JP2016005206A - 撮像装置、撮像装置の制御方法 - Google Patents
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Description
先ず、本実施形態に係る撮像装置のハードウェア構成例について、図1のブロック図を用いて説明する。なお、図1に示した構成は、以下に説明する撮像装置の動作を実現可能な構成の一例に過ぎず、同等以上の動作を実現可能な構成であれば、撮像装置の構成は図1に示した構成に限るものではなく、如何なる構成を採用しても構わない。
hpf(z)=(−z−1+2−z1)/2 式(2)
levが1よりも大きい場合には、低周波数サブバンド(LL)に対して再帰的にサブバンド分割が実行され、例えばlev=3の場合は、図5(c)に示すようにサブバンド分割される。なお、ここでは離散ウェーブレット変換は上記式(1)及び式(2)に示すように5タップのlpfと3タップのhpfとを用いて実現しているが、これとは異なるタップ数及び/又は異なる係数のフィルタ構成を用いて実現させても構わない。
先ず、CPU101から設定された分割座標情報である分割数divと、分割座標情報dx[n]を、例えばメモリ104から取得する。本実施形態では上記の如く、復号RAWデータを水平方向に4分割するために、div=4であり、分割境界位置を示すdx[n]は、図7(a)に示す如く、dx[0]=1024、dx[1]=2048、dx[2]=3072、となる。
次に、ステップS801で取得した分割座標情報を用いて以下の式(3)を計算することで、1つのサブバンド内における部分復号化起点座標sx[n]を算出(特定)する。
式(3)では、ベイヤー配列のRAWデータがプレーン毎に符号化されているため、各プレーンの水平画素数は、該ベイヤー配列のRAWデータの水平画素数の1/2となる。プレーンがサブバンド分割されているため、該ベイヤー配列のRAWデータの水平画素数の1/2である水平画素数を、各サブバンドの分解レベルを示すlvi値(ここでは全て1となる)を2倍した値で除算する。更に、この除算結果から、サブバンド合成における離散ウェーブレット逆変換のlpf、hpfのフィルタタップ数の大きい方(ここではlpfのタップ数=5となる)を右1ビットシフトした値を減算する。このような演算を行うことでsx[n]を求めることができる。上記の例では、sx[n]は、図7(b)に示す如く、以下のような値となる。
sx[1]=(2048/2)/1×2−2=510
sx[2]=(3072/2)/1×2−2=766
<ステップS803>
分割領域に対するインデックスを表す変数dviを「0」に初期化すると共に、サブバンド内における変換係数の位置を示す変数xp、yp(それぞれ水平方向における位置、垂直方向における位置)をそれぞれ0に初期化する。ここで、(xp、yp)=(0,0)は、サブバンドにおいて左上隅の位置を表している。また、サブバンド内の位置(xp、yp)における変換係数の、符号化RAWデータ内における位置を表す変数cpの値を0に初期化する。
変数ypの値が、サブバンドの垂直方向のサイズ(図7の場合は「540」)と一致しているか否かを判断する。この判断の結果、一致した場合には、処理はステップS813に進み、一致していない場合には、処理はステップS805に進む。
メモリ104に格納されている符号化RAWデータから、サブバンド内の位置(xp、yp)の変換係数の符号化データを読み出してエントロピー復号を行い、エントロピー復号した値に対し、上記のMED予測により生成した予測値pdを加算する。これにより、該位置(xp、yp)における変換係数を復号することができる。
変数xpの値がsx[dvi]と一致するか否かを判断する。この判断の結果、一致する場合には、処理はステップS807に進み、一致していない場合には、処理はステップS808に進む。
本ステップでは、水平方向位置がxpにある変換係数は、現在復号中の分割領域の次の分割領域を復号するために必要な変換係数と見なす。然るに本ステップでは、図9に示すようなpdec_infoシンタクスに従って、水平方向位置がxpにある変換係数に係る情報を、補助情報として生成し、該生成した補助情報をメモリ104に記憶する。ここで、図9を用いて、pdec_infoシンタクスについて説明する。
変数xpの値を1つインクリメントして、ステップS805で復号した変換係数の1つ右隣の変換係数の水平方向における位置に更新する。また、変数cpの値を、ステップS805で復号した変換係数の1つ右隣の変換係数の符号化データの、符号化RAWデータ内における位置に更新する。
変数xpの値の最近の初期化からの増分が、現在復号中の分割領域に対して設定されている分割水平画素数と一致するか否かを判断する。この判断の結果、一致している場合には、処理はステップS810に進み、一致していない場合には、処理はステップS804に戻る。
変数ypの値を1つインクリメントする。これにより、変数ypの値を、ステップS805で復号した変換係数が属するラインの1つ下のラインの垂直方向における位置に更新する。
