JP2015536259A - 車両ホイール用のタイヤを構築する方法およびプラント - Google Patents

車両ホイール用のタイヤを構築する方法およびプラント Download PDF

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Abstract

第1の構築路(「A」)および第2の構築路(「B」)が、カーカス構築ライン(12)に沿って画定される。補助支持要素(22)の対に連結された成形ドラム(13)は、搬送装置(21)を用いて第1の構築路(「A」)に沿って移動し、一方、補助支持要素(22)から切り離された成形ドラム(13)は、第2の構築路(「B」)に沿って移動する。交換ステーション(19)では、第1の構築路(「A」)から来た成形ドラム(13)は、補助支持要素(22)のない第2の構築路(「B」)に移され、第2の構築路(「B」)から来た成形ドラム(13)は、交換ステーション(19)に移されて、次いで該補助支持要素(22)の対に連結される。

Description

本発明は、車両ホイール用のタイヤを構築する方法およびプラントを対象とする。
車両ホイール用のタイヤは通常、それぞれの補強用環状構造体と係合する両側の終端フラップをそれぞれ有する少なくとも1つのカーカスプライを含むカーカス構造体を含み、補強用環状構造体は一般に「ビードコア」と称され、それぞれの取付リムに基づくタイヤのいわゆる「取付径」にほぼ一致する内径を有する、「ビード部」という名称で通常特定される領域に組み込まれる。タイヤは、カーカスプライに対して半径方向外側位置に置かれた少なくとも1つのベルトストリップと、ベルトストリップに対して半径方向外側にあるトレッドバンドとを含むクラウン構造体をさらに含む。トレッドバンドと1つまたは複数のベルトストリップとの間には、1つまたは複数のベルトストリップの、トレッドバンド自体への安定した結合を保証するのに適した特性を有するエラストマー材料でできた、いわゆる「下層」を置くことができる。エラストマー材料でできたそれぞれのサイドウォールが、カーカス構造体の横面にさらに付けられ、サイドウォールはそれぞれ、ビード部に固定するためにトレッドバンドの横縁部の一方からそれぞれの環状構造体まで延びる。「チューブレス」タイプのタイヤでは、カーカスプライは、空気に対する不透過性という最適な特性を有し、一方のビード部から他方に延びる、一般に「ライナ」と称される、好ましくはブチル系のエラストマー材料の層で内部をコーティングされる。
同一出願人の国際公開第2008/099236号は、成形ドラムと補助支持要素とを含む、タイヤを構築する設備について説明している。補助支持要素は、基本構成要素を成形ドラムの軸方向外側の領域に配送するステップを容易にするために、成形ドラムの近くに移動する。カーカスプライを形成した後、補助支持要素は、成形ドラムから離れる方向に移動して、補強用環状構造体を囲む、上方に折り返された要素を形成するために、カーカスプライの端部を曲げる、上方への折り返しステップを実行することができるようにする。
同一出願人の国際公開第2011/018687号は、カーカス構造体を構築するラインを含む、車両ホイール用のタイヤを構築するプラントについて説明しており、カーカス構造体を構築するラインは、
− 少なくとも1つの成形ドラムと、
− 成形ドラムに取り外し可能に連結された少なくとも1対の支持リングと、
− 支持リング対を成形ドラムに連結する少なくとも1つの装置を含む少なくとも1つの支持リング連結ステーションと、
− 支持リング対を成形ドラムから取り外す少なくとも1つの装置を含む、支持リングを取り外す少なくとも1つのステーションと、
− 支持リング対から切り離された成形ドラムを支持リング取り外しステーションから、カーカス構造体構築ラインの加工ステーションに移送するように構成された第1の移送装置と、
− 成形ドラムから切り離された支持リング対を支持リング用の一時保管庫に移送するように構成された第2の移送装置と、
を含む。
本出願人は、成形ドラムと補助支持要素またはリングとを採用する、国際公開第2011/018687号が説明しているタイプのカーカス構造体構築ラインでは、成形ドラムおよび補助支持要素の移送の管理は、補助支持要素のそれぞれの成形ドラムへの連結/それぞれの成形ドラムからの取り外しの管理と共に、複雑であり、構築時間を長くし、いくつかの重要なリソースを必要とし、同じ構築ラインを大型にする可能性があることを検証した。
特に、本出願人は、前もって得られ、それぞれの保管領域に保管された半製品を用いる構築プロセスを採用する場合に、そのような欠点がさらに大きくなり得ることに言及する。
そのような場合に、本出願人は、よりコンパクトな構築プラントを達成する能力と共に、補助支持要素の管理が、プラントのレイアウト、生産量、および適応性に大きく影響を及ぼし得るこが分かってている。
本出願人は、各成形ドラムに連結された補助支持要素の使用を企図する第1の構築路と、成形ドラムが補助支持要素から切り離された第2の構築路とを含み、前述の構築路が、両方の終端位置がほぼ一致するように互いに続いてつなげられた(好ましくはカーカス構造体用の)構築ラインでは、前述の構築路に沿った各成形ドラムの移動において、成形ドラムおよび補助支持要素の移送の管理と、補助支持要素のそれぞれの成形ドラムへの連結/それぞれの成形ドラムからの取り外しの管理とを単純化することが可能になると分かった。そのような方法で、構築ラインの大きさが限定され、時間が短縮され、使用するリソースが減る。
より正確には、本出願人は、補助支持要素から切り離された成形ドラムが移送装置から取り外され、第2の構築路に沿った加工サイクルを終えた新たなドラムと交換される交換ステーションを第1および第2の構築路間に配置することで、各構築ラインの成形ドラムおよび同じ補助支持要素の移動のより効率的な管理により、構築プラント自体を単純化することが可能であることを発見した。
したがって、本発明の第1の態様によれば、本発明は、車両ホイール用のタイヤを構築する方法に関する。
好ましくは、補助支持要素の対に連結された成形ドラムは、第1の構築路に沿って移動する。好ましくは、前記補助支持要素から切り離された少なくとも1つの成形ドラムは第2の構築路に沿って移動する。
好ましくは、第1および第2の構築路間に配置された交換ステーションにおいて、第1の構築路での加工を終えた成形ドラムは、前記補助支持要素の対のない第2の構築路に移され、第2の構築路での加工を終えた成形ドラムは、交換ステーションに移される。
好ましくは、前記交換ステーションに移された成形ドラムは、交換ステーションへの移動に続いて、該補助支持要素の対に連結される。
本出願人は、このような方法で、補助支持要素のないそれぞれの成形ドラム上で、1つまたは複数のタイヤを第2の構築路に沿って加工するのと同時に、補助支持要素が付いたそれぞれの成形ドラム上で、第1の構築路に沿って加工される単一のタイヤを配置することにより、2つ以上のタイヤの同時構築を行うことが可能であると考える。最後に、ただ1対の補助支持要素を使用して、それぞれ異なることさえある幾何学的特徴を有するタイヤの構築を高い生産性で作動させることができる。
さらなる態様によれば、本発明は、
成形ドラムと、
第1の構築路と、
