JP2015518122A - 減衰アセンブリとその関連製造方法 - Google Patents

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Abstract

アセンブリは、粉末金属の外側部品の軸方向一端から粉末金属の外側部品の対向する軸方向他端に向かって、粉末金属の外側部品の対向する軸方向両端の間の位置まで交互に軸方向に延びる、複数のファセット(52)が形成された径方向内向きに面する円柱面(54)を有する粉末金属の外側部品(22)と、粉末金属の内側部品の軸方向一端から対向する粉末金属の内側部品の軸方向他端に向かって、粉末金属の内側部品の対向する軸方向両端の間の位置まで交互に軸方向に延びる、複数のファセットが形成された径方向外向きに面する円柱面を有する粉末金属の内側部品(20)と、粉末金属の外側部品および粉末金属の内側部品を一体に結合する、粉末金属の外側部品および粉末金属の内側部品の円柱面の間に架設された中間要素(26)とを備える。

Description

関連出願の相互参照
本願は、あらゆる目的のために参照により本明細書に援用される、2012年4月24日出願の米国仮特許出願第61/637,438号の出願日の利益を主張する。
連邦政府による資金提供を受けた研究開発の記載
適用せず。
本開示は、例えば、自動車の内燃機関と共に使用するためのダンパプーリなどの、回転運動を減衰させるためのアセンブリに関する。
自動車における動力伝達時のねじり振動の影響を低減するために、プーリ機構は、内部ダンパと共に開発されてきた。これらのダンパは、伝達エネルギーのスパイクを消散させ、プーリ機構の回転運動時に発生する振動を吸収することに役立つ。
従来、減衰プーリは、ゴムと一体に接合される2つの鋳鉄部品から製造された。通常、内側ハブおよび外側リングが最初に鋳造される。その後、一方または両方の部品が機械加工される。一般的に、機械加工の際、隆起した環状リップはハブの外径に形成され、環状凹部はリングの内径に形成されるが、これらの特徴は逆にすることができる。そこで、プーリを組み立てるために、ハブはリングの内側に配置され、これにより、機械加工された環状リップおよび凹部を有する表面が互いに対向し、ゴムは、2つの金属部品を一体に接合し、減衰要素を2つの金属部品の間に設けるために、鋳造金属部品の間に成形または配置される。
しかし、環状リップおよび凹部を形成するために使用されるような機械加工操作は、高価で時間がかかる可能性がある。また、鋳造金属部品とゴムとの接合は、減衰機能を実行するためのアセンブリの品質および能力を制限する可能性がある。それゆえ、動力伝達の際に起こる回転振動を減衰させるためのアセンブリを改善し、このようなアセンブリの製造方法を改善することが継続的に求められる。
本開示は、動力伝達の際に起こる回転振動を減衰させるための改善されたアセンブリを提供している。アセンブリは、特有の、かつ改善された係止機構を有する粉末金属部品を含むことができ、この係止機構は、代替ファセットの形状をしており、鋳造部品へ機械加工することが困難で、さらには不経済である。代替ファセットの実装によって、中間エラストマー材料のハブおよびリングへの改善された接合を可能にする。
本発明の一態様によれば、アセンブリは、粉末金属の外側部品(例えば、リング)と、粉末金属の内側部品(例えば、ハブ)と、中間要素とを含む。粉末金属の外側部品は、径方向内向きに面する円柱面を有し、粉末金属の内側部品は、径方向外向きに面する円柱面を有する。複数のファセットは、径方向内向きに面する円柱面および径方向外向きに面する円柱面の各々に形成される。これらのファセットは、部品の対向する軸方向端部の1つから対向する軸方向端部の間の位置まで交互に軸方向に延びる。中間要素は、粉末金属の外側部品と粉末金属の内側部品との間に架設されるかあるいは形成され、粉末金属の外側部品および粉末金属の内側部品を一体に結合する。
ある実施形態では、アセンブリは、自動車の内燃機関と共に使用するためのダンパプーリであってもよい。ダンパプーリは、振動騒音を低減するために使用されてもよい。
アセンブリのある形態では、中間要素は、例えばゴムなどのエラストマー材料であってもよい。このエラストマー材料は、粉末金属部品の間に注入され、部品の表面に接合するために加硫されるか、そうでなければ硬化されてもよい。
アセンブリのある形態では、中間要素は、粉末金属の内側部品の径方向外向き表面に接合する径方向内向き表面を含んでもよく、中間要素は、粉末金属の外側部品の径方向内向き表面に接合する径方向外向き表面をさらに含んでもよい。したがって、中間要素は、粉末金属の内側部品の径方向外向き表面の表面形状と略正反対に対応する、径方向内向き表面の表面形状を有してもよく、また、粉末金属の外側部品の径方向内向き表面の表面形状と略正反対に対応する、径方向外向き表面の表面形状を有してもよい。粉末金属部品は、中間要素の材料を内部で受けてもよい表面に若干の微細孔性を有することがあるため、表面は互いに完全に一致または対応しなくてもよいと理解されるべきである。
粉末金属の内側部品と粉末金属の外側部品を一体に結合するために、その間に中間要素が架設または形成されると、粉末金属の内側部品および粉末金属の外側部品の向きに対する軸方向および角度方向の両方への中間要素の移動を抑制するように、ファセットを使用することができる。
