものに関する。。
【0002】
【従来の技術】
デジタルデータ化された信号を無線伝送する無線電話システムが各種実用化されている。効率良く接続できる方式の1つとしてTDMA方式を適用したものが実用化されている。この方式は、1伝送帯域(周波数チャンネル)を時間軸で区切ってタイムスロットを形成させて、各タイムスロットを複数台の端末装置に割当て、1つの伝送帯域で複数台の端末装置が基地局に接続できるようにしたものである。
【0003】
図8は、従来のTDMA方式を適用したセルラ方式の無線電話システムの、基地局から端末装置側に伝送される下り回線のチャンネル構成例を示す図で、縦軸は周波数を示し、横軸は時間の経過を示す。周波数軸は、所定の周波数帯域毎(例えば数KHz毎)に1つのバンドスロットを形成させてあり、各バンドスロットに番号(ここでは連続した番号)を付与してある。時間軸は、所定の時間毎(例えば数百μ秒毎)に1つのタイムスロットを形成させてあり、各タイムスロットに番号(ここでは連続した番号)を付与してある。
【0004】
図8の例では、16のバンドスロットを1つの制御チャンネルで制御される伝送帯域として設定してあり、16バンドスロット毎の第1バンドスロット,第17バンドスロット‥‥と制御チャンネルCCH(Commom Control Channel)用のバンドスロットが割当ててある。この制御チャンネルCCH用のバンドスロットでは、全てのタイムスロットが制御チャンネル用に占有される。
【0005】
そして、各制御チャンネルに続いた15のバンドスロット(例えば第2〜第16バンドスロット)が、通話用音声や各種データが伝送される情報伝送チャンネルTCH(Traffic Channe)の伝送帯域とされる。この伝送帯域での情報伝送チャンネルTCHの設定が、基地局から制御チャンネルにより各端末装置に報知される。従って、各端末装置で基地局に接続させる際には、最初に制御チャンネルCCHが送信されるバンドスロットを受信して、このバンドスロットで伝送される制御チャンネルCCHで示される制御情報から、この端末装置に割当てられたバンドスロット及びタイムスロットを判断し、そのバンドスロット及びタイムスロットでの基地局との通信を開始させる。
【0006】
例えば、1つのバンドスロット(周波数チャンネル)を4分割して4台の端末装置と通信を行う構成の場合には、各端末装置では4タイムスロット周期(上り回線は別の帯域を使用する場合)で通信が行われる。或る1台の端末装置での通信状態を図8に示すと、ここでは第4バンドスロットのタイムスロット番号1,5,9,13‥‥を使用して、情報伝送チャンネルTCHの通信が基地局と行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このようにしてTDMA方式を適用した場合の無線通信が行われるが、制御チャンネルCCHに割当てられた周波数チャンネルには、その基地局のエリア(セル)内で干渉波がないことが基本である。従って、隣接するセルの基地局と制御チャンネルの周波数を共有することは、基地局間で制御チャンネルの信号が相互に妨害波となるため、困難であった。
【0008】
各基地局間で、何らかの方法によりタイムスロット期間が同期している場合には、例えば制御チャンネルCCHとして使用されるバンドスロット内のタイムスロット期間を、隣接する基地局で分けて使用することで、基地局間で制御チャンネル用の周波数チャンネルを共有することができる。ところが、各基地局を同期させるためには、各基地局間で何らかの同期データを伝送させたり、或いは何らかの基準となる信号(GPS用の測位信号など)を各基地局で受信させて、同期処理を行う必要があり、基地局の構成や処理が複雑になる問題がある。
【0009】
また、無線電話システムの場合には、端末装置の位置が一定ではないため、制御チャンネルとして使用される周波数チャンネルが固定されたチャンネルであると、そのときの伝送路の状態などにより、通信状態が良好でない場合がある。この問題を回避するためには、複数の周波数チャンネルを制御チャンネル用に使用すれば、周波数ダイバーシティ効果が得られ、良好に通信できる可能性が高くなる。ところが、図8に示したような従来のシステム構成で制御チャンネル用の周波数を複数用意すると、それだけ情報伝送チャンネルTCHとして使用できる周波数チャンネルが少なくなり、好ましくない。
【0010】
本発明はかかる点に鑑み、各基地局での制御チャンネルの設定が効率良くできるようにすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この問題点を解決するために本発明は、基地局から送信するチャンネルとして、端末装置との情報通信用チャンネルの他に、制御情報通信用のチャンネル群を備え、この制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、端末装置で初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断するようにしたものである。
【0012】
かかる処理を行うことによって、端末装置側で基地局に同期させる際には、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して、初期捕捉情報に格納された乱数を判断することで、初期捕捉チャンネルのタイムスロットの基地局からの送信が間欠的であっても、以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロットを端末装置側で判断できる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態を、図1〜図6を参照して説明する。
【0014】
本例においては、セルラ方式の無線電話システムに適用したもので、まず本例が適用される通信方式の構成について説明する。本例の通信方式の構成は、基本的にはTDMA方式により通信が行われるシステムとしてあるが、各タイムスロット内で伝送される信号として、マルチキャリア信号としてある。即ち、予め割当てられた帯域(Band)内に複数のサブキャリアを連続的に配置し、この1帯域内の複数のサブキャリアを1つの伝送路(パス)で同時に使用するいわゆるマルチキャリア方式としてあり、さらに1帯域内の複数のサブキャリアを一括して時間で分割(Division)して変調するもので、ここでは帯域分割多元接続(BDMA:Band Division Multiple Access )方式と称する。
【0015】
