JPH1198571A - 通信方法、送信方法、受信方法、基地局及び端末装置 - Google Patents

通信方法、送信方法、受信方法、基地局及び端末装置

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JPH1198571A
JPH1198571A JP25731297A JP25731297A JPH1198571A JP H1198571 A JPH1198571 A JP H1198571A JP 25731297 A JP25731297 A JP 25731297A JP 25731297 A JP25731297 A JP 25731297A JP H1198571 A JPH1198571 A JP H1198571A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線電話システムの基地局などでの制御チャ
ンネルの設定が効率良くできるようにする。 【解決手段】 基地局から送信するチャンネルとして、
端末装置との情報通信用チャンネルTCHの他に、制御
情報通信用のチャンネル群を備え、この制御情報通信用
チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルICHが存在
する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルに固
定すると共に、この初期捕捉チャンネルICHに割当て
られた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信さ
れるタイムスロットを、所定の乱数系列によって設定
し、送信される初期捕捉情報にその設定した乱数の情報
を格納し、端末装置で初期捕捉チャンネルICHが存在
する周波数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、
初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断
するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばセルラ方式
の無線電話システムに適用して好適な通信方法,送信方
法及び受信方法と、これらの方法に基づいた基地局及び
端末装置に関し、特にTDMA方式(Time Division Mu
ltiplex Access方式:時分割多元接続方式)を適用した
場合に好適なものに関する。。
【0002】
【従来の技術】デジタルデータ化された信号を無線伝送
する無線電話システムが各種実用化されている。効率良
く接続できる方式の1つとしてTDMA方式を適用した
ものが実用化されている。この方式は、1伝送帯域(周
波数チャンネル)を時間軸で区切ってタイムスロットを
形成させて、各タイムスロットを複数台の端末装置に割
当て、1つの伝送帯域で複数台の端末装置が基地局に接
続できるようにしたものである。
【0003】図8は、従来のTDMA方式を適用したセ
ルラ方式の無線電話システムの、基地局から端末装置側
に伝送される下り回線のチャンネル構成例を示す図で、
縦軸は周波数を示し、横軸は時間の経過を示す。周波数
軸は、所定の周波数帯域毎(例えば数KHz毎)に1つ
のバンドスロットを形成させてあり、各バンドスロット
に番号(ここでは連続した番号)を付与してある。時間
軸は、所定の時間毎(例えば数百μ秒毎)に1つのタイ
ムスロットを形成させてあり、各タイムスロットに番号
(ここでは連続した番号)を付与してある。
【0004】図8の例では、16のバンドスロットを1
つの制御チャンネルで制御される伝送帯域として設定し
てあり、16バンドスロット毎の第1バンドスロット,
第17バンドスロット‥‥と制御チャンネルCCH(Co
mmom Control Channel)用のバンドスロットが割当てて
ある。この制御チャンネルCCH用のバンドスロットで
は、全てのタイムスロットが制御チャンネル用に占有さ
れる。
【0005】そして、各制御チャンネルに続いた15の
バンドスロット(例えば第2〜第16バンドスロット)
が、通話用音声や各種データが伝送される情報伝送チャ
ンネルTCH(Traffic Channe)の伝送帯域とされる。
この伝送帯域での情報伝送チャンネルTCHの設定が、
基地局から制御チャンネルにより各端末装置に報知され
る。従って、各端末装置で基地局に接続させる際には、
最初に制御チャンネルCCHが送信されるバンドスロッ
トを受信して、このバンドスロットで伝送される制御チ
ャンネルCCHで示される制御情報から、この端末装置
に割当てられたバンドスロット及びタイムスロットを判
断し、そのバンドスロット及びタイムスロットでの基地
局との通信を開始させる。
【0006】例えば、1つのバンドスロット(周波数チ
ャンネル)を4分割して4台の端末装置と通信を行う構
成の場合には、各端末装置では4タイムスロット周期
(上り回線は別の帯域を使用する場合)で通信が行われ
る。或る1台の端末装置での通信状態を図8に示すと、
ここでは第4バンドスロットのタイムスロット番号1,
5,9,13‥‥を使用して、情報伝送チャンネルTC
Hの通信が基地局と行われる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このようにしてTDM
A方式を適用した場合の無線通信が行われるが、制御チ
ャンネルCCHに割当てられた周波数チャンネルには、
その基地局のエリア(セル)内で干渉波がないことが基
本である。従って、隣接するセルの基地局と制御チャン
ネルの周波数を共有することは、基地局間で制御チャン
ネルの信号が相互に妨害波となるため、困難であった。
【0008】各基地局間で、何らかの方法によりタイム
スロット期間が同期している場合には、例えば制御チャ
ンネルCCHとして使用されるバンドスロット内のタイ
ムスロット期間を、隣接する基地局で分けて使用するこ
とで、基地局間で制御チャンネル用の周波数チャンネル
を共有することができる。ところが、各基地局を同期さ
せるためには、各基地局間で何らかの同期データを伝送
させたり、或いは何らかの基準となる信号(GPS用の
測位信号など)を各基地局で受信させて、同期処理を行
う必要があり、基地局の構成や処理が複雑になる問題が
ある。
【0009】また、無線電話システムの場合には、端末
装置の位置が一定ではないため、制御チャンネルとして