ファセットは、凹部として画成されるか、あるいは、プラトー部として画成されてもよい。いずれの場合も、ファセットは、ファセットが形成される対応円柱面から径方向に偏倚した円柱面であってもよい。ある構成では、ファセットは格子を形成し、隣接するファセットは互いに重なり合うことができる。粉末金属の外側部品の径方向内向き表面上の複数のファセット、および粉末金属の内側部品の径方向外向き表面は、市松模様を形成してもよい。
ある形態では、ファセットは、環状列状に配置されてもよく、粉末金属の内側部品および粉末金属の外側部品はそれぞれ、ファセットの2つの環状列を有してもよい。
各ファセットは、部品の対向する軸方向両端の1つから内側に延びる少なくとも1つの側面と、少なくとも1つの側面に略直交しており、対向する軸方向両端の1つから内側に偏倚する、少なくとも1つの端面とを含んでもよい。(1または複数の)側面は、部品の対向する軸方向両端の1つから略直交して延びてもよい。一形態では、端面の対向する端部には2つの側面があってもよい。これらの側面は、部品に対して径方向平面に沿って延びるように形成され得る。端面は、部品の軸に直交する平面にあってもよい。
粉末金属の外側部品は、ベルトを受けるための搬送路が形成された径方向外向き表面を有してもよい。この搬送路は、粉末金属の外側部品の径方向外向き表面に機械加工されてもよい。
他の態様によれば、上述のこの種のアセンブリの製造方法が開示されている。第1プリフォームおよび第2プリフォームは、粉末金属から圧密化され、かつ、代替ファセットが部品の円柱面に形成された、上述のこの種の粉末金属の内側部品および粉末金属の外側部品を形成するために焼結される。粉末金属の外側部品および粉末金属の内側部品は、中間要素を使用して一体に結合されるか、あるいは接合される。
粉末金属の外側部品および粉末金属の内側部品を、中間要素を使用して一体に結合する工程は、(1)粉末金属の内側部品および粉末金属の外側部品が互いに同軸となり、かつ、それらの間に部品間容積を有するように、粉末金属の内側部品を粉末金属の外側部品の内側に配置または位置決めすることと、(2)部品間容積に中間要素を形成することとを含んでもよい。ある実施形態では、これは、注入などの後に加硫または硬化したエラストマー材料(例えば、ゴム)を部品間容積へ導入することで行われてもよい。中間要素は、粉末金属の内側部品および粉末金属の外側部品上のファセットの少なくとも一部分を充填してもよく、ある形態では、粉末金属部品の表面上の一部の細孔にさらに浸透してもよい。
本方法のある形態では、ベルトガイドは、粉末金属の外側部品の径方向外向きに面する円柱面へ機械加工されてもよい。
したがって、本開示は、ハブをリングへ接合する新規かつ改善された方法を提供し、ハブおよびリングの両方は、代替ファセットを有する。これらのファセットは、前駆体粉末金属プリフォームを形成するための(粉末金属の圧密化としても公知の)粉末金属の圧密化の際に形成されてもよく、ゴム接合の際に、(プリフォームの焼結後に)最終的に係止機構として使用されてもよい。これらの係止機構は、ハブおよびリングの互いに対する軸方向および角度方向の両方へ移動を抑制することができる。これらのファセットは、粉末金属プリフォームの圧密化の際に形成することができるので、ハブおよび/またはリングの形成後に大規模な加工をすることなく形成することができる。
本発明のこれらおよびさらにその他の利点は、詳細な説明および図面から明らかになるであろう。以下は本発明のいくつかの好ましい実施形態の説明に過ぎない。本発明の全ての範囲を評価するために、特許請求の範囲はこれらの好ましい実施形態は特許請求の範囲内の実施形態のみを意図するものではないとみなされるべきであろう。
減衰装置として使用されるアセンブリの上面斜視図である。 図1のアセンブリの上面図である。 図2の線3−3を介して得られる側断面図である。 図2の線4−4に沿って得られる詳細図である。 中間減衰要素が間に形成される前の、内側部品(ハブ)が外側部品(リング)に挿入される様子が示されているアセンブリの粉末金属部品の分解斜視図である。 内側部品が外側部品の内部に配置された後、中間減衰要素が形成される前のアセンブリの粉末金属部品の斜視図である。 線7−7を介して得られる図6の側断面図である。 粉末金属の内側部品を形成するための密着した工具およびダイセットの側面図である。 工具およびダイセットが圧密化位置にある、図8の線9−9に沿って得られる工具およびダイセットの側断面図である。 工具およびダイセットが開放位置にあり、キャビティが粉末金属材料で充填された、図8の工具およびダイセットの詳細側断面図である。 工具およびダイセットが密着位置まで移動し、粉末金属材料がプリフォームに圧密化された、図10の工具およびダイセットの詳細側断面図である。 工具およびダイセットが開放位置にあり、キャビティが粉末金属材料で充填された、粉末金属材料をアセンブリの粉末金属の外側部品内部へ形成するための工具およびダイセットの側断面図である。 工具およびダイセットが密着位置まで移動し、粉末金属材料がプリフォームに圧密化された、図12の工具およびダイセットの側断面図である。