以下、その接続方式の構成について説明すると、図3は、本例の伝送信号のスロット構成を示す図で、縦軸を周波数を、横軸を時間としたものである。本例の場合には、周波数軸と時間軸とを格子状に分割した直交基底を与えるものである。即ち、1つの伝送帯域(1バンドスロット)が150KHzとされ、この150KHzの1伝送帯域内に、24本のサブキャリアを配置する。この24本のサブキャリアは、6.25kHz間隔で等間隔に連続的に配置され、1キャリア毎に0から23までのサブキャリア番号が付与される。但し、実際に存在するサブキャリアは、サブキャリア番号1から22までの22本としてあり、1バンドスロット内の両端部のサブキャリア番号0及び23についてはサブキャリアを立てないガードバンドとしてあり、電力を0としてある。そして、例えば22本のサブキャリアの各キャリア毎の位相差などでデータを伝送するようにしてある。
【0016】
このように構成される1バンドスロットが、32連続した32バンドスロットが、周波数上での1伝送単位としてある。即ち、図4のAに示すように、連続した32バンドスロットが、周波数上での1伝送単位として使用され、各バンドスロットでは、図4のBに示すように、22本のマルチキャリア信号が伝送に使用される。そして、16バンドスロット毎の周波数チャンネル(即ち1伝送単位毎に2つの周波数チャンネル)が、制御情報伝送用のチャンネルとして使用される。この制御情報の伝送構成の詳細については後述する。
【0017】
図3に戻って時間軸の構成を説明すると、200μ秒間隔で1タイムスロットが規定され、1タイムスロット毎に22本のサブキャリアにバースト信号が変調されて伝送される。ここでは16タイムスロット配置された状態が、1フレームと定義される。この1フレーム内の16タイムスロットには、連続したタイムスロット番号が付与される。図3中にハッチングを付与して示す範囲は、1バンドスロットの1タイムスロット区間を示すものである。
【0018】
この周波数軸と時間軸とを格子状に分割した直交基底を使用して、基地局が複数の端末装置と同時期に通信を行う多元接続を行うものである。ここで、基地局と各端末装置とで通信を行うバンドスロットは、1バンドスロットの通信を行う毎に、次の通信時には別のバンドスロットに切換える周波数ホッピングと称される周波数切換え処理を行う。即ち、例えば基地局と各端末装置との通信は、所定タイムスロット間隔で行われるので、端末装置側で通信が行われないタイムスロット期間を利用して、通信系回路で送受信の周波数チャンネル(バンドスロット)を切換える処理を行う。このバンドスロットの切換えは、図4に示した1単位の伝送周波数内(即ち32バンドスロット内)で行われる。この周波数ホッピングを行うことで、例えば1つの基地局に用意された複数のバンドスロットを、この基地局に接続される複数の端末装置で均等に使用することができる。なお、図3,図4では下り回線の構成についてのみ説明したが、各端末装置から基地局への通信を行う上り回線の構成についても同様の構成とされる。但し、下り回線と上り回線は、別の伝送帯域が使用(例えば下り回線2.0GHz帯,上り回線2.2GHz帯)される。
【0019】
このように通信を行う状態を設定することで、各端末装置と基地局との間で伝送される信号は、他の信号に対して直交性が保たれた状態となり、他の信号の干渉を受けることなく、該当する信号だけを良好に取り出すことができる。そして、周波数ホッピングにより伝送するバンドスロットを随時切換えるので、各基地局に用意された伝送帯域が有効に活用され、効率の良い伝送ができる。この場合、上述したように1つの基地局(セル)に割当てる周波数帯域を、自由に割当てることができるので、使用される状況に応じた自由なシステム設定が可能になる。
【0020】
次に、以上説明したシステム構成にて端末装置と通信が行われる基地局の構成を、図1を参照して説明する。
【0021】
図1は、本例の基地局の全体構成を示すブロック図で、送受信用のアンテナ11は高周波系回路12に接続してあり、アンテナ11で受けた所定の周波数帯の信号(ここでの周波数帯とは32バンドスロットで構成される1伝送単位の信号)を中間周波信号に変換し、その中間周波信号をアナログ/デジタル変換器13によりデジタルデータに変換した後、変復調処理部14に供給する。変復調処理部14では、供給される中間周波信号の復調処理を行う。ここでの復調処理としては、例えば上述した伝送方式(BDMA方式)で説明した22本のサブキャリアに分散して変調して伝送されたデータを、1系列のデータとする直交変換などの復調処理を行う。そして、その復調されたデータをデマルチプレクサ15に供給し、各端末装置から送信されるデータ毎に分離し、分離されたそれぞれのデータを別のデコーダ16a,16b‥‥16n(nは任意の数)に供給する。デマルチプレクサ15での分離時には、上述した周波数ホッピングを考慮して、分離する周波数位置(バンドスロット)を随時変えて、各デコーダ16a〜16nに供給する。
【0022】
このデコーダ16a〜16nは、1つの基地局に同時に接続できる端末装置の台数に対応した数用意され、各デコーダ16a〜16nで端末装置から供給されるデータの復号化処理などを行う。そして、各デコーダ16a〜16nでデコードされたデータを、基地局と接続された別の通信系(図示せず)に供給し、それぞれ端末装置と電話回線を介して接続された相手側に伝送する。但し、端末装置から基地局に対して伝送される接続要求などの制御データについては、いずれかのデコーダ16a〜16nでデコードした後、基地局の制御部20に供給する。
【0023】
次に、基地局の送信系の構成について説明すると、接続される各端末装置毎に個別の相手側から基地局に伝送されるデータを、それぞれ別のエンコーダ17a,17b‥‥17n(nは任意の数)に供給する。このエンコーダ17a〜17nは、デコーダと同様に1つの基地局に同時に接続できる端末装置の台数に対応した数用意され、各エンコーダ17a〜17nで供給されるデータの符号化処理などを行う。そして、各エンコーダ17a〜17nでエンコードされたデータをマルチプレクサ18に供給し、この基地局で扱う全ての送信データを1系統の送信データとし、変復調処理部14に供給する。変復調処理部14では、供給されるデータを22本のサブキャリアに分散して変調する処理を行い、その変調されたデータをデジタル/アナログ変換器19でアナログ信号として高周波系回路12に供給し、所定の周波数帯の信号(ここでの周波数帯とは32バンドスロットで構成される1伝送単位の信号)に周波数変換して、アンテナ11から無線送信する。なお、基地局の制御部20から端末装置に対して送信する制御データについても、いすれかのエンコーダ17a〜17nに供給してエンコードして後、マルチプレクサ18から高周波系回路12までの送信系で送信処理して無線送信する。
【0024】
