以下の発明を実施するための形態は、例示目的で多くの具体的な詳細を含むが、いずれの当業者も、以下の詳細への多くの変更および変化が本開示の範囲内にあることを理解するであろう。したがって、以下に記載される本開示の態様は、本記載の後に続く特許請求の範囲に対する一般性を失うことなく、かつそれに制限を課すことなく記載される。
同期装置は、同期化された再生を確実にするために、同一メディアタイトルを視聴しているグループ内の1つ以上のクライアントデバイスプラットフォームの再生モードを調整してもよい。同期化された再生は、彼らのクライアントデバイスプラットフォームを通してメディアタイトルを視聴しているユーザが、テキストメッセージ、オンラインチャット、ビデオ会議、およびマイクロブロギングなどであるがこれらに限定されない、メディアを通して、コンテンツに関する彼らの経験およびコメントを共有することを可能にする。同期装置を用いて、メディアタイトルの一時停止、ネットワーク待ち時間、および一貫性のない開始時間を含むがこれらに限定されない事象は、メディアタイトルのグループ視聴を混乱させない可能性がある。
最初に、同期装置は、クライアントデバイスプラットフォームのグループによって視聴されるメディアタイトルに対する開始時間を同期化してもよい。同期装置は、予定開始時間の計画を補助してもよい。予定開始時間は、グループから、第1のクライアントデバイスプラットフォームによって、同期装置に伝送されてもよい。予定開始時間に、グループのメンバーは、選択されたメディアタイトルを視聴し始めてもよい。本開示のさらなる態様によると、第1のクライアントデバイスプラットフォームは、同期装置に、選択されたメディアタイトルを視聴するクライアントデバイスプラットフォームのリストを提供してもよい。いったんグループの全メンバーがシステムにログインすると、同期装置は、選択されたメディアタイトルを再生し始めてもよい。本開示の別のさらなる態様によると、同期装置は、いったん所定の数のクライアントデバイスプラットフォームがシステムにログインし、メディアタイトルの再生を要求すると、メディアタイトルの再生を開始してもよい。
再生が始まった後、同期装置は、グループ内のクライアントデバイスプラットフォームのそれぞれの再生進捗を監視し始めてもよい。グループ中のクライアントデバイスプラットフォームが互いと同期化される場合、同期装置は、クライアントデバイスプラットフォームのそれぞれの再生モードにいかなる変更も行うことなく、再生進捗を監視し続ける。同期装置が、グループ中の再生が同期化されないことを検出する場合、同期装置は、クライアントデバイスプラットフォームのうちの1つ以上の再生モードを変更してもよい。加えて、本開示の態様は、グループ中の再生を非同期化させ得る事象を予測することが可能である予測監視を記載する。同期装置は、クライアントデバイスプラットフォームが遅れている場合、それがグループの残りに追いつくことを助けるために、クライアントデバイスプラットフォームの再生モードを、標準再生モードから高速再生モードに変更してもよい。あるいは、同期装置が、他のクライアントデバイスプラットフォームが、進んでいるクライアントデバイスプラットフォームに追いつくことを可能にするために、クライアントデバイスプラットフォームの再生モードを、標準再生モードから低速再生モードに変更してもよい。本開示のなおさらなる態様によると、同期装置は、グループ中のクライアントデバイスプラットフォームの第1のサブセットの再生モードを、標準再生モードから高速再生モードに変更し、グループ中のクライアントデバイスプラットフォームの第2のサブセットの再生モードを、標準再生モードから低速再生モードに変更してもよい。
本開示の態様は、メディアタイトル106の同期化された再生を記載する。限定する目的ではなく一例として、メディアタイトル106は、映画、テレビ番組のあるエピソード、歌、スポーツイベント、ニュース放送、ホームムービー、写真スライドショー、トークショー、またはネットワーク上で伝送され得る任意の他の形態のメディアであってもよい。メディアタイトル106は、コマーシャルを含有してもよい。コマーシャルは、所定の長さ(すなわち、各コマーシャルに対して30秒)を有してもよく、それらはそれぞれ、可変長であってもよい。メディアタイトル106はまた、メディアタイトル106のフレーム間に混合される空白フレームを含有してもよい。メディアタイトル106は、同期化された再生のために特別に設計されていてもよく、したがって、より速いまたは遅い再生速度を可能にするために追加または除去されてもよい、所定のバッファ領域を有してもよい。あるいは、メディアタイトル106は、それが生成されたときに同期化技術の使用を予測していなくてもよく、したがって、メディアタイトル106の再生速度の調整は、同期装置102によって決定されてもよい。
図1は、複数のデバイスによって購入されているメディアタイトル106の再生進捗の同期化を実装するように相互作用し得るコンポーネントを示す概略図である。グループ104の各部分である複数のクライアントデバイスプラットフォーム103は、例えば、ローカルエリアネットワーク(LAN)または広域ネットワーク(WAN)であってもよいネットワーク160上で、同期装置102にアクセスしてもよい。4つのクライアントデバイスプラットフォームのみが図1に示されているが、本開示の態様はそれに限定されない。