まず、図1〜図4にはアセンブリ10が示されている。このアセンブリ10は、動力伝達中に起こる回転振動および騒音を減衰させるためのダンパプーリである。この種のアセンブリ10は、例えば、自動車の内燃機関によって発生する動力を滑らかに伝達するために使用され得る。
ほとんどのプーリと同様に、アセンブリ10は略円板状である。アセンブリ10の本体は、回転中心軸A−Aを有し、かつ、対向する軸方向両端12および14の間に延びる。図示の特定の形態では、中央開口部16は、アセンブリ10の中心の軸A−Aに沿って形成される。この中央開口部16は、シャフト(例えば、図示しないクランクシャフトの端部など)を受けるように構成され、シャフトと中央開口部16との間にキー溝、スプラインまたはその他の回転動力伝達機構を実装することによって、シャフトと中央開口部16との間に動力を伝達するように構成され得る。アセンブリ10の外周には、ベルトを受けるように成形されたベルト搬送路18がある。
アセンブリ10の全体構造および機能をさらに説明する前に、ここで、アセンブリ10を形成する構成要素の一般的な説明を行う。この構成要素の説明は、アセンブリ10の様々な要素が、構造的かつ機能的にどのように互いに関連しているかを理解する助けとなるであろう。
特に図5〜図7を参照して、アセンブリ10は、ハブまたは粉末金属の内側部品20と、リングまたは粉末金属の外側部品22とを含む。粉末金属の内側部品20(またはハブ)は、粉末金属の外側部品22(またはリング)の中央に配置され、これにより、粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22が軸A−Aに沿って互いに同軸となる。
(図6および図7に最良に示す)粉末金属の内側部品20と粉末金属の外側部品22との間の部品間容積24において、(図1〜図4に最良に示す)中間要素26は、粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22を一体に接合あるいは結合するように形成されてもよい。以下により詳細に説明するように、アセンブリ10の製造方法について、この中間要素26は、粉末金属部品20および22の係止機構に接合させ、これにより中間要素26を形成するために、ゴムなどのエラストマー材料を部品間容積24に注入し、その後にこの材料を加硫または硬化することによって、粉末金属の内側部品20と粉末金属の外側部品22との間の部品間容積24に適所に形成されてもよい。
粉末金属の内側部品20は、図5においてアセンブリ10から分離して最良に示されている。粉末金属の内側部品20は、互いに対向する上側30および下側32を含む略円板状本体28を有する。この粉末金属の内側部品20は、圧密化され、その後に焼結されて一体型本体を形成する粉末金属材料からなるが、若干の微細孔性を有する傾向がある。自動車の用途のための材料は一般的に鉄または鉄合金であるが、粉末金属材料は、特定の最終用途に応じて多数の材料のうち任意の1つとすることができる。
粉末金属の内側部品20の上側30の中央には、粉末金属の内側部品20の本体28の円板状部分から離れて延びる突出部34がある。アセンブリ10の中央開口部16は、円板状本体28および突出部34を通って軸方向に延びる。図示の特定の形態では、中央開口部16は、形状が略円形であり、軸A−Aに沿って粉末金属の内側部品20の最後まで延び、キー溝36を含む。キー溝36は、シャフトによって付与される回転運動を伝達するキーと確実に係合するための、中央開口部16の側壁に形成される。しかし、中央開口部16は図示された特定の形状を取る必要はない。それよりむしろ、例えば、中央開口部16は、粉末金属の内側部品20(すなわち、貫通孔ではなく)を通って部分的にのみ延びることができ、および/または、キー以外のスプラインなどのある種の係合手段を使用したシャフトとの係合に適している。
また、円板状本体28は、複数の代替ファセットまたは係止機構が形成された外周面38を有する。これらのファセットの特定の構成およびこれらの形成方法は、粉末金属の外側部品22(およびその対応および補足的特徴)を最初に説明した後に、以下により詳細に説明する。
さらに、粉末金属の外側部品22またはリングが図5にさらに詳細に示されている。粉末金属の外側部品22は、上部軸方向端部42、下部軸方向端部44、内周面46および外周面48を含む略環状体40を有する。上部軸方向端部42および下部軸方向端部44は、互いに略平行である。内周面46は、上部軸方向端部42と下部軸方向端部44との間に延び、複数の代替ファセットが内周面46上に形成される。外周面48もまた、上部軸方向端部42と下部軸方向端部44との間に延び、2つのフランジ50の間のベルト搬送路18が外周面48に形成される。一般的に、粉末金属の外側部品22は、ファセットを含む態様で圧密化されるが、そうでなければ、ベルト搬送路18は、粉末金属本体の円柱面に最初に機械加工される。
