JP2015533542A - 圧力検知ガイドワイヤ - Google Patents

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Abstract

医療デバイスと医療デバイスを製造し使用する方法とを開示する。医療デバイス例は圧力検知ガイドワイヤを含む。圧力検知ガイドワイヤは、先端部分を有するコアワイヤと、先端部分の上に配置されたコイルとを含む長尺状シャフトを備える。圧力センサは、コアワイヤの先端部分に沿ってかつコイル内に配置される。圧力センサには、1つまたは複数のリードが結合される。コイルには、圧力センサへのアクセスを提供する開口部が形成される。

Description

本開示は、医療デバイスおよび医療デバイスを製造する方法に関する。より詳細には、本開示は、血圧検知ガイドワイヤに関する。
医療用で、たとえば血管内で使用するために、多種多様な体内医療デバイスが開発されている。これらのデバイスには、ガイドワイヤ、カテーテル等がある。このようなデバイスは、種々の異なる製造方法のうちのいずれかによって製造され、種々の方法のうちのいずれかに従って使用される。既知の医療デバイスおよび方法には、各々、何らかの長所および短所がある。
代替的な医療デバイスとともに、医療デバイスを製造する代替的な方法および使用する代替的な方法を提供することが常に必要とされている。
本開示は、医療デバイスに対する設計、材料、製造方法および使用の代替案を提供する。医療デバイス例として、圧力検知ガイドワイヤが挙げられる。圧力検知ガイドワイヤは、先端部分を有するコアワイヤと先端部分の上に配置されたコイルとを含む長尺状シャフトを備える。コアワイヤの先端部分に沿ってかつコイル内に、圧力センサを配置する。圧力センサには、1つまたは複数のリードが結合される。コイルには、圧力センサへのアクセスを提供する開口部が形成される。
別の圧力検知ガイドワイヤ例は、先端部分を有するコアワイヤと、コアワイヤの先端部分の上に配置された管状部材と、管状部材の先端部に結合された先端チップとを含む長尺状シャフトを備える。管状部材は内腔を画定し、管状部材に複数のスリットを形成する。コアワイヤに隣接してかつ内腔と流体連通して、圧力センサを配置する。管状部材には開口部を形成する。開口部の上にはダイアフラムが延在する。内腔内には、開口部における圧力を圧力センサに伝達するように構成された圧力伝達流体を配置する。
別の圧力検知ガイドワイヤ例は、先細り先端部分を有するコアワイヤと、コアワイヤの先細り先端部分の上に配置された管状部材と、管状部材の先端部に結合されたチップとを含む長尺状シャフトを備える。コアワイヤおよび管状部材は、コンデンサの電極を画定する。管状部材にリードを取り付け、リードはそこから基端側に延在する。管状部材は内腔を画定する。内腔内に圧縮性流体を配置する。管状部材にはその先端部に隣接して開口部が形成される。
別の圧力検知ガイドワイヤ例は、先端部分を有するコアワイヤを含む長尺状シャフトを備える。先端部分の上にはチューブを配置する。コアワイヤに沿ってかつチューブ内には圧力センサが配置される。圧力センサには1つまたは複数のリードが結合される。チューブには、圧力センサへのアクセスを提供する開口部が形成される。
別の圧力検知ガイドワイヤ例は、先端部分を有するコアワイヤと、コアワイヤの先端部分の上に配置された管状部材と、管状部材の先端部に結合された先端チップとを含む長尺状シャフトを備える。管状部材は内腔を画定し、管状部材には複数のスリットが形成される。内腔内には圧力伝達流体が配置される。管状部材には、コアワイヤの先端部分に隣接して、第1開口部が形成される。第1開口部に隣接して第1圧力センサが配置される。管状部材には、コアワイヤの基端部分に隣接して第2開口部が形成される。第2開口部に隣接して第2圧力センサが配置される。第1圧力センサと第2圧力センサとの間には絶縁体が配置される。
いくつかの実施形態の上記概要は、本発明の各開示する実施形態またはすべての実施態様について説明するようには意図されていない。以下の図面および詳細な説明は、これらの実施形態についてより具体的に例示する。
本発明は、添付の図面に関連して本発明のさまざまな実施形態の以下の詳細な説明を考慮することによってより完全に理解することができる。
医療デバイス例の一部の側面図である。 医療デバイスで使用されるコイル例の一部の断面図である。 医療デバイスで使用される別のコイル例の一部の断面図である。 図2Bに示すコイルを含む医療デバイス例の一部の側面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 血管内に配置された図5に示す医療デバイス例の部分側断面図である。 医療デバイスで使用されるセンサ例の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 血管内に配置された図8に示す医療デバイス例の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部およびコネクタの部分側断面図である。 図13に示す医療デバイス例の一部およびコネクタの係合状態における部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。 別の医療デバイス例の一部の部分側断面図である。
本発明は、さまざまな変更形態および代替形態が可能であるが、図面を例として示しかつ詳細に説明する。しかしながら、本発明は、本発明を記載する特定の実施形態に限定するものではない。反対に、本発明は、本開示の趣旨および範囲内にあるすべての変更形態、均等物および代替形態を包含するものである。
以下の定義する用語に関して、特許請求の範囲においてまたは本明細書の他の場所で異なる定義が与えられない限り、これらの定義が適用されるものとする。
本明細書においてすべての数値は、明示的に示されているか否かに関らず、「約」という用語によって修飾されているものと想定される。「約」という用語は、概して、当業者が列挙されている値と等価である(すなわち、同じ機能または結果を有する)ものと考える数の範囲を指す。多くの場合、「約」という用語は、最も近い有効数字に丸められる数を含む。
両端値によって数値範囲が列挙されている場合、それは、その範囲内のすべての数字を含む(たとえば、1〜5は1、1.5、2、2.75、3、3.80、4および5を含む)。
本明細書および添付の特許請求の範囲で用いる単数形「1つの(a、an)」および「その(the)」は、内容に明確な別段の指示がない限り、複数の指示対象を含む。本明細書および添付の特許請求の範囲で用いる「または」という用語は、概して、内容に明確な別段の指示がない限り、「および/または」を含む意味で用いられている。
以下の詳細な説明は、図面を参照して読まれるべきであり、異なる図面における同様の要素には同じ番号が付されている。必ずしも正確な縮尺ではない図面は、例示的な実施形態を示しており、本発明の範囲を限定するようには意図されていない。
医療インターベンションによっては、その間に、血管内の血圧を測定しかつ/またはモニタリングすることが望ましい場合がある。たとえば、医療デバイスによっては、臨床医が血圧をモニタリングするのを可能にする圧力センサを含むことができる。こうしたデバイスは、狭窄前の圧力に対する狭窄後の圧力として理解することができる冠血流予備量比(FFR)を求めるのに有用である。しかしながら、複数の圧力検知デバイスが、血管系内でデバイスを操縦し、追跡しかつ/またはデバイスにトルクをかけることに対して技術的難題をもたらすことがある。たとえば、医療デバイスは、デバイスの先端チップおよび/または比較的堅いばねチップにまたはその近くに位置する比較的堅い圧力センサを含むことがあり、これらを解剖学的構造内において進めることが困難な場合がある。本明細書では、圧力検知機能を含み、解剖学的構造内でより容易に操縦し、追跡しかつ/またはトルクをかけることができる複数の医療デバイスについて開示する。
