JP2016004111A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】カートリッジのコストアップもしくは大型化を抑制することのできる画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置で、像担持体を備えた像担持体ユニットと、現像担持体を備えた現像ユニットと、を有し、像担持体に現像剤像を形成する画像形成装置であって、像担持体ユニットと現像ユニットを支持し像担持体を鉛直方向で上方に露出させた状態で、装置本体の内部に位置する内部位置と、装置本体の外部に位置する外部位置と、を移動する移動部材と、移動部材に設けられ、像担持体の表面を保護する保護部材と、移動部材の内部位置と外部位置との間の移動の際、保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、内部位置において画像形成時に保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構と、を有する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に電子写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成する複写機、プリンタ(LEDプリンタ、レーザービームプリンタなど)、ファクシミリ装置、及びワードプロセッサーなどに好適なものである。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、感光体であるドラム(像担持体)とドラムに作用する現像ローラ及び画像形成に用いる現像剤(トナー)を収容した現像ユニットと、を一体化した一体カートリッジ方式が知られている。また、ドラムとは別体で、現像ユニットのみで構成される現像カートリッジ方式や、ドラムとそれに作用するプロセス部品のみで構成されるドラムカートリッジも知られている。これらのカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことができる。そのため、これらのカートリッジ方式は電子写真画像形成装置に広く用いられている。
また、一体カートリッジや現像カートリッジ、ドラムカートリッジを積載する支持部材を設け、この支持部材を電子写真画像形成装置の装置本体内から所定位置まで引き出すことで各種カートリッジの交換作業を行えるように構成した技術も知られている。この技術によれば、ユーザーは各種カートリッジの交換を容易に行うことができる。
上記構成の装置本体において、カートリッジにシャッター部材を設けて支持部材が引き出されている時はシャッターがドラム(像担持体)の保護位置に、支持部材が装置本体内装着位置にある時はシャッターが開位置に移動する構成が知られている(特許文献1)。
特開2001-337580号公報
しかしながら、このような従来例においては、カートリッジにシャッター部材が備わっていることとで、消耗品であるカートリッジのコストアップが生じてしまう。あるいはカートリッジが大型化してしまう。
本発明の目的は、カートリッジのコストアップもしくは大型化を抑制することのできる画像形成装置を提供する事にある。
上記目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、像担持体を備えた像担持体ユニットと、現像担持体を備えた現像ユニットと、を有し、前記像担持体に現像剤像を形成する画像形成装置であって、前記像担持体ユニットと前記現像ユニットを支持し前記像担持体を鉛直方向で上方に露出させた状態で、装置本体の内部に位置する内部位置と、前記装置本体の外部に位置する外部位置と、を移動する移動部材と、前記移動部材に設けられ、前記像担持体の表面を保護する保護部材と、前記移動部材の前記内部位置と前記外部位置との間の移動の際、前記保護部材を前記像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、前記内部位置において画像形成時に前記保護部材を前記像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、カートリッジのコストアップもしくは大型化を抑制することができる。。

本発明の第1の実施形態に係る装置本体の断面図である。 第1の実施形態に係る装置本体の斜視図である。 第1の実施形態に係る装置本体の断面図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の斜視図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の反対側から見た斜視図である。 第1の実施形態に係るカートリッジの断面図である。 第1の実施形態に係るカートリッジの斜視図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の斜視図及び側面図である。 第1の実施形態に係るカートリッジ装着時の断面図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の斜視図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の斜視図である。 第1の実施形態に係る保護部の斜視図である。 第1の実施形態に係る保護部の斜視図である。 第1の実施形態に係る装置本体の斜視図及び側面図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の装着説明図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の装着説明図である。 第1の実施形態に係る引き出し部材の装着説明図である。 第1の実施形態に係る装置本体の斜視図及び側面図である。 第2の実施形態に係る引き出し部材の斜視図である。 第2の実施形態に係る保護部の斜視図である。 第3の実施形態に係る引き出し部材の斜視図である。 第4の実施形態に係る引き出し部材の斜視図である。 第4の実施形態に係る引き出し部材の装着説明図である。 第5の実施形態に係る装置本体の断面図である。 第5の実施形態に係る保護部の斜視図である。 第5の実施形態に係る保護部の斜視図である。 第5の実施形態に係る引き出し部材の装着説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
《第1の実施形態》
(画像形成装置)
本発明の第1の実施形態に係る電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置の全体構成について、図1、図2、及び図6を参照して説明する。本実施形態に係る画像形成装置本体(以下「装置本体100」と称す)は、水平方向に並べて設けられた4個の像担持体である電子写真感光体(以下「ドラム1」と称す)を備えている。また、装置本体100には、電子写真画像形成プロセス手段として、ドラム1の他にも、帯電手段2,露光部材3,現像ユニット4Y、4M、4C、4K、及び静電転写手段(以下、「転写体5」と称す)などが設けられている。
なお、「現像ユニット4Y、4M、4C、4K(Yはイエロー、Mはマゼンタ、Cはシアン、Kはブラックの各現像剤を収容することを意味している)」については、以下、便宜、色別を示す添え字を省略して、現像ユニット4と称する。
ここで、帯電手段2は、ドラム1の表面を均一に帯電する機能を備えている。また、露光手段3は、画像情報に基づいてレーザビームLをドラム1に照射して、ドラム1の表面に静電潜像を形成する。そして、現像ユニット4は、ドラム1の表面に形成された静電潜像を、現像剤であるトナーを用いて現像する機能を備えている。転写体5は、ドラム1上のトナー画像を被転写体である記録媒体(記録材)としてのシート材Sに転写する機能を備えている。なお、シート材Sの具体例としては、紙,OHPシート等を挙げることができる。