なお、粉末金属の外側部品22はまた、粉末金属材料を一体型本体に圧密化および焼結することで製造される。粉末金属の外側部品22を形成するために使用される特定の粉末金属材料は、粉末金属の内側部品20と同種の粉末、または別の粉末金属材料とすることができる。例えば、部品に形成される特徴の機械的要求に基づいて、あるいは、部品のさらなる処理を可能にするために、別の合金を選択してもよい(例えば、ベルト搬送路18の機械加工を容易にするために、機械加工が比較的容易な材料が粉末金属の外側部品22のために選択されてもよい)。
粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22を大まかに説明してきたが、ここで、ファセットおよびファセットが中間要素26と関連する態様の詳細をより詳しく説明する。
特に図5を参照して、粉末金属の内側部品20の円板状本体28の外周面38、および粉末金属の外側部品22の内周面48には、複数のファセットがプラトー部52および凹部54から2つの環状列で形成され、2つの環状列は、各々が外周面38および内周面46の周りにそれぞれ延びる。本明細書で使用するファセットという用語は、表面に形成される態様または特徴に対して使用され、他の表面に対してくぼんでいる態様、または他の表面に対して水平状態になっている態様のいずれかに言及している。したがって、プラトー部52をファセットとして定義することができ、あるいは、凹部54をファセットとして定義してもよい。
粉末金属の内側部品20のために、プラトー部52がファセットとして定義される場合、凹部54は、粉末金属の内側部品20の径方向外向きに面する円柱面を画成すると言ってもよい。この場合、プラトー部52は、凹部54によって画成されたこの円柱面から径方向外向きに変位または偏倚する。また、図4に示す通り、接触面を形成するために、プラトー部52は互いに重なり合ってもよい。凹部54が粉末金属の内側部品20のためのファセットである場合、プラトー部52は、粉末金属の内側部品20の径方向外向きに面する円柱面を画成すると言ってもよい。この場合、凹部54は、プラトー部52によって画成されたこの円柱面から径方向内向きに変位または偏倚する。
粉末金属の外側部品22のために、プラトー部52がファセットとして定義される場合、凹部54は、粉末金属の外側部品22の径方向内向きに面する円柱面を画成すると言ってもよい。この場合、プラトー部52は、凹部54によって画成されたこの円柱面から径方向内向きに変位または偏倚する。さらに、プラトー部52は接触面を形成するために互いに重なり合ってもよい。凹部54が粉末金属の外側部品22のためのファセットとして定義される場合、プラトー部52は、粉末金属の外側部品22の径方向内向きに面する円柱面を画成すると言ってもよい。この場合、凹部54は、プラトー部52によって画成されたこの円柱面から径方向外向きに変位または偏倚する。
いずれにしても、ファセットは、対向する上側30または42および下側32または44のうち1つから、2つの側部30および32または42および44の間の、径方向外向きまたは内向きに面した円柱面上の場所まで延びるように形成される。図示の特定の形態では、この中央位置は、環状の中央線であり、上側30または42および下側32または44の間の中間にあるが、ファセットの端部は中央線以外の場所で生じることがある。
ファセットを画成する構造的特徴のいくつかを、図示の実施形態でより良好に定義するために、各ファセットは、対応する部品20または22の対向する軸方向端部30および32または42および44のうちの1つから、内向きに延びる1つ以上の側面56と、(1または複数の)一方の側面56に略直交する、対向する軸方向端部30および32または42および44のうちの1つから、内向きに偏倚する端面58とを含むと言ってもよい。図示の目的のために、凹状のファセットのうちの1つが部品20および22毎に図5に示されている。1つ以上の側面56は、部品20または22の対向する軸方向端部30および32または42および44のうちの1つからそれぞれ略垂直に延び、2つの側面56は、端面58の対向する端部に配置される。側面56は、部品20または22に対して径方向平面に沿って延びるか、あるいは、図4に示すように部品20または22に対して角度付けされてもよい。同様に、端面58は、部品20または22の軸A−Aに直交する平面にあってもよいし、あるいは、該平面に対してわずかに角度付けされてもよい。
また、これらのファセットは、周面の周りに交互に設けられる。交互にすることで、一方がファセットを含む粉末金属の内側部品20または粉末金属の外側部品22のいずれかの周囲を進むと、第1ファセットは、上環状列または下環状列のいずれかに形成され、第2ファセットは、他方の環状列に形成され、その後、第3ファセットは第1ファセットと同じ環状列に形成され、第4ファセットは、第2ファセットと同じ環状列に形成され、同様に続くことを意味している。この配置から、粉末金属の外側部品22の径方向内向き表面および粉末金属の内側部品20の径方向外向き表面上の複数のファセットは、市松模様を形成するか、あるいは格子に沿って配置されると言ってもよい。
任意の2つの代替ファセットの間にその他のファセットまたは特徴を置いてもよく、特許請求の範囲において特定されない限り、「交互に」(alternating)は、単なる上列、下列、上列、下列となる型式の配置以外の配置を含むと解釈されるべきであることが理解される。例えば、一方が周面の周りを進むと、2つの上列ファセット、2つの下列ファセット、2つの上列ファセット、2つの下列ファセットが存在し、同様に続く。さらに別の例として、スプラインが存在し、該スプラインは、交替するファセットの一部または全ての間で、周面の上部から下部までの軸方向長さを進むことがある。
