JP2015522766A - 振動ダンパ、特に自動車用のピストンロッドダンパ - Google Patents

振動ダンパ、特に自動車用のピストンロッドダンパ Download PDF

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Abstract

振動ダンパ、特に自動車用のピストンロッドダンパであって、減衰ハウジング(2)を備え、該減衰ハウジング(2)は、ピン(4)を取り囲んで把持するピストンロッド(3)を収容しており、該ピン(4)は、減衰ハウジング(2)内に、遊びを持って支持されており、ピストンロッド(3)に設けられた第1のディスク(6)が、減衰ハウジング(2)と係止されており、ピストンロッド(3)と減衰ハウジング(2)との間に、減衰エレメント(5)が支持されている、振動ダンパにおいて、ピストンロッド(3)の第1のディスク(6)と減衰ハウジング(2)との間の係止部が、バヨネット状の締結部(9,10)として形成されていることを特徴とする振動ダンパ。

Description

本発明は、振動ダンパ、特に自動車用のピストンロッドダンパであって、減衰ハウジングを備え、該減衰ハウジングは、ピンを取り囲んで把持するピストンロッドを収容しており、該ピンは、減衰ハウジング内に、遊びを持って支持されており、ピストンロッドに設けられた第1のディスクが、減衰ハウジングと係止されており、ピストンロッドと減衰ハウジングとの間に、減衰エレメントが支持されている、振動ダンパに関する。
自動車では、クラッチペダルとクラッチ操作装置の液圧式のクラッチマスタシリンダとの間の結合のために、振動ダンパが使用される。図6には、減衰ハウジング18とピストンロッド19とから成る振動ダンパ17が図示されている。ピストンロッド19は、この場合、円筒状ピン20を中心にして回転対称的に延びており、この円筒状ピン20は、ピストンロッド19内で固定側軸受けPに不動に配置されている。円筒状ピン20は、ピストンロッド19を越えて突出しており、その自由端部が減衰ハウジング18に係合している。この自由端部はこの減衰ハウジング18内で、自由側軸受けLに所定の遊びを持って支持されている。減衰ハウジング18とピストンロッド19との間には、減衰エレメント21が配置されている。ピストンロッド19は、回転対称的に形成された第1のディスク22を有し、この第1のディスク22は、減衰ハウジング18に設けられた終端ストッパ23の背後に係止されている。円筒状ピン20と減衰ハウジング18との間に存在する遊びに基づき、自動車のクラッチペダルが作用する減衰ハウジング18と、ピストンロッド19に結合されたクラッチとの間には、減衰ストロークDWが設定されており、この減衰ストロークDWは、最大で2mmである。踏み込まれたクラッチペダルの跳ね戻り時には、減衰ハウジング18の軸方向の終端ストッパ23が、高い力にさらされる。軸方向の終端ストッパ23に極めて高い力が加えられると、終端ストッパ23が裂断され、このことは振動ダンパ17の破損を招く。
したがって、本発明の根底を成す課題は、高い裂断力、特に1200ニュートンよりも高い裂断力を受けた場合でも、破損されないままとなるような振動ダンパを提供することである。
本発明によれば、この課題は、ピストンロッドの第1のディスクと減衰ハウジングとの間の係止部が、バヨネット状の締結部として形成されていることにより解決される。バヨネット状の結合によって、作用する裂断力は分配されるので、減衰ハウジングの終端ストッパの破損が、信頼性良く阻止される。このことは、作用する裂断力が1200ニュートンの値を超える場合にも云える。
バヨネット状の締結部の形成のためには、ピストンロッドの第1のディスクが、減衰ハウジングの内側に設けられた少なくとも1つの切欠き内に係合する少なくとも1つの突出部を有しており、この突出部が、前記切欠きに対して回動されており、さらに、前記突出部と前記切欠きとが、好ましくは半径方向でピストンロッドと減衰ハウジングとに延びていると有利である。この半径方向の形成に基づいて、ピストンロッドの第1のディスクと減衰ハウジングとの間の信頼性の良い係止部が達成され、この係止は、作用する裂断力に対して安定している。
1実施態様では、前記突出部がセグメント状に形成されており、前記切欠きは前記突出部に対して相補的な形状を有している。突出部および切欠きのこのようなセグメント状の形成によって、正確に嵌合する係止が達成され、このような係止は、振動ダンパの組立てを簡単にする。
1つの変化形では、半径方向で減衰ハウジングを貫いて案内された緊定エレメントが、バヨネット状の締結部の回動防止手段として、ピストンロッドに作用する。これによって、バヨネット状の締結部が、自動車における使用の間に、係止された位置から自動的に係止解除され得ないことが、信頼性良く保証される。
択一的には、ピストンロッドにより取り囲まれたピンが、バヨネット状の締結部の回動防止手段として、角隅を有する横断面を有している。ピンの角隅を有する横断面の形成によって、ピストンロッドが、減衰ハウジングに対して回動し得ることが阻止される。この回動防止手段は、付加的な構成部分なしに達成され、このことによって、このような振動ダンパの製造にかかるコストが減じられる。