使用される周波数チャンネルが固定されたチャンネルで
あると、そのときの伝送路の状態などにより、通信状態
が良好でない場合がある。この問題を回避するために
は、複数の周波数チャンネルを制御チャンネル用に使用
すれば、周波数ダイバーシティ効果が得られ、良好に通
信できる可能性が高くなる。ところが、図8に示したよ
うな従来のシステム構成で制御チャンネル用の周波数を
複数用意すると、それだけ情報伝送チャンネルTCHと
して使用できる周波数チャンネルが少なくなり、好まし
くない。
【0010】本発明はかかる点に鑑み、各基地局での制
御チャンネルの設定が効率良くできるようにすることを
目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この問題点を解決するた
めに本発明は、基地局から送信するチャンネルとして、
端末装置との情報通信用チャンネルの他に、制御情報通
信用のチャンネル群を備え、この制御情報通信用チャン
ネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チ
ャンネルを、所定の周波数チャンネルに固定すると共
に、この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャ
ンネルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロッ
トを、所定の乱数系列によって設定し、送信される初期
捕捉情報にその設定した乱数の情報を格納し、端末装置
で初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受
信して得た乱数に基づいて、初期捕捉チャンネルが送信
されるタイムスロットを判断するようにしたものであ
る。
【0012】かかる処理を行うことによって、端末装置
側で基地局に同期させる際には、初期捕捉チャンネルが
存在する周波数チャンネルを受信して、初期捕捉情報に
格納された乱数を判断することで、初期捕捉チャンネル
のタイムスロットの基地局からの送信が間欠的であって
も、以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロッ
トを端末装置側で判断できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を、図1〜図6を参照して説明する。
【0014】本例においては、セルラ方式の無線電話シ
ステムに適用したもので、まず本例が適用される通信方
式の構成について説明する。本例の通信方式の構成は、
基本的にはTDMA方式により通信が行われるシステム
としてあるが、各タイムスロット内で伝送される信号と
して、マルチキャリア信号としてある。即ち、予め割当
てられた帯域(Band)内に複数のサブキャリアを連続的
に配置し、この1帯域内の複数のサブキャリアを1つの
伝送路(パス)で同時に使用するいわゆるマルチキャリ
ア方式としてあり、さらに1帯域内の複数のサブキャリ
アを一括して時間で分割(Division)して変調するもの
で、ここでは帯域分割多元接続(BDMA:Band Divis
ion Multiple Access )方式と称する。
【0015】以下、その接続方式の構成について説明す
ると、図3は、本例の伝送信号のスロット構成を示す図
で、縦軸を周波数を、横軸を時間としたものである。本
例の場合には、周波数軸と時間軸とを格子状に分割した
直交基底を与えるものである。即ち、1つの伝送帯域
(1バンドスロット)が150KHzとされ、この15
0KHzの1伝送帯域内に、24本のサブキャリアを配
置する。この24本のサブキャリアは、6.25kHz
間隔で等間隔に連続的に配置され、1キャリア毎に0か
ら23までのサブキャリア番号が付与される。但し、実
際に存在するサブキャリアは、サブキャリア番号1から
22までの22本としてあり、1バンドスロット内の両
端部のサブキャリア番号0及び23についてはサブキャ
リアを立てないガードバンドとしてあり、電力を0とし
てある。そして、例えば22本のサブキャリアの各キャ
リア毎の位相差などでデータを伝送するようにしてあ
る。
【0016】このように構成される1バンドスロット
が、32連続した32バンドスロットが、周波数上での
1伝送単位としてある。即ち、図4のAに示すように、
連続した32バンドスロットが、周波数上での1伝送単
位として使用され、各バンドスロットでは、図4のBに
示すように、22本のマルチキャリア信号が伝送に使用
される。そして、16バンドスロット毎の周波数チャン
ネル(即ち1伝送単位毎に2つの周波数チャンネル)
が、制御情報伝送用のチャンネルとして使用される。こ
の制御情報の伝送構成の詳細については後述する。
【0017】図3に戻って時間軸の構成を説明すると、
200μ秒間隔で1タイムスロットが規定され、1タイ
ムスロット毎に22本のサブキャリアにバースト信号が
変調されて伝送される。ここでは16タイムスロット配
置された状態が、1フレームと定義される。この1フレ
ーム内の16タイムスロットには、連続したタイムスロ
ット番号が付与される。図3中にハッチングを付与して
示す範囲は、1バンドスロットの1タイムスロット区間
を示すものである。
【0018】この周波数軸と時間軸とを格子状に分割し
た直交基底を使用して、基地局が複数の端末装置と同時
期に通信を行う多元接続を行うものである。ここで、基
地局と各端末装置とで通信を行うバンドスロットは、1
バンドスロットの通信を行う毎に、次の通信時には別の
バンドスロットに切換える周波数ホッピングと称される
周波数切換え処理を行う。即ち、例えば基地局と各端末
装置との通信は、所定タイムスロット間隔で行われるの
で、端末装置側で通信が行われないタイムスロット期間
を利用して、通信系回路で送受信の周波数チャンネル
(バンドスロット)を切換える処理を行う。このバンド
スロットの切換えは、図4に示した1単位の伝送周波数
内(即ち32バンドスロット内)で行われる。この周波
数ホッピングを行うことで、例えば1つの基地局に用意
された複数のバンドスロットを、この基地局に接続され
る複数の端末装置で均等に使用することができる。な
お、図3,図4では下り回線の構成についてのみ説明し
たが、各端末装置から基地局への通信を行う上り回線の
構成についても同様の構成とされる。但し、下り回線と
上り回線は、別の伝送帯域が使用(例えば下り回線2.