同期装置102は、中央処理装置(CPU)131を含んでもよい。一例として、CPU131は、例えば、デュアルコア、クアドコア、マルチコアアーキテクチャに従って構成されてもよい、1つ以上のプロセッサコアを含んでもよい。あるいは、CPUは、セルプロセッサアーキテクチャなど、1つ以上のコプロセッサコアと併せて1つ以上のメインプロセッサコアを使用する、アーキテクチャに基づいてもよい。同期装置102はまた、メモリ132(例えば、RAM、DRAM、ROMなど)を含んでもよい。CPU131は、同期化データ136と共に、一部がメモリ132中に記憶されてもよい同期化プログラム133を実行してもよい。1つ以上のメディアタイトル106はまた、メモリ132または大容量記憶装置134中に記憶されてもよい。あるいは、1つ以上のメディアタイトル106は、ネットワーク160上で同期装置102にアクセス可能な遠隔地で記憶されてもよい。
同期装置102はまた、入力/出力(I/O)回路141、電力供給(P/S)142、クロック(CLK)143、およびキャッシュ144など、よく知られているサポート回路140を含んでもよい。同期装置102は、プログラムおよび/またはデータを記憶するために、ディスクドライブ、CD−ROMドライブ、テープドライブなどの大容量記憶装置134を任意に含んでもよい。同期装置102はまた、同期装置102と同期装置102への直接アクセスを必要とするユーザとの間の相互作用を容易にするために、表示装置137およびユーザインターフェースユニット138を任意に含んでもよい。表示装置137は、テキスト、数値、または図示記号を表示するブラウン管(CRT)または平面ディスプレーの形態であってもよい。ユーザインターフェースユニット138は、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチパッド、タッチスクリーン、または他のデバイスを含んでもよい。同期装置102は、Wi−Fi、イーサネット(登録商標)ポート、または他の通信方法の使用を可能にするように構成される、ネットワークインターフェース139を含んでもよい。
ネットワークインターフェース139は、電子通信ネットワーク160を介した通信を容易にするために、好適なハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはこれらのうちの2つ以上の何らかの組み合わせを組み込んでもよい。ネットワークインターフェース139は、ローカルエリアネットワークおよびインターネットなどの広域ネットワーク上で有線または無線通信を実装するように構成されてもよい。同期装置102は、ネットワーク160上で1つ以上のデータパケットを介して、データおよび/またはファイルの要求を送信および受信してもよい。
前述のコンポーネントは、内部システムバス150を介して、互いと信号を交換してもよい。同期装置102は、本明細書に記載される本発明の実施形態を実装するコードを作動させるときに専用コンピュータになる、汎用コンピュータであってもよい。
同期装置102は、本明細書に記載される本開示のある特定の態様に従って同期化方法を実装するコードを作動させるときに専用コンピュータになる、汎用コンピュータであってもよい。限定する目的ではなく一例として、同期装置102は、ゲームコンソールもしくは携帯型ゲーム機などの電子ゲーム機、またはDVDプレーヤーもしくはブルーレイ(商標)プレーヤーなどのメディア再生装置であってもよい。さらに、同期装置は、適切なプログラミングを通して、複数のクライアントデバイスプラットフォーム間のメディア再生の同期化を実装するように構成される、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、またはタブレットコンピュータなどの好適に構成された汎用電子装置であってもよい。加えて、同期装置102は、クラウドベースネットワーク上で実装される複数の同期装置のうちの1つであってもよい。
クライアントデバイスプラットフォーム103は、同期装置102と実質的に同一に構成されてもよい。具体的には、クライアントデバイスプラットフォーム103は、CPU131'、メモリ132'、およびネットワークインターフェース139'を含んでもよい。クライアントデバイスプラットフォーム103が同期装置102と共有してもよい他のコンポーネントは、明確にするために省略される。しかしながら、上記の同期装置102のコンポーネントは、あたかも本明細書に明確に記載されたかのように、クライアントデバイスプラットフォーム103に含まれるものと見なされてもよい。クライアントデバイスプラットフォーム103は、本明細書に記載される本開示のある特定の態様に従ってメディアタイトル再生方法を実装するコードを作動させるときに専用コンピュータになる、汎用コンピュータであってもよい。限定する目的ではなく一例として、クライアントデバイスプラットフォーム103は、ゲームコンソールもしくは携帯型ゲーム機などの電子ゲーム機、またはDVDプレーヤーもしくはブルーレイ(商標)プレーヤーなどのメディア再生装置であってもよい。さらに、クライアントデバイスプラットフォームは、適切なプログラミングを通して、複数のクライアントデバイスプラットフォーム間のメディア再生の同期化を実装するように構成される、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、ラップトップ、またはタブレットコンピュータなどの好適に構成された汎用電子装置であってもよい。