図1は、例としての医療デバイス10の一部を示す。この例では、医療デバイス10は、血圧検知ガイドワイヤ10である。しかしながら、これに限定するものではなく、たとえば、カテーテル、シャフト、リード、ワイヤ等を含む他の医療デバイスも企図される。ガイドワイヤ10はガイドワイヤシャフト12を含む。シャフト12は、基端部分16および先端部分18を有するコアワイヤまたは部材14を含む。先端部分18を先細りとし、または先端部分18は、1つあるいは複数のテーパおよび/または先細り部分を含む。先端部分18の周囲にはコイル20を配置する。コイルの先端部にチップ部材22を結合し、チップ部材22は、全体としてガイドワイヤ10の非外傷性先端チップを画定する。
コイル20内に(たとえば、チップ部材22にまたはその近くに)圧力センサ24を配置する。図1では圧力センサ24を概略的に示すが、圧力センサ24の構造的形態および/またはタイプを変更することができる。たとえば、圧力センサ24は、半導体(たとえば、シリコンウェハ)圧力センサ、圧電圧力センサ、光ファイバあるいは光圧力センサ、ファブリー・ペロー型圧力センサ、超音波トランスデューサおよび/あるいは超音波圧力センサ、磁気圧力センサ等、または他のあらゆる好適な圧力センサを含む。適用可能な範囲で、必要に応じて、本明細書に開示する圧力センサのうちのいずれかは、本明細書に開示する医療デバイスのうちのいずれかで利用することができる。
少なくともいくつかの実施形態では、1つまたは複数のリード、たとえばリード26/28を圧力センサ24に取り付けて、そこから基端側に延在させる。リード26/28の一部は、コイル20内にかつ/またはコアワイヤ14に沿って配置することができる。リード26/28の基端部分26a/28bは、コアワイヤ14に印刷することができる。これは、インクジェットまたは他の印刷技術を用いてコアワイヤ14の上にリード26/28を印刷することを含む。リード26/28の基端部分26a/28bを印刷することは、複数の理由で望ましい。たとえば、コアワイヤ14(たとえば、ソリッドコアワイヤ14)の上にリード26/28の基端部分26a/28bを印刷することにより、リード26/28を覆うかまたは収容するハイポチューブまたは他の構造なしにガイドワイヤ10を製造することができ、それにより製造を簡略化することができる。
リード26/28は、いくつかのタイプのセンサと使用するのに適切である。たとえば、リード26/28は、圧電圧力センサ24と使用するのに好適である。センサ24が光圧力センサの形態をとる実施形態では、リード26/28の代りに光伝達部材(たとえば、光ファイバケーブル、フォトニック結晶等)を用いることができる。これは、異なるタイプの圧力センサを利用する(本明細書に開示するものを含む)他の実施形態にも当てはまる。したがって、センサ24が光圧力センサの形態をとる場合、ガイドワイヤ10からリード26/28を省略することができ、代りに、光ファイバケーブルおよび/またはフォトニック結晶をセンサ24に取り付けることができる。
少なくともいくつかの実施形態では、コイル20に、体液(たとえば血液)に対して圧力センサ24へのアクセスを提供する開口部30を形成する。複数の異なる方法で開口部30を画定することができる。少なくともいくつかの実施形態では、コイル20の隣接する巻線の間に間隔を形成しまたは他の方法で提供するために、コイル20の巻回ピッチを変更することによって開口部30を画定する。コイル20に対して他の領域で巻回ピッチの他の変形を利用することも可能であり、これらの変形は、追加の開口部を画定する場合もあれば画定しない場合もある。他の実施形態では、コイル20の一部を他の任意の好適な方法で除去することによって開口部30を画定することができる。
使用時、血管系内において、血圧モニタリングが望まれる位置までガイドワイヤ10を前進させる。要求通りに配置されると、血液がガイドワイヤの開口部30に進入して、圧力センサ24と接触し、圧力センサ24は圧力を検知して、適切な信号をリード26/28に沿って好適なディスプレイまたはモニタリングデバイス(図示せず)に通信する。臨床医は、ディスプレイデバイスからの読取値を利用して、インターベンションを患者の必要性に適合させるか、または他の方法でインターベンションの目標を促進することができる。
ガイドワイヤ10は、複数の追加の特徴を含むことも可能である。たとえば、ガイドワイヤシャフト12には、予め形成された曲げ部32を設けることができる。少なくともいくつかの実施形態では、圧力センサ24に隣接して(たとえば、圧力センサ24の基端側に)曲げ部32を配置する。曲げ部32によって、解剖学的構造内においてガイドワイヤ10をより容易に進めることができる。予め形成された曲げ部は、ガイドワイヤ10が弛緩(たとえば、非応力)形態にあるときに存在するシャフト12の湾曲または曲げである。予め形成された曲げ部は、シャフトを変形させるかまたは偏向させるために、シャフトに力を加えることで形成される曲げとは異なる。
いくつかの実施形態では、コイル20に対して、図2Aに示すようにコーティングを行わない。しかしながら、この形態に限定するものではない。たとえば、図2Bは、コーティング34’を含む(ガイドワイヤ10と使用することができる)コイル20’を示す。少なくともいくつかの実施形態では、コーティング34’は絶縁コーティングである。絶縁されたコイル20’は、圧力センサ24用のリードのうちの1つとして機能する(たとえば、リード26および/またはリード28の代りに使用される)ように構成することができる。たとえば、図2Cは、圧力センサ24にコイル20’が取り付けられたガイドワイヤ10’を示す。この実施形態によれば、体液(たとえば血液)がセンサ24にアクセスすることができるように、センサ24を依然として開口部30に隣接して配置する。
図3は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ110を示す。ガイドワイヤ110は、基端部分116および先端部分118を有するコアワイヤ114を含む。管状部材136をコアワイヤ114に結合する。たとえば、管状部材136を先端部分118の周囲に配置する。管状部材136には、複数の溝穴またはスリット140が形成される。溝穴/スリット140に対しては、本明細書に開示するものを含む複数の異なる溝穴140の構成および/または配置が企図される。たとえば、溝穴140は、管状部材136の壁の一部のみを通って延在する。これにより、管状部材136を液密にすることができる。別法として、溝穴140は、管状部材136の壁を完全に貫通して延在する。これらの後者の実施形態のうちのいくつかでは、かつ、他の実施形態では、溝穴140に沿ってあるいはその中に(たとえば、溝穴140を実質的に封止するように)または管状部材136の外側に沿って、シースまたはコーティング(図示せず)を配置する。ガイドワイヤ110はまた、コイル120およびチップ部材122を含む先端ばねチップを備える。しかしながら、異なるチップおよび/またはチップ構成を含む他の実施形態も企図される。
管状部材136は、内腔および開口部130を画定する。開口部130の上に、膜またはダイアフラム142を配置する。管状部材136の内腔内に圧力伝達流体138を配置する。たとえば、ダウコーニングコーポレーション(Dow Corning Corporation)(ミシガン州、ミッドランド(Midland、MI))から市販されているダウ(DOW)360医療用流体を含む種々の圧力伝達流体を利用することができる。管状部材136の先端部は、管状部材136内に圧力伝達流体138を収容するように閉鎖端またはシール139を含む。