ドラム1は、例えばアルミシリンダの外周面に有機光導伝体層(OPC感光体)が塗布されたものである。ドラム1は、その両端部が不図示の支持部材によって回転自在に支持されている。そして、一方の端部に、駆動モータ(不図示)からの駆動力を受けるため不図示のドラムカップリングが配置される。これにより、ドラム1は、駆動モータの駆動力がドラムカップリングを介して伝達され、図1中で反時計方向に回転する。
本実施形態に係る帯電手段2は、接触帯電方式のものを採用している。より具体的には、帯電手段2はローラ状に形成された導電性ローラであり、この帯電ローラ2がドラム1の表面に当接する。そして、この帯電ローラ2に帯電バイアス電圧を印加することによって、ドラム1の表面を一様に帯電させる。
露光手段3は、ドラム1より鉛直方向で下側に配置されている。この露光手段3は、画像信号に対応するレーザビームLを照射して、帯電済みのドラム1の表面を露光する。これにより、画像信号に応じた静電潜像が、ドラム1の表面に形成される。
各現像ユニット4は、イエロー,マゼンタ,シアン及びブラック色(以下、イエロー:Y、マゼンタ:M、シアン:C、ブラック:Kで表す)のトナーをそれぞれ収納したトナー容器41(図6参照)を有している。なお、これらのトナー容器41は、現像ローラ40に供給するための現像剤(トナー)を収納する現像剤収納部である。これらのトナー容器41内のトナーは、トナー供給ローラ43に送り込まれる。そして、このトナー供給ローラ43と、現像担持体である現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、現像ローラ40の外周にトナーが塗布され、かつトナーに電荷が付与される。
そして、現像ローラ40に現像バイアスを印加することにより、ドラム1に形成された潜像にトナーが付着してトナー画像が形成される。なお、現像ローラ40は、ドラム1に対向し、かつ接触するように配置されている。ここで現像ユニット4とドラム1とは、一体でプロセスカートリッジP(PY、PM、PC、PK)(以下カートリッジP)を形成している。カートリッジPは、ユーザーの使用によりトナーが消費され寿命となった際には、カートリッジPごと交換することができるようになっている。
図1に示すように、装置本体100には、ドラム1に接する転写ベルト11が設けられている。そして、この転写ベルト11によって、シート材Sは転写位置まで搬送され、ドラム1の表面に形成されたトナー画像が転写される。
転写体5における転写ベルト11は、ローラ5a、ローラ5b、ローラ5cで張架されている。そして、転写ベルト11の内側には、各ドラム1に対向する位置にそれぞれ一次転写ローラとしての転写ローラ12が設けられている。これらの転写ローラ12には、トナーと逆極性の電圧が印加されており、これによって転写ベルト11にドラム1上のトナー画像が転写される。
また、装置本体100には、画像形成部にシート材Sを給送する機能を有する給送ローラ18が設けられている。この給送ローラ18には、複数枚のシート材Sを収納する給送カセット17が設けられている。そして、画像形成時には、給送ローラ18およびレジストローラ対19が画像形成動作に応じて回転する。これによって、給送カセット17内のシート材Sが1枚ずつ給送される。そして、転写ベルト11の回転とトナー画像との同期をとって、シート材Sは、レジストローラ対19によって転写ベルト11に送られる。
そして、シート材Sは、転写ベルト11と、対抗する二次転写ローラとしての転写ローラ29の間を通る。転写ローラ29にはトナーと逆極性の電圧が印加されており、これによってシート材Sに転写ベルト11上のトナー画像が転写される。
さらに、装置本体100には、シート材Sに転写された複数色のトナー画像を定着させる機能を有する定着部20が設けられている。この定着部20は、回転する加熱ローラ21bと、これに圧接する加圧ローラ21aとから構成される。すなわち、転写ベルト11上のトナー画像が転写されたシート材Sは、これらの加熱ローラ21bおよび加圧ローラ21aに挟持されながら搬送され、その際に、熱および圧力が付与される。これによって複数色のトナー画像がシート材Sの表面に定着される。
画像形成プロセスについて簡単にまとめると、次の通りである。画像形成動作が開始されると、ドラム1は回転する。そして、帯電ローラ2が、ドラム1の表面に一様な電荷を付与し、露光部材3は、画像信号に応じて、ドラム1の表面に露光を行い、ドラム1の表面上に静電潜像を形成する。そして、現像ローラ40によって、この静電潜像を現像する(トナーを付着させる)。各ドラム1の表面に形成されたトナー画像は、ドラム1と転写ローラ12との間に形成される電界によって転写ベルト11に順次転写される。
一方、給送ローラ18で給送されたシート材Sは、転写ベルト11と、対抗する転写ローラ29に挟持されながら搬送される。転写ローラ29にはトナーと逆極性の電圧が印加されており、転写ベルト11の表面に形成されたトナー画像は、転写ベルト11と転写ローラ12との間に形成される電界によってシート材Sに転写される。その後、シート材Sは定着部20に送られる。そして、定着部20によってカラー画像が定着部されたシート材Sは、排出ローラ対23によって、排出部24から装置本体100の外部に排出される。
(引き出し部材(移動部材))
次にカートリッジPを支持する支持部材であって、装置本体100の内側に位置する装着位置(内部位置)と、装置本体100の外側に位置する引き出し位置(外部位置)との間を移動可能な移動部材としての引き出し部材130について図2を用いて説明する。
図2(a)、(b)に示すように、装置本体100に設けられたドア10を開くと、開口16から引き出し部材130をシート材Sの搬送方向に対して直交方向に引き出すことができる。引き出し部材130は、装置本体100に対して実質的に水平方向(矢印D1、D2方向)に直線的に移動(押し込み/引き出し)可能に設けられている。そして、引き出し部材130は、装置本体100の内側に位置する装着位置(図2(a)に示す内部位置)、または装置本体100の外部に引き出された引き出し位置(図2(b)に示す外部位置)との間で移動可能となっている。
そして、図2(b)に示すように、引き出し部材130が引き出し位置にある状態で、カートリッジPK(ブラック)は、引き出し部材130に対して、実質的に重力方向(図2(b)中の矢印Cで示される鉛直方向)に、ユーザーによって装着される。このように装着されたカートリッジPKは、その長手方向(ドラム1の軸線方向)が引き出し部材130の移動方向に平行となる向きに配置される。なお、残りのPY、PM、PCの3個のカートリッジも同様に装着可能とされ、4個のカートリッジPY、PM、PC、PKは、引き出し部材130の移動方向と垂直な方向に並べて配置される。
引き出し部材130に対して着脱可能なカートリッジP(PY、PM、PC、PK)は、引き出し部材130に装着された状態で、引き出し部材130と共に装置本体100内に移動する。そして、引き出し部材130を装置本体100の内部に移動させた状態で、ドア10が閉じられると、全てのカートリッジPが装置本体100内の所定の位置に位置決めされる。
(装置本体の装着部)
図3を参照して、装置本体100における引き出し部材130の装着部の構成について説明する。なお、図3及び図4においては、装着部の構成が分かり易いように、装置本体100を構成する部品の一部を省略している。