クライアントデバイスプラットフォーム103は、ネットワーク160上で同期装置102によって記憶されるか、または同期装置102によってアクセス可能であってもよい、1つ以上のメディアタイトル106にアクセスできてもよい。メディアタイトル106はまた、クライアントデバイスプラットフォーム103のメモリ132'または大容量記憶装置134'中に記憶されてもよい。加えて、1つ以上のメディアタイトル106は、ネットワーク160上でクライアントデバイスプラットフォーム103にアクセス可能な遠隔地で記憶されてもよい。
図2に示されるように、同期装置102は、グループ104中で複数のクライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗を同期化するための方法201を実装するように構成されてもよい。本方法の種々の態様が、同期装置102上で作動するコンピュータ実行可能命令の実行によって実装されてもよい。ある特定の他の態様は、クライアントデバイスプラットフォーム103のうちの1つ以上の上で作動するコンピュータ実行可能命令の実行によって実装されてもよい。
複数のクライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗を同期化するための方法201を参照すると、202に示されるように、選択されたメディアタイトル106の再生を開始することによって、方法が開始してもよい。メディアタイトル106の再生の開始は、複数のクライアントデバイスプラットフォーム間の再生進捗の同期化を維持することを補助してもよい。限定する目的ではなく一例として、メディアタイトル106は、所定の予定開始時間に開始されてもよい。クライアントデバイスプラットフォーム103のグループ104は、指定時間に彼ら個人の遠隔地で一緒にメディアタイトル106を視聴したいと決定してもよい。グループ104の一部であるクライアントデバイスプラットフォーム103のうちの1つは、同期装置102に所望の開始時間を通知してもよい。例えば、開始時間は、次の金曜日の夜8時に予定されていてもよい。予定されている夜の8時頃に、クライアントデバイスプラットフォーム103はそれぞれ、ネットワーク160上で同期装置102との接続を確立してもよい。限定する目的ではなく一例として、接続は、ログイン認証情報を提供した後、または視聴料を支払った後に確立されてもよい。同期装置102は次いで、午後8時に、同期装置102との接続を確立しているクライアントデバイスプラットフォーム103に、選択されたメディアタイトルを配信し始めてもよい。遅延者はまだ、同期装置102との接続を確立してもよい。これらの遅延者は、グループ104の残りがすでにタイトルの視聴を始めていたとしても、最初から始まるメディアタイトル106を視聴することが可能である。
さらなる例として、本開示の態様によると、メディアタイトル106は、いったんグループ104中の全てのクライアントデバイスプラットフォーム103が同期装置102との接続を確立すると、同期装置によって開始されてもよい。限定する目的ではなく一例として、グループリストが、再生が開始するおおよその開始時間に加えて、グループ104のメンバーによって同期装置102に伝送されてもよい。予定再生時間の頃に、グループ104のメンバーは、同期装置との接続を確立してもよい。いったんグループ104の全てのメンバーが接続されると、同期装置102は、選択されたメディアタイトル106の再生を開始してもよい。加えて、グループ104が、1人以上のメンバーが予定開始時間後の一定の期間後に接続を確立するのをまだ待っている場合、再生は、グループ104の欠けているメンバーが参加している必要なく、開始されてもよい。
本開示のさらに別の態様によると、メディアタイトル106の再生は、いったん所定の数のクライアントデバイスプラットフォーム103が同期装置102への接続を確立し、ある特定のメディアタイトル106の再生を要求すると、開始されてもよい。一例として、連続ホームコメディのあるエピソードが、いったん10個のクライアントデバイスプラットフォーム103が同期装置102との接続を確立し、その特定のエピソードの再生を要求すると、開始されてもよい。この開始の態様は、所定のグループ104を有しないクライアントデバイスプラットフォーム103がそれでもなお、共同視聴の共有された経験を楽しむことを可能にする。加えて、グループ104に対して単一の開始時間を提供することは、各クライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗の調整における同期装置の負担を軽減する。
いったんメディアタイトル106が開始されると、方法201は次いで、203に示されるように、グループ104中の各クライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗を監視することによって継続する。再生進捗を監視することは、同期装置が、クライアントデバイスプラットフォーム103の再生モードのいずれかが調整を必要とするかを決定することを可能にする。各クライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗を監視することはまた、予測監視を含んでもよい。限定する目的ではなく一例として、予測監視は、ユーザのクライアントデバイスプラットフォームに対する再生モードの調整を必要とし得る事象を予測するために、各クライアントデバイスプラットフォーム103のデータ伝送速度、およびクライアントデバイスプラットフォーム103を視聴しているユーザの操作を分析することを含んでもよい。
