JP2015533876A - 臭気および汚染物質を減少させる重ね刷りワニス - Google Patents

臭気および汚染物質を減少させる重ね刷りワニス Download PDF

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Abstract

1.0mg KOH/g(塗装)相当を超える1級または2級アミン濃度を有する、溶媒系または水系の塗装組成物が開示される。これらの塗装は、インクまたは他の塗装上に適用された場合、臭気または他の汚染問題を引き起こす材料のレベルを減少させる。これらの塗装は、放射線硬化インクおよび塗装上に適用された場合、非硬化モノマーおよびオリゴマーから生ずる臭気および汚染のレベル、ならびにまた、光開始剤およびそれらの光分解産物のレベルを減少させる。【選択図】 なし

Description

関連出願の相互参照
本出願は、2012年8月29日出願の、米国仮特許出願第61/694,352号に対する優先権を主張し、当該出願は参照により本明細書に援用される。
本発明は、非塗装基材、塗装済み基材、または印刷済み基材に適用された場合、適用しない場合にその基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および/または他の汚染化学種のレベルを減少させることができる、重ね刷り塗装またはワニス(OPV)に関連する。
放射線硬化インクジェット流体を、高レベルの移行可能化学種を特に生成する傾向にさせる、放射線硬化インクジェット流体と関連付けられた、いくつかの問題がある。第1に、これらの流体の低い粘性は、酸素阻害効果を増大させ、これは、ときにはインク処方全量の最大10%(w/w)以上の、比較的高濃度の光開始剤の使用を必要とする。したがって、光開始剤およびそれらの光分解副産物からの汚染の危険性が増大される。第2に、インクジェット流体の低粘性要求は、UVフレキソ、グラビア印刷、およびオフセットインキでの使用に利用可能である(高い粘性を有する傾向がある)高官能性および/または高分子量モノマーおよびオリゴマーの使用を制限する。限定量の三官能性、およびそれより高次の官能性モノマーおよびオリゴマーのみと共に、主に二官能性(および、ことによると一官能性)モノマーを使用する必要性も、非硬化材料からの不要な移行の危険性を増大させる。第3に、インクジェット流体は、他の伝統的な印刷法(約8〜12μm)より高いフィルム重量で適用される。このこともまた、移行と関連付けられた危険性を増大させる。
アルデヒド、酸などから生ずる臭気を減少させるための構成要素としてポリエチレンイミン(PEI)を説明するいくつかの特許があるが、下にある基材または硬化完成インクフィルム、特にUV硬化可能完成インクフィルムからの移行可能物を減少させるための、重ね刷りワニスでのPEI(または他のアミン、特にポリマー結合アミン)の使用についての教示はない。
例えば、Milliken(米国特許公開第2008/0164439A1号)は、体臭と関連付けられた化学物質の除去において有効な、洗浄耐久性のある布処理を説明する。この処理の基礎はエステル化PEIであり、これは、布に適用された場合、20回の洗浄後でさえも、イソ吉草酸およびイソブチルアルデヒドのレベルを減少させることが示された。
Aikoh Co.(米国特許第4,938,957号)は、PEI、またはPEIのアルコキシル化誘導体を含む脱臭組成物を説明し、これは、アセトアルデヒドおよび硫化水素レベルの減少において有効であった。
同様に、米国特許第4,941,991号は、悪臭のある空気伝達性の薬剤のレベルを減少させるための、空気フィルターに適用され得る脱臭組成物を説明する。
Xerox(米国特許第5,017,644号)は、N−ヒドロキシ置換PEIを含有する(水性)インクジェット組成物を説明する。PEIは、この説明されるインク組成物中で媒体として使用され、挙げられた利点のうちの1つは、開放時間に対する改善であった。しかしながら、このインクの臭気減少能力についての言及はなく、重ね刷りワニスとしてのその使用の教示も全くない。
移行可能性が低いインクジェット流体に関して、国際公開第WO2009/053348A1号は、硬化に際して低レベルの移行可能物を生産する、UV硬化可能流体を説明する。また、それは、低移行放射線硬化可能インクジェット流体を説明し、低移行適用のための放射線硬化可能インクジェット流体の調製での、ビニルエーテル含有モノマーの使用を明らかにする。
したがって、先行技術は、UV硬化インクまたは塗装から発出する有害な移行可能物を吸収することができる、重ね刷り塗装またはワニス(OPV)を教示していない。
本発明は、非塗装基材、塗装済み基材、または印刷済み基材に適用された場合、適用されない場合にその基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および/または他の汚染化学種のレベルを減少させることができる、1級および/または2級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含む、OPV塗装を提供する。
