JP2013132886A - 画像記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】フラップが設けられている側の辺を搬送方向に沿う向きで封筒を搬送させる場合におけるユーザの利便性が向上された画像記録装置を提供すること。
【解決手段】本発明によれば、第1の辺に封緘用のフラップが設けられた封筒を、被記録媒体として、搬送部により、第1の辺と交差する第2の辺が第1方向(搬送部の搬送方向)に対して直交する方向である横向きに搬送される場合、フラップの状態が、フラップ状態検出手段により、検知部により検知された封筒の第2方向(第1方向に対して直交する方向)の両端の位置に基づいて検出される。封筒に記録する画像の印刷位置は、検出されたフラップの状態に応じて、位置制御手段により制御される。よって、フラップが設けられている側の辺を搬送方向に沿う向きで搬送させる場合に、フラップの状態に応じて適切な画像記録を自動的に行うことができ、ユーザの利便性を向上できる。
【選択図】図3

Description

本発明は、画像記録装置に関する。
従来、封筒に対する印刷が可能な印刷装置は、封筒に設けられた封緘用フラップを搬送方向上流側にして搬送することで、搬送経路内における封筒の用紙詰まり発生を抑制している(例えば、特許文献1)。つまり、従来の印刷装置では、印刷対象の封筒を、フラップが設けられている側の辺と直交する辺を搬送方向に沿う向きで搬送させていた。
特開平11−119953号公報
封筒の大きさやフラップが設けられた辺の長さ、印刷装置の搬送能力の都合等により、フラップが設けられている側の辺が搬送方向に沿う向きで、封筒を搬送させることが考えられる。
しかし、フラップが設けられている側の辺が搬送方向に沿う向きで封筒を搬送する場合、フラップの状態に応じて、印刷位置を移動させる必要がある。例えば、フラップが開放されている場合の印刷位置と、フラップが折りたたまれている場合とでは、フラップ部分への印刷の有無を考慮し印刷位置を異ならせる必要がある。また、フラップが開放されている場合には、フラップが、主走査方向における向かって左側に設けられているか、右側に設けられているかに応じて、印刷位置が異なる。ユーザにセットさせる封筒の状態を、例えば、フラップが開かれた状態で、主走査方向において向かって右側にフラップが設けられたように限定する方法もあるが、ユーザが誤って、フラップが左側に設けられたようにセットしてしまうこともあり得るため、ユーザの利便性が悪い。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、フラップが設けられている側の辺を搬送方向に沿う向きで封筒を搬送させる場合におけるユーザの利便性が向上された画像記録装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために、本発明の画像記録装置は、被記録媒体を所定の搬送方向である第1方向に沿って搬送する搬送部と、前記搬送部により搬送される被記録媒体に画像の記録を行う記録部と、前記搬送部により搬送される被記録媒体の、前記第1方向に対して直交する第2方向の両端の位置を検知する検知部と、前記搬送部による被記録媒体の搬送と前記記録部による画像の記録とを制御する制御部と、を備え、前記制御部は、第1の辺に封緘用のフラップが設けられた封筒を、前記被記録媒体として、前記搬送部により、前記第1の辺と交差する第2の辺が前記第1方向に対して直交する方向である横向きに搬送される場合に、前記検知部により検知された、前記封筒の前記第2方向の両端の位置に基づき、前記フラップの状態を検出するフラップ状態検出手段と、前記フラップ状態検出手段により検出されたフラップの状態に応じて、前記封筒に記録する画像の印刷位置を制御する位置制御手段と、を備えている。
本発明は、画像記録装置を制御する制御装置、画像記録システム、画像記録方法、制御プログラムを記録する記録媒体など、種々の態様で実現可能である。
請求項1に記載の画像記録装置によれば、第1の辺に封緘用のフラップが設けられた封筒を、被記録媒体として、搬送部により、第1の辺と交差する第2の辺が第1方向(搬送部の搬送方向)に対して直交する方向である横向きに搬送される場合、フラップの状態が、フラップ状態検出手段により、検知部により検知された封筒の第2方向(第1方向に対して直交する方向)の両端の位置に基づいて検出される。封筒に記録する画像の印刷位置は、検出されたフラップの状態に応じて、位置制御手段により制御される。よって、フラップが設けられている側の辺を搬送方向に沿う向きで搬送させる場合に、フラップの状態に応じて適切な画像記録を自動的に行うことができ、ユーザの利便性を向上できる。
請求項2記載の画像記録装置によれば、請求項1が奏する効果に加え、次の効果を奏する。横向きに搬送される封筒の第2方向の両端を検知部に検知させる場合、その位置は、検知制御手段により、封筒の第1方向における第1の位置と第2の位置との2箇所とされる。そして、第1の位置及び第2の位置においてそれぞれ検知された両端の位置に基づき、第1の位置における封筒の第2方向の長さと、第2の位置における封筒の第2方向の長さとが異なる場合は、フラップ状態検出手段により、フラップの状態が開放状態であると検出される。よって、第2方向の両端の位置を、第1方向(搬送方向)の2箇所について検知し、その検知結果に基づいてフラップの状態を検出するので、フラップの状態の検出精度を高めることができる。
請求項3記載の画像記録装置によれば、請求項2が奏する効果に加え、次の効果を奏する。フラップの状態が開放状態であると検出された場合に、第1の位置及び第2の位置でそれぞれ検知された両端の位置に基づき、両端のうち、封筒の第2方向の位置が異なる端の側が、フラップ向き特定手段により、フラップが設けられた側であると特定され、位置制御手段により、画像の印刷位置が、フラップが設けられていると特定された側とは反対方向に移動される。よって、開放状態のフラップを、主走査方向における左右どちらに向けても、封筒に適切な画像記録を行うことができる。
請求項4記載の画像記録装置によれば、請求項2または3が奏する効果に加え、次の効果を奏する。フラップの向きがフラップ向き特定手段により特定された場合に、フラップが設けられた側が、画像に対して予め規定されたフラップが設けられた側と異なっていれば、画像回転手段により、画像が180度回転される。よって、開放状態のフラップを、主走査方向における左右どちらに向けても、フラップの向きに応じた適切な画像を記録できる。
請求項5記載の画像記録装置によれば、請求項2から4のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。検知部による検知の後、検知後搬送手段により、封筒が記録開始位置まで搬送される。記録開始取得手段により取得される記録開始位置は、記録部により封筒に記録させる画像の画像データに基づき、封筒の第1方向において有色の記録が開始される位置とされるので、印刷開始位置をできるだけ搬送方向上流側に位置させることができる。よって、検知部が搬送方向において記録部より上流側に設けられている場合に、第2の位置での検知後に封筒を搬送方向上流側へ戻す可能性を低減できるので、記録に要する時間の無駄を抑制できる。