0GHz帯,上り回線2.2GHz帯)される。
【0019】このように通信を行う状態を設定すること
で、各端末装置と基地局との間で伝送される信号は、他
の信号に対して直交性が保たれた状態となり、他の信号
の干渉を受けることなく、該当する信号だけを良好に取
り出すことができる。そして、周波数ホッピングにより
伝送するバンドスロットを随時切換えるので、各基地局
に用意された伝送帯域が有効に活用され、効率の良い伝
送ができる。この場合、上述したように1つの基地局
(セル)に割当てる周波数帯域を、自由に割当てること
ができるので、使用される状況に応じた自由なシステム
設定が可能になる。
【0020】次に、以上説明したシステム構成にて端末
装置と通信が行われる基地局の構成を、図1を参照して
説明する。
【0021】図1は、本例の基地局の全体構成を示すブ
ロック図で、送受信用のアンテナ11は高周波系回路1
2に接続してあり、アンテナ11で受けた所定の周波数
帯の信号(ここでの周波数帯とは32バンドスロットで
構成される1伝送単位の信号)を中間周波信号に変換
し、その中間周波信号をアナログ/デジタル変換器13
によりデジタルデータに変換した後、変復調処理部14
に供給する。変復調処理部14では、供給される中間周
波信号の復調処理を行う。ここでの復調処理としては、
例えば上述した伝送方式(BMDA方式)で説明した2
2本のサブキャリアに分散して変調して伝送されたデー
タを、1系列のデータとする直交変換などの復調処理を
行う。そして、その復調されたデータをデマルチプレク
サ15に供給し、各端末装置から送信されるデータ毎に
分離し、分離されたそれぞれのデータを別のデコーダ1
6a,16b‥‥16n(nは任意の数)に供給する。
デマルチプレクサ15での分離時には、上述した周波数
ホッピングを考慮して、分離する周波数位置(バンドス
ロット)を随時変えて、各デコーダ16a〜16nに供
給する。
【0022】このデコーダ16a〜16nは、1つの基
地局に同時に接続できる端末装置の台数に対応した数用
意され、各デコーダ16a〜16nで端末装置から供給
されるデータの復号化処理などを行う。そして、各デコ
ーダ16a〜16nでデコードされたデータを、基地局
と接続された別の通信系(図示せず)に供給し、それぞ
れ端末装置と電話回線を介して接続された相手側に伝送
する。但し、端末装置から基地局に対して伝送される接
続要求などの制御データについては、いずれかのデコー
ダ16a〜16nでデコードした後、基地局の制御部2
0に供給する。
【0023】次に、基地局の送信系の構成について説明
すると、接続される各端末装置毎に個別の相手側から基
地局に伝送されるデータを、それぞれ別のエンコーダ1
7a,17b‥‥17n(nは任意の数)に供給する。
このエンコーダ17a〜17nは、デコーダと同様に1
つの基地局に同時に接続できる端末装置の台数に対応し
た数用意され、各エンコーダ17a〜17nで供給され
るデータの符号化処理などを行う。そして、各エンコー
ダ17a〜17nでエンコードされたデータをマルチプ
レクサ18に供給し、この基地局で扱う全ての送信デー
タを1系統の送信データとし、変復調処理部14に供給
する。変復調処理部14では、供給されるデータを22
本のサブキャリアに分散して変調する処理を行い、その
変調されたデータをデジタル/アナログ変換器19でア
ナログ信号として高周波系回路12に供給し、所定の周
波数帯の信号(ここでの周波数帯とは32バンドスロッ
トで構成される1伝送単位の信号)に周波数変換して、
アンテナ11から無線送信する。なお、基地局の制御部
20から端末装置に対して送信する制御データについて
も、いすれかのエンコーダ17a〜17nに供給してエ
ンコードして後、マルチプレクサ18から高周波系回路
12までの送信系で送信処理して無線送信する。
【0024】以上説明した構成にて基地局で端末装置と
の無線通信が行われるが、その通信制御は、この基地局
の制御部20により行われる。この制御部20は、マイ
クロコンピュータなどの制御手段で構成され、この制御
部20で生成された制御データを端末装置側に無線伝送
することで、各端末装置との通信の制御が実行される。
後述する制御情報の伝送処理で使用する乱数系列につい
ても、制御部20内の乱数生成部(図示せず)で生成さ
せる構成としてある。この乱数生成部は、例えば所定の
ビット数(例えば16ビット)のPN符号を生成させる
回路(M系列のシフトレジスタなど)が使用され、その
生成されるPN符号の位相(先頭のビット位置)を随時
変化させて、発生させる乱数を変化させる構成としてあ
る。
【0025】次に、この基地局と無線通信が行われる端
末装置の構成を、図2を参照して説明する。
【0026】図2は、本例の端末装置の全体構成を示す
ブロック図で、送受信用のアンテナ31は高周波系回路
32に接続してあり、アンテナ31で受けた所定の周波
数帯の信号(ここでの周波数帯とは1バンドスロットの
信号)を中間周波信号に変換し、その中間周波信号をア
ナログ/デジタル変換器33によりデジタルデータに変
換した後、変復調処理部34に供給する。変復調処理部
34では、供給される中間周波信号の復調処理を行う。
ここでの復調処理としては、例えば上述した伝送方式
(BMDA方式)で説明した22本のサブキャリアに分
散して変調して伝送されたデータを、1系列のデータと
する直交変換などの復調処理を行う。そして、その復調
されたデータをデコーダ35に供給し、基地局側から伝
送されるデータの復号化処理などを行う。そして、デコ
ーダ35でデコードされたデータを音声処理系回路36
に供給し、通話用音声データの処理を行い、得られた音
声信号をスピーカ37から放音させる。また、デコード
されたデータが基地局からの制御データである場合に
は、この端末装置の制御部41に供給する。
【0027】次に、端末装置の送信系の構成について説
明すると、送信するデータが通話用音声である場合に
は、マイクロホン38が拾った音声信号を音声処理系回
路36に供給し、所定の方式の音声データとした後、こ
の音声データをエンコーダ39に供給して、符号化処理
などを行う。そして、エンコーダ39でエンコードされ
たデータを変復調処理部34に供給する。変復調処理部
34では、供給されるデータを22本のサブキャリアに
分散して変調する処理を行い、その変調されたデータを
デジタル/アナログ変換器40でアナログ信号として高
周波系回路32に供給し、所定の周波数帯の信号に周波
数変換して、アンテナ31から無線送信させる。なお、
端末装置の制御部41から基地局に対して送信する接続
要求などの制御データについても、エンコーダ39に供
給されてエンコードされた後、変復調処理部34から高
周波系回路32までの送信系で送信処理されて無線送信
される。
【0028】この端末装置での受信状態及び送信状態
は、マイクロコンピュータなどの制御手段で構成される
制御部41により制御される。この制御部41では、基
地局から送信される制御データを判断して、送受信を行
う周波数チャンネル(バンドスロット)やその周波数チ
ャンネルでの送受信のタイミング(即ち送信や受信を行
うタイムスロット)を判断し、端末装置内の各部を対応
した状態の処理を行うように制御する。また、制御部4
1にはダイヤルキーなどのキー42からの操作情報が供
給される構成としてある。さらに、制御部41には液晶
表示パネルなどで構成される表示部43が接続してあ
り、動作状態などを表示する。
【0029】なお、この図2に示した端末装置では通話
用音声データの送受信を行う構成として説明したが、他
の各種データを送信又は受信する端末装置として構成し
ても良い。例えば、何らかの文字データや数字データの
送信や受信を行ったり、電子メール,インターネットな
どのデータを送信又は受信する構成の端末装置としても
良い。