第2の構築路と、
を含む、車両ホイール用のタイヤを構築するプラントに関する。
好ましくは、交換ステーションが、第1の構築路と第2の構築路との間に配置して設けられる。
好ましくは、補助支持要素の対が、前述の成形ドラムに動作可能に連結できるように設けられる。
好ましくは、補助支持要素から切り離された各成形ドラムを交換ステーションから第2の構築路に移し、その逆も行うために、交換ステーションで動作する移送装置が設けられる。
本発明は、前述の態様の少なくとも1つにおいて、以下の好ましい特徴の少なくとも1つを有することができる。
好ましくは、一度にただ1つの成形ドラムが第1の構築路に沿って移動する。
本出願人は、第1の構築路で加工されるタイヤがただ1つであることにより、第1の経路自体に沿った作業の適応性(operative flexibility)を高めることができると考える。
本出願人はまた、第1の構築路に沿って加えられる構成要素のタイプは、得られたタイヤの構造的および機能的特徴の大部分を調整するようなものであると考える。したがって、第1の構築路の製造適応性(production flexibility)の向上は、特に、プラント全体の製造適応性のために有益である。
好ましくは、少なくとも2つの成形ドラムが、第2の構築路に沿って移動する。
好ましくは、同じ移送装置が、第1の構築路で加工を終えた成形ドラムと、第2の構築路で加工を終えた成形ドラムとを積み換える。
したがって、第1の構築路から来た各ドラムと、第2の構築路から来たドラムとの位置を交換する単一の移送装置を使用することで、プラントの明確な構造上の単純化を達成することが可能である。
好ましくは、第1の構築路での加工を終えた成形ドラムは、第2の構築路に移される前に補助支持要素から切り離される。
したがって、ドラムの積み換えは、補助支持要素がない状態で行うことができ、第2の構築路に沿って加工を完了させるのに、補助支持要素はなくてもよい。
好ましくは、それぞれの成形ドラムからの補助支持要素の切り離しは、交換ステーションに向かう成形ドラムの移動と同時に、少なくとも部分的に作動される。
そのような方法で、望ましくない、加工の無駄な時間が短縮される。補助支持要素の切り離しは、事実上、成形ドラムが交換ステーションに達する前に始まる。
好ましくは、それぞれの成形ドラムからの補助支持要素の切り離しは、成形ドラムが交換ステーションに到達したときに実質的に完了する。
そのような方法で、加工の無駄な時間がなくなる。補助支持要素を切り離すのに必要とされる時間は、交換ステーションに向かう成形ドラムの移動に必要とされる時間に完全に「隠れた」ままであり、プラント全体のサイクル時間に影響を及ぼさない。交換ステーションに達すると同時に、成形ドラムは、すでに搬送装置から取り外す準備ができている。
好ましくは、それぞれの成形ドラムへの補助支持要素の連結は、交換ステーションから遠ざかる成形ドラムの移動と同時に、少なくとも部分的に作動される。
そのような方法で、望ましくない加工の無駄な時間が短縮される。交換ステーションから離れる方向へのドラムの移動は、補助支持要素の連結を待つ必要なく、該搬送装置への新たなドラムの積み換え直後に始めることができる。
好ましくは、それぞれの成形ドラムへの補助支持要素の連結は、補助支持要素が存在しなければならない第1の加工ステーションに、成形ドラム自体が到達する前に完了する。
したがって、連結作業によって生じる加工の無駄な時間は完全になくなる。
好ましくは、成形ドラムは、搬送装置を用いて第1の構築路に沿って移動する。
好ましくは、第1の構築路での加工を終えた成形ドラムは、第2の構築路に移される前に搬送装置から取り外される。
好ましくは、第2の構築路での加工を終えた成形ドラムは、交換ステーションで前記搬送装置に移される。
好ましくは、補助支持要素は、搬送装置に取り付けられた軸方向移動部材の動作によって成形ドラムから切り離される。
軸方向移動部材を搬送装置に設置することで、搬送装置の移動と同時の連結および/または切り離し作業が容易になる。
好ましくは、補助支持要素は、搬送装置から拘束を受けない(unconstrained from the conveyor)軸方向移動部材の動作によって成形ドラムから切り離される。
1つの可能な実施形態において、補助支持要素は、交換ステーションの近くに設置された軸方向移動部材の動作によって、成形ドラムから切り離される。
搬送装置から離れて、例えば、交換ステーションと、交換ステーションに最も近い第1の加工ステーションとの間に延びる第1の構築路の端部部分に沿って軸方向移動部材を設置することで、第1の構築路に沿った搬送装置の操作性に利益をもたらす、搬送装置の構造上の単純化が可能になる。
好ましくは、成形ドラムから切り離された両方の補助支持要素は、成形ドラムを第1の構築路に沿って移動させる搬送装置に係合したままである。
連結および/または切り離し作業の実施における単純化は、例えば、成形ドラムに対する補助支持要素の単純な軸方向移動によって実施可能になる。
好ましくは、前記補助支持要素に連結された成形ドラムは、第1の構築路に沿って配置された第1の加工ステーション間を移動する。
好ましくは、第1の構築路に沿って移動する成形ドラムは、各加工サイクルにおいて、プログラム可能で修正可能なシーケンスに従って第1の加工ステーションに到達する。
第1の構築路に沿った第1の加工ステーションの空間的な並びと等しいか、または異なる、必要に応じてその都度選択または修正できる所望のシーケンスに従って、成形ドラムを移動させることができることで、プラントの作業適応性を決定的に高めることが可能になる。
好ましくは、第1の構築路に沿って移動する成形ドラムは、第1の構築路に沿った第1の加工ステーションの空間的な並びとは異なるシーケンスに従って、該第1の加工ステーションに到達する。
好ましくは、前記補助支持要素から切り離された少なくとも1つの成形ドラムは、第2の構築路に沿って配置された第2の加工ステーション間を移動する。
可能な修正実施形態では、交換ステーションに移送された成形ドラムは、追加補助支持要素に連結される。
したがって、例えば、異なる取付径を有するなど、互いに異なる幾何学的形態および/または構造的形態を有するタイヤの製造を、プラントおよび設備への最小の投資と共に高い生産性を維持して作動させることができる。
好ましくは、追加補助支持要素は、第1の構築路での加工を終えた成形ドラムから切り離された補助支持要素に取って代わる。
したがって、第1の構築路を、一度にただ1つのタイヤ寸法を加工するためだけのものとすることが可能である。新たなタイヤの加工は、第1の構築路に沿った先行するタイヤの加工サイクルが完了した後に始まる。この条件により、製造適応性が向上する。
好ましくは、成形ドラムから切り離された両方の追加補助支持要素は、成形ドラムを第1の構築路に沿って移動させる搬送装置に係合したままである。
構造に関する、ならびに連結および/または切り離し作業の実施におけるさらなる単純化が、例えば、成形ドラムに対する追加補助支持要素の単純な軸方向移動によって実施可能になる。
好ましくは、第1のカーカス構造体構成要素は、第1の構築路に沿って移動する成形ドラムに堆積する。