請求項6記載の画像記録装置によれば、請求項2から4のいずれかが奏する効果に加え、次の効果を奏する。第2の位置が、第2位置設定手段により、封筒の第1方向において記録開始位置(余白が封筒の第1方向において終了する位置、又は、封筒の第1方向において有色の記録が開始される位置)より搬送方向上流側となる位置に設定される。つまり、第2の位置は、記録開始位置に応じて可変とされる。よって、第1の位置と第2の位置との間隔をできるだけ広くとることが可能となり、フラップの状態の検出精度を高めることができる。
請求項7記載の画像記録装置によれば、請求項1が奏する効果に加え、次の効果を奏する。搬送機構により、被記録媒体における第2方向の中心を基準位置に一致させて被記録媒体が搬送される搬送機構により、封筒を横向きに搬送させ、第2方向の両端を検知部に検知させる場合には、その位置は、検知制御手段により、封筒の第1方向における一端とされる。そして、封筒の第1方向における一端において検知された両端の位置に基づき、基準位置から各端までの長さが異なる場合には、フラップ状態検出手段により、フラップの状態が開放状態であると検出される。よって、封筒の第1方向における一端における第2方向の両端の位置を検知すれば、フラップの状態を検出できるので、フラップの状態を迅速に検出できる。
請求項8記載の画像記録装置によれば、請求項7が奏する効果に加え、次の効果を奏する。フラップの状態が開放状態であると検出された場合に、基準位置から各端までの長さのうち、基準位置から第2方向における一端(例えば左端)までの第1長さと、基準位置から第2方向における他端(例えば右端)までの第2長さとについて、長さの短い方の端の側が、フラップ向き特定手段によりフラップが設けられた側として特定される。そして、位置制御手段により、画像の印刷位置が、フラップが設けられていると特定された側とは反対方向に移動される。つまり、第1の長さと第2の長さとのうち、長い方の側に画像を移動させればよく、開放状態のフラップを、主走査方向における左右どちらに向けても、封筒の本体部分に対するフラップの向きに応じた適切な画像を記録できる。
請求項9記載の画像記録装置によれば、請求項7又は8が奏する効果に加え、検知部による検知を行う位置を、封筒の第1方向における搬送方向下流側の端部とするので、フラップの状態の検出(両端の位置の検知)後に、封筒を搬送方向上流側へ戻す可能性を低減できるので、記録に要する時間の無駄を抑制できる。
MFPの電気的構成を示すブロック図である。 MFPに搭載されるインクジェットプリンタを説明する図である。 横向きの封筒に対する印刷制御を説明する図である。 印刷機能処理を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、それぞれ、フラップ状態検出処理及びフラップ位置検出処理を示すフローチャートである。 印刷処理を示すフローチャートである。 横向きの封筒に対する第2実施形態の印刷制御を説明する図である。 第2実施形態の印刷機能処理を示すフローチャートである。 (a)及び(b)は、それぞれ、第2実施形態のフラップ状態検出処理及びフラップ位置検出処理を示すフローチャートである。 変形例を説明する模式図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について、添付図面を参照して説明する。まず、図1から図6を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、本発明の画像記録装置の一実施形態である多機能周辺装置(以下、「MFP」と称す)1の電気的構成を示すブロック図である。MFP1は、印刷機能、スキャン機能、コピー機能など、複数の機能を有する複合機である。本実施形態のMFP1は、封筒をフラップが横向きとなるように搬送し、あて名などの印刷(記録)が可能に構成される。なお、「フラップが横向き」とは、封筒におけるフラップが設けられている側の辺が搬送方向に沿う向きであることを示し、以下では、この向きを単に「横向き」と称す。特に、MFP1は、横向きに搬送される封筒のフラップの状態を検出し、その検出結果に基づいて、画像の印刷位置や向きを制御するように構成されるので、ユーザの利便性に優れる。
MFP1には、CPU10、フラッシュメモリ11、RAM12、操作キー15、LCD16、タッチパネル17、スキャナ20、プリンタ21、USB_I/F(USBインターフェイス)22が主に設けられている。CPU10、フラッシュメモリ11、RAM12は、バスライン23を介して互いに接続される。操作キー15、LCD16、タッチパネル17、スキャナ20、プリンタ21、USB_I/F22、バスライン23は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)24を介して互いに接続される。
CPU10は、フラッシュメモリ11に記憶される固定値やプログラム、RAM12に記憶されているデータに従って、MFP1が有している各機能の制御や、ASIC24と接続された各部の制御を行う。フラッシュメモリ11は、不揮発性のメモリであり、MFP1の動作を制御する制御プログラム11a等が格納される。後述する図4〜6のフローチャートに示す各処理は、制御プログラム11aに従ってCPU10により実行される。
RAM12は、CPU10の処理に必要な情報を一時的に記憶する書換可能な揮発性のメモリである。RAM12は、印刷データメモリ12aを有する。印刷データメモリ12aは、PC(パーソナルコンピュータ)500から供給された印刷用の画像データ(印刷データ)を記憶するバッファ領域である。PC500にインストールされているプリンタドライバにより生成された印刷用の画像データが、PC500からMFP1へ供給されると、MFP1は、PC500から受信した画像データに基づく画像を、記録用紙に対して印刷する。印刷データメモリ12aに記憶された画像データは、印刷が実行されると消去される。
操作キー15はハードキーであり、MFP1に設定情報や指示を入力する。LCD16は液晶表示装置である。タッチパネル17は、LCD16に重ねて設けられ、MFP1に設定情報や指示を入力する。USB_I/F22は、USBケーブルを介して他の装置(例えば、PC)を通信可能に接続するための装置であり、周知の装置で構成される。本実施形態では、USB_I/F22を介してPC500が接続される。スキャナ20は、原稿を読み取り、その読み取った原稿の画像データを、CPU10に出力する装置である。
プリンタ21は、インクを吐出させて、記録用紙に対して画像を印刷(記録)するインクジェットプリンタである。プリンタ21は、CRモータ21aと、LFモータ21bと、記録ヘッド21cと、メディアセンサ21dとを有する。各部21a〜21dは、ASIC24に接続される。