【0030】次に、以上説明した構成の基地局と端末装
置との間で通信を行う状態を、図5及び図6を参照して
説明する。図5は、本例での基地局で扱う端末装置への
下り回線の1単位の伝送帯域(32バンドスロット)の
チャンネル構成を示す図で、縦軸は周波数をバンドスロ
ット番号で示し、横軸は時間の経過をタイムスロット番
号で示してあり、バンドスロットとタイムスロットに連
続した番号を付与してある。
【0031】ここでは、16バンドスロット毎の1バン
ドスロット(即ち第1バンドスロット及び第17バンド
スロット)を、制御情報通信用専用のチャンネルとして
使用する。但し本例の場合には、基地局から伝送される
制御情報チャンネル群として、初期捕捉チャンネルIC
H(Initial acquisition Channel )と、ブロードキャ
ストチャンネルBCH(Broadcast Channel )とが用意
され、第1バンドスロット及び第17バンドスロットの
周波数チャンネルでは、初期捕捉チャンネルICHだけ
を伝送する。他のバンドスロット(第2〜第16バンド
スロット及び第18〜第32バンドスロット)では、ブ
ロードキャストチャンネルBCHの伝送と、情報伝送チ
ャンネルTCHの伝送とが行われる。
【0032】この制御情報通信用専用の第1バンドスロ
ット及び第17バンドスロットで伝送される初期捕捉チ
ャンネルICHは、全てのタイムスロットで送信される
のではなく、平均で16タイムスロットに1回、1タイ
ムスロット期間送信されるデータであり、基地局の制御
部20で生成された乱数系列を使用した乱数で、その送
信するタイムスロットが設定される。
【0033】図5の例では、第1バンドスロットの周波
数チャンネルでは、最初の16タイムスロットの期間
(タイムスロット番号1から番号16までの間)で、バ
ンドスロット番号14で、初期捕捉チャンネルICHの
データが基地局から送信され、次の16タイムスロット
の期間(タイムスロット番号17から番号32までの
間)で、バンドスロット番号24で、初期捕捉チャンネ
ルICHのデータが基地局から送信され、次の16タイ
ムスロットの期間(タイムスロット番号33から番号4
8までの間)で、バンドスロット番号35で、初期捕捉
チャンネルICHのデータが基地局から送信される。
【0034】1タイムスロットの期間の初期捕捉チャン
ネルICHのデータとしては、この初期捕捉チャンネル
ICHのデータを端末装置側が捕捉するのに必要な同期
データなどの他に、次にブロードキャストチャンネルB
CHが送信されるバンドスロット番号のデータと、次に
初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイムスロット
番号のデータとが付与してある。この次にブロードキャ
ストチャンネルBCHが送信されるバンドスロット番号
のデータと、次に初期捕捉チャンネルICHが送信され
るタイムスロット番号のデータとは、基地局の制御部2
0内で生成させた乱数系列に基づいて乱数を使用して発
生させる。
【0035】ここではブロードキャストチャンネルBC
Hは、初期捕捉チャンネルICHが送信される期間の2
タイムスロット後に送信される構成としてあり、そのタ
イミングに送信されるブロードキャストチャンネルBC
Hのバンドスロット番号が、初期捕捉チャンネルICH
に付与された乱数のデータで示される。基地局の送信系
から送信されるブロードキャストチャンネルBCHが、
実際にその乱数のデータで示されるバンドスロットに設
定されることは勿論である。ブロードキャストチャンネ
ルBCHで送信されるデータとしては、端末装置に送信
する必要のある各種データが含まれる。即ち、無線通信
回線を設定させる場合に必要な情報伝送チャンネルTC
Hの割当て情報などの各種情報や、回線を開放する場合
に必要な各種情報や、他の基地局との通信に切換えるハ
ンドオフ時に必要な各種情報などが伝送される。但し本
例の場合には、1タイムスロット程度の比較的短い期
間、端末装置側でブロードキャストチャンネルBCHの
データを受信できない場合でも、問題がないように、ブ
ロードキャストチャンネルBCHで送信されるデータを
構成してある。
【0036】初期捕捉チャンネルICHに含まれる次の
初期捕捉チャンネルICHの送信タイムスロット番号の
データとしては、次に初期捕捉チャンネルICHが送信
されるまでのタイムスロット期間のデータが示され、基
地局の送信系から次に送信される初期捕捉チャンネルI
CHが、実際にその乱数のデータで示されるタイミング
に設定されることは勿論である。
【0037】図6は、基地局側の制御部20内で発生さ
せるPN符号と、初期捕捉チャンネルICHの期間(送
信間隔)のデータと、ブロードキャストチャンネルBC
Hのバンドスロット(送信周波数)のデータとの対応の
一例を示す図で、初期捕捉チャンネルICHのデータの
送信を行う毎に、乱数系列である16ビットのPN符号
の先頭位置を1ビットずつシフトさせる処理が行われ、
そのシフトされた16ビットデータが、初期捕捉チャン
ネルICHに乱数データとして付与される。
【0038】この16ビットの乱数データの内の所定ビ
ット位置のデータで、次の初期捕捉チャンネルICHの
送信タイムスロットの位置が示され、別の所定ビット位
置のデータで、ブロードキャストチャンネルBCHのバ
ンドスロットの位置が示される。
【0039】図5の例では、バンドスロット番号1に送
信される初期捕捉チャンネルICHの各1タイムスロッ
ト期間に、次の初期捕捉チャンネルICHの送信間隔の
データa11,a12,a13‥‥が順次付与されると
共に、各初期捕捉チャンネルICHの2タイムスロット
期間後に送信されるブロードキャストチャンネルBCH
が送信されるバンドスロットとの周波数間隔のデータb
11,b12,b13‥‥が順次付与される。同様に、
バンドスロット番号17に送信される初期捕捉チャンネ
ルICHの各1タイムスロット期間に、次の初期捕捉チ
ャンネルICHの送信間隔のデータa21,a22,a
23‥‥が順次付与されると共に、各初期捕捉チャンネ
ルICHの2タイムスロット期間後に送信されるブロー
ドキャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロッ
トとの周波数間隔のデータb21,b22,b23‥‥
が順次付与される。
【0040】なお、基地局と端末装置との間で各種デー
タを伝送する情報伝送チャンネルTCHについては、図
5に一つの例(基地局と1台の端末装置との通信)を示
すように、4タイムスロット周期で1タイムスロット期
間設定され、そのバンドスロットについては、周波数ホ
ッピング処理により、所定の規則に従って、各タイムス
ロット期間毎に異なるバンドスロットを使用する構成と
してあり、第2〜第16バンドスロット及び第18〜第
32バンドスロットの帯域を均等に使用する。ブロード
キャストチャンネルBCHが送信されるバンドスロット
については、初期捕捉チャンネルICHから最大で15
バンドスロット離れた位置(例えば第1バンドスロット
で送信される初期捕捉チャンネルICHで示されるブロ
ードキャストチャンネルBCHの周波数位置は第2バン
ドスロットから第16バンドスロットまでのいずれか)
としてある。
【0041】このような構成及び処理で基地局から端末
装置に対して制御情報を送信することで、各端末装置に
効率良く制御情報を伝送することができる。即ち、基地
局に接続させたい端末装置側では、まず初期捕捉チャン
ネルICHが送信されるバンドスロットを受信して、初
期捕捉チャンネルICHが捕捉できたとき、その初期捕
捉チャンネルICHに含まれる乱数のデータから、ブロ
ードキャストチャンネルBCHが送信されるスロット位
置が判り、そのブロードキャストチャンネルBCHを受
信して、対応した制御処理を行うことが可能になる。ま
