JP2016000021A - 飼料搬送装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】動物への給餌のために放出ノズル先端から餌を放出させて与えても餌の原形を維持することができる飼料搬送装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る飼料搬送装置は、給餌ホッパーと、該ホッパー排出口の下方に連通配設した円筒状ケース中に放射状の回転フィンを有する繰出し機構と、繰出し機構の下方に配設した餌搬送路と、よりなる飼料搬送装置において、給餌ホッパー排出口の下方側近傍における円筒状ケース内周壁を外方に膨出して餌保留空間として凹状部を形成したことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、動物への給餌のために放出ノズル先端から餌を放出させて与えても餌の原形を維持することができる飼料搬送装置に関する。
従来、例えば養魚場においてブリ等の魚を養殖する場合、円筒状で小石程度の大きさに形成され乾燥した固形タイプのドライペレット(DP)やエクストルーデッドペレット(EP)と呼ばれる餌を給餌する。
餌は生簀の水面に向かって人手によって撒かれる場合もあるが、多くの場合、餌は専用の撒き餌装置を用いて自動的に空中に放出して生簀内のブリ等に給餌する。
また、餌は高価なため撒き餌装置で放出した餌の全てを食べてもらうことが望まれるが、欠けて小片となったり粉砕されて粉状となった餌は食べないため、このような状況では無駄が生じて経費的に問題があったため、当初の餌の原形を維持した状態で給餌することができる技術が、例えば特許文献1に開示されている。
特開平7−327545号公報
確かに、特許文献1に開示された技術によれば、飼料搬送管の内径とセンターレスオーガーのリードピッチで規定される所定の空間に納まる飼料の量は一定となるため、所望する適量の飼料を投餌するには一定の効果があった。
しかし、飼料貯蔵ホッパー内に貯えられた飼料は、下部に固設されたブーツを通り、飼料搬送管内部のセンターレスオーガーで仕切られた空間へと搬送される際、ブーツ及び飼料搬送管内部では飼料貯蔵ホッパー内の飼料の重力と相まって個々の飼料が身動きできないほど密集した状態となる。このような状態でセンターレスオーガーが回転すると、センターレスオーガーの外縁部が飼料に負荷を与えてしまい、飼料の破断や粉砕が生じてしまう。
また、センターレスオーガーの回転により飼料がブーツの開口位置を越えて飼料搬送管のみの空間へと前進する際には、ブーツにより飼料搬送管の内径以上に盛り上がった飼料が飼料搬送管の内径に納まる量となるため、飼料搬送管の端部とセンターレスオーガーとによって飼料が強制的に破断や粉砕されてしまう。
このような破断や粉砕によって飼料貯蔵ホッパー内に投入した飼料の一部はどうしても当初の飼料の原形を維持するこができないため、飼料の無駄の解消に完全には応えることができなかった。
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、動物への給餌のために放出ノズル先端から餌を放出させて与えても餌の原形を維持することができる飼料搬送装置を提供することにある。
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のようなものを提供する。
請求項1に係る発明では、給餌ホッパーと、該ホッパー排出口の下方に連通配設した円筒状ケース中に放射状の回転フィンを有する繰出し機構と、繰出し機構の下方に配設した餌搬送路と、よりなる飼料搬送装置において、給餌ホッパー排出口の下方側近傍における円筒状ケース内周壁を外方に膨出して餌保留空間として凹状部を形成したことを特徴とする飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項2に係る発明では、前記餌保留空間は断面視略三日月状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