JP2016004367A - 情報収集システム、情報処理装置、情報収集方法、プログラム - Google Patents

情報収集システム、情報処理装置、情報収集方法、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの意見等といった情報の取得や管理を効率的に行える情報収集システムを提供する。
【解決手段】製品14と投稿管理サーバ15とがネットワークを介して通信可能な情報収集システム300であって、ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタン(投稿ボタン)20と、データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、製品14を識別する装置識別情報又は製品14が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、ソフトウェア情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、受け付けたデータ及び取得したソフトウェア情報を投稿管理サーバ15に送信する送信手段と、を有する。投稿管理サーバ15は、データの転送先を装置識別情報又はソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定手段、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報収集システム等に関する。
従来からWebページなどを活用して製品に関する意見調査(アンケート)が行われている。また、ユーザは製品のメーカのWebページから製品に関する質問をしたり不具合を報告することができる。
これらの情報は例えば企業の開発部門等に通知される。通知を受けることで開発部門は、意見調査やユーザからの質問・報告を解析して製品の操作性を向上させたり機能を追加したり、又は、不満点を改善したりすることができる。
しかしながら、従来は、メーカが意見調査のためにWebページを開設したり、ユーザが意見等を報告するためにWebページを探しユーザサポートのページまで辿り着く必要がある。このため、ユーザが煩わしく感じる場合が多く、製品のメーカとしてはユーザからの意見を十分に収集しているとは言えないと感じる場合が多い。
そこで、比較的容易に要望等を書き込めるように、情報収集のためのインタフェースに「ブログ」を利用する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照。)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、意見等を回答する側の手間を削減するという点では改善の余地がある。このため、開発部門では収集できていないユーザの意見等などが多く存在する可能性が高いという認識が持たれている。
また、企業としては一般に開発部門と営業部門が分かれており、営業部門の担当者がユーザや店頭の販売員と接する場合が多い。営業部門の担当者はユーザや販売員から聞いた情報を開発部門に連絡するが、開発部門に連絡されるまでに時間がかかったり、連絡される段階では情報量や質が低下している。
このように、ユーザの意見等といった情報を活用したい場合、より多く収集できる方が望ましい一方で、多ければ多いほど対応に時間が掛かり、有効に活用しきれない状況が起こり得る。
本発明は、上記課題に鑑み、ユーザの意見等といった情報の取得や管理を効率的に行える情報収集システムを提供することを目的とする。
上記課題に鑑み、本発明は、第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報収集システムであって、前記第1の情報処理装置は、ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンと、前記データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、前記第1の情報処理装置を識別する装置識別情報又は前記第1の情報処理装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、前記データ入力手段が受け付けたデータ及び前記ソフトウェア情報取得手段が取得したソフトウェア情報を前記第2の情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、前記第2の情報処理装置は、前記データの転送先を前記ソフトウェア情報に含まれる前記装置識別情報又は前記ソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定手段、を有することを特徴とする。
ユーザの意見等といった情報の取得や管理を効率的に行える情報収集システムを提供することができる。
情報収集システムの概略的な動作を説明する図の一例である。 情報収集システムのシステム構成図の一例である。 複合機のハードウェア構成図の一例である。 ノートPCのハードウェア構成図の一例である。 情報収集システムの機能ブロック図の一例である。 ユーザ情報DBに記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。 投稿データDBの構成例を説明する図の一例である。 アクションDBの構成例を説明する図の一例である。 複合機がコピー機能を提供する際にディスプレイに表示されるGUIの一例を示す図である。 投稿データを投稿するための投稿用画面の一例を示す図である。 ノートPCに表示される投稿ボタンを示す図の一例である。 投稿データのデータ構成を模式的に説明する図の一例である。 投稿内容の一例を示す図である。 内部情報の一例を示す図である。 投稿データのアップロードについて説明する図の一例である。 投稿管理サーバにおける投稿データの処理を模式的に説明する図の一例である。 投稿管理サーバが公開する投稿データWebページの一例を説明する図の一例である。 投稿データを送信する際の製品の動作手順を説明するフローチャート図の一例である。 投稿管理サーバの動作手順を説明するフローチャート図の一例である。
以下、本発明を実施するための形態について図面を参照しながら説明する。
まず、図1を用いて情報収集システムの概略について説明する。図1は、情報収集システム300の概略的な動作を説明する図の一例である。
図1(a)に示すように、情報収集システム300にはユーザによる意見調査の対象となる製品14が含まれる。図1(a)では、製品14は、ノートPC21、タブレット端末22、及び、複合機23であるが、これらに限定されるものではない。また、ノートPC21、タブレット端末22、及び、複合機23で動作するソフトウェアも製品となり得る。
(1)製品14は、可能な限り常に、投稿ボタン20(例えば、データ入力開始ボタン)をディスプレイ(表示装置)10などに表示している。この投稿ボタン20は、ユーザが製品14の要望や困りごと、つぶやきを投稿する画面を表示させるボタンである。
(2)ユーザが投稿ボタン20を押下すると、図1(b)に示すように、ユーザは画面に対し要望や困りごと、つぶやきを入力できる。入力手段としては、キーボード11、マイク12、及び、カメラ13が挙げられ、ユーザは製品14が用意している入力手段を選択して、又は、予め設定されている入力手段から、要望や困りごと、つぶやきを入力する。
(3)投稿ボタン20や画面はプログラム(以下、投稿用プログラムという)によって表示されている。この投稿用プログラムは、入力された要望や困りごと、つぶやき(これらを投稿内容という場合がある)を投稿管理サーバ15に送信する。
投稿内容は、製品14から収集可能な情報(以下、内部情報という)及び緊急度と共に投稿管理サーバ15に送信される。投稿内容、内部情報及び緊急度は、後述する投稿者ID、投稿日時及び入力手段と共に「投稿データ」と称される。
このように、ユーザとしては、常に表示されている投稿ボタン20を押下するという最小限の操作で、要望や困りごと、つぶやきを投稿できるようになる。また、マイク12やカメラ13を選択した場合、ユーザはキーボード11に比べて少ない手間で要望や困りごと、つぶやきを入力できるので、入力の手間が大幅に削減できる。また、音声や動画といったマルチメディア情報を投稿できるようになるので、幅広い、深い、意見を収集できる。
(4)ユーザが投稿した投稿データは、投稿管理サーバ15で以下のように処理される。
A.投稿内容と内部情報の少なくとも一方によりアクションと製品開発部署が決定され、決定された製品開発部署16に送信される。
B.投稿内容と内部情報が紐づけて集計される
(5)製品開発部署16は、緊急度などを考慮してユーザに投稿内容に対する対応作業の進捗をフィードバックする。
したがって、製品14のメーカとしては、内部情報によりユーザの作業環境や操作内容を把握でき、投稿内容によりユーザの要望や困りごと、つぶやきをそのまま取得できるので、適切なアクションと製品開発部署を決定しやすい。また、緊急度を考慮して対応するのでユーザの事情を考慮した対応が可能になる。また、ユーザとしてはフィードバックを得られるので、自分が投稿した投稿データにメーカが対応してくれていることを認識でき、さらに投稿しようというモチベーションが生まれる。また、メーカとしても同じユーザや口コミなどで広がった別のユーザからの次の投稿データを期待できるので、投稿データとフィードバックの間に好循環が生まれ、良質な投稿データが集まり製品14の改良や開発を進めやすくなる。