本開示の一態様によると、クライアントデバイスプラットフォームの再生進捗を監視することは、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104中の他のクライアントデバイスプラットフォーム103より遅れているかまたは進んでいるかを決定することを含んでもよい。限定する目的ではなく一例として、これは、クライアントデバイスプラットフォームのそれぞれによって現在表示されているメディアタイトル106のフレームを比較することによって、決定されてもよい。加えて、各クライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗は、クライアントデバイスプラットフォームのそれぞれに対するメディアタイトル106の残りのランタイムを計算することによって、決定されてもよい。さらに、再生進捗の分析は、クライアントデバイスプラットフォーム103がメディアタイトル106の視聴を一時停止および/または早送りしていた継続時間を測定してもよい。
本開示のさらなる態様によると、再生進捗の監視はまた、予測監視を含んでもよい。予測監視は、それが、同期装置102が将来再生モードの変更を必要とし得る潜在的な事象を発見することを可能にするため、有用である。例えば、予測監視が、メディアタイトルの再生における大きな一時停止が将来生じる可能性が高いことを検出する場合、同期装置102は、事象が生じる前に再生モードを調整し始めてもよい。したがって、事象が実際に起こったとき、調整はすでに行われている。限定する目的ではなく一例として、予測監視が、2分以内に、事象がクライアントデバイスプラットフォーム103の視聴者に3分間画面から離れさせる可能性があることを検出する場合、同期装置102は、将来の遅延に相当するように再生モードを変更してもよい。これは、中断が生じた後にのみそれが検出される場合、迅速な調整を行う必要がある代わりに、調整が数分間にわたってゆっくりと行われることを可能にする。
本開示の態様によると、予測監視は、クライアントデバイスプラットフォーム103と同期装置102との間の接続における、異常に大きい待ち時間の存在を検出してもよい。一例として、各クライアントデバイスプラットフォームに対する待ち時間は、同期装置102に、グループ104中のクライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれにパケットを送信させ、各クライアントデバイスプラットフォーム103に、同期装置102にパケットを返信させることによって測定されてもよい。パケットの往復時間は、待ち時間の尺度として使用されてもよい。クライアントデバイスプラットフォーム103が他のクライアントデバイスプラットフォームよりも高い待ち時間を有する場合、同期装置102は、より遅いクライアントデバイスプラットフォーム103に対する再生モードが変更される必要があり得ることを予測することが可能であってもよい。したがって、同期装置102は、待ち時間に相当するように再生モードを先に変更してもよい。
本開示のなおさらなる態様によると、予測監視は、グループ104内のクライアントデバイスプラットフォーム103間の通信を監視することによって、メディアタイトルの再生の遅延を引き起こす可能性がある事象を検出してもよい。限定する目的ではなく一例として、「私はトイレ休憩が必要だ」、「赤ちゃんが泣いている」、または「誰かが来た」などのフレーズが、予測監視のために同期装置102によって使用されてもよい。上記に列挙されたようなフレーズは、クライアントデバイスプラットフォーム103の視聴者が、さらなる責任を引き受けるためにしばらくの間メディアタイトル106の視聴を停止する必要があり得ることを示し得る。したがって、同期装置102がメディアタイトル106の再生のこれらの潜在的な遅延に相当するように、再生モードを変更させ始めることが望ましくあり得る。通信の監視は、1つ以上の異なるオプションを通して達成されてもよい。限定する目的ではなく一例として、テキストメッセージ、オンラインチャットメッセージ、またはマイクロブロギングなどのネットワーク上のテキスト通信は、所定のフレーズに関して監視されてもよい。加えて、音声認識ソフトウェアが、所定のフレーズに関してネットワーク160上で送信される音声通信を監視するために、同期装置102によって実装されてもよい。
本開示の別のさらなる態様によると、予測監視は、グループ104内のクライアントデバイスプラットフォーム103の視聴者を視覚的に監視することによって、メディアタイトル106の再生の遅延を引き起こす可能性がある事象を検出してもよい。一例として、クライアントデバイスプラットフォーム103に接続された、および/またはネットワーク160に接続された、ビデオカメラが、クライアントデバイスプラットフォームの視聴者が画面の視聴を停止したか(例えば、視聴者が部屋を出て画面を見ることができないか、または視聴者が画面を見ていないか)を確認するために使用されてもよい。視聴者がもはやメディアタイトル160を視聴していない場合、同期装置は、将来、視聴者が見逃したメディアタイトル160の部分を観るために、再生を巻き戻す必要があることを予測してもよい。再生の巻き戻しは、再生進捗をグループ104中の他のクライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗より遅らせる可能性がある。したがって、そのクライアントデバイスプラットフォーム103に対する再生モードを変更することが望ましくあり得る。