本発明は、本発明を適用しない場合に基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および/または他の汚染化学種のレベルを減少させる方法もまた提供し、この方法は、その基材または印刷済み基材上に、1級および/または2級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含むOPV塗装を適用することを含む。
本発明は、本発明のOPV塗装を含む、印刷済み物品をさらに提供する。この物品は、食品包装材料などの包装材料であってよい。
本発明の他の目的および利点は、以下の説明および特許請求の範囲から明らかとなるであろう。
定義:
印刷済み基材上に適用された塗装は、重ね刷り塗装またはワニスである。印刷または仕上げ工程の部分である、ワニスは、1枚印刷された後に、インクの最終層のように適用される。それは、透明または色合いをつけたものであってよく、くすんだ仕上げ、サテン仕上げ、または光沢のある仕上げを生産してよい。1種類を超える重ね刷りワニスを、特別な効果を創作するために使用してよい。重ね刷りワニスは、全体ワニス(フラッド塗装)として、または(印刷済み基材または設計の部分にのみ適用される)局所ワニスとして、適用され得る。
ポリマー中のアミン基の濃度は、ポリマーのアミン価と呼ばれ、1グラムのポリマー中の総アミン水素含有量に相当するKOHのミリグラムでの重量として定義される。塗装中のアミン基の濃度は、塗装のアミン価と呼ばれ、1グラムの塗装中の総アミン水素含有量に相当するKOHのミリグラムでの重量として定義される。
本発明は、下にある塗装およびインク、または他の基材上に適用された場合、臭気および/または汚染の問題を引き起こす化学種のレベルを劇的に減少させることができる、重ね刷り塗装またはワニスを提供する。このワニスの着想は、UV硬化インクから発出する低分子量汚染物質のレベルを減少させる必要性から生じた。これらのインクジェット可能インクは、食品包装、医薬品包装などの、繊細な包装への適用のために意図される。しかしながら、本明細書で考えられるワニスは、包装市場外の臭気および汚染問題を引き起こす化学種のレベルを減少させるために、例えば、臭気が論点であり得るグラフィック設計/表示設計で使用されるインク/塗装から発出する臭気を減少させるために、もっとより広く使用することができる。
特に、本発明は、非塗装基材、塗装済み基材、または印刷済み基材に適用された場合、適用されない場合にその基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および/または他の汚染化学種のレベルを減少させることができる、1級および/または2級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含む、OPV塗装に関連する。
好ましくは、ポリマーは、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(ビニルアミン)、アミン官能性ポリアミド、アミン官能性ポリウレタン、および大豆由来のアミン官能性ポリマーからなる群から選択される。より好ましくは、ポリマーは、ポリ(エチレンイミン)である。
また好ましくは、OPV塗装中のアミン基の濃度は、約1mg KOH/g(塗装)相当を超え、より好ましくは約5mg KOH/g(塗装)を超え、さらにより好ましくは約7.5mg KOH/g(塗装)を超え、最も好ましくは約10mg KOH/g(塗装)を超える。
OPV塗装は、水系または溶媒系であり得る。また、OPV塗装中のポリマーは、インサイチュで形成することもでき、アミン官能性アルコキシシランを含有する。好ましくは、アミン官能性アルコキシシランは、(3−アミノプロピル)トリエトキシシラン、(3−アミノプロピル)トリメトキシシラン、および3−[2−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ]プロピルトリエトキシシランの任意の配合物である。
本発明のOPV塗装は、インサイチュでポリマー結合アミンを達成するために、余分の多官能性アミンを有するポリウレタン/ポリ尿素組成物をさらに含んでよい。
本発明のOPV塗装は、インサイチュでポリマー結合アミンを達成するために、余分の多官能性アミンを有するエポキシアミン組成物をさらに含んでよい。
本発明のOPV塗装は、放射線硬化塗装、例えば、食品包装または他の繊細な包装生産に意図される放射線硬化塗装からの臭気および移行可能物を減少させるために、放射線硬化塗装上に適用することができる。
好ましくは、本発明のOPV塗装は、食料品中の移行可能化学種のレベルを、10ppb未満まで、より好ましくは7ppb未満まで、より好ましくは5ppb未満まで減少させる。さらに好ましくは、本発明のOPV塗装は、硬化UVインクフィルムまたは基材からのアルデヒド、ケトン、カルボン酸、(メタ)アクリレート、およびアルキルハライド基からなる群から選択される、臭気のある化合物、または汚染化合物のレベルを減少させる。
本発明のOPV塗装中に存在するポリマーは、好ましくは食品包装適用に好適である。