<構成例>
図2は、情報収集システム300のシステム構成図の一例を示す。情報収集システム300は、製品14、投稿管理サーバ15及び製品開発部署のPC24がネットワーク17を介して通信可能に接続された構成を有している。図2では製品14である、ノートPC21、タブレット端末22、及び、複合機23がネットワーク17に接続されている。製品14としては、この他、スマートフォン、PDA(Personal Digital Assistant)、ICレコーダ、電子辞書、プロジェクタ、TV会議端末、音楽プレーヤ、車載されたナビゲーション装置やAV装置など、ソフトウェアが動作する機器であればよい。
なお、複合機23は、プリンター、スキャナ、ファクシミリ、又は、コピーのうち1つ以上の機能を備えた機器である。複合機23を画像形成装置という場合がある。また、複合機23は、ドキュメントサーバや電子メールの送信機能を備えていたり、クラウドサービスのユーザーインタフェースを提供してもよい。
また、投稿管理サーバ15は、投稿データを解析して解析結果に応じてアクションを決定し、製品開発部署に分類する情報処理装置である。製品開発部署のPC24は、投稿データを受信してユーザにフィードバックする情報処理装置である。
また、ネットワーク17は、例えばLANやWAN、インターネットを含み、さらに、携帯電話網などの通信回線を一部又は全部に含んでいてもよい。ネットワーク17は有線による通信の他、無線による通信を含む。
各製品14は、上記の投稿ボタン20をディスプレイ10などに常に表示しており、ユーザが投稿ボタン20を押下することで投稿内容の入力が開始される。このため、本実施形態の製品14にはディスプレイ10が内蔵されているか又は接続可能であることが好ましいが、製品14に投稿ボタン20に専用のハードキーを搭載してもよい。ディスプレイ10を有していても専用のハードキーを搭載していてもよい。ユーザがいつでも投稿ボタン20を押下できるという点では同じ操作環境を実現できる。
また、本実施形態の製品14は、主にハードウェアの場合とソフトウェアの場合がある。製品が複合機の場合、複合機23のディスプレイ10に表示された投稿ボタン20は、主に複合機23に関する投稿内容を投稿するための投稿ボタン20である。ただし、ユーザがどのような投稿内容を投稿するかは任意である。ユーザがどのようなハードウェアから投稿したかは内部情報から特定できる。
また、製品が、例えばノートPC21やタブレット端末22の場合、投稿ボタン20は、ノートPC21又はタブレット端末22のハードウェア、OS(Operating System)、又は、アプリケーションソフトウェアに関する投稿内容を投稿するための投稿ボタンである。この場合も、ユーザがどのようなハードウェアから投稿したかは内部情報から特定できる。投稿が行われる際に、ユーザが使用する投稿用プログラムは、投稿が投稿プログラムを提供するメーカの自社製品に関するものか否かを判定し、自社製品と判定した場合のみメーカに送信する。
また、ノートPC21やタブレット端末22に複数の投稿ボタンが表示されている場合、ユーザは、例えば投稿ボタン20が表示される場所や投稿ボタン20と共に表示されるメーカ名やロゴなどから、ハードウェア、OS又はアプリケーションソフトウェアのどの製品の投稿ボタン20かを判断できる。
また、複合機23とプリンタドライバのようにハードウェアとアプリケーションソフトウェアが密接に関連している場合がある。この場合、投稿ボタン20はプリンタドライバが動作する例えばノートPC21で動作するため、投稿ボタン20はノートPC21のディスプレイ10に表示される。ユーザがノートPC21で投稿ボタン20を操作した場合、プリンタドライバに関する投稿か複合機23に関する投稿かは、例えば以下のように判断する。例えば、プリンタドライバが印刷処理を行っている間(又は印刷処理完了後の一定期間内)に投稿されると、複合機23に対する投稿と判断し、プリンタドライバが複合機23から情報を取得して、投稿データと一緒に送信する。一方、プリンタドライバの設定画面などが表示されている間に投稿されると、プリンタドライバに対する投稿と判断する。
このように、製品がハードウェアやソフトウェアのどちらであっても、投稿ボタン20を提供するメーカが投稿内容を受信するので、内部情報を用いて適切な対応を取ることができる。
図3は、複合機23のハードウェア構成図の一例を示す。複合機23は、コントローラ230、操作部231、ファックス制御ユニット232、プロッタ233、スキャナ234、及び、その他ハードウェアリソース235を有する。コントローラ230は、CPU211,MEM−P212,NB(ノースブリッジ)213、ASIC216,MEM−C214,HDD215(Hard Disk Drive)、及び、PCIバスを介してNB213と接続された周辺機器I/F(インタフェース)217を有する。
コントローラ230において、ASIC216にはMEM−C214、HDD215、及び、NB213が接続されると共に、NB213にはCPU211とMEM−P212が接続されている。NB213はCPUチップセットの1つであり、CPU211,MEM−P212,ASIC216,及び、周辺機器I/F217を接続するためのブリッジである。
ASIC216は、画像処理用途向けのICであり各種の画像処理を行う。ASIC216は、AGP、HDD215、及び、MEM−C214をそれぞれ接続するブリッジの役割も果たす。CPU211は、複合機23の全体制御を行うと共に複合機23に実装されている各種アプリケーションを起動して実行させる。
MEM−P212は、複合機23のシステムが使用するシステムメモリであり、MEM−C214は、画像処理中の画像データのバッファとして用いられるローカルメモリである。
HDD215は、大容量のストレージであり、SSD(Solid State Drive)などを用いてもよい。HDD215には、OS、各種のアプリケーション、フォントデータ等が記憶される。また、HDD215には投稿用プログラム223が記憶されている。投稿用プログラム223は、記憶媒体218に記憶された状態や不図示のサーバを介して配布される。
周辺機器I/F217は周辺機器を接続するためのインタフェースであり、例えば、シリアルバス、NIC、IEEE802.11a/b/g/n、IEEE1394、USBホスト、マイク入力オーディオ端子、及び、メモリカードI/F等がある。また、USBホストにはカメラ13が、マイク入力オーディオ端子にはマイク12が接続される。シリアルバスには、例えばセントロニクスケーブルが接続される。NICはネットワーク17を介した通信を制御する。USBホストにはUSBケーブルを介して機器が接続される。IEEE802.11a/b/g/nはこれらの規格に従った無線LAN用のインタフェースであり、無線LANによる通信を制御する。IEEE1394は、高速なシリアル通信を制御するインタフェースである。メモリカードI/Fには各種のメモリカードが装着され、データの読み書きを行う。メモリカードは、例えば、SDカード、マルチメディアカード、xDカード等である。
操作部231は、ハード的なキーと液晶などの表示手段とを有する。操作部231は、ユーザからの入力操作の受け付け、ユーザに向けた各種の画面の表示を行う。操作部231はタッチパネルを搭載しており、表示したキーボード(ソフトキー)11からユーザ操作を受け付けることもできる。この操作部231のタッチパネルが図1、2などの複合機23のディスプレイ10に相当する。
ファックス制御ユニット232は、NCU(Network Control Unit)を介して公衆通信網に接続し、例えばG3、G4規格のファクシミリに対応した通信手順(通信プロトコル)等に従いファクシミリの送受信を行う。ファックス制御ユニット232は、画像データにデータ圧縮や変調等の信号処理を施して送信すると共に、相手先から受信した画像データにデータの伸長やエラー訂正等を施し画像データを復元する。
プロッタ233は、例えば、電子写真方式による白黒プロッタ又はカラープロッタであり、ノートPC21やタブレット端末22が送信する印刷データやスキャナ234が読み取った画像データに基づき、1ページ毎の画像を形成し、用紙に転写する。例えば、レーザービームを用いた電子写真プロセスを使って、感光ドラム等に形成したトナー画像を用紙に転写し、定着装置により熱と圧力により定着して出力する。また、インク液滴を塗布する形態で印刷してもよい。
スキャナ234は、コンタクトガラスに載置された原稿を光学的に走査して、その反射光をA/D変換して公知の画像処理を施し所定の解像度のデジタルデータに変換し画像データを生成する。
図4は、ノートPC21のハードウェア構成図の一例を示す。ノートPC21はそれぞれバスで相互に接続されているCPU101、RAM102、ROM103、記憶媒体装着部104、通信装置105、入力装置106、描画制御部107、HDD108、マイク12及びカメラ13を有する。CPU101は、OS(Operating System)やプログラムをHDD108から読み出して実行することで種々の機能を提供する。
RAM102はCPU101がプログラムを実行する際に必要なデータを一時保管する作業メモリ(主記憶メモリ)になり、ROM103はBIOS(Basic Input Output System)やOSを起動するためのプログラム、静的なデータが記憶されている。