CRモータ21aは、キャリッジ211(図2参照)を主走査方向に移動させる駆動力を与えるモータである。LFモータ21bは、記録ヘッド21dより搬送方向上流側に配置される給紙ローラ(図示せず)など、被記録媒体を搬送するローラに駆動力を与えるモータである。なお、各モータ21a,21bを制御する駆動回路は、モータ毎にASIC24に組み込まれており、CPU10からの駆動信号に基づき、当該駆動信号に対応するモータが当該駆動信号に応じた回転速度で正転又は逆転する。以下、CPU10が駆動信号を送出し、モータの回転を制御することで被記録媒体を搬送することを、単に、CPU10が被記録媒体を搬送する、と記載することもある。記録ヘッド21cは、キャリッジ211に搭載され、プラテン212(図2参照)に対向する側の面に形成される多数のノズルを有し、これらのノズルからインクを微小なインク滴として吐出する。
メディアセンサ21dは、LEDなどからなる発光部(図示せず)と、光学式センサなどからなる受光部(図示せず)とから構成されるセンサである。メディアセンサ21dの発光部から発せられた光は、プラテン212上に搬送される被記録媒体、又は、プラテン212により反射され、その反射光を受光部が受光し、メディアセンサ21dは、その受光量に応じた検出値(AD値)をCPU10へ出力する。メディアセンサ21dによるこれらの動作は、CPU10からの制御に基づき実行される。プラテン212の表面を黒色などの反射率の低い色とした場合、被記録媒体の反射光による検出値と、プラテン212からの反射光による検出値とが異なる値となるので、CPU10は、メディアセンサ21dから供給された検出値に基づき、被記録媒体の端部を検知できる。メディアセンサ21dは、キャリッジ211の下面(プラテン212に対向する側の面)に設けられる。よって、キャリッジ211を主走査方向に移動させながらメディアセンサ21dを走査することにより、被記録媒体における主走査方向の両端の位置を検知できる。本実施形態のメディアセンサ21dは、横向きに搬送される封筒に印刷を行う場合に、印刷対象の封筒の主走査方向の両端の位置を検知するセンサとして機能する。
ここで、図2を参照して、プリンタ21をより詳細に説明する。図2(a)は、プリンタ21の概略平面図であり、図2(b)は、図2(a)のIIb−IIb線における概略側断面図である。図2(a)に示すように、プリンタ21は、キャリッジ211と、プラテン212とを有する。
キャリッジ211は、CRモータ21aの正転又は逆転により、ガイドレール213に沿って主走査方向に往復移動される。具体的に、キャリッジ211は、ホームポジションから主走査方向に離れる方向であるフォワード方向と、その反対方向であるリバース方向とに交互に移動される。記録ヘッド21cは、キャリッジ211の移動によって、主走査方向(フォワード方向又はリバース方向)に走査され、プラテン212上を搬送される被記録媒体としての封筒Sに対してインクを吐出して画像を形成する。なお、封筒Sは、LFモータ21bにより駆動される給紙ローラなどの図示されないローラにより、主走査方向に直交する搬送方向に沿って、搬送方向の上流から下流側(矢印A方向)に、又は、その反対方向に搬送される。プラテン212は、キャリッジ211の下面側(図2における紙面垂直方向奥側)に対向して、封筒Sなどの被記録媒体を記録ヘッド21cのノズル形成面に対して平行に支持する支持台である。図2(b)に示すように、メディアセンサ21dは、キャリッジ211の下面(プラテン212に対向する側の面)における記録ヘッド21cより搬送方向上流側に設けられる。
次に、図3を参照して、横向きの封筒Sに対する印刷制御について説明する。本実施形態のMFP1(より詳細にはCPU10)は、プラテン212上を横向きに搬送される封筒Sの主走査方向の両端の位置を、メディアセンサ21dにより検知し、その検知結果に基づいてフラップの状態及び設けられた側を検出する。そして、MFP1は、検出されたフラップの状態及び設けられた側に応じて、封筒Sに対する印刷制御を実行する。
図3(a)は、搬送方向の上流から下流側(矢印A方向)へ横向きに搬送される封筒Sに対し、メディアセンサ21dによる主走査方向両端の検知位置を説明する図である。図3(a)に示すように、本実施形態のMFP1は、まず、矢印A方向に搬送される封筒Sにおける搬送方向下流側の先端の位置P1において、キャリッジ211の移動によってメディアセンサ21dを主走査方向に走査し、封筒Sにおける主走査方向の左端の位置PL1と、右端の位置PR1とを検知する。CPU10は、キャリッジ211の移動量に基づいて、左端位置PL1に対する主走査方向の位置情報(Left1)と、右端位置RL1に対する主走査方向の位置情報(Right1)とを取得する。なお、キャリッジ211の移動量は、図示されないリニアエンコーダのエンコーダ量から検出される。つまり、本実施形態において主走査方向の位置情報は、リニアエンコーダのエンコーダ量により求められる。また、CPU10は、これらの位置情報(Left1,Right1)から、位置P1における封筒Sの主走査方向長さ(Length1)を取得する。
次に、MFP1は、封筒Sを搬送方向下流側に向かって所定距離(例えば、3mm程度)搬送させ、位置P1より搬送方向上流側の位置P2において、メディアセンサ21dを主走査方向に走査させ、封筒Sにおける主走査方向の左端の位置PL2と、右端の位置PR2とを検知する。CPU10は、キャリッジ211の移動量に基づいて、左端位置PL2に対する主走査方向の位置情報(Left2)と、右端位置RL2に対する主走査方向の位置情報(Right2)とを取得する。また、CPU10は、これらの位置情報(Left2,Right2)から、位置P2における封筒Sの主走査方向長さ(Length2)を取得する。
図3(b)は、本実施形態におけるフラップの状態及び設けられた側の検出方法を説明する図である。上述した通り、搬送方向に並ぶ2つの位置P1,P2について、主走査方向の左右両端PL1,PR1,PL2,PR2を検知した結果、各位置P1,P2における主走査方向長さとして、Length1及びLength2が得られる。これらの長さ(Length1,Length2)から、横向きの封筒SにおけるフラップS1の状態を判断できる。具体的に、図3(b)における上段に示すように、Length1とLength2とが等しい場合には、封筒SのフラップS1は折り畳まれた状態(以下「閉鎖状態」と称す)であると判断される。一方、図3(b)における中段及び下段に示すように、Length1よりLength2より長い場合には、封筒SのフラップS1は折り畳まれていない状態(以下「開放状態」と称す)であると判断される。