以上説明した構成にて基地局で端末装置との無線通信が行われるが、その通信制御は、この基地局の制御部20により行われる。この制御部20は、マイクロコンピュータなどの制御手段で構成され、この制御部20で生成された制御データを端末装置側に無線伝送することで、各端末装置との通信の制御が実行される。後述する制御情報の伝送処理で使用する乱数系列についても、制御部20内の乱数生成部(図示せず)で生成させる構成としてある。この乱数生成部は、例えば所定のビット数(例えば16ビット)のPN符号を生成させる回路(M系列のシフトレジスタなど)が使用され、その生成されるPN符号の位相(先頭のビット位置)を随時変化させて、発生させる乱数を変化させる構成としてある。
【0025】
次に、この基地局と無線通信が行われる端末装置の構成を、図2を参照して説明する。
【0026】
図2は、本例の端末装置の全体構成を示すブロック図で、送受信用のアンテナ31は高周波系回路32に接続してあり、アンテナ31で受けた所定の周波数帯の信号(ここでの周波数帯とは1バンドスロットの信号)を中間周波信号に変換し、その中間周波信号をアナログ/デジタル変換器33によりデジタルデータに変換した後、変復調処理部34に供給する。変復調処理部34では、供給される中間周波信号の復調処理を行う。ここでの復調処理としては、例えば上述した伝送方式(BDMA方式)で説明した22本のサブキャリアに分散して変調して伝送されたデータを、1系列のデータとする直交変換などの復調処理を行う。そして、その復調されたデータをデコーダ35に供給し、基地局側から伝送されるデータの復号化処理などを行う。そして、デコーダ35でデコードされたデータを音声処理系回路36に供給し、通話用音声データの処理を行い、得られた音声信号をスピーカ37から放音させる。また、デコードされたデータが基地局からの制御データである場合には、この端末装置の制御部41に供給する。
【0027】
次に、端末装置の送信系の構成について説明すると、送信するデータが通話用音声である場合には、マイクロホン38が拾った音声信号を音声処理系回路36に供給し、所定の方式の音声データとした後、この音声データをエンコーダ39に供給して、符号化処理などを行う。そして、エンコーダ39でエンコードされたデータを変復調処理部34に供給する。変復調処理部34では、供給されるデータを22本のサブキャリアに分散して変調する処理を行い、その変調されたデータをデジタル/アナログ変換器40でアナログ信号として高周波系回路32に供給し、所定の周波数帯の信号に周波数変換して、アンテナ31から無線送信させる。なお、端末装置の制御部41から基地局に対して送信する接続要求などの制御データについても、エンコーダ39に供給されてエンコードされた後、変復調処理部34から高周波系回路32までの送信系で送信処理されて無線送信される。
【0028】
この端末装置での受信状態及び送信状態は、マイクロコンピュータなどの制御手段で構成される制御部41により制御される。この制御部41では、基地局から送信される制御データを判断して、送受信を行う周波数チャンネル(バンドスロット)やその周波数チャンネルでの送受信のタイミング(即ち送信や受信を行うタイムスロット)を判断し、端末装置内の各部を対応した状態の処理を行うように制御する。また、制御部41にはダイヤルキーなどのキー42からの操作情報が供給される構成としてある。さらに、制御部41には液晶表示パネルなどで構成される表示部43が接続してあり、動作状態などを表示する。
【0029】
なお、この図2に示した端末装置では通話用音声データの送受信を行う構成として説明したが、他の各種データを送信又は受信する端末装置として構成しても良い。例えば、何らかの文字データや数字データの送信や受信を行ったり、電子メール,インターネットなどのデータを送信又は受信する構成の端末装置としても良い。
【0030】
次に、以上説明した構成の基地局と端末装置との間で通信を行う状態を、図5及び図6を参照して説明する。図5は、本例での基地局で扱う端末装置への下り回線の1単位の伝送帯域(32バンドスロット)のチャンネル構成を示す図で、縦軸は周波数をバンドスロット番号で示し、横軸は時間の経過をタイムスロット番号で示してあり、バンドスロットとタイムスロットに連続した番号を付与してある。
【0031】
ここでは、16バンドスロット毎の1バンドスロット(即ち第1バンドスロット及び第17バンドスロット)を、制御情報通信用専用のチャンネルとして使用する。但し本例の場合には、基地局から伝送される制御情報チャンネル群として、初期捕捉チャンネルICH(Initial acquisition Channel )と、ブロードキャストチャンネルBCH(Broadcast Channel )とが用意され、第1バンドスロット及び第17バンドスロットの周波数チャンネルでは、初期捕捉チャンネルICHだけを伝送する。他のバンドスロット(第2〜第16バンドスロット及び第18〜第32バンドスロット)では、ブロードキャストチャンネルBCHの伝送と、情報伝送チャンネルTCHの伝送とが行われる。
【0032】
この制御情報通信用専用の第1バンドスロット及び第17バンドスロットで伝送される初期捕捉チャンネルICHは、全てのタイムスロットで送信されるのではなく、平均で16タイムスロットに1回、1タイムスロット期間送信されるデータであり、基地局の制御部20で生成された乱数系列を使用した乱数で、その送信するタイムスロットが設定される。
【0033】
図5の例では、第1バンドスロットの周波数チャンネルでは、最初の16タイムスロットの期間(タイムスロット番号1から番号16までの間)で、バンドスロット番号14で、初期捕捉チャンネルICHのデータが基地局から送信され、次の16タイムスロットの期間(タイムスロット番号17から番号32までの間)で、バンドスロット番号24で、初期捕捉チャンネルICHのデータが基地局から送信され、次の16タイムスロットの期間(タイムスロット番号33から番号48までの間)で、バンドスロット番号35で、初期捕捉チャンネルICHのデータが基地局から送信される。
【0034】
1タイムスロットの期間の初期捕捉チャンネルICHのデータとしては、この初期捕捉チャンネルICHのデータを端末装置側が捕捉するのに必要な同期データなどの他に、次にブロードキャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロット番号のデータと、次に初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイムスロット番号のデータとが付与してある。この次にブロードキャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロット番号のデータと、次に初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイムスロット番号のデータとは、基地局の制御部20内で生成させた乱数系列に基づいて乱数を使用して発生させる。
【0035】