好ましくは、第1のカーカス構造体構成要素には、以下のもの、すなわち、ライナ、下層、摩耗防止挿入物の半径方向内側部分、完全な摩耗防止挿入物、(ライナ、下層、および摩耗防止挿入物または摩耗防止挿入物の一部を含む単一の半製品として意図された)複合ライナ、第1のカーカスプライ、チェーファ、第2のカーカスプライ、サイドウォール挿入物の中から選択された少なくとも1つの構成要素が含まれる。
好ましくは、前記第1のカーカス構造体構成要素の少なくとも1つには、成形ドラム上で周方向に配設される、ストリップの形態の半製品が含まれる。
本出願人は、これによって、各構成要素を成形ドラムに堆積させるのに必要とされる時間を短縮することが可能であることに気付いた。
好ましくは、前記第1のカーカス構造体構成要素の軸方向両側のフラップは、補助支持要素の上に載せられる。
そのような方法で、構造体構成要素の正確な堆積が、成形ドラムの軸方向寸法よりも幅が広いストリップの形態でも可能になる。
好ましくは、第2のカーカス構造体構成要素は、第2の構築路上で成形ドラムに堆積する。
好ましくは、第2のカーカス構造体構成要素には、(ビードコアおよび場合によってはフィラを含む)ビード部補強構造体、摩耗防止挿入物の半径方向外側部分、完全な摩耗防止挿入物、半径方向内側のサイドウォール部分、完全なサイドウォールの中から選択された少なくとも1つの構成要素が含まれる。
好ましくは、補強用環状構造体が、第2の構築路上で第1のカーカス構造体構成要素に付けられる。
可能な好ましい解決策では、補強用環状構造体は、交換ステーションに近い前記第2の加工ステーションの1つで、第1のカーカス構造体構成要素に付けられる。
好ましくは、移送装置は、補強用環状構造体が付けられる第2の加工ステーションから成形ドラムを取り外す。
したがって、プラントの構造上の単純化が達成される。
好ましくは、クラウン構造体は、第2の構築路上で成形ドラムのまわりに置かれる。
好ましい実施形態では、クラウン構造体は、成形ドラムの軸方向に接近可能な2つの半体部分が軸方向に相互に接近した後、成形されたカーカス構造体に付けられる。
好ましくは、構築されたタイヤは、クラウン構造体をカーカス構造体に付けた後、成形ドラムから取り外される。
好ましくは、クラウン構造体は、クラウン構造体構築ライン上で形成される。
好ましくは、第2の構築路の端部部分に沿って、構築されたタイヤから外された成形ドラムの軸方向に接近可能な2つの半体部分が相互に移動して、前もって設定された相互距離だけ離れて配置される。
成形ドラムをセットするこの動作は、クラウン構造体とカーカス構造体との組立中に軸方向に接近したドラムの半体部分が、その後のカーカス構造体を構築するのに適した距離だけ離れて再配置されるのを保証する。したがって、交換ステーションで搬送装置に載せられた構築ドラムは、第1の構築路に沿った新たな製造サイクルに対する準備がすでにできている。
好ましくは、補助支持要素は、成形ドラムの軸方向拡張部材の第1の対を含む。
前記成形ドラムを第1の構築路に沿って移動させるために、搬送装置が設けられるのも好ましい。
より詳細には、搬送装置は、各成形ドラムを第1の構築路に沿って独立して移動させるために設けることができる。
好ましくは、前記補助支持要素は搬送装置と係合する。
補助支持要素を成形ドラムから連結および切り離すために、軸方向移動部材が設けられるのが好ましい。
好ましくは、前記軸方向移動部材は、前記成形ドラムを第1の構築路に沿って移動させるために考案された搬送装置によって担持される。
好ましくは、補助支持要素は、搬送装置に永続的に拘束される。
より詳細には、補助支持要素は、前記軸方向移動部材を用いて、搬送装置に永続的に拘束される。
同じ軸方向移動部材はまた、補助支持要素と搬送装置との間の永続的な拘束機能(the function of permanent constraint)を果たすため、システムが構造的に単純化される。
可能な修正実施形態で、前記軸方向移動部材は、搬送装置から拘束を受けない。
例えば、前記軸方向移動部材は、交換ステーションに設置される。
前記軸方向移動部材は、交換ステーションから、交換ステーションに最も接近した第1の加工ステーションまで延びる第1の構築路の端部部分に沿って設置されるのが好ましい。
追加補助支持要素も、第1の構築路に沿って、成形ドラムに動作可能に連結できるように設けることができる。
好ましくは、前記補助支持要素および前記追加補助支持要素は、それぞれ異なる直径を有する。
好ましくは、追加補助支持要素は、選択的に、かつ前記補助支持要素に対する代替物として使用することができる。
好ましくは、追加補助支持要素は、前記成形ドラムを第1の構築路に沿って移動させるために考案された搬送装置に永続的に拘束される。
好ましくは、前記成形ドラムには、それぞれ異なる直径を有する第1および第2の成形ドラムが含まれる。
したがって、そのような方法で、互いに幾何学的に、および/または構造的に異なるタイヤを同時に構築することが可能である。
好ましくは、補助支持要素および追加補助支持要素は、それぞれ第1の成形ドラムおよび第2の成形ドラムの直径にそれぞれ対応する、異なる直径を有する。
好ましくは、第1の構築路は、交換ステーションに合わせた、開いた直線状の構成(an open liner configuration)を有する。
第1の構築路に設置された機械および設備の構造的単純化および/またはその大きさの抑制がこうして達成される。
好ましくは、第2の構築路は、交換ステーションに合わせた最初の部分と終わりの部分とを有する、閉じた巡回構成(a closed circuital configuration)を有する。
したがって、第2の構築路との間のドラムの移動時間を制限することが可能である。
第1のカーカス構造体構成要素を各成形ドラムに堆積させるために、第1の構築路で動作する第1の加工ステーションを設けることができる。
好ましくは、前記第1の加工ステーションの少なくとも1つは、ストリップの形態で配送される半製品を成形ドラム上で周方向に堆積させるように構成される。
第1の構築路で各成形ドラムを回転駆動する装置を設けることもできる。
好ましくは、前記回転駆動装置は、前記成形ドラムを第1の構築路に沿って移動させるために考案された搬送装置に設置される。
したがって、該駆動装置を使用して、各第1の加工ステーションでの成形ドラムの回転を決定することができる。
好ましくは、成形ドラムに連結された補助支持要素は、前記第1のカーカス構造体構成要素の軸方向両側のフラップを支持する。
第2のカーカス構造体構成要素を各成形ドラムに堆積させるために、第2の構築路で動作する第2の加工ステーションを設けることができる。好ましくは、前記第2の加工ステーションは、補強用環状構造体を第1のカーカス構造体構成要素に付けるための装置を含むビード着座ユニットを含む。
好ましい実施形態では、前記第2の加工ステーションは、補強用環状構造体を第1のカーカス構造体構成要素に加えるための装置を含む、交換ステーションに近いビード着座ユニットを含む。
好ましくは、移送装置は、成形ドラムを前記ビード着座ユニットから取り外す。
好ましくは、前記第2の加工ステーションは、成形ドラムのまわりにクラウン構造体を配置する装置を含む組立ユニットを含む。
好ましくは、組立ユニットは、構築されたタイヤを成形ドラムから取り外す装置をさらに含む。
