JP2015532930A - アルミン酸亜鉛発光材料、及びその製造方法 - Google Patents

アルミン酸亜鉛発光材料、及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、アルミン酸亜鉛発光材料とその製造方法に関する。【解決手段】アルミン酸亜鉛発光材料は一般分子式Zn1−xAl2O4:A3+x@Al2O3@Myを有し、Aは、Cr、Eu、Tb、及びCeからなる群から選択され、Mは少なくともAg,Au,Pt,Pd,およびCuの金属ナノ粒子の1つから選択され、xは0<x≰0.1とし、yは、Mのモル量と、Zn1−xAl2O4:A3+x中に含まれるAlのモル量とAl2O3@My中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、のモル比であり、0<y≰1?10−2であり、@はコーティングを表し、アルミン酸亜鉛酸化物は、Mはコアとして機能し、Al2O3は内層殻として機能し、Zn1−xAl2O4:A3+xは外層殻として機能する。アルミン酸亜鉛発光材料は、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの金属ナノ粒子の少なくとも一つをコアとして機能し、Al2O3は内層殻としてそしてZn1−xAl2O4:A3+xは外層殻として機能する、コア−シェル構造である。金属ナノ粒子は内部量子効率を向上させ、アルミン酸亜鉛発光材料が比較的高い発光強度を有することを可能とする。さらに、アルミン酸亜鉛発光材料の製造方法も提供される。

Description

本発明は、発光材料に分野に関し、特にアルミン酸亜鉛蛍光材料とその製造方法に関する。
フィールド・エミッション・ディスプレイ(FED)は、新たに発展するフラットパネルディスプレイ技術である。電界放出ディスプレイ装置の動作電圧はブラウン管(CRT)の動作電圧より低く、通常5KVより少ないにもかかわらず、動作電流密度は比較的大きく、10〜100μA・cm−2の範囲である。従って、フィールド・エミッション・ディスプレイ(FED)の蛍光材料はさらに高い要件が必要され、たとえばより良い色度、低電圧下の高い発光効率、高電流密度における無明度飽和現象である。
現在、FEDに関する研究は、重に2つの課題に集中している。1つは、既存のCRT(陰極ブラウン管)の蛍光材料を利用し、改善することであり、もう一つは、新しい蛍光材料を探すことである。しかし、現在のブラウン管の蛍光材料は、硫化物を主とするものであり、それを用いてディスプレイに発射された場合に、硫化物が不安定であるため、その中の硫黄と、陰極中の微量なモリブデン、シリコン、或いはゲルマニウム等の他の元素が反応し、それによって電子放出が弱められ、FEDの発光強度が弱められることになる。
以上のことから、既存の蛍光材料の低発光強度の問題に着目し、より高い発光強度のアルミン酸亜鉛発光材料とその製造方法を提供することが必要とされる。
本発明に係るアルミン酸亜鉛発光材料は、一般的分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mを有し、
Aは、Cr、Eu、Tb、及びCeからなる群から選択され、
Mは、Ag、Au、Pt、Pd、及び、Cuの金属ナノ粒子の内から少なくとも一つが選択され、
xは、0<x≦0.1であり、
yは、Mのモル量と、Zn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量とZn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、とのモル比であり、0<y≦1×10−2であり、
@はコーティングを表し、アルミン酸亜鉛発光材料において、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、Zn1−xAl:A3+ が外層殻として機能する。
1つの実施例では、xは0.0005≦x≦0.05である。
1つの実施例では、1×10−5≦y≦5×10−3である。
アルミン酸亜鉛発光材料の製造方法は以下のステップを含む。
一つの実施例ではMを含有するコロイド溶液の準備する。
Mは、Ag、Au、Pt、Pd、及び、Cuの金属ナノ粒子の内から少なくとも一つが選択される。
Mを含有するコロイド溶液の表面処理を行い、Al3+が含まれる溶液を添加し、攪拌し、沈殿剤を加えて、0℃から100℃までの温度で反応させ、沈殿物を形成する。沈殿物を濾過し、洗浄し、か焼して、Mに対してコーティングがされたAl粉末を得る。
分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mの化学量論組成比に応じて、ZnとAを含有する化合物とMに対してコーティングがされたAl粉末を混合し、混合物を得る。Aは、Cr、Eu、Tb、及びCeからなる群から選択され、0<x≦0.1である。yは、Mのモル量と、Zn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量とAl@M中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、とのモル比であり、0<y≦1×10−2である。
