JP2015526336A5

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Publication number: JP2015526336A5
Application number: JP2015522154A
Authority: JP
Filing date: 2013-07-17
Publication date: 2016-09-01
Anticipated expiration: 2033-07-17

Claims

少なくとも１つのデッキ（１０Ｐ）および船郭（１０１、１０３、１０５）を備える艦艇（１００、１０２、１０４）を隠蔽する隠蔽方法であって、艦艇（１００、１０２、１０４）内に少なくとも１つのガスタービン（１）を組み込むことから成り、前記組み込むことが、艦艇（１００）のデッキ（１０Ｐ）上かつ／または艦艇（１０２、１０４）内で、特に実質的に喫水線（ＬＦ）以上でなされることが可能であり、前記隠蔽方法がさらに、ガスタービン（１）からの放出部（３ｓ）で流体（Ｈ１）を噴射することと、浮遊状態の流体が加えられた、煙流と呼ばれるガス流（Ｆ３）を、前記煙流（Ｆ３）を方向付けるように艦艇（１００、１０２、１０４）の船郭（１０１、１０３、１０５）に形成された少なくとも１つの出口（１４）に案内する（１１、１１’、１１ａ”、１１”ｂ）こととから成ることを特徴とする、隠蔽方法。
色付きの、粉末状の、臭いのある、煙を発生させる添加物および／または黒鉛粉から選択された添加物の噴射も煙生成器（１）の出口（３ｓ）で実行される、請求項１に記載の隠蔽方法。
煙流（Ｆ３）の案内部（１１、１１’、１１ａ”、１１”ｂ）が、船郭（１０１、１０３、１０５）からの案内出口（１４）が艦艇（１００、１０２、１０４）の喫水線（ＦＬ）以上で作り出されるように構成される、請求項１および２のいずれかに記載の隠蔽方法。
煙流（Ｆ３）および出口が１つまたは複数のデッキ（１０Ｐ）と喫水線（ＬＦ）との間に方向付けられるように、喫水線（ＬＦ）で煙流（Ｆ３）を、艦艇（１００、１０２、１０４）の移動と走航条件とに応じて配向するために、案内部（１１、１１’、１１ａ”、１１”ｂ）の配向は、艦艇（１００、１０２、１０４）の船郭（１０１、１０３、１０５）からの出口（１４）で、艦艇（１００、１０２、１０４）の１つまたは複数のデッキ（１０Ｐ）と平行な基準面での、かつ／または基準面に直角の面での配向によって適合可能である、請求項１から３のいずれか一項に記載の隠蔽方法。
出口（１４）で蒸発を発生させ、煙を、艦艇（１００、１０２、１０４）を取り囲む水の広がりの上に置かれた状態にしておくために、煙流（Ｆ３）は、艦艇の船郭（１０１、１０３、１０５）から出現する前に冷却され、加湿（１８）によって高密度にされる、請求項１から４のいずれか一項に記載の隠蔽方法。
請求項１から５のいずれか一項に記載の方法を実施することを目的とした、艦艇（１００、１０２、１０４）を隠蔽する隠蔽装置（１０、１０’；１０”ａ、１０”ｂ）にして、ガス発生器（２）から構成されるガスタービン（１）と燃料タンク（４１）に接続されたガスを噴出させる管（３）とを備える隠蔽装置（１０、１０’；１０”ａ、１０”ｂ）であって、排出管（３）には、流体、特に油をガスタービン（１）からの排出ガス（Ｆ２）の中に噴射し、煙流と呼ばれる、浮遊状態の流体を備えたガス流（Ｆ３）を形成する、少なくとも１つのタンク（４２）に接続された少なくとも１つの流体噴射器（７１）が設けられ、排出管（３）は、煙流（Ｆ３）用の少なくとも１つの導管（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ）または案内導管分岐路（１１’ａ、１１”ｂ）に結合されることを特徴とする、隠蔽装置（１０、１０’；１０”ａ、１０”ｂ）。
導管または各導管あるいは分岐路または各分岐路（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ、１１’ａ、１１’ｂ）が、煙流（Ｆ３）の速度を実質的に低下させるために、管（３）に接続された少なくとも１つの円錐台形状の分岐部位（１２）を備える、請求項６に記載の隠蔽装置。
煙流（Ｆ３）を冷却し、高密度にするために、導管または各導管あるいは分岐路または各分岐路（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ、１１’ａ、１１’ｂ）の端領域（１５）内に、ガス流（Ｆ３）の中に外部流体を噴射する噴射器（１８）が配置され、外部流体は特に、前記端領域（１５）内のガス流（Ｆ３）の温度よりも実質的に低い温度の海水である、請求項６または請求項７いずれかに記載の隠蔽装置。
導管または各導管あるいは分岐路または各分岐路（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ、１１’ａ、１１’ｂ）には端部（１４）で、導管または分岐路（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ、１１’ａ、１１’ｂ）の出口（１４）で煙流（Ｆ３）を方向付けるために少なくとも１つの平面内で配向可能なノズル（１９）、あるいは管の端領域（１５）内で配向可能なグリル（１７ｇ）が設けられ、グリル（１７ｇ）は導管または分岐路（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ、１１’ａ、１１’ｂ）を通過する煙流（Ｆ３）を方向付けることが可能である、請求項６から８のいずれか一項に記載の隠蔽装置。
少なくとも１つのデッキ、船郭、および請求項６から９のいずれか一項に記載の少なくとも１つの装置が設けられた艦艇であって、装置（１１）は、艦艇（１００）のデッキ（１０Ｐ）上または船倉（３１、３２、３３）内に配置され、次いで導管および分岐路（１１、１１’、１１”ａ、１１”ｂ、１１’ａ、１１’ｂ）の長さは、予め形成された開口部（１３）を通って艦艇の船郭（１０１、１０３、１０５）から出現するように決定されることを特徴とする、艦艇。