図2に戻ると、いったん再生進捗および/または予測された再生進捗が同期装置102によって決定されると、方法201は次に、決定ブロック204に示されるように、クライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれが同期しているかどうか、および/または同期した状態のままであると予測されるかどうかを決定する。答えがはいである場合、方法201は、ブロック205に続き、クライアントデバイスプラットフォーム103の再生モードの変更は行われない。方法のこの分岐がとられる場合、方法は、ブロック203に続き、クライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれの再生進捗を再び監視し続ける。あるいは、答えがいいえである場合、方法201は、ブロック206に続き、同期装置102は、クライアントデバイスプラットフォーム103のうちの1つ以上の再生モードを調整してもよい。いったん再生モードがクライアントデバイスプラットフォームのうちの1つ以上において調整されると、方法201は、ブロック203に戻り、クライアントデバイスプラットフォームのそれぞれの再生進捗を再び監視し続ける。
本開示の態様によると、少なくとも3つの再生モードがあってもよい。一例として、これらの再生モードは、(1)標準再生モード312、(2)高速再生モード314、および(3)低速再生モード316を含んでもよい。標準再生モード312は、クライアントデバイスプラットフォーム103がメディアタイトル106を購入し始めたときに、クライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれに最初に割り当てられてもよい再生モードである。同期装置102によって対処される必要がある同期化問題がない場合、メディアタイトル106は、再生速度を調整するために変更される必要はない可能性がある。クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104中の他のクライアントデバイスプラットフォーム103に追いつく必要がある場合、その再生モードは、標準再生モード312から高速再生モード314に切り替えられてもよい。あるいは、クライアントデバイスプラットフォーム103が他のクライアントデバイスプラットフォーム103より進んでおり、減速される必要がある場合、再生モードは、標準再生モード312から低速再生モード316に切り替えられてもよい。
図3A〜3Dに示されるチャートは、異なる状況におけるクライアントデバイスプラットフォーム103のグループ104の再生進捗を示す。図面のそれぞれにおいて、複数のクライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗(C.D.P.#1、C.D.P.#2、C.D.P.#3、C.D.P.#4…)は、X軸に沿って表示される。垂直破線のそれぞれは、再生進捗の分数を表す(すなわち、クライアントデバイスプラットフォーム103によって表示されてきたメディアタイトル106の分数)。各行の陰影オブジェクトは、クライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれに対する再生進捗を表す。一例として、図3A中、クライアントデバイスプラットフォーム番号2〜4のそれぞれは、2分の再生進捗を有し、クライアントデバイスプラットフォーム番号1は、1分の再生進捗を有する。加えて、陰影オブジェクトは、同期装置102によって各クライアントデバイスプラットフォーム103に対して選択された再生モードを指定する。図3Aのクライアントデバイスプラットフォーム番号2〜4に対するような正方形のオブジェクトは、標準再生モード312を示す。図3Aのクライアントデバイスプラットフォーム番号1に対するオブジェクトなど、右向きの矢印を有するオブジェクトは、高速再生モード314を示す。図3Bのクライアントデバイスプラットフォーム番号1に対するオブジェクトなど、左向きの矢印を有するオブジェクトは、低速再生モード316を示す。
図3Aは、高速再生モード314がクライアントデバイスプラットフォーム103に対して同期装置102によって選択され得る状況を示す。図面に示されるように、クライアントデバイスプラットフォーム番号1は、グループ104中の他のクライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗より1分遅れている再生進捗を有する。グループ104全体を同期している状態に戻すために、同期装置102は、クライアントデバイスプラットフォーム番号1の再生モードを、標準再生モード312から高速再生モード314に変更してもよい。高速再生モード314は、組み合わせてまたはそれ自体でメディアタイトル106の再生を加速させ得る種々の技術を含んでもよい。限定する目的ではなく一例として、これらの技術は、メディアタイトル106の一部分を除外すること、および/または再生速度を上げることを含んでもよい。