また、各位置P1,P2について、主走査方向の左右両端PL1,PR1,PL2,PR2を検知した結果、各位置P1,P2における両端の位置情報として、Left1、Right1、Left2、及びRight1が得られる。これらの位置情報(Left1,Right1,Left2,Right1)から、開放状態にあるフラップS1が、主走査方向における向かって左側に設けられているか、向かって右側に設けられているかを判断できる。具体的に、図3(b)における中段に示すように、フラップS1が開放状態にある封筒Sにおいて、位置P1,P2における主走査方向左端の位置情報が異なり(即ち、Left1≠Left2)、かつ、位置P1,P2における主走査方向右端の位置情報が同じである(即ち、Right1=Right2)場合には、封筒SのフラップS1は、主走査方向における向かって左側に設けられていると判断される。一方、図3(b)における下段に示すように、フラップS1が開放状態にある封筒Sにおいて、位置P1,P2における主走査方向左端の位置情報が同じであり(即ち、Left1=Left2)、かつ、位置P1,P2における主走査方向右端の位置情報が異なる(即ち、Right1≠Right2)場合には、封筒SのフラップS1は、主走査方向における向かって右側に設けられている判断される。以下では、「向かって左側」および「向かって右側」を、単に「左側」および「右側」と称す。
封筒Sに対する印刷制御は、上述の通り検出されるフラップS1の状態及び設けられた側に基づいて行われる。PC500のプリンタドライバが生成する画像データは、あて名などが印刷される印刷画像Q1(ハッチングで示した領域)と、その周囲に設けられる余白Q2とから構成される。本実施形態では、PC500のプリンタドライバは、本体部S2に対する印刷画像Q1の中心を、フラップS1が閉鎖状態にあるときの封筒Sの主走査方向中心に一致させた画像データを生成するものとする。
フラップS1が閉鎖状態にあるときの封筒Sの主走査方向中心は、本体部S2の中心に等しいが、フラップS1が開放状態である場合には、封筒Sの主走査方向中心は、本体部S2の中心からずれる。そのため、フラップS1が開放状態である場合に、PC500から受信した画像データをそのまま用いて宛名印刷を行うと、印刷画像Q1の位置が、本体部S2に対して右又は左側に寄ってしまうという不具合が生じる。そこで、本実施形態では、フラップS1が開放状態であり、かつ、フラップS1が封筒Sの左側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データにおける印刷画像Q1の位置を右側(矢印MR方向)へ移動させる。一方、フラップS1が開放状態であり、かつ、フラップS1が封筒Sの右側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データにおける印刷画像Q1の位置を左側(矢印ML方向)へ移動させる。かかる印刷制御を行うことにより、上記不具合を解消できる。
また、本実施形態では、PC500のプリンタドライバは、フラップS1が左側に設けられていることを前提として、画像データを生成するものとする。つまり、印刷画像Q1の向きは、フラップS1が左側に設けられていることを前提とする向きとされる。よって、フラップS1が右側に設けられている封筒に対し、フラップS1が左側に設けられていることを前提として生成された画像データを用いて印刷を行った場合、封筒S1の底側(フラップS1の対辺側)に郵便番号が位置してしまうという不具合が生じる。そこで、本実施形態では、フラップS1が開放状態であり、かつ、右側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データを180度回転させる。かかる印刷制御を行うことにより、上記不具合を解消できる。
なお、本実施形態では、フラップS1が閉鎖状態である場合には、PC500から受信した画像データを回転させることなく印刷を行うものとする。これに換えて、フラップS1が閉鎖状態である場合に、フラップS1が右側に設けられている場合と同様に、画像データを回転させてもよい。
図4は、MFP1のCPU10が実行する印刷機能処理を示すフローチャートである。本実施形態の印刷機能処理では、PC500から指示された印刷が封筒設定である場合には、横向きの封筒Sを印刷対象として搬送し、封筒Sのフラップの状態及び設けられた側を検出し、その検出結果に応じた印刷を実行する。この処理は、MFP1がPC500から画像データを受信すると(即ち、PC500に対し所定の印刷指示が入力されると)、開始される。なお、MFP1は、PC500から、画像データとともに、印刷対象が封筒であることを示す封筒設定、及び、印刷対象となる封筒のサイズを受信する。
まず、ステップS401(以下、ステップを省略)において、印刷が封筒設定でない場合には(S401:No)、CPU10は、図6を参照して後述する印刷処理を実行して印刷対象の被記録媒体に対し印刷を施し(S416)、本処理を終了する。一方、印刷が封筒設定である場合には(S401:Yes)、CPU10は、給紙トレイまたは手差しトレイにセットされた横向きの封筒を給紙し(S402)、封筒Sを、メディアセンサ21dにより位置P1を検出できる位置まで搬送する(S403)。
次に、CPU10は、キャリッジ211を移動させながらメディアセンサ21dを走査し、位置P1における主走査方向の左右端の位置情報(Left1,Right1)を取得する(S404)。CPU10は、取得した位置情報に基づいて、位置P1における封筒Sの主走査方向長さ(Length1)を取得する(S405)。取得した主走査方向長さ(Length1)が規定サイズより大きい場合(S406:Yes)、CPU10は、用紙サイズのエラーをユーザに報知する用紙サイズエラー処理を実行し(S417)、本処理を終了する。なお、規定サイズとは、PC500から画像データとともに受信した封筒のサイズのことである。
一方、主走査方向長さ(Length1)が規定サイズ以下である場合(S406:No)、CPU10は、封筒Sを、メディアセンサ21dにより位置P2を検出できる位置まで搬送する(S407)。上述した通り、位置P2は、位置P1より所定距離(例えば、3mm程度)だけ搬送方向上流側の位置である。次に、CPU10は、キャリッジ211を移動させながらメディアセンサ21dを走査し、位置P2における主走査方向の左右端の位置情報(Left2,Right2)を取得する(S408)。CPU10は、取得した位置情報に基づいて、位置P2における封筒Sの主走査方向長さ(Length2)を取得する(S409)。
取得した主走査方向長さ(Length2)が規定サイズより大きい場合(S410:Yes)、CPU10は、処理をS417へ移行する。主走査方向長さ(Length2)が規定サイズ以下であるが、Length1>Length2である場合もまた(S410:No,S411:Yes)、CPU10は、処理をS417へ移行する。
主走査方向長さ(Length2)が規定サイズ以下であり、かつ、Length1≦Length2であり(S410:No,S411:No)、位置P1及び位置P2における主走査方向左端の位置が同じである場合には(S412:Yes)、CPU10は、処理をS414へ移行する。位置P1及び位置P2における主走査方向左端の位置が異なるが、位置P1及び位置P2における主走査方向右端の位置が同じである場合もまた(S412:No,S413:Yes)、CPU10は、処理をS414へ移行する。一方、位置P1及び位置P2における主走査方向左端の位置が異なり、かつ、位置P1及び位置P2における主走査方向右端の位置が異なる場合には(S412:No,S413:No)、CPU10は、処理をS417へ移行する。