装置本体100の内部には、引き出し部材130の移動方向を案内するためのガイド部材140、141がそれぞれ対向するように設けられている。ガイド部材140、141にはガイド溝140a、141aが設けられている。これらのガイド溝140a、141aは、それぞれ後述する引き出し部材130の被ガイド部130a、130b、(図4、図5参照)をガイドする部位である。また、これらのガイド溝140a、141aは、引き出し部材130を装置本体100の外部に引き出す位置から装置本体100の内部に収納させる位置まで案内できるように、装置本体100の入口付近(ドア10付近)から奥側まで略水平方向に伸びている。
また、図3に示すように、装置本体100の内部には、ドラム1へ駆動を伝達するためのドラムカップリング部材25、現像ローラ40に駆動を伝達するための現像カップリング部材26が、各々水平方向に等間隔に配置されている。ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は不図示の駆動源からの駆動力をカートリッジPに伝達する。ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26は、ドア10を開いた状態では、側壁内に退避した状態となっていて、ドア10を閉める動作に連動してカートリッジP側に進入する構成となっている。
(引き出し部材(移動部材)の構成)
次に、図4及び図5を参照して、引き出し部材130の構成について詳細に説明する。引き出し部材130の移動方向の両側端には、装置本体のガイド部140a、141a(図3参照)にガイドされる被ガイド部130a、130bが設けられている。被ガイド部130aはガイド部140aにガイドされ、被ガイド部130bはガイド部141aにガイドされる。なお、引き出し部材130の一端部には、引き出し部材130をユーザーが操作するための把手部28(図5)が設けられている。
更に、引き出し部材130には、後述するカートリッジPを装着するための装着部130f(図5)が設けられている。そして、装着部130fの底部には、露光手段3から発せられるレーザビームLが通るための穴13(図4)が、ドラム1の数に応じて設けられている。
装着部130fの一端側と他端側には、それぞれカートリッジPを引き出し部材130内に装着するためのガイド部130h、130i、130j、130kが設けられており、各ガイド部は鉛直方向に延びている。そして、ガイド部130h、130iの間、ガイド部130j、130kの間には、カートリッジPを引き出し部材130に対して位置決めするための位置決め部130p、130qが設けられている。位置決め部130p、130qはV字形状となっている。
また、図4に示すように、引き出し部材130には、上述の現像カップリング部材26が進入するための開口部130mが設けられている。そして、現像カップリング部材26は、ドア10を閉める動作に連動して開口部130mに進入する。なお、装着部130fの両側には、後に詳述する保護部150が設けられている。
(カートリッジ)
次に、引き出し部材13に装着されるカートリッジPについて、図6乃至図7(a)、(b)を参照して説明する。カートリッジPは、像担持体ユニットである感光体ユニット8と、現像担持体ユニットである現像ユニット4とから構成されている。そして、引き出し部材13には、複数の組(色毎に異なる組)として像担持体ユニットと、現像担持体ユニットの組が備わる。
感光体ユニット8は、ドラム1と、ドラム1を支持する感光体枠体8a、帯電手段2、クリーニング手段6、クリーニング手段6により除去されたトナーを収容する廃トナー容器30、とから構成される。また、現像ユニット4は、現像ローラ40、現像ローラ40を支持する現像枠体4a、トナー供給ローラ43、現像ブレード44、画像形成に使用されるトナーを収容するトナー容器41、トナー容器41内のトナーを供給する為の搬送部材48から構成される。
上記の通り、トナー容器41内のトナーは、搬送部材48によりトナー供給ローラ43に送り込まれる。そして、このトナー供給ローラ43と、現像ローラ40の外周に圧接された現像ブレード44によって、現像ローラ40の外周にトナーが塗布され、かつトナーに電荷が付与される。そして、現像ローラ40に装置本体から現像バイアスを印加することにより、ドラム1に形成された潜像にトナーが付着してトナー画像が形成される。ドラム1上に現像されたトナー画像が転写ベルト11に転写された後、ドラム1表面に残ったトナーはクリーニング手段6によって除去され、廃トナー容器30内に収容される。
ここで、トナー容器41内のトナーが消費された場合には、ユーザーはカートリッジPを交換することによって再度印刷を行うことができる。そして、図7(a)に示すように、カートリッジPの一端部には、装置本体側のドラムカップリング部材25より駆動力を受けるための第1カップリング部材47が回転可能に支持されている。また、現像カップリング部材26より駆動力を受けるための第2カップリング部材45も回転可能に支持されている。
第1カップリング部材47は、ドラム1の軸線方向(以降、ドラム1の軸線方向を長手方向と称す)の一端に設けられており、装置本体から第1カップリング部材47が受けた駆動力によって、ドラム1が回転する。また、第2カップリング部材45が受けた駆動力は、不図示の中間ギアを介し、現像ローラ40及びトナー供給ローラ43、搬送部材48に伝達され、これらが回転する。
第2カップリング部材45の外周は円筒状のリブで覆われており、係合部71aを形成している。係合部71aは、トナー容器41の外側に固定されるサイドカバー71に設けられている。第2カップリング部材45は、係合部71aに対して回転可能に構成されている。また、図7(b)に示すように、係合部71aの長手方向の反対側には係合部70aが設けられている。この係合部70aは、サイドカバー70に設けられている。そして、これら係合部71a、70aは、共に現像ユニット4に設けられている。
また、感光体枠体8aには、前記係合部71a、70aを支持する穴部8b、8cが設けられている。感光体枠体8aに設けられた穴部8b、8cが、現像ユニット4に設けられた係合部71a、70aに係合することで、感光体ユニット8と現像ユニット4が結合するように構成されている。
ここで、各穴部8b、8cと、各係合部71a、70a間にはガタが設けてあり、各係合部71a、70aは、各穴部8b、8cに対して移動可能な構成となっている。よって、現像ユニット4は感光体ユニット8に対して移動することができる。つまり、現像ローラ40はドラム1に対して移動可能(接離可能)な構成となっている。具体的には、感光体ユニット8と現像ユニット4の間には、図6及び図7(a)、(b)に示すように付勢部材としてのバネ9が設けられている。このバネ9によって、現像ローラ40をドラム1に対して所定の圧力で押圧している。
図7(a)に示すように、第1カップリング部材47の外周は円筒状のリブで覆われており、被位置決め部8dを形成している。また、図7(b)に示すように、被位置決め部8dの長手方向反対側には、円筒状の突起で構成された被位置決め部8eが設けられている。また、図7(a)に示すように、被位置決め部8dの下方には、回転被規制部8fが設けられており、図7(b)に示すように被位置決め部8eの下方には、回転被規制部8gが設けられている。回転被規制部8f、8gは、カートリッジPの引き出し部材130に対する装着方向と同一方向に延在する略長方形の柱形状を有している。
これら被位置決め部8d、8e、回転被規制部8f、8gは、カートリッジPを引き出し部材130内に位置決めするための機能を有している。また、回転被規制部8f、8gの下方には円柱状の被規制部8j、4j、8k、4kが設けられている。被規制部8jと4j、及び8kと4kは、ドラム1を挟むように、感光体ユニット8と現像ユニット4各々に設けられている。これら被規制部の詳細な機能に関しては、後述する。
(引き出し部材へのカートリッジの装着)