記憶媒体装着部104には記憶媒体110が着脱可能であり、記憶媒体110に記録されたデータを読み込み、HDD108に記憶させる。また、記憶媒体装着部104は、HDD108に記憶されたデータを記憶媒体110に書き込むこともできる。記憶媒体110は例えば、USDメモリ、SDカード等である。投稿用プログラム223は、記憶媒体110に記憶された状態や不図示のサーバからダウンロードすることで配布される。
入力装置106は、キーボード11、マウス及びトラックボールなどであり、ノートPC21へのユーザの様々な操作指示を受け付ける。なお、マイク12及びカメラ13も入力装置106の一例として把握できる。
HDD108は、SSD等の不揮発メモリでもよく、OS、アプリケーションソフトウェアなどの各種のデータが記憶されている。
通信装置105は、ネットワーク17に接続するためのNIC(Network Interface Card)であり、例えば、イーサネット(登録商標)カードである。
描画制御部107は、CPU101が投稿用プログラム223を実行してグラフィックメモリに書き込んだ描画コマンドを解釈して、画面を生成しディスプレイ10に描画する。なお、図4ではディスプレイ10は情報処理装置に外付けされているが、情報処理装置がディスプレイ10を内蔵していてもよい。
なお、タブレット端末22のハードウェア構成図は図4と同様なので説明を省略するが、ノートPC21のみにある機能やタブレット端末22のみにある機能があってもよい。
また、投稿管理サーバ15又は製品開発部署のPC24のハードウェア構成図は図4と同様なので説明を省略するが、ノートPC21のみにある機能や投稿管理サーバ15又は製品開発部署のPC24のみにある機能があってもよい。
<情報収集システムの機能ブロックについて>
図5は、情報収集システム300の機能ブロック図の一例を示す。まず、製品14は、既存機能部31、投稿ボタン実現部32、投稿入力部33、アップロード部34、内部情報取得部35、進捗表示部36、テキスト入力受付部331、音声入力受付部332、及び、動画入力受付部333を有している。これら(既存機能部31、投稿ボタン実現部32、投稿入力部33、アップロード部34、内部情報取得部35、進捗表示部36、テキスト入力受付部331、音声入力受付部332、動画入力受付部333、及び、進捗表示部36)は、製品14のCPUがプログラムを実行すると共に図3,4に示したハードウェアと協働することで実現される。
既存機能部31は、製品14の既存の機能を提供する。したがって、既存機能部31が提供する機能は、製品14によって様々である。例えば、製品14が複合機23の場合、既存の機能は原稿を読み取ったり、用紙に画像を印刷したり、FAXを送信したりする機能である。製品14がノートPC21やタブレット端末22の場合、既存の機能は、ノートPC21やタブレット端末22に対する入力の受け付け、各種の処理、ディスプレイ10への表示などである。製品14がノートPC21やタブレット端末22で動作するOSの場合、OSに付属するファイルシステム、アプリケーションソフトウェアの起動や管理、デスクトップ画面の表示、通信機能、などである。製品14がノートPC21やタブレット端末22で動作するアプリケーションソフトウェアの場合、アプリケーションソフトウェアによって様々である。例えば、ワープロのアプリケーションソフトウェアの場合、ユーザが入力した文字を表示する機能が提供され、ブラウザのアプリケーションソフトウェアの場合、Webページを表示する機能が提供され、ブラウザのアプリケーションソフトウェアの場合、HTMLを表示したりスクリプトを解釈して実行する機能が提供される。
なお、既存機能部31は、機能を提供するためにディスプレイ10にGUI(Graphical User Interface)を表示する。
投稿ボタン実現部32は、このGUIの一部に投稿ボタン20を常に表示する。したがって、既存機能部31が投稿ボタン実現部32を兼ねてもよい。投稿ボタン20がハードキーの場合、投稿ボタン実現部32は投稿ボタン20の押下を検出できればよい。
投稿入力部33は、投稿される投稿内容(テキスト、音声、動画)の入力を受け付ける。投稿入力部33には、テキスト入力受付部331、音声入力受付部332、及び、動画入力受付部333が接続されている。テキスト、音声又は動画以外の情報の入力が必要な場合は、サブモジュール(プラグイン)を増やせばよい。
内部情報取得部35は、製品から内部情報を取得する。内部情報については後述する。 アップロード部34は、投稿内容と内部情報などから投稿データを作成し、投稿管理サーバ15にアップロードする。投稿管理サーバ15は、ネットワーク17に接続されているため、アップロード部34はIPアドレスを指定して投稿管理サーバ15にアクセスする。アップロード部34は投稿管理サーバ15のIPアドレスを予め保持している。投稿管理サーバ15のIPアドレスが変更されてもよいように、アップロード部34は定期的に投稿管理サーバ15のIPアドレスを更新することが好ましい。また、投稿データは暗号化されていることが好ましい。
進捗表示部36は、ユーザが投稿した投稿データに対する対応の進捗を表示する。投稿管理サーバ15は、後述するように投稿データに対し施された対応の程度(すなわち進捗)を製品14又はユーザのメールアドレスに送信する。これにより、ユーザに対し投稿データに対するフィードバックが行われる。進捗表示部36は、この進捗情報を表示する。進捗表示部36は、製品14に限られずユーザのユーザPCが有していてもよい。
また、製品14は、ユーザ情報を記憶するためのユーザ情報DB37を有している。ユーザ情報DB37は図3のHDD215又は図4のHDD108に構築されている。なお、ユーザ情報DB37は、製品14が有している必要はなく、製品14がアクセス可能なネットワーク17上に存在すればよい。
投稿管理サーバ15は、投稿受付部44、アクション決定部45、フィードバック部43、共有部42、及び、集計部41を有している。これら(投稿受付部44、アクション決定部45、フィードバック部43、共有部42、及び、集計部41)は、製品14のCPUがプログラムを実行すると共に図4に示したハードウェアと協働することで実現される。
投稿受付部44は、製品14から送信された投稿データを受け付け、投稿データ番号を付与して投稿データDB(データベース)47に記憶させる。
アクション決定部45は、アクションDB46から投稿データに適切なアクションと製品開発部署16を決定する。アクションDB46については後述する。
フィードバック部43は、投稿データDB47の進捗が更新された場合、又は、最後にユーザにフィードバックしてから一定期間が経過するとユーザに進捗をフィードバックする。
共有部42は、投稿データDB47に登録されている投稿データを、投稿データWebページに公開する。
集計部41は、投稿データに含まれる投稿内容と内部情報を定期的に又は製品開発部署16の要請に応じて集計し、集計結果を提供する。
投稿管理サーバ15は、投稿データを記憶するための投稿データDB47及びアクションDB46を有している。なお、投稿データDB47は1つのテーブルでもよく、アクションDB46は1つのテーブルでもよい。また、投稿データDB47及びアクションDB46は1つのデータベースとして構築され、2つのテーブルを有していてもよい。
投稿データDB47とアクションDB46は図4のHDD108に構築されている。なお、投稿データDB47とアクションDB46は、投稿管理サーバ15が有している必要はなく、投稿管理サーバ15がアクセス可能なネットワーク17上に存在すればよい。
<ユーザ情報について>
図6は、ユーザ情報DB37に記憶されているユーザ情報の一例を示す図である。ユーザ情報DB37には、ユーザID、パスワード、メールアドレス、電話番号、会社名、社員番号、氏名、部署、年齢、性別、役職などが登録されている。したがって、ユーザが製品14にログインすることで、製品14はユーザ情報を取得可能になる。
なお、ユーザの認証は製品14が行ってもよいし、認証を専用に行う認証サーバが行ってもよい。
<投稿データDBの構成>
図7は、投稿データDB47の構成例を説明する図の一例である。投稿データDB47には、1つの投稿データごとに、投稿データ番号、投稿データ、進捗、同感ポイント、及び、0以上のコメント1〜nが設定されている。
・投稿データ番号は投稿データを識別するための一意の識別情報である。
・投稿データは、投稿者ID、投稿日時、入力手段(テキストor 音声 or 動画)、投稿内容、(テキストデータor 音声データ or 動画データ)、内部情報、及び、緊急度を有している。詳細は後述する。
・進捗は、投稿データに対する対応がどの程度進んでいるかを示す。例えば、5段階で表す場合、進捗は、以下のような段階により示される。
1/5.困りごと・要望・つぶやきを受け付けました。
2/5.原因の特定段階に入りました。
3/5.原因を特定し対応の決定段階に入りました。
4/5.対応を決定し開発段階に入りました。
5/5.対応が完了しました。
・同感ポイントは、共有部42が公開した投稿データに対し、任意のユーザが同感ボタン(図17参照)を押下した回数である。同感ポイントは同意情報の一例である。
・コメント1〜nは、共有部42が公開した投稿データ(図17参照)に対し、任意のユーザが投稿したコメントである。
<アクションDBの構成>