次いで、混合物をグラインドし、混合して、冷却して、グラインドして、一般的分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mを有するアルミン酸亜鉛発光材料を得る。@はコーティングを表し、アルミン酸亜鉛発光材料において、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、そしてZn1−xAl:A3+ が外層殻として機能する。
1つの実施例では、Mを含有するコロイド溶液を準備する。
Ag、Au、Pt、PdとCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液と、添加剤と、還元剤とを混合して、10〜45分間反応させ、金属ナノ粒子Mを含有するコロイド溶液を得る。
Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液の濃度は、1×10−3mol/L〜5×10−2mol/Lの範囲とする。
添加剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、セチルトリメチル臭化アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、および硫酸ドデシルナトリウムの内から少なくとも一つが選択される。
Mを含有するコロイド溶液の添加剤の濃度は、1×10−4g/mL〜5×10−2g/mLの範囲とする。
還元剤は、ヒドラジンヒドラート、アスコルビン酸、クエン酸ナトリウム、および水素化ホウ素ナトリウムの内から少なくとも一つが選択される。
還元剤と、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液の金属イオンとのモル比は、3.6:1〜18:1の範囲とする。
1つの実施例では、Mを含有するコロイド溶液の表面処理はでは、Mを含有するコロイド溶液を濃度が0.005g/mL〜0.1g/mLの範囲のポリビニルピロリドン水溶液に加え、12〜24時間攪拌する。
1つの実施例では、さらに攪拌後、沈殿剤の添加前に、界面活性剤を添加する。
1つの実施例では、Al3+を含む溶液は硫酸アルミニウム溶液、硝酸アルミニウム溶液、塩化アルミニウム溶液の内から一つが選択される。
界面活性剤はポリエチレングリコール、エチレングリコール、イソプロピルアルコール及びポリビニルアルコールの内から一つが選択される。
沈殿剤は重炭酸アンモニウム、アンモニア、炭酸アンモニウム及び尿素の内から一つが選択される。
1つの実施例では、さらに、沈殿物を形成した後、濾過前に2時間〜12時間か焼する。
1つの実施例では、沈殿物をか焼して、Mに対してコーティングがされたAl粉末を得る。沈殿物のか焼は、500℃〜1200度の温度で1時間〜8時間、か焼する。
1つの実施例では、グラインドされた混合物のか焼は、混合物を800℃〜1400℃の温度で2時間〜15時間か焼する。その後、1000℃〜1400℃の温度で0.5時間〜6時間、窒素と水素の混合還元雰囲気下、炭素の還元雰囲気下、または、水素の還元雰囲気下でか焼する。
アルミン酸亜鉛発光材料は、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの金属ナノ粒子の少なくとも一つをコアとして、Alは内層殻として、そしてZn1−xAl:A3+ を外層殻として、コア−シェル構造を形成する。金属ナノ粒子は、アルミン酸亜鉛発光材料の発光強度を増加することにより、発光材料の内部量子効率を向上する。
図1は、アルミン酸亜鉛酸化発光材料の製造方法を示すフローチャートである。
図2は1.5kVの電圧にある陰極ルミネセンススペクトルのグラフ表示であって、実施例3で製造された発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Al@Ag2.5×10(^−4)と金属ナノ粒子に対してコーティングがされていない発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Alを比較して表示するものである。
以下で、具体的な実施例と図を用いて上述したアルミン酸亜鉛発光材料とその製造方法について、詳細に説明する。
1つの実施例では、アルミン酸亜鉛発光材料は一般分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mを有し、
Aはクロム(Cr)、ユーロピウム(Eu)、テルビウム(Tb)、及びセリウム(Ce)からなる群から選択され、
Mは、銀(Ag)、金(Au)、プラチナ(Pt)、パラジウム(Pd)、および銅(Cu)から成るグループから選択された少なくとも1つの金属ナノ粒子である。
xは、0<x≦0.1であり、好ましくは、0.0005≦x≦0.05である。
yは、Mのモル量と、Zn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量とAl@M中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、とのモル比であり、0<y≦1×10−2であり、好ましくは、1×10−5≦y≦5×10−3である。
@はコーティングを表し、アルミン酸亜鉛発光材料において、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、そしてZn1−xAl:A3+ が外層殻として機能する。