次に、引き出し部材130へのカートリッジPの装着について、図8(a)、(b)、図9(a)、(b)を参照して説明する。なお、ここでの説明は、カートリッジPKの装着を例として説明する。図8(a)、(b)はカートリッジPKを引き出し部材に装着する様子を示す斜視図である。また、図9(a)、(b)はカートリッジPKを装着完了する過程を示した図である。
装着を行う場合、図8(a)に示すように、先ず、引き出し部材130に対して実質的に重力方向である矢印C方向へカートリッジPKを近接させる。その後、図8(b)に示すように、カートリッジPKは装着部130fの両端に設けられている保護部150にラフにガイドされつつ、装着部130fに向かって装着されていく。その後の装着の引き出し部材130の一端の様子を、図9(a)、(b)で説明する。図9(a)、(b)は、図8(b)の反対側の面からみた図であり、説明のため引き出し部材130の一部を切り欠いている。
図9(a)に示すように、カートリッジPKの両端部に設けられた被規制部8k、4kが、引き出し部材130のガイド部130j、130kに沿うように装着されていく。これにより、カートリッジPの姿勢が決定される。さらに、ユーザーは、回転被規制部8gをガイド130kに沿うように装着する。これにより、カートリッジPKは、各ガイド部130j、130kにガイドされて引き出し部材130内に装着されていく。
さらにカートリッジPKを引き出し部材130に装着していくと、図9(b)に示すように、被位置決め部8eが、引き出し部材130に設けられた位置決め部130qに当接する。130qはV字形状となっているので、円柱状の被位置決め部8eと当接することで、カートリッジPKの装着方向に対する位置決めが可能となっている。
また、回転被規制部8gはガイド部130kの側面に当接し、カートリッジPKの回転方向の姿勢を決めることができる。このように、被位置決め部8eと回転被規制部8gとにより、引き出し部材130内でのカートリッジPKの位置が決まる。尚、被規制部8k、4kは、ガイド部130j、130kの奥側に設けられた退避部130j1、130k1(図4も参照)に位置する。この位置では、規制部の幅が広くなっており、被規制部8k、4kは引き出し部材130に当接しない。
従って、カートリッジPKの引き出し部材130に対する位置決めを邪魔することは無い。他端の装着も同様に行われるが、詳細な説明は省略する。同様にしてカートリッジPY、PM、PCは引き出し部材130に装着される。
(保護部)
次に、図10乃至図13を用いて、引き出し部材130に設けた保護部150の説明をする。図10に示すように、保護部150は、一端に突出部151aを備える平板状の保護部材151と、保護部材151と連結するリンク機構としての2つのリンク部材A152、リンク部材B153による四節平行リンクで構成されている。
すなわち、リンク部材A152の両端に設けたリンク軸152aはそれぞれ、保護部材151のリンク穴151bと引き出し部材130のリンク穴130cに回動自在に係合されている。そして、リンク軸152aの先端は、熱カシメなどの方法により、溶融されてつぶされており、軸径が大きくなっている。こうして、リンク穴130c、151bに対する抜け止めがされている。
同様に、リンク部材B153の両端に設けたリンク軸153aはそれぞれ、保護部材151のリンク穴151bと引き出し部材130のリンク穴130cに回動自在に係合されている。そして、リンク軸153aの先端は、熱カシメなどの方法により、溶融されてつぶされており、軸径が大きくなっている。こうして、リンク穴130c、151bに対する抜け止めがされている。
ここで、図11に示すように、引き出し部材130の奥側の端部には、保護部材151の姿勢を鉛直方向に維持する機能を備えるロック部材170が、引き出し部材130の移動方向に直交する方向に設けられている。ロック部材170には、切り欠き部170b、当接部170cおよび図中矢印B方向にクリアランスをもった係合穴170aが設けられている。この係合穴170aに、引き出し部材130に設けられた固定軸130dが貫通しており、ロック部材170は、図中矢印B方向に移動可能に引き出し部材130に設けられている。
また、ロック部材170は、後述する付勢手段によって、図中矢印B1方向に付勢されている。ここで、固定軸130dの先端は、熱カシメなどの方法により、溶融されてつぶされて、軸径が大きくなっており、係合穴170aの抜け止めがされている。
次に、図12でリンク部材A152周りの構成を説明する。図12は、図11に示したロック部材170が矢印B1方向(図11)に寄せられている状態(ロック部材170の切り欠き部170bと、リンク部材A152のロック爪152dの図中矢印B方向の位置が一致しない状態)である。また、説明のため一部部品を切り欠いている。
引き出し部材130の移動方向で奥側の側端部において、奥側のリンク部材A152のリンク軸152aには、付勢部材160(トーションバネ)が、引き出し部材130に支持される部材として設けられている。そして、付勢部材160の一端の腕はリンク部材A152の係止突起152bに、他端の腕は引き出し部材130の係止突起130eに当接しており、リンク部材A152は図12中の矢印G方向に付勢されている。
そして、ロック部材170が矢印B1方向(図11)に寄せられている図12の状態では、リンク部材A152の当接部152cと、引き出し部材130の当接部130gが当接している。これにより、矢印G方向に付勢されているリンク部材A152の図中矢印G方向への回動が止められている。ここで、保護部材151に、図12に示した矢印方向Fに力を作用させた場合、リンク部材A152のロック爪152dがロック部材170と当接しているため、リンク部材A152の、図中矢印H方向への回動は阻止される。以下の説明において、保護部150のこの状態を、保護部150が「保護位置にある」という。
次に、図13(a)、(b)で、ロック部材170が図中矢印B2方向に移動した状態を説明する。図では、説明のため一部部品を切り欠いている。図13(a)に示すように、ロック部材170が図中矢印B2方向に移動すると、ロック部材170の切り欠き部170bと、リンク部材A152のロック爪152dの図中矢印B方向の位置が一致する。
ここで、保護部材151に、図13(a)に示した矢印方向Fに力を作用させた場合、リンク部材A152のロック爪152dは、ロック部材170の切り欠き部170bを通過する(即ち、両者の係合が解除される)。すると、リンク部材A152は、付勢部材160の付勢力に抗して、図中矢印H方向へ回動する(図13(b))。前述のように、保護部150は4節リンクを構成しているため、リンク部材A152が図中矢印H方向に回動すると、保護部材151は下降する。
ここで、上述した部材152、153、160、170は、以下に示す保持機構として機能する。即ち、移動部材の内部位置と外部位置との間の移動の際、保護部材を像担持体の表面より突出した位置に保持し、内部位置において画像形成時に保護部材を像担持体の表面より突出しない位置に保持する。
(引き出しユニットにあるドラムの保護)
引き出し部材130にカートリッジPを装着した状態を引き出しユニットUとする。図14(a)、(b)は引き出しユニットUが引き出し位置にある様子である。本実施形態では、引き出し動作(後に詳述する装着動作と逆の動作)により、引き出し位置では、保護部材151の突出部151aがドラム1表面の鉛直方向で下方位置より、図に示すように、ドラム1表面より距離t1だけ上方の位置に保持機構で変位されている。本構成によれば、引き出しユニットUが引き出し位置にある時、異物800が引き出しユニットU上に落下しても、保護部150の保護部材151の突出部151aに当接し落下が阻止される(図14(b)参照)。