可能な実施形態の解決策では、前記第2の加工ステーションの1つは、構築されたタイヤを成形ドラムから取り外す装置を含む。
クラウン構造体用の構築ラインが、前記組立ユニットに合わせて設けられるのも好ましい。
設定ユニットは、交換ステーションと、構築されたタイヤを成形ドラムから取り外す装置を含む前記第2の加工ステーションの1つとの間に動作可能に配置して設けることができる。
好ましくは、各成形ドラムは、軸方向に接近可能な2つの半体部分を含む。
好ましい実施形態では、各成形ドラムは、軸方向に接近可能な2つの半体部分を含み、前記設定ユニットは、前記軸方向に接近可能な半体部分を軸方向に移動させる装置を含む。
好ましくは、移送装置は、産業ロボットを含む。
成形ドラムを第2の構築路に沿って移動させるために、移送装置が設けられるのも好ましい。
好ましくは、前記移送装置は、前記それぞれ連続する第2の加工ステーションの2つの間でそれぞれが動作する自動化アームを含む。
本発明による、車両ホイール用のタイヤを構築する方法およびプラントの、好ましいが非排他的な実施形態についての詳細な説明から、さらなる特徴および利点がより明らかになるであろう。
そのような説明が、単なる非限定的な例として提示される一連の図面に関連して下記に記載される。
本発明によって得られる、タイヤを構築するプラントの概略的な配置図を示している。 可能な修正実施形態による、本発明に従ったプラントの概略的な配置図を示している。 本発明によって得ることができるタイヤを断面図で示している。
特に図1を参照すると、本発明による、車両ホイールのタイヤを構築するプラントが、全体として参照番号1で示されている。
本発明によるプラント1および方法を用いて得ることができるタイヤ2が図3に例示されており、基本的に、2つのカーカスプライ4a、4bを有するカーカス構造体3を含む。不透過性のエラストマー材料の1つの層、すなわち、いわゆるライナ5は、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bの内側に付けられている。半径方向外側位置にエラストマーフィラ6bを担持した、いわゆるビードコア6aをそれぞれが含む2つの補強用環状構造体6は、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bのそれぞれの終端フラップと係合している。補強用環状構造体6は、タイヤ2とそれぞれの取付リムとの間の係合が通常行われる、一般に「ビード部」7と言う名称で特定される領域付近に組み込まれている。複数のベルト層8a、8bを含むベルト構造体8は、カーカスプライ4a、4bを囲んで周方向に付けられ、トレッドバンド9は、周方向にベルト構造体8に重なっている。
例えば、それぞれが半径方向内側部分10a、および半径方向外側部分10bを有する、いわゆる「摩耗防止挿入物」は、ビード部7を覆うことができる。サイドウォールは、各ビード部7からトレッドバンド9の対応する横縁部に延びており、そのようなサイドウォールは、場合によっては、半径方向内側部分11aおよび半径方向外側部分11bからなり、カーカスプライ4a、4bの軸方向外側位置に付けられている。
タイヤに自己支持特性(self-bearing properties)を付与するために、サイドウォール11に近接して、1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bに対して軸方向内側または軸方向外側の位置に置かれた、一般に「サイドウォール挿入物」(図示せず)と称される補強挿入物を組み込むこともできる。
プラント1は、カーカス構築ライン12を含み、カーカス構築ライン12において、成形ドラム13は、下記により詳しく説明されているように、各成形ドラム13上で1つまたは複数のカーカスプライ4a、4bおよび他の構成要素を含むカーカス構造体3を形成するために考案された様々な加工ステーション間を移動する。
同時に、クラウン構造体用の構築ライン14において、1つまたは複数の補助ドラム15は、少なくともベルト構造体8を含むクラウン構造体17を各補助ドラム15上で形成するように構成された様々な配送ステーション16間を順次移動する。好ましくは、クラウン構造体17は、トレッドバンド9と、場合によっては、少なくともサイドウォール11の半径方向外側部分11bとをさらに含み、「半径方向外側」とは、構築されたタイヤ2のトレッドバンド9に最も接近したサイドウォール部分であることを意図する。
クラウン構造体用の構築ライン14に付属する運搬装置14aは、クラウン構造体が形成された各補助ドラム15を組立ユニット18に移送する。単に概略的に示され、好ましくはカーカス構築ライン12に沿って組み込まれた組立ユニット18は、それぞれの補助ドラム15からクラウン構造体17を取り外すと同時に、構築されたカーカス構造体3を支持するそれぞれの成形ドラム13のまわりに各クラウン構造体17を配置する装置を含む。より詳細には、組立ユニット18において、カーカス構造体3は、成形ドラム13の軸方向に接近可能な半体部分13aが、好ましくは組立ユニット18自体に設置された適切な装置によって駆動されて互いに接近した後、クラウン構造体17に結合されるように、トロイド形状に合わせて成形される。
組立ユニット18は、構築されたタイヤ2を成形ドラム13から取り外す装置をさらに含み、それにより、そのタイヤ2は、図示しない少なくとも1つの型成形および加硫ユニットに移送される。
カーカス構築ライン12に沿って、第1の構築路「A」および第2の構築路「B」が画定され、交換ステーション19は、第1の構築路「A」と第2の構築路「B」との間に配置される。
好ましくは、交換ステーション19に合わせた、開いた直線状構成を有する第1の構築路「A」は、一度に1つの成形ドラム13を支持できる搬送装置21が取り付けられた、好ましくは直線状のガイド20を含むことができる。図示しない適切なモータによって移動する搬送装置21は、ガイド20に沿って両移動方向「S1」、「S2」に移動することができる。
搬送装置21には、搬送装置21に担持された成形ドラム13に対して、動作可能に連結および切り離し可能な少なくとも1対の補助支持要素22が取り付けられている。
より詳細には、例えば、成形ドラム13の軸方向拡張部材の形態で得ることができる補助支持要素22は、ドラム自体の外側円筒面と実質的に連続した関係で、軸方向に成形ドラム13に接近可能であるのが好ましい。例えば、補助支持要素22は、成形ドラム13のそれぞれ対向する側から同軸上に突出した連結軸23に嵌着することができる。
好ましくは搬送装置21に取り付けられた軸方向移動部材24は、補助支持要素22を成形ドラム13に連結する/成形ドラム13から切り離すように構成されている。好ましくは、補助支持要素22は、永続的な方法で搬送装置21に拘束される、すなわち、補助支持要素22は、第1の構築路「A」に沿って完了する複数の加工サイクルの途中で、搬送装置21から決して取り外されない。永続拘束というこの機能は、搬送装置21に取り付けられた軸方向移動部材24自体に委ねることができる。
さらに、搬送装置21自体に担持された各成形ドラム13を回転駆動する装置が、搬送装置21に連結される。そのような駆動装置は、ドラム自体の対称長手軸、および形成されつつあるタイヤ2の回転軸と合致する回転軸「X−X」のまわりに成形ドラム13を回転させるために、例えば、軸方向移動部材24に組み込まれた、図示しないモータを含むことができる。