dvi=0の場合には、変数xpの値を0に初期化し、dvi≠0の場合には、変数xpの値を、インデックスが(dvi−1)の分割領域について生成した補助情報中のxpの値(即ちsx[dvi−1])に初期化する。また、変数のcpの値を、符号化RAWデータにおける先頭から、復号対象サブバンド内の位置(xp、yp)における変換係数に対応する符号化データの位置に更新する。また、ypに対応した補助情報中の予測値pdを読み出し、この予測値pdに基づいて、次のラインypの先頭の符号化データを復号する。
変数dviの値が(div−1)と一致するか否か、即ち、復号対象のサブバンドにおける全ての分割領域について復号処理が完了したか否かを判断する。この判断の結果、一致する場合には、全ての分割領域を復号したものと判断して図8のフローチャートに従った処理は終了する。一方、一致していない場合には、まだ復号していない分割領域が残っているものと判断し、処理はステップS814に進む。
変数ypの値を0に初期化すると共に、変数dviの値を1つインクリメントして、次の分割領域(1つ右隣の分割領域)を復号対象とする。
本実施形態では、RAWデータ符号化・復号化部103において更にランレングス符号化が適用可能となっている。以下では、第1の実施形態との差分について重点的に説明し、以下で特に触れない限りは、第1の実施形態と同様であるものとして説明する。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
Claims (6)
- 撮像手段と、
前記撮像手段により得られたRAWデータを符号化し、符号化データを取得する取得手段と、
1画面の前記RAWデータを水平方向に複数の領域に分割した場合の、前記複数の領域にそれぞれ対応する前記符号化データを、前記分割された領域を単位に復号する復号手段と、
前記復号手段により復号されたRAWデータを、前記分割された領域を単位として現像する現像手段と
を備え、
前記復号手段は、前記分割された領域の一つの領域の符号化データを復号する場合に、前記一つの領域の次に復号される領域の符号化データを復号するために必要な所定の符号化データに係る情報を記憶し、前記記憶された情報を用いて前記次に復号される領域の符号化データを復号する
ことを特徴とする撮像装置。 - 前記復号手段は、
前記次に復号される領域の符号化データを復号するために必要な情報を、前記所定の符号化データの符号化におけるパラメータと、前記分割された領域の境界位置と、に基づいて特定することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。 - 前記復号手段は、
前記所定の符号化データの位置、前記所定の符号化データの復号に用いたパラメータ、を含む情報を記憶することを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。 - 前記所定の符号化データの復号に用いたパラメータは、前記符号化として行われた予測差分型エントロピー符号化において前記所定の符号化データについて求めた予測値であることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 前記所定の符号化データの復号に用いたパラメータは、前記符号化として行われたランレングス符号化において、前記所定の符号化データよりも先に復号し且つ前記所定の符号化データと同じ値の係数の値と、前記所定の符号化データまでのラン長と、を含むことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
- 撮像手段を有する撮像装置の制御方法であって、
前記撮像手段により得られたRAWデータを符号化し、符号化データを取得する取得工程と、
1画面の前記RAWデータを水平方向に複数の領域に分割した場合の、前記複数の領域にそれぞれ対応する前記符号化データを、前記分割された領域を単位に復号する復号工程と、
前記復号工程で復号されたRAWデータを、前記分割された領域を単位として現像する現像工程と
を備え、
前記復号工程では、前記分割された領域の一つの領域の符号化データを復号する場合に、前記一つの領域の次に復号される領域の符号化データを復号するために必要な所定の符号化データに係る情報を記憶し、前記記憶された情報を用いて前記次に復号される領域の符号化データを復号する
ことを特徴とする撮像装置の制御方法。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017192077A (ja) * | 2016-04-14 | 2017-10-19 | キヤノン株式会社 | 画像符号化装置及び画像復号装置及びそれらの制御方法 |
US10609393B2 (en) | 2016-04-14 | 2020-03-31 | Canon Kabushiki Kaisha | Image encoding apparatus and method of controlling the same |
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