本発明は、本発明を適用しない場合に基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および/または他の汚染化学種のレベルを減少させる方法にも関連し、この方法は、この基材または印刷済み基材上に、1級および/または2級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含むOPV塗装を適用することを含む。好ましくは、本発明のOPV塗装の適用は、印刷インク上である。OPVの適用は、印刷インクが適用される前の基材へ、または前に適用された塗装のうちの少なくとも1層の上面上へ、であり得る。
本発明の重ね刷りワニスは、UV硬化インクフィルムから移行し得る汚染物質および臭気を劇的に減少させることが示されている。典型的には、これらの汚染物質は、低分子量構成要素であり、例えば、非硬化アクリレートモノマーおよびアルデヒドを含み、アルデヒドは、典型的に光開始剤の光分解から生ずる。しかし、本発明の重ね刷りワニスは、中および高分子量汚染物質も減少させることができる。
この種類のOPVが提供することができる商業上の利点は明らかである。例えば、中でも、酸、アルデヒド、ケトン、アクリレート、アルキルハライド基を含有する化学物質から生ずる(食品包装での移行問題を含む)臭気または汚染問題が起こる任意の状況では、本発明の重ね刷りワニスの適用は、これらの問題を克服/減少する助けとなるであろう。インク(および特に、放射線硬化インクフィルム)から食料品に移行する材料の場合、本発明のワニス層の適用は、移行化学種のレベルを減少させる助けとなり、続いて包装された食料品のあらゆる汚染レベルを減少させるであろう。インクが食料品(または他の繊細な包装材料)を汚染し得る主な様式のうちの1つは、セットオフ移行と呼ばれるものによる。セットオフ移行は、印刷済み表面が、この印刷済み基材の裏面と接触するときに起こり、インクからの非結合材料がその基材の裏面に拡散または移行し得る。次に、印刷済み基材が、包装材料に変換されたとき、基材の裏面に移行した材料が、続いて食料品(または移行可能物の危険性に対して保護される必要のある他の包装済み材料)に浸出する可能性が存在する。それゆえ、本発明のワニスの適用は、移行可能物の量を減じ、それゆえ、食料品、または他の包装済み材料の汚染の危険性を減少させるであろう。EUでは、食品に移行し得る、インク構成要素および他の化学物質の量について厳格な規格がある。これらの規格は、スイス条例により指導されており、放射線硬化インクおよび塗装の場合、最もよく使用される(メタ)アクリレートモノマーの移行の最大許容レベルは10ppb(または10μg汚染物質/Kg食品)である。特異的な移行限界が他の材料について存在する場合、これらの限界が適用され得るが、全ての潜在的食品汚染物質のレベルが10ppbレベル未満に維持され得るならば、非常に好ましいであろう。
食品包装について特定されるいくつかを含む、放射線硬化塗装/インクに伴うさらなる問題は、それらがUV硬化に際して、特に光開始剤の光分解の結果として、不要な臭気を生成し得ることである。これらの光開始工程の副産物は通常、アルデヒド、ケトン、および酸である。低移行適用のために特定されている光開始剤、例えば、二官能性ヒドロキシルケトン型(例えば、Irgacure127(CIBA))が使用される場合でさえも、それらは臭気のある分解副産物を生成する。さらに、ほとんどの市販の光開始剤はケトン基を含有し、本発明のワニスは、本発明を適用しない場合に汚染または臭気問題を引き起こし得る、光開始剤、およびそれらの光分解副産物のレベルを減少するであろう。
本発明のワニスは、これらのインク上に適用された場合、移行可能化学種のレベルをさらに減少させる助けとなり得るだけでなく、臭気を含む、印刷物の官能特性を改善する助けとなり得る。本発明は、好ましく食品包装と関連付けられた規制条件に適合する、インク/塗装を提供することができるだけでなく、本発明のワニスを適用することにより、印刷物の認知される臭気レベルを低下させることもでき、このことは印刷物/包装の認知に際して非常に肯定的な影響を有するであろう。
ホスフィンオキシド型光開始剤からの光分解産物として生成されるメシトアルデヒドの量、および臭気を減少させるために、Aが存在する。これらの光開始剤は、多くのUVインクジェット調合での鍵となる必要条件であることが分かっている。UV硬化中にこれらの種類の光開始剤から生産されるメシトアルデヒド(トリメチルベンズアルデヒド)のレベルは、典型的には、約1〜2.5%(w/w)のIrgacure819を含有するインクが硬化された場合、標準EU包装モデルに基づいて、約10ppbである。このことのみでなく、このアルデヒドの臭気閾値は十分に低いので、この光開始剤を含有する硬化インクは、環境条件下で非常にゆっくりとしか消散しない、特有な、かつ時には強い、関連付けられた臭気を有する。
本発明は、UV硬化インクの汚染物質を消費するための、重ね刷りワニス(OPV)内に含有されたアミン試薬の使用に関連する。使用可能なアミンを含有するOPVは、汚染物質、例えば、臭気のあるアルデヒド、例えば、ホスフィンオキシド型光開始剤から放射されるメシトアルデヒドを消費し、エナミン/イミンを形成するであろう。また、それは同様の様式で残留の光開始剤と、それらのケトン官能基によりおそらく反応するであろう。
以下は、アミンと、アルデヒド/ケトンとの反応を示すスキームである。