た、次に初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイミ
ングについても判る。
【0042】なお、端末装置側で基地局で乱数系列を生
成させる生成回路と同じ回路(シフトレジスタなど)を
備えておけば、一度初期捕捉チャンネルICHを受信し
て、その受信した乱数系列の位相を端末装置側で判断で
きれば、以後は初期捕捉チャンネルICHを実際に受信
しなくても、その回路で生成される乱数により、各タイ
ミングで初期捕捉チャンネルICHに含まれる乱数を推
定でき、ブロードキャストチャンネルBCHが送信され
るスロット位置が判り、制御データを正しく受信でき、
基地局に同期させることができる。
【0043】ここで、基地局で生成させる乱数系列が、
この無線電話システムで複数種類ある場合には、基地局
から送信する乱数のデータに、その乱数の生成に使用す
る回路の種類のデータを付与することで、端末装置側で
同期した乱数を生成させることができ、同様に各タイミ
ングで初期捕捉チャンネルICHに含まれる乱数を推定
でき、基地局に同期させることができる。
【0044】そして本例においては、初期捕捉チャンネ
ルICHの送信が、その初期捕捉チャンネルICH用に
用意されたバンドスロット内で、ランダムに設定したタ
イミングで行われるので、例えば隣接するセルの基地局
で同じ周波数を使用して初期捕捉チャンネルICHした
場合でも、各基地局からの初期捕捉チャンネルICHの
送信が重なる可能性が非常に低くなり、各セルで制御チ
ャンネルを共用化できるようになり、各セルの周波数構
成を共通化できる。この場合、各セルの基地局を同期さ
せる必要がなく、非同期で各基地局を運用できる。
【0045】なお、ブロードキャストチャンネルBCH
と情報伝送チャンネルTCHは同じ帯域で伝送されるた
め、例えば図5の例では第15バンドスロットのタイム
スロット番号37で、ブロードキャストチャンネルBC
Hと情報伝送チャンネルTCHとが重なっているが、こ
のような重なりは確率的にわずかであるので、実際にシ
ステムを運用する上でそれほど問題にはならない。
【0046】また、図5の例では、1単位の伝送帯域の
バンドスロット数を32とし、平均で16タイムスロッ
トに1回制御データを送信する構成としたが、他の間隔
で制御データを送信する構成としても良い。この場合、
基地局により制御データの間隔が一定でない場合には、
制御データの出現頻度を示すデータを初期捕捉チャンネ
ルICHに付与して、端末装置側で初期捕捉チャンネル
ICHが存在する周波数チャンネルを判断できるように
しても良い。
【0047】また、1つの基地局に複数の初期捕捉チャ
ンネルICH用のバンドスロットを用意したとき(例え
ば図5の第1バンドスロットと第17バンドスロッ
ト)、各ICHのバンドスロットで、使用する乱数系列
の位相(先頭のビット位置など)を、各周波数位置(バ
ンドスロット)毎にオフセットさせるのが好ましい。こ
のようにすることで、各バンドスロットでのICHなど
の制御データの送信が均等になり、良好に制御データを
伝送できる。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態を図7を
参照して説明する。この第2の実施の形態の場合には、
制御データの基地局からの送信構成が第1の実施の形態
と異なるもので、その他の構成については第1の実施の
形態と同じであり、その説明は省略する。
【0049】図7は、本例での基地局で扱う端末装置へ
の下り回線の1単位の伝送帯域(32バンドスロット)
のチャンネル構成を示す図で、縦軸は周波数をバンドス
ロット番号で示し、横軸は時間の経過をタイムスロット
番号で示してあり、バンドスロットとタイムスロットに
連続した番号を付与してある。
【0050】ここでも、16バンドスロット毎の1バン
ドスロット(即ち第1バンドスロット及び第17バンド
スロット)を、初期捕捉チャンネルICH専用のチャン
ネルとして使用し、他のバンドスロット(第2〜第16
バンドスロット及び第18〜第32バンドスロット)で
は、ブロードキャストチャンネルBCHの伝送と、情報
伝送チャンネルTCHの伝送とが行われる。
【0051】この制御情報通信用専用の第1バンドスロ
ット及び第17バンドスロットで伝送される初期捕捉チ
ャンネルICHは、第1の実施の形態の場合と同様に、
平均で16タイムスロットに1回、1タイムスロット期
間送信されるデータであり、基地局の制御部20で生成
された乱数系列を使用した乱数で、その送信するタイム
スロットが設定される。
【0052】ここで、本例の場合には、その乱数で示さ
れるデータで、その初期捕捉チャンネルICHが送信さ
れるタイムスロット位置を示すデータを付与し、その場
合に、1フレームの始まりからの間隔を示す。即ち、こ
こでは16タイムスロットを1単位として1フレームを
構成させてあり、各初期捕捉チャンネルICHのデータ
で、その初期捕捉チャンネルICHが送信されるタイム
スロット位置の1フレーム内の位置(図7でのデータa
51,a52,a53,a54‥‥)を示すようにして
ある。ブロードキャストチャンネルBCHの周波数位置
のデータについては、上述した第1の実施の形態と同じ
である。
【0053】このように構成したことで、端末装置側で
初期捕捉チャンネルICHを1回受信するだけで、フレ
ームタイミングを検出することができ、フレーム同期を
することが簡単にできる。そして、端末装置側に用意さ
れた乱数系列の生成手段を、基地局側の乱数に同期させ
ることで、以後の初期捕捉チャンネルICH及びブロー
ドキャストチャンネルBCHの位置が判り、第1の実施
の形態の場合と同様の通信制御が行え、同様の効果が得
られる。
【0054】なお、上述した実施の形態では、通信構成
やフレーム構成などの詳細については一例を示したもの
で、上述した実施の形態に限定されるものではない。特
に、上述した実施の形態ではマルチキャリア信号の伝送
に適用したが、周波数ホッピングを行うTDMA方式の
各種通信に、本発明の制御処理が適用できるものであ
る。また、上述した実施の形態ではセルラ方式の無線電
話システムに適用したが、他の通信システムの制御にも
適用できるものである。
【0055】
【発明の効果】請求項1に記載した通信方法によると、
制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネ
ルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャン
ネルに固定すると共に、この初期捕捉チャンネルに割当
てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信
されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって設定
し、送信される初期捕捉情報にその設定した乱数の情報
を格納して伝送する処理を行うことで、端末装置側で基
地局に同期させる際には、この初期捕捉チャンネルが存
在する周波数チャンネルを受信して、初期捕捉情報に格
納された乱数を判断することで、初期捕捉チャンネルの
タイムスロットの基地局からの送信が間欠的であって
も、以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロッ
トを端末装置側で判断でき、制御情報用のチャンネルの
複数のセルでの共用化等のために間欠的な制御情報の送
信を行っても、各端末装置では基地局に同期させること
ができる。
【0056】請求項2に記載した通信方法によると、初
期捕捉情報が存在する周波数チャンネルを、基地局に割
当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間隔で複
数配置し、タイムスロットを設定する所定の乱数系列の