圧力センサ124は、コアワイヤ114および/または管状部材136に隣接して配置される。たとえば、圧力センサ124は、コアワイヤ114の基端部分116に沿って配置される。したがって、圧力センサ124は、ガイドワイヤ110の相対的に可撓性の部分の基端側に位置することになるため、圧力センサ124のガイドワイヤ110の先端可撓性に対する影響を小さくすることができる。いくつかの実施形態では、圧力センサ124を収容するかまたは圧力センサ124用の追加の空間を開放するために、コアワイヤ114に切欠きまたは切取部(図示せず)を形成する。他の構成も企図される。圧力センサ124にリード126/128を結合する。上に示したように、圧力センサ124の形態が変化した場合、リード126/128を省略するか、または必要に応じて他の構造に置き換えることができる。通常、流体圧力はダイアフラム142に力を加える。流体圧力は、圧力伝達流体138によって、ガイドワイヤ110に沿って(たとえば、管状部材136に沿って)圧力センサ124に伝達され、圧力センサ124は、好適な信号(たとえば、種々の異なる信号処理技法のうちの任意のものを用いて)をディスプレイまたは他の機械類に送信する。
図4は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ310を示す。ガイドワイヤ310は、基端部分316および先端部分318を有するコアワイヤ314を含む。管状部材336をコアワイヤ314に結合する。たとえば、管状部材336を先端部分318の周囲に配置する。管状部材336に溝穴またはスリット340を形成する。ガイドワイヤ310はまた、管状部材336に取り付けられるチップ部材322を含む。
管状部材336は内腔および先端開口部330を画定する。開口部330の上に、膜またはダイアフラム342を配置する。圧力センサ324は、コアワイヤ314および/または管状部材336に隣接して配置される。リード326/328を圧力センサ324に結合する。圧力伝達流体338を管状部材336の内腔内に配置する。通常、流体圧力は、ダイアフラム342に対して力を及ぼす。流体圧力は、圧力伝達流体338によって、ガイドワイヤ310に沿って(たとえば、管状部材336に沿って)圧力センサ324まで伝達される。
図5は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ410を示す。ガイドワイヤ410は、基端部分416および先端部分418を有するコアワイヤ414を含む。管状部材436をコアワイヤ414に結合する。たとえば、管状部材436を先端部分418の周囲に配置する。管状部材436に溝穴またはスリット440を形成する。
管状部材436は、内腔、先端開口部430aおよび基端開口部430bを画定する。開口部430aの上に先端膜またはダイアフラム442aを配置し、開口部430bの上に基端膜またはダイアフラム442bを配置する。別法として、両開口部430a/430bに対して単一のダイアフラムを利用することができる。ガイドワイヤ410は、開口部430aに隣接して配置する第1圧力センサ424aと、開口部430bに隣接して配置する第2圧力センサ424bとを含む。センサ424a/424bは、好適な継手、Oリングまたは絶縁体429によって互いから隔離させられ、それにより、センサ424a/424bが互いに独立して圧力を測定するのを可能にする。リード426a/428aおよびリード426b/428bは、それぞれ圧力センサ424a/424bに結合される。管状部材436の内腔内に圧力伝達流体438を配置する。通常、圧力流体は、ダイアフラム442a/442bに力を及ぼす。流体圧力は、圧力伝達流体438によってガイドワイヤ410に沿って(たとえば、管状部材436に沿って)圧力センサ424a/424bに伝達される。
ガイドワイヤ410に2つのセンサ424a/424bを形成することで、センサ424a/424bを用いて圧力差を測定することを可能にする。たとえば、使用者は、血管11内において、図6に示すように第1センサ424aが血管内病変13を超えて(たとえばその先端側に)配置され、第2センサ424bが病変13の基端側に配置される位置まで、ガイドワイヤ410を前進させる。センサ424a/424bにおける圧力は、互いに独立して測定されるため、臨床医は、ガイドワイヤ410を用いてFFR(たとえば、病変13前の圧力に対する病変13後の圧力)を測定するかまたは計算することができる。FFRを測定するために、本明細書に開示する他のガイドワイヤおよびデバイスを用いることも可能である。さらに、使用者が、病変13の両側の圧力を比較することができるため、ガイドワイヤ410を用いて、インターベンションの前、インターベンション中およびインターベンション後の病変に対する治療の有効性を確定することができる。これは、ガイドワイヤ410が病変13に達しかつ/または部分的に病変13を超えたことを示す圧力差または圧力降下が観察されるまで、血管11を通してガイドワイヤ410を前進させる間に、圧力をモニタリングすることとともに、治療インターベンションの間および/またはそれに続く圧力の上昇をモニタリングすることを含む。
図6では、センサ424a/424bを別個の構造体として示すが、他の構成も企図される。たとえば、図7は、互いに結合されるかまたは他の方法で取り付けられる2つの独立した領域または部分424a/424bを備えたセンサ424’を示す。領域424a/424bは、絶縁体429の両側に配置される。こうした構成により、センサ424’の領域424a/424bは、本明細書に開示するものと同様に、異なる位置で圧力を独立して測定することができる。
図8は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ510を示す。ガイドワイヤ510は、基端部分516および先端部分518を有するコアワイヤ514を含む。管状部材536をコアワイヤ514に結合する。たとえば、管状部材536を先端部分518の周囲に配置する。管状部材536には、溝穴またはスリット540が形成される。ガイドワイヤ510はまた、コイル520およびチップ部材522を含む先端ばねチップも備える。
管状部材536は、内腔および先端開口部530を画定する。管状部材536の内腔内に圧縮性流体538を配置する。圧縮性流体538としては、空気、二酸化炭素、生理食塩水等を挙げることができる。少なくともいくつかの実施形態では、表面張力によって、(たとえば、圧縮性流体538が開口部530から出ないように)管状部材536内に圧縮性流体538を保持することができる。しかしながら、他の実施形態では、管状部材536は、管状部材536内に流体538を保持するのに役立つように、開口部530の上に配置されたダイアフラムまたは膜(図示せず)を有する。
ガイドワイヤ510は、本明細書に開示する他のガイドワイヤとは異なり、別個の圧力センサまたはトランスデューサをなくして、代りに、コアワイヤ514および管状部材536を同軸コンデンサの2つの電極として利用することができる。図9に示すように、血液15は、管状部材536とコアワイヤ514との間の空間に進入し、圧縮性流体538に対して力を及ぼすと、同軸コンデンサの静電容量が増大するように、誘電体物質として作用する。コアワイヤ514と管状部材536との間の静電容量は、誘電体物質がガイドワイヤ510内で(たとえば、心収縮/心拡張中に)移動する際に変化する(たとえば増大する)。したがって、静電容量の変化を圧力と相関させることができ、それにより、ガイドワイヤ510を利用して圧力の変化を「検知する」ことができる。他の実施形態では、開口部530の上に配置された膜またはダイアフラム(図示せず)に及ぼす力は、圧縮性流体538を移動させ静電容量を変化させる。いずれの場合も、ガイドワイヤ510に沿って静電容量の変化を好適なディスプレイデバイスに送信することができる。たとえば、コアワイヤ514は、同軸コンデンサ用のリードのうちの1つとして機能し、管状部材536に二次リード526を結合する。コアワイヤ514および/または管状部材536を電気的に絶縁することができ、たとえば、コアワイヤ514および/または管状部材536は、絶縁コーティングを含む。