つまり、保護部材151は、引き出しユニットUの鉛直方向で上方に露出しているドラム1を保護している。この時、保護部150は保護位置にあるため、保護部材151は下降できない状態にある(図12参照)。よって、異物800の荷重が保護部150にかかっても確実に異物800のドラム1への落下を阻止できる。そのため、異物800はドラム1に当接せず、ドラム1を傷つけることが無い。このように、本構成によれば、引き出し位置にある引き出しユニットU上に異物800が落下しても、ドラム1の傷が防止され、ドラム1傷起因の画像不良の発生を防止できる。
なお異物800の具体例として、ユーザーが保持している物体や、ユーザーが交換した後のカートリッジなどが考えられる。例えば、引き出しユニットUが引き出し位置にある状態で、ユーザーがカートリッジPを交換しようとしたとき、ユーザーの胸ポケットに入っていたペンが異物800として引き出しユニットUに落下するなどの事態が考えられる。あるいは、ユーザーが交換した後のカートリッジPを手から落としてしまい、ユニットUに落下させてしまうなどのことも考えられる。むろんこれらは異物800の一例であり、異物800がこれらに限られるわけではない。
(引き出しユニットの装置本体内への装着)
引き出しユニットUの装置本体100内への装着動作について、図15乃至図18を参照して説明する。図15(a)は本実施形態に係る引き出しユニットUが装置本体100外の引き出し位置にある様子を示す斜視図である。図15(b)は引き出し部材130の、装置本体100への装着部の拡大図である。
図15(a)に示すように、装置本体100には当接突起120が、引き出し部材130に装着可能なカートリッジPの数だけ設けられている。図15(b)に示すように、この状態ではロック部材170が図中矢印B1の方向に寄せられており、リンク部材A152は回動できない。すなわち、保護部150は保護位置にある。
以下、順を追って、引き出しユニットUが装置本体100に装着される様子を説明する。図15(a)で、引き出しユニットUは、引き出し部材130における被ガイド部130bが、装置本体100側のガイド部141aに沿うように、矢印D1方向に装着されていく。
引き出しユニットUが装着されていき、図16の位置になると、引き出しユニットUに設けられているロック部材170の当接部170cが、装置本体100のロック当接部141bに当接する。ここで、装置本体100のロック当接部141bは、引き出しユニットの装着方向と、矢印B2の方向との間の方向に斜設されている。このため、装置本体100のロック当接部141bに当接したロック部材170は、図中矢印B2の方向に移動する。このとき、ロック部材170の切り欠き部170bと、リンク部材A152のロック爪152dは図16中の矢印B方向で一致している(図13(a)も参照)。
そして、さらに引き出しユニットUを装着していくと、図17に示すように、保護部150の保護部材151が、装置本体100の当接突起120(ロック当接部141bより奥側位置に配置)に当接し、保護部材151に対し図中矢印F方向に力を作用させる。その結果、リンク部材A152は図中矢印H方向に回動し、保護部材151が下降し始める(図13(b)も参照)。そして、更に引き出しユニットUを装着していくと、装置本体100の当接突起120が保護部材151に十分に当接し、保護部150が下降した状態になる。
そして、図18(a)に示すように、引き出しユニットUを装着位置まで装着した状態においては、本体100の当接突起120が保護部材151に当接し、保護部150を下降した位置に保持する。図18(b)は装置本体100の左側面側から見た、引き出しユニットUの模式図である。図に示すように、保護部150が下降した位置にあるとき、保護部材151の突出部151aはドラム1の表面上部より距離t2だけ下方に位置しており、転写体5との干渉は無い。
また、本実施形態では、ドア10を開く動作に連動し、転写体5は画像形成位置(ドラム1と当接する位置)から退避(転写体5がドラム1から離間)する構成となっている(不図示)。従って、引き出しユニットUを装着位置に移動させる操作時に、ドラム1と転写体5の表面とは摺擦しない。そして、ドア10を閉じる動作に連動して、ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26(図3参照)がそれぞれ進入し、かつ転写体5がドア10と連動して下降してくる。こうして、引き出し部材130内に収納されているカートリッジPの装置本体100内での位置が決まる。
以上のように、本実施形態では、移動部材の内部位置と外部位置との間の移動の際、保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、内部位置において画像形成時に保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構を有する。
これにより、本実施形態では、小さいスペースで引き出し部材130が引き出されている時のドラム1の表面を保護することができる。
《第2の実施形態》
次に本発明の第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、移動部材である引き出しユニットに装着方向(移動方向)に長い一体構造の保護部材151を設けた。これに対し、本実施形態では、引き出しユニットに装着方向に複数別体で設けられる第1、第2の保護部材をそれぞれ奥側、手前側に設ける点が異なる。
これにより、本実施形態では、引き出しユニットが装着途中であっても、奥側の保護部材が下降する一方、手前側の保護部材が下降しないことで、異物800の落下からドラム1を保護することができる。なお、装置本体の構成、カートリッジの構成において、第1の実施形態と同じ構成の部分においては、詳細の説明は割愛する。
以下、図19、図20を用いて、本実施形態に係る引き出し部材230に設けた第1の保護部材251を備えた第1の保護部250、第2の保護部材261を備えた第2の保護部260の説明をする。
図19(a)、(b)は、本実施形態の係る引き出し部材230の斜視図である。図19(b)に示すように、奥側に設けられる第1の保護部250は、第1の保護部材251と、奥側のリンク部材A152と、手前側のリンク部材B153による四節平行リンクで構成されている。構成は、第1の実施形態の四節平行リンク構成に対して、リンク部材B153が一つ少ないだけであり、詳細の説明は省略する。同様に、ロック部材170周りの構成も同一の構成であるため詳細の説明は省略する。
手前側に設けられる第2の保護部260は、第2の保護部材261と、奥側のリンク部材C262と、手前側のリンク部材D263による四節平行リンクから構成されている。リンク部材C262の両端に設けたリンク軸262aはそれぞれ、第2の保護部材261のリンク穴261b(図19(b)参照)と引き出し部材230のリンク穴230c(図19(a)参照)に回動自在に係合されている。リンク軸152aの先端は、熱カシメなどの方法により、溶融されてつぶされており、軸径が大きくなっている。こうして、リンク穴230c、261bに対する抜け止めがされている。
同様に、リンク部材D263の両端に設けたリンク軸263aはそれぞれ、第2の保護部材261のリンク穴261bと引き出し部材230のリンク穴230cに回動自在に係合されている。リンク軸263aの先端は、熱カシメなどの方法により、溶融されてつぶされており、軸径が大きくなっている。こうして、リンク穴230c、261bに対する抜け止めがされている。
また、第2の保護部材261の一端には突出部261aが設けられている。図20(a)、(b)でリンク部材C262周りの構成を説明する。図は説明のため一部部品を切り欠いている。
