JP2015536440A - 有機物のマイクロ波真空乾燥 - Google Patents

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Abstract

食品等の有機物をマイクロ波真空乾燥するための装置及び方法を提供する。脱水装置(20)は、一端に装填モジュール(28)を有し、他端に排出モジュール(32)を有する真空チャンバ(24)を有する。真空チャンバは、入口端(30)と排出端(34)との間で間隔を空けて配置され、オペレータ及びメンテナンス時にアクセスを提供するアクセスドア(80)を有する。マイクロ波発生器(86)は各アクセスドアに取り付けられ、マイクロ波チャンバと、アクセスドアに設けられたマイクロ波透過性の窓と を介して真空チャンバ内に照射するように配置されている。真空チャンバ内の一対のローラーは、水平軸を中心に有機物(112)の容器を回転させ、ローラーチェーン(64)は、真空チャンバに亘って容器をローラーに沿って引っ張る。

Description

本発明は、食品を含む有機物をマイクロ波真空乾燥するための装置及び方法に関する。
有機物の脱水は、食品加工業及び生物活性物質の製造で一般的に行われている。有機物の脱水は、製品を貯蔵用に保存するために又は乾燥ハーブや様々な種類のチップといった脱水形態で用いられる製品を作るために行われ得る。マイクロ波真空乾燥は、食品及び生物活性物質を脱水するのに用いられる1つの方法である。特許文献におけるマイクロ波真空乾燥の例としては、Duranceらによる特許文献1(2009年4月23日公開)、Duranceらによる特許文献2(2009年3月19日公開)及びFuらによる特許文献3(2011年7月21日公開)が挙げられる。マイクロ波真空乾燥は、空気乾燥や冷凍乾燥した製品よりも品質が向上した製品を生成できる迅速な方法である。乾燥が減圧下で行われるため、水の沸点及び大気の酸素含有量が下がり、酸化や熱劣化しやすい食品成分や薬用成分を空気乾燥の場合よりも高レベルで維持できる。この乾燥プロセスは空気乾燥や冷凍乾燥よりもさらに迅速である。本発明はマイクロ波真空乾燥の技術分野における改善方法に関する。
国際公開第2009/049409号パンフレット 国際公開第2009/033285号パンフレット 国際公開第2011/085467号パンフレット
本発明の一態様によれば、有機物を脱水するための装置が提供される。真空チャンバは、
前記有機物用の容器を該真空チャンバ内に導入するための入口端及び該容器を取り出すための排出端を有する。真空チャンバは、真空チャンバの入口端と排出端との間で長手方向に間隔を空けて配置された複数のアクセスドアを有する。各アクセスドアは、導波路を有する少なくとも1つのマグネトロンを有する。各アクセスドアは、導波路と真空チャンバとの間に配置されたマイクロ波透過性の窓を有する。各アクセスドアの少なくとも1つのマグネトロン及び導波路は、前記マイクロ波透過性の窓を介して前記真空チャンバ内にマイクロ波を照射するように配置されている。前記装置は、真空チャンバ内の圧力を下げるための手段;真空チャンバの入口端内に前記容器を装填するための手段;前記真空チャンバ内で前記容器を回転させるための手段;回転する前記容器を前記入口端から前記排出端まで前記真空チャンバ内で移動させるための手段;及び脱水した有機物の前記容器を前記排出端で取り出すための手段;を含む。
本発明の他の態様によれば、真空チャンバの各アクセスドアは複数のマグネトロンを有し、各マグネトロンは導波路を有する。各アクセスドアの導波路は、同じアクセスドアのマグネトロンの間でのマイクロ波干渉を最小限に抑えるように方向付けられている。このマイクロ波干渉を最小限に抑えることは、導波路がアクセスドアの面に開口を有し、該開口が、同じアクセスドアの他の導波路の開口とは異なる角度で方向付けられることによって得られる。
本発明の他の態様によれば、真空チャンバは、連続して配置された複数の真空チャンバモジュールを含み、アクセスドアは、各真空チャンバモジュールがアクセスドアを有するように配置されている。
本発明の他の態様によれば、有機物を脱水するための装置が提供される。当該装置は、真空チャンバアクセスドアを有する真空チャンバを含む。アクセスドアにはマグネトロンが位置し、マイクロ波透過性の窓を介して真空チャンバ内にマイクロ波を照射するように配置されており、各マグネトロンは導波路を有する。マイクロ波透過性の窓が導波路と真空チャンバとの間に配置されている。アクセスドアの複数のマグネトロン及び導波路は、マイクロ波透過性の窓を介して真空チャンバ内にマイクロ波を照射するように配置されている。アクセスドア上の導波路は、マグネトロンの間での干渉を最小限に抑えるように方向付けられている。前記装置は、真空チャンバ内の圧力を下げるための手段;及び真空チャンバ内で有機物の容器を回転させるための手段;を有する。