図10は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ610を示す。ガイドワイヤ610は、先端部分618を備えたコアワイヤ614を含む。管状部材636をコアワイヤ614に結合する。たとえば、管状部材636を先端部分618の周囲に配置する。管状部材636には、溝穴またはスリット640が形成される。
管状部材636は内腔および開口部630を画定する。圧力センサ624を内腔に配置し、開口部630に隣接して配置する。リード626/628を圧力センサ624に結合する。この実施形態によれば、圧力センサ624は、血管内超音波トランスデューサの形態をとる。超音波トランスデューサ624は、開口部630を通ってガイドワイヤ610の内部に入る血液と接触し、かつ、その圧力を測定するように構成される。たとえば、トランスデューサ624は、空気または真空バッキングが取り付けられた結晶を含む。圧力下で結晶を屈曲させることによって、その共振周波数を変化させ、それとともに、その屈曲を圧力と相関させることができる。別法として、圧力センサ624は、圧電センサまたは本明細書に開示する他のタイプのセンサであってもよい。
図11は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ710を示す。ガイドワイヤ710は、先端部分718を備えたコアワイヤ714を含む。管状部材736をコアワイヤ714に結合する。たとえば、管状部材736を先端部分718の周囲に配置する。管状部材736には、溝穴またはスリット740が形成される。
管状部材736は、内腔および開口部730を画定する。開口部730の上に膜又はダイアフラム742を配置する。圧力センサ724を内腔内に配置して、開口部730に隣接して配置する。リード726/728を圧力センサ724に結合する。管状部材736の内腔内に流体738(たとえば、生理食塩水等、超音波と適合性がある流体)を配置する。ガイドワイヤ610の場合と同様に、圧力センサ724は、血管内超音波トランスデューサの形態をとってもよい。この実施形態では、超音波トランスデューサ724は、ダイアフラム742のたわみを測定するように構成される。したがって、超音波トランスデューサ724の照準をダイアフラム742に定めることができ、ダイアフラム742の(たとえば圧力変化に応答する)たわみにより、超音波エコーの振幅および位相が変化する(たとえば増大する)。したがって、ダイアフラム742のこれらのたわみを圧力と相関させることができる。
図12は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ810を示す。ガイドワイヤ810は、先端部分818を備えたコアワイヤ814を含む。管状部材836をコアワイヤ814に結合する。たとえば、管状部材836を先端部分818の周囲に配置する。管状部材836には溝穴またはスリット840を形成する。
管状部材836は、内腔および開口部830を画定する。圧力センサ824を内腔内に配置し、開口部830に隣接して位置決めする。この実施形態によれば、圧力センサ824は、光圧力センサの形態をとる。圧力センサ824に光伝達ファイバ826を結合する。少なくともいくつかの実施形態では、ファイバ826は光ファイバケーブルである。別法として、光伝達ファイバ826はフォトニック結晶である。フォトニック結晶826の使用は、複数の理由で望ましい。たとえば、MRI適合性であることに加えて、フォトニック結晶826は、圧力と相関可能な光データを送信することができる本質的に「ゼロ損失」(たとえば、ねじられるかまたは曲げられるときに本質的に損失がゼロである)光ファイバ結晶である。いくつかの実施形態では、フォトニック結晶826は、その可撓性を増大させる1つまたは複数のテーパ(図示せず)を含んでもよい。
図13は、本明細書に開示する他のシャフトと同様である、例としてのガイドワイヤシャフト912の基端部分916を示す組立分解図である。ここでは、リード926/928を基端部分916の周囲に、たとえばらせん状に配置し、リード926/928がコイル状領域944を画定することを確認できる。基端部分916に保持部材946を配置する。少なくともいくつかの実施形態では、保持部材946は磁石を含む。
基端部分916をコネクタ948と係合するように構成する。通常、コネクタ948は、リード926/928と好適な電子デバイスおよび/またはディスプレイとのインタフェースとして機能する。全般に、使用者は、単に、コネクタ948にシャフト912の基端部分916を挿入し、コネクタ948に(たとえば、基端部分956に)好適な電子デバイスを取り付ける。本明細書に開示するもののうちのいずれかの圧力検知ガイドワイヤの使用中、使用者は、ガイドワイヤシャフトにトルクをかけるかまたは他の方法でガイドワイヤシャフトを回転させたい場合がある。そうしているとき、リード926/928とコネクタ948との間の電気的接触が維持されることが望ましい。この回転可能な電気的接続を容易にするために、コネクタ948は、コイル状コネクタ952を備える内面950を有する。コネクタ948はまた、保持部材または磁石954も含み、この保持部材または磁石954は、保持部材946と係合し、かつ、シャフト912の基端部分916をコネクタ948内で固定して保持するのに役立つように構成されている。これらの実施形態のうちのいくつかにおいて、かつ、他の実施形態において、コネクタ948内にシャフト912の基端部分916を固定して保持するために、機械的コネクタを含む他の構造を使用することができる。
図14は、コネクタ948と係合するかまたは他の方法で結合されるシャフト912の基端部分916を示す。少なくともいくつかの実施形態では、コイル状コネクタ952とコイル状領域944との間の接触は不要である。たとえば、コイル状コネクタ952とコイル状領域944との間に誘導結合を形成し、そこでは、相対的な回転を可能にしながら、それらの間で電力および/または信号を伝達する。こうした結合は、交流(AC)で動作するセンサの場合に好適である。別法として、コイル状コネクタ952をコイル状領域944と係合するように構成してもよい。これには、導電性接続を含んでもよい。
図15は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ1010を示す。ガイドワイヤ1010は、先端部分1018を備えたコアワイヤ1014を含む。管状部材1036をコアワイヤ1014に結合する。たとえば、管状部材1036が、先端部分1018の周囲に配置される。管状部材1036には溝穴またはスリット1040が形成される。チップ部材1022は、管状部材1036および/またはコアワイヤ1014に結合される。
管状部材1036は、内腔および開口部1030を画定する。圧力センサ1024を内腔内に配置し、開口部1030に隣接して位置決めする。リード1026/1028を圧力センサ1024に結合する。この実施形態によれば、流体(たとえば血液)は、開口部1030に進入し、圧力センサ1024と接触する。
図16は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ1110を示す。ガイドワイヤ1110は、先端部分1118を備えるコアワイヤ1114を含む。コイル1120をコアワイヤ1114に結合する。たとえば、コイル1120を先端部分1118の周囲に配置する。管状部材1136をコアワイヤ1114に結合する。少なくともいくつかの実施形態では、管状部材1136をコイル1120の先端部に配置する。管状部材1136に対して、溝穴またはスリット(図示せず)を形成する場合も形成しない場合もある。チップ部材1122は、管状部材1136および/またはコアワイヤ1114に結合される。