ここではブロードキャストチャンネルBCHは、初期捕捉チャンネルICHが送信される期間の2タイムスロット後に送信される構成としてあり、そのタイミングに送信されるブロードキャストチャンネルBCHのバンドスロット番号が、初期捕捉チャンネルICHに付与された乱数のデータで示される。基地局の送信系から送信されるブロードキャストチャンネルBCHが、実際にその乱数のデータで示されるバンドスロットに設定されることは勿論である。ブロードキャストチャンネルBCHで送信されるデータとしては、端末装置に送信する必要のある各種データが含まれる。即ち、無線通信回線を設定させる場合に必要な情報伝送チャンネルTCHの割当て情報などの各種情報や、回線を開放する場合に必要な各種情報や、他の基地局との通信に切換えるハンドオフ時に必要な各種情報などが伝送される。但し本例の場合には、1タイムスロット程度の比較的短い期間、端末装置側でブロードキャストチャンネルBCHのデータを受信できない場合でも、問題がないように、ブロードキャストチャンネルBCHで送信されるデータを構成してある。
【0036】
初期捕捉チャンネルICHに含まれる次の初期捕捉チャンネルICHの送信タイムスロット番号のデータとしては、次に初期捕捉チャンネルICHが送信されるまでのタイムスロット期間のデータが示され、基地局の送信系から次に送信される初期捕捉チャンネルICHが、実際にその乱数のデータで示されるタイミングに設定されることは勿論である。
【0037】
図6は、基地局側の制御部20内で発生させるPN符号と、初期捕捉チャンネルICHの期間(送信間隔)のデータと、ブロードキャストチャンネルBCHのバンドスロット(送信周波数)のデータとの対応の一例を示す図で、初期捕捉チャンネルICHのデータの送信を行う毎に、乱数系列である16ビットのPN符号の先頭位置を1ビットずつシフトさせる処理が行われ、そのシフトされた16ビットデータが、初期捕捉チャンネルICHに乱数データとして付与される。
【0038】
この16ビットの乱数データの内の所定ビット位置のデータで、次の初期捕捉チャンネルICHの送信タイムスロットの位置が示され、別の所定ビット位置のデータで、ブロードキャストチャンネルBCHのバンドスロットの位置が示される。
【0039】
図5の例では、バンドスロット番号1に送信される初期捕捉チャンネルICHの各1タイムスロット期間に、次の初期捕捉チャンネルICHの送信間隔のデータa11,a12,a13‥‥が順次付与されると共に、各初期捕捉チャンネルICHの2タイムスロット期間後に送信されるブロードキャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロットとの周波数間隔のデータb11,b12,b13‥‥が順次付与される。同様に、バンドスロット番号17に送信される初期捕捉チャンネルICHの各1タイムスロット期間に、次の初期捕捉チャンネルICHの送信間隔のデータa21,a22,a23‥‥が順次付与されると共に、各初期捕捉チャンネルICHの2タイムスロット期間後に送信されるブロードキャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロットとの周波数間隔のデータb21,b22,b23‥‥が順次付与される。
【0040】
なお、基地局と端末装置との間で各種データを伝送する情報伝送チャンネルTCHについては、図5に一つの例(基地局と1台の端末装置との通信)を示すように、4タイムスロット周期で1タイムスロット期間設定され、そのバンドスロットについては、周波数ホッピング処理により、所定の規則に従って、各タイムスロット期間毎に異なるバンドスロットを使用する構成としてあり、第2〜第16バンドスロット及び第18〜第32バンドスロットの帯域を均等に使用する。ブロードキャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロットについては、初期捕捉チャンネルICHから最大で15バンドスロット離れた位置(例えば第1バンドスロットで送信される初期捕捉チャンネルICHで示されるブロードキャストチャンネルBCHの周波数位置は第2バンドスロットから第16バンドスロットまでのいずれか)としてある。
【0041】
このような構成及び処理で基地局から端末装置に対して制御情報を送信することで、各端末装置に効率良く制御情報を伝送することができる。即ち、基地局に接続させたい端末装置側では、まず初期捕捉チャンネルICHが送信されるバンドスロットを受信して、初期捕捉チャンネルICHが捕捉できたとき、その初期捕捉チャンネルICHに含まれる乱数のデータから、ブロードキャストチャンネルBCHが送信されるスロット位置が判り、そのブロードキャストチャンネルBCHを受信して、対応した制御処理を行うことが可能になる。また、次に初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイミングについても判る。
【0042】
なお、端末装置側で基地局で乱数系列を生成させる生成回路と同じ回路(シフトレジスタなど)を備えておけば、一度初期捕捉チャンネルICHを受信して、その受信した乱数系列の位相を端末装置側で判断できれば、以後は初期捕捉チャンネルICHを実際に受信しなくても、その回路で生成される乱数により、各タイミングで初期捕捉チャンネルICHに含まれる乱数を推定でき、ブロードキャストチャンネルBCHが送信されるスロット位置が判り、制御データを正しく受信でき、基地局に同期させることができる。
【0043】
ここで、基地局で生成させる乱数系列が、この無線電話システムで複数種類ある場合には、基地局から送信する乱数のデータに、その乱数の生成に使用する回路の種類のデータを付与することで、端末装置側で同期した乱数を生成させることができ、同様に各タイミングで初期捕捉チャンネルICHに含まれる乱数を推定でき、基地局に同期させることができる。
【0044】
そして本例においては、初期捕捉チャンネルICHの送信が、その初期捕捉チャンネルICH用に用意されたバンドスロット内で、ランダムに設定したタイミングで行われるので、例えば隣接するセルの基地局で同じ周波数を使用して初期捕捉チャンネルICHした場合でも、各基地局からの初期捕捉チャンネルICHの送信が重なる可能性が非常に低くなり、各セルで制御チャンネルを共用化できるようになり、各セルの周波数構成を共通化できる。この場合、各セルの基地局を同期させる必要がなく、非同期で各基地局を運用できる。
【0045】
なお、ブロードキャストチャンネルBCHと情報伝送チャンネルTCHは同じ帯域で伝送されるため、例えば図5の例では第15バンドスロットのタイムスロット番号37で、ブロードキャストチャンネルBCHと情報伝送チャンネルTCHとが重なっているが、このような重なりは確率的にわずかであるので、実際にシステムを運用する上でそれほど問題にはならない。
【0046】