本開示の態様によると、メディアタイトル106の一部分を除外することは、1つ以上のコマーシャルを除去すること、および/または1つ以上のコマーシャルの長さを低減することを含んでもよい。1つ以上のコマーシャルを除去することは、メディアタイトルの再生進捗の迅速な調整を提供し得る。典型的には、コマーシャルは、標準の時間の長さ(すなわち、15、30、45、または60秒)である。コマーシャルのうちの1つ以上を除去することによって、大きな時間節約が達成され得る。しかしながら、メディアタイトル中のコマーシャルタイムスロットはしばしば、クライアントデバイスプラットフォーム103に配信されているコンテンツを収益化するために使用される。したがって、コマーシャルを完全に除外することは望ましくない場合がある。本開示のある特定の態様は、代替の収益化機構を提供するために、コマーシャルが高速再生モード314中に除去される場合、メディアタイトルの一部にわたってバナー広告の追加を含んでもよい。あるいは、グループ104を同期化された状態に戻すために必要とされる時間節約が、標準コマーシャルタイムスロットほど大きくない場合、可変長のコマーシャルが標準コマーシャルの代わりに挿入されてもよい。一例として、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104の残りより12秒のみ遅れている場合、12秒のランタイムを有するコマーシャルが、15秒のランタイムを有したであろう予定されているコマーシャルに代替され得る。
本開示のさらなる態様によると、メディアタイトル106の一部分を除外することはまた、メディアタイトル106からフレームを除去することを含んでもよい。一例として、コンテンツとフレーム間に混合される空白フレームが除去されてもよい。さらなる例として、遷移シーンとして識別されているメディアタイトル106内のある特定のシーンが除外されてもよい。限定する目的ではなく一例として、遷移シーンは、風景の流し撮り、新しいシーンへの低速ディゾルブ、ストップモーション、またはオープニングタイトルシーケンスなど、視覚的に魅力的であってもよいが、メディアタイトル106中のコンテンツの理解に必要でなくてもよい。これらのシーンは、生成中にメディアタイトル106のプロデューサによって識別されてもよく、またはそれらは、メディアタイトル106をすでに視聴しているクライアントデバイスプラットフォーム103によってそのように示されてもよい。加えて、メディアタイトル106は、メディアタイトルのプロデューサによって重要ではないシーンをすでに除去されていてもよい、簡略版106'を有してもよい。高速再生モード314は、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104の残りと同期している状態に戻るまで、メディアタイトル106の簡略版106'を再生することを含んでもよい。
本開示のなおさらなる態様によると、高速再生モード314はまた、メディアタイトル106の再生の速度を上げることを含んでもよい。再生速度は、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104の残りに追いつくまで、1フレームごとにわずかに加速されてもよい。あるいは、メディアタイトル106の選択された部分は、それらの再生速度を上げられてもよい。限定する目的ではなく一例として、遷移シーン、コマーシャル、または会話をほとんどまたは全く有しないシーンは、それらの再生速度を上げられてもよい。
高速再生モードが単一の再生速度に限定されないことに留意されたい。例えば、第1のクライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104より3分遅れており、第2のクライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104より2分遅れている場合、第1のクライアントデバイスプラットフォーム103に対する高速再生モード314は、第2のクライアントデバイスプラットフォームに対する高速再生モード314よりも速くてもよい。高速再生モード314の再生速度は、本開示の前述の態様のうちの1つ以上を使用して変更されてもよい。
図3Bは、低速再生モード316がクライアントデバイスプラットフォーム103に対して同期装置102によって選択され得る状況のグラフ表示を示す。図面に示されるように、クライアントデバイスプラットフォーム番号1は、グループ104中の他のクライアントデバイスプラットフォーム103より1分進んでいる再生進捗を有する。グループ104全体を同期している状態に戻すために、同期装置102は、クライアントデバイスプラットフォーム番号1の再生モードを、標準再生モード312から低速再生モード316に変更してもよい。低速再生モード316は、組み合わせてまたはそれ自体でメディアタイトル106の再生速度を下げ得る種々の技術を含んでもよい。限定する目的ではなく一例として、これらの技術は、メディアタイトル106にさらなるコンテンツを追加すること、および/または再生速度を下げることを含んでもよい。
本開示の態様によると、メディアタイトル106にさらなるコンテンツを追加することは、1つ以上のコマーシャルを追加すること、および/または1つ以上のコマーシャルの長さを増大させることを含んでもよい。1つ以上のコマーシャルを追加することは、メディアタイトルの再生進捗の迅速な調整を提供してもよい。典型的には、コマーシャルはしばしば、標準の時間の長さ(すなわち、15、30、45、または60秒)を有する。1つ以上のコマーシャルを追加することによって、再生進捗の大きな調節が達成され得る。あるいは、グループ104を同期化された状態に戻すために必要とされる再生進捗の調整が標準コマーシャルタイムスロットほど大きくない場合、可変長のコマーシャルが標準コマーシャルの代わりに挿入されてもよい。一例として、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104の残りより8秒のみ進んでいる場合、23秒のランタイムを有するコマーシャルが、15秒のランタイムを有したであろう予定されているコマーシャルに代替され得る。