図20(a)に示すように、リンク部材C262の、引き出し部材230に支持されている側のリンク軸262aには、付勢部材270(トーションバネ)が設けられている。付勢部材270の一端の腕はリンク部材C262の係止突起262bに、他端の腕は引き出し部材230の係止突起230eに当接しており、リンク部材C262は図中矢印J方向に付勢されている。図20(a)の状態では、リンク部材C262の当接部262cと、引き出し部材230の当接部230gが当接しており、リンク部材C262の図中矢印J方向への回動が止められている。
ここで、第1の実施形態で図14に関して説明したように、第2の保護部260に異物800(不図示)による荷重がかかると、第2の保護部材261を介して、リンク部材C262はリンク軸262a部に図中矢印F1方向に力を受ける。このときリンク部材C262は、リンク軸262a周りに、図中J方向のモーメントを受ける。しかしながら、前述のように、リンク部材C262の当接部262cと、引き出し部材230の当接部230gが当接しており、リンク部材C262の図中矢印J方向への回動は止められる。以下、第2の保護部260のこの状態を、第2の保護部260が「保護位置にある」という。
図20(b)に示すように、第2の保護部材261に、図に示した矢印方向Fに力を作用させた場合、リンク部材C262は、付勢部材270の付勢力に抗して、図中矢印K方向へ回動する。前述のように、第2の保護部260は4節リンクを構成しているため、リンク部材C262が図中矢印K方向に回動すると、第2の保護部材261は下降する。
(引き出しユニットの引き出し位置におけるドラムの保護)
引き出し部材230にカートリッジPを装着した状態を引き出しユニットU1とする。第1の保護部250の第1の保護部材251の突出部251aおよび、第2の保護部260の第2の保護部材261の突出部261aが、ドラム1表面より上方にある。本構成によれば、引き出しユニットU1が引き出し位置にある時、異物800が引き出しユニットU1上に落下しても、ドラム1表面より上方にある第1の保護部材251の突出部(上方端)、第2の保護部材261の突出部(上方端)に当接する。これにより、ドラム1への異物の落下が阻止される。
この時、第1の保護部250、第2の保護部260は保護位置にあるため、第1、第2の保護部材251、261は下降できない状態にある(図12、図20(a)参照)。よって、異物800の荷重が第1の保護部250、第2の保護部260にかかっても確実に異物800のドラム1への落下を阻止できる。そのため、異物800はドラム1に当接せず、ドラム1を傷つけることが無い。このような本構成によれば、引き出し位置にある引き出しユニット上に異物800が落下しても、ドラム1の傷が防止され、ドラム1の傷起因の画像不良の発生を防止できる。
(引き出しユニットの装置本体内への装着におけるドラムの保護)
引き出しユニットの装置本体100内への装着動作に関し、途中まで装着されている状態では、装置本体100の当接突起120(図15)が、第1の保護部250の保護部材251に当接し、第1の保護部材250が下降した位置にある。一方、第2の保護部260は保護位置にあり、前述のように第2の保護部材261の突出部261a(図20(b))がドラム1表面より上方にある。よって、引き出しユニットが装着途中の位置にあるとき、異物800が落下しても第2の保護部材261によりドラム1を保護することができる。
さらに引き出しユニットU1を装着して行くと、装置本体100の当接突起が第2の保護部材261に当接するとともに、リンク部材C262が図中矢印K方向に回動し第2の保護部材261を下降位置に移動させる(図20(b)参照)。そして、引き出しユニットを装着位置まで装着した状態においては、装置本体100の当接突起が第1、第2の保護部材251、261に当接し、第1の保護部材251及び第2の保護部材261を下降した位置に保持する。なお、装置本体100の当接突起は、第1の保護部材251の突出部に当接し続けるため、装置本体100の奥側に延伸して設けられている。
以上のように、本実施形態では、移動部材の内部位置と外部位置との間の移動の際、保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、内部位置において画像形成時に保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構を有する。
これにより、本実施形態では、小さいスペースで引き出し部材が引き出されている時のドラム1の表面を保護することができる。
更に、本実施形態では、引き出しユニットが装着途中であっても、奥側の保護部材が下降する一方、手前側の保護部材が下降しないことで、異物800の落下からドラム1を保護することができる。
《第3の実施形態》
次に本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、保護部に色識別部が設けられ、色毎(現像色毎)のカートリッジPの装着位置が明確に識別可能(目視確認可能)である。装置本体の構成、カートリッジの構成において、第1の実施形態と同じ構成の部分においては、詳細の説明は割愛する。
図21に示すように、装着されるカートリッジPの現像色(例えばシアン)に合わせて、保護部150に色識別部150dCが設けられる。同様に、150dY、150dM、150dKが、それぞれイエロー、マゼンタ、ブラックに合わせて設けられている。ここで、色識別部150d(Y、M、C、K)は、装着されるカートリッジPに対向する両面に配置されている。なお、色識別部150dの他の例として、現像色と同一色もしくは類似色を着色させる、あるいは現像色名称をイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックと表記しても良い。
以上のように、本実施形態では、移動部材の内部位置と外部位置との間の移動の際、保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、内部位置において画像形成時に保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構を有する。
これにより、本実施形態では、小さいスペースで引き出し部材が引き出されている時のドラム1の表面を保護することができる。
また、本実施形態では、色識別部150d(Y、M、C、K)により各現像色のカートリッジPの装着位置が明確に目視確認でき、カートリッジPの装着位置の間違えが防止できる。
《第4の実施形態》
次に本発明の第4の実施形態について説明する。前述した実施形態では、各保護部材が移動することで、保護部材とドラムの間の相対位置が変化する構成であった。一方、本実施形態ではドラムを含む各カートリッジが引き出し部材に対して上下方向に移動することで、保護部材とドラムの間の相対位置が変化する構成である。
すなわち、ドア10(図2(b))の開閉に連動して、カートリッジを引き出し部材に対して昇降させることで、ドラムの高さ位置(鉛直方向)を変更可能な昇降部材を装置本体に備える。そして、保護部材330hより下方にある像担持体ユニット(図23(a))は、昇降部材で一体的に保護部材330hより上方に変位され、画像形成可能な状態となる(図23(b))。
以下、図22で本実施形態に係る引き出し部材330の説明をする。なお、装置本体の構成、カートリッジの構成において、第1の実施形態と同じ構成の部分については、詳細の説明は割愛する。
引き出し部材330には、カートリッジPを装着する装着部330f(図22(a))の両側に保護部330gが設けられている。そして、装着部330fは、第1の実施形態で説明した構成よりも深く設定されていると共に、カム開口330nが設けられている。そして、引き出し部材330の装着部330fにカートリッジPを装着すると、ドラム1の表面は保護部330gの突出部(上端部)330hより鉛直方向で下側に位置する(図23(a))。