また、図5の例では、1単位の伝送帯域のバンドスロット数を32とし、平均で16タイムスロットに1回制御データを送信する構成としたが、他の間隔で制御データを送信する構成としても良い。この場合、基地局により制御データの間隔が一定でない場合には、制御データの出現頻度を示すデータを初期捕捉チャンネルICHに付与して、端末装置側で初期捕捉チャンネルICHが存在する周波数チャンネルを判断できるようにしても良い。
【0047】
また、1つの基地局に複数の初期捕捉チャンネルICH用のバンドスロットを用意したとき(例えば図5の第1バンドスロットと第17バンドスロット)、各ICHのバンドスロットで、使用する乱数系列の位相(先頭のビット位置など)を、各周波数位置(バンドスロット)毎にオフセットさせるのが好ましい。このようにすることで、各バンドスロットでのICHなどの制御データの送信が均等になり、良好に制御データを伝送できる。
【0048】
次に、本発明の第2の実施の形態を図7を参照して説明する。この第2の実施の形態の場合には、制御データの基地局からの送信構成が第1の実施の形態と異なるもので、その他の構成については第1の実施の形態と同じであり、その説明は省略する。
【0049】
図7は、本例での基地局で扱う端末装置への下り回線の1単位の伝送帯域(32バンドスロット)のチャンネル構成を示す図で、縦軸は周波数をバンドスロット番号で示し、横軸は時間の経過をタイムスロット番号で示してあり、バンドスロットとタイムスロットに連続した番号を付与してある。
【0050】
ここでも、16バンドスロット毎の1バンドスロット(即ち第1バンドスロット及び第17バンドスロット)を、初期捕捉チャンネルICH専用のチャンネルとして使用し、他のバンドスロット(第2〜第16バンドスロット及び第18〜第32バンドスロット)では、ブロードキャストチャンネルBCHの伝送と、情報伝送チャンネルTCHの伝送とが行われる。
【0051】
この制御情報通信用専用の第1バンドスロット及び第17バンドスロットで伝送される初期捕捉チャンネルICHは、第1の実施の形態の場合と同様に、平均で16タイムスロットに1回、1タイムスロット期間送信されるデータであり、基地局の制御部20で生成された乱数系列を使用した乱数で、その送信するタイムスロットが設定される。
【0052】
ここで、本例の場合には、その乱数で示されるデータで、その初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイムスロット位置を示すデータを付与し、その場合に、1フレームの始まりからの間隔を示す。即ち、ここでは16タイムスロットを1単位として1フレームを構成させてあり、各初期捕捉チャンネルICHのデータで、その初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイムスロット位置の1フレーム内の位置(図7でのデータa51,a52,a53,a54‥‥)を示すようにしてある。ブロードキャストチャンネルBCHの周波数位置のデータについては、上述した第1の実施の形態と同じである。
【0053】
このように構成したことで、端末装置側で初期捕捉チャンネルICHを1回受信するだけで、フレームタイミングを検出することができ、フレーム同期をすることが簡単にできる。そして、端末装置側に用意された乱数系列の生成手段を、基地局側の乱数に同期させることで、以後の初期捕捉チャンネルICH及びブロードキャストチャンネルBCHの位置が判り、第1の実施の形態の場合と同様の通信制御が行え、同様の効果が得られる。
【0054】
なお、上述した実施の形態では、通信構成やフレーム構成などの詳細については一例を示したもので、上述した実施の形態に限定されるものではない。特に、上述した実施の形態ではマルチキャリア信号の伝送に適用したが、周波数ホッピングを行うTDMA方式の各種通信に、本発明の制御処理が適用できるものである。また、上述した実施の形態ではセルラ方式の無線電話システムに適用したが、他の通信システムの制御にも適用できるものである。
【0055】
【発明の効果】
請求項1に記載した通信方法によると、制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される初期捕捉情報にその設定した乱数を格納して伝送する処理を行うことで、端末装置側で基地局に同期させる際には、この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して、初期捕捉情報に格納された乱数を判断することで、初期捕捉チャンネルのタイムスロットの基地局からの送信が間欠的であっても、以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロットを端末装置側で判断でき、制御情報用のチャンネルの複数のセルでの共用化等のために間欠的な制御情報の送信を行っても、各端末装置では基地局に同期させることができる。
【0056】
さらに、初期捕捉情報が存在する周波数チャンネルを、基地局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間隔で複数配置し、タイムスロットを設定する所定の乱数系列の位相を、それぞれの周波数チャンネル毎にオフセットさせたことで、初期捕捉情報が存在する全ての周波数チャンネルの使用状態が均等になり、良好に制御情報を送信できる。
【0057】
請求項に記載した通信方法によると、初期捕捉チャンネルに格納された乱数によって、制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを設定することで、端末装置側では初期捕捉情報を受信することで、ブロードキャストチャンネルの周波数チャンネル又はタイムスロット位置が判り、ブロードキャストチャンネルの周波数チャンネルやタイムスロット位置を変える処理を行っても、ブロードキャストチャンネルの受信が良好にできる。
【0058】
請求項に記載した通信方法によると、初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与し、端末装置で初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た出現頻度を示す情報で、初期捕捉チャンネルが存在する全ての周波数チャンネルを判断できるようにしたことで、各基地局毎にチャンネル数などを可変させた通信システムとした場合にも対処できる。
【0060】