位相を、それぞれの周波数チャンネル毎にオフセットさ
せたことで、初期捕捉情報が存在する全ての周波数チャ
ンネルの使用状態が均等になり、良好に制御情報を送信
できる。
【0057】請求項3に記載した通信方法によると、初
期捕捉チャンネルに格納された乱数によって、制御情報
通信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルの
存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを設定す
ることで、端末装置側では初期捕捉情報を受信すること
で、ブロードキャストチャンネルの周波数チャンネル又
はタイムスロット位置が判り、ブロードキャストチャン
ネルの周波数チャンネルやタイムスロット位置を変える
処理を行っても、ブロードキャストチャンネルの受信が
良好にできる。
【0058】請求項4に記載した通信方法によると、初
期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャ
ンネルの出現頻度を示す情報を付与し、端末装置で初期
捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して
得た出現頻度を示す情報で、初期捕捉チャンネルが存在
する全ての周波数チャンネルを判断できるようにしたこ
とで、各基地局毎にチャンネル数などを可変させた通信
システムとした場合にも対処できる。
【0059】請求項5に記載した通信方法によると、タ
イムスロットで基地局から送信される信号として、1周
波数チャンネル内に複数のサブキャリア信号が配置さ
れ、この複数のサブキャリア信号に分散して情報が変調
されたマルチキャリア信号とし、端末装置で複数のサブ
キャリア信号に分散して変調された情報を復調する処理
を行うことで、マルチキャリア信号による伝送の制御
が、効率良くできる。
【0060】請求項6に記載した送信方法及びこの送信
方法を適用した請求項15に記載した基地局によると、
制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネ
ルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャン
ネルに固定すると共に、この初期捕捉チャンネルに割当
てられた周波数チャンネルの中で、初期捕捉情報が送信
されるタイムスロットを、所定の乱数系列によって設定
し、送信される初期捕捉情報にその設定した乱数の情報
を格納して伝送する処理を行うことで、この制御情報を
受信する側では、初期捕捉チャンネルが存在する周波数
チャンネルを受信して、初期捕捉情報に格納された乱数
を判断することで、初期捕捉チャンネルのタイムスロッ
トの送信が間欠的であっても、以後の初期捕捉チャンネ
ルが存在するタイムスロットを端末装置側で判断でき、
初期捕捉チャンネルのタイムスロットを間欠的なタイミ
ングで設定して、制御情報用のチャンネルの複数のセル
での共用化を図ることができる。
【0061】請求項7に記載した送信方法及びこの送信
方法を適用した請求項16に記載した基地局によると、
初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを、自
局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波数間
隔で配置し、タイムスロットを設定する所定の乱数系列
の位相を、周波数チャンネル毎にオフセットさせること
で、基地局毎に用意された初期捕捉情報が存在する全て
の周波数チャンネルの使用状態が均等になり、良好に制
御情報を送信できる。
【0062】請求項8に記載した送信方法及びこの送信
方法を適用した請求項17に記載した基地局によると、
制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャ
ンネルとして送信される周波数チャンネル又はタイムス
ロットを、乱数により示すようにしたことで、制御情報
通信用のブロードキャストチャンネルを任意の周波数チ
ャンネル又はタイムスロットに割当てることができ、制
御情報をランダムな周波数やタイムスロットで送信する
ことが可能になる。
【0063】請求項9に記載した送信方法及びこの送信
方法を適用した請求項18に記載した基地局によると、
初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チ
ャンネルの出現頻度を示す情報を付与するようにしたこ
とで、各基地局毎にチャンネル数などを可変させた通信
システムとした場合にも、制御情報としてはこの初期捕
捉チャンネルの出現頻度を示す情報を変更するだけで対
処できる。
【0064】請求項10に記載した送信方法及びこの送
信方法を適用した請求項19に記載した基地局による
と、タイムスロットで送信される信号として、1周波数
チャンネル内に複数のサブキャリア信号が配置され、こ
の複数のサブキャリア信号に分散して情報が変調された
マルチキャリア信号としたことで、マルチキャリア信号
による送信の制御が、効率良くできる。
【0065】請求項11に記載した受信方法及びこの受
信方法を適用した請求項20に記載した端末装置による
と、所定時間毎に区切られたタイムスロットを形成させ
て、所定数のタイムスロット周期で間欠的に受信を行う
と共に、この受信を行う周波数チャンネルが、タイムス
ロット単位で所定状態に変化する受信方法において、受
信するチャンネルとして、情報受信用チャンネルの他
に、制御情報受信用のチャンネル群を備え、この制御情
報受信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャンネルが存
在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネルで
受信すると共に、この受信した周波数チャンネルに含ま
れる乱数より、初期捕捉チャンネルが送信されるタイム
スロットを判断することで、基地局側からの初期捕捉チ
ャンネルのタイムスロットの送信が間欠的であっても、
以後の初期捕捉チャンネルが存在するタイムスロットを
判断できる。
【0066】請求項12に記載した受信方法及びこの受
信方法を適用した請求項21に記載した端末装置による
と、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを
受信して得た乱数に基づいて、ブロードキャストチャン
ネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを
判断することで、初期捕捉チャンネルの受信だけでブロ
ードキャストチャンネルが判り、ブロードキャストチャ
ンネルの送信周波数やタイムスロット位置がランダムに
変化する場合でも、良好に受信できる。
【0067】請求項13に記載した受信方法及びこの受
信方法を適用した請求項22に記載した端末装置による
と、初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを
受信して得た出現頻度を示す情報で、初期捕捉チャンネ
ルが存在する全ての周波数チャンネルを判断すること
で、送信側でチャンネル数などが可変する通信システム
とした場合にも、受信側で対処できる。
【0068】請求項14に記載した受信方法及びこの受
信方法を適用した請求項23に記載した端末装置による
と、1周波数チャンネル内の複数のサブキャリア信号を
受信して、この複数のサブキャリア信号に分散して変調
された情報を復調する処理を行うことで、マルチキャリ
ア信号による受信の制御が、効率良くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による基地局の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態による端末装置の構