本発明の他の態様によれば、有機物を脱水するための方法が提供される。該有機物のマイクロ波透過性の容器が真空チャンバ内に導入され、該チャンバは大気圧よりも低い圧力にある。容器が真空チャンバ内で回転され、真空チャンバの複数のアクセスドアに位置するマグネトロンから各マイクロ波透過性の窓を介してマイクロ波照射を適用して前記有機物を脱水しながら、回転する容器を入口端から排出端まで真空チャンバ内で移動させる。その後、脱水した有機物の容器を真空チャンバから取り出す。
真空チャンバにアクセスドアを設け、該ドアにマイクロ波発生器及びマイクロ波透過性の窓を設けることにより、本発明では、脱水装置の分解を必要とすることなく、オペレータが及びメンテナンス時に真空チャンバの内部に及びマイクロ波発生器にアクセスすることができる。
本発明による脱水に適した有機物の例としては、バナナ、マンゴ、パパイヤ、パイナップル、メロン、リンゴ、洋ナシ、サクランボ、ベリー、モモ、アプリコット、プラム、ブドウ、オレンジ、レモン、グレープフルーツを含む果物(果物まるごと、ピューレ又はカットしたものいずれか、冷凍したもの又は冷凍していないもののいずれか);エンドウ豆、豆、トウモロコシ、ニンジン、トマト、カラシ、ハーブ、ジャガイモ、ビート、カブ、カボチャ、タマネギ、ニンニクを含む野菜(冷凍したもの又は冷凍していないもののいずれか、野菜まるごと、ピューレ又はカットしたもののいずれか);果物及び野菜ジュース;米、オート麦、小麦、大麦、トウモロコシ、リンシードを含む調理済み穀物;植物ガム;薬剤;親水コロイド又はガムが保護及び安定化手段として比較的不安定な物質の液滴又は粒子を取り囲むか又は包含する物質片;肉、魚及び海鮮物(生のもの又は冷凍したもののいずれか、全体又はカットしたもののいずれか);チーズ及びカード等の乳製品が挙げられる。
本発明のこれらの特徴及び他の特徴は好ましい実施形態の下記の説明及び図面から明らかになる。
図1は本発明の一実施形態に係る脱水装置の概略的な等角切り欠き図である。 図2は、図1の線2−2に沿った真空チャンバの断面図である。 図3は、アクセスドアが開位置にある状態の図1の装置の真空チャンバモジュールの立面図である。 図4は、有機物の容器の等角部分切り欠き図である。 図5は、本発明の第2の実施形態に係る装置の斜視図である。 図6は、本発明の第3の実施形態に係る脱水装置の等角図である。 図7は、本発明の第4の実施形態に係る脱水装置の等角図である。 図8は、図7の脱水装置の断面図である。
先ず図1〜図3を参照して、脱水装置20は複数の真空チャンバモジュール22を含む。複数の真空チャンバモジュール22は互いに連続して接続され、即ち、それらの端と端とが接続されて単一の真空チャンバ24を形成している。有機物の容器26は脱水のために真空チャンバ24内を搬送される。図面では、便宜上、真空チャンバ24を3つのモジュール22a、22b及び22cから構成されるものとして図示しているが、真空チャンバ24は特定の用途や特定の製造能力に適した任意の数のモジュール22から、例えば10以上のモジュールから構成されていてもよい。
装填モジュール28は、容器26を真空チャンバ24内に導入するために、最初の真空チャンバモジュール22aの入口端30に位置している。排出モジュール32は、容器の取り出しのために最後の真空チャンバモジュール22cの出口端又は排出端34に位置している。装填モジュール28及び排出モジュール32は、一対のエアロックドア36、38及び40、42をそれぞれ有する。これらのエアロックドアは、真空チャンバを脱水プロセスに必要な減圧で維持しながら、真空チャンバに容器を装填すること及び真空チャンバからの容器を排出することを可能にする。エアロックドアは、エアシリンダー29のピストン動作により筐体内で動かすことが可能な自己密閉型のドア(self-sealing doors)である。ドアを持ち上げることでドアが開いて容器を通すことができ、ドアを下げることでドアが閉じて気密シールが形成される。装填モジュール28及び排出モジュール32は、容器を移動させるためにモーター駆動のコンベア44、46をそれぞれ有する。脱水装置は、その長軸が実質的に水平方向になるように方向付けられており、支持スタンド48の上で支持されている。