さらに、プラトー部52および凹部54が、円筒状の表面または部分的に円筒状の表面であるとして説明したが、ファセットを非円筒状の表面を有するように形成してもよいと理解されるべきである。例えば、凹部および/またはプラトー部は、平坦状または平面状であってもよい。
ここで、アセンブリ10の特定の製造方法をより詳細に説明する。その工程は、粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22の前駆体プリフォームを形成するための、粉末金属材料の圧密化から始まる。圧密化後には、これらの粉末金属プリフォームは、粉末金属材料の粒子を一体に強力に結合するために焼結され、これにより頑丈な一体型本体を形成する。その後、材料は粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22の間に注入され、ゴム状の中間要素26を中間容積空間24に形成し、かつ、粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22を一体に結合するために、加硫されるかあるいは硬化される。焼結された粉末金属部品はまた、ベルト搬送路18を形成するようにある程度の機械加工を施されてもよい。この機械加工は、中間要素26が形成される前後に潜在的に起こり得る。
ここで、特に図8〜図11を参照して、粉末金属の内側部品20用のプリフォーム112を圧密化するために使用される、工具およびダイセット110が示されている。この種の工具およびダイセット110は、一般的に大型の油圧プレス機内に収容される。この油圧プレス機は、図示しないが、様々な工具およびダイセット110部材を、独立して互いに対して移動させることが可能であり、これにより、工具部材の領域にわたって圧力を付与し、かつ、工具部材内に収容される任意の粉末を一体に圧密化することができる。工具はまた、例えば機械式プレス機などの他の型式のプレス機に収容されてもよい。
図8および図9から最も分かるように、工具およびダイセット110は、下ダイ116の上面を上ダイ114の下面に当接することにより閉じることができる、上ダイ114および下ダイ116を含む。工具およびダイセット110は上部工具部材を有し、該上部工具部材は、上ダイ114に収容される上部外側パンチ118と、上部外側パンチ118に収容される上部内側パンチ120とを含む。工具およびダイセット110の下部工具部材について、下部外側パンチ122は下ダイ116において上方に収容され、下部中央パンチ124は下部外側パンチ122に収容され、下部内側パンチ126は下部中央パンチ124に収容され、そして、下部コアロッド128は下部内側パンチ126に収容される。
粉末金属の内側部品20の様々な特徴は略円形または環状であるため、工具およびダイセット110の様々な部品は、略環状であることを意味している。したがって、例えば、第1工具部材が第2工具部材に収容されるとする場合、第2工具部材は、第1部材が挿入される略円形または円筒状の開口部を有することを意味している。
これら部材のいくつかの径方向内向き表面および径方向外向き表面は、ファセットを形成するために隣接する部材上でその他のリッジまたは歯部と噛み合う、リッジまたは歯部を有すると理解されるべきである。例えば、図10に示されている通り、上ダイ114の径方向内向き表面132および上部外側パンチ118の径方向外向き表面130には、噛み合い歯部またはリッジ(例えば、図8の非断面図に示すリッジ134)が形成され得る。上ダイ114の径方向内向き表面132上のリッジまたは歯部は、下ダイ116の天面および上部外側パンチ118の底面に沿って、ファセットの上列を粉末金属の内側部品20のプリフォーム112に形成するために使用される。ファセットの下環状列を形成するためにダイおよび工具を使用して、同様の構成を実施することができる。
ここで、特定の圧密化工程に戻り、図10を参照して、工具およびダイセット110が、キャビティ136が非圧密化粉末金属材料138で充填された後の開放位置に示されている。この開放位置では、上部外側パンチ118および上部内側パンチ120に沿って、上ダイ114がこれら上部材と下部材との間の空間を形成するために上昇し、これにより、キャビティ136を粉末金属材料138で充填するために、フィードシュー(feedshoe)が空間に挿入され得る。
この位置では、下ダイ116および様々な下部工具部材(例えば部品122、124、126および128)がどのようにキャビティ136の壁部を画成するかが分かる。上ダイ114および上部材が下降すると、粉末金属材料138がカラムの上方へ移動するため、下部工具部材122、124、126および128は、対応するカラム状領域での最終部分の所望の厚みを達成するために、粉末充填ライン140に対して(ルース粉末密度と圧密化されたプリフォーム密度との比較に基づく)粉末圧密比の倍数だけ下方へシフトする。なお、最終部分に粉末金属がない場合、(この場合、コアロッド128を含む)いくつかの工具部材は、粉末充填ライン140および下ダイ216の上面と同一平面にされ、これにより、任意の粉末金属材料が粉末のない(1つまたは複数の)領域に収容されることを防ぐことができる。