図8(a)は、アクションDBの構成例を説明する図の一例である。投稿内容には製品に対する幅広い指摘(感想やレビューなど)が含まれており、製品開発部署16は指摘に対する対応策を講じる。なお、アクションDB46は製品ごとに作成されている。また、アクションDB46は転送先情報保持部の一例である。
そこで、アクションDB46には、投稿内容が含むワードと内部情報が満たす条件に対し、アクションと製品開発部署が対応づけられている。
アクションDB46によれば、例えば、投稿内容がワード1を含み、内部情報が条件1を満たす場合、アクション1と製品開発部署1が決定される。製品開発部署は転送先の一例である。
具体的には、例えば「動かない」というワードが含まれ、内部情報に特定のアプリケーションソフトの特定のバージョン(又はシリアル番号)が記録されている場合、製品14やアプリケーションソフトウェアの設定を変更するというアクションが決定される。また、アプリケーションソフトウェアの種類やアクションの難易度に応じた製品開発部署16が決定される。製品開発部署16は、指示されたアクションを行うことで動かないという症状を改善する対応を行うことができる。
また、図8(b)に示すように、緊急度に応じた転送先が決定される。例えば、緊急度に応じて、同じ製品開発部署の決まったチームに転送される。または、各チームが現在、対応中の投稿の数を投稿管理サーバが管理しておき、緊急度が高い投稿データは、対応中の投稿の数が最も少ないチームに転送される。このように転送先を決定することで、製品開発部署は緊急度の高い投稿データに早期に対応したり、緊急度は低いが製品開発に有効な投稿データに十分な時間を取って対応できる。
なお、1つのワードが複数の単語を含んでいてもよい。また、1つの条件が複数の条件を含むものでもよい。また、同じワードに異なる内部情報を対応づけてそれぞれ異なるアクションを決定することや、同じ内部情報に異なるワードを対応づけてそれぞれ異なるアクションを決定することも可能である。
また、アクションは症状を完全に解消するものには限られない。例えば、こうすれば改善する可能性が高いものが含まれている。また、ユーザに詳しい症状を問い合わせるというアクションが含まれていてもよい。
また、ワード又は条件のいずれか一方を考慮せずに、アクションと製品開発部署16を決定してもよい。例えば内部条件として条件Aを満たす場合、投稿内容に関係なくアクションAを行うと決定する場合がある。具体的には、不具合があることが判明しているバージョンのアプリケーションソフトウェアが動作している場合は、設定を変更する又はバージョンアップするというアクションを決定できる。
また、投稿内容と内部条件に対応したアクションが決定できない場合がある。例えば、「迷惑電話が多い」という投稿内容に対し、内部情報が複合機23でコピーアプリが動作していることを示す場合である。このような投稿内容は、破棄されるか製品開発には活かされないことが通常だが、このような投稿内容にこそ新たなニーズが含まれていることは少なくない。そこで、本実施形態では、投稿内容と内部条件に対応したアクションを決定できない場合、特定の製品開発部署Xにて調査するものとする。製品開発部署Xは、集計部41の集計結果を利用することで、ユーザの任意の投稿内容を製品やソリューションに結びつけやすくなる。
例えば、「迷惑電話が多い」という投稿内容に対しては、総務などの担当部署が非通知の着信を拒否するように電話の設定を変更すればよい。ここで、現在の電話会社では非通知の着信の拒否が困難であれば、製品14のメーカとしては新たに非通知の着信を拒否できる電話事業の契約を結んだり、電話事業者を紹介することができる。すなわち、ソリューションを提供できる。
なお、投稿内容と内部条件に対応したアクションが決定できない場合、結果的に、投稿内容だけからアクションが決定されることになる。
このように、少なくとも全ての投稿データに対し製品開発部署16が決定されるので、全ての投稿に対しフィードバックすることが可能になる。また、新たな製品14やソリューションを開発する契機とすることができる。
<投稿ボタンの表示例>
図9(a)は複合機23がコピー機能を提供する際にディスプレイ10に表示されるGUIの一例を示す図である。まず、コピー機能を提供する既存機能部31は、原稿種類選択欄151、濃度選択欄152、用紙選択欄153、変倍率設定欄154、編集設定欄155、フィニッシャ設定欄156等を表示する。ユーザはこのGUIからコピーの設定条件を入力できる。この他、複合機23がプリンター機能やFAX機能を提供する場合も同様であって、既存機能部31は機能を提供するためのGUIを作成してディスプレイ10に表示する。
そして、投稿ボタン実現部32は、GUIの一部又はGUIとは別の場所に投稿ボタン20を表示する。ユーザは製品(複合機23)14に関する困りごとや要望、つぶやきを投稿したい場合、投稿ボタン20を押下する。なお、投稿ボタン20がタッチパネルに表示されていない場合、ユーザはハードキーでカーソルを操作して投稿ボタン20に合わせることで押下できる。
図9(b)は投稿ボタン20を押下することで表示される投稿画面の一例を示す図である。投稿ボタン実現部32は、投稿ボタン20の押下を検出すると、ディスプレイ10にキーボードボタン201、音声ボタン202、及び、動画ボタン203を表示する。
投稿ボタン実現部32がキーボードボタン201の押下を検出すると、投稿入力部33のテキスト入力受付部331が、図10(a)に示すように、ディスプレイ10にキーボード11(ソフトキー)を表示する。図10は、投稿データを投稿するための投稿用画面の一例を示す図である。図10(a)の投稿用画面により、ユーザは入力欄305にテキストを入力し、テキスト入力受付部331はユーザがキー入力したテキストの入力を受け付ける。なお、マイクのアイコン301とカメラのアイコン302は、ユーザが入力手段を切り替えるためのボタンである。
ユーザがテキストを入力した後、アップロードボタン(不図示)を押下することを契機にして、又は、投稿用画面を終了させるなどの操作を契機にして、アップロード部34は投稿データ(テキスト)のアップロードを開始する。
また、図9(b)において、投稿ボタン実現部32が音声ボタン202の押下を検出すると、投稿入力部33の音声入力受付部332が、図10(b)に示すように、マイクのアイコン301を表示する。これにより、音声入力受付部332はユーザによる音声の入力を受け付ける。なお、音声は複合機23が音声認識してテキストデータに変換してもよいし、投稿管理サーバ15が音声認識してもよい。なお、キーボードのアイコン303とカメラのアイコン302は、ユーザが入力手段を切り替えるためのボタンである。
ユーザが音声を入力した後、アップロードボタン(不図示)を押下することを契機にして、又は、発声の入力と並行して、アップロード部34は投稿データ(音声)をアップロードする。
また、図9(b)において、投稿ボタン実現部32が動画ボタン203の押下を検出すると、投稿入力部33の動画入力受付部333が、図10(c)に示すように、カメラのアイコン302を表示する。これにより、動画入力受付部333はユーザによる動画の入力を受け付ける。なお、音声は複合機23が音声認識してテキストデータに変換してもよいし、投稿管理サーバ15が音声認識してもよい。キーボードのアイコン303とマイクのアイコン301は、ユーザが入力手段を切り替えるためのボタンである。
ユーザが動画を入力した後、アップロードボタン(不図示)を押下することを契機にして、又は、動画の入力と並行して、アップロード部34は投稿データ(動画)をアップロードする。
このように、ユーザは、常に表示されている投稿ボタン20を押下するという簡単な操作で投稿データを投稿することができる。
テキスト、音声、動画のうち複数種類の情報を含む投稿データを一度に又は連続してアップロードすることも可能である。
なお、投稿内容のテキストとして、初期状態の投稿用画面にひな形が表示されてもよい。例えば「してくれなきゃ困る」というひな形が初期状態で表示されれば、ユーザ入力における負担を軽減できる。また、いくつかのひな形を提示し、ユーザが選択してもよい。「動かない」や「困る」のようにアクションを決定しやすいひな形を提示したり、ユーザに選択させることで、投稿管理サーバ15がアクションを決定しやすくなる。
なお、図9(a)で投稿ボタン20が押下された場合に、図9(b)の投稿画面を表示しなくてもよい。この場合、ユーザは、予め、テキスト、音声、又は、動画のどの入力手段で投稿データを入力するかを複合機23に設定しておく。これにより、投稿ボタン20が押下されると図10(a)〜(c)のいずれかの投稿用画面が表示される。また、不図示のアップロードボタンを押下しないでアップロードすれば、ユーザは投稿ボタン20を押下するという1回の操作(ワンクリック)で投稿データを投稿できる。すなわち、投稿ボタン20を1回だけ操作するだけで(ワンクリックで)投稿データを投稿できる。
このようなワンクリックの投稿を実現する方法として、マイク12で音声データを入力する際、一定期間以上音声入力がない場合、または、ユーザが「完了」と音声で指示した場合に、入力完了と判断してデータのアップロードを開始する。
なお、ワンクリックは、物理的に1回の押下だけを意味するのではなく、1回の操作と見なせる複数の押下を含む。例えば、ダブルクリックは2回の押下で1回の操作と見なされるので、ダブルクリックは本実施形態ではワンクリックに含まれる。また、タッチパネルの場合は、クリックは「タップ」と称される。また、ハードキーで投稿ボタン20を操作する場合、クリックは押下と称される。