一般分子式Zn1−xAl:A3+ において、“:”はドープを意味し、すなわち、ZnAlが発光基質として機能して、Aがドープイオンとして機能して、三価のAイオンが発光材料の活性イオンとなる。外層殻Zn1−xAlはZnAlにAをドープすることによって生成され、ZnAlの一部Znが置き換わる。
アルミン酸亜鉛(ZnAl)は立方晶系のスピネル構造を有する一種の広バンドギャップ半導体材料である。ZnAl多結晶粉末は、一般に、318eV〜319eV範囲の光バンドギャップを有し、良好な化学安定性と熱的安定度を有する。アルミ亜鉛類似体Zn1−xAlは外層殻の基質材料として使用され、アルミ亜鉛発光材料は高い安定性を示す。
Mがアルミン酸亜鉛発光材料のコアとして機能するので、表面プラズモン共振効果を発揮して、アルミン酸亜鉛発光材料の内部量子効率を向上できる。
アルミン酸亜鉛発光材料は、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの金属ナノ粒子の少なくとも一つをコアとして、Alは内層殻として、そしてZn1−xAl:A3+ を外層殻として、コア−シェル構造を形成する。金属ナノ粒子は、アルミン酸亜鉛発光材料の発光強度を増加することにより、発光材料の内部量子効率を向上する。
アルミン酸亜鉛発光材料は、高い安定性、高い発光性能を有するので、ディスプレイと照明分野において広く適用することができる。
従来の、硫化物発光材料と比較して、アルミン酸亜鉛発光材料は使用中に有毒な硫化物を作り出さないので、使用に際し環境にやさしく、無毒で、安全である。
アルミン酸亜鉛発光材料の製造方法は以下のステップを含む。
ステップS110:Mを含有するコロイド溶液の準備
Mは金属ナノ粒子であって、Ag、Au、Pt、Pd、及び、Cuの内から少なくとも一つが選択される。
Mを含有するコロイド溶液を準備するステップでは、Ag、Au、Pt、Pd及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液と、添加剤と、還元剤とを混合し、反応させ、金属ナノ粒子Mを含有するコロイド溶液を得る。Mを含有するコロイド溶液を確実に得られること前提として、エネルギーを節約するために反応時間は、好ましくは10分〜45分とする。
Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの塩溶液は、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの塩化物溶液、硝酸塩溶液等のものとすることができる。
Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩化物溶液の濃度は、実際の必要性に応じて、好ましくは1×10−3mol/L〜5×10−2mol/Lの範囲とされる。
添加剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、セチルトリメチル臭化アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、および硫酸ドデシルナトリウムの内から少なくとも一つが選択される。Mを含有するコロイド溶液中の添加物の濃度は、1×10−4g/mLから5×10−2g/mLとする。
還元剤は、ヒドラジンヒドラート、アスコルビン酸、クエン酸ナトリウム、および水素化ホウ素ナトリウムの内から少なくとも一つが選択される。還元剤は先ず、1×10−4mol/L〜1mol/Lの濃度で水溶液にされ、その後、少なくともAg、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの塩溶液と、添加物と混合、反応される。
還元剤と、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液の金属イオンとのモル比は、3.6:1〜18:1の範囲とする。
還元剤と添加剤の作用の下で、Ag、Au、Pt、P及びCuイオンは、Ag、Au、Pt、Pd及びCu金属ナノ粒子に還元され、溶媒中で分解され、Mを含有するコロイド溶液を得る。
ステップS120
Mを含有するコロイド溶液を表面処理し、Al3+を含む溶液が添加され、攪拌された後、沈殿剤が添加され、0℃から100℃までの温度で反応は実施され、沈殿物を形成する。沈殿物を濾過し、洗浄し、か焼して、Mに対してコーティングがされたAl粉末を得る。
コーティングを容易にするため、ステップS110にて得られるMを含有するコロイド溶液は、先ず表面処理されて、Mに対してコーティングがされた安定したAl粉末が形成される。これを以下では、Al@Mと表示する。
特に、Mを含有するコロイド溶液の表面処理のステップは、Mを含有するコロイド溶液を濃度が0.005g/mL〜0.01g/mLの範囲のポリビニルピロリドン(PVP)水溶液に加えられ、12〜24時間攪拌される。
Al3+を含む溶液は硫酸アルミニウム溶液(Al(SO)、硝酸アルミニウム溶液(Al(NO)、塩化アルミニウム溶液(AlCl)の内から一つが選択される。
沈殿剤は重炭酸アンモニウム(NHHCO)、アンモニア(NH・HO)、炭酸アンモニウム((NHCO)及び尿素(CON)の内から一つが選択される。