項3に係る発明では、放射状の前記回転フィンは、回転方向に凸状の半円弧に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項4に係る発明では、前記給餌ホッパー排出口は円筒状ケースに向かった傾斜排出路を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項5に係る発明では、前記傾斜排出路の前部には傾斜ガイド板を配設したことを特徴とする請求項4に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項6に係る発明では、前記傾斜排出路は前期給餌ホッパー排出口を構成する前後壁と左右壁とを夫々テーパー状とすることにより形成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項7に係る発明では、前記餌搬送路は風圧搬送路としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項8に係る発明では、前記風圧搬送路の送風流入口の縦断面位置には風乱流防止用の仕切プレートを複数個配設したことを特徴とする請求項7に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項9に係る発明では、前記風圧搬送路の終端に連通連設した撒き餌ホースを備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載の飼料搬送装置を提供せんとする。
請求項1記載の発明によれば、給餌ホッパー排出口の下方側近傍における円筒状ケース内周壁を外方に膨出して餌保留空間として凹状部を形成したことで、繰出し機構への餌の過充填時の余分な餌は一旦餌保留空間に保留され、徐々に回転フィン上に繰出し機構から回転フィンへと搬送されることになり、回転フィン間には適量の餌が繰出され、必要以上の餌は収納されず回転フィンと円筒状ケース内周壁との間で餌に対する不要な外圧がほとんど付加されないため、餌の繰出し時に餌の破断や粉砕を防止することができる。
請求項2記載の発明によれば、餌保留空間を断面視略三日月状に形成したことで、一旦餌保留空間に保留された余分な餌は、更にスムーズな状態で徐々に回転フィン上に繰出し機構から回転フィンへと搬送されることになり、回転フィンと円筒状ケース内周壁との間で餌に対する不要な外圧が付加されないため、餌の繰出し時に餌の破断や粉砕を防止することができる。
請求項3記載の発明によれば、放射状の回転フィンを回転方向に凸状の半円弧に形成したことで、回転フィンの凸状面が餌の繰出し方向に突出することになり、餌を回転フィンの繰出し面で把持保留することにならず、餌を凸状面で分散しながら押し出し方向に押し出すことになり、餌を回転フィン間に徐々に収納させることができるので、回転フィンの繰出し面による餌の圧迫がなく、餌に対する負荷を軽減でき餌の破断や粉砕を防止することができる。
請求項4記載の発明によれば、給餌ホッパー排出口は円筒状ケースに向かった傾斜排出路を形成したことで、餌は自重で落下して下方の円筒状ケースに搬入しやすく、回転フィン間の空間に餌を効率的に適量収容させることができ、回転フィンが上方に位置するタイミングで効率的に餌を収納できる。
請求項5記載の発明によれば、傾斜排出路の前部には傾斜ガイド板を配設したことで、餌の自重落下機能を更に促進でき、また、精度よく効率的に餌を回転フィン間の空間に収容できると共に、円筒状ケースの上部内周壁との間に餌保留空間を形成できるため、余分に円筒状ケース内に搬入された餌を一時保管して適量の繰出しが可能となる。
請求項6記載の発明によれば、傾斜排出路は給餌ホッパー排出口を構成する前後壁と左右壁とを夫々テーパー状とすることにより形成したことで、自重落下によって下方の円筒状ケースに餌を搬入しやすいだけでなく、傾斜排出路の傾斜面で所定量の餌の重量を一時的に受止めることができるため、給餌ホッパー排出口近傍の餌は必要以上に圧迫されず、繰出し機構に対して効率的に餌を収納できると共に、テーパーに応じて餌が徐々に下方へと移動するので餌への負荷を最小とすることができる。