各真空チャンバモジュール22は周側壁49を有する概ね円筒構造のものである。モジュール22の各端部にあるフランジ52は、真空チャンバモジュールを互いに接続し、連続する真空チャンバモジュールのうちの最初の真空チャンバモジュール22aを装填モジュール28に接続し、連続した真空チャンバモジュールのうちの最後の真空チャンバモジュール22cを排出モジュール32に接続するために、隣接するフランジに気密嵌合状態で取り付けられる(airtight mating attachment)ように構成されている。そのため、真空チャンバモジュールは、装填モジュールと排出モジュールとの間に広がる気密性の単一の真空チャンバ24を形成する。真空チャンバモジュールは、開口50を有する部分端壁(partial end wall)53を有する。開口50は、あるモジュールから隣接するモジュールに容器26を移動させるための隣接する真空チャンバモジュールの間の通路を提供する。この通路の断面積は真空チャンバモジュール内における容器を移動させるための部分の断面積よりも小さい。即ち、開口50の面積は真空チャンバモジュールの直径の断面積よりも小さい。これは、真空チャンバモジュール間の相互干渉を最小限に抑えるマイクロ波チョークとしての機能を果たす。
脱水装置20は、導管55を介して真空分配器(図示せず)に作動的に接続された真空ポンプ54を含む。真空ポンプ54は、真空チャンバモジュール22における真空ポート56及び装填モジュール28並びに排出モジュール32内につながっている。あるいは、真空ポートは工場の中央真空システム等の真空源に接続されていてもよい。真空ポート56と真空ポンプ54との間に凝縮器58が接続されている。図1では、便宜上、1つの真空ポート56のみを図示しているが、必要に応じて複数のポート56が真空チャンバ及び装填モジュール並びに排出モジュールに設けられ得ることが分かる。
脱水装置は液体を提供するための冷却ユニット96を含む。冷却ユニット96は圧縮器、冷却ファン及び冷媒ポンプを含み、凝縮器及びマイクロ波発生器に冷媒を搬送して凝縮器及びマイクロ波発生器が所望の温度で維持されるように接続されている。
図1及び図2に示すように、真空チャンバ24は、真空チャンバモジュールに亘って長手方向に延びた一対の回転ローラー60を有する。一対の回転ローラー60は容器26を支持及び回転させるように配置されている。ローラーは駆動モーター(図示せず)により駆動されるように配置されている。容器26を真空チャンバに亘って搬送するために、真空チャンバの下部にローラーチェーン(chain drive)64が設けられている。ローラーチェーンは、容器の後端と係合する相隔たったドッグ(spaced-apart dogs)68を有するチェーン66を含み、駆動モーター70、駆動シャフト72及びチェーンと係合するギア74により閉ループで駆動されるように配置されている。チェーンループの前端と後端との間には、チェーンを容器の下側の近くで支持するために中間チェーン支持ホイールが設けられている。そのため、ローラーチェーン64は、ローラー60に従って容器をスライドさせることにより最初の真空チャンバモジュール22aの入口端から最後の真空チャンバモジュール22cの出口端まで真空チャンバ内で容器を動かすことができる。ローラー60及びチェーン66は真空チャンバの長さの端から端まで、即ち真空チャンバモジュール22及びそれらの間の開口50に亘って延びている。
各真空チャンバモジュール22はアクセスドア80を有する。アクセスドア80は、ヒンジ82によって真空チャンバモジュールの側壁に枢動可能に取り付けられており、アクセスポート84を覆っている。アクセスポートは、凝縮物及び洗浄水の排出をしやすくするために、水平から角度を持って方向付けられている。アクセスポートは、オペレータが及びメンテナンス時に真空チャンバの内部にアクセスできるようなサイズに形成されている。例えば、アクセスポートの直径は、外径が約140cmの真空チャンバモジュールにおいて約60cmであり得る。アクセスドア80は、しっかり且つ解放可能に真空チャンバに掛止し、アクセスポート84の縁と気密シールを形成する。マグネトロン(マイクロ波発生器)86のセットがアクセスドアの内壁88の内側に搭載されており、マグネトロンのアンテナが各導波路90に突出している。導波路は、アクセスドアの内壁88に形成された正面から見た場合矩形の凹部であり、アクセスドアの内壁又は内面88で開いており、それぞれアクセスドアの他の導波路とは異なる角度で方向付けられている。