Mを含有する表面処理されたコロイド溶液に、Al3+を含む溶液が添加され、均一に攪拌された後、沈殿剤が攪拌しながらゆっくり加えられ、0℃から100℃までの温度で水浴で反応は実施され、沈殿物を形成する。沈殿物の生成を完了するために、反応時間は好ましくは、1.5時間〜5時間である。
Al3+イオンと沈殿剤を反応させ、コロイド型のAl(OH)を得る。Al(OH)の水酸基は高い活性を有するため、先に生成されたAl(OH)コロイドは金属と結合し、その金属をコーティングし、続けて生成されたAl(OH)がコロイド粒子の表面に堆積する。コロイド粒子の表面に結合されたヒドロキシルを脱水し、Al−O−Alバンドを形成し、結合点を形成する。加水分解に伴い、結合点にAl(OH)が継続的に吸着し、脱水縮合により、徐々にAlコーティング層を形成し、Al@Mを得る。
好ましくは、攪拌後、沈殿剤の添加前に、界面活性剤を添加するステップを実施する。
界面活性剤を添加する前に、Mを含有するコロイド溶液は粒子間の静電的反発作用により安定が維持される。添加された界面活性剤は、粒子の凝集を防止して、さらに粒子間の安定性を向上させるために用いられる。
界面活性剤は粒子間の接触を防ぐために、コロイド粒子の表面に分子膜を形成することができ、それに表面張力と毛細血管吸着を減少し、立体効果を減少し、これにより、凝集防止の目的を達成することができる。コロイド粒子は界面活性剤に吸着し、その後、コロイド粒子表面の−OHの結合作用を弱め、さらにコロイドの分散性を高め、コロイド粒子の凝集を減少させることができる。
界面活性剤はポリエチレングリコール(PEG)、エチレングリコール(EG)、イソプロピルアルコール(IPA)及びポリビニルアルコール([CO])の内から一つが選択される。好ましくは、ポリエチレングリコールはポリエチレングリコール100〜20000(PEG100〜20000)であり、より好ましくはポリエチレングリコール2000〜10000(PEG2000〜10000)である。
分子量が2000〜10000であるポリエチレングリコールは適切な粘度があり、PEG2000〜10000が粒子の表面に強い水素結合を容易に形成させ、これにより粒子の表面に高分子の親水性層を形成し、その結果、粒子の分散性が向上し、粒子の凝集が抑制される。
好ましくは、反応が完了した後に、沈殿物を2〜12時間か焼する。生成した沈殿結晶粒子は成長できるようになり、沈殿物がより純粋になり、分離が容易になる。
か焼の後に、濾過され沈殿物が得られる。その沈澱物を洗浄して、乾燥して、500℃〜1200℃の温度で1時間〜8時間か焼して、Mに対してコーティングがされたAl@M粉末を得る。
ステップ130
分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mの化学量論組成比にしたがって、ZnとAを含有する化合物とMに対してコーティングがされたAl粉末を混合し、混合物を得る。Aは、Cr、Eu、Tb、及びCeからなる群から選択され、xは0<x≦0.1であり、Mのモル量と、Zn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量と、Al@M中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、とのモル比であり、0<y≦1×10−2である。
ZnとAを含有する化合物は、ZnとMnの酸化物、炭酸塩、酢酸塩、シュウ酸塩とすることができる。例えば、Znを含有する化合物は、酸化亜鉛(ZnO)、亜鉛オキサラート(ZnCO4・2HO)とすることができる。Aを含有する化合物は、シュウ酸クロム六水和物(Cr(C・6HO)、ユーロピウム炭酸塩(Eu(CO)等とすることができる。
分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mの化学量論組成比に応じて、ZnとAを含有する化合物とAl@M粉末を混合し、混合物を得て、その次の反応が行われる。
ステップS140
混合物はグラインドされ、均一に攪拌され、か焼され、冷却され、再びグラインドされ、一般分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mを有する、アルミン亜鉛酸発光材料を得る。
@はコーティングを表し、アルミン酸亜鉛発光材料において、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、そしてZn1−xAl:A3+ は外層殻として機能する。
ステップS130で得られた混合物をよくグラインドし、800℃〜1400℃の温度で2時間〜15時間か焼する。次いで、窒素と水素の混合還元雰囲気、炭素原子還元雰囲気或いは水素原子還元雰囲気において、混合物を1000°C〜1400°Cの温度で0.5〜6時間還元する。
アルミン酸亜鉛Zn1−xAl:A3+ @Al@Mは、か焼、冷却、グラインドにより得られる。
@はコーティングを表し、アルミン酸亜鉛酸化物は、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、Zn1−xAl:A3+ は外層殻として機能する。
か焼の前に、ZnとAとAl@M粉末を含有する化合物の混合物をグラインドして、混合することで、完全に反応させることが可能となる。混合物は、か焼され、冷却され、再びグラインドされ、より小さな粒径とより均一な粒度分布を有するアルミン酸亜鉛発光材料が得られる。