請求項に記載した送信方法及びこの送信方法を適用した請求項に記載した基地局によると、制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される初期捕捉情報にその設定した乱数を格納して伝送する処理を行うことで、この制御情報を受信する側では、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して、初期捕捉情報に格納された乱数を判断することで、初期捕捉チャンネルのタイムスロットの送信が間欠的であっても、以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロットを端末装置側で判断でき、初期捕捉チャンネルのタイムスロットを間欠的なタイミングで設定して、制御情報用のチャンネルの複数のセルでの共用化を図ることができる。
【0061】
さらに、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、自局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間隔で配置し、タイムスロットを設定する所定の乱数系列の位相を、周波数チャンネル毎にオフセットさせることで、基地局毎に用意された初期捕捉情報が存在する全ての周波数チャンネルの使用状態が均等になり、良好に制御情報を送信できる。
【0062】
請求項に記載した送信方法及びこの送信方法を適用した請求項10に記載した基地局によると、制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルとして送信される周波数チャンネル又はタイムスロットを、乱数により示すようにしたことで、制御情報通信用のブロードキャストチャンネルを任意の周波数チャンネル又はタイムスロットに割当てることができ、制御情報をランダムな周波数やタイムスロットで送信することが可能になる。
【0063】
請求項に記載した送信方法及びこの送信方法を適用した請求項11に記載した基地局によると、初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与するようにしたことで、各基地局毎にチャンネル数などを可変させた通信システムとした場合にも、制御情報としてはこの初期捕捉チャンネルの出現頻度を示す情報を変更するだけで対処できる。
【0065】
請求項に記載した受信方法及びこの受信方法を適用した請求項12に記載した端末装置によると、所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に受信を行うと共に、この受信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する受信方法において、受信するチャンネルとして、情報受信用チャンネルの他に、制御情報受信用のチャンネル群を備え、この制御情報受信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルで受信すると共に、この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数より、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断することで、基地局側からの初期捕捉チャンネルのタイムスロットの送信が間欠的であっても、以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロットを判断できる。
【0066】
さらに、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、ブロードキャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを判断することで、初期捕捉チャンネルの受信だけでブロードキャストチャンネルが判り、ブロードキャストチャンネルの送信周波数やタイムスロット位置がランダムに変化する場合でも、良好に受信できる。
【0067】
請求項に記載した受信方法及びこの受信方法を適用した請求項13に記載した端末装置によると、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た出現頻度を示す情報で、初期捕捉チャンネルが存在する全ての周波数チャンネルを判断することで、送信側でチャンネル数などが可変する通信システムとした場合にも、受信側で対処できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による基地局の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による端末装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による伝送信号のスロット構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるバンドスロット配置を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるチャンネル構成を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による制御チャンネルのデータ例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるチャンネル構成を示す説明図である。
【図8】従来のセルラ方式のチャンネル構成例を示す説明図である。
【符号の説明】
12…高周波系回路、14…変復調処理回路、15…デマルチプレクサ、16a〜16n…デコーダ、17a〜17n…エンコーダ、18…マルチプレクサ、20…制御部、32…高周波系回路、34…変復調処理回路、35…デコーダ、36…音声系回路、39…エンコーダ、41…制御部

Claims (13)

  1. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に、基地局と任意の数の端末装置との間で通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する通信方法において、
    上記基地局から送信するチャンネルとして、上記端末装置との情報通信用チャンネルの他に、制御情報通信用のチャンネル群を備え、
    この制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、
    この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される上記初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、
    上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断し、
    さらに、上記初期捕捉情報が存在する周波数チャンネルを、上記基地局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間隔で複数配置し、上記タイムスロットを設定する上記所定の乱数系列の先頭のビット位置を、それぞれの周波数チャンネル毎に変化させた
