JP2015530281A - インキを塗布するスクリーン印刷装置 - Google Patents

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Abstract

インキを塗布するスクリーン印刷装置は、a.コンベヤベルト(3)と、b.該コンベヤベルト(3)の上に配置されていて環状のスクリーン(13)を備えた回転する中空円筒形のスクリーンステンシル(1)と、該スクリーンステンシル(1)に隣接配置された回転するインキ除去ローラ(2)と、c.前記スクリーンステンシル(1)の内部において、インキ供給装置(8)と、コンベヤベルト(3)に隣接配置された第1のスキージ(4)と、インキ除去ローラ(2)に隣接配置された第2のスキージ(5)と、第3のスキージ(7)と、を少なくとも有しており、第3のスキージ(7)は、コンベヤベルト(3)の移動方向及び/又はスクリーンステンシル(1)の回転方向において、第1のスキージ(4)の前に配置されている。

Description

本発明は、インキを塗布するスクリーン印刷装置、インキ、特にエナメル塗料をガラスに塗布する方法、並びにスクリーン印刷装置の使用に関する。
スクリーン印刷では、インキはゴムスキージを用いて、スクリーンを通して、印刷される対象物に塗布される。このとき印刷プロセスの実施に関しては種々様々な可能性が存在する。平床式のスクリーン印刷では、印刷される対象物は、フラットな支持部に、例えばテーブルに載置される。次のステップにおいて、フレームに取り付けられたスクリーンステンシルがフラットに対象物の上に下ろされる。次いで、スキージを用いてインキがスクリーンのメッシュを通して押圧される。対象物に連続的に印刷したい場合には、印刷は、回転するスクリーン印刷中空胴又はスクリーン印刷ドラムを用いて行うことができる。ドラムの外装は、この構成では少なくとも部分的に印刷スクリーンによって形成される。この印刷スクリーンは、印刷される表面との接触時に、スクリーン印刷ドラム内に位置するスキージを用いてインキを移動させる。スクリーン印刷ドラムは、コンベヤベルトとの組合せにおいて、例えばガラスに連続的に印刷するために使用することができる。メッシュにおいて堆積する残留インキは、スクリーン印刷ドラムの内部における第2のスキージによって除去することができ、かつ例えばスクリーン印刷ドラムに接触しているローラに移動させることができる。特に、印刷される対象物のジオメトリ又は寸法の変化時に、スクリーンメッシュに残留インキが容易に引っ掛かったままになり、場合によっては増加すること、又は不都合な場合にはそれどころか硬化し凝固することがある。このような残留インキによって、容易にゴーストが形成されること、又はぼやけた印像又は絵柄が生じることがある。
特に自動車のウインドウガラスの領域では、スクリーン印刷は大きな意味がある。種々様々な多くのガラスの縁部領域では、例えば接着箇所は視覚的に隠されねばならない。特にウインドシールドガラスは、明らかに見える広範囲にわたる縁部印刷を有している。しかしながらまた接触箇所又は接着箇所を隠すのみならず、ウインドシールドガラス縁部の外観及びデザインは益々大きな意味を持つようになっている。
完成した印刷された自動車ガラスの製造時における1つの重要なコスト要因は、プロセスのサイクル時間と安定性である。これは、エナメル塗料でガラス縁部を印刷する際にも大きな意味がある。エナメル塗料はしばしば、セラミックグレーズ又はエナメル上に、例えばケイ酸塩及び酸化物であるインキ顔料を含んでいる。このようなエナメル塗料は、加熱によって「硬化」され、化学的に安定した耐性のあるガラス状のコーティングを形成する。多くの場合この加熱過程は、予荷重プロセス内に組み込むことも可能である。確立されたプロセスは、例えば3m〜4m/分の印刷速度を可能にする。しかしながらしばしば、このような印刷速度は、自動車ウインドウガラスの製造のようなプロセスをコスト効果的に可能にするには、十分な速さではない。このプロセスは、さらに速いサイクル時間の場合に初めて、安価なものとなる。
独国特許出願公開第2247570号明細書には、シルクスクリーン法による印刷機が開示されている。
英国特許出願公開第1526213号明細書には、カードボードボックスに印刷する印刷機が開示されている。この印刷機は、中空円筒形の構造を有している。
独国特許発明第4109707号明細書には、ガラス板に装飾層を印刷するスクリーン印刷法が開示されている。装飾層の塗布時に印刷スクリーンが使用され、この印刷スクリーンの表面は、ガラス板の周面を越えて延びている。