上述のアルミン酸亜鉛蛍光材料の製造方法はシンプルであり、設備要件が低く、汚染が少なく、制御が容易で、工業的製造に適している。詳細な実施例を以下に説明する。
実施例1
高温固相方法によるZn0.9995Al:Cr3+ 0.0005@Al@Pd1×10(^−5)の製造。
Pdナノ粒子を含むコロイド溶液の準備
0.22mgの塩化パラジウム(PdCl・2HO)を、19mLの脱イオン水に溶解させる。塩化パラジウムが完全に溶けた後に、11.0mgのクエン酸ナトリウムと4.0mgのラウリル硫酸ナトリウムを、磁力攪拌させながらパラジウム塩化物水溶液に溶解させる。3.8mgの水素化ホウ素ナトリウムを10mLの脱イオン水に溶解させ、1×10−2mol/Lの濃度の水素化ホウ素ナトリウム還元溶液を得る。
磁力攪拌させながら、濃度が1×10−2mol/Lの1mLの水素化ホウ素ナトリウム液が、パラジウム塩化物水溶液に素早く加えられる。その後20分反応を続け、Pdの含量を5×10−5mol/Lとする金属ナノ粒子Pdを含有するコロイド溶液を20m得る。
Al@Pdの準備
0.20gのポリビニルピロリドンは室温の下で4mLの脱イオン水に溶解されて、Pdナノ粒子を含む5×10−5mol/Lのコロイド溶液2.4mLを加え、12時間撹拌して、1mol/LのAl(SO溶液6mLと10%(V/V)のPEG100水溶液10mLを攪拌しながら添加し、次いで、2mol/Lの尿素20mLを徐々に滴下して添加した。
混合溶液は100℃の水浴中で2.5時間攪拌、反応され、2時間か焼され、濾過、洗浄、乾燥され、1200℃の温度で1時間熱処理され、Pdに対してコーティングがされたAl粉末、すなわちAl@Pd粉末が得られる
Zn0.9995Al:Cr3+ 0.0005@Al@Pd1×10(^−5)の準備
0.7573gの亜鉛オキサラート(ZnC・2HO)、0.4078gのAl@Pd粉末、0.0009gのシュウ酸クロム六水物(Cr(C・6HO)は秤量され、めのう乳ばちの中で十分グラインドされて混合して均一の粉末を得る。その混合粉末はコランダムるつぼに移され、マッフル炉中で1400℃で、2時間加熱される。次に、粉末は1400℃の温度で、0.5時間焼結され、その後室温で冷却され、グラインドされ金属ナノ粒子Ptに対してコーティングがされたアルミン酸発光材料Zn0.9995Al:Cr3+ 0.0005@Al@Pd1×10(^−5)を得る。
実施例2
高温固相方法によるZn0.98Al:Eu3+ 0.02@Al@Au1.5×10(^−4)の製造
Au金属ナノ粒子を含むコロイド溶液の準備
2.1mgのクロロ金酸(AuCl・HCl・4HO)が16.8mLの脱イオン水に溶解される。
クロロ金酸が完全に溶けた後に、14.0mgのクエン酸ナトリウムと4.0mgの6mgのセチルトリメチル臭化アンモニウムを、磁力攪拌させながらクロロ金酸水溶液に溶解させる。1.9mgの水素化ホウ素ナトリウムと17.6mgのアスコルビン酸をそれぞれ10mLの脱イオン水に溶解させ、濃度5×10−3mol/Lの水素化ホウ素ナトリウム溶液10mLと、濃度1×10−2mol/Lのアスコルビン酸10mLを得る。
磁力攪拌させながら、まず水素化ホウ素ナトリウム溶液0.08mLをクロロ金酸水溶液に加え、5分間攪拌反応させた後、濃度1×10−2mol/Lのアスコルビン酸溶液3.12mLをクロロ金酸水溶液に加える。30分反応を続け、20mLのAuの含量を5×10−4mol/Lとする金属ナノ粒子Auを含有するコロイド溶液を得る。
Al@Auの準備
0.5gのPVPは室温の下で10mLの脱イオン水に溶解されて、Au金属ナノ粒子を含む5×10−4mol/Lのコロイド溶液10.8mLを加え、24時間撹拌して、0.5mol/LのAl(SO溶液6mLと5%(V/V)のPEG20000水溶液5mLを攪拌しながら添加し、次いで、3mol/Lの尿素20mLを徐々に滴下して添加する。
混合溶液は800℃の水浴中で1.5時間攪拌、反応され、12時間か焼され、濾過、洗浄、乾燥され、800℃の温度で1時間熱処理され、Auに対してコーティングがされたAl粉末、すなわちAl@Au粉末が得られる。
Zn0.98Al:Eu3+ 0.02@Al@Au1.5×10(^−4)の準備
0.3073gの炭酸亜鉛(ZnCO)、0.4078gのAl@Au粉末、0.0121gの炭酸ユーロピウムは秤量され、めのう乳ばちの中で十分にグラインドされて混合して均一の粉末を得る。その混合粉末はコランダムるつぼに移され、マッフル炉中で800℃で、15時間加熱される。次に、粉末は1000℃の温度で、4時間焼結され、その後室温で冷却され、グラインドされ金属ナノ粒子Auに対してコーティングがされたアルミン酸発光材料Zn0.98Al:Eu3+ 0.02@Al@Au1.5×10(^−4)を得る。
実施例3
高温固相方法によるZn0.99Al:Tb3+ 0.01@Al@Ag2.5×10(^−4)の製造
金属ナノ粒子Agを含むコロイド溶液の準備
3.4mgの硝酸銀(AgNO)は18.4mLの脱イオン水に溶解され、硝酸銀が完全に溶けた後に、42mgのクエン酸ナトリウムを秤量し、磁力攪拌させながら硝酸銀水溶液に溶解させる。
5.7mgの水素化ホウ素ナトリウムを10mLの脱イオン水に溶解させ、1.5×10−2mol/Lの濃度の水素化ホウ素ナトリウム溶液10mLを得る。