よって、異物800(図14)が引き出しユニット上に落下しても、保護部330gの突出部(上端部)に当接しドラム1への落下が阻止される。そのため、異物800はドラム1に当接せず、ドラム1を傷つけることが無く、ドラム1の傷に起因する画像不良の発生を防止できる。
(引き出しユニットの装置本体内への装着)
引き出しユニットの装置本体100内への装着について、図23を参照して説明する。本実施形態では、図23(a)(b)に示すように、装置本体100には、カム部125aを設けた昇降部材125が、図中の上下方向に昇降可能に設けられている。なお、説明のため、一部部品を省略するとともに、一部部品を切り欠いている。
図23(a)は、引き出しユニットを装置本体100の装着位置に装着し、かつドア10(図2(b))が開いている状態である。昇降部材125は下降位置にあり、カートリッジPは引き出し部材330の下方に位置している。図23(b)は、図23(a)の状態からドア10(図2(b))を閉じる状態を示す。
図23(b)で、ドア10を閉じる動作に連動して、不図示の機構により、まず、昇降部材125(保持機構)が図中矢印Lの方向(鉛直方向で上方)に上昇する。この時、カム部125aが引き出し部材330のカム開口330n(図22、図23)を通過して上昇し、カートリッジPを引き出し部材330に対して上方に移動させる。すると、カートリッジPが装置本体100に設けた不図示の位置決め手段に当接するとともに、ドラム1表面が保護部33gの突出部220hよりも上方に移動してドラム1が中間転写ベルト5に当接する。画像形成時は、この状態でカートリッジPは昇降部材125に保持される。
さらに、ドア10(図2(b))を閉じる後半の動作に連動して、ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26(図3参照)が、それぞれ進入してくる。こうして、引き出し部材330内に収納されているカートリッジPの装置本体100内での位置が決まる。このとき、保護部330gの突出部(上端部)330hは、ドラム1の表面より鉛直方向で下方に位置しており、保護部330gの突出部(上端部)330hと中間転写ベルト5との干渉は無い。
以上のように、本実施形態では、像担持体ユニットを移動部材に対して移動させる保持機構を有する。保持機構は前記像担持体ユニットを移動させることで像担持体の高さ位置を変えるものである。つまり保持機構は、移動部材が内部位置と外部位置との間を移動する際、像担持体を保護部材より鉛直方向で下方の位置に保持する。一方、移動部材が内部位置にあって画像形成時には、像担持体ユニットを上昇させることで、像担持体の表面を保護部材より鉛直方向で上方の位置に保持する。これにより、本実施形態では、小さいスペースで引き出し部材が引き出されている時のドラム1の表面を保護することができる。
《第5の実施形態》
次に本発明の第5の実施形態について説明する。上述した実施形態では、引き出し部材をシート材Sの搬送方向と直交する方向に引き出していたが、本実施形態では、図24に示すように引き出し部材をシート材Sの搬送方向と平行な方向に引き出す。更に、上述した実施形態では、引き出し部材に設けた保護部材の高さ位置を変えるために昇降部材で保護部材を昇降させたが、本実施形態では引き出し部材に設けた保護部材の高さ位置を変えるために保護部材を回動させる。なお、本実施形態における装置本体の構成、カートリッジの構成において、第1の実施形態と同じ構成の部分においては、詳細の説明は割愛する。
ここで、図25、図26を用いて、引き出し部材530に設けた保護部550およびその周りの構成を説明する。保護部550は、図25に示す保護部材551と、ロック部材570から構成されている。また、ロック部材570には、当接部570aと、図中矢印B方向にクリアランスをもった係合穴570bと、切り欠き部570cが設けられている。
この係合穴570bに、引き出し部材530に設けられた固定リブ530dが貫通しており、ロック部材570は、図中矢印方向Bに移動可能に固定されている。また、ロック部材570は、付勢手段580によって、図中矢印B1方向に付勢されている。ここで、固定リブ530dの先端は、熱カシメなどの方法により、溶融されてつぶされており、形状が大きくなっている。こうして、係合穴570bの抜け止めがされている。
そして、保護部材551は、その回動軸551dが、引き出し部材530に設けた3箇所の支持リブ530cに回動自在に固定されている。また、保護部材551の一端(上端部)には突出部551aが設けられている。
また、保護部材551の回動軸551dと同軸に固定部551cが設けられており、付勢部材560(トーションバネ)が設けられている。付勢部材560の一端の腕は保護部材551の当接部551eに、また他端の腕は引き出し部材130の当接部530eに当接しており、保護部材551は図中矢印G方向に付勢されている。そして、図25(a)に示した矢印方向Fに力を作用させる前の状態では、保護部材551の当接部551fと、引き出し部材530の当接リブ530fが当接しており、保護部材551の図中矢印G方向への回動が止められている。
ここで、保護部材551に、図25(a)に示した矢印方向Fに力を作用させた場合、保護部材551のロック爪551bがロック部材570と当接しているため、保護部材551の、図中矢印H方向への回動は阻止される。以下の説明において、保護部550のこの状態を、保護部550が「保護位置にある」という。
(引き出し位置にあるドラムの保護)
引き出し位置では、保護部材551の突出部551aがドラム1の表面より鉛直方向で上方にある。本構成によれば、引き出しユニットが引き出し位置にある時、異物800が引き出しユニット上に落下しても、保護部材551の突出部551aに当接し、ドラム1への落下が阻止される。この時、保護部550は保護位置にあるため、保護部材551は回動できない状態にある。よって、異物800の荷重が保護部550にかかっても確実に異物800のドラム1への落下を阻止できる。そのため、異物800はドラム1に当接せず、ドラム1を傷つけることが無い。
このように、本構成によれば、引き出し位置にある引き出しユニット上に異物800が落下しても、ドラム1の傷が防止され、ドラム1の傷に起因する画像不良の発生を防止できる。
(引き出しユニットの装置本体内への装着)
次に、引き出しユニットの装置本体100内への装着動作について、図26、図27を用いて説明する。引き出し部材530は、被ガイド部がそれぞれ装置本体500のガイド部にガイドされて、装置本体500に装着される。ここで、引き出し位置では、ロック部材570が図25の矢印B1方向に寄せられており、保護部材551は回動できない。すなわち、保護部550は保護位置にある。
そして、引き出しユニットを装着していくと、ロック部材570の当接部570aが装置本体500のロック当接部541bに当接し、ロック部材570は矢印B2の方向(図26(a))に移動する。このとき、ロック部材570の切り欠き部570cと保護部材551のロック爪551bが、図26(a)の矢印B方向で一致している。
更に引き出しユニットを装着していくと、図27に示す装置本体500の当接突起541c(ロック当接部541bより奥側位置に配置)が、保護部550の保護部材551に当接し、置本体500の当接突起は図中矢印F方向に力を作用させる。その結果、保護部材551のロック爪551bはロック部材570の切り欠き部570cを通過し、保護部材551は矢印H方向に回動する(図26(b))。更に装着していくと、装置本体500の当接突起541cが奥側の保護部材から順に全ての保護部材551に当接し、全ての保護部材551が回動した状態になる。
このとき、保護部材551の突出部551aはドラム1の表面より鉛直方向で下方に位置しており、保護部材551の突出部551aと中間転写ベルト5との干渉は無い。