管状部材1136は内腔および開口部1130を画定する。圧力センサ1124を内腔内に配置し、開口部1130に隣接して位置決めする。リード1126/1128を圧力センサ1124に結合する。この実施形態によれば、流体(たとえば血液)は、開口部1130に進入し、圧力センサ1124と接触する。
図17は、本明細書に開示する他のガイドワイヤと形態および機能が同様である、別の例としての圧力検知ガイドワイヤ1210を示す。ガイドワイヤ1210は、先端部分1218を備えたコアワイヤ1214を含む。コイル1220をコアワイヤ1214に結合する。たとえば、コイル1220を先端部分1218の周囲に配置して、継手1258においてコアワイヤ1214に取り付ける。継手1258は、変更することができ、溶接部、接着継手、バンドまたはコネクタ等を含む。継手1258においてコアワイヤ1214(および/またはコイル1220)に成形部材1260を結合してもよい。少なくともいくつかの実施形態では、成形部材1260は、臨床医がガイドワイヤ1210の一部を成形する(たとえば湾曲させる)のを可能にする成形可能または変形可能な材料(たとえば、線形弾性ニッケル−チタン合金、ステンレス鋼等)を含む。管状部材1236をコアワイヤ1214に結合する。少なくともいくつかの実施形態では、管状部材1236をコイル1220の少なくとも一部の上に配置する。管状部材1236に溝穴またはスリット1240を形成する。チップ部材1222を管状部材1236および/またはコアワイヤ1214に結合する。
管状部材1236は、内腔および開口部1230を画定する。圧力センサ1224を内腔内に配置し、開口部1230に隣接して位置決めする。リード1226/1228を圧力センサ1224に結合する。この実施形態によれば、流体(たとえば血液)は、開口部1230に進入し、圧力センサ1224と接触する。
ガイドワイヤ10(および/または本明細書に開示するガイドワイヤ)のさまざまな構成要素および本明細書に開示するさまざまな管状部材に使用することができる材料としては、一般に医療デバイスに関連するものを挙げることができる。簡単にする目的で、以下の考察は、コアワイヤ14および管状部材136ならびにガイドワイヤ10/110の他の構成要素について言及する。しかしながら、これは、本明細書に記載するデバイスおよび方法を限定するようには意図されておらず、他の同様の管状部材および/または本明細書に開示する管状部材あるいはデバイスの構成要素に対して考察することも可能である。
コアワイヤ14および/または管状部材136は、金属、金属合金、ポリマー(そのうちのいくつかの例を後に開示する)、金属−ポリマー複合材料、セラミック、それらの組合せ等、または他の好適な材料から作製することができる。好適な金属および金属合金のいくつかの例としては、304V、304Lおよび316LVステンレス鋼等のステンレス鋼、軟鋼、線形弾性および/または超弾性ニチノール等のニッケル−チタン合金、ニッケル−クロム−モリブデン合金(たとえば、インコネル(INCONEL)(登録商標)625等のUNS:N06625、ハステロイ(HASTELLOY)(登録商標)C22(登録商標)等のUNS:N06022、ハステロイ(HASTELLOY)(登録商標)C276(登録商標)等のUNS:N10276、他のハステロイ(HASTELLOY)(登録商標)合金等)、ニッケル−銅合金(たとえば、モネル(MONEL)(登録商標)400、ニッケルバック(NICKELVAC)(登録商標)400、ニコロス(NICORROS)(登録商標)400等のUSN:N04400)、ニッケル−コバルト−クロム−モリブデン合金(たとえば、MP35−N(登録商標)等のUNS:R30035等)、ニッケル−モリブデン合金(たとえば、ハステロイ(HASTELLOY)(登録商標)アロイ(ALLOY)B2(登録商標)等のUNS:N10665)、他のニッケル−クロム合金、他のニッケル−モリブデン合金、他のニッケル−コバルト合金、他のニッケル−鉄合金、他のニッケル−銅合金、他のニッケル−タングステンまたはタングステン合金等、他のニッケル合金、コバルト−クロム合金、コバルト−クロム−モリブデン合金(たとえば、エルジロイ(ELGILOY)(登録商標)、フィノックス(PHYNOX)(登録商標)等のUNS:R30003)、白金富化ステンレス鋼、チタン、それらの組合せ等、または他のあらゆる好適な材料が挙げられる。
本明細書において示唆するように、市販のニッケル−チタンすなわちニチノール合金の系統には、化学的には従来の形状記憶および超弾性の種類に類似する可能性があるが、特有かつ有用な機械特性を示すことができる、「線形弾性」または「非超弾性」と呼ばれるカテゴリがある。線形弾性および/または非超弾性のニチノールは、その応力/歪み曲線において、超弾性ニチノールのような実質的な「超弾性プラトー(plateau)」または「フラグ(flag)領域」を示さないという点で、超弾性ニチノールと区別することができる。代りに、線形弾性および/または非超弾性ニチノールでは、回復可能な歪みが増加するに従い、塑性変形が始まるまで、または少なくとも超弾性ニチノールで見られ得る超弾性プラトーおよび/またはフラグ領域よりも線形である関係において、応力は、実質的に線形関係、または幾分か線形であるが、ただし必ずしも完全に線形ではない関係において、増加し続ける。したがって、本開示の目的では、線形弾性および/または非超弾性ニチノールはまた、「実質的に」線形弾性および/または非超弾性ニチノールと呼ぶことも可能である。
場合によっては、線形弾性および/または非超弾性ニチノールはまた、実質的に弾性のままである間(たとえば、塑性変形前)、最大約2%〜5%の歪みを許容することができ、一方で、超弾性ニチノールは塑性変形前に最大約8%の歪みを許容することができるという点で、超弾性ニチノールから区別可能であり得る。これらの材料はともに、塑性変形前に約0.2パーセント〜0.44パーセントの歪みしか許容することができないステンレス鋼等の他の線形弾性材料から区別することができる(その組成によっても識別することができる)。
いくつかの実施形態では、線形弾性および/または非超弾性ニッケル−チタン合金は、示差走査熱量計(DSC)および動的金属熱分析(dynamic metal thermal analysis)(DMTA)分析によって広い温度範囲にわたって検出可能ないかなるマルテンサイト相/オーステナイト相変化も示さない合金である。たとえば、いくつかの実施形態では、線形弾性および/または非超弾性のニッケル−チタン合金にについて、約−60℃〜約120℃の範囲においてDSCおよびDMTA分析により検出可能なマルテンサイト相/オーステナイト相変化がないこともある。したがって、こうした材料の機械的曲げ特性は、この非常に広い温度範囲にわたる温度の効果に対して略不活性である。いくつかの実施形態では、周囲温度または室温における線形弾性および/または非超弾性のニッケル−チタン合金の機械的曲げ特性は、たとえば、超弾性プラトーおよび/またはフラグ領域を示さないという点で、体温における機械特性と実質的に同じである。言い換えれば、線形弾性および/または非超弾性のニッケルチタン合金は、広い温度範囲にわたってその線形弾性および/または非超弾性特徴および/または特性を維持する。