第1の構築路「A」に沿って移動する成形ドラム13に第1のカーカス構造体構成要素を堆積させるために、第1の構築路「A」に沿って、好ましくはガイド20の片側で、第1の加工ステーション25が連続して順に配置されている。第1の加工ステーション25の数量「n」は、例えば、4〜10とすることができる。
構築されるタイヤ2の製造指示に基づき、「n」個の第1の加工ステーション25(図示した実施形態では「n」は5である)の一部またはすべてに、「m」個の配設グループ25a(図示した実施形態では「m」は3である)が設置される。より一般的には、好ましくは、配設グループ25aが占有する第1の加工ステーション25の数量「m」は、3〜10であるのが好ましい。
第1のカーカス構造体構成要素には、以下のもの、すなわち、ライナ、下層、摩耗防止挿入物の半径方向内側部分、完全な摩耗防止挿入物、(ライナ、下層、および摩耗防止挿入物または摩耗防止挿入物の一部を含む単一の半製品として意図された)複合ライナ、第1のカーカスプライ、チェーファ(すなわち、ビードに付属する、通常コードを着装した補強材)、第2のカーカスプライ、サイドウォール挿入物の中から選択された1つまたは複数の構成要素が含まれる。
添付の図1に示すものによれば、以下のもの、すなわち、例えば、ライナ5または複合ライナを成形ドラム13に堆積させるように構成されたライナ堆積ユニット26と、例えば、サイドウォール補強材を堆積させるために、必要に応じて使用可能な第1の補助堆積ユニット27と、第1のカーカスプライ4aを形成するために使用可能な第1のプライ堆積ユニット28と、例えば、チェーファを堆積させるために、必要に応じて使用可能な第2の補助堆積ユニット29と、第2のカーカスプライ4bを形成するための第2のプライ堆積ユニット30とを第1の加工ステーション25の中で特定することができる。したがって、図1に示すプラントは、図2に示すタイヤ2を構築するために設けられる。
プラント1のセンサおよびモータに動作可能に接続された、図示しない制御ユニットは、第1の加工ステーション25が、それぞれの半製品を前もって確立されたシーケンスで各成形ドラム13に堆積させるようにプログラムを組まれる。
ガイド20に沿って移動する搬送装置21は、成形ドラム13を各第1の加工ステーション25に運び、必要とされる半製品を受け入れるのに適した位置で成形ドラム13を停止させることができる。
「半製品」とは、成形ドラム13に同軸に付けることができるリング形状の製造品、または定尺に切断されたときに、成形ドラム13の周方向伸長部のまわりに完全な1周分巻き付けられ、それぞれの対向する端部で先端同士を接合可能な、連続するストリップの形態の製造品であることを意図する。
図1の実施形態を参照して、搬送装置21は、それぞれの補助支持要素22に連結されたそれぞれの空の成形ドラム13をライナ堆積ユニット26に搬送する。そのようなユニットでは、それぞれの配設グループ25aは、成形ドラム13に向かってライナ5(または複合ライナ)を配設し、一方、成形ドラム13は、その幾何学軸「X−X」のまわりに回転する。したがって、ライナ5は、成形ドラム13の周方向伸長部全体に巻き付けられる。巻き付けの終わりに、ライナ5の軸方向両側の終端フラップは、補助支持要素22の上に置かれる。
巻き付けが完了すると、成形ドラム13は、第1のカーカスプライ4aを受け取るために、第1の補助堆積ユニット27をスキップして、第1のプライ堆積ユニット28に運ばれ、次いで、成形ドラム13は、第2のカーカスプライ4bを受け取るために第2のプライ堆積ユニット30に運ばれ、ライナ5に対して完了したのと同様な方法で、カーカススリーブ「M」を形成する。複数の成形ドラム13は、第2の構築路Bに沿って同時に循環する。第1の構築路「A」に沿って加工される成形ドラム13がただ1つ存在することで、構造および大きさの観点からその都度異なるタイヤの製造にプラントを容易に適合させることが可能になり、製造適応性という利益が得られる。
より詳細には、構築されるタイヤ2のタイプまたはモデルを変えるために、第1の構築路「A」では、実際に、半製品の1つまたは複数の配設グループ25aを取り除く、かつ/または追加する、かつ/または交換する、ならびに/あるいは第1の加工ステーション25内で配設グループ25aの位置を変える、ならびに/または配設グループ25aによって担持される半製品を交換することが可能である。
搬送装置21が成形ドラム13を個々の第1の加工ステーション25に搬送するシーケンスを変えることも可能である。言い換えると、第1の構築路「A」に沿って移動する成形ドラム13は、各加工サイクルにおいて、プログラム可能で修正可能なシーケンスに従って第1の加工ステーション25に至る。特に、成形ドラム13は、第1の構築路「A」に沿った第1の加工ステーションの空間的な並びとは異なるシーケンスに従って、該第1の加工ステーション25に到達することができる。例えば、配設グループ25aを適切に設置することで、例えば、構築されたタイヤ2において、第1のカーカスプライ4aに対して軸方向内側位置に配置されるサイドウォール挿入物を付けるために、成形ドラム13が第1の補助堆積ユニット27に搬送され、次に、第1のプライ堆積ユニットに搬送されることが可能である。
第1の構築路「A」に沿った加工が完了すると、搬送装置21は、成形ドラム13を交換ステーション19に搬送する。
交換ステーション19で、例えば、好ましくは擬人化アームの形態の産業ロボットを含む移送装置31が動作する。移送装置31は、成形ドラムを第2の構築路「B」に移すために、成形ドラム13aを搬送装置21から取り出すように構成されている。
第1の構築路「A」での加工を終えた成形ドラム13は、搬送装置21から取り外され、第2の構築路「B」に移される前に、補助支持要素22から切り離される。補助支持要素22の切り離しは、交換ステーション19に向かう成形ドラム13の移動中に、軸方向移動部材24の動作によって少なくとも部分的に作動され、好ましくは、成形ドラム13が交換ステーション19に達したときに完了するか、または実質的に完了することができる。そのために、交換ステーション19に向かう移動中に、軸方向移動部材24は、補助支持要素22を、それぞれの連結軸23と、成形ドラム13に形成されたカーカススリーブ「M」の軸方向両側の終端フラップとから、軸方向に取り外す。搬送装置21が交換ステーション19に達すると、成形ドラム13は、移送装置31によって、搬送装置21と係合したままの補助支持要素22から切り離された連結軸23において取り出される準備がすでにできている。それにもかかわらず、それぞれの連結軸23からの補助支持部材22の切り離しは、移送装置31が成形ドラム13と係合するまで完了しないと規定することができる。
図示しない、1つの可能な修正実施形態では、軸方向移動部材24は、搬送装置21から拘束を受けず、例えば、交換ステーション19に設置されるか、または交換ステーション19と、交換ステーション19に最も接近した第1の加工ステーション(図示した実施形態では、第2のプライ堆積ユニット30を組み込んだ第1の加工ステーション)との間に延びる第1の構築路「A」の端部部分に沿って設置される。