キャビティ136が充填された後、上ダイ114および上部工具部材118および120は、上ダイ114が下ダイ116に接触するまで下方へ移動する。その後(またはこの動作と同時に)、コアロッド128は、上部内側パンチ120の中央の溝または開口部に収容されるように上方へ移動することができる。これら2つの動作が完了すると、キャビティ136は効果的に封止され、これにより、互いに向かう工具部材の動作が、プリフォーム126を形成するための粉末金属材料136を一軸的に圧密化することができる。
工具およびダイセット110の圧密化位置は、プリフォーム112が圧密化される図11に示されている。この位置では、キャビティ136は、粉末金属の内側部品20の形状と略一致するように形成される(しかし、焼結の間にある程度の収縮が起こり得るため、プリフォーム112は粉末金属の内側部品20よりもわずかに大きい)。図10と図11との間の工具部材およびダイの特定のタイミングおよび動作は、最終形状に達し、かつ、粉末金属材料がダイの適切な場所に収容されることを確実にするように制御され得る。
上側ダイ114と下ダイ116との間の接合面142は、図示の実施形態において、ファセットの2つの環状列の間に中央線を画定すると認められるべきである。この接合面142は、図11の上ダイ114と下ダイ116との間のわずかな段差として明示され、この段差は、形成部分におけるファセットのうちの1つの端面に対応する。したがって、この接合面142は、その他の工具部材に対して配置されるべきであり、これにより、最終粉末金属部分の円筒状表面上にファセットの特徴を適切に位置決めする。
プリフォーム112が圧密化されると、上ダイ114および上部工具部材118および120を退避させることでプリフォーム112を排出することができる。さらに、焼結前のプリフォームは比較的繊細であるので、いずれの特徴も破損させることなく、プリフォーム112の壁部を工具の壁部から分離させるためには、通常は、工具部材のさらにいくつかの時限動作を必要とする。しかし、たとえあったとしても少しの試行錯誤で、当業者が、工具の構成およびプリフォーム112の形状から工程を導くことは可能であるため、工具およびダイの特定の動作をこれ以上詳細に説明しない。
ここで、図12および図13を一般的に参照して、工具およびダイセット210が、粉末金属の外側部品22を形成するために焼結および機械加工され得るプリフォーム212の圧密化について示されている。粉末金属の外側部品22の幾何学的形状のため、単一の環状ダイ214のみが必要となる。ダイ214では、下部外側パンチ216が収容され、下部外側パンチ216では、下部内側パンチ218が収容される。上部工具部材は、上部外側パンチ220および上部内側パンチ222を含む。
さらに、工具およびダイセット210の所定の部材の表面は歯部またはリッジを含み、歯部またはリッジは、対応する粉末金属の外側部品22用のプリフォーム212の内周面上に、ファセットを形成する。この特定の構成において、上部内側パンチ222および下部内側パンチ218の径方向外向きに面する円柱面には、リッジまたは歯部が形成される。上部外側パンチ220および下部外側パンチ216それぞれを通る、これら内側パンチ222および218の動作を容易にするために、外側パンチの径方向内向きに面した円柱面は、噛み合う特徴を有することができる。
ここで、図12を見ると、工具およびダイセット210が開放位置に示されている。この位置では、上部工具部材220および222がダイ214から離れて上昇している。下部内側パンチ218の上面は、ダイ214の上面までの高さに上昇しており、かつ、下部外側パンチ216は、キャビティ224を画定するために下降している(しかし依然としてダイ214内にある)。このキャビティ224は、略環状形状であり、工具およびダイセット210がこの開放位置にある場合、充填工程において粉末金属材料226で充填される。
その後、上部工具部材220および222は、キャビティ224を閉鎖するために下降する。上部内側パンチ222の下面は、微粉末中央領域を設けるために下部内側パンチ218の上面と接触し、上部外側パンチ220は、キャビティ224の上部を閉鎖するためにダイ214に収容される。
工具部材の動作による圧力をその後に適用する際、粉末金属の外側部品22用のプリフォーム212を形成するための粉末226を圧密化するために、上部外側パンチ220および下部外側パンチ216を、互いに向かって移動させることができる。さらに、粉末金属226は、粉末の実質的な圧密化に先立って、閉鎖されたキャビティ内にシフトされてもよいと理解されるべきである。
図示の特定の形態では、上部内側パンチ222と下部内側パンチ218との接合面が、ファセットの2つの環状列の間の中央線を画定することは明らかであろう。したがって、この接合面は、ファセットを形成するために、外側工具部材216および220ならびにダイ214に対して適切な場所に配置されるべきである。