導波路を異なる角度で方向付けることによりマグネトロン間の干渉が低減され、あるマグネトロンが別のマグネトロンによって加熱されるのが最小限に抑えられる。それにより、真空チャンバ内でのアーチング(arching)の潜在性が抑えられ、真空チャンバ内でより均一なマイクロ波場が得られる。図示の実施形態では、各アクセスドア80に8つのマグネトロンがある。特定の用途に係る出力及び乾燥の要件に応じて、より多くの又は少ないマグネトロンを設けてもよい。図3に最も分かり易く示すように、マグネトロン86及び導波路は、ドアの面の周囲に概ね円形のアレイ状に配置されており、前記セットを構成する他のマグネトロン及び導波路に対して角度を持つようにそれぞれが方向付けられている。マグネトロンは、必要な電力を提供する電源(図示せず)に接続されている。各真空チャンバモジュール22の電力出力が12kWの場合、各アクセスドアに設けられたマグネトロンの例示のセットは1.5kWのマグネトロンを8つ含む。そのため、3つの真空チャンバモジュールを有する図示の装置の全出力は36kWになり得る。マグネトロンの周囲を循環するように冷却液が冷却液冷却ユニット96から送られる。例えばテフロン(登録商標)製のマイクロ波透過性の窓92が各アクセスドア80の内側で、真空チャンバモジュールの壁部に近接して設けられている。マイクロ波チャンバ94はマグネトロン86と窓92との間に位置している。窓92とアクセスドア80との間には気密シールがある。アクセスドアが閉じられ真空チャンバが真空排気されると、窓92は真空チャンバの壁を形成する。窓の外側のマイクロ波チャンバ94内では気圧が大気圧のままである。
脱水装置20は、コンベア並びにローラーチェーンのモーター、エアロックドア、マイクロ波発生器、真空ポンプ及び冷却ポンプを含むシステムの動作を制御するようにプログラム化及び接続されたプログラマブルロジックコントローラ(PLC)を含む。
図4に示すように、容器26は、高密度ポリエチレン等の好適なマイクロ波透過性材料製のバスケットであり、円筒状の側壁102、閉じた底壁104、円錐台状の上壁(frustoconical top wall)106を有し、上端に開口108がある。円錐台状の上壁の下部レッジ(lower ledge)と底壁との間で広がる内部仕切板111は、内部空間を4つの部分に分割する。使用時、容器が水平位でその長軸を中心に回転された場合に、有機物が円錐台状の上壁によって容器の内部で維持され、(脱水プロセスの間閉じられない)開口108からこぼれない程度の有機物が脱水のために容器内に充填される。
脱水装置20は下記の方法に従って動作する。エアロック38及び42を閉じる。真空ポンプ、コンベア駆動モーター、ローラーチェーンモーター、マイクロ波発生器及び冷却ポンプを、全てPLCの制御下で作動させる。真空チャンバ内の圧力を0.01〜100Torr(1.333〜13,332Pa)の範囲、あるいは約0.1〜30Torr(13.33〜4,000Pa)の範囲に下げる。脱水する有機物112を容器内に入れ、該容器を開口端108を前側にした状態で装填モジュール内に設置する。外側のエアロックドア36を閉じ、装填モジュールを真空チャンバの圧力になるよう真空排気する。その後、内側のエアロックドア38が開かれ、容器がコンベア44及びローラーチェーン64によって真空チャンバ24の最初の真空チャンバモジュール22a内に搬送される。容器が完全に真空チャンバモジュール22aの中に入ると、内側のエアロックドア38を閉じ、装填モジュールを大気に開放し(venting)、外側のエアロックドア36を開くことにより第2の容器を受領するよう装填モジュールを準備する。従って、脱水装置は、複数の有機物の容器を連続工程で同時に処理することができる。真空チャンバ24の内部では、容器が実質的に水平軸を中心にローラー60上で回転される。そのため、ローラーチェーン64によって容器がローラーに従い走行移動し、マイクロ波発生器86が有機物を照射してそれを脱水しながら、即ち有機物の水分を所望のレベルに低減しながら有機物が容器内で回転される(tumbled)。容器が真空チャンバモジュール22b及び22cに送られる間このプロセスが続けられる。その後、容器が排出モジュール32に入り、外側のエアロックドア42の方へと運ばれる。そして、内側のエアロックドア40を閉じ、排出モジュールを大気に開放し、外側のエアロックドア42を開いて、容器を取り出す。その後、容器を反転させ、開口108を介して脱水した有機物を容器から取り出す。外側のエアロックドア42を閉じ、排出モジュールを真空チャンバの減圧になるよう真空排気し、内側のエアロックドアを開くことにより、真空チャンバから次の容器を取り出すために排出モジュールを準備をする。