いくつかの実施形態では、線形弾性および/または非超弾性のニッケル−チタン合金は、約50重量%〜約60重量%の範囲のニッケルを含み、残りは本質的にチタンである。いくつかの実施形態では、組成物は、約54重量%〜約57重量%の範囲のニッケルを含む。好適なニッケル−チタン合金の一例は、神奈川県の株式会社古河テクノマテリアルから市販されているFHP−NT合金である。ニッケルチタン合金のいくつかの例は、米国特許第5,238,004号明細書および同第6,508,803号明細書に開示されており、それら特許は参照により本明細書に組み込まれる。他の好適な材料としては、ウルタニウム(ULTANIUM)(商標)(ネオ−メトリクス(Neo−Metrics)から入手可能)およびガムメタル(GUM METAL)(商標)(豊田中央研究所から入手可能)を挙げることができる。他のいくつかの実施形態において、所望の特性を得るために、超弾性合金、たとえば超弾性ニチノールを用いることができる。
少なくともいくつかの実施形態では、コアワイヤ14および/または管状部材136の一部またはすべてに放射線不透過性材料をドープするか、それらを放射線不透過性材料から作製するか、またはそれらは放射線不透過性材料を含む。放射線不透過性材料は、医療処置の間にX線透視スクリーンまたは別の撮像技法において比較的明るい画像を生成することのできる材料であるものと理解される。この比較的明るい画像は、使用者がガイドワイヤ10/110の位置を特定するのに役立つ。放射線不透過性材料の例としては、限定されないが、金、白金、パラジウム、タンタル、タングステン合金、放射線不透過性充填材が装填されたポリマー材料等を挙げることができる。さらに、同じ結果を達成するように、他の放射線不透過性マーカバンドおよび/またはコイルをガイドワイヤ10/110の設計に組み込むことも可能である。
いくつかの実施形態では、ガイドワイヤ10/110に、ある程度の磁気共鳴画像法(MRI)適合性が与えられる。たとえば、コアワイヤ14および/あるいは管状部材136またはそれらの一部は、画像を実質的に歪めず実質的なアーチファクト(すなわち、画像における空隙)をもたらすことがない材料から作製することができる。たとえば、いくつかの強磁性材料は、MRI画像においてアーチファクトをもたらすことがあるため、適していない場合がある。コアワイヤ14および/あるいは管状部材136またはそれらの一部は、MRI装置が画像形成することができる材料から作製することも可能である。これらの特性を示すいくつかの材料としては、たとえば、タングステン、コバルト−クロム−モリブデン合金(たとえば、エルジロイ(ELGILOY)(登録商標)、フィノックス(PHYNOX)(登録商標)等のUNS:R30003)、ニッケル−コバルト−クロム−モリブデン合金(たとえば、MP35−N(登録商標)等のUNS:R30035)、ニチノール等および他のものが挙げられる。
ここでコアワイヤ14を参照すると、コアワイヤ14全体は、その長さに沿って同じ材料から作製することができ、またはいくつかの実施形態では、コアワイヤ14は、異なる材料から作製された部分を含むことができる。いくつかの実施形態では、コアワイヤ14を構成するために使用される材料は、コアワイヤ14の異なる部分に可変の可撓性および剛性の特性を与えるように選択される。たとえば、コアワイヤ14の基端部分16および先端部分18は、異なる材料、たとえば、弾性係数の異なる材料から形成することができ、それにより可撓性の相違がもたらされる。いくつかの実施形態では、基端部分16を構成するために使用される材料は、押しやすさおよびトルク伝達性のために相対的に堅くすることができ、先端部分18を構成するために使用される材料は、より優れた側方追従性および操作のしやすさのために比較すると相対的に可撓性とすることができる。たとえば、基端部分16は、まっすぐにされた304vステンレス鋼ワイヤまたはリボンから形成することができ、先端部分18は、まっすぐにされた超弾性または線形弾性合金、たとえばニッケル−チタン合金ワイヤまたはリボンから形成することができる。
コアワイヤ14の異なる部分を異なる材料から作製する実施形態では、そのような異なる部分は、好適な接続技法を用いてかつ/またはコネクタによって接続することができる。たとえば、コアワイヤ14の異なる部分は、溶接(レーザ溶接を含む)、はんだ付け、ろう付け、接着剤等またはそれらの組合せを用いて接続することができる。これらの技法は、コネクタが利用されるか否かに関らず利用することができる。コネクタは、ガイドワイヤの接続部分に対して概して好適な構造を含むことができる。好適な構造の一例は、基端部分および先端部分の端部を受け入れかつそれらに接続するために適切なサイズである内径を有するハイポチューブまたはコイル状ワイヤ等の構造を含む。米国特許第6,918,882号明細書および同第7,071,197号明細書にかつ/または米国特許出願公開第2006−0122537号明細書に記載されているコネクタを含む、コネクタに対して、他の好適な構成および/または構造を利用することができ、それらの出願の開示内容はすべて参照により本明細書に組み込まれる。
コアワイヤ14および/または管状部材136の一部またはすべての上に、ガイドワイヤ10/110のための略平滑外面を画定するシースまたは被覆(図示せず)を配置することができる。しかしながら、他の実施形態では、コアワイヤ14および/または管状部材136が外面を形成することができるように、ガイドワイヤ10/110の一部または全体からこうしたシースまたは被覆をなくすことができる。シースは、ポリマーまたは他の好適な材料から作製することができる。好適なポリマーのいくつかの例としては、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、エチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、フッ化エチレンプロピレン(FEP)、ポリオキシメチレン(POM、たとえばデュポン(DuPont)から入手可能なデルリン(DELRIN)(登録商標))、ポリエーテルブロックエステル、ポリウレタン(たとえば、ポリウレタン85A)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエーテルエステル(たとえば、DSMエンジニアリングプラスチックス(Engineering Plastics)から入手可能なアーニテル(ARNITEL)(登録商標))、エーテル系またはエステル系コポリマー(たとえば、ブチレン/ポリ(アルキレンエーテル)フタレートおよび/またはデュポン(DuPont)から入手可能なハイトレル(HYTREL)(登録商標)等の他のポリエステルエラストマー)、ポリアミド(たとえば、バイエル(Bayer)から入手可能なデュレタン(DURETHAN)(登録商標)またはエルフ・アトケム(Elf Atochem)から入手可能なクリスタミド(CRISTAMID)(登録商標))、エラストマーポリアミド、ブロックポリアミド/エーテル、ポリエーテルブロックアミド(PEBA、たとえば、商標名ぺバックス(PEBAX)(登録商標)で入手可能)、エチレン酢酸ビニルコポリマー(EVA)、シリコーン、ポリエチレン(PE)、マーレックス(Marlex)高密度ポリエチレン、マーレックス(Marlex)低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン(たとえば、レクセル(REXELL)(登録商標))、ポリエステル、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリトリメチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド(PEI)、ポリフェニレンサルファイド(PPS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)、ポリパラフェニレンテレフタルアミド(たとえば、ケブラー(KEVLAR)(登録商標))、ポリスルホン、ナイロン、ナイロン−12(EMSアメリカングリロン(American Grilon)から入手可能なグリルアミド(GRILAMID)(登録商標)等)、パーフルオロ(プロピルビニルエーテル)(PFA)、エチレンビニルアルコール、ポリオレフィン、ポリスチレン、エポキシ、ポリ塩化ビニリデン(PVdC)、ポリ(スチレン−b−イソブチレン−b−スチレン)(たとえば、SIBSおよび/またはSIBS 50A)、ポリカーボネート、イオノマー、生体適合性ポリマー、他の好適な材料、または混合物、組合せ、それらのコポリマー、ポリマー/金属複合材料等を挙げることができる。いくつかの実施形態では、シースに液晶ポリマー(LCP)を混合することができる。たとえば、混合物は、最大約6%のLCPを含有することができる。