第2の構築路「B」は、交換ステーション19に合わせた最初の部分と終わりの部分とを有する、閉じた巡回構成により展開されるのが好ましい。
第2の構築路「B」に沿って、複数の第2の加工ステーション32が、第2のカーカス構造体構成要素を各ドラム13に堆積させるように動作する。
第2の構築路「B」に沿って加えられる第2のカーカス構造体構成要素には、補強用環状構造体、摩耗防止挿入物の半径方向外側部分、完全な摩耗防止挿入物、半径方向内側のサイドウォール部分(構築されたタイヤ)、完全なサイドウォールの中から選択された少なくとも1つの構成要素が含まれる。
図示した実施形態において、以下のもの、すなわち、補強用環状構造体6を第1のカーカス構造体構成要素に、すなわち第1のカーカス構造体構成要素によって得られたカーカススリーブ「M」に付ける装置を含むビード着座ユニット33と、ビード部7の近くに摩耗防止挿入物の少なくとも半径方向外側部分10bを形成するように構成された、考えられる(possible)摩耗防止材付着ユニット34と、カーカスプライ4a、4b上に、ビード部7から延びるサイドウォール11の少なくとも半径方向内側部分11aを形成するように構成されたサイドウォール付着ユニット35とを、第2の加工ステーション32の中で特定することができる。
交換ステーション19で搬送装置21から取り出された成形ドラム13は、移送装置31によってビード着座ユニット33に載せられる。ビード着座ユニット33の制御下で、供給装置33aに配置された環状半製品の形態で得られるのが好ましい補強用環状構造体6は、成形ドラム13から軸方向に突出したカーカススリーブ「M」の終端フラップのまわりに嵌められる。同じビード着座ユニット33に付属する折り返し装置は、カーカススリーブ「M」の終端フラップを補強用環状構造体6のまわりに折り返す。
次に、成形ドラム13は、例えば、移送装置31によってビード着座ユニット33から取り外されて、第2の構築路「B」に沿って成形ドラムを移動させることができる移送装置36に供給される。
ビード着座ユニット33から成形ドラム13を取り外した後、移送装置31は、搬送装置21から新たな成形ドラム13を取り出し、その成形ドラムをビード着座ユニット自体に移し、その新たな成形ドラム13は、第1の構築路「A」に沿って、加工サイクルを終えたばかりのものである。
第2の構築路「B」に付属する移送装置36は、例えば、それぞれ連続する前記第2の加工ステーション32の2つの間でそれぞれが動作する自動化アームを含むことができる。
第1の自動化アーム37は、例えば、好ましくは連続する細長い要素の形態の第1の基本構成要素を配送することができる第1の押出機または他の装置を含む摩耗防止材付着ユニット34の前に成形ドラムを運ぶために、移送装置31によって解放された成形ドラム13を、例えば、第1の待機ステーション38に運んでいく。第1の自動化アーム37は、第1の基本構成要素を、相互に接近し、かつ/または重なったコイルの形に堆積させた後、各摩耗防止挿入物の半径方向内側部分10aを形成するために、成形ドラム13を回転駆動し、摩耗防止材付着ユニット34の前に適切に移動させるべく、連結軸23の1つの近くで成形ドラム13を支持する。
第2の待機ステーション39で第1の自動化アーム37から解放されうる成形ドラム13は、次いで、例えば、好ましくは連続する細長い要素の形態の第2の基本構成要素を配送できる第2の押出機または他の装置を含むサイドウォール付着ユニット35の制御下で、第2の自動化アーム40によって取り出される。第2の自動化アーム40は、第2の基本構成要素を、相互に接近し、かつ/または重なったコイルの形に堆積させた後、各サイドウォール11またはサイドウォールの半径方向内側部分11aを形成するために、成形ドラム13を回転駆動し、サイドウォール付着ユニット35の前に適切に移動させるべく、連結軸23の1つの近くで成形ドラム13を支持する。カーカス構造体3が成形ドラム13上にこうして完成する。
第3の待機ステーション41で第2の自動化アーム40から解放されうる成形ドラム13は、次に、第3の自動化アーム42によって取り出され、第3の自動化アーム42は、構築されたタイヤ2を形成するために、カーカス構造体3がクラウン構造体17に連結される組立ユニット18に成形ドラム13を載せる。
構築されたタイヤ2が成形ドラム13から取り外された後、該空の成形ドラムは、例えば、第3の自動化アーム42の動作によって組立ユニット18から取り出されて、交換ステーション19と組立ユニット18との間にある第2の構築路「B」の端部部分に配置された設定ユニット43に移される。
設定ユニット43では、組立ユニット18での結合動作中に相互に接近した、成形ドラム13の軸方向に接近可能な半体部分13aが、移動し、ドラム自体上で得られる次のタイヤ2の幾何学的特徴に応じて決まる、前もって設定された相互距離だけ離れて配置される。
設定が完了すると、第2の構築路「B」で加工を終えた空の成形ドラム13は、設定ユニット43によって取り出される。好ましくは、そのために、移送装置31は、空の成形ドラム13を交換ステーション19に移して、該移送装置31が、第1の構築路「A」から来た、カーカススリーブ「M」を担持した成形ドラム13をすでに取り外した搬送装置21に、空の成形ドラムを係合させるようになっている。
交換ステーション19への積み換えに続いて、搬送装置21上の解放された空の成形ドラム13は、新たな加工サイクルを開始するために、カーカススリーブ「M」を担持した成形ドラム13からすでに切り離された同じ補助支持要素22に連結される。
空の成形ドラム13への補助支持要素22の連結は、交換ステーション19から遠ざかる搬送装置21の移動と同時に、搬送装置21に取り付けられた軸方向移動部材24によって作動される。
したがって、連結は、空の成形ドラム13がライナ付着ユニット5、または補助支持要素22が存在しなければならない他の第1の加工ステーション25に達する前に完了することができる。
この方法で、連結作業により、望ましくない無駄な時間が生じるのを回避する。
上記の実施形態では、搬送装置21に移された空の成形ドラム13は、第1の構築路「A」での加工を終えたカーカススリーブ「M」を担持した成形ドラム13から切り離された同じ補助支持要素22に連結される。この実施形態の解決策は、特に、同じ取付径を有するが、それでもなお、第1の加工ステーション25内で、軸方向に接近可能な半体部分13a間の相互距離を選択し、半製品を適切な幅で構成することにより調整することができる、幅および/または断面比などの他の幾何学的および構造的特徴に関して互いに異なることがあるタイヤを得るのに適している。上記に加えて、または上記の代替として、上記の実施形態で得られるタイヤは、例えば、1つまたは複数のカーカスプライの使用、サイドウォール挿入物、チェーファ、または他のさらなる構成要素の存在の有無が前もって決まる構造組成、および単一構成要素の構造仕様が互いに違ってもよい。
可能な修正実施形態では、得られるタイヤをそれらの取付径に関して差異化することも可能である。
そのような修正実施形態が図2に示されており、対応する部品に限定して、図1で使用されたのと同じ参照番号がここで使用されている。