図5に示すように、脱水装置20は生産ライン120に組み込まれ得る。真空チャンバ24、装填モジュール28及び排出モジュール32は共に上記のように配置される。排出モジュールの下流には、脱水した内容物を容器から出すための排出ステーション122、次に、内容物が取り出された容器を洗浄するための洗浄ステーション124、次に、洗浄した容器に脱水する有機物を充填するための充填/再充填ステーション126がある。その後、有機物が充填された容器が装填モジュール28へと運ばれる。容器26には蓋がなく、開いた端部を有するため、オペレータによる作業をあまり必要としないか又は全く必要としない自動手段によって容器26を空にすること、洗浄すること及び充填又は再充填することが容易に行える。
製造上及び作業上の利便性の点から、別個の真空チャンバモジュールで真空チャンバを構成しているのが分かる。例えば、標準モジュールを用いて、生産ラインを任意の所望の長さ又は能力のものにすることができる。メーカーからユーザーに組み立てのために装置を搬送するのがモジュール設計により容易になる。故障したモジュールを、装置の残りの部分に実質的に影響を与えることなく修理することができる。しかしながら、モジュール設計は本発明に不可欠なものではない。そのため、脱水装置のさらなる実施形態では、真空チャンバは複数の真空チャンバモジュールを互いに取り付けた構造ではなく単一構造を有する。図6を参照して、脱水装置200は、真空チャンバ202が単一構造であり、互いに接続された別個の真空チャンバモジュールを含まない点を除いて上述した脱水装置20と実質的に同じである。複数のアクセスドア80a、80b及び80cが真空チャンバ202の長さ方向に沿って入口端30と出口端34との間に設けられている。これらのアクセスドアは、モジュール型の乾燥装置20の個々の真空チャンバモジュールに設けられたアクセスドア80と同様に、オペレータが及びメンテナンス時に真空チャンバの内部及び各ドアに搭載されたマイクロ波発生器86にアクセスできるようにする。
本発明は、上述したような真空モジュールを複数有するものではなく単一の真空モジュールを有する脱水装置及び方法も含む。図7及び図8を参照して、脱水装置300は、マイクロ波発生器86のセット及びマイクロ波透過性の窓92を備えるアクセスドア80及び回転支持ローラー60を含む真空チャンバ302を含む。真空チャンバ302は、支持ローラー60に従って容器を搬送する手段を有しておらず、装填モジュール又は排出モジュールに接続されるように適合されていない(即ち、アクセスドア80を開いて有機物の容器の装填及び取り出しを行うため、装填モジュール及び排出モジュールを必要としない)点を除いて上述した真空チャンバモジュール22と実質的に同じである。従って、乾燥装置300は連続工程ではなくむしろバッチ乾燥のためのものである。アクセスポート84を介して脱水する有機物の容器26を真空チャンバ302内に設置する。その後、アクセスドア80を密閉して真空チャンバを真空排気する。脱水の後、真空チャンバを大気に開放し、アクセスドアを開いて脱水物の容器を取り出す。係る作業はメカ化してもよいし又はオペレータが手動で行ってもよい。
同じ参照符号を用いて対応する部分及び類似の部分を特定した先の説明及び図面の全体を通して、当業者の理解をより完全なものにするために特定の詳細を明記した。しかしながら、本開示が不必要に不明確になるのを避けるために、周知の要素が詳細に図示されていないか又は説明されていないことがある。従って、先の説明及び図面は限定ではなく例示として解釈すべきである。
図7及び図8に示すバッチ処理型の脱水装置を用いて角切りにしたチーズを脱水し、脱水したチーズのスナック製品を作成した。含水量44.5%、脂肪含量19%のライトオールドチェダーチーズの塊(5kg)をカットして1cmの角切りチーズを得た。角切りチーズの平均体積は1.0cmであり、平均重量は2.34gであった。角切りチーズを図4に図示のタイプの容器に入れ、その容器を真空チャンバ内に設置した。真空チャンバを真空排気した。真空チャンバ内の圧力は18〜22Torrであった。容器を8.5rpmで回転させた。脱水プロセスを55分間行い、その間にマイクロ波出力を1.5kW(10分間)、3kW(6分間)、1.5kW(4分間)、3kW(2分間)、最後に4.5kW(15分間)と変化させた(1.5kWは、真空チャンバのアクセスドアに設けられた8つのマグネトロンのセットのうちの1つに動力を供給して生成し、3kWは2つのマグネトロンに動力を供給して生成、等)。脱水した角切りチーズを真空チャンバから取り除いた。それらの温度は79〜81℃であった。脱水した角切りチーズの平均体積は4.2cmであり、平均重量は1.37gであった。製品の総重量は2.8kgであった。