請求項7記載の発明によれば、餌搬送路を風圧搬送路としたことで、搬送のための機構を大幅に省略して単純化できると共に、搬送機構と餌との接触による欠け割れ等を防止することができる。
請求項8記載の発明によれば、風圧搬送路の送風流入口の縦断面位置には風乱流防止用の仕切プレートを複数個配設したことで送風機から送られる風が整流されるため、風圧搬送路内部で餌が暴れることによる餌同士の衝突による欠け割れ等を防止することができる。
請求項9記載の発明によれば、風圧搬送路の終端に連通連設した撒き餌ホースを備えたことで、餌を所定の場所へ自在に放出することができる。
本発明の一実施形態に係る飼料搬送装置の前方斜視図である。 本発明の一実施形態に係る飼料搬送装置の後方斜視図である。 (a)は飼料搬送装置の外観と一部断面を示す正面図で、(b)は(a)におけるA−A線断面図である。 図3(a)における飼料搬送装置の各状態別のA−A線断面図である。 本発明の一実施形態に係る飼料搬送装置の使用状態例を示す簡易断面正面図である。 効果について比較するための簡略機の断面図である。
本発明の要旨は、給餌ホッパーと、該ホッパー排出口の下方に連通配設した円筒状ケース中に放射状の回転フィンを有する繰出し機構と、繰出し機構の下方に配設した餌搬送路と、よりなる飼料搬送装置において、給餌ホッパー排出口の下方側近傍における円筒状ケース内周壁を外方に膨出して餌保留空間として凹状部を形成したことを特徴とする。すなわち、繰出し機構への餌の過充填時における餌の破断や粉砕を防止することができるため、餌の原形を維持したま動物への給餌を可能とする飼料搬送装置の提供を図ろうとするものである。
以下、本発明に係る飼料搬送装置の一実施形態について図面を参照しながら説明する。また、本説明中において左右同一又は左右対称の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
[実施形態]
図1は本発明の一実施形態に係る飼料搬送装置の前方斜視図であり、図2は後方斜視図である。また、図3(a)は飼料搬送装置の外観と一部断面を示す正面図で、(b)は(a)におけるA−A線断面図であり、図4は図3(a)における飼料搬送装置の各状態別のA−A線断面図である。図5は飼料搬送装置の使用状態例を示す簡易断面正面図であり、図6は効果について比較するための簡略機の断面図である。なお、本発明に係る飼料搬送装置1は撒き餌装置1を一実施形態として以下に説明する。
本発明に係る飼料搬送装置1としての撒き餌装置1は、図1〜図3(a)、(b)に示すように、給餌ホッパー2と、該ホッパー排出口3の下方に連通配設した円筒状ケース4中に放射状の回転フィン5を有する繰出し機構6と、繰出し機構6の下方に配設した餌搬送路7と、餌搬送路7の終端に連通連設した撒き餌ホース8と、よりなる撒き餌装置1において、給餌ホッパー排出口3の下方側近傍における円筒状ケース内周壁10を外方を膨出して断面視略三日月状の餌保留空間9として凹状部を形成している。なお、餌搬送路7は風圧搬送路7として構成している。
給餌ホッパー2は、横断面矩形状とし、中央部には上下に開口部を有する給餌ホッパー排出口3をなす矩形状の傾斜排出路16を形成し、傾斜排出路16は下方へ臨む4方壁12,13,14,15を下方縮小状のテーパー状とすることにより形成している。また、給餌ホッパー2の上部には矩形板状のフランジ部11を形成している。
具体的には、給餌ホッパー排出口3は下方の円筒状ケース4に向かった傾斜排出路16を形成し、傾斜排出路16の前部には傾斜ガイド板17を配設することにより、4方壁12,13,14,15を夫々テーパー状に形成している。このように形成することで、傾斜排出路16に投入された餌100は給餌ホッパー排出口3から下方の繰出し機構6へと送出される。
なお、フランジ部11は、傾斜排出路16への餌100の供給の際に誤ってこぼれた餌100を受け止めたり、餌100を多量に給餌する場合に大型の貯蔵タンク(図示せず)等を傾斜排出路16と連通させて載置固定等するために使用される。