図2を参照すると、カーカス構築ライン12に沿って、少なくとも2つのタイプの成形ドラム、例えば、前もって設定された、またはランダムなシーケンスに従って投入された、それぞれ異なる直径を有する第1の成形ドラム130aおよび第2の成形ドラム130bが移動する。
ビード着座ユニット33は、第1および第2のドラムにそれぞれ適合した、異なる直径を有する補強用環状構造体6を選択的に供給できる2つの供給装置133a、133bを装備するのが好ましい。同様に、第1の加工ステーション25の1つまたは複数は、必要に応じて、第1の成形ドラム130aおよび第2の成形ドラム130bにそれぞれ適した半製品を担持する2つの配設グループ125a、125bをそれぞれ装備することができる。
追加補助支持要素122も、補助支持要素22に連結された搬送装置21に連結されている。補助支持要素22および追加補助支持要素122は、第1の成形ドラム130aおよび第2の成形ドラム130bの直径にそれぞれ一致する、互いに異なる直径を有する。
それぞれの別の軸方向移動部材124を用いて、搬送装置21と永続的に係合する追加補助支持要素122は、第1の成形ドラム130aの1つが搬送装置21に置かれるか、それとも第2の成形ドラム130bの1つが搬送装置21に置かれるかに応じて、前記補助支持要素22に対して選択的に、かつ代替として使用されるように構成されている。
より詳細には、移送装置31が搬送装置21から第1の成形ドラム130aの1つを取り出した後、設定ユニット43が取り出した第2の成形ドラム130の1つが交換ステーション19に到達すると、これまで使用されていない追加補助支持要素122は、第2の成形ドラム130bが搬送装置21に運ばれた後、第1の構築路「A」での加工を終えた第1の成形ドラム130aからすでに切り離された補助支持要素22に取って代わって第2の成形ドラム130bに連結される。例えば、搬送装置21が垂直軸のまわりに180°回転した後、取り換えを行うことができる。
正確な照合を容易にするために、各第1の成形ドラム130aおよび第2の成形ドラム130bは、第1の加工ステーション25および第2の加工ステーション32の1つまたは複数に付属する読み取り装置によって識別可能な適切な識別コードに対応付けることができる。

Claims (42)

  1. 車両ホイール用のタイヤを構築する方法であって、
    補助支持要素(22)の対に連結された成形ドラム(13)は、第1の構築路(「A」)に沿って移動し、
    前記補助支持要素(22)から切り離された少なくとも1つの成形ドラム(13)は、第2の構築路(「B」)に沿って移動し、
    前記第1の構築路と前記第2の構築路(「B」)との間に配置された交換ステーション(19)において、前記第1の構築路(「A」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)は、前記補助支持要素(22)の対のない前記第2の構築路(「B」)に移され、前記第2の構築路(「B」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)は、前記交換ステーション(19)に移され、
    前記交換ステーション(19)に移された前記成形ドラム(13)は、前記交換ステーション(19)への移動に続いて、該補助支持要素(22)の対に連結される、方法。
  2. 一度にただ1つの成形ドラム(13)が、前記第1の構築路(「A])に沿って移動する、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも2つの成形ドラム(13)が、前記第2の構築路(「B」)に沿って移動する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 同じ移送装置(31)が、前記第1の構築路(「A」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)と、前記第2の構築路(「B」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)とを積み換える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の構築路(「A」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)は、前記第2の構築路(「B」)に移される前に、前記補助支持要素(22)から切り離される、請求項1〜4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記補助支持要素(22)の前記それぞれの成形ドラム(13)からの切り離しは、前記交換ステーション(19)に向かう前記成形ドラム(13)の移動と同時に、少なくとも部分的に作動される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記補助支持要素(22)の前記それぞれの成形ドラム(13)からの切り離しは、前記成形ドラム(13)が、前記交換ステーション(19)に達したときに実質的に完了する、請求項1〜6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記補助支持要素(22)の前記それぞれの成形ドラム(13)への連結は、前記交換ステーション(19)から遠ざかる前記成形ドラム(13)の移動と同時に、少なくとも部分的に作動される、請求項1〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. 前記補助支持要素(22)の前記それぞれの成形ドラム(13)への連結は、前記補助支持要素(22)が存在しなければならない第1の加工ステーション(25)に該成形ドラム(13)が達する前に完了する、請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記成形ドラム(13)は、搬送装置(21)を用いて、第1の構築路(「A」)に沿って移動する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1の構築路(「A」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)は、前記第2の構築路(「B」)に移される前に前記搬送装置(21)から取り外される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第2の構築路(「B」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)は、前記交換ステーション(19)で前記搬送装置(21)に移される、請求項10または11に記載の方法。
  13. 前記補助支持要素(22)は、前記搬送装置(21)に取り付けられた軸方向移動部材(24)の動作によって前記成形ドラム(13)から切り離される、請求項10〜12のいずれか一項に記載の方法。