10kgの角切りチーズを用いて実施例1のプロセスを繰り返した。脱水プロセスを79.5分間行い、その間にマイクロ波出力を4.5kW(4分間)、3kW(11分間)、4.5kW(1.7分間)、3kW(14分間)、4.5kW(6分間)、3kW(4分間)、最後に4.5kW(39分間)と変化させた。この脱水した角切りチーズを真空チャンバから取り除いた時の温度の方が高かった(89〜93℃)点を除き、結果は上述した実施例1のものと同じであった。製品の総重量は5.6kgであった。

Claims (27)

  1. 有機物を脱水するための装置であって、
    真空チャンバであって、
    前記有機物用の容器を該真空チャンバ内に導入するための入口端及び該容器を取り出すための排出端と、
    前記入口端と前記排出端との間で前記真空チャンバに沿って長手方向に間隔を空けて配置された、前記真空チャンバ内にアクセスするための複数のアクセスドアと、
    を有し、
    各前記アクセスドアは、導波路を有する少なくとも1つのマグネトロンを有し、
    各前記アクセスドアは、前記導波路と前記真空チャンバとの間に配置されたマイクロ波透過性の窓を有し、
    各前記アクセスドアの前記少なくとも1つのマグネトロン及び導波路は、前記マイクロ波透過性の窓を介して前記真空チャンバ内にマイクロ波を照射するように配置されている、真空チャンバ;
    前記真空チャンバ内の圧力を下げるための手段;
    前記真空チャンバの入口端内に前記容器を装填するための手段;
    前記真空チャンバ内で前記容器を回転させるための手段;
    回転する前記容器を前記真空チャンバの入口端から排出端まで移動させるための手段;及び
    脱水した有機物の前記容器を前記排出端で前記真空チャンバから取り出すための手段;
    を含む装置。
  2. 各前記アクセスドアは複数のマグネトロンを有し、各前記マグネトロンは導波路を有し、各前記アクセスドアの導波路は、各前記アクセスドアの前記マグネトロンの間でのマイクロ波干渉を最小限に抑えるように方向付けられている、請求項1に記載の装置。
  3. 各前記導波路は各前記アクセスドアの面に開口を有し、各前記開口は、前記アクセスドアの他の導波路の開口とは異なる角度で方向付けられている、請求項2に記載の装置。
  4. 前記真空チャンバは、連続して配置された複数の真空チャンバモジュールを含み、前記複数のアクセスドアは、各前記真空チャンバモジュールがアクセスドアを有するように配置されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の装置。
  5. あるモジュールから隣接するモジュールに前記容器を動かすための隣接するモジュール間の通路の断面積は、モジュール内の前記容器を動かすための通路の断面積よりも小さい、請求項4に記載の装置。
  6. 隣接するモジュール間の前記通路はマイクロ波チョークである、請求項5に記載の装置。
  7. 前記アクセスドアは前記真空チャンバに枢動可能に取り付けられている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 各前記アクセスドアの前記マグネトロンは概して円形アレイ状に配置されている、請求項2〜7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 各前記マイクロ波透過性の窓は各前記アクセスドアに取り付けられている、請求項1〜8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記容器を回転させるための手段は、前記真空チャンバに亘り長手方向に延びた2つ以上の回転ローラーを含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記容器を回転させるための手段は、水平軸を中心に前記容器を回転させるように配置されている、請求項1〜10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 回転する前記容器を移動させるための手段は、前記容器と係合し、前記回転ローラーに沿って前記容器を引っ張るように配置されたコンベアを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記コンベアはローラーチェーンである、請求項12に記載の装置。