図11(a)はノートPC21に表示される投稿ボタン20を示す図の一例である。ノートPC21にて表示される投稿ボタン20は例えばタスクトレイに常時、表示される。ユーザがマウスオーバーなどすると「投稿ボタン」という文字がポップアップされる。ユーザはタスクトレイのアイコンを1回又は2回クリックするだけで、投稿用プログラムが図10(a)〜(c)に相当する投稿用画面を表示する。なお、アイコンはデスクトップ画面に表示されていてもよい。
図11(b)はタブレット端末22に表示される投稿ボタン20を示す図の一例である。タブレット端末22にて表示される投稿ボタン20は例えばアイコンの態様で、常時、表示される。ユーザはこのアイコンを1回又は2回タップするだけで、投稿用プログラムが図10(a)〜(c)に相当する投稿用画面を表示する。
なお、ユーザが使用中の「アプリ」に対して投稿するだけでなく、アプリの一つの「機能」に対して投稿してもよい。この場合、アプリが現在表示中の画面などに基づいて、使用中の機能を特定する。また、この場合、デスクトップ上に投稿ボタンを表示するのではなく、アプリごとに投稿ボタンが表示される。
機能単位で投稿できることで、投稿管理サーバ15はアプリに対し投稿される場合より細かく投稿データを振り分けることができる。例えば、「アプリ」の場合は、アプリを担当する「開発部署」まで特定できるのに対して、「機能」の場合は、機能を担当する「個人」又は「チーム」まで特定でき、投稿データを一層効率的に活用できる。
なお、使用中のアプリと連携するアプリの情報(例えばOS、ソフトウェアライブラリ、デバイスドライバ等)を、投稿データに入れる必要がある場合は、使用中のアプリが連携アプリから取得すればよい。
なお、ノートPC21やタブレット端末22では、OSなどの制御やユーザ設定により、アイコンが常時、表示されるとは限らない。しかしながら、非表示のアイコンを表示させる通常の操作でユーザは投稿ボタン20を表示させることができるため、実質的に常時表示されていると言える。
また、複合機23では、製品のメーカがディスプレイ10の表示内容を設計できるので、ノートPC21やタブレット端末22と比較して、投稿ボタン20を常時、表示させやすい。
また、本実施形態において「常時、表示される」や「常に、表示される」という表現は、画面の切替の瞬間に表示されなかったり、ユーザが設定で表示しないようにすることを排除するものではない。
また、例えば、ユーザがログインするまでは非表示で、ログインした後に常時、表示してもよい。これにより、ログインしていないユーザには投稿ボタン20を使用できないようにすることができる。
<投稿データ>
図12に基づき投稿データについて説明する。図12は投稿データのデータ構成を模式的に説明する図の一例である。投稿データは、例えば、投稿者ID、投稿日時、入力手段、投稿内容、内部情報及び緊急度を有している。これらは、図12に示す構成で一度に送信されるとは限らず、1つの投稿データとして関連づけて複数回に分けて送信されてもよい。この場合、投稿管理サーバ15は複数回に分けて送信された投稿者ID、投稿日時、入力手段、投稿内容、内部情報、及び、緊急度から1つの投稿データを再構成する。
投稿者IDは、投稿者を直接的又は間接的に特定するための識別情報である。投稿者IDは、例えば製品14にログインすることで特定されるユーザIDもよいし、投稿管理サーバ15から与えられている投稿用の識別情報でもよい。この場合、投稿者IDは、ユーザ情報DB37においてユーザIDと紐づけられている。また、投稿者IDは、ユーザを一意に特定できなくてもよく、例えば、IPアドレスや製品14のシリアル番号でもいい。
但し、ユーザを一意に特定できない場合のみ、IPアドレスなどを使うことが望ましい。IPアドレスを使うとどの製品からの投稿データかを特定できるが、複数のユーザが同一製品を利用する場合は、ユーザを個別に特定できず、どのユーザからの投稿データかの特定が困難になるためである。例えば、複数のユーザが共通のPCなどで1つのアカウントを共有する場合、どの装置からの投稿データかを特定できても、誰の投稿か分からないので混乱してしまう可能性がある。
投稿日時は、例えば、投稿ボタン20が押下された日時、投稿データの入力が開始又は終了した日時などである。入力手段は、テキスト、音声又は動画の種別である。
図13に基づき投稿内容について説明する。図13は投稿内容の一例を示す図である。投稿内容は、製品に対する指摘(感想やレビューなど)例えば、○○が動かない(図13(a))、○○してくれなきゃ困る(図13(b))、○○できないため困っている(図13(c))、どうしたらいいか?(図13(d))、○○して欲しい(図13(e))、○○でもっとよくなる(図13(f))、なかなかいいかも(図13(g))、進化したな〜(図13(h))などである。
このように、投稿内容には機種名やアプリケーション名など製品に関する情報、どのような操作を行ったか、又は、現在の画面などを必ずしも含める必要がない。当然ながら、これらを含めることは可能である。
このうち、図13(a)〜(d)は困りごと、図13(e)(f)は要望、図13(g)(h)はつぶやき、に分類される。
後述するように、投稿管理サーバ15は投稿内容を困りごと、要望、又は、つぶやきのいずれかに区分して、緊急度を調整する。
図14に基づき内部情報について説明する。図14は内部情報の一例を示す図である。内部情報は、製品14から取得可能な情報、及び、製品14が取得可能な情報、の少なくとも一方である。例えば、以下のものが挙げられる。
・ユーザが使用している製品14の情報(装置に関する機種名、型番、シリアル番号、製品ID、導入日など。ソフトウェアに関するソフトウェア名、アプリケーション名、シリアル番号、製品ID、導入日など)。
・ユーザが操作していた操作履歴(画面の識別情報やハードコピー)と画面履歴のログ
・ユーザが機器にログイン(認証)した際に得られたユーザ情報(会社名、メールアドレス、役職、年齢、性別など)
・エラー情報(エラーコード、エラートレース情報などを含む)
内部情報のうち上記の製品14の情報は、製品14が使用しているソフトウェアにより得られるソフトウェア情報と言ってもよい。なお、装置に関する機種名、型番、シリアル番号、製品ID、導入日などは装置識別情報の一例であり、ソフトウェアに関するソフトウェア名、アプリケーション名、シリアル番号、製品ID、導入日などはソフトウェア識別情報の一例である。
まず、複合機23などの製品14でもアプリケーションソフトウェア(コピーアプリ、プリンタアプリ、スキャナアプリ、FAXアプリ等)が動作している。この、アプリケーションソフトウェアは、製品14の機器情報(機種名(アプリ名)、型番、シリアル番号、カウンタ値(トータルの印刷枚数)、フィニッシャなどのオプション情報、残紙など)だけでなく、ソフトウェアバージョンや実行したジョブの履歴などを取得可能である。
製品14がノートPC21やタブレット端末22で動作するアプリケーションソフトウェアの場合、ノートPC21やタブレット端末22の機種名だけでなくCPUの型番や接続されている周辺機器の情報の他、アプリケーションソフトウェアのバージョン、シリアル番号、ノートPC21やタブレット端末22のOSなどの情報を取得可能である。OSの場合は、起動しているアプリケーションソフトに加え、アプリケーションソフトが取得可能な情報やさらに詳細な情報を取得できる。
また、ノートPC21やタブレット端末22でプリンタドライバが動作している場合、プリンタドライバはアプリケーションソフトが取得可能な情報を取得できる。また、プリンタドライバは、MIB(Management information base)から複合機23の機種名、シリアル番号、カウンタ値(トータルの印刷枚数)、フィニッシャなどのオプション情報、残紙などを取得できる。
したがって、製品情報は、製品14が使用しているソフトウェアの情報及びソフトウェアが取得可能な情報となる。
操作履歴と画面履歴のログとは、投稿ボタン20が押下された時にディスプレイ10に表示されていた画面(GUI)、この画面に至るまでにディスプレイ10に表示されていたいくつかの画面、及び、各画面でユーザが操作したソフトキーやハードキーである。例えば、画面Cで投稿ボタン20が押下された場合、画面Cの前に表示されていた画面B、画面Bの前に表示されていた画面Aが画面履歴である。そして、各画面A〜Cで操作されたソフトキーやハードキーが操作履歴である。
画面A:key1〜3
画面B:key4〜5
画面C:key6〜8
このように、ユーザが投稿ボタン20を押下するまでの操作履歴と画面履歴のログが投稿データに含まれることで、投稿管理サーバ15はユーザがどのような状況で投稿データを投稿したのかを特定しやすくなる。また、ユーザは自分がどのような操作をしていたのかを投稿内容で説明する必要がない。
なお、内部情報取得部35は、最近表示した例えば過去3つの画面の識別情報を常に更新しながら蓄積すると共に、各画面で操作されたソフトキーやハードキーを時系列に記録しておく。
このように、ユーザが内部情報を入力しなくても、アップロード部34が内部情報を収集するので、明示的にユーザがこれらの情報を入力する必要がなく煩わしさを低減できる。また、投稿データの分析に十分に正確な情報を投稿管理サーバ15で管理できる。
図12に戻り緊急度は、ユーザが投稿した困りごとや要望、つぶやきをどの程度、早期に改善してほしいかを示す情報となる。すなわち、困り具合や要望、つぶやきに対しどの程度早期に対応して欲しいかの程度である。緊急度は、ユーザが投稿用画面でボタン(不図示)を操作して明示的に投稿できるようにしてもよいし、投稿ボタン20の押下数で入力してもよい。