S414において、CPU10は、封筒SのフラップS1の状態を検出するフラップ状態検出処理を実行する(S414)。次に、CPU10は、封筒SのフラップS1が右側又は左側のいずれに設けられているのかを検出するフラップ向き検出処理を実行する(S415)。なお、フラップ状態検出処理(S414)及びフラップ向き検出処理(S415)の詳細は、それぞれ、図5(a)及び図5(b)を参照して後述する。フラップ向き検出処理(S415)の後、CPU10は、封筒Sに印刷を施すために印刷処理を実行して(S416)、本処理を終了する。
図5(a)は、上述したフラップ状態検出処理(S414)を示すフローチャートである。フラップ状態検出処理において、Length1≠Length2である場合(S501:Yes)、CPU10は、フラップS1は開放状態であると判断し(S502)、本処理を終了する。一方、Length1=Length2である場合(S501:No)、CPU10は、フラップS1は閉鎖状態であると判断し(S503)、本処理を終了する。
図5(b)は、上述したフラップ向き検出処理(S415)を示すフローチャートである。フラップ向き検出処理において、Length1=Length2であれば(S521:Yes)、フラップS1は閉鎖状態であるので、CPU10は、本処理を終了する。一方、Length1≠Length2であり、かつ、Left1=Left2である場合には(S522:Yes)、フラップS1は右側に設けられていると判断し(S523)、本処理を終了する。また、Length1≠Length2であり、かつ、Left1≠Left2(即ち、Right1=Right2)である場合には(S522:No)、フラップS1は左側に設けられていると判断し(S524)、本処理を終了する。
図6は、上述した印刷処理(S416)を示すフローチャートである。印刷処理において、まず、印刷が封筒設定でない場合には(S601:No)、CPU10は、用紙設定に応じた印刷を実行し(S607)、本処理を終了する。
一方、印刷が封筒設定である場合(S601:Yes)、フラップ状態検出処理(S414)においてフラップS1が閉鎖状態であると判断された場合(S602:No)、CPU10は、処理をS605へ移動する。
S414においてフラップS1が開放状態であると判断され、かつ、フラップ向き検出処理(S415)においてフラップS1が左側に設けられていると判断された場合(S602:Yes,S603:No)、CPU10は、印刷画像Q1の印刷位置を右側へ移動させる(S604)。すなわち、印刷画像Q1の印刷領域を右側に移動させる。その後、CPU10は、処理をS605へ移動する。
S414においてフラップS1が開放状態であると判断され、かつ、S415においてフラップS1が右側に設けられていると判断された場合(S602:Yes,S603:Yes)、CPU10は、印刷画像Q1を180度回転させ(S608)、印刷画像Q1の印刷位置を左側へ移動させる(S609)。すなわち、印刷画像Q1の印刷領域を左側に移動させる。その後、CPU10は、処理をS605へ移動する。なお、S604,S609における印刷領域の移動は、印刷画像Q1の中心が主走査方向におけるLeft1とRight1との中心となるように、印刷画像Q1を移動させることによって行う。
S605において、CPU10は、印刷に用いる画像データに基づいて、印刷開始位置として、印刷画像Q1における搬送方向の境界の位置を取得する(S605)。なお、「印刷に用いる画像データ」は、フラップS1が閉鎖状態であると場合には印刷データメモリ12aに記憶されている画像データであり、フラップS1が開放状態で左側に設けられている場合にはS604の処理後の画像データであり、フラップS1が開放状態で右側に設けられている場合にはS609の処理後の画像データである。
次に、CPU10は、記録ヘッド21cが印刷開始位置において印刷できる位置まで封筒Sを搬送する(S606)。次に、CPU10は、印刷に用いる画像データに基づく印刷を実行し(S607)、本処理を終了する。上述した通り、印刷に用いる画像データは、フラップS1の状態及び向きに応じて適した画像データとされている。よって、横向きで搬送される封筒Sに対し、フラップS1の状態や向きに適した印刷画像Q1を印刷できる。
本実施形態のMFP1によれば、封筒Sが横向き(フラップS1が設けられている側の辺が搬送方向に沿う向き)に搬送される場合、封筒Sの主走査方向の両端の位置をメディアセンサ21dによって検知し、その検知結果に基づいて、フラップS1の状態を検出する。そして、MFP1は、検出されたフラップの向きに応じて、封筒Sに印刷(記録)する印刷画像Q1の印刷位置を制御する。よって、横向きで搬送される封筒Sに対し、フラップの状態に応じて適切な画像印刷を自動的に行うことができるので、ユーザの利便性が向上される。特に、封筒Sの主走査方向の両端の位置を、搬送方向に並ぶ2箇所の位置(位置P1,P2)について検出するので、フラップS1の状態の安定的に検出でき、検出精度を高めることができる。
また、フラップS1の状態が開放状態であると検出された場合には、搬送方向に並ぶ2箇所の位置(位置P1,P2)でそれぞれ検知された両端の位置(位置PL1,PR1,PL2,PR2)に基づき、両端のうち、主走査方向の位置が異なる端の側が、フラップS1が設けられた側であると特定される。印刷画像Q1は、フラップS1の向く側とは反対方向に移動される。よって、開放状態のフラップS1を、主走査方向における左右どちらに向けても、封筒Sに適切な画像印刷を行い得る。
次に、図7から図9を参照して、第2実施形態について説明する。上述した第1実施形態では、封筒Sが横向きに搬送される場合に、搬送方向に並ぶ2箇所の位置(位置P1,P2)において、封筒Sの主走査方向の両端の位置をメディアセンサ21dで検知して、フラップの状態及び向きを検出する構成であった。これに対し、第2実施形態では、1箇所の主走査方向の両端の位置から、フラップの状態及び向きを検出するものである。なお、第2実施形態において、上述した第1実施形態と同一の部分については、同一の符号を付し、その説明は省略する。
まず、図7を参照して、横向きの封筒Sに対する第2実施形態の印刷制御について説明する。図7(a)は、搬送方向の上流から下流側(矢印A方向)へ横向きに搬送される封筒Sに対し、メディアセンサ21dによる主走査方向両端の検知位置を説明する図である。本実施形態のMFP1は、その搬送機構が、プラテン212上へ搬送される被記録媒体(封筒Sなど)の中心位置を、搬送経路における左右幅方向の中央(仮想中心線C)に合致させて搬送させる構成とされる。このような搬送機構は、センターレジとも称される。