  14. 前記装填するための手段はエアロックを含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の装置。
  15. 前記取り出すための手段はエアロックを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 前記容器は円錐台状の開口端を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の装置。
  17. 前記容器を回転させるための手段は、前記容器の円錐台状の開口端を通る水平軸を中心に前記容器を回転させるように配置されている、請求項16に記載の装置。
  18. 前記マグネトロンと各前記マイクロ波透過性の窓との間にマイクロ波チャンバをさらに含み、該マイクロ波チャンバは圧力が大気圧になるように適合されている、請求項1〜17のいずれか一項に記載の装置。
  19. 前記マグネトロンを冷却するための手段をさらに含む、請求項1〜18のいずれか一項に記載の装置。
  20. 前記装置は、脱水した有機物の前記容器を空にするための排出ステーションと、空にした前記容器を洗浄するための洗浄ステーションと、脱水する有機物を洗浄した前記容器に充填するための充填ステーションとをさらに含む、請求項1〜19のいずれか一項に記載の装置。
  21. 有機物を脱水するための装置であって、
    真空チャンバ;
    前記真空チャンバ上にある真空チャンバアクセスドアであって、
    それぞれが導波路を有する複数のマグネトロンと、
    前記導波路と前記真空チャンバとの間に配置されたマイクロ波透過性の窓と、
    を有し、
    前記アクセスドアの前記複数のマグネトロン及び導波路は、前記マイクロ波透過性の窓を介して前記真空チャンバ内にマイクロ波を照射するように配置され、
    前記導波路は、前記アクセスドアの前記マグネトロンの間でのマイクロ波干渉を最小限に抑えるように方向付けられている、アクセスドア;
    前記真空チャンバ内の圧力を下げるための手段;及び
    前記真空チャンバ内で前記有機物用の容器を回転させるための手段;
    を含む装置。
  22. 各前記導波路は前記アクセスドアの面に開口を有し、各前記開口は、前記アクセスドアの他の導波路の開口とは異なる角度で方向付けられている、請求項21に記載の装置。
  23. 有機物を脱水するための方法であって、
    脱水する有機物を保持するマイクロ波透過性の容器を真空チャンバ内に導入する工程;
    前記真空チャンバ内の圧力を大気圧よりも低い圧力に下げる工程;
    前記真空チャンバ内で前記容器を回転させる工程;
    前記真空チャンバの複数のアクセスドアに位置するマグネトロンから各マイクロ波透過性の窓を介して前記真空チャンバ内にマイクロ波照射を適用して前記有機物を脱水しながら、回転する前記容器を前記真空チャンバの入口端から排出端に移動させる工程であって、各前記マグネトロンは導波路を有し、各前記アクセスドアの導波路は、前記アクセスドアの前記マグネトロンの間でのマイクロ波干渉を最小限に抑えるように方向付けられている、工程;及び
    脱水した有機物の前記容器を前記真空チャンバから取り出す工程;
    を含む方法。
  24. 前記容器は水平軸を中心に回転させられる、請求項23に記載の方法。
  25. 前記水平軸は前記容器の円錐台状の開口端を通る、請求項24に記載の方法。
  26. 回転する前記容器を前記真空チャンバの内で移動させる工程は、連続して配置された複数の真空チャンバモジュールに亘って前記容器を移動させることを含み、各前記真空チャンバモジュールは前記アクセスドアのうちの1つを有する、請求項23に記載の方法。
  27. 前記マグネトロンからのマイクロ波照射は、前記マイクロ波透過性の窓を通過して前記真空チャンバに入る前に大気圧にあるマイクロ波チャンバを通過する、請求項23に記載の方法。
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