    通信方法。
  2. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に、基地局と任意の数の端末装置との間で通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する通信方法において、
    上記基地局から送信するチャンネルとして、上記端末装置との情報通信用チャンネルの他に、制御情報通信用のチャンネル群を備え、
    この制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、
    この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される上記初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、
    上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断し、
    さらに、上記初期捕捉チャンネルに格納された乱数によって、制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを設定し、上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、ブロードキャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを判断する通信方法。
  3. 請求項記載の通信方法において、
    上記初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与し、
    上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た出現頻度を示す情報で、上記初期捕捉チャンネルが存在する全ての周波数チャンネルを判断する
    通信方法。
  4. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に送信を行うと共に、この送信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する送信方法において、
    送信するチャンネルとして、情報送信用チャンネルの他に、制御情報送信用のチャンネル群を備え、
    この制御情報送信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、
    この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される上記初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、
    さらに、上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、自局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間隔で配置し、上記タイムスロットを設定する上記所定の乱数系列の先頭のビット位置を、周波数チャンネル毎に変化させる
    送信方法。
  5. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に送信を行うと共に、この送信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する送信方法において、
    送信するチャンネルとして、情報送信用チャンネルの他に、制御情報送信用のチャンネル群を備え、
    この制御情報送信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共に、
    この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信される上記初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、
    さらに、制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルとして送信される周波数チャンネル又はタイムスロットを、上記乱数により示すようにした
    送信方法。
  6. 請求項記載の送信方法において、
    上記初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与するようにした
    送信方法。
  7. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に受信を行うと共に、この受信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する受信方法において、
    受信するチャンネルとして、情報受信用チャンネルの他に、制御情報受信用のチャンネル群を備え、
    この制御情報受信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルで受信すると共に、
    この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数より、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断し、
    さらに、上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た上記乱数に基づいて、ブロードキャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを判断する
    受信方法。
  8. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に受信を行うと共に、この受信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する受信方法において、
    受信するチャンネルとして、情報受信用チャンネルの他に、制御情報受信用のチャンネル群を備え、
    この制御情報受信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルで受信すると共に、
    この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数より、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断し、