図7(a)に示すように、MFP1は、矢印A方向に搬送される封筒Sにおける搬送方向下流側の先端の位置P1において、第1実施形態と同様に、メディアセンサ21dを主走査方向に走査して、封筒Sにおける主走査方向の左端の位置PL1と、右端の位置PR1とを検知する。そして、MFP1は、左端位置PL1に対する主走査方向の位置情報(Left1)と、右端位置RL1に対する主走査方向の位置情報(Right1)とを取得する。次に、MFP1は、Left1から仮想中心線Cまでの主走査方向長さ(LLength)と、Rigth1から仮想中心線Cまでの主走査方向長さ(RLength)とを取得する。
図7(b)は、本実施形態におけるフラップの状態及び向きの検出方法を説明する図である。上述した通り、封筒Sにおける搬送方向下流側の先端の位置P1について、主走査方向の左右両端PL1,PR1を検知した結果、Left1からから仮想中心線Cまでの主走査方向長さ、および、Rigth1から仮想中心線Cまでの主走査方向長さとして、それぞれ、LLengthおよびRigth1が得られる。これらの長さ(LLength,RLength)から、横向きの封筒SにおけるフラップS1の状態を判断できる。
具体的に、図7(b)における上段に示すように、LLengthとRLengthとが等しい場合には、封筒SのフラップS1が閉鎖状態であると判断される。一方、図7(b)における中段及び下段に示すように、LLengthとRLengthとが異なる場合には、封筒SのフラップS1が開放状態であると判断される。さらに、LLength<RLengthである場合には、封筒SのフラップS1は、主走査方向における左側に設けられていると判断される。一方、LLength>RLengthである場合には、封筒SのフラップS1は、主走査方向における右側に設けられていると判断される。
第2実施形態においても、封筒Sに対する印刷制御は、上述の通り検出されるフラップS1の状態及び向きに基づいて行われる。具体的に、フラップS1が開放状態であり右側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データを180度回転させる。一方、フラップS1が閉鎖状態であると判断される場合、又は、フラップS1が開放状態であり左側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データは回転させない。
また、フラップS1が開放状態で左側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データにおける印刷画像Q1の印刷位置を右側へ移動させる。すなわち、印刷画像Q1の印刷領域を右側に移動させる。一方、フラップS1が開放状態で右側に設けられていると判断される場合には、PC500から受信した画像データにおける印刷画像Q1の印刷位置を左側へ移動させる。すなわち、印刷画像Q1の印刷領域を左側に移動させる。つまり、本実施形態では、LLength及びRLengthのうち、長さが短い側へ、印刷画像Q1を移動させる。本実施形態においても、印刷画像Q1の印刷領域の移動は、上述した第1実施形態と同様に、印刷画像Q1の中心が、主走査方向におけるLeft1とRight1との中心となるように、印刷画像Q1を移動させることによって行う。
図8は、MFP1のCPU10が実行する第2実施形態の印刷機能処理を示すフローチャートである。この処理は、第1実施形態と同様に、MFP1がPC500から画像データを受信すると、開始される。第1実施形態と同様に、MFP1は、PC500から、画像データとともに、印刷対象が封筒であることを示す封筒設定、及び、印刷対象となる封筒のサイズを受信する。
印刷が封筒設定でない場合には(S401:No)、CPU10は、印刷処理を実行して印刷対象の被記録媒体に対し印刷を施し(S416)、本処理を終了する。一方、印刷が封筒設定である場合には(S401:Yes)、CPU10は、横向きの封筒を給紙し(S402)、封筒Sを、メディアセンサ21dにより、搬送方向下流側端辺(位置P1)を検出できる位置まで搬送する(S801)。
次に、CPU10は、キャリッジ211を移動させながらメディアセンサ21dを走査し、位置P1における主走査方向の左右端の位置情報(Left1,Right1)を取得する(S802)。CPU10は、取得した位置情報に基づいて、位置P1における封筒Sの主走査方向長さ(Length1)を取得する(S803)。取得した主走査方向長さ(Length1)が規定サイズより大きい場合(S804:Yes)、CPU10は、用紙サイズエラー処理を実行し(S417)、本処理を終了する。
一方、主走査方向長さ(Length1)が規定サイズ以下である場合(S804:No)、CPU10は、仮想中心線Cから左右端までの主走査方向長さ(LLength,RLength)を取得する(S805)。次に、CPU10は、第2実施形態のフラップ状態検出処理を実行し(S806)、第2実施形態のフラップ向き検出処理を実行する(S807)。なお、フラップ状態検出処理(S806)及びフラップ向き検出処理(S807)の詳細は、それぞれ、図9(a)及び図9(b)を参照して後述する。フラップ向き検出処理(S807)の後、CPU10は、印刷処理を実行して(S416)、本処理を終了する。
図9(a)は、第2実施形態のフラップ状態検出処理(S806)を示すフローチャートである。フラップ状態検出処理(S806)もまた、第1実施形態のフラップ状態検出処理(S414)と同様に、フラップS1の状態を検出する処理である。フラップ状態検出処理において、LLength≠RLengthである場合(S901:Yes)、CPU10は、フラップS1は開放状態であると判断し(S902)、本処理を終了する。一方、LLength=RLengthである場合(S901:No)、CPU10は、フラップS1は閉鎖状態であると判断し(S903)、本処理を終了する。
図9(b)は、第2実施形態のフラップ向き検出処理(S807)を示すフローチャートである。フラップ向き検出処理(S807)もまた、第1実施形態のフラップ向き検出処理(S414)と同様に、フラップS1が右側又は左側のいずれに設けられているのかを検出する処理である。フラップ向き検出処理において、LLength=RLengthであれば(S921:Yes)、フラップS1は閉鎖状態であるので、CPU10は、本処理を終了する。一方、LLength≠RLengthであり、かつ、LLength>RLengthである場合には(S922:Yes)、フラップS1は右側に設けられていると判断し(S923)、本処理を終了する。また、LLength≠RLengthであり、かつ、LLength<RLengthである場合には(S922:No)、フラップS1は左側に設けられていると判断し(S924)、本処理を終了する。