繰出し機構6は、円筒状ケース4内に配設された回転フィン5と回転フィン5の回転軸18端部に連設した駆動部19と回転数計測部20とで構成している。
円筒状ケース4は、給餌ホッパー排出口3の下方に連通配設され、円筒状ケース4の上部と下部を除き回転フィン5の最外縁部とほぼ隙間なく近接するように回転軸18と同軸の円筒状に形成された餌切出し空間28と、餌切出し空間28の下部に配設され餌切出し空間28の曲率よりも小さい曲率で円筒状に形成された風圧搬送路7の一部をなすケース内風圧搬送路40とが空間として一体に構成されている。
すなわち、ケース内風圧搬送路40は円筒状ケース4の内底部を下方に膨出して形成し、その部分に流入側風圧搬送路41の終端開口部を連通連設すると共に、流出側風圧搬送路42の始端開口部を連通連設している。
回転フィン5の回転軸18は、図1、図3(a)に示すように、両端を左右側板21,22側を超えて伸延し、一方の端部側に駆動部19を有し、駆動部19は減速ギア24と、減速ギア24を介して回転軸18と連設する油圧モータ25と、で構成している。他方の端部側には円盤状で複数の計測用孔26が穿設されたフライホイールを兼ねる回転数計測部20を配設している。
油圧モータ25には油圧モータ25駆動用の作動油を循環させるために油圧ホース27を介して油圧ポンプ(図示せず)が接続され、エンジン(図示せず)や電動モータ(図示せず)によって油圧ポンプを作動させることで油圧モータ25を回転させることができる。
図4(d)に示すように、餌切出し空間28に収納された餌100は、回転フィン5の回転により、円筒状ケース4下部のケース内風圧搬送路40に移動する。風圧搬送路7は図3(a)に示すように、左側板21の外方に配設され円筒状ケース4と連通連設する流入側風圧搬送路41と、右側板22の外方に配設され円筒状ケースと連通連設する流出側風圧搬送路42と、ケース内風圧搬送路40とが連通して構成される。
繰出し機構6へと送出された餌100は、左右側板21,22で挟持された円筒状ケース4中にベアリング48を介して軸架した放射状の回転フィン5の回転により、図4(c)、(d)に示すように、餌切出し空間28に一時的に収納される。なお、左右側板21,22の各下端部には矩形板状の脚部45を連設している。
また、図5に示すように、ケース内風圧搬送路40に位置する餌100は、流入側風圧搬送路41の端部に連設した送風機50により発生させた風Wによって飛ばされ、流出側風圧搬送路42の送風排出口35の終端に連通連接する撒き餌ホース8を通って先端の放出ノズル37から放出される。
なお、撒き餌ホース8は、蛇腹状で可撓性の、例えば塩化ビニル製の配管を中途部に用いることで、実際に餌100を放出する箇所まで餌100と風Wを上下左右に自由に導くことができる。
以上のように構成することで、給餌ホッパー2に供給された餌100から回転フィン5によって任意の量だけ切り出し、撒き餌ホース8の先端から放出して生簀内のブリ等に給餌することができる。
次に、本発明に係る飼料搬送装置1としての撒き餌装置1の要部について詳述する。
給餌ホッパー排出口3の一部をなす傾斜ガイド板17は、傾斜ガイド板17の下端部と回転フィン5との垂直距離Lが図3(b)、図4(c)、(d)に示すように、餌100の高さよりも1〜2mm程度広くなるように形成している。なお、傾斜ガイド板17は上下位置を微調整可能なように給餌ホッパー2の内周壁で図示しない長孔によるボルト固定等を可能とすることで、高さの異なる餌100に変更しても対応することができる。
また、傾斜ガイド板17の下端部は面取りされると共に、滑らかな曲面を形成するように研磨が施されている。更に、給餌ホッパー2を構成する傾斜排出路16や給餌ホッパー排出口3の全ての面や角部は研磨されている。
このように構成することで、餌100が傾斜ガイド板17と回転フィン5との間に挟まって分断されたり、粉砕されることを防止することができると共に、給餌ホッパー2の如何なる部分に餌100が接触しても餌100が損傷することを防止することができる。