成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による伝送信号のス
ロット構成を示す説明図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態によるバンドスロッ
ト配置を示す説明図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態によるチャンネル構
成を示す説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態による制御チャンネ
ルのデータ例を示す説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態によるチャンネル構
成を示す説明図である。
【図8】従来のセルラ方式のチャンネル構成例を示す説
明図である。
【符号の説明】
12…高周波系回路、14…変復調処理回路、15…デ
マルチプレクサ、16a〜16n…デコーダ、17a〜
17n…エンコーダ、18…マルチプレクサ、20…制
御部、32…高周波系回路、34…変復調処理回路、3
5…デコーダ、36…音声系回路、39…エンコーダ、
41…制御部

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定時間毎に区切られたタイムスロット
    を形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的
    に、基地局と任意の数の端末装置との間で通信を行うと
    共に、この通信を行う周波数チャンネルが、タイムスロ
    ット単位で所定状態に変化する通信方法において、 上記基地局から送信するチャンネルとして、上記端末装
    置との情報通信用チャンネルの他に、制御情報通信用の
    チャンネル群を備え、 この制御情報通信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャ
    ンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チ
    ャンネルに固定すると共に、 この初期捕捉チャンネルに割当てられた周波数チャンネ
    ルの中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロット
    を、所定の乱数系列によって設定し、送信される上記初
    期捕捉情報にその設定した乱数の情報を格納し、 上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波
    数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、初期捕捉
    チャンネルが送信されるタイムスロットを判断する通信
    方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信方法において、 上記初期捕捉情報が存在する周波数チャンネルを、上記
    基地局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周波
    数間隔で複数配置し、 上記タイムスロットを設定する上記所定の乱数系列の位
    相を、それぞれの周波数チャンネル毎にオフセットさせ
    た通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の通信方法において、 上記初期捕捉チャンネルに格納された乱数によって、制
    御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャン
    ネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを
    設定し、 上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波
    数チャンネルを受信して得た乱数に基づいて、ブロード
    キャストチャンネルの存在する周波数チャンネル又はタ
    イムスロットを判断する通信方法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の通信方法において、 上記初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕
    捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与し、 上記端末装置で上記初期捕捉チャンネルが存在する周波
    数チャンネルを受信して得た出現頻度を示す情報で、上
    記初期捕捉チャンネルが存在する全ての周波数チャンネ
    ルを判断する通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信方法において、 上記タイムスロットで基地局から送信される信号とし
    て、1周波数チャンネル内に複数のサブキャリア信号が
    配置され、この複数のサブキャリア信号に分散して情報
    が変調されたマルチキャリア信号とし、 上記端末装置で上記複数のサブキャリア信号に分散して
    変調された情報を復調する通信方法。
  6. 【請求項6】 所定時間毎に区切られたタイムスロット
    を形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的に
    送信を行うと共に、この送信を行う周波数チャンネル
    が、タイムスロット単位で所定状態に変化する送信方法
    において、 送信するチャンネルとして、情報送信用チャンネルの他
    に、制御情報送信用のチャンネル群を備え、 この制御情報送信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャ
    ンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チ
    ャンネルに固定すると共に、 この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルの
    中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、所
    定の乱数系列によって設定し、送信される上記初期捕捉
    情報にその設定した乱数の情報を格納する送信方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の送信方法において、 上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネル
    を、自局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周
    波数間隔で配置し、 上記タイムスロットを設定する上記所定の乱数系列の位
    相を、周波数チャンネル毎にオフセットさせる送信方
    法。
  8. 【請求項8】 請求項6記載の送信方法において、 制御情報通信用のチャンネル群のブロードキャストチャ
    ンネルとして送信される周波数チャンネル又はタイムス
    ロットを、上記乱数により示すようにした送信方法。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の送信方法において、 上記初期捕捉チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕
    捉チャンネルの出現頻度を示す情報を付与するようにし