いくつかの実施形態では、ガイドワイヤ10/110の外面(たとえば、コアワイヤ14および/または管状部材136の外面を含む)に対して、サンドブラスト加工、ビードブラスト加工、重曹ブラスト加工、電解研磨等を施すことができる。これらの実施形態とともに他のいくつかの実施形態では、コーティング、たとえば滑らかなコーティング、親水性コーティング、保護コーティングまたは他のタイプのコーティングは、シースの一部あるいは全体にわたって、またはシースのない実施形態ではコアワイヤ14および/あるいは管状部材136の一部またはガイドワイヤ10/110の他の部分にわたって、塗布することができる。別法として、シースは、滑らかなコーティング、親水性コーティング、保護コーティングまたは他のタイプのコーティイングを含むことができる。フルオロポリマー等の疎水性コーティングが、ガイドワイヤの取扱いおよびデバイスの交換を改善する乾燥潤滑性を提供する。滑らかなコーティングは、操作のしやすさを改善し、病変通過能力を向上させる。好適な滑らかなポリマーは本技術分野において周知であり、シリコーン等、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリアリーレンオキシド、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ヒドロキシアルキルセルロース、アルギン、サッカリド、カプロラクトンなどの親水性ポリマー、ならびにそれらの混合物および組合せを含むことができる。親水性ポリマーは、それら自体の間で、または、配合された量の(幾分かのポリマーを含む)不水溶性化合物と混合し、好適な潤滑性、結合性および溶解性を有するコーティングをもたらすことができる。こうしたコーティングのいくつかの他の例、およびこのようなコーティングを形成するために使用される材料および方法は、米国特許第6,139,510号明細書および同第5,772,609号明細書において確認することができ、それら特許は参照により本明細書に組み込まれる。
コーティングおよび/またはシースは、たとえば、コーティング、押出成形、共押出成形、断続層共押出成形(interrupted layer co−extrusion)(ILC)によって、またはいくつかのセグメントの端部と端部と融合することによって、形成することができる。層は、均一な剛性、またはその基端部から先端部まで漸減する剛性を有することができる。剛性の漸減は、ILCによって連続的とすることができ、または、別個の押出成形された管状セグメントを共に融合することによるように段状にすることができる。外層に、放射線透過視覚化を容易にするために放射線不透過性充填材を含浸させることができる。当業者は、本発明の範囲から逸脱することなく、これらの材料を広く変更することができることを理解するであろう。
上述したものに加えて使用することができるか、または代替実施形態で使用することができる、溝穴の配置および構成のさまざまな実施形態もまた企図される。簡単にする目的で、以下の開示は、ガイドワイヤ110、溝穴140および管状部材136に言及する。しかしながら、これらの変形は、他の溝穴および/または管状部材に利用することも可能である。いくつかの実施形態では、溝穴140のすべてではなくても少なくともいくつかが、管状部材136の長手方向軸に対して同じかまたは同様の角度で配置される。図示するように、溝穴140は、垂直であるかまたは実質的に垂直である角度で配置することができ、かつ/または、管状部材136の長手方向軸に対して垂直な平面に配置されているものとして特徴付けることができる。しかしながら、他の実施形態では、溝穴140は、垂直ではない角度で配置することができ、かつ/または、管状部材136の長手方向軸に対して垂直ではない平面に配置されているものとして特徴付けることができる。さらに、1つまたは複数の溝穴140群は、別の1つまたは複数の溝穴140群に対して異なる角度で配置することができる。溝穴140の分布および/または構成はまた、適用可能な範囲で、米国特許出願公開第2004/0181174号明細書に開示されているもののうちのいくつかを含むことも可能であり、その出願の開示内容はすべて参照により本明細書に組み込まれる。
好適なトルク伝達特性を依然として可能にしながら、管状部材136の可撓性を向上させるように、溝穴140を設けることができる。1つあるいは複数のリングおよび/またはチューブセグメントが、管状部材136に形成される1つあるいは複数のセグメントおよび/またはビームによって相互接続され、こうしたチューブセグメントおよびビームが、管状部材136の本体に溝穴140が形成された後に残る管状部材136の部分を含むように、溝穴140を形成することができる。こうした相互接続構造は、所望のレベルの側方可撓性を維持しながら、比較的高度のねじり剛性を維持するように作用する。いくつかの実施形態では、いくつかの隣接する溝穴140は、管状部材136の円周に互いに部分的に重なる部分を含むように形成することができる。他の実施形態では、いくつかの隣接する溝穴140は、必ずしも互いに重ならないが、所望の程度の側方可撓性を提供するパターンで配置されるように配置することができる。
さらに、溝穴140は、所望の特性を得るように、管状部材136の長さに沿って、またはその円周に配置することができる。たとえば、隣接する溝穴140または溝穴140群は、管状部材136の円周の反対側に本質的に等しく配置されるように、対称パターンで配置することができ、または管状部材136の軸を中心に互いに対してある角度で回転させることができる。さらに、隣接する溝穴140または溝穴140群は、管状部材136の長さに沿って等しく間隔を空けて配置することができ、または密度が増大あるいは低減するパターンで配置することができ、または非対称あるいは不規則なパターンで配置することができる。溝穴サイズ、溝穴形状、および/または管状部材136の長手方向軸に対する溝穴角度等、他の特性は、可撓性または他の特性を変更するために、管状部材136の長さに沿って変化させることも可能である。他の実施形態では、さらに、基端部、先端部または管状部材136全体等、管状部材の部分が、いかなるこうした溝穴140も含まない場合があることが企図される。
本明細書において示唆するように、溝穴140は、管状部材136の軸に沿って実質的に同じ位置に配置することができる、2つ、3つ、4つ、5つまたはそれより多くの溝穴140の群で形成することができる。別法として、これらの位置のうちのいくつかまたはすべてに単一の溝穴140を配置することができる。溝穴140群の中では、サイズが等しい(すなわち、管状部材136の周囲の同じ周方向距離にわたる)溝穴140を含めることができる。これらの実施形態のうちのいくつかとともに他の実施形態では、群における少なくともいくつかの溝穴140はサイズが等しくない(すなわち、管状部材136の周囲の異なる周方向距離にわたる)。長手方向に隣接する溝穴140群は、同じ構成を有することも異なる構成を有することも可能である。たとえば、管状部材136のいくつかの実施形態は、第1群ではサイズが等しく、隣接する群ではサイズが等しくない溝穴140を含む。サイズが等しくかつチューブ円周に対称的に配置される2つの溝穴140を有する群では、ビーム(すなわち、溝穴140が形成された後に残っている管状部材136の部分)の対の重心は、管状部材136の中心軸と一致する。逆に、サイズが等しくなく重心がチューブ円周において正反対である2つの溝穴140を有する群では、ビームの対の重心は、管状部材136の中心軸からずらすことができる。管状部材136のいくつかの実施形態は、管状部材136の中心軸と一致する重心を有する溝穴群のみ、管状部材136の中心軸からずれた重心を有する溝穴群のみ、または第1群の管状部材136の中心軸と一致し別の群の管状部材136の中心軸からずれた重心を有する溝穴群のみを含む。ずれの量は、溝穴140の深さ(または長さ)によって変化する場合があり、他の好適な距離を含むことができる。