回転フィン5は、回転方向に凸状の半円弧に形成し放射状に6個配設され、上部で給餌ホッパー排出口3と連通した円筒状ケース4と、円筒状ケース4の左右開口部を閉塞する左右側板21,22とでなす内部空間に配設されている。また、隣接する回転フィン5と円筒状ケース内周壁10とで囲繞された6つの各空間を餌貯蔵空間23として構成している。
このように構成することで、給餌ホッパー排出口3から繰出された餌100は、複数の餌貯蔵空間23に一定の量の餌100を一時的に収納することができる。
また、図3(b)に示すように、餌切出し空間28の外側、すなわち回転する回転フィン5の最外縁部の軌跡線49の外側において、給餌ホッパー排出口3の下方側近傍における円筒状ケース内周壁10を外方に膨出して断面視略三日月状の凹状部を形成し、当該部分を餌保留空間9として構成している。
具体的には、餌保留空間9を構成する一方の壁面をなす円筒状ケース内周壁10は、傾斜ガイド板17の基端部側に凹状の湾曲部29を形成するようにして傾斜ガイド板17の先端部側から上方へ離間し、離間した端部をフランジ部11の下面に連設している。また、餌保留空間9を構成する他方の壁面は傾斜ガイド板17としている
従って、餌保留空間9は、図4(a)の2つの斜線部で示すように、傾斜ガイド板17の裏面と円筒状ケース内周壁10と回転フィン5の最外縁部の軌跡線49とで囲繞された断面視略三日月状の空間となる。
また、餌保留空間9は、傾斜ガイド板17の裏面と円筒状ケース内周壁10の湾曲部29近傍とで形成された比較的大きな空間を第一餌保留空間30としている。また、第一餌保留空間30と連通し、湾曲部29の下方から回転フィン5が円筒状ケース内周壁10に徐々に近接しつつ最も近接する回転初動部分までの空間を第二餌保留空間31としている。
ほとんどの餌100は給餌ホッパー排出口3から直接餌貯蔵空間23内へと収納され、一部の餌100は、図4(c)に示すように、傾斜ガイド板17と回転フィン5との間隙を通過するように回転フィン5の凸状面に一時的に載置され、回転フィン5の回転に伴って餌貯蔵空間23へと滑りながら収納される。
回転フィン5は回転方向に凸状の半円弧に形成しているため、上述のように餌貯蔵空間23に直接収納される餌100と、回転フィン5の凸状面を利用して収納される餌100とで万遍なく餌貯蔵空間23を餌100で満たすことができるばかりか、餌貯蔵空間23に収納できる量の餌100よりも多くの餌100を餌保留空間9に繰出すことができる。
従って、第一餌保留空間30は、図4(d)に示すように、餌貯蔵空間23の上方において餌貯蔵空間23を越えて位置する餌100であっても一時的に保留させることができ、以後の第二餌保留空間31における餌100の移動と相まって、最終的に餌貯蔵空間23に所定量の餌100を収納させることができる。
第二餌保留空間31の内周壁10は、湾曲部29の下方で回転フィン5に徐々に近接するように形成しているため、第二餌保留空間31の容積は下方縮小状となっている。従って、餌貯蔵空間23を越えて第一餌保留空間30に繰出された餌100は、回転によって下方の第二餌保留空間31へと移動するに従い、餌貯蔵空間23で収納可能なスペースへと移動することになる。
この場合、餌貯蔵空間23内に納まることがでなかった餌100は、回転フィン5と円筒状ケース内周壁10との間を滑るようにして次の餌貯蔵空間23へと送られる。また、次の餌貯蔵空間23に収納された餌100が既に満杯であれば、溢れた餌100は第一餌保留空間30に保留されるため、餌貯蔵空間23には常に所定量の餌100が収納されることになる。
なお、回転フィン5の周壁や端部、円筒状ケース内周壁10の全ての面や角部は研磨されている。
このように構成することで、餌100が回転フィン5と円筒状ケース4の内周壁との間に挟まって分断されたり、粉砕されることを防止することができると共に、回転フィン5等の如何なる部分に餌100が接触しても餌100が損傷することを防止することができる。