第2実施形態のMFP1によれば、センターレジによって封筒Sが横向きに搬送される場合、封筒Sの主走査方向の両端の位置を、搬送方向下流側の先端の位置P1において検知し、センターレジによる仮想中心線Cから、検知された各端までの主走査方向長さに基づいて、フラップS1の状態を検出する。本実施形態のMFP1もまた、フラップS1の状態を検出できるので、第1実施形態と同様に、フラップの状態に応じて適切な画像印刷を自動的に行うことができ、ユーザの利便性が向上される。また、フラップS1の状態を検出するための両端の検知位置を封筒Sの搬送方向における端部の1箇所とするので、フラップS1の状態を迅速に検出できる。特に、本実施形態では、フラップS1の状態を検出するための両端の検知位置を、封筒Sの搬送方向下流側の先端とするので、フラップS1の状態を検出した後に、封筒Sを搬送方向上流側へ戻す可能性を低減でき、記録に要する時間の無駄を抑制できる。
また、フラップS1の状態が開放状態であると検出された場合には、仮想中心線Cから各端までの長さのうち、仮想中心線Cから主走査方向における左端までの長さ(LLength)と、仮想中心線Cから主走査方向における右端までの長さ(RLength)のうち、長さの短い方の端の側が、フラップが設けられた側として特定される。印刷画像Q1は、第1実施形態と同様に、フラップS1が設けられていると特定された側とは反対方向に移動される。つまり、LLengthとRLengthとのうち、長い方の側に画像を移動させればよく、開放状態のフラップS1を、主走査方向における左右どちらに向けても、封筒Sに適切な画像印刷を行い得る。
上記実施形態において、MFP1が、画像記録装置の一例である。LFモータ21bが、搬送部の一例である。CRモータ21a、記録ヘッド21cが、記録部の一例である。メディアセンサ21dが、検知部の一例である。CPU10が、制御部の一例である。S414,S806を実行するCPU10が、フラップ状態検出手段の一例である。S6014,S609を実行するCPU10が、位置制御手段の一例である。S403,S404,S407,S408を実行するCPU10が、請求項2の検知制御手段の一例である。S415を実行するCPU10が、請求項3,4におけるフラップ向き特定手段の一例である。S608を実行するCPU10が、画像回転手段の一例である。S605を実行するCPU10が、記録開始位置取得手段の一例である。S606を実行するCPU10が、検知後搬送手段の一例である。S801,S802を実行するCPU10が、請求項7の検知制御手段の一例である。S807を実行するCPU10が、請求項8におけるフラップ向き特定手段の一例である。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能であることは容易に推察できるものである。
例えば、上記実施形態では、画像記録装置の一例として、印刷機能以外の機能も有するMFP1を説明したが、印刷機能に特化した記録装置も画像記録装置の一例となり得る。また、インクジェットプリンタに限らず、レーザプリンタや熱転写方式のプリンタも画像記録装置の一例となり得る。例えば、レーザプリンタに本発明を適用する場合には、封筒Sを印刷位置まで搬送する搬送経路上における前記印刷位置より搬送方向上流側に封筒Sの主走査方向の両端を検出可能なラインセンサなどのセンサを設ければよい。
上記実施形態では、キャリッジ211の下面に設けられたメディアセンサ21dを用いる構成としたが、メディアセンサ21dに換えて、CCDなどの撮像素子を用いる構成としてもよい。また、メディアセンサ21dを設ける位置は、記録ヘッド21cより上流側に限らず、記録ヘッド21cより下流側や、主走査方向の一側などであってもよい。また、メディアセンサ21dを、キャリッジ211とは別体とし、キャリッジ211とは独立して移動可能にしてもよい。
上記実施形態では、短辺にフラップS1が設けられている封筒を例示したが、長辺にフラップS1が設けられた封筒Sを横向きで搬送させる場合にも本発明を適用できる。なお、上記実施形態のように、短辺にフラップS1が設けられた封筒Sを横向きで搬送するMFPや記録装置は、装置の省スペース化や小型化に貢献する。
上記実施形態では、印刷開始位置を、印刷画像Q1における搬送方向の境界としたが、印刷画像Q1の中で、搬送方向において最初に有色の記録が開始される位置を印刷開始位置としてもよい。図10は、この変形例を説明する模式図である。図10に示す例では、矢印A方向に封筒Sが搬送された場合に、印刷画像Q1の中で、搬送方向において最初に有色の記録が開始される位置である位置P3において、搬送方向において最初に有色の記録が行われる。位置P3を印刷開始位置とすることにより、印刷開始位置をできるだけ搬送方向上流側へ位置させることができる。よって、印刷処理(図6)のS606において、フラップS1の状態及び向きの検出後に、封筒Sが、搬送方向下流側から上流側へ逆搬送される可能性を低減できるので、記録に要する時間の無駄を抑制できる。
上記第1実施形態では、位置P2を固定の位置としたが、印刷開始位置に応じて位置P2を可変としてもよい。特に、位置P2を印刷開始位置より搬送方向上流側に設定する構成とした場合には、印刷処理(図6)のS606において、フラップS1の状態及び向きの検出後に、封筒Sが、搬送方向下流側から上流側へ逆搬送される可能性を低減できるので、記録に要する時間の無駄を抑制できる。また、位置P1と位置P2との距離を広げることも可能であり、位置P1,P2間の距離が広がることにより、フラップS1の状態をより安定的に検出することができ、それにより、検出精度を高めることができる。さらに、位置P2を印刷開始位置に設定する構成とした場合には、封筒Sが、フラップ向き検出処理を実行した後に、封筒Sを搬送することなく印刷を開始することが可能なので、記録に要する時間の無駄を抑制できる。この場合、印刷開始位置を上述のように、印刷画像Q1の中で、搬送方向において最初に有色の記録が開始される位置を印刷開始位置としてもよい。
上記第1実施形態では、封筒Sにおける搬送方向下流側の先端を位置P1とし、位置P1から搬送方向上流側に所定距離だけ離間された位置を位置P2としたが、位置P1,P2は、適宜変更可能である。例えば、封筒Sにおける搬送方向上流側の先端から所定距離だけ離間された位置を位置P1とし、封筒Sにおける搬送方向上流側の先端を位置P2としてもよい。ただし、位置P1,P2を封筒Sにおける搬送方向下流側に位置させることにより、フラップS1の状態及び向きの検出後に、封筒Sが、搬送方向下流側から上流側へ逆搬送される可能性を低減できるので好ましい。
同様に、上記第2実施形態では、封筒Sにおける搬送方向下流側の先端を位置P1としたが、位置P1は、フラップS1が開放状態である場合にLLengthとRLengthとが異なるような位置であればよい。例えば、封筒Sにおける搬送方向下流側の先端から若干搬送方向上流側を位置P1としてもよい。かかる場合、位置P1は、封筒Sにおける搬送方向下流側の先端から、封筒SにおけるフラップS1が設けられた辺と、その辺に対向するフラップS1の辺(フラップS1における、封筒Sに接続される辺に対向する辺)の搬送方向下流端の間に設けられるとよい。また、例えば、封筒Sにおける搬送方向上流側の先端などであってもよい。