独国特許出願公開第19832414号明細書には、例えばガラス板である面状で平らな対象物に印刷するスクリーン印刷法が開示されている。スクリーン印刷装置は、中空円筒形のスクリーンステンシル及びインキ除去ローラを有している。
本発明の課題は、種々様々に寸法設定されたガラスに、高くかつより速いクロック周波数で、再現可能にかつ正確に印刷することができる、スクリーン印刷装置を提供することである。
本発明の課題は、本発明によれば、独立請求項である請求項1に係る装置によって解決される。好適な態様は、従属請求項に記載されている。
本発明に係る、スクリーン印刷装置を用いてガラスに印刷する方法、並びにスクリーン印刷装置の使用は、別の独立請求項に記載されている。
本発明に係る、インキを塗布するスクリーン印刷装置は、少なくとも1つのコンベヤベルト又は流れ作業ラインをも有する。印刷面としての環状のスクリーンを備えた回転する中空円筒形のスクリーンステンシルが、隣接配置された回転するインキ除去ローラと一緒にコンベヤベルトの上に配置されている。「上」という表現は、本発明では、コンベヤベルトの上方であって、環状のスクリーンと印刷される対象物とが押圧接触している状態を意味する。好ましい態様では、回転する中空円筒形のスクリーンステンシル及びインキ除去ローラは、コンベヤベルトの上において高さ方向及び長手方向に移動可能に配置されている。スクリーンステンシルの内部には、インキ供給装置が、例えば管路を介してインキ蓄え容器に接続された弁又はホースが、配置されている。さらにスクリーンステンシルは、コンベヤベルトに隣接配置された第1のスキージと、インキ除去ローラに隣接配置された第2のスキージとを有している。また第3のスキージが、コンベヤベルトの移動方向及び/又はスクリーンステンシルの回転方向において第1のスキージの前に配置されている。「回転方向において」という表現は、本発明では、コンベヤベルトの移動方向に関して第1のスキージの前における第3のスキージの位置決めを含む。第3のスキージは、環状のスクリーンのメッシュをインキで満たし、第1のスキージは、インキを、印刷されるガラス又は対象物に押し付け、粘着によるガラス表面におけるインキの固着を可能にする。第3のスキージと第1のスキージとの組合せは、本発明に係る装置のプロセス速度を改善しかつ高める。これによって回転する中空円筒形のスクリーンステンシルは、より高い回転でより速く運動することができる。ガラスは好ましくはガラス板、特に好ましくは、種々異なったサイズ又は寸法のガラス板を含む。過剰なインキ又はガラスのジオメトリに基づいて使用されなかったインキは、第2のスキージを介してインキ除去ローラに引き渡される。スクリーンステンシルとインキ除去ローラとの間の間隔は、両部材が互いに無関係に独立して回転することができ、かつ同時に残留インキを引き渡すことができるように調節されている。
好適な態様では、第3のスキージと第2のスキージとの間に、供給溝が配置されている。供給溝は、過剰インキの搬送を可能にし、この過剰インキは、スクリーンからスクリーンステンシルの内部において第2のスキージを介して戻り、インキ除去ローラには引き渡され得ない。第2のスキージは、特に、スクリーンメッシュ内におけるインキをインキ除去ローラに伝達する。スクリーンのウェブに位置するインキは、大部分、第2のスキージを介して再び、回転する中空円筒形のスクリーンステンシルの内室に戻る。供給溝を介して過剰インキは再び第3のスキージに達し、そこから再びスクリーン内にもたらされる。
好適な態様では、インキ除去ローラはインキ捕集容器を有している。インキ捕集容器は、インキ除去ローラによって集められたインキを集める。任意に追加可能な態様では、インキ除去ローラにおいて集められたインキは、ホースを介して再び回転する中空円筒形のスクリーンステンシル内に戻すことができる。
インキ除去ローラは、好ましくはインキスクレーパを有している。インキスクレーパは、インキ捕集容器への、インキ除去ローラにおけるインキの引渡しを可能にする。
インキ供給装置は、好ましくはホース又はノズルを有している。インキ供給装置は、新たなインキを、回転する中空円筒形のスクリーンステンシル内にもたらす。インキ供給装置は、また追加的にインキ捕集容器に連結されていてもよく、既に使用されたインキの新たな使用を可能にする。このインキ戻しによって、製造コストは低減する。
スクリーンステンシルは、好ましくは40μm〜70μmの孔直径を有している。このとき個々のメッシュ幅は、印刷されるモチーフ、インキの組成、粘性及び湿潤に基づいて調整される。