また、流入側風圧搬送路41の送風流入口34の縦断面位置には、図1に示すように風乱流防止用の仕切プレート36を複数枚配設し、送風機50から送られる風Wが乱流化しないように構成している。なお、仕切プレート36は断面視十字状に形成しているが、仕切プレート36は如何なる形状や枚数であっても整流化のためであれば本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
餌貯蔵空間23に収納された餌100は、図5に示すように、回転フィン5の回転によって円筒状ケース4の下部側、すなわちケース内風圧搬送路40に達すると、送風機50から送風流入口34を通って流入側風圧搬送路41内で整流化された風Wが餌100に到達する。
風Wは餌100と共に流出側風圧搬送路42の内部へと送られ、送風排出口35と連通連接する撒き餌ホース8内を通過して先端の放出ノズル37から外部へと放出させる。
なお、流入側風圧搬送路41や流出側風圧搬送路42の内周壁、仕切プレート36、送風流入口34や送風排出口35の外縁部の角部等、全ての面や角部は研磨されている。
このように形成することで、餌100が風圧搬送路7内の如何なる部分に接触しても餌100が損傷することを防止することができる。
また、撒き餌ホース8は、所定の場所に餌100を導くために、撒き餌ホース8の中途部に角度を与える必要があるが、撒き餌ホース8内周壁への餌100の衝突による欠け割れ等を防止するためには、少なくとも略135°以上の角度で撒き餌ホース8の曲げ部を形成することが望ましい。
油圧モータ25は、図示しないエンジンや電動モータによって駆動し、図示しない油圧バルブのON/OFF切替えによって減速ギア24を介して回転フィン5の始動・停止が制御される。また、餌100の放出量は、回転フィン5の回転数に応じて決まる。
回転数計測部20には、計測用孔26の出現回数を計測することで回転フィン5の回転数を計測する近接パルスセンサー(図示せず)が配設され、油圧バルブと近接パルスセンサー、及び送風機50はプログラマブルコントローラ(以下、PLCとする。)等の電子計算機(図示せず)と接続されている。
PLCは図示しない始動スイッチによるスタート信号を受けて送風機50を可動させると共に、油圧バルブをON制御して回転フィン5を始動させ、所定の回転数に達することで油圧バルブをOFF制御して回転フィン5を停止させると共に、送風機50を停止させる。これにより所望量の餌100を放出ノズル37の先端から放出させることができる。
従って、予め餌100の放出量に対応した回転フィン5の回転数を別途のスイッチ(図示せず)によってPLCに入力するだけで、計測された回転フィン5の回転数が所望の回転数になるまで、すなわち、放出させたい所望量の餌100が放出されるまで回転フィン5を回転させた後、自動的に停止させることができる。
なお、餌100の種類(大きさ)に応じた放出量の設定も、放出量に見合った回転フィン5の回転数を予め規定した別途のスイッチ(図示せず)によってPLCに入力すれば、上述同様の制御がなされる。
このように繰出し機構6を構成することで、所定量の餌100を回転フィン5によって精度よく切り出すことができる。
次に、本実施形態に係る撒き餌装置1によって改善された餌100の欠け割れ率について実施例を示して説明する。
[実施例]
実施例に係る撒き餌装置1は、上述した撒き餌装置1と同構造であり、円筒状ケース4は、回転フィン5が収納される内部の直径を略250mm、長さを略240mmとし、回転フィン5を6枚備え、回転フィン5の回転数を3rpm、送風機50による風速を30m/sとして、20kg/minの餌100を放出ノズル37先端から放出するように設定した。また、餌100は縦15mmで直径8mmの円筒状のエクストルーデッドペレット(EP)を用いて、給餌ホッパー2には常に餌100が供給される状態とした。なお、送風排出口35の出口から放出ノズル37先端までの距離を略8mとした。
一方、図6に示すように、円筒状ケース66中に放射状の6枚の回転フィン65を回転軸18の半径方向に直線状に伸延させた簡略機63を比較対象とした。なお、簡略機63は、円筒状ケース66上部に給餌ホッパー64を有するが、傾斜搬出路は形成されておらず、従って、餌は給餌ホッパー64から、ほぼ真下の円筒状ケース66内へと落下するようにして供給される。