投稿ボタン20の押下数で判断する場合、投稿ボタン実現部32は、ディスプレイ10がタッチパネルの場合は、タップする回数(ワンタップ、ダブルタップ、トリプルタップ)、マウスでクリックする場合はタップする回数(ワンクリック、ダブルクリック、トリプルクリック)で緊急度を以下のように判断する。
ワンタップ(ワンクリック)→緊急度は低い
ダブルタップ(ダブルクリック)→緊急度は中程度
トリプルタップ(トリプルクリック)→緊急度は大
ユーザとしては、緊急度を改めて入力する必要がないので、入力の手間を省け操作性が向上する。
また、タップ又はクリックの押圧で緊急度を判断してもよい。(閾値A<閾値Bとする)
押圧が閾値A未満 → 緊急度は低い
押圧が閾値A以上閾値B未満 → 緊急度は中程度
押圧が閾値B以上 → 緊急度は大
また、タップ数又はクリック数と押圧を組み合わせて緊急度を判断してもよい。例えば、押圧が閾値C以上の場合、ユーザのタップ又はクリックが1回であっても2回とカウントし、タップ数又はクリック数に応じて緊急度を判断する。
アップロード部34は緊急度(低 中 大)を数値で管理するため、緊急度(低 中 大)を数値に変換する。アップロード部34は例えば以下のような変換テーブルを保持している。なお、説明のため、緊急度は1〜7の数値に変換されるものとする。
低=1、中=3、高=5
したがって、クリック回数で緊急度を判断する場合、例えば、ワンクリック=低=1、ダブルクリック=中=3、トリプルクリック=高=5のように、緊急度を数値に変換することができる。
なお、ユーザが緊急度を設定する際、ユーザが投稿用画面でボタン(不図示)を操作して明示的に低、中、大から選択してもよい。この場合、製品は、緊急度=1、3,5を投稿管理サーバに送信する。
<投稿データのアップロード>
図15は、投稿データのアップロードについて説明する図の一例である。図15(a)では、製品14が予め保持している投稿用画面をディスプレイ10に表示する態様における、アップロードを示している。すなわち、製品14が投稿用画面を有しているため、ユーザが投稿ボタン20を押下すると短時間で投稿用画面を表示することができ、ユーザは少ない待ち時間で投稿データを入力できる。
図15(b)では、製品14が投稿管理サーバ15から投稿用画面を取得してディスプレイ10に表示する態様における、アップロードを示している。すなわち、製品14と投稿管理サーバ15は以下の手順を経る。
1.製品14は投稿管理サーバ15のIPアドレスを指定して投稿用画面を要求する
2.投稿管理サーバ15はHTMLやJavaScript(登録商標)で記述された投稿用画面を製品14に送信する。
3.製品14は投稿用画面を表示して投稿データの入力を受け付け、投稿データを投稿管理サーバ15にアップロードする。
この態様では、製品14が投稿用画面を有している必要がなく、例えば投稿用プログラムがブラウザソフトウェアで置き換えられるため、本実施形態の情報収集システム300を製品14に適用する際のコストを低減できる。
本実施形態では、図15(a)(b)のいずれの態様を採用してもよく、メーカなどが、製品14の性質や2つの態様のメリット・デメリットを比較考量して選択すればよい。
<投稿管理サーバにおける処理>
続いて、投稿管理サーバ15における処理について説明する。まず、投稿受付部44は、投稿データの投稿内容がテキストでない場合、音声データ又は動画データの音声部分をテキストに変換して投稿データDB47に記憶させる。ここで、投稿データに一意の識別情報を付与することが好ましい。
なお、投稿受付部44は、投稿データに含まれる緊急度を調整しておく。
・投稿内容が困りごとに分類される場合:「+2」
・投稿内容が要望に分類される場合 :「+1」
・投稿内容がつぶやきに分類される場合:「+0」
すなわち、投稿受付部44はアップロード部34が数値に変換した投稿データの緊急度を、例えば投稿内容によって調整できる。これにより、投稿内容を対応の迅速さに結びつけることができる。困りごと・要望・つぶやきへの分類は、投稿内容に含まれる単語、誤記、などから行われる。テキスト入力受付部がテキストの入力を受け付ける場合はテキストの入力速度から緊急度を判断してもよい。
また、音声入力受付部332が入力を受け付けた音圧によって、緊急度を調整してもよい。例えば以下のように調整する。
・70デジベル超 :「+2」
・60〜70デジベル:「+1」
・60デジベル未満 :「+0」
音圧は音声入力受付部332が取得し投稿データに添付する。これにより、音圧が投稿管理サーバ15に送信されるので、投稿受付部44が音圧に基づき緊急度を調整できる。
さらに、ユーザが投稿用画面でボタン(不図示)を操作して明示的に低、中、大から選択した場合は、アップロード部34は緊急度=1、3,5と共に、タップ/クリック回数、及び、押圧を示す情報を投稿内容としてそして投稿管理サーバ15に送信してもよい。投稿管理サーバ15は、タップ/クリック回数、及び、押圧を用いて緊急度を調整できる。タップ/クリック回数が1なら「+0」、タップ/クリック回数が2なら「+1」、タップ/クリック回数が3なら「+2」とする。音圧についても同様に、60デジベル未満は「+0」、60〜70デジベルなら「+1」、70デジベル超なら「+2」とする。
図16は、投稿管理サーバ15における投稿データの処理を模式的に説明する図の一例である。
1.投稿管理サーバ15のアクション決定部45は、投稿データDB47に記憶されている投稿データを読み出し、図8にて説明したようにアクションと製品開発部署16を決定する。アクション決定部45は、アクションを指示して投稿データと共に製品開発部署16に送信する。
2.製品開発部署16は指示されたアクションを元に対応を行う。なお、この段階で、投稿データを、人手により二次分類及び精査してもよい。これにより、対応が必要な投稿データを精度よく特定できる。また、製品開発部署16は緊急度を参照して、緊急度の高いものほど優先して対応を講じる。すなわち、ユーザの視点から見ると「緊急度」と表現できるが、メーカの視点から見ると「優先度」と表現できる。製品開発部署16は、投稿データごとに対応の進捗を投稿データDB47に登録する。
3.フィードバック部43は、投稿データDB47の進捗が更新されると、又は、定期的に、ユーザに進捗を通知する。進捗の通知方法は、ユーザに直接、送信する方法と、ユーザが操作した製品14に送信する方法がある。ユーザに直接、送信する方法では、投稿データの内部情報に含まれるメールアドレスを指定して、投稿データと共に進捗を電子メールとして送信する。ユーザは投稿データにより投稿内容や投稿日時などを確認できる。したがって、ユーザはノートPC21やタブレット端末22からメールボックスにアクセスして、進捗を確認することができる。なお、投稿データの全てを送信する必要はない。
ユーザが操作した製品14に送信する方法では、製品14のIPアドレスを指定して、投稿データ(テキストに変換されたもの)と進捗を送信しておく。製品(例えば複合機23)14は投稿データと進捗を保持しておき、ユーザが製品14にログインした際に、進捗表示部36が投稿者IDにより進捗を特定し、ディスプレイ10に表示する。
なお、いずれの場合も、進捗と共に図17にて説明する投稿データを公開するWebページのURLを含めることが好ましい。これにより、ユーザはURLが指定するWebページにアクセスして、自分が投稿した投稿データに対するコメントなどを確認できる。
4.共有部42は投稿データを公開する。投稿データを投稿したユーザはノートPC21、タブレット端末22、又は、ユーザPC25を操作して投稿管理サーバ15にアクセスする。これにより、ユーザPC25は公開されている投稿データを表示することができる。ユーザが閲覧可能な投稿データについては図17にて説明する。
5.集計部41は、投稿データに含まれる投稿内容と内部情報を定期的に又は製品開発部署16の要請に応じて集計し、集計結果を製品開発部署(例えば、製品開発部署X)16などに提供する。集計には、例えばデータマイニングを使用することができる。データマイニングにより、投稿内容に含まれる単語と内部情報に含まれる情報の相関を検出することができる。これにより、一見意味がない投稿内容と内部情報との組から有用な知見を把握できる。
例えば、「迷惑電話が多い」という投稿内容が多く投稿された場合、集計により、この投稿内容は男性から投稿されることやある時間帯に集中しているという知見が得られたとする。この場合、製品開発部署16は男性にかかってくる特定の時間帯の電話番号を監視して、例えば、市内局番が一致する、電話番号が一致する電話番号を特定できる。そして、該電話番号の着信を拒否したり相手側に警告するなどのソリューションを提供できる。
この他、例えば、「動きが遅い」という投稿内容が多く投稿された場合に、内部情報から特定の画面や操作が操作履歴や画面履歴に含まれるという知見が得られれば、アプリケーションソフトウェアの改善が可能になる。
ユーザが投稿データを容易に投稿できる環境を整えることで投稿データの増大が期待できるので、一見、とりとめのない投稿内容でもそれが数多く集まることで有効な知見を得られやすくなる。
6.例えば、5によってアプリケーションソフトウェアを改善して対応が完了した場合、アプリケーションソフトウェアを改善することが上記のアクションとなる。よって、製品開発部署16がアクションDB46に新たにアクションを登録することで、アクションが豊富化され、今後は対応までの時間を短縮していくことができる。なお、アクションの豊富化は、製品開発部署16が試行錯誤的に対応を講じた場合にも行われる。