本開示のさらなる態様によると、メディアタイトル106にさらなるコンテンツを追加することはまた、メディアタイトル106にフレームを追加することを含んでもよい。一例として、空白フレームは、メディアタイトル106中に追加されてもよい。さらなる例として、遷移シーンとして識別されているメディアタイトル106内のある特定のシーンが減速されてもよい。加えて、メディアタイトル106は、メディアタイトル106のプロデューサによって重要ではないシーンをすでに追加されていてもよい、拡大カット版106''を有してもよい。低速再生モード316は、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104の残りと同期している状態に戻るまで、メディアタイトル106の拡大カット版106''を再生することを含んでもよい。
本開示のなおさらなる態様によると、低速再生モード316はまた、メディアタイトル106の再生速度を下げることを含んでもよい。再生速度は、グループ104中のクライアントデバイスプラットフォーム103の残りが全てより進んでいるクライアントデバイスプラットフォームに追いつくまで、1フレームごとにわずかに減速されてもよい。あるいは、メディアタイトル106の選択された部分は、それらの再生速度を下げられてもよい。限定する目的ではなく一例として、遷移シーン、コマーシャル、または会話をほとんどまたは全く有しないシーンは、それらの再生速度を下げられてもよい。さらに、クライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104の残りより十分はるかに進んでいる場合、低速再生モード316は、グループ104の残りが追いつき、再び同期化されるまで、メディアタイトルの再生を一時停止することを含んでもよい。
低速再生モード316は、単一の再生速度に限定されないことに留意されたい。例えば、第1のクライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104より3分進んでおり、第2のクライアントデバイスプラットフォーム103がグループ104より2分進んでいる場合、第1のクライアントデバイスプラットフォーム103に対する低速再生モード316は、第2のクライアントデバイスプラットフォームに対する低速再生モード316よりも遅くてもよい。低速再生モード316の再生速度は、本開示の前述の態様のうちの1つ以上を使用して変更されてもよい。
図3Cは、同期装置102が、同一グループ104内の異なるクライアントデバイスプラットフォーム103に対して、低速再生モード114および高速再生モード116の両方を利用する状況をグラフに示す。図面に示されるように、クライアントデバイスプラットフォーム番号2および3は、3分の印に位置する再生進捗を有する。加えて、クライアントデバイスプラットフォーム番号1は、4分の印に1分進んで位置する再生進捗を有し、クライアントデバイスプラットフォーム番号4は、2分の印に1分遅れて位置する再生進捗を有する。それらの再生モードがクライアントデバイスプラットフォーム番号1に追いつくように変更されるか、またはクライアントデバイスプラットフォーム番号4が追いつくことを可能にするために減速される、クライアントデバイスプラットフォームのうちの3つを有する代わりに、本開示の態様は、クライアントデバイスプラットフォームのうちの2つが、それらの再生モードが変更されることを可能にする。本実施例によると、クライアントデバイスプラットフォーム番号4は、その再生モードが標準再生モード312から高速再生モード314に変更されてもよく、クライアントデバイスプラットフォーム番号1は、その再生モードが標準再生モード312から低速再生モード316に変更されてもよい。
図3Dに示されるチャートは、同期装置102が、同一グループ104内の複数のクライアントデバイスプラットフォーム103に対して、低速再生モードおよび高速再生モードの両方を利用する状況をグラフに示す。本開示の態様によると、同期装置102は、グループ104中のクライアントデバイスプラットフォーム103の全ての平均再生進捗を計算してもよい。いったん平均再生進捗点が決定されると、同期装置102は、平均再生進捗点に対してクライアントデバイスプラットフォーム103を同期化するために、クライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれの再生モードを調整してもよい。図3Dに示されるように、クライアントデバイスプラットフォーム番号1は、5分の印に位置する再生進捗を有し、クライアントデバイスプラットフォーム2は、4分の印に位置する再生進捗を有し、クライアントデバイスプラットフォーム番号3は、2分の印に位置する再生進捗を有し、クライアントデバイスプラットフォーム番号4は、1分の印に位置する再生進捗を有する。したがって、グループ104の平均再生進捗は、3分の印にある(方程式1を参照されたい)。
一定間隔で、同期装置102は、各クライアントデバイスプラットフォームの現在の再生進捗点とグループの現在の平均再生進捗と間の差Δを決定してもよい。負の差は、装置が平均再生進捗より遅れていることを意味し、正の差は、装置が平均再生進捗より進んでいることを意味する。上記の実施例において、クライアントデバイスプラットフォーム1、2、3、および4に対するΔ値はそれぞれ、Δ1=−2、Δ2=−1、Δ3=+1、およびΔ4=+2である。同期装置102は、クライアントデバイスプラットフォームが時間の経過と共にグループに対する平均再生進捗に集中するように、そのΔ値を最小限化する方法で、各クライアントデバイスプラットフォームの再生進捗を調整してもよい。