また、簡略機63には傾斜ガイド板や凹状部を備えておらず、餌と接触する各部の周壁や角部の面取りや研磨も充分ではない。更に、送付搬入口には仕切プレートを有さず、送風排出口の出口から放出ノズルの先端までの間において略直角に曲がる風圧搬送路を少なくとも1箇所有している。
このような簡略機63を上述した各種条件で可動させ、本実施形態に係る撒き餌装置1と比較した。また、比較結果の測定は、両装置ともに1,000kgを放出させた状態での欠け割れ率を確認することで行った。
以上のような条件で測定を行った結果、簡略機63の欠け割れ率が9.03%であったのに対して、本実施形態に係る撒き餌装置1の欠け割れ率は0.14%であり、ほぼゼロに近い改善結果を得ることができた。
以上説明したように、本実施形態に係る撒き餌装置1を用いれば、餌貯蔵空間23への餌100の収納を無駄なく行え、餌100の量を均一な状態で給餌することができる。
また、給餌ホッパー排出口3の下方側近傍における円筒状ケース内周壁10を外方に膨出して餌保留空間9として凹状部を形成したことで、繰出し機構への餌100の過充填時の余分な餌100は一旦餌保留空間9に保留され、徐々に回転フィン5上に繰出し機構6から回転フィン5へと搬送されることになり、回転フィン5間の餌貯蔵空間23には適量の餌100が繰出され、必要以上の餌100は収納されず回転フィン5と円筒状ケース内周壁10との間で餌100に対する不要な外圧がほとんど付加されないため、餌100の繰出し時に餌100の破断や粉砕を防止することができる。
更に、餌保留空間9を断面視略三日月状に形成したことで、一旦餌保留空間9に保留された余分な餌100は、更にスムーズな状態で徐々に回転フィン5上に繰出し機構6から回転フィン5へと搬送されることになり、回転フィン5と円筒状ケース内周壁10との間で餌100に対する不要な外圧が付加されないため、餌の繰出し時に餌の破断や粉砕を防止することができる。
また、放射状の回転フィン5を回転方向に凸状の半円弧に形成したことで、回転フィン5の凸状面が餌100の繰出し方向に突出することになり、餌100を回転フィン5の繰出し面で把持保留することにならず、餌100を凸状面で分散しながら押し出し方向に押し出すことになり、餌100を餌貯蔵空間23に徐々に収納させることができるので、回転フィン5の繰出し面による餌100の圧迫がなく、餌100に対する負荷を軽減でき餌100の破断や粉砕を防止することができる。
また、給餌ホッパー排出口3は円筒状ケース4に向かった傾斜排出路16を形成したことで、餌100は自重で落下して下方の円筒状ケース4内に搬入しやすく、餌貯蔵空間23に餌100を効率的に適量収容させることができ、回転フィン5が上方に位置するタイミングで効率的に餌100を収納できる。
また、傾斜排出路16の前部には傾斜ガイド板17を配設したことで、餌100の自重落下機能を更に促進でき、また、精度よく効率的に餌100を餌貯蔵空間23に収容できると共に、円筒状ケース4の上部内周壁との間に餌保留空間9を形成できるため、余分に円筒状ケース4内に搬入された餌100を一時保管して適量の繰出しが可能となる。
また、傾斜排出路16は給餌ホッパー排出口3を構成する前後壁12,13と左右壁14,15とを夫々テーパー状とすることにより形成したことで、自重落下によって下方の円筒状ケース4内に餌100を搬入しやすいだけでなく、傾斜排出路16の傾斜面で所定量の餌100の重量を一時的に受止めることができるため、給餌ホッパー排出口3近傍の餌100は必要以上に圧迫されず、餌貯蔵空間23に対して効率的に餌100を収納できると共に、テーパーに応じて餌100が徐々に下方へと移動するので餌100への負荷を最小とすることができる。
また、餌搬送路7を風圧搬送路7としたことで、搬送のための機構を大幅に省略して単純化できると共に、搬送機構と餌100との接触による欠け割れ等を防止することができる。