溝穴140は、微細加工、(たとえば、ダイヤモンド粒を埋め込んだ半導体ダイシングブレードを用いる)鋸切断、電子放電加工、研削、フライス加工、鋳造、成形、化学エッチングあるいは処理、または他の既知の方法等の方法によって形成することができる。いくつかのこうした実施形態では、管状部材136の構造は、チューブの一部を切断しかつ/または除去して溝穴140を形成することによって形成される。適切な微細加工方法および他の切断方法、ならびに溝穴を含む管状部材および管状部材を含む医療デバイスの構造のいくつかの実施形態例は、米国特許出願公開第2003/0069522号明細書および同第2004/0181174−A2号明細書ならびに米国特許第6,766,720号明細書および同第6,579,246号明細書に開示されており、それらの開示内容はすべて参照により本明細書に組み込まれる。エッチング工程のいくつかの実施形態例は、米国特許第5,106,455号明細書に記載されており、その開示内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。ガイドワイヤ110を製造する方法は、これらの製造ステップまたは他の製造ステップを用いて、管状部材136の溝穴140を形成することを含むことができる。
少なくともいくつかの実施形態では、溝穴140は、レーザ切断工程を用いて管状部材に形成することができる。レーザ切断工程は、好適なレーザおよび/またはレーザ切断装置を含むことができる。たとえば、レーザ切断工程はファイバレーザを利用することができる。レーザ切断のような工程を利用することは、複数の理由で望ましい。たとえば、レーザ切断工程により、管状部材136は、正確に制御された方法で複数の異なる切断パターンに切断することができる。これは、溝穴幅、リング幅、ビーム高さおよび/または幅等の変動を含むことができる。さらに、切断パターンに対する変更は、切断機器(たとえば刃)を交換する必要なしに行うことができる。これにより、最小の切断刃サイズによって制限されることなく管状部材136を形成するために、より小さい(たとえば、より小さい外径を有する)チューブを使用することも可能にする。したがって、比較的小さいサイズが望まれる神経学的デバイスまたは他のデバイスで使用するために、管状部材20を製造することができる。
本開示は、多くの点で単に例示するものであると理解されるべきである。本発明の範囲を超えることなく、詳細、特に形状、サイズおよびステップの配置の事項において変更を行うことができる。これは、適切な範囲で、1つの実施形態例の特徴のうちのいずれかが他の実施形態で使用されることを含むことができる。本発明の範囲は、当然ながら、添付の特許請求の範囲が表現される用語で定義される。

Claims (15)

  1. 圧力検知ガイドワイヤであって、
    先端部分を有するコアワイヤと、前記先端部分の上に配置されたコイルとを含む長尺状シャフトと、
    前記コアワイヤの先端部分に沿ってかつ前記コイル内に配置された圧力センサと、
    前記圧力センサに結合された1つまたは複数のリードと、
    を具備し、
    前記圧力センサへの流体アクセスを提供する開口部が、前記コイルに形成されている、
    圧力検知ガイドワイヤ。
  2. 前記コイルに形成された開口部が、前記コイルのピッチの変化によって画定される、請求項1に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  3. 前記1つまたは複数のリードの先端部分が前記コイル内に延在し、前記1つまたは複数のリードの基端部分が前記コアワイヤに印刷されている、請求項1または2に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  4. 前記長尺状シャフトの先端部が予め形成された曲げ部を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  5. 前記コイルが前記1つまたは複数のリードのうちの1つを画定している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  6. 前記コイルの上に絶縁体が配置されている、請求項5に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  7. 前記圧力センサが血管内超音波トランスデューサを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  8. 前記圧力センサが圧電圧力センサを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  9. 前記圧力センサが光圧力センサを含む、請求項1〜6のいずれか一項に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  10. 前記圧力センサに光ファイバケーブルが結合されている、請求項9に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  11. 前記圧力センサにフォトニック結晶が結合されている、請求項9に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  12. 前記1つまたは複数のリードの基端部分が、前記長尺状シャフトの基端部分の周囲に配置された基端コイルを含み、コネクタが前記長尺状シャフトの基端部分に結合され、前記コネクタが、前記基端コイルに誘導結合するように構成されたコイル部材を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  13. 前記コネクタがコネクタ磁石を含み、前記シャフトの基端部分が、前記コネクタ磁石と係合するように構成された基端磁石を含む、請求項12に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
  14. 圧力検知ガイドワイヤであって、
    先端部分を有するコアワイヤと、前記コアワイヤの先端部分の上に配置された管状部材と、前記管状部材の先端部に結合された先端チップとを含む長尺状シャフトと、
    前記管状部材が内腔を画定し、かつ、前記管状部材には複数のスリットが形成されており、
    前記コアワイヤの先端部分に隣接してかつ前記内腔と流体連通して配置された圧力センサと、
    前記管状部材には開口部が形成されており、
    前記開口部の上に延在するダイアフラムと、
    前記開口部における圧力を前記圧力センサに伝達するように構成された、前記内腔内に配置された圧力伝達流体と、
    を具備する、圧力検知ガイドワイヤ。
  15. 前記圧力センサが、血管内超音波トランスデューサ、圧電圧力センサ、光圧力センサおよびフォトニック結晶のいずれか1つを含む、請求項14に記載の圧力検知ガイドワイヤ。
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