インキは、好ましくはエナメル塗料を含む。エナメル塗料は、好ましくは、インキ塗布に続く、ガラスにおける曲げ過程時に硬化させることができる。択一的に、加熱過程を、好ましくは500℃〜800℃で、別個に行うことも可能である。
本発明は、さらに、本発明に係るスクリーン印刷装置を用いてガラスに印刷する方法を含む。第1のステップにおいて、ガラスが、コンベヤベルト又は流れ作業ライン上に配置される。コンベヤベルト上に位置するガラスは、環状のスクリーンを備えた、回転する中空円筒形のスクリーンステンシルを介して印刷される。同時に、中空円筒形のスクリーンステンシルの内部に、連続的に又は必要に応じて、インキがインキ供給装置を介して満たされる。インキは、第3のスキージを介して、部分的に、環状のスクリーンにもたらされる。これによって第3のスキージは、インキによるスクリーンの確定された(予備)充填を可能にする。ガラスは、コンベヤベルト上において、回転する中空円筒形のスクリーンステンシルの下に位置決めされる。インキは、第1のスキージを介してスクリーンを通してガラスに塗布される。先行するステップにおいて行われた、第3のスキージによるインキによるスクリーンの(予備)充填は、第1のスキージの領域に存在するインキ量を減じる。第1のスキージの領域におけるより多くのインキ量は、しばしば、印刷されるガラスにおける凝固又は目詰まりを引き起こす。ガラスは次のステップで、コンベヤベルト上において、中空円筒形のスクリーンステンシルから離れる。スクリーンの内部に残っているインキは、第2のスキージを介して、隣接配置された回転するインキ除去ローラに引き渡される。
ガラス上におけるインキは、好ましくはベーキングされる。このベーキング過程は、インキの安定性と耐久性を改善する。
ガラスは、好ましくは予荷重をかけられるか又は部分予荷重をかけられる。ガラスの予荷重プロセスは、好ましくは、インキのベーキングのために使用される。予荷重プロセスにベーキング過程を組み込むことは、別個のベーキング過程を余剰にし、ひいてはプロセスエネルギを節約する。
コンベヤベルトは、好ましくは5m/分〜20m/分、特に好ましくは10m/分〜17m/分、特に30m/分を上回る速度で移動させられる。この速度は、従来技術における速度に比べて、コスト効率的な印刷プロセス及び著しく高いサイクル時間を可能にする。
中空円筒形のスクリーンステンシルとインキ除去ローラとは、好ましくは、逆方向に回転する。
本発明は、さらにまた、インキ、好ましくはエナメル塗料を塗布するための、スクリーン印刷装置の使用をも含む。
次に図面を参照しながら、本発明を詳説する。図面は、純然たる概略図であり、縮尺を忠実に再現するものではない。図示の実施形態は、本発明を制限するものではない。
従来技術によるスクリーン印刷装置を示す横断面図である。 本発明に係るスクリーン印刷装置を示す横断面図である。 回転する中空円筒形のスクリーンステンシルを示す横断面図である。 本発明に係る、ガラスに印刷する方法を示すフローチャートである。
図1には、従来技術によるスクリーン印刷装置Iが横断面図で示されている。インキ12を塗布するスクリーン印刷装置は、方向Cで移動する少なくとも1つのコンベヤベルト3を、又は流れ作業ラインをも有する。図示されていない環状のスクリーン13を印刷面として有する、方向Aにおいて回転する中空円筒形のスクリーンステンシル1は、隣接配置されていて方向Bにおいて回転するインキ除去ローラ2と一緒に、コンベヤベルト3の上に配置されている。スクリーンステンシル1の内部には、インキ供給装置8が、例えば管路を介してインキ蓄え容器に接続された弁又はホースが、配置されている。スクリーンステンシル1はさらに、コンベヤベルト3に隣接配置された第1のスキージ4と、インキ除去ローラ2に隣接配置された第2のスキージ5とを有している。第1のスキージ4は、図示されていない環状のスクリーン13のメッシュをインキ12で満たし、インキ12を、印刷されるガラス10又は対象物に押圧し、粘着力によるガラス10の表面におけるインキ12の固着を可能にする。ガラス10は、好ましくは、ガラス板、特に好ましくは種々様々なサイズ又は寸法のガラス板を含む。過剰なインキ12又はガラス10のジオメトリに基づいて使用されなかったインキ12は、第2のスキージ5を介して、インキ除去ローラ2に引き渡される。インキ除去ローラ2は、インキ捕集容器11を有している。このインキ捕集容器11は、インキスクレーパ6を用いて、インキ除去ローラ2によって集められたインキ12を集める。しかしながら従来技術による図示の構造では、印刷時において比較的遅いサイクル時間しか可能でない。得ることのできる印刷速度、つまり1分当たり印刷することができるガラスの走行距離(m)は、3m〜4m/分の範囲である。