また、本実施形態では、ドア10を開く動作で、中間転写ベルト5は画像形成位置から退避する構成となっている(不図示)。従って、引き出しユニットを装着位置に移動させる操作時に、ドラム1と中間転写体ベルト5の表面とは摺擦しない。
そして、ドア10を閉じる動作によって、ドラムカップリング部材25及び現像カップリング部材26(図24参照)が、それぞれ進入してくる。更に、中間転写ベルト5がドア10と連動して下降してくる。こうして、引き出し部材530内に収納されているカートリッジPの装置本体500内での位置が決まる。
以上のように、本実施形態では、移動部材の内部位置と外部位置との間の移動の際、保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、内部位置において画像形成時に保護部材を像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構を有する。
これにより、本実施形態では、小さいスペースで引き出し部材が引き出されている時のドラム1の表面を保護することができる。
(変形例)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
(変形例1)
上述した実施形態では、引き出し部材が装置本体外の外部位置にあるとき、像担持体ユニットと現像ユニットが、カートリッジ(プロセスカートリッジ)として引き出し部材に対し一体的に着脱可能であることを示したが、本発明はこれに限られない。すなわち、カートリッジ化されていない画像形成装置、あるいは像担持体ユニットと現像ユニットの内、現像ユニットのみがカートリッジとして引き出し部材に対し着脱可能である画像形成装置であっても良い。
(変形例2)
上述した実施形態では、感光体ドラム1上のトナー画像(現像剤像)は転写体としての一次転写ローラ12によって被転写体としての中間転写ベルト5に一次転写され、二次転写ローラ29によって被転写体としての記録媒体(シート材S)に転写された。しかし、本発明はこれに限定されず、感光体ドラム1上のトナー画像(現像剤像)が転写体としての一次転写ローラ12によって被転写体としての記録媒体(シート材S)に直接転写される直接転写方式の画像形成装置であっても良い。
(変形例3)
上述した実施形態では、装着動作により、保護部材の突出部がドラム1表面の鉛直方向で上方位置より、下方位置に保持機構で変位させたが、装置本体の開口部を開閉するドアの開閉に連動させても良い。即ち、ドアが閉じるとこれに連動してドラム1表面の鉛直方向で上方位置より、下方位置に変位する構成とすることができる。
(変形例4)
上述した実施形態では、リンク部材A152、リンク部材B153、付勢部材160、ロック部材170などで構成される保持機構が各組に対応して夫々設けられることを述べたが、保持機構が各組に共通に設けられても良い。
1・・感光体ドラム、4・・現像ユニット、8・・感光体ユニット、12・・一次転写ローラ、40・・現像ローラ、130・・引き出し部材、150・・保護部材

Claims (16)

  1. 像担持体を備えた像担持体ユニットと、現像担持体を備えた現像ユニットと、を有し、前記像担持体に現像剤像を形成する画像形成装置であって、前記像担持体ユニットと前記現像ユニットを支持し前記像担持体を鉛直方向で上方に露出させた状態で、装置本体の内部に位置する内部位置と、前記装置本体の外部に位置する外部位置と、を移動する移動部材と、
    前記移動部材に設けられ、前記像担持体の表面を保護する保護部材と、
    前記移動部材の前記内部位置と前記外部位置との間の移動の際、前記保護部材を前記像担持体の表面より鉛直方向で上方の位置に保持し、前記内部位置において画像形成時に前記保護部材を前記像担持体の表面より鉛直方向で下方の位置に保持する保持機構と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記保護部材は平板状であり、
    前記保持機構は、前記移動部材に設けられ前記保護部材と連結して前記保護部材を前記移動部材に対して移動可能にするリンク部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記装置本体に設けられ、前記移動部材が移動するための開口部を開閉するドアを有し、前記保持機構は前記ドアの開閉に連動し、前記ドアが閉じると前記上方の位置から前記下方の位置に変位させて保持することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 画像形成時に前記像担持体と当接する転写体を有し、
    前記像担持体と前記転写体との接離は前記ドアの開閉に連動し、前記ドアが開くと前記像担持体と前記転写体とが離間することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記保護部材は、前記移動部材の移動方向に沿って一体的に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記保護部材は、前記移動部材の移動方向に沿って複数別体で設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 前記移動部材は、複数の組として前記像担持体ユニットと前記現像ユニットを備え、前記保護部材は、各組に対応して夫々設けられることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 前記複数の組は、色毎に異なる組であり、前記保護部材は、各色を識別可能な色識別部を備えることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記保持機構が各組に対応して夫々設けられることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  10. 前記保持機構が各組に共通に設けられることを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  11. 前記保持機構は、前記保護部材の高さ位置を変えるために前記保護部材を昇降させる手段を備えることを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成装置。
  12. 前記保持機構は、前記保護部材の高さ位置を変えるために前記保護部材を回動させる手段を備えることを特徴とする請求項9または10に記載の画像形成装置。
  13. 前記保持機構は、前記像担持体ユニットを前記移動部材に対して移動させることで前記像担持体の高さ位置を変えることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  14. 前記像担持体ユニットと前記現像ユニットの少なくとも一方は、カートリッジとして前記移動部材に対し着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至13のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  15. 前記保護部材は、前記カートリッジを前記移動部材に装着する際の開口部の両端に設けられることを特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 前記像担持体に静電潜像を形成する露光手段を、前記像担持体より鉛直方向で下方に配置したことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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