    た送信方法。
  10. 【請求項10】 請求項1記載の送信方法において、 上記タイムスロットで送信される信号として、1周波数
    チャンネル内に複数のサブキャリア信号が配置され、こ
    の複数のサブキャリア信号に分散して情報が変調された
    マルチキャリア信号とした送信方法。
  11. 【請求項11】 所定時間毎に区切られたタイムスロッ
    トを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的
    に受信を行うと共に、この受信を行う周波数チャンネル
    が、タイムスロット単位で所定状態に変化する受信方法
    において、 受信するチャンネルとして、情報受信用チャンネルの他
    に、制御情報受信用のチャンネル群を備え、 この制御情報受信用チャンネル群のうち、初期捕捉チャ
    ンネルが存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チ
    ャンネルで受信すると共に、 この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数より、初
    期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを判断す
    る受信方法。
  12. 【請求項12】 請求項11記載の受信方法において、 上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを
    受信して得た上記乱数に基づいて、ブロードキャストチ
    ャンネルの存在する周波数チャンネル又はタイムスロッ
    トを判断する受信方法。
  13. 【請求項13】 請求項11記載の受信方法において、 上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを
    受信して得た出現頻度を示す情報で、上記初期捕捉チャ
    ンネルが存在する全ての周波数チャンネルを判断する受
    信方法。
  14. 【請求項14】 請求項11記載の受信方法において、 1周波数チャンネル内の複数のサブキャリア信号を受信
    して、この複数のサブキャリア信号に分散して変調され
    た情報を復調する受信方法。
  15. 【請求項15】 所定時間毎に区切られたタイムスロッ
    トを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的
    に端末装置と通信を行うと共に、この通信を行う周波数
    チャンネルが、タイムスロット単位で所定状態に変化す
    る周波数ホッピングを行う基地局において、 情報通信用チャンネルの処理手段と、制御情報通信用チ
    ャンネルの処理手段とを備え、 上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で送信処理さ
    れる制御情報通信用チャンネル群として、初期捕捉チャ
    ンネルと、ブロードキャストチャンネルとを有し、 上記初期捕捉チャンネルを所定の周波数チャンネルに固
    定して送信処理すると共に、 この初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルの
    中で、初期捕捉情報が送信されるタイムスロットを、上
    記制御情報通信用チャンネルの処理手段で生成された所
    定の乱数系列によって設定し、送信する上記初期捕捉情
    報にその設定した乱数の情報を格納する基地局。
  16. 【請求項16】 請求項15記載の基地局において、 上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で、上記所定
    の乱数系列の位相をオフセットさせて複数の乱数を同時
    に生成させ、 上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネル
    を、自局に割当てられた伝送周波数帯の中に等間隔の周
    波数間隔で複数用意し、 この複数送信される初期捕捉チャンネルが存在する周波
    数チャンネルのそれぞれで、初期捕捉情報が送信される
    タイムスロットを、上記同時に生成された複数の乱数で
    個別に設定し、 基地局。
  17. 【請求項17】 請求項15記載の基地局において、 上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で制御情報通
    信用のチャンネル群のブロードキャストチャンネルとし
    て送信処理される周波数チャンネル又はタイムスロット
    を、上記所定の乱数系列によって設定するようにした基
    地局。
  18. 【請求項18】 請求項16記載の基地局において、 上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で、初期捕捉
    チャンネルの初期捕捉情報に、この初期捕捉チャンネル
    の出現頻度を示す情報を付与するようにした基地局。
  19. 【請求項19】 請求項15記載の基地局において、 上記情報通信用チャンネルの処理手段及び上記制御情報
    通信用チャンネルの処理手段での送信処理として、 1周波数チャンネル内に複数のサブキャリア信号を配置
    し、この複数のサブキャリア信号に分散して情報を変調
    するマルチキャリア信号とする処理を行う基地局。
  20. 【請求項20】 所定時間毎に区切られたタイムスロッ
    トを形成させて、所定数のタイムスロット周期で間欠的
    に通信を行うと共に、この通信を行う周波数チャンネル
    が、タイムスロット単位で所定状態に変化する周波数ホ
    ッピングを行う端末装置において、 情報通信用チャンネルの処理手段と、制御情報通信用チ
    ャンネルの処理手段とを備え、 上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で受信する制
    御情報受信用チャンネル群の内の、初期捕捉チャンネル
    が存在する周波数チャンネルを、所定の周波数チャンネ
    ルで受信すると共に、 この受信した周波数チャンネルに含まれる乱数の情報よ
    り、初期捕捉チャンネルが送信されるタイムスロットを
    判断し、そのタイムスロットの受信処理を制御情報通信
    用チャンネルの処理手段で行う端末装置。
  21. 【請求項21】 請求項20記載の端末装置において、 上記制御情報通信用チャンネルの処理手段で、初期捕捉
    チャンネルが存在する周波数チャンネルを受信して得た
    乱数の情報に基づいて、ブロードキャストチャンネルの
    存在する周波数チャンネル又はタイムスロットを判断
    し、その判断した周波数チャンネル又はタイムスロット
    の受信処理を行う端末装置。
  22. 【請求項22】 請求項20記載の端末装置において、 上記初期捕捉チャンネルが存在する周波数チャンネルを
    受信して得た出現頻度を示す情報で、上記初期捕捉チャ
    ンネルが存在する全ての周波数チャンネルを上記制御情
    報通信用チャンネルの処理手段が判断する端末装置。
  23. 【請求項23】 請求項20記載の端末装置において、 上記情報通信用チャンネルの処理手段及び上記制御情報
    通信用チャンネルの処理手段での受信処理として、 1周波数チャンネル内の複数のサブキャリア信号を受信
    して、この複数のサブキャリア信号に分散して変調され
    た情報を復調する処理を行う端末装置。
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