さらに、少なくとも図示のように、プリフォーム212の外表面は円筒状であると理解されるべきである。ベルト搬送路18は、焼結後にプリフォームにおいて機械加工され得る。
本方法の一般的な説明に戻って、プリフォーム112および212が圧密化されると、プリフォーム112および212は焼結され、その後に、粉末金属の内側部品20および粉末金属の外側部品22を形成するためにそれぞれ機械加工される。焼結の時間、温度および雰囲気は、焼結された部品の材料および特定の幾何学的形状によって異なることがある。
部品20および22が形成された後、粉末金属の内側部品20は、例えば図5に示すように粉末金属の外側部品22へ挿入される。本実施例では、ベルト搬送路18は組み立てに先立って機械加工されてきた。また、図2に示すように、部品は互いに対して位置決めされ、一方の部品の円柱面の凹部は、他方の部品の円柱面のプラトー部に対して反対側かつ中心にあり、プラトー部は、対向する凹部よりも周方向に範囲が大きいため、プラトー部は、凹部と周方向に重なる。
この点で、中間要素26を形成するために、(上下壁部を形成するような治具や金型などを有する)粉末金属の内側部品20と粉末金属の外側部品20との間に、エラストマー材料を注入し、加硫または硬化することができる。
図1〜図4に戻りこれらを参照して、中間要素26が粉末金属部品20および22の間で成形される場合、中間要素26は、粉末金属部品20および22のファセット面に接合する。中間要素26の径方向内向き表面は、粉末金属の内側部品20の径方向外向き表面に接合し、中間要素26の径方向外向き表面は、粉末金属の外側部品22の径方向内向き表面に接合する。したがって、中間要素26の径方向内向き表面の表面形状は、粉末金属の内側部品20の径方向外向き表面の表面形状と略正反対に対応する。同様に、中間要素26の径方向外向き表面の表面形状は、粉末金属の外側部品22の径方向内向き表面の表面形状と略正反対に対応する。所定の条件の下で、これら表面は微細孔性を有することがあるので、中間要素26の材料は、接合先の表面に浸透してもよい。
この方法では、減衰プーリを形成するために、中間減衰要素を2つの粉末金属部品の間に配置することができる。ファセットが形成される態様のために、減衰要素は、粉末金属部品に対する軸方向および角度方向の両方への移動を抑制されるが、この機能のために、中間要素の体積を少なくともある程度まで変形し、これにより騒音および振動を減衰させることが可能である。
ダンパプーリアセンブリとの関連で、動作を減衰するためのアセンブリの形成を説明してきたが、中間減衰材料と係合する代替ファセットを含む減衰の構成は、その他の型式のカップリングおよびアセンブリで使用されてもよいことが企図される。例えば、この種の設計を、耐衝撃性ギアまたはその他任意の数の回転アセンブリに適用することができる。
好ましい実施形態に対する様々な他の変更および変形は、本発明の精神および範囲内で行うことができると理解されるべきである。したがって、本発明は、記載された実施形態に限定されるべきではない。本発明の完全な範囲を確定するために、以下の特許請求の範囲が参照されるべきである。

Claims (36)

  1. 粉末金属の外側部品の軸方向一端から対向する粉末金属の外側部品の軸方向他端に向かって、粉末金属の外側部品の対向する軸方向両端の間の位置まで交互に軸方向に延びる複数のファセットが形成された径方向内向きに面する円柱面を有する粉末金属の外側部品と、
    粉末金属の内側部品の軸方向一端から対向する粉末金属の内側部品の軸方向他端に向かって、粉末金属の内側部品の対向する軸方向両端の間の位置まで交互に軸方向に延びる複数のファセットが形成された径方向外向きに面する円柱面を有する粉末金属の内側部品と、
    前記粉末金属の外側部品および前記粉末金属の内側部品を一体に結合する、前記粉末金属の外側部品および前記粉末金属の内側部品の円柱面の間に架設された中間要素とを備える、アセンブリ。
  2. 前記中間要素は、前記粉末金属の内側部品の径方向外向きに面する円柱面に接合する径方向内向き表面を備え、前記粉末金属の外側部品の径方向内向きに面する円柱面に接合する径方向外向き表面をさらに備える、請求項1に記載のアセンブリ。
  3. 前記中間要素は、
    前記粉末金属の内側部品の径方向外向きに面する円柱面の表面形状と略正反対に対応する、径方向内向き表面の表面形状と、
    前記粉末金属の外側部品の径方向内向きに面する円柱面の表面形状と略正反対に対応する、径方向外向き表面の表面形状とを備える、請求項2に記載のアセンブリ。
  4. 前記中間要素は、エラストマー材料を含む、請求項1に記載のアセンブリ。
  5. 前記エラストマー材料はゴムである、請求項4に記載のアセンブリ。
  6. 前記粉末金属の外側部品の径方向内向きに面する円柱面上の複数のファセット、および前記粉末金属の内側部品の径方向外向きに面する円柱面は、市松模様を形成する、請求項1に記載のアセンブリ。
  7. 前記粉末金属の内側部品と前記粉末金属の外側部品とを一体に結合するために、前記中間要素がこれらの間に架設されると、前記ファセットは、前記粉末金属の内側部品および前記粉末金属の外側部品に対する軸方向および角度方向への、前記中間要素の移動をいずれも抑制する、請求項1に記載のアセンブリ。