Figure 2015533876
また、1級および2級アミンは、以下のスキームで示されるように、マイケル付加反応により、アクリレートと反応するであろう。
Figure 2015533876
したがって、好ましいOPVは、低分子量アルデヒド、ケトン、およびアクリレートと反応するために使用可能なポリマー結合アミンを含有するOPVであろう。アミン基はまた、低分子量カルボン酸化学種、例えば、残留するアクリル酸またはアルデヒドの酸化型誘導体を捕獲する能力も有するであろう。このような塗装は、食品包装、表示グラフィックス、および臭気/汚染が問題となり得る他の印刷物を含む、繊細な適用に意図される印刷物に、特有の利点を提供するであろう。UV硬化インクおよび塗装に潜在的に有効であることに加えて、このようなラッカーは、アルデヒド、ケトン、酸、およびアクリレートが問題を提起し得る他の適用での使用を見出し得る。この適用の例は、再生利用PET中に存在するアセトアルデヒドのレベルの減少、またはフェノール−ホルムアルデヒド硬化塗装中のホルムアルデヒドレベルの減少であろう。
好ましくは、本発明の塗装組成物は、溶媒系または水系であり、1mgを超えるKOH/g(塗装)相当の1級または2級アミン濃度を有する。これらの塗装は、放射線硬化インクおよび塗装上に適用された場合、非硬化モノマーおよびオリゴマーから生ずる臭気および汚染のレベル、ならびにまた光開始剤およびそれらの光分解産物のレベルを減少させる。
本発明の塗装で使用される特に好ましいアミン含有材料は、ポリマー骨格に結合されるものである。特に好ましいポリマーアミンはポリエチレンイミンを含み、特に好ましい種類は食品包装適用での使用に承認されているものである。
本発明の塗装は、インクまたは他の塗装上に適用され得、適用されない場合に臭気または汚染問題を引き起こし得る、当該インクの構成要素を積極的に掃気し得る、最初に報告されたワニスの事例であると考えられる。移行化学種の拡散を遅延させる障壁塗装の使用は既知である。しかしながら、障壁塗装は、単に移行化学種の拡散速度を遅延させるのみであり、例えば、基材の印刷済みのリールが、充填済み食品包装に変換される前に長期間置かれた場合、包装材料の汚染の危険性が増大する。
本発明は、それが適用される基材中に存在する、ある範囲の臭気のある化学種および他の潜在的汚染化学種のレベルを減少させることができる、1級または2級アミンを含む塗装について描写される。塗装中に存在するアミン基は、臭気のある化学種、または他の汚染化学種を、それらの化合物と塗装内に含有されるアミンとの反応により、除去することができる。特に好ましいアミンは、ポリマー骨格に結合されたアミンであり、これは、ポリマーに取り付けられたアミンを有するポリマーを用いることにより、または塗装内においてインサイチュでポリマー結合アミン基を形成することにより、達成される。塗装中の1級および/または2級アミンの濃度は、好ましくは1mg KOH/g(塗装)相当超である。アミン基は、臭気または汚染問題を引き起こし得る、ある範囲の化合物、例えば、アルデヒド、ケトン、酸、および(メタ)アクリレートと反応する。
本発明のワニスは、放射線硬化塗装から発出する、臭気、および汚染問題を引き起こし得る低分子量化学種(<1000amu)のレベルの減少において特に有効である。最も一般的には、光開始剤が、(メタ)アクリレートモノマーおよびオリゴマーの配合物を含有する光重合可能組成物のUV硬化のためのラジカル開始化学種を生産するために使用される。これらの光開始剤は、それ自体、臭気があることがあり、また、UV硬化工程の機能として、それらは、硬化塗装の臭気にさらに付加し得る、ある範囲の光分解副産物を生産し、かつ汚染問題を引き起こし得る化合物を生成する。放射線硬化可能塗装についての特定の懸念は、食品包装および他の繊細な適用でのそれらの適用についてである。食品包装の場合、放射線硬化塗装またはインクから食料品に移行する化合物の量に関して、EUの厳格な規制ガイドライン内に存在する。このような塗装およびインクを調合するために使用される大多数のモノマーの場合、必要条件は、食料品の化学物質汚染のレベルが10ppb未満(すなわち、食品1Kg当たり10μg)であることである。UV硬化インクおよび塗装が食料品を汚染し得る主な経路のうちの1つは、セットオフ移行として知られるものによる。これは、印刷表面から印刷物の裏面への、汚染化学種の移行を指し、上記に挙げられた印刷物の積み重ねまたはリールで起こり得る。次に、食料品(または他の繊細な)生産の汚染が、印刷済み基材の汚染された裏面からの、包装済みの品物への吸収により起こり得る。それゆえ、本発明の塗装を基材の印刷済み表面に適用することにより、最も好ましくはインライン工程により、潜在的汚染化学種の量を劇的に減少させることができる。
本発明の塗装は、基材が放射線硬化可能インクで印刷される前に、基材に直接的に適用することもでき、このことは、基材を通って浸透する汚染化学種が、拡散工程により、包装済み生産の汚染を引き起こす危険性を減少させる助けとなるであろう。