上記実施形態では、PC500から受信した画像データに基づく画像を封筒Sに印刷する構成としたが、フラッシュメモリ11に記憶されている画像データに基づく画像が封筒Sに印刷される場合にも本発明を適用可能である。また、MFP1がメモリカードを装着可能に構成される場合に、メモリカードに記憶されている画像データに基づく画像が封筒Sに印刷される場合にも本発明を適用可能である。
上記実施形態は、CPU10によって図4〜6,8,9に示す処理が実行される例を説明したが、これら処理は、CPU10に限らず、ASIC24や他の論理集積回路により実行されてもよいし、これら処理が、CPU10やASIC24、他の論理集積回路が協働することにより実行されてもよい。
1 MFP(画像記録装置)
11a 制御プログラム

Claims (9)

  1. 被記録媒体を所定の搬送方向である第1方向に沿って搬送する搬送部と、
    前記搬送部により搬送される被記録媒体に画像の記録を行う記録部と、
    前記搬送部により搬送される被記録媒体の、前記第1方向に対して直交する第2方向の両端の位置を検知する検知部と、
    前記搬送部による被記録媒体の搬送と前記記録部による画像の記録とを制御する制御部と、を備えた画像記録装置であって、
    前記制御部は、
    第1の辺に封緘用のフラップが設けられた封筒を、前記被記録媒体として、前記搬送部により、前記第1の辺と交差する第2の辺が前記第1方向に対して直交する方向である横向きに搬送される場合に、前記検知部により検知された、前記封筒の前記第2方向の両端の位置に基づき、前記フラップの状態を検出するフラップ状態検出手段と、
    前記フラップ状態検出手段により検出されたフラップの状態に応じて、前記封筒に記録する画像の印刷位置を制御する位置制御手段と、を備えていることを特徴とする画像記録装置。
  2. 前記制御部は、
    前記搬送部により前記横向きに搬送される前記封筒の前記第2方向の両端を、前記封筒の前記第1方向における第1の位置と、前記封筒の前記第1方向において前記第1の位置より搬送方向上流側となる第2の位置とについて、前記検知部に検知させる検知制御手段を備え、
    前記フラップ状態検出手段は、前記第1の位置及び前記第2の位置においてそれぞれ前記検知部により検知された前記両端の位置に基づき、前記第1の位置における前記封筒の前記第2方向の長さと、前記第2の位置における前記封筒の前記第2方向の長さとが異なる場合は、前記フラップの状態が開放状態であると検出することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  3. 前記制御部は、
    前記フラップ状態検出手段により前記フラップの状態が開放状態であると検出された場合に、前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ前記検知部により検知された前記両端の位置に基づき、前記両端のうち、前記封筒の前記第2方向の位置が異なる端の側を、前記フラップが設けられた側として特定するフラップ向き特定手段を備え、
    前記位置制御手段は、前記フラップ向き特定手段により特定された前記フラップが設けられた側とは反対方向に画像の印刷位置を移動させることを特徴とする請求項2に記載の画像記録装置。
  4. 前記制御部は、
    前記フラップ状態検出手段により前記フラップの状態が開放状態であると検出された場合に、前記第1の位置及び前記第2の位置でそれぞれ前記検知部により検知された前記両端の位置に基づき、前記両端のうち、前記封筒の前記第2方向の位置が異なる端の側を、前記フラップが設けられた側として特定するフラップ向き特定手段と、
    前記フラップ向き特定手段により特定された前記フラップが設けられた側が、画像に対して予め規定されたフラップが設けられた側と異なる場合に、画像を180度回転させる画像回転手段と、を備えていることを特徴とする請求項2または3に記載の画像記録装置。
  5. 前記検知部は、前記搬送方向において前記記録部より上流側に設けられ、
    前記制御部は、
    前記封筒の前記第1方向における前記記録部による前記画像の記録開始位置を取得する記録開始位置取得手段と、
    前記検知部による検知の後、前記封筒を前記搬送部により前記記録開始位置まで搬送する検知後搬送手段と、を備え、
    前記記録開始位置取得手段は、前記記録部により封筒に記録させる画像の画像データに基づき、前記封筒の前記第1方向において有色の記録が開始される位置を前記記録開始位置として取得することを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の画像記録装置。
  6. 前記検知部は、前記搬送方向において前記記録部より上流側に設けられ、
    前記制御部は、
    前記記録部により封筒に記録させる画像の画像データに基づき、予め設定されている余白が前記封筒の前記第1方向において終了する位置、又は、前記封筒の前記第1方向において有色の記録が開始される位置を記録開始位置として取得する記録開始位置取得手段と、
    前記第2の位置を、前記封筒の前記第1方向において前記記録開始位置より前記搬送方向上流側となる位置に設定する第2位置設定手段と、を備えていることを特徴とする請求項2から4のいずれかに記載の画像記録装置。
  7. 被記録媒体における前記第2方向の中心を基準位置に一致させて、被記録媒体を搬送する搬送機構を備え、
    前記制御部は、
    前記搬送部により前記横向きに搬送される前記封筒の前記第2方向の両端を、前記封筒の前記第1方向における一端について、前記検知部に検知させる検知制御手段を備え、
    前記フラップ状態検出手段は、前記第1方向における一端において前記検知部により検知された前記両端の位置に基づき、前記基準位置から各端までの前記第2方向における長さが異なる場合には、前記フラップの状態が開放状態であると検出することを特徴とする請求項1記載の画像記録装置。
  8. 前記制御部は、
    前記フラップ状態検出手段により前記フラップの状態が開放状態であると検出された場合に、前記基準位置から各端までの長さのうち、前記基準位置から前記第2方向における一端までの第1長さと、前記基準位置から前記第2方向における他端までの第2長さとについて、長さの短い方の端の側を前記フラップが設けられた側として特定するフラップ向き特定手段を備え、
    前記位置制御手段は、前記フラップ向き特定手段により特定された前記フラップが設けられた側とは反対方向に画像の印刷位置を移動させることを特徴とする請求項7に記載の画像記録装置。
  9. 前記検知部は、前記搬送方向において前記記録部より上流側に設けられ、
    前記第1方向における一端は、前記搬送方向の下流側の端であることを特徴とする請求項7又は8に記載の画像記録装置。
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