ピンの横断面は六角形に形成されていると有利である。バヨネット締結部を介して結合され、引き続き六角形の円筒状ピンにより係止されているピストンロッドと、減衰エレメントを含む減衰ハウジングとは、この場合、それ自体閉じた減衰システムを形成する。
本発明の別の実施態様では、ピストンロッドが、減衰ハウジングにおけるピストンロッドのセンタリングのための第2のディスクを有し、この第2のディスクは、減衰エレメントに対向して形成されている。第2のディスクは、減衰ハウジングの近傍に、かつ減衰エレメントに直接対向して位置している。この第2のディスクによって、振動ダンパの組立て時に、減衰ハウジングの内部でのピストンロッドの、センタリングされた簡単な支持が可能となる。
本発明のさらに別の実施態様では、ピストンロッドの、減衰エレメントとは反対側に第3のディスクが形成されており、第3のディスクの、第1のディスクに面した側は、半径方向で斜めに形成されている。この第3のディスクは、クラッチ操作装置のシリンダ用の接続エレメントを形成する。したがって、この振動ダンパは、付加的な構成部分なしに、それ自体閉じたコンパクトな装置を形成し、その場合、高い裂断力が加えられても、振動ダンパの破損が生ぜしめられる恐れはない。
本発明は、多数の実施形態を可能にする。そのうちの1つを図面につき詳しく説明する。
自動車用のピストンロッドダンパの第1の実施形態を、ピストンロッドダンパの種々の断面図で示す図である。 図1に示したピストンロッドダンパの種々の組立てステップを示す図である。 自動車用のピストンロッドダンパの第2の実施形態を、ピストンロッドダンパの種々の断面図で示す図である。 図3に示したピストンロッドダンパの種々の組立てステップを示す図である。 ピストンロッドダンパの第3の実施形態を示す断面図である。 従来技術によるピストンロッドダンパを示す断面図である。
同一の特徴には、同じ参照符号により示されている。
図1には、自動車におけるクラッチ操作システムのマスタシリンダにクラッチペダルを結合するために形成されているようなピストンロッドダンパ1が図示されている。ピストンロッドダンパ1は、減衰ハウジング2を有し、この減衰ハウジング2内には、ピストンロッド3が押し込まれている。減衰ハウジング2は、クラッチペダル(図示しない)に結合されており、それに対して、ピストンロッド3は、自動車のクラッチ操作システムのマスタシリンダ(同じく図示しない)に通じている。
ピストンロッド3は、円筒状に形成されたピン4を取り囲んでいる。このピン4は、減衰ハウジング2の方向にピストンロッド3を越えて突出している。この場合、ピン4の端部は、減衰ハウジング2内に係合している。ピン4はピストンロッド3内では固定に支持されており、それに対して、減衰ハウジング2内では自由側軸受けに保持されている。減衰ハウジング2の内部では、減衰ハウジング2とピストンロッド3との間に、ゴムダンパ5の形の減衰エレメントが配置されている。
ピストンロッド3には、ピストンロッド3を中心にして半径方向に延びている第1のディスク6が配置されている。この第1のディスク6は、互いに反対の側に位置する2つのセグメントの形の2つの突出部を有する(断面A−A)。この2つのセグメント9は、減衰ハウジング2の内側に形成されたそれぞれ1つの切欠き10内に係合する。セグメント9を約90°だけ回転させることによって、ピストンロッド3と減衰ハウジング2との間の係止が達成され、この場合、セグメント9が、減衰ハウジング2に設けられたアンダカットの背後に押しずらされて、アンダカットの背後に保持される。半径方向で減衰ハウジング2に押し通されてピストンロッド3に接触している緊定ピン11によって、ピストンロッド3が、減衰ハウジング2における係止から係止解除してしまうことが、信頼性良く阻止される。
断面B−Bは、ピストンロッドダンパ1の詳細図を示す。この図からは特に、ピストンロッド3が、回転対称的に延びている3つのディスク6,7,8を有していることが判る。この場合、減衰ハウジング2とバヨネット状の締結を形成する第1のディスク6は、別の2つのディスク7,8の間に配置されている。第2のディスク7は、減衰エレメント5に接触していて、減衰ハウジング2寄りに配置している。この第2のディスク7は、ピストンロッド3を減衰ハウジング2内に組み込む際にピストンロッド3をセンタリングし、これにより減衰ハウジング2内でのピストンロッド3およびピン4の良好な支持を可能にするために役立つ。第3のディスク8は、ピストンロッド3が取り付けられた状態において、減衰ハウジング2の外部で支持されていて、第1のディスク6に面した側に、傾斜部を有する。この第3のディスク8は、マスタシリンダの溶接リング用のストッパとして用いられる。このストッパは図示されていない。さらに、この断面図からは、第1のディスク6が、減衰ハウジング2の切欠き10に係合していることが判る。