光開始剤からの光分解副産物の例として、トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシド(および他の類似のホスフィンオキシド光開始剤)からのトリメチルベンズアルデヒド、およびヒドロキシルアルキルフェノン型光開始剤からのベンズアルデヒドが挙げられる。これらのアルデヒドは、インク/塗装中に存在する好適なH供与体から水素を抜き取る、対応するベンゾイルラジカルにより形成される。反応性開始化学種を生成するために、このようなH供与体として働く3級アミンを、UV硬化可能塗装に添加することは一般的である。以下のスキームは、これらの2つの光開始剤の例からのベンゾイルラジカルの形成を示す。
スキーム1:1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトンからのベンゾイルラジカルの形成
Figure 2015533876
スキーム2:2,4,6−トリメチルベンゾイルジフェニルホスフィンオキシドからのベンゾイルラジカルの形成
Figure 2015533876
上記のスキームで示される例では、ベンゾイルラジカルは対応するベンズアルデヒドを続いて形成することができるだけでなく、安息香酸誘導体などの他の汚染化学種も形成し得る。アルデヒドは特に臭気があることがあり、ホスフィンオキシド型光開始剤(ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシド)からの主な検出可能光分解副産物は、実際に、トリメチルベンズアルデヒドであることが示されており、これはその純粋形では、非常に特有の、強いアーモンド様臭気を有する。
スキーム3:ビス(2,4,6−トリメチルベンゾイル)−フェニルホスフィンオキシドの構造
Figure 2015533876
本発明の塗装内に含有されるアミン基は、適当なポリマー結合イミン(またはエナミン)を形成する反応による、ベンズアルデヒド型光開始剤光分解副産物のレベルの減少において非常に有効であることが示されている。したがって、潜在的汚染ベンズアルデヒド型光分解産物は、ポリマー結合アミンとの反応により除去される。
スキーム4:ポリマー結合アミンとアルデヒドとの反応
Figure 2015533876
スキーム5:ポリマー結合アミンとアクリレート基との反応
Figure 2015533876
アルデヒドおよび(メタ)アクリレートと同様に、本発明のポリマー結合アミンは、ある範囲の他の材料と反応し、それらの材料の汚染/臭気の影響を少なくすることができる。したがって、ケトン、カルボン酸、アシル、スルホニル、およびハライド基を有する有機材料も、本発明にしたがう塗装により消費され得る。無機材料、特に酸も、本発明の塗装により消費されるであろう。
本発明の塗装は、放射線硬化塗装からの低分子量化学種(1,000amu未満の分子質量を有するもの)の移行レベルの制限において有用であるが、他の塗装およびインクと関連付けられた臭気および汚染問題、ならびに基材自体から発出する臭気/汚染物質の量の限定においても有効であろう。例えば、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂は、ホルムアルデヒドの放出で硬化することができ、本発明の塗装は、任意の残留ホルムアルデヒドのレベルを減少させる助けとなり得る。ポリ(エチレンテレフタレート)(「PET」)は、残留レベルのアセトアルデヒドを含有することが知られ、それゆえ、本発明の塗装は、本発明を適用しない場合に汚染問題を引き起こし得る、PET内に閉じ込められたアセトアルデヒドのレベルを減少させる助けとなり得る。
1級および2級アミンがポリマー結合であることは非常に好ましく、その場合、1級または2級アミンとの任意の反応産物は固定化され、それゆえ、それらの臭気、汚染、または移行問題を引き起こす性質がそれにより制限される。1級または2級アミン基は、塗装を、ポリマー自体がそれらに結合する1級または2級アミンを有する、ポリマーを含有するように調合することにより、本発明の塗装に組み込むことができる。ポリマーに結合した1級または2級アミン基を有する、ポリマーの種類について制限はないが、このようなポリマーの例として、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(ビニルアミン)、アミン官能性ポリアミド、ポリエーテルアミン、アミン官能性ポリウレタン/ポリ尿素、アミン官能性エポキシ樹脂、およびタンパク質系ポリマー、例えば大豆由来のポリマーである「Procote」が挙げられる。
必要なアミン基を含有する低分子量反応性化学種が化学反応により塗装マトリックスに結合するように、反応性塗装を調合することもまた可能である。ポリマー結合アミン基を生産し得るプロセスの例として、2パックポリウレタン−ポリ尿素塗装(ここでは、例えば、余分の二官能性アミン試薬が多官能性イソシアネート共試薬との組み合わせで使用される)、および2パックエポキシ−アミン塗装(ここでは、余分のアミン硬化剤が、ポリマーが、必要なアミン官能基で終結されることを確実にするために使用される)が挙げられる。ゾル−ゲル法により本発明の塗装を生産することもまた可能であり、これにより(3−アミノプロピル)トリエトキシシラン、(3−アミノプロピル)トリメトキシシラン、および3−[2−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ]プロピルトリエトキシシランなどの前駆体が塗装に組み込まれ、続いて、アミン基がゾル−ゲル法により塗装に結合され、これによりシラン部分上のアルコキシ基が最初に水の存在下で加水分解され、続いてシラノール基が縮合して固定化シリカネットワークを生産する。固定化アミン基を、それらのシリカ粒子への取り付けにより、形成することも可能である。例えば、コロイド状シリカは、アミン官能性アルコキシシランと反応させることができる。