また、風圧搬送路7の送風流入口34の縦断面位置には風乱流防止用の仕切プレート36を複数個配設したことで、送風機50から送られる風Wが整流されるため、風圧搬送路7内部で餌100が暴れることによる餌100同士の衝突による欠け割れ等を防止することができる。
また、風圧搬送路の終端に連通連設した撒き餌ホースを備えたことで、餌を所定の場所へ自在に放出することができる。
また、餌100が接触するほぼ全ての箇所に対して面取りや研磨を行っているので、餌100に対して負荷を軽減でき餌100の破断や粉砕を防止することができる。
また、撒き餌ホース8に角度与える場合には、少なくとも135°以上となるように曲げ部を形成しているので、風圧搬送路7内周壁への餌100の衝突による欠け割れ等を防止することができる。
更に、繰出し機構6には回転数計測部20を備え、回転フィン5の回転数をPLCによって容易に制御できるため、所定量の餌100を回転フィン5によって精度よく切り出すことができる。
このように、本実施形態に係る飼料搬送装置1としての撒き餌装置1は、当初の餌100の原形を維持した状態で餌100を放出できるため、欠け割れが生じた餌100を食べない動物が食べ残しをすることがないため、餌100の無駄が生じず経済的に有利となる。
なお、本発明の一実施形態に係る飼料搬送装置1は、飼料である餌100に負荷を与えない繰出し機構6の特徴的な構造により、餌100を動物に給餌するだけでなく、餌100等の飼料を所定箇所へ搬送するための飼料搬送装置としても利用することができることは言うまでもない。
以上、本発明の好ましい一実施形態と一変形例を説明したが、本発明は係る特定の実施形態や変形例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1 飼料搬送装置(撒き餌装置)
2 給餌ホッパー
3 給餌ホッパー排出口
4 円筒状ケース
5 回転フィン
6 繰出し機構
7 風圧搬送路(餌搬送路)
8 撒き餌ホース
9 餌保留空間
10 円筒状ケース内周壁
12 前壁
13 後壁
14 左壁
15 右壁
16 傾斜排出路
17 傾斜ガイド板
18 回転軸
34 送風流入口
36 仕切プレート

Claims (9)

  1. 給餌ホッパーと、
    該ホッパー排出口の下方に連通配設した円筒状ケース中に放射状の回転フィンを有する繰出し機構と、
    繰出し機構の下方に配設した餌搬送路と、よりなる飼料搬送装置において、
    給餌ホッパー排出口の下方側近傍における円筒状ケース内周壁を外方に膨出して餌保留空間として凹状部を形成したことを特徴とする飼料搬送装置。
  2. 前記餌保留空間は断面視略三日月状に形成したことを特徴とする請求項1に記載の飼料搬送装置。
  3. 放射状の前記回転フィンは、回転方向に凸状の半円弧に形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の飼料搬送装置。
  4. 前記給餌ホッパー排出口は前記円筒状ケースに向かった傾斜排出路を形成したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の飼料搬送装置。
  5. 前記傾斜排出路の前部には傾斜ガイド板を配設したことを特徴とする請求項4に記載の飼料搬送装置。
  6. 前記傾斜排出路は前期給餌ホッパー排出口を構成する前後壁と左右壁とを夫々テーパー状とすることにより形成したことを特徴とする請求項4又は5に記載の飼料搬送装置。
  7. 前記餌搬送路は風圧搬送路としたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の飼料搬送装置。
  8. 前記風圧搬送路の送風流入口の縦断面位置には風乱流防止用の仕切プレートを複数個配設したことを特徴とする請求項7に記載の飼料搬送装置。
  9. 前記風圧搬送路の終端に連通連設した撒き餌ホースを備えたことを特徴とする請求項7又は8に記載の飼料搬送装置。
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