図2に関連して、図1に示したピストンロッドダンパ1の組立てを説明する。第1のステップでは、ピン4を、ピストンロッド3内に押し込む。続いて減衰エレメント5を、減衰ハウジング2の内部に嵌め込む。減衰エレメント5が減衰ハウジング2内に嵌め込まれていると、ピン4を保持したピストンロッド3を、減衰ハウジング2内に押し込む。その際、ピストンロッド3のセグメント9が、減衰ハウジング2の切欠き10内に正確に嵌め込まれるように注意しなければならない(ステップ4)。ステップ5で少しだけ力を加えてピストンロッド3を減衰エレメント5に押圧し、この場合、減衰ハウジング2がピストンロッド3のセグメント9に当接すると共に、90°回転させた後にピストンロッド3が位置固定される。セグメント9は、減衰ハウジング2に設けられたアンダカットによって保持される。係止の終了後に、ステップ6において、緊定ピン11を、半径方向で減衰ハウジング2に設けられた孔に押し通し、そしてピストンロッド3が、もはや回転し得なくなるまで、ピストンロッド3に押圧する。次いでステップ7においては、ピストンロッドダンパ1が完全に組み立てられている。
図示しないクラッチペダルが操作されると、減衰ハウジング2が、ピン4に押圧される。その際、減衰ハウジング2とピン4との間に存在する遊びに基づいて、最大の減衰ストロークが生じる。減衰ハウジング2が減衰エレメント5を押し縮めて、減衰ハウジング2の力がピストンロッド3に伝達されるようになるまでクラッチペダルが踏み込まれたあとでしか、クラッチ操作装置のマスタシリンダ(図示しない)は操作されない。
図3は、ピストンロッドダンパ12の第2の実施形態を示す。このピストンロッドダンパ12は、図1のピストンロッドダンパ1に比べて、ピストンロッド3のセグメント9と減衰ハウジング2との間の係止手段である緊定ピン11が不要にされている点で異なっている。第2の実施形態では、ピン4が六角形の横断面を有していて、このピストンロッドダンパ12の回動防止手段を形成している。このピストンロッドダンパ12においても、ピストンロッド3のセグメント9と減衰ハウジング2の切欠き10との間にバヨネット締結部が設けられており、ピストンロッド3のセグメント9は、組立てのあと、減衰ハウジング2に設けられたアンダカットによって保持される。
このピストンロッドダンパ12の個々の組付けステップが、図4に示されている。この場合、第1のステップでは、まず減衰エレメント5を減衰ハウジング2内に嵌め込む。続いて、ピストンロッド3を、減衰エレメント5を含む減衰ハウジング2内に嵌め込む(ステップ2)。ステップ3では、ピストンロッド3を減衰ハウジング2内に挿入し、この場合、ピストンロッド3の2つのセグメント9が、減衰ハウジング2のそれぞれ1つの切欠き10内に係合するように挿入する。引き続きステップ4において、少しだけ力を加えて減衰エレメント5を押し縮め、この場合、減衰ハウジング2がピストンロッド3のセグメント9に当接すると共に、90°回転させた後にピストンロッド3が位置固定され、ピストンロッド3のセグメント9が、減衰ハウジング2に設けられたアンダカットによって保持される。この組立てステップが終了したあとで、別のステップ5で、六角形のピン4を軸方向で減衰ハウジング2に通して、ピストンロッド3内に押し込む。この場合、減衰ハウジング2もピストンロッド3も、六角形の開口を有し、両開口は、バヨネット締結部の位置によって自動的に互いに位置合わせされている。次いで、完成したピストンロッドダンパ1がステップ6に示されており、この場合、六角形のピン4は、回動防止手段として、減衰ハウジング2を貫いてピストンロッド3に押し込まれており、これにより、ピストンロッド3はもはや自動的には係止解除され得ない。この実施形態は、ピストンロッドダンパ12の頑丈な構成を可能にし、このピストンロッドダンパ12は、それ自体閉じた減衰エレメントを形成する。
図5には、改良されたピストンロッドダンパ13が図示されている。このピストンロッドダンパ13は、やはり、ピストンロッド3を中心にして回転対称的に延びている3つのディスク6,8,16を有する。この場合、減衰ハウジング2に対面して並んで位置するように形成されているディスク6,16は、同一のジオメトリを有する。減衰ハウジング2には、内部に位置するように、半径方向に延びる2つのスナップインリング14,15が形成されており、これらのスナップインリング14,15は、組立ての際に、それぞれ1つのディスク6,16によって背後から係合されている。詳細には、ディスク6がスナップインリング15に支持されていて、ディスク16はスナップインリング14に位置決めされている。
二重のスナップインリング14,15を形成することによって、減衰ハウジング2は、より高い裂断力にも耐える。なぜならば、裂断力は、この実施形態では、両スナップインリング14,15に分配されるからである。組立て時には、減衰エレメント5を減衰ハウジング2内に嵌め込んだあとに、ピストンロッド3がこの減衰ハウジング2に押し込まれるので、ディスク6,16は、スナップインリング14,15の突出部の背後に圧入される。これにより、ピストンロッド3は、減衰ハウジング2内にしっかりと係止されている。
a ピストンロッドダンパ
b 減衰ハウジング
c ピストンロッド
d ピン
e ゴムダンパ
f ディスク
g ディスク
h ディスク
i セグメント
j 切欠き
k 緊定ピン
l ピストンロッドダンパ
m ピストンロッドダンパ
n スナップインリング
o スナップインリング
p ディスク
q ピストンロッドダンパ
r 減衰ハウジング
s ピストンロッド
t 円筒状ピン
u 減衰エレメント
v ディスク
w 終端ストッパ
P 固定側軸受け
L 自由側軸受け
DW 減衰ストローク