本発明の塗装は、水系または溶媒系のいずれかであってよく、任意の一般の印刷または塗装方法により適用され得る。塗装媒体がアミン官能性構成要素を支持する限り、塗装を調製するために使用される塗装技術の性質について制限はない。ポリマー結合アミン構成要素が使用される場合、第2の、またはそれ以上の樹脂/ポリマーも塗装の調製で使用され得る。例えば、水系塗装の場合、塗装の第2の樹脂構成要素は水溶性または水分散性樹脂であってよい。いかなる種類の樹脂にも制限されないが、このような共樹脂の例は、グラフィックアート産業で一般に遭遇するものであり、水溶性アクリル樹脂、水分散性アクリル樹脂、ポリビニルアルコール、水溶性または水分散性ポリウレタン、および水溶性または水分散性ポリエステルを含み得る。同様に、本発明の溶媒系塗装で使用され得る共樹脂の種類について制限はなく、典型的な例は、グラフィックアート産業で一般に使用される樹脂を含むであろう。溶媒系共樹脂の例として、ポリ(ビニルブチラール)、他のポリ(ビニルアセタール)、セルロースアセテートプロピオネートおよびセルロースプロピオネートを含むセルロースアセテートポリマー、ポリ(酢酸ビニル)、ロジン系樹脂、ケトン樹脂、アクリル樹脂、エポキシド樹脂、ポリウレタン、ならびにニトロセルロースが挙げられる。
ほとんどの塗装組成物と同様に、添加物を、様々な特性を向上させるために、本発明のOPVに組み込んでよい。このような添加物の部分的なリストとして、接着促進剤、光安定剤、脱気添加剤、流動促進剤、消泡剤、抗酸化剤、UV安定剤、界面活性剤、分散剤、可塑剤、流体力学添加剤、蝋、シリコーンなどが挙げられるが、これらに限定されない。
本発明のOPV塗装は、事実上、フレキソ印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、ローラ塗装、スプレー塗装、インクジェット印刷などを含む、任意の沈着工程により適用してよい。
本発明のOPVが上面上に印刷され得る、UV硬化可能インクおよび塗装の種類に限定はない。例として、インクジェット、フレキソ、グラビア、スクリーン、平板、スプレーなどが挙げられる。好ましい実施形態では、本発明のOPVは、包装適用、特に食品包装適用で使用されるポリマー構築物に組み込まれ得る。
OPVが最終用途適用のために十分な接着および抵抗特性を有する限り、本発明のOPVが上面上に印刷され得る基材の種類に限定はない。好適な基材として、プラスチック、紙、板、他のセルロース系基材、塗装済み基材および非塗装基材、ホイル、金属などが挙げられる。好ましい実施形態では、本発明のOPVは、包装適用、特に食品包装適用で使用されるポリマー基材上で使用され得る。
以下の実施例は、本発明の特定の態様を例示し、いかなる点においても本発明の範囲を限定することを意図せず、そのように解釈されるべきでない。
移行可能化学種レベルの評価
印刷表面からの汚染レベルを、「セットオフ」移行試験により測定した。この試験は、(塗装を適用されたまたは適用されていない)印刷表面の、30ミクロンのLDPE(低密度ポリ(エテン))シートへの、10トンで72時間の期間のブロッキングを含んだ。次に、ポリ(エテン)フィルムを、0.02%(w/w)のMEHQ(安定剤)を含有するメタノールに3時間抽出し、その後、このメタノール溶液をGC−MSにより分析した。このようにして、90cmのブロッキングされたLDPE区域を、2mlのメタノール中に抽出した。GC−MSを、既知の分析物溶液(モノマー、オリゴマー、光開始剤、および光開始剤分解産物)で較正し、結果を、EU包装モデルにしたがって1Kgの食品中に存在するであろう移行可能材料の量である、ppbとして報告するが、ここで、600cmの基材が1Kgの食品を包装するのに必要であると仮定する。
UV硬化可能インクの調製
本発明にしたがう塗装の、低分子量汚染化学種を消費する能力を、インクジェット組成物を中圧(H−バルブ)ランプにより放射されるUV放射線下で硬化させ、その後、この硬化したインク表面に塗装を適用し、上記の試験方法にしたがって移行可能材料レベルを評価することにより測定した。

マゼンタUV−硬化可能インク:
このインクの組成は、以下のとおりであった。
78.5%(w/w)SR9003(例えば、Sartomer、プロポキシル化ネオペンチルグリコールジアクリレート)、
5.0%(w/w)CN3715LM(例えば、Sartomer、アクリル化アミン)、
4.0%(w/w)Genopol TX1(例えば、Rahn、ポリマーチオキサントン)、
1.25%(w/w)Irgacure 819(例えば、BASF、ホスフィンオキシド型光開始剤)、
1.25%(w/w)Irgacure 127(例えば、BASF、二官能性ヒドロキシケトン型光開始剤)、および、