磁力攪拌させながら、1.6mLの水素化ホウ素ナトリウム液(1.5×10−2mol/L)が、硝酸銀水溶液に加えられる。10分反応を続け、20mLのAgの含量を1×10−3mol/Lとする金属ナノ粒子Agを含有するコロイド溶液を得る。
Al@Agの準備
0.1gのポリビニルピロリドンは室温の下で4mLの脱イオン水に溶解されて、金属ナノ粒子Agを含む1×10−3mol/Lのコロイド溶液3mLを加え、12時間撹拌して、1mol/LのAl(NO溶液12mLと4%(V/V)のポリビニルアルコール水溶液6mLを攪拌しながら添加し、次いで、激しく撹拌しながらpH9までNH・HOを徐々に滴下して添加する。
混合溶液は3時間攪拌、反応され、6時間か焼され、濾過、洗浄、乾燥され、900℃の温度で4時間熱処理され、Agに対してコーティングがされたAl粉末、すなわちAl@Ag粉末が得られる。
Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Al@Ag2.5×10(^−4)の準備
0.3223gの酸化亜鉛(ZnO)、0.4078gのAl@Ag粉末、0.0074gの酸化テルビウム(Tb)は秤量され、めのう乳ばちの中で十分グラインドされ、混合して均一の粉末を得る。
次に、混合粉末はコランダムるつぼに移され、マッフル炉で1250℃で4時間加熱される。次いで、1200℃で弱95%N+5%H還元雰囲気において、2時間焼結し、室温に冷却し、グラインドされ金属ナノ粒子Agに対してコーティングがされているアルミン酸亜鉛発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Al@Ag2.5×10(^−4)を得る。
図2は1.5kVの電圧にある陰極ルミネセンススペクトルのグラフ表示であって、実施例3で製造された金属ナノ粒子Agに対してコーティングがされたアルミン酸亜鉛発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Al@Ag2.5×10(^−4)と金属ナノ粒子Agに対してコーティングがされていない発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Alを比較して表示するものである。
図2から分かるように、544nmの発光ピークで、金属ナノ粒子Agに対してコーティングされた発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Al@Ag2.5×10(^−4)の発光強度は金属ナノ粒子Agに対してコーティングされていないアルミン酸亜鉛発光材料Zn0.99Al:Tb3+ 0.01@Alと比べ28.7%高くなる。
実施例3のアルミン酸亜鉛蛍光材料は、安定性がよく、色純度がよく、しかも、発光効率が高いという特徴を有する。
実施例4
高温固相方法によるZn0.95Al:Eu3+ 0.05@Al@Pt5×10(^−3)の製造
金属ナノ粒子Ptを含むコロイド溶液の準備
103.6mgの塩化白金酸(HPtCl−6HO)を、17mLの脱イオン水に溶解させる。
塩化白金酸が完全に溶けた後に、40.0mgのクエン酸ナトリウムと60.0mgのラウリル硫酸ナトリウムを、磁力攪拌させながら塩化白金酸水溶液に溶解させる。1.9mgの水素化ホウ素ナトリウムを10mLの脱イオン水に溶解させ、5×10−3mol/Lの濃度の水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLを得る。同時に、10mLのヒドラジンヒドラート溶液(5×10−2mol/L)が準備される。
磁力攪拌させながら、水素化ホウ素ナトリウム溶液0.4mLを塩化白金酸水溶液に滴下して添加し、5分間攪拌反応させた後、ヒドラジンヒドラート(5×10−2mol/L)2.6mLを塩化白金酸水溶液に滴下して添加した。
40分反応を続け、10mLのPtの含量を1×10−2mol/Lとする金属ナノ粒子Ptを含有するコロイド溶液を得る。
Al@Ptの準備
0.30gのポリビニルピロリドン(PVP)が室温の下で5mLの脱イオン水に溶解されて、金属ナノ粒子Ptを含む1×10−2mol/Lのコロイド溶液6mLを加え、18時間撹拌して、1mol/LのAlCl溶液12mLとイソプロパノール5mLを攪拌しながら添加し、次いで、30mLの4mol/LのNHHCOを徐々に添加する。
混合溶液は5時間攪拌、反応され、4時間か焼され、濾過、洗浄、乾燥され、500℃の温度で8時間熱処理され、Ptに対してコーティングがされたAl粉末、すなわちAl@Pt粉末が得られる。
Zn0.95Al:Eu3+ 0.05@Al@Pt5×10(^−3)の準備
0.8341gの酢酸亜鉛(Zn(CHCOO)・2HO)、0.4078gのAl@Pt粉末、0.0658gの酢酸ユーロピウムは秤量され、めのう乳ばちの中で十分にグラインドされて混合して均一の粉末を得る。その混合粉末はコンダムるつぼに移され、マッフル炉中で1100℃で、10時間加熱される。次に、粉末は1000℃の温度で、6時間焼結され、その後室温で冷却され、グラインドされ、金属ナノ粒子Ptに対してコーティングがされたアルミン酸発光材料Zn0.95Al:Eu3+ 0.05@Al@Pt5×10(^−3)を得る。
実施例5
高温固相方法による Zn0.98Al:Ce3+ 0.01,Tb3+ 0.01@Al@Cu1×10(^−4)の製造
金属ナノ粒子Cuを含むコロイド溶液の準備