以上のような流れにより、ユーザは、「すぐにコメントをくれた。対応をうってくれた。信頼できる会社・製品だ。また意見を投稿しよう」と積極的に投稿データを投稿してくれることが期待できる。メーカとしては、ユーザの意見が反映された製品作りが可能になるので、ユーザにとってもメーカにとってもメリットが多い。
<投稿データWebページ>
図17は、投稿管理サーバ15が公開する投稿データWebページの一例を説明する図の一例である。投稿データWebページは、投稿データ欄401、コメント欄402、同感ボタン403、及び、「新たなコメントにする」ボタン404を有している。投稿データWebページは、ブラウザがあれば表示できるので、ノートPC21、タブレット端末22又はユーザPC25のいずれも表示できる。
投稿データ欄401は、例えば、投稿データのうち投稿データ番号、投稿日時、機種名、投稿内容、及び、進捗などが表示される。これらは一例であり、投稿データに含まれる情報は、個人情報を除けば、全て表示することが可能である。
また、コメント欄402には主に他のユーザが、投稿データを読んで投稿したコメントが表示される。他人が投稿した困りごとや要望、つぶやきが共有されるので、さらに品質の高い改善アイデアを得られうる。
また、「新たなコメントにする」ボタン404は、任意のユーザが投稿データに対するコメントを追加するためのボタンである。不図示のコメント入力欄にコメントを入力し、ユーザが「新たなコメントにする」ボタン404を押下すると、ユーザPC25はコメントを投稿データ番号に紐づけて投稿管理サーバ15に送信する。投稿管理サーバ15の共有部42は、コメントを投稿データDB47に登録し、また、コメント欄を1つ増やしたWebページをユーザPC25に送信するので、ユーザPC25はコメントが追加されたWebページを表示できる。
同感ボタン403は、ユーザが閲覧した投稿データに対し同感した場合に押下するボタンである。同感ボタン403が押下されると、ユーザPC25はその旨を投稿データ番号に紐づけて投稿管理サーバ15に送信する。投稿管理サーバ15の共有部42は、投稿データDB47の同感ポイントを1つ多くし、また、同感ボタン403の押下数を1つ大きくしたWebページをユーザPC25に送信する。ユーザPC25は同感ボタンの押下数が1つ増えたWebページを表示できる。
<動作手順>
図18は、投稿データを送信する際の製品14の動作手順を説明するフローチャート図の一例である。図18の動作手順は例えば製品14が起動するとスタートする。
まず、投稿ボタン実現部32が投稿ボタン20を表示する(S10)。
投稿ボタン実現部32は投稿ボタン20が押下されたか否かを判定する(S20)。投稿ボタン20が押下されない場合(S20のNo)、処理はステップS10に戻る。
投稿ボタン20が押下された場合(S20のYes)、投稿入力部33は、予め設定されている入力手段による投稿内容の入力を開始する(S30)。すなわち、テキスト入力受付部331はキーボード11からテキストの入力を受け付け(S32)、音声入力受付部332はマイク12から音声の入力を受け付け(S34)、動画入力受付部333はカメラ13から動画の入力を受け付ける(S36)。また、テキスト、音声、及び、動画の2つ以上の入力を受け付け、1つの投稿データとすることができる。この場合、複数の入力手段は予め設定されていてもよいし、ユーザが選択してもよい。
また、内部情報取得部35は内部情報を収集する(S40)。また、内部情報取得部35はタップの回数に基づき緊急度を決定する(S50)。
そして、アップロード部34は投稿データを投稿管理サーバ15に送信する(S60)。
図19は、投稿管理サーバ15の動作手順を説明するフローチャート図の一例である。図19の動作手順は例えば定期的に繰り返し実行される。
投稿受付部44は投稿データを受信する(S110)。
アクション決定部45は、アクションと製品開発部署16を決定して、製品開発部署16に投稿データとアクションを送信する(S120)。この時、装置識別情報又はソフトウェア識別情報に対応したアクションと製品開発部署16が決定される。
フィードバック部43は、投稿データDB47の進捗を監視し、進捗があるか又は進捗が更新されてから一定期間が経過した投稿データがあるか否かを判定する(S130)。
そして、ステップS130の判定がYesの場合、フィードバック部43はユーザにフィードバックする(S140)。
また、共有部42はユーザがアクセスすると投稿データを公開し、コメントや同感ポイントの追加を受け付ける(S150)。
また、集計部41は、投稿データを集計して知見を提供する(S160)。
以上説明したように、本実施形態の情報収集システムは、投稿ボタン20が押下されることにより製品開発部署がユーザの生の声を取得しやすくなる。内部情報が送信されるので、ユーザは作業環境や操作内容を報告する必要がなく煩わしさを低減できる。また、製品開発部署としては正確な内部情報を取得できるので、対応をたてやすくなる。また、ユーザから緊急度が送信され、製品開発部署が緊急度を考慮して対応するので、ユーザの事情を考慮した可能になる。また、製品開発部署が進捗をユーザに通知するので、ユーザは自分が投稿した投稿データにメーカが対応してくれていることを認識でき、さらに投稿しようというモチベーションが生まれる。また、投稿データと内部情報からアクションを決定できなくても、投稿データと内部情報を集計することで知見が得られ新たな対応方法やソリューションを提供できる。また、新たな対応方法はアクションDB46に登録されるので、アクションが豊富化され、製品開発部署の対応が容易になる。
したがって、投稿データとフィードバックの間に好循環が生まれ、良質な投稿データが集まり製品14の改良や開発を進めやすくなる。
以上、本発明を実施するための最良の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、図5では投稿管理サーバが物理的に1つの情報処理装置として構成されているが、投稿管理サーバの投稿受付部44、アクション決定部45、フィードバック部43、共有部42、及び、集計部41は別々の情報処理装置に搭載されていてもよい。
また、投稿管理サーバ15が複数台あってもよい。例えば、投稿管理サーバ15の投稿受付部44、アクション決定部45、フィードバック部43、共有部42、及び、集計部41は別々の情報処理装置に搭載されていてもよい。また、図5と同じ構成の投稿管理サーバ15が、複数台があってもよい。
10 ディスプレイ
11 キーボード
12 マイク
13 カメラ
14 製品
15 投稿管理サーバ
16 製品開発部署
20 投稿ボタン
21 ノートPC
22 タブレット端末
23 複合機
223 投稿用プログラム
300 情報収集システム
特開2009‐093552号公報

Claims (21)

  1. 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報収集システムであって、
    前記第1の情報処理装置は、
    ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンと、
    前記データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、
    前記第1の情報処理装置を識別する装置識別情報又は前記第1の情報処理装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、
    前記データ入力手段が受け付けたデータ及び前記ソフトウェア情報取得手段が取得したソフトウェア情報を前記第2の情報処理装置に送信する送信手段と、を有し、
    前記第2の情報処理装置は、
    前記データの転送先を前記ソフトウェア情報に含まれる前記装置識別情報又は前記ソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定手段、
    を有することを特徴とする情報収集システム。
  2. 前記転送先決定手段は、
    前記データ及び前記ソフトウェア情報を解析した結果を用いて、前記データ及び前記ソフトウェア情報の転送先を決定する、ことを特徴とする請求項1記載の情報収集システム。
  3. 前記ソフトウェア情報取得手段は前記ユーザのユーザ情報を取得し、
    前記送信手段は前記ユーザ情報を含む前記ソフトウェア情報を前記第2の情報処理装置に送信し、
    前記第2の情報処理装置は、前記転送先における前記データの内容に基づく対応の進捗を前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザに通知する進捗通知手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の情報収集システム。
  4. 前記ソフトウェア情報取得手段は、前記データ入力開始ボタンに対するユーザの操作内容に応じた優先度を取得し、
    前記送信手段は、前記優先度、前記データ及び前記ソフトウェア情報を前記第2の情報処理装置に送信する、
    ことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の情報収集システム。