    さらに、上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た出現頻度を示す情報で、上記初期捕捉チャンネルが存在する全ての周波数チャンネルを判断する受信方法。
  9. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に端末装置と通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する周波数ホッピングを行う基地局において、情報通信用チャンネルの処理手段と、制御情報通信用チャンネルの処理手段とを備え、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で送信処理される制御情報通信用チャンネル群として、初期捕捉チャンネルと、ブロードキャストチャンネルとを有し、上記初期捕捉チャンネルを所定の周波数チャンネルに固定して送信処理すると共に、この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で生成された所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信する上記初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、
    さらに、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で、上記所定の乱数系列の先頭ビットの位置を変化させて複数の乱数を同時に生成させ、上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、自局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間隔で複数用意し、この複数送信される初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルのそれぞれで、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、上記同時に生成された複数の乱数で個別に設定した
    基地局。
  10. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に端末装置と通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する周波数ホッピングを行う基地局において、情報通信用チャンネルの処理手段と、制御情報通信用チャンネルの処理手段とを備え、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で送信処理される制御情報通信用チャンネル群として、初期捕捉チャンネルと、ブロードキャストチャンネルとを有し、上記初期捕捉チャンネルを所定の周波数チャンネルに固定して送信処理すると共に、この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で生成された所定の乱数系列によって発生した乱数で設定し、送信する上記初期捕捉情報にその設定した乱数を格納し、
    さらに、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルとして送信処理される周波数チャンネル又はタイムスロットを、上記所定の乱数系列によって設定するようにした
    基地局。
  11. 請求項記載の基地局において、
    上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で、初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与するようにした
    基地局。
  12. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する周波数ホッピングを行う端末装置において、
    情報通信用チャンネルの処理手段と、制御情報通信用チャンネルの処理手段とを備え、
    上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で受信する制御情報受信用チャンネル群の内の、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルで受信すると共に、
    この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数より、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断し、そのタイムスロットの受信処理を制御情報通信用チャンネルの処理手段で行い、
    さらに、上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、ブロードキャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを判断し、その判断した周波数チャンネル又はタイムスロットの受信処理を行う
    端末装置。
  13. 所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させて、所定数のタイム スロット周期で間欠的に通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化する周波数ホッピングを行う端末装置において、
    情報通信用チャンネルの処理手段と、制御情報通信用チャンネルの処理手段とを備え、
    上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で受信する制御情報受信用チャンネル群の内の、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルで受信すると共に、
    この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数より、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断し、そのタイムスロットの受信処理を制御情報通信用チャンネルの処理手段で行い、
    さらに、上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た出現頻度を示す情報で、上記初期捕捉チャンネルが存在する全ての周波数チャンネルを上記制御情報通信用チャンネルの処理手段が判断する
    端末装置。
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