  14. 前記補助支持要素(22)は、前記搬送装置(21)から拘束を受けない軸方向移動部材(24)の動作によって前記成形ドラム(13)から切り離される、請求項10〜13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記補助支持要素(22)は、前記交換ステーション(19)に近接して設置された軸方向移動部材(24)の動作によって前記成形ドラム(13)から切り離される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 前記成形ドラム(13)から切り離された両方の補助支持要素(22)は、前記成形ドラム(13)を第1の構築路(「A」)に沿って移動させる搬送装置(21)に係合したままである、請求項15に記載の方法。
  17. 前記補助支持要素(22)に連結された前記成形ドラム(13)は、前記第1の構築路(「A」)に沿って配置された第1の加工ステーション(25)間を移動する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記第1の構築路(「A」)に沿って移動する前記成形ドラム(13)は、各加工サイクルにおいて、プログラム可能で修正可能なシーケンスに従って前記第1の加工ステーション(25)に到達する、請求項1〜17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1の構築路(「A」)に沿って移動する前記成形ドラム(13)は、前記第1の構築路(「A」)に沿った前記第1の加工ステーション(25)の空間的な並びとは異なるシーケンスに従って、該第1の加工ステーション(25)に到達する、請求項1〜18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 前記補助支持要素(22)から切り離された前記少なくとも1つの成形ドラム(13)は、前記第2の構築路(「B」)に沿って配置された第2の加工ステーション(32)間を移動する、請求項1〜19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記交換ステーション(19)に移された前記成形ドラム(13)は、追加補助支持要素(122)に連結される、請求項1〜20のいずれか一項に記載の方法。
  22. 前記追加補助支持要素(122)は、前記第1の構築路(「A」)での加工を終えた前記成形ドラム(13)から切り離された前記補助支持要素(22)に取って代わる、請求項21に記載の方法。
  23. 前記成形ドラム(13)から切り離された両方の追加補助支持要素(122)は、前記成形ドラム(13)を第1の構築路(「A」)に沿って移動させる搬送装置(21)に係合したままである、請求項21または22に記載の方法。
  24. 前記移送装置(31)は、前記第2の加工ステーションの1つから前記成形ドラム(13)を取り外し、前記第2の加工ステーションでは、補強用環状構造体(6)が第1のカーカス構造体構成要素に付けられる、請求項23に記載の方法。
  25. 前記第2の構築路(「B」)の端部部分に沿って、前記構築されたタイヤ(2)から外された前記成形ドラム(13)の軸方向に接近可能な2つの半体部分(13a)が相互に移動して、前もって設定された相互距離だけ離れて配置される、請求項1〜24のいずれか一項に記載の方法。
  26. 車両ホイール用のタイヤを構築するプラントであって、
    成形ドラム(13)と、
    第1の構築路(「A」)と、
    第2の構築路(「B」)と、
    前記第1の構築路(「A」)と前記第2の構築路(「B」)との間に配置された交換ステーション(19)と、
    前記成形ドラム(13)に動作可能に連結できる補助支持要素(22)の対と、
    前記補助支持要素(22)から切り離された各成形ドラム(13)を前記交換ステーション(19)から前記第2の構築路(「B」)に移し、その逆も行うために、前記交換ステーション(19)で動作する移送装置(31)と、
    を含むプラント。
  27. 前記成形ドラム(13)を前記第1の構築路(「A」)に沿って移動させる搬送装置(21)をさらに含む、請求項26に記載のプラント。
  28. 前記補助支持要素(22)は前記搬送装置(21)と係合する、請求項27に記載のプラント。
  29. 前記補助支持要素(22)を前記成形ドラム(13)と連結および切り離すための軸方向移動部材(24)をさらに含む、請求項26〜28のいずれか一項に記載のプラント。
  30. 前記軸方向移動部材(24)は、前記成形ドラム(13)を前記第1の構築路(「A」)に沿って移動させるために考案された搬送装置(21)によって担持される、請求項29に記載のプラント。
  31. 前記軸方向移動部材(24)は、前記搬送装置(21)から拘束を受けない、請求項27に従属する場合の請求項29に記載のプラント。
  32. 前記軸方向移動部材(24)は、前記交換ステーション(19)に設置される、請求項31に記載のプラント。
  33. 前記軸方向移動部材(24)は、前記交換ステーション(19)から前記交換ステーション(19)に最も接近した第1の加工ステーション(25)まで延びる前記第1の構築路(「A」)の端部部分に沿って設置される、請求項31に記載のプラント。
  34. 前記第1の構築路(「A」)に沿って、前記成形ドラム(13)に動作可能に連結できる追加補助支持要素(122)をさらに含む、請求項26〜33のいずれか一項に記載のプラント。
  35. 前記補助支持要素(22)および前記追加補助支持要素(122)は、それぞれ異なる直径を有する、請求項34に記載のプラント。
  36. 前記追加補助支持要素(122)は、前記補助支持要素(22)に対して選択的にかつ代替物として使用することができる、請求項34または35に記載のプラント。
  37. 前記成形ドラムには、それぞれ異なる直径を有する第1の成形ドラム(130a)および第2の成形ドラム(130b)が含まれる、請求項26〜36のいずれか一項に記載のプラント。
  38. 前記補助支持要素(22)および前記追加補助支持要素(122)は、それぞれ前記第1の成形ドラム(130a)および前記第2の成形ドラム(130b)の直径にそれぞれ対応する、異なる直径を有する、請求項35に従属する場合の請求項37に記載のプラント。
  39. 前記第1の構築路(「A」)は、前記交換ステーション(19)に合わせた、開いた直線状の構成を有する、請求項26〜38のいずれか一項に記載のプラント。
  40. 前記第2の構築路(「B」)は、前記交換ステーション(19)に合わせた最初の部分と終わりの部分とを有する、閉じた巡回構成を有する、請求項26〜39のいずれか一項に記載のプラント。
  41. 前記第2の加工ステーション(32)は、補強用環状構造体(6)を前記第1のカーカス構造体構成要素(3)に付けるための装置を含むビード着座ユニット(33)を含む、請求項26〜40のいずれか一項に記載のプラント。
  42. 前記交換ステーション(19)と、構築されたタイヤ(2)を前記成形ドラム(13)から取り外す装置を含む前記第2の加工ステーション(32)の1つとの間に動作可能に配置された設定ユニット(43)をさらに含む、請求項26〜41のいずれか一項に記載のプラント。
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