図2には、本発明に係るスクリーン印刷装置IIが横断面図で示されている。このスクリーン印刷装置IIの基本構造は、図1に示した公知のスクリーン印刷装置Iの基本構造に相当している。インキ12は、第3のスキージ7を介して部分的に、図示されていない環状のスクリーン13にもたらされる。これによって第3のスキージ7は、スクリーン13へのインキ12の確定された予備充填を可能にする。ガラス10は、回転する中空円筒形のスクリーンステンシル1の下において、コンベヤベルト3上に位置決めされる。インキ12は次いで、第1のスキージ4を介してスクリーン13を通してガラス10に塗布される。第3のスキージ7と第2のスキージ5との間には、供給溝9が配置されている。この供給溝9は、過剰なインキ12の搬出を可能にし、この過剰なインキ12は、スクリーン13から第2のスキージ5を介して戻され、インキ除去ローラ2には引き渡され得ない。第2のスキージ5は、特に、スクリーンメッシュに存在するインキ12をインキ除去ローラ2に引き渡す。スクリーン13の、スクリーンメッシュを形成するウェブ上に位置するインキ12は大部分が、第2のスキージ5を介して再び、回転する中空円筒形のスクリーンステンシル1の内室に戻る。もし供給溝9が存在しないと、このインキ12は、第1のスキージ4の領域において集まり、そこで印刷プロセスを妨害することになる。このことによって、インキ量が大量の場合には、印像が不鮮明になることがある。これに対して供給溝9が設けられていると、供給溝9を介して、過剰なインキ12は大部分が、再び第3のスキージ7に達し、そこから再びスクリーン13内にもたらされる。本発明に係る装置によって得ることができる印刷速度は、最低でも15m〜20m/分の範囲、好ましくは30m/分を超える値である。従って本発明に係る装置は、係数3〜4だけサイクルを加速することができる。さらに、大幅に速いサイクルによって、印刷されるガラス10一枚当たりのコストは著しく減じられる。
図3には、回転する中空円筒形のスクリーンステンシル1のスクリーン13が横断面図で示されている。スクリーンステンシル1もしくはそのスクリーン13の構造は、図2に示したスクリーンステンシル1もしくはそのスクリーン13の構造に相当している。第3のスキージ7は、インキ12によるスクリーン13の確定された予備充填を可能にし、かつ第1のスキージ4は、方向Cにおいて移動するガラス10における、スクリーン13を通したインキ12の塗布を可能にする。供給溝9は、過剰なインキ12を再び第3のスキージ7に搬送し、そこから再びスクリーン13内にもたらす。
図4には、ガラス10を印刷する、本発明に係る方法がフローチャートで示されている。第1のステップにおいてガラス10は、コンベヤベルト3又は流れ作業ライン上に配置される。中空円筒形のスクリーンステンシル1の内部において、連続的に又は必要な場合に、インキ12がインキ供給装置8を介して満たされる。インキ12は、第3のスキージ7を介して部分的に、環状のスクリーン13にもたらされる。ガラス10は、回転する中空円筒形のスクリーンステンシル1の下においてコンベヤベルト3の上に位置決めされる。インキ12は、第1のスキージ4を介して、スクリーン13を通してガラス10に塗布される。先行するステップにおいて行われた、第3のスキージ7を用いたスクリーン13へのインキ12の(予備)充填によって、第1のスキージ4の領域に存在するインキ量が減じられる。第1のスキージ4の領域における多くのインキ量は、しばしば、印刷されるガラス10における凝固(Verklumpungen)又は目詰まり(Verschmierungen)を引き起こす。ガラス10は、次のステップにおいてコンベヤベルト3の上において、中空円筒形のスクリーンステンシル1から離れる。スクリーン13の内部における余剰のインキ12は、第2のスキージ5を介して、隣接配置された回転するインキ除去ローラ2に引き渡される。
A,B,C 移動方向
I 従来技術によるスクリーン印刷装置
II 本発明に係るスクリーン印刷装置
1 回転する中空円筒形のスクリーンステンシル
2 インキ除去ローラ
3 コンベヤベルト
4 第1のスキージ
5 第2のスキージ
6 インキスクレーパ
7 第3のスキージ
8 インキ供給装置