  5. 前記ソフトウェア情報取得手段は、前記データ入力開始ボタンのタップ数又はクリック数に応じた前記優先度を取得する、
    ことを特徴とする請求項4記載の情報収集システム。
  6. 前記ソフトウェア情報取得手段は、前記ユーザが入力した前記データの優先度を取得し、
    前記転送先決定手段は、前記優先度に応じた前記転送先を決定する、ことを特徴とする請求項4又は5記載の情報収集システム。
  7. 前記第2の情報処理装置は、前記データの解析結果に応じて前記優先度を更新し、
    前記転送先決定手段は、更新された前記優先度に応じた前記転送先を決定する、
    ことを特徴とする請求項4〜6いずれか1項記載の情報収集システム。
  8. 前記第2の情報処理装置は、
    前記データ及び前記ソフトウェア情報を記憶手段に記憶させるデータ記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記データを公開する公開手段と、を有し、
    前記公開手段は、前記データに対するコメントを受け付けて前記データと対応づけて記憶し、受け付けたコメントを前記データと共に公開する、
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の情報収集システム。
  9. 前記公開手段は、前記データに対する同意情報を取得した回数を、前記データと対応づけて記憶し、前記回数を前記データと共に公開する、
    ことを特徴とする請求項8記載の情報収集システム。
  10. 前記第2の情報処理装置は、
    前記データ及び前記ソフトウェア情報に前記転送先が対応づけられた転送先情報保持部を参照して前記転送先を決定するものであり、
    前記転送先情報保持部に前記データ及び前記ソフトウェア情報に対応する前記転送先が登録されていない場合、前記データ及び前記ソフトウェア情報に対する対応が完了した後に、前記転送先情報保持部に新たな前記転送先の登録を受け付ける、
    ことを特徴とする請求項1〜7いずれか1項記載の情報収集システム。
  11. 前記第2の情報処理装置は、
    複数の前記データ及び前記ソフトウェア情報の中から、前記データに含まれる単語と前記ソフトウェア情報に含まれる情報の相関を検出する統計処理手段を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜10いずれか1項記載の情報収集システム。
  12. 前記データ入力手段は、キー入力により前記データの入力を受け付けるか、マイクにより前記データの入力を受け付けるか、又は、カメラにより前記データの入力を受け付ける、ことを特徴とする請求項1〜9いずれか1項記載の情報収集システム。
  13. 前記データ入力開始ボタンは表示装置に表示されるものであり、
    前記データ入力開始ボタンは、画面の表示中、前記表示装置に表示される、
    ことを特徴とする請求項1〜12いずれか1項記載の情報収集システム。
  14. 前記データ入力開始ボタンは表示装置に表示されるものであり、
    前記第1の情報処理装置は、ユーザが前記第1の情報処理装置にログインした後に、前記データ入力開始ボタンを前記表示装置に表示する、
    ことを特徴とする請求項1〜12いずれか1項記載の情報収集システム。
  15. 前記第1の情報処理装置は画像形成装置又は画像形成装置に印刷データを送信する情報処理装置である、ことを特徴とする請求項1〜13いずれか1項記載の情報収集システム。
  16. 第1の情報処理装置と、1つ以上の第2の情報処理装置とがネットワークを介して通信可能な情報収集システムであって、
    ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンと、
    前記データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、
    前記第1の情報処理装置を識別する装置識別情報又は前記第1の情報処理装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、
    前記データ入力手段が受け付けたデータ及び前記ソフトウェア情報取得手段が取得したソフトウェア情報を前記第2の情報処理装置に送信する送信手段と、
    前記データの転送先を前記ソフトウェア情報に含まれる前記装置識別情報又は前記ソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定手段と、
    を有することを特徴とする情報収集システム。
  17. データの転送先をソフトウェア情報に含まれる装置識別情報又はソフトウェア識別情報を用いて決定する装置と、ネットワークを介して通信可能に接続された情報処理装置であって、
    ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンと、
    前記データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、
    前記情報処理装置を識別する装置識別情報又は前記情報処理装置が実行しているソフトウェアを識別する前記ソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、
    前記データ入力手段が受け付けたデータ及び前記ソフトウェア情報取得手段が取得したソフトウェア情報を前記装置に送信する送信手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  18. ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンと、
    前記データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、
    装置を識別する装置識別情報又は前記装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、
    前記データ入力手段が受け付けたデータ及び前記ソフトウェア情報取得手段が取得したソフトウェア情報を情報処理装置に送信する送信手段と、を有する前記装置とネットワークを介して通信可能な情報処理装置であって、
    前記データの転送先を前記ソフトウェア情報に含まれる前記装置識別情報又は前記ソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定手段、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  19. 第1の情報処理装置と第2の情報処理装置とがネットワークを介して通信する情報収集方法であって、
    前記第1の情報処理装置が、ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力ステップと、
    前記第1の情報処理装置が、該第1の情報処理装置を識別する装置識別情報又は前記第1の情報処理装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得ステップと、
    前記第1の情報処理装置が、前記データ入力ステップが受け付けられたデータ及び前記ソフトウェア情報取得ステップで取得されたソフトウェア情報を前記第2の情報処理装置に送信する送信ステップと、
    前記第2の情報処理装置が、前記データの転送先を前記ソフトウェア情報に含まれる前記装置識別情報又は前記ソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定ステップと、
    を有することを特徴とする情報収集方法。
  20. データの転送先をソフトウェア情報に含まれる装置識別情報又はソフトウェア識別情報を用いて決定する装置と、ネットワークを介して通信可能に接続された情報処理装置に、
    ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力ステップと、
    前記情報処理装置を識別する装置識別情報又は前記情報処理装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得ステップと、
    前記データ入力ステップで受け付けられたデータ及びソフトウェア情報取得ステップにより取得された前記ソフトウェア情報を第2の情報処理装置に送信する送信ステップと、
    を実行させるプログラム。
  21. ユーザによるデータ入力を開始するためのデータ入力開始ボタンと、
    前記データ入力開始ボタンが押下された場合、データ入力を受け付けるデータ入力手段と、
    装置を識別する装置識別情報又は前記装置が実行しているソフトウェアを識別するソフトウェア識別情報を含む、前記ソフトウェアにより得られる情報を取得するソフトウェア情報取得手段と、
    前記データ入力手段が受け付けたデータ及び前記ソフトウェア情報取得手段が取得したソフトウェア情報を情報処理装置に送信する送信手段と、を有する前記装置とネットワークを介して通信可能な前記情報処理装置に、
    前記データの転送先を前記ソフトウェア情報に含まれる前記装置識別情報又は前記ソフトウェア識別情報を用いて決定する転送先決定ステップ、を実行させることを特徴とするプログラム。
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