  8. 前記アセンブリは、自動車の内燃機関と共に使用するためのダンパプーリである、請求項1に記載のアセンブリ。
  9. 前記ダンパプーリは振動騒音を低減する、請求項8に記載のアセンブリ。
  10. 前記ファセットは凹部である、請求項1に記載のアセンブリ。
  11. 前記ファセットはプラトー部である、請求項1に記載のアセンブリ。
  12. 前記ファセットの各々は、前記ファセットが形成される対応円柱面から径方向に偏倚した円柱面である、請求項1に記載のアセンブリ。
  13. 前記粉末金属の外側部品は、駆動ベルトを受けるための搬送路が形成された径方向外向き表面を有する、請求項1に記載のアセンブリ。
  14. 前記搬送路は、前記粉末金属の外側部品の径方向外向き表面に機械加工される、請求項13に記載のアセンブリ。
  15. 前記ファセットは、環状列状に配置され、前記粉末金属の内側部品および前記粉末金属の外側部品はそれぞれ、前記ファセットの2つの環状列を有する、請求項1に記載のアセンブリ。
  16. 各ファセットは、前記部品の対向する軸方向端部の1つから内側に延びる少なくとも1つの側面と、前記少なくとも1つの側面に略直交しており、前記対向する軸方向端部の1つから内側に偏倚する、少なくとも1つの端面とを含む、請求項1に記載のアセンブリ。
  17. 前記少なくとも1つの側面は、前記部品の対向する軸方向端部の1つから略直交して延びる、請求項16に記載のアセンブリ。
  18. 前記端面の対向する端部には2つの側面がある、請求項16に記載のアセンブリ。
  19. 少なくとも1つの側面は、前記部品に対して径方向平面に沿って延びる、請求項16に記載のアセンブリ。
  20. 前記端面は前記部品の軸に直交する平面にある、請求項16に記載のアセンブリ。
  21. 前記ファセットは格子を形成し、隣接するファセットは互いに重なり合う、請求項1に記載のアセンブリ。
  22. 前記ファセットは、前記内側および外側部品の円柱面の凹部およびプラトー部の型によって形成され、前記円柱面の一方の凹部は、前記円柱面の他方のプラトー部と反対側にある、請求項1に記載のアセンブリ。
  23. 前記プラトー部は、前記凹部よりもさらに周方向に延びる、請求項22に記載のアセンブリ。
  24. 前記円柱面の一方のプラトー部は、前記円柱面の他方の凹部に周方向に重なる、請求項23に記載のアセンブリ。
  25. 前記円柱面の一方のプラトー部は、前記円柱面の他方の凹部に対して心出しされる、請求項24に記載のアセンブリ。
  26. アセンブリの製造方法であって、
    粉末金属から第1プリフォームを圧密化することと、粉末金属の外側部品を形成するために前記第1プリフォームを焼結することとを含み、複数のファセットが形成された径方向内向きに面する円柱面を有する前記粉末金属の外側部品は、前記第1プリフォームの対向する軸方向端部の1つからそれらの間の位置まで交互に軸方向に延び;
    第2プリフォームを粉末金属から圧密化することと、粉末金属の内側部品を形成するために前記第2プリフォームを焼結することとを含み、複数のファセットが形成された径方向外向きに面する円柱面を有する前記粉末金属の内側部品は、前記第2プリフォームの対向する軸方向端部の1つからそれらの間の位置まで交互に軸方向に延び;
    前記粉末金属の外側部品および前記粉末金属の内側部品を、中間要素を使用して一体に結合することを含む、製造方法。
  27. 前記粉末金属の外側部品および前記粉末金属の内側部品を、中間要素を使用して一体に結合する工程は、前記粉末金属の内側部品および前記粉末金属の外側部品が互いに同軸となり、かつ、それらの間に部品間容積を有するように、前記粉末金属の内側部品を前記粉末金属の外側部品の内側に配置することと、前記部品間容積に前記中間要素を形成することとを含む、請求項26に記載の方法。
  28. 前記部品間容積に前記中間要素を形成する工程は、エラストマー材料を部品間容積へ導入することで行われる、請求項27に記載の方法。
  29. 前記エラストマー材料は前記部品間容積へ注入される、請求項28に記載の方法。
  30. 前記エラストマー材料はゴムである、請求項28に記載の方法。
  31. 前記中間要素は、前記粉末金属の内側部品および前記粉末金属の外側部品上の前記ファセットの少なくとも一部分を充填する、請求項27に記載の方法。
  32. 前記粉末金属の外側部品の径方向外向きに面する円柱面へ、ベルトガイドを機械加工する工程をさらに含む、請求項26に記載の方法。
  33. 前記ファセットは、凹部およびプラトー部の型によって形成され、前記円柱面の一方の凹部は、前記円柱面の他方のプラトー部と反対側にある、請求項26に記載の方法。
  34. 前記プラトー部は、前記凹部よりもさらに周方向に延びる、請求項26に記載のアセンブリ。
  35. 前記円柱面の一方のプラトー部は、前記円柱面の他方の凹部に周方向に重なる、請求項27に記載のアセンブリ。
  36. 前記円柱面の一方のプラトー部は、前記円柱面の他方の凹部に対して心出しされる、請求項28に記載のアセンブリ。
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