10.0%(w/w)マゼンタ顔料分散物(21.0%(w/w)のFastogen Super Magenta RGを含有する分散物;分散剤、安定剤、およびSR9003を含む残り)。

黒色UV硬化可能インク:
このインクの組成は、以下のとおりであった。
35.0%(w/w)SR508(例えば、Sartomer、ジプロピレングリコールジアクリレート)、
15.0%(w/w)SR595(例えば、Sartomer、デカンジオールジアクリレート)、
14.9%(w/w)SR341(例えば、Sartomer、3−メチルペンタンジオールジアクリレート)、
10.0%(w/w)VEEA(例えば、日本触媒、2−(2−ビニルオキシエトキシ)エチルアクリレート)、
2.0%(w/w)CN3715LM、
4.7%(w/w)Genopol TX1、
2.0%(w/w)Omnipol BP(例えば、IGM、ポリマーベンゾフェノン)、
2.3%(w/w)Irgacure819、
2.5%KIP160(例えば、Lamberti、二官能性ヒドロキシケトン型光開始剤)、
1.0%(w/w)Genopol AB1(例えば、Rahn、ポリマーアミノベンゾエート)、
1.0%(w/w)Genorad 16(例えば、Rahn、安定剤)、
0.2%(w/w)Ethanox 4703(例えば、Albemarle、安定剤)、
0.5%(w/w)Tego Glide 410(例えば、Evonik、滑剤)、
9.0%(w/w)黒色顔料分散物(28%(w/w)のSpecial Black 250を含有する分散物;安定剤、分散剤、およびSR508を含有する残り)。

実施例1〜6:本発明を示す水系OPV塗装
水系OPVを、名目上8000amuの分子量を有するポリ(エチレングリコール)(PEG)(例えば、Aldrich)を水中に、25%の重量濃度で溶解することにより調製した。次に、0、2.5、5.0、10.0、および25.0%のPEGがLupasol WF(例えば、BASF、ポリエチレンイミン)で置き換えられた塗装を調製した(それぞれ、実施例2〜6)。
上記で説明されるマゼンタUV硬化可能インクを、36μm PETフィルムに、12μmのフィルム厚で適用し、200mJ/cmのUV線量で硬化させた。次に、実施例2〜6の水系塗装を、この硬化インクフィルムの上面上に、12μmのフィルム厚で適用し、移行可能NPG(PO)DAおよびメシトアルデヒド(Irgacure 819から特定される主な光分解産物)のレベルを、上記に説明される手順にしたがって測定した。
表1は、これらの実験の結果を示す。ラッカー中のPEIの濃度が増大するにつれ、移行可能メシトアルデヒドおよびNPG(PO)DAのレベルが減少することが明らかである。5%PEIの濃度で、移行可能メシトアルデヒドのレベルは21.7ppbから3.8ppbに約80%減少し、移行可能NPG(PO)DAのレベルは217ppbから59ppbに約75%減少する。10%PEIでは、両方とも10ppbレベルを下回る。
OPV塗装を適用しなかった硬化マゼンタインクからの移行可能NPG(PO)DAおよびメシトアルデヒドのレベル(実施例1)は、それぞれ、21.7および217ppbであり、このことは、PEGはこれらの化合物の移行に対する有効な障壁ではないことを明らかに示す。
0%PEIのOPVで重ね刷りした硬化マゼンタインクからの移行可能NPG(PO)DAおよびメシトアルデヒドのレベル(実施例2)は、それぞれ、235および20.6ppbであり、このことは、PEIはこれらの化合物の移行の減少を提供することを明らかに示す。
また、特に2.5%(w/w、塗装の総固体含有量に基づいて)以上のポリエチレンイミンを含有する塗装について、PETフィルムの印刷および塗装表面から発出する臭気の顕著な減少があったことが観察された。
表1:アミン含有OPVで観察された、200mJ/cmで硬化したマゼンタインクからの移行可能物の減少
Figure 2015533876

実施例7〜10:本発明を示す溶媒系OPV塗装
溶媒系OPVを、Mowital B16HH(ポリ(ビニルブチラール)−クラレ)をエタノール中に、生ずる溶液の濃度が17.9%(w/w)になるように溶解することにより調製した。次に、5および10%のポリ(ビニルブチラール)がポリ(エチレンイミン)、Lupasol WFで置き換えられた塗装を調製した(それぞれ、実施例9および8)。これらの塗装は、フレキソ印刷工程による印刷に好適な粘性を有した。
上記で説明される黒色UV硬化可能インクを、36ミクロンPETフィルムに、8μmのフィルム厚で適用し、150mJ/cmのUV線量で硬化させた。次に、溶媒系塗装を、この硬化インクフィルムに、6μmのフィルム厚で適用し、温風流下で乾燥させた。移行可能化学種レベルを上記で説明される試験方法により測定し、結果を表2に示す。
表2:アミン含有OPVで観察された、150mJ/cmで硬化させた黒色インクからの移行可能物の減少
Figure 2015533876
表2中の結果は、PVBはメシトアルデヒドの移行に対する有効な障壁であるが、ポリ(エチレンイミン)を含有する塗装はこの移行可能アルデヒドのレベルをまたさらに減少させることができることを示す。ポリ(エチレンイミン)をPVB系塗装に組み込むことは、ポリ(エチレンイミン)を有しない塗装と比較して、移行可能モノマーのレベルを顕著に減少させる。