2.4mgの硝酸銅は16mLのエタノールに溶解されて、硝酸銅が完全に溶けた後に、12mgのPVPを攪拌しながら添加する。
0.4mgの水素化ホウ素ナトリウムを10mLのエタノールに溶解させ、1×10−3mol/Lの濃度の水素化ホウ素ナトリウムアルコール溶液を得る。水素化ホウ素ナトリウムアルコール溶液4mLを銅の硝酸塩溶液に滴下して添加し、10分の攪拌と反応を続け、20mLの6×10−4mol/Lとする金属ナノ粒子Cuを含有するコロイド溶液を得る。
Al@Cuの準備
0.18gのPVPが室温の下で8mLの脱イオン水に溶解され、金属ナノ粒子Cuを含む6×10−4mol/Lのコロイド溶液2mLを加え、24時間撹拌して、2mol/LのAlCl溶液6mLと8mLの5%(V/V)のPEG10000を攪拌しながら添加し、次いで、15mLの3mol/LのNHHCOを徐々に滴下して添加する。
混合溶液は60℃の水浴中で5時間攪拌、反応され、10時間か焼され、濾過、洗浄、乾燥され、600℃の温度で6時間熱処理され、Cuに対してコーティングがされたAl粉末、すなわちAl@Cu粉末が得られる。
Zn0.98Al:Ce3+ 0.01,Tb3+ 0.01@Al@Cu1×10(^−4)の準備
0.3191gの酸化亜鉛(ZnO)、0.4078gのAl@Cu粉末、0.0069gの酸化セリウム(CeO)、0.0074gの酸化テルビウム(Tb)が秤量され、めのう乳ばちの中で十分グラインドされ、混合して均一の粉末を得る。
次いで、コランダムるつぼに粉を移し、マッフル炉で1100℃で10時間加熱する。次いで、1000℃で95%+5%のH還元雰囲気において、6時間焼結し、室温に冷却し、グラインドされ金属ナノ粒子Cuに対してコーティングされているアルミン酸亜鉛発光材料Zn0.98Al:Ce3+ 0.01,Tb3+ 0.01@Al@Cu1×10(^−4)を得る。
実施例6
高温固相法によるZn0.9Al:Eu3+ 0.1@Al@(Ag0.5/Au0.51.25×10(^−3)の製造
金属ナノ粒子Ag0.5/Au0.5を含有するコロイド溶液の準備
6.2mgのクロロ金酸(AuCl・HCl・4HO)と2.5mgのAgNOを28mLの脱イオン水で溶解する。完全に溶けた後に、22mgのクエン酸ナトリウムと20mgのPVPを計量し、磁力攪拌させながら上述の混合溶液に加える。
5.7mgの水素化ホウ素ナトリウムを計量し、10mLの脱イオン水に溶解させ、1.5×10−2mol/Lの濃度の水素化ホウ素ナトリウム水溶液10mLを得る。2mLの水素化ホウ素ナトリウム水溶液(1.5×10−2mol/L)が、混合溶液に加えられる。20分反応を続け、30mLの合計金属(Ag+Au)の含量を1×10−3mol/Lとする金属ナノ粒子Ag0.5/Au0.5を含有するコロイド溶液を得る。
Al@(Ag0.5/Au0.5)の準備
0.25gのPVPは室温の下で6mLの脱イオン水に溶解されて、金属ナノ粒子Ag0.5/Au0.5を含む1×10−3mol/Lのコロイド溶液10mLを加え、24時間撹拌して、1mol/LのAlCl溶液8mLとグリコール5mLを攪拌しながら添加し、次いで、20mLの5mol/Lの(NH)2COを徐々に添加する。
混合溶液は、70℃の水浴で3時間攪拌、反応され、4時間か焼され、濾過、洗浄、乾燥され、900℃の温度で3時間熱処理され、AgとAuに対してコーティングがされたAl粉末、すなわちAl@(Ag0.5/Au0.5)粉末が得られる。
Zn0.9Al:Eu3+ 0.1@Al@(Ag0.5/Au0.51.25×10(^−3)の準備
1.0709gの硝酸亜鉛(Zn(NO・6HO)、0.4078gのAl@(Ag0.5/Au0.5)粉末、0.1784gの硝酸ユーロピウムは秤量され、めのう乳ばちの中で十分にグラインドされて混合して均一の粉末を得る。その混合粉末はコンダムるつぼに移され、マッフル炉中で1000℃で、15時間加熱される。次に、粉末は1000℃の温度で、4時間焼結され、その後室温で冷却され、グラインドされ、金属ナノ粒子Agと金属ナノ粒子Auに対してコーティングがされたアルミン酸発光材料Zn0.9Al:Eu3+ 0.1@Al@(Ag0.5/Au0.51.25×10(^−3)を得る。
理解されるべきは、上述した本発明の好ましい実施例は、詳細に説明するためのものであり、これにより本発明の特許の権利範囲を制限するものではない。本発明の権利範囲は、特許請求の範囲の記載に基くものである。

Claims (11)

  1. 以下の分子式を有するアルミン酸亜鉛発光材料であって、
    Zn1−xAl:A3+ @Al@M
    Aは、Cr、Eu、Tb、及びCeのうちの一つが選択され、
    Mは、Ag、Au、Pt、Pd、及び、Cuの金属ナノ粒子の少なくとも一つが選択され、
    xは、0<x≦0.1とし、
    yは、Mのモル量と、Zn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量とAl@M中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、のモル比であり、0<y≦1×10−2であり、
    @はコーティングを表し、
    アルミン酸亜鉛酸化物は、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、Zn1−xAl:A3+ は外層殻として機能する、
    アルミン酸亜鉛発光材料。