クライアントデバイスプラットフォームが平均再生進捗に集中するように再生速度を調整するために、クライアントデバイスプラットフォーム3および4は、それらの再生モードを高速再生モードに変更させられ、クライアントデバイスプラットフォーム番号1および2は、それらの再生モードを低速再生モードに変更させられる。本開示の態様によると、クライアントデバイスプラットフォーム3および4に対する再生速度の増加は、同一であってもよい。本実施例によると、クライアントデバイスプラットフォーム番号3は、クライアントデバイスプラットフォーム番号4の前に平均再生点に達する。いったんクライアントデバイスプラットフォーム番号3が平均再生点にあると、同期装置102は、クライアントデバイスプラットフォーム番号3の再生モードを標準再生モード312に戻してもよい。同様に、クライアントデバイスプラットフォーム番号1および2に対する再生速度の減少は、同一であってもよい。したがって、クライアントデバイスプラットフォーム番号2は、クライアントデバイスプラットフォーム番号1の前に平均再生点に達する。いったんクライアントデバイスプラットフォーム番号2が平均再生点にあると(すなわち、Δ2=0)、同期装置102は、クライアントデバイスプラットフォーム番号2の再生モードを標準再生モード312に戻してもよい。
あるいは、クライアントデバイスプラットフォーム番号3と4との間の再生速度の増加は、可変であってもよい。したがって、クライアントデバイスプラットフォーム番号4の再生速度の増加は、クライアントデバイスプラットフォーム番号3の再生速度の増加の2倍であってもよい。本実施例において、クライアントデバイスプラットフォーム番号3および4の両方が、同時に平均再生点に達する。同様に、クライアントデバイスプラットフォーム番号1に対する再生速度の減少は、クライアントデバイスプラットフォーム番号2の再生速度の減少の2倍であってもよい。したがって、クライアントデバイスプラットフォーム番号1および2の両方が、同時に平均再生点に達する。
さらに、平均再生点は、より速いクライアントデバイスプラットフォームまたはより遅いクライアントデバイスプラットフォームのいずれかに優先的に重み付けされてもよい。限定する目的ではなく一例として、平均再生点をより遅いクライアントデバイスプラットフォーム103に向かって重み付けすることは、メディアタイトル106のコンテンツプロバイダが、可能な限り多くのコマーシャルが全体として見られること、またはメディアタイトル106が最小限の調整で見られることを確実にしたいときに有益であり得る。例えば、1.5未満の重み付け係数が、グループ104の平均再生点より遅れているクライアントデバイスプラットフォームに追加されてもよい。この調整を使用して、重み付けされた平均再生点は、2.7分であってもよい(方程式2を参照されたい)。
同様に、限定する目的ではなく一例として、平均再生点をより速いクライアントデバイスプラットフォーム103に向かって重み付けすることは、グループ104が、メディアタイトル106の視聴を迅速に完了したいと願う場合、またはメディアタイトル106をストリーミングするネットワーク上に重い負荷があり、システムが可能な限り迅速に帯域幅を解放したいと願う場合、有益であり得る。例えば、1.5未満の重み付け係数が、グループ104の平均再生点より進んでいるクライアントデバイスプラットフォームに追加されてもよい。この調整を使用して、重み付けされた平均再生点は、3.3分であってもよい(方程式3を参照されたい)。
図4に示されるように、同期化命令401のセットが、例えば同期装置102によって実装されてもよい。同期化命令401は、同期装置102のメモリ132または大容量記憶装置134などの非一時的コンピュータ可読媒体420中に実体化されてもよい。同期装置命令401は、同期装置102のCPU131によって実行されるとき、同期化方法201を実装するように構成されてもよい。同期装置命令401は、402において、メディアタイトル106の再生を開始するための命令を含んでもよい。その後、命令は、403において、メディアタイトル106を購入しているグループ104中の各クライアントデバイスプラットフォーム103の再生進捗を監視する命令形態を含んでもよい。同期装置102が、クライアントデバイスプラットフォーム103のそれぞれの再生進捗が同期化されていないことを検出するとき、命令は、404において、クライアントデバイスプラットフォーム103のうちの1つ以上の再生モードを、調整された再生モードに変更することを含んでもよい。
上記は、本発明の好ましい実施形態の完全な記載であるが、種々の代替物、修正物、および均等物を使用することが可能である。したがって、本発明の範囲は、上記の記載を参照することによって決定されるべきではなく、むしろ、添付の特許請求の範囲ならびにそれらの均等物の全範囲を参照することによって決定されるべきである。好ましいかどうかにかかわらず、本明細書に記載されるいかなる特徴も、好ましいかどうかにかかわらず、本明細書に記載される任意の他の特徴と組み合わされてもよい。次に続く特許請求の範囲において、不定冠詞「A」または「An」は、明示的に別段の定めをした場合を除き、その冠詞に続く項目のうちの1つ以上の数量を指す。添付の特許請求の範囲は、「〜のための手段」というフレーズを用いて所与の請求項において制限が明示的に列挙されない限り、ミーンズプラスファンクション制限を含むと解釈されるものではない。