本発明は、その好ましい実施形態を含めて、詳細に説明されている。しかしながら、当業者は、本開示を考慮する際に、本発明の範囲および趣旨に入る、本発明に対する改変および/または改善を行い得ることが理解されるであろう。

Claims (29)

  1. 1級および/または2級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含む、OPV塗装であって、非塗装基材、塗装済み基材、または印刷済み基材に適用された場合、適用されない場合に前記基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および/または他の汚染化学種のレベルを減少させることができる、OPV塗装。
  2. 前記ポリマーが、ポリ(エチレンイミン)、ポリ(ビニルアミン)、アミン官能性ポリアミド、アミン官能性ポリウレタン、および大豆由来アミン官能性ポリマーからなる群から選択される、請求項1に記載のOPV塗装。
  3. 前記ポリマーが、ポリ(エチレンイミン)である、請求項1に記載のOPV塗装。
  4. 前記塗装中のアミン基の濃度が、1mg KOH/g(塗装)相当を超える、請求項1に記載のOPV塗装。
  5. 前記塗装中のアミン基の濃度が、5mg KOH/g(塗装)相当を超える、請求項1に記載のOPV塗装。
  6. 水系である、請求項1に記載のOPV塗装。
  7. 溶媒系である、請求項1に記載のOPV塗装。
  8. 1級および/または2級アミン基を有する前記ポリマーが、インサイチュで形成される、請求項1に記載のOPV塗装。
  9. 前記ポリマーが、アミン官能性アルコキシシランを含有する、請求項8に記載のOPV塗装。
  10. 前記アミン官能性アルコキシシランが、(3−アミノプロピル)トリエトキシシラン、(3−アミノプロピル)トリメトキシシラン、および3−[2−(2−アミノエチルアミノ)エチルアミノ]プロピルトリエトキシシランの配合物である、請求項9に記載のOPV塗装。
  11. インサイチュでポリマー結合アミンを達成するための余分の多官能性アミンを有するポリウレタン/ポリ尿素組成物をさらに含む、請求項8に記載のOPV塗装。
  12. インサイチュでポリマー結合アミンを達成するための余分の多官能性アミンを有するエポキシアミン組成物をさらに含む、請求項8に記載のOPV塗装。
  13. 放射線硬化塗装上に適用される、請求項1に記載のOPV塗装。
  14. 放射線硬化塗装からの臭気および移行可能物を減少させる、請求項13に記載のOPV塗装。
  15. 食品包装または他の繊細な包装生産に意図される放射線硬化塗装からの移行可能化学種の前記レベルを減少させる、請求項14に記載のOPV塗装。
  16. 食料品中の移行可能化学種の前記レベルを10ppb未満まで減少させる、請求項14に記載のOPV塗装。
  17. 前記ポリマーが、食品包装適用に好適である、請求項1に記載のOPV塗装。
  18. 硬化UVインクフィルムからのアルデヒド、ケトン、カルボン酸、(メタ)アクリレート、およびアルキルハライド基からなる群から選択される、臭気のある化合物または汚染化合物の前記レベルを減少させる、請求項1に記載のOPV塗装。
  19. 請求項1に記載のOPV塗装であって、前記OPV塗装が適用されない場合に基材から移行し得る、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、(メタ)アクリレート、およびアルキルハライド基からなる群から選択される、臭気のある化合物または汚染化合物の前記レベルを減少させる、OPV塗装。
  20. 臭気のある化学種および/または他の汚染化学種の前記レベルを減少させる方法であって、前記臭気のある化学種および/または他の汚染化学種が、前記方法を適用しない場合に基材または印刷済み基材から発出することがあり、前記方法が、前記基材または印刷済み基材上に、1級および/または2級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含むOPV塗装を適用することを含む、方法。
  21. 前記適用が、印刷インク上になされる、請求項20に記載の方法。
  22. 前記適用が、印刷インクが適用される前に、基材に適用される、請求項20に記載の方法。
  23. 前記適用が、少なくとも1層の、以前に適用された塗装の上面上に適用される、請求項20に記載の方法。
  24. 前記塗装中のアミン基の濃度が、1mg KOH/g(塗装)相当を超える、請求項20に記載の方法。
  25. 前記塗装中のアミン基の濃度が、5mg KOH/g(塗装)相当を超える、請求項20に記載の方法。
  26. 請求項1に記載の前記OPV塗装を含む、印刷済み物品。
  27. 前記物品が、包装材料である、請求項26に記載の印刷済み物品。
  28. 前記包装材料が、食品包装材料である、請求項27に記載の印刷済み物品。
  29. 請求項20に記載の工程から得られる、印刷済み物品。
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