  2. xが、0.0005≦x≦0.05である、ことを特徴とする請求項1に記載のアルミン酸亜鉛発光材料。
  3. yが、1×10−5≦y≦5×10−3である、ことを特徴とする請求項1に記載のアルミン酸亜鉛蛍光材料。
  4. 以下のステップを含むアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法:
    Mを含有するコロイド溶液を準備するステップであって、Mは、Ag、Au、Pt、Pd、及び、Cuの金属ナノ粒子の少なくとも一つから選択されるステップ:
    Mを含有するコロイド溶液の表面処理を行い、Al3+が含まれる溶液を添加し、攪拌し、沈殿剤を加えて、0℃から100℃までの温度で反応させ、沈殿物を形成し、沈殿物を濾過し、洗浄し、か焼して、Mに対してコーティングがされたAl粉末を得るステップ;
    分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@Mの化学量論組成比にしたがって、ZnとAを含有する化合物とMに対してコーティングがされたAl粉末を混合し、混合物を得るステップであって、
    Aは、Cr、Eu、Tb、及びCeのうちの一つが選択され、
    xは0<x≦0.1とし、
    yは、Mのモル量と、Zn1−xAl:A3+ 中に含まれるAlのモル量とAl@M中に含まれるAlのモル量を合計したモル量、のモル比であり、0<y≦1×10−2、とするステップ;
    混合物をグラインドし、混合して均一にし、か焼し、冷却して、グラインドして一般的分子式Zn1−xAl:A3+ @Al@M、を有するアルミン酸亜鉛発光材料を得るステップ:
    ここで、@はコーティングを表し、Mはコアとして機能し、Alは内層殻として機能し、Zn1−xAl:A3+ は外層殻として機能する。
  5. Mを含有するコロイド溶液を準備するステップは、Ag、Au、Pt、PdとCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液と、添加剤と、還元剤とを混合して、10〜45分間反応させ、Mナノ粒子を含有するコロイド溶液を得ることとし、
    Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属の塩溶液の濃度は、1×10−3mol/L〜5×10−2mol/Lの範囲とし、
    添加剤は、ポリビニルピロリドン、クエン酸ナトリウム、セチルトリメチル臭化アンモニウム、ラウリル硫酸ナトリウム、および硫酸ドデシルナトリウムの少なくとも一つから選択され、
    Mを含有するコロイド溶液の添加剤の濃度は、1×10−4g/mL〜5×10−2g/mLの範囲とされ、
    還元剤は、ヒドラジンヒドラート、アスコルビン酸、クエン酸ナトリウム、および水素化ホウ素ナトリウムの少なくとも一つから選択され、
    還元剤と、Ag、Au、Pt、Pd、及びCuの内から選択される少なくとも1つの金属を含む塩溶液の金属イオンとのモル比は、3.6:1〜18:1の範囲とする、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。
  6. Mを含有するコロイド溶液の表面処理において、Mを含有するコロイド溶液を、濃度が0.005g/mL〜0.1g/mLの範囲のポリビニルピロリドン水溶液に加え、12〜18時間かき混ぜる、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。
  7. 攪拌後、沈殿剤の添加前に、界面活性剤を添加する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。
  8. Al3+を含む溶液は、硫酸アルミニウム溶液、ニトレートアルミニウム溶液、塩化アルミニウム溶液のうちの一つから選択され、
    界面活性剤は、ポリエチレングリコール、エチレングリコール、イソプロピルアルコール及びポリビニルアルコール繊維のうちの一つから選択され、
    沈殿剤は、重炭酸アンモニウム、アンモニア、炭酸アンモニウム及び尿素のうちの一つから選択される、
    ことを特徴とする請求項7に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。
  9. 沈殿物を形成した後、濾過前に2時間〜12時間か焼する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。
  10. Mに対してコーティングがされたAl粉末を得るステップにおいて、
    沈殿物は、500℃〜1200度の温度で1時間〜8時間か焼される、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。
  11. 混合物をグラインドし、混合して均一にし、か焼するステップにおいて、
    混合物を800℃〜1400℃の温度で2時間〜15時間か焼し、その後、1000℃〜1400℃の温度で0.5時間〜6時間、窒素と水素の混合還元雰囲気、炭素の還元雰囲気、または、水素の還元雰囲気においてか焼する、
    ことを特徴とする請求項4に記載のアルミン酸亜鉛発光材料の製造方法。

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