9 供給溝
10 ガラス板
11 インキ捕集容器
12 インキ
13 スクリーン

Claims (14)

  1. インキを塗布するスクリーン印刷装置であって、
    a.コンベヤベルト(3)と、
    b.該コンベヤベルト(3)の上に配置されていて環状のスクリーン(13)を備えた回転する中空円筒形のスクリーンステンシル(1)と、該スクリーンステンシル(1)に隣接配置された回転するインキ除去ローラ(2)と、
    c.前記スクリーンステンシル(1)の内部において、インキ供給装置(8)と、前記コンベヤベルト(3)に隣接配置された第1のスキージ(4)と、前記インキ除去ローラ(2)に隣接配置された第2のスキージ(5)と、第3のスキージ(7)と、を少なくとも有しており、
    第3のスキージ(7)が、前記コンベヤベルト(3)の移動方向及び/又は前記スクリーンステンシル(1)の回転方向において、第1のスキージ(4)の前に配置されていることを特徴とする、インキを塗布するスクリーン印刷装置。
  2. 第3のスキージ(7)と第2のスキージ(5)との間に、供給溝(9)が配置されている、請求項1記載のスクリーン印刷装置。
  3. ガラス(10)が前記コンベヤベルト(3)上に配置されている、請求項1又は2記載のスクリーン印刷装置。
  4. 前記インキ除去ローラ(2)はインキ捕集容器(11)を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置。
  5. 前記インキ除去ローラ(2)はインキスクレーパ(6)を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置。
  6. 前記インキ供給装置(8)はホース又はノズルを有している、請求項1から5までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置。
  7. 前記スクリーンステンシル(1)は、40μm〜70μmの孔直径を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置。
  8. インキ(12)は、エナメル塗料を含む、請求項1から7までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置。
  9. 請求項1から8までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置を用いてガラスに印刷する方法であって、コンベヤベルト(3)上におけるガラス(10)に、環状のスクリーン(13)を備えた回転する中空円筒形のスクリーンステンシル(1)を介して印刷し、
    a.前記中空円筒形のスクリーンステンシル(1)の内部に、インキ(12)を、インキ供給装置(8)を介して満たし、
    b.前記インキ(12)を、第3のスキージ(7)を介して、環状のスクリーン(13)にもたらし、
    c.前記ガラス(10)を、前記コンベヤベルト(3)上において、回転する中空円筒形の前記スクリーンステンシル(1)の下に位置決めし、
    d.インキ(12)を、第1のスキージ(4)を介して前記スクリーン(13)を通して前記ガラス(10)に塗布し、該ガラス(10)を前記コンベヤベルト(3)上において、前記中空円筒形のスクリーンステンシル(1)から離し、前記スクリーン(13)の内部に残っているインキ(12)を、第2のスキージを介して、隣接配置された回転する前記インキ除去ローラ(2)に引き渡す
    ことを特徴とする、ガラスに印刷する方法。
  10. 前記ガラス(10)上に位置する前記インキ(12)をベーキングする、請求項9記載の方法。
  11. 前記ガラス(10)に予荷重をかける又は部分的に予荷重をかける、請求項9又は10記載の方法。
  12. 前記コンベヤベルト(3)を、5m/分〜20m/分の速度で、好ましくは10m/分〜17m/分の速度で、特に好ましくは30m/分を超える速度で移動させる、請求項9から11までのいずれか1項記載の方法。
  13. 前記中空円筒形のスクリーンステンシル(1)と前記インキ除去ローラ(2)とを、逆方向に回転させる、請求項9から12までのいずれか1項記載の方法。
  14. インキ、好ましくはエナメル塗料を塗布するための、請求項1から8までのいずれか1項記載のスクリーン印刷装置の使用。
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