Claims (8)

  1. 振動ダンパ、特に自動車用のピストンロッドダンパであって、減衰ハウジング(2)を備え、該減衰ハウジング(2)は、ピン(4)を取り囲んで把持するピストンロッド(3)を収容しており、該ピン(4)は、前記減衰ハウジング(2)内に遊びを持って支持されており、前記ピストンロッド(3)に設けられた第1のディスク(6)が、前記減衰ハウジング(2)と係止されており、前記ピストンロッド(3)と前記減衰ハウジング(2)との間に、減衰エレメント(5)が支持されている、振動ダンパにおいて、
    前記ピストンロッド(3)の前記第1のディスク(6)と前記減衰ハウジング(2)との間の係止部が、バヨネット状の締結部(9,10)として形成されていることを特徴とする振動ダンパ。
  2. 前記バヨネット状の締結部(9,10)の形成のために、前記ピストンロッド(3)の前記第1のディスク(6)が、前記減衰ハウジング(2)の内側に設けられた切欠き(10)内に係合する少なくとも1つの突出部(9)を有しており、該突出部(9)が、前記切欠き(10)に対して回動されており、前記突出部(9)と前記切欠き(10)とが、好ましくは半径方向で前記ピストンロッド(3)と前記減衰ハウジング(2)とに延びている、請求項1記載の振動ダンパ。
  3. 前記突出部(9)がセグメント状に形成されており、前記切欠き(10)が前記突出部(9)に対して相補的な形状を有している、請求項2記載の振動ダンパ。
  4. 半径方向で前記減衰ハウジング(2)を貫いて案内された緊定エレメント(11)が、前記バヨネット状の締結部(9,10)の回動防止手段として、前記ピストンロッド(3)に作用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の振動ダンパ。
  5. 前記ピストンロッド(3)により取り囲まれた前記ピン(4)が、前記バヨネット状の締結部(9,10)の回動防止手段として、角隅を有する横断面を有している、請求項1から3までのいずれか1項記載の振動ダンパ。
  6. 前記ピン(4)の横断面が六角形に形成されている、請求項5記載の振動ダンパ。
  7. 前記ピストンロッド(3)が、前記減衰ハウジング(2)内での前記ピストンロッド(3)のセンタリングのための第2のディスク(7)を有し、該第2のディスク(7)は、前記減衰エレメント(5)に対向して形成されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の振動ダンパ。
  8. 前記ピストンロッド(3)の、前記減衰エレメント(5)とは反対側に第3のディスク(8)が形成されており、該第3のディスク(8)の、前記第1のディスク(6)に面した側が、半径方向で斜めに形成されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の振動ダンパ。
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