JP2015533876A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. １級および／または２級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含む、重ね刷りワニス（ＯＰＶ）塗装であって、非塗装基材、塗装済み基材、または印刷済み基材に適用された場合、適用されない場合に前記基材または印刷済み基材から発出するであろう、臭気のある化学種、および／または他の汚染化学種のレベルを減少させることができる、ＯＰＶ塗装。
2. 前記ポリマーが、ポリ（エチレンイミン）、ポリ（ビニルアミン）、アミン官能性ポリアミド、アミン官能性ポリウレタン、および大豆由来アミン官能性ポリマーからなる群から選択され、特に、ポリ（エチレンイミン）から選択される、請求項１に記載のＯＰＶ塗装。
3. 前記塗装中のアミン基の濃度が、１ｍｇ ＫＯＨ／ｇ（塗装）相当を超える、または５ｍｇ ＫＯＨ／ｇ（塗装）相当を超える、請求項１または２に記載のＯＰＶ塗装。
4. 水系である、または溶媒系である、請求項１から３のいずれかに記載のＯＰＶ塗装。
5. １級および／または２級アミン基を有する前記ポリマーが、インサイチュで形成される、請求項１から４のいずれかに記載のＯＰＶ塗装。
6. 前記ポリマーが、アミン官能性アルコキシシラン、例えば、（３−アミノプロピル）トリエトキシシラン、（３−アミノプロピル）トリメトキシシラン、および３−［２−（２−アミノエチルアミノ）エチルアミノ］プロピルトリエトキシシランの配合物を含有する、請求項５に記載のＯＰＶ塗装。
7. インサイチュでポリマー結合アミンを達成するための余分の多官能性アミンを有するポリウレタン／ポリ尿素組成物をさらに含む、または、インサイチュでポリマー結合アミンを達成するための余分の多官能性アミンを有するエポキシアミン組成物をさらに含む、請求項５に記載のＯＰＶ塗装。
8. 放射線硬化塗装上に適用される、請求項１から７のいずれかに記載のＯＰＶ塗装。
9. 放射線硬化塗装からの臭気および移行可能物を減少させ、付随的に食品包装または他の繊細な包装生産に意図される放射線硬化塗装からの移行可能化学種の前記レベルを減少させる、または、付随的に食料品中の移行可能化学種の前記レベルを１０ｐｐｂ未満まで減少させる、請求項８に記載のＯＰＶ塗装。
10. 前記ポリマーが、食品包装適用に好適である、請求項１から９のいずれかに記載のＯＰＶ塗装。
11. 硬化ＵＶインクフィルムからのアルデヒド、ケトン、カルボン酸、（メタ）アクリレート、およびアルキルハライド基からなる群から選択される、臭気のある化合物または汚染化合物の前記レベルを減少させる、または、前記ＯＰＶ塗装が適用されない場合に基材から移行し得る、アルデヒド、ケトン、カルボン酸、（メタ）アクリレート、およびアルキルハライド基からなる群から選択される、臭気のある化合物または汚染化合物の前記レベルを減少させる、請求項１から１０のいずれかに記載のＯＰＶ塗装。
12. 臭気のある化学種および／または他の汚染化学種のレベルを減少させる方法であって、前記臭気のある化学種および／または他の汚染化学種が、前記方法を適用しない場合に基材または印刷済み基材から発出することがあり、前記方法が、前記基材または印刷済み基材上に、１級および／または２級アミン基を有するポリマーまたは化合物を含む重ね刷りワニス（ＯＰＶ）塗装を適用することを含む、方法。
13. 前記適用が、印刷インク上になされる、または、前記適用が、印刷インクが適用される前に、基材に適用される、または、前記適用が、少なくとも１層の、以前に適用された塗装の上面上に適用される、請求項１２に記載の方法。
14. 前記塗装中のアミン基の濃度が、１ｍｇ ＫＯＨ／ｇ（塗装）相当を超える、または５ｍｇ ＫＯＨ／ｇ（塗装）相当を超える、請求項１２または１３に記載の方法。
15. 請求項１から１１のいずれかに記載の前記ＯＰＶ塗装を含む、または、請求項１２に記載の方法から得られる、印刷済み物品。
16. 前記物品が、包装材料、例えば食品包装材料である、請求項１５に記載の印刷済み物品。