JP2015515656A - 制御方法、システムおよび機器 - Google Patents

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Abstract

賃貸機器用のコンピュータ実装制御方法は、サーバにおいて当該機器を識別するための識別データを提供するステップと、識別データに基づいてサーバから当該機器の使用許諾データファイルを受信するステップであって、当該機器に関連付けられた一連の動作許諾を表すデータを含んでいる使用許諾データファイルを受信するステップと、使用許諾データファイルに基づいて機器固有の動作を実行し、当該機器の機能を規制または使用可能にするステップとを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、制御方法、システムおよび機器に関するものである。
高額製品の賃貸または購入オプション付き賃貸(分割払い購入(hire purchase)または購入選択権付き賃貸(rent-to-own)として世界の一部地域で知られている)は、世界中の多くの低所得で信用制限された世帯にとって、必要とするか、または所望する製品を手に入れることのできる唯一の手段でありうる。一般的に、賃貸企業、および消費者が製品を得るための専門の信用枠や分割払い購入枠を提供する企業は、多くのまとまりのないシステムを持っている。あるシステムは自動化され、またあるシステムは顧客の返済を管理できていない。製品の賃貸には、顧客が失踪したり、または製品代金の返済を拒んだりした結果、製品の貸し倒れが発生することにより、潜在的に企業が不良債権を負うリスクがある。
実施態様によると、リアルタイムの利用時払いのシステム(pay as you use system)を使用して顧客の支払い行動を制御する手段を企業に提供することで、賃貸機器に関する不良債権のリスクを抑えるための安全なハードウェアとソフトウェアのプラットフォームが提供される。前記システムは、支払いが行われたことを条件に顧客が当の製品を使用することを許諾し、もし顧客が製品を持って失踪すればその製品を追跡でき、そして、例えば、顧客が全額支払いできないか、または顧客の支払いが滞っているが、将来のある時点で支払うという容認できる確約が取れる状況であれば、製品の機能に制限をかけることができる。
実施態様に係るプラットフォームは、顧客所有の電子、電気または動力製品と、顧客からの支払いの徴収に使用される支払いシステムと、当の製品をアンロック、制限、またはロックする製品の使用許諾を管理し、または、例えば顧客が製品を持って失踪した場合にその製品を追跡する制御システムとの間のエンド・ツー・エンドソリューションを提供する。
実施態様によると、賃貸機器用のコンピュータ実装制御方法であって、サーバにおいて機器を識別するための識別データを提供するステップと、識別データに基づいてサーバから機器の使用許諾データファイルを受信するステップであって、機器に関連付けられた一連の動作許諾を表すデータを含んでいる使用許諾データファイルを受信するステップと、使用許諾データファイルに基づいて機器固有の動作を実行し、機器の機能を規制または使用可能にするステップと、を含む、賃貸機器用のコンピュータ実装制御方法が提供される。使用許諾データファイルは、その信ぴょう性を確認するために、検証することができる。賃貸機器は静止画および動画を表示でき、本機器のための電子番組ガイドを制御することができる。
実施態様によると、賃貸機器用の制御システムであって、機器に関連付けられた複数の動作許諾を表す許諾データを提供する制御プラットフォームユニットと、許諾データを使用して機器の機能を規制または使用可能にするために機器固有の動作を実行させる、機器の使用許諾制御ユニットと、を備える、賃貸機器用の制御システムが提供される。使用許諾制御ユニットは、賃貸機器に接続可能で、かつ、本機器から取り外されると本機器の機能を規制する独立型デバイスとすることができる。使用許諾制御ユニットは、本機器のファームウェア・モジュールに組み込まれていてもよい。使用許諾制御ユニットは、本機器と通信可能に結合して動作可能なクラウド・ベースのモジュールであってもよい。
実施態様によると、制御システムとともに使用するのに好適な、または、本明細書で記載された方法に従って動作し得る機器が提供される。
実施例に係るシステムの概略ブロック図である。 実施例に係る機器の概略ブロック図である。 実施例に係るシステムの概略ブロック図である。
本発明の実施形態を、単なる例示として、かつ添付図面を参照して説明する。
一般的に、現金および信用の制限された消費者に製品を取得させるための信用枠を賃貸するまたは提供する際、企業は高レベルのリスクを考慮して高額な賃貸料または高い利率を請求することができる。実施例では、使用許諾制御ユニット(Permission Control Unit:PCU)が備え付けられた製品及び機器は、消費者に安価に提供することができ、そして、現金および信用の制限された消費者にとってより手頃な価格とすることができる。例えば、リスクを軽減することで、企業にとって、不良債権の対策に当てる現金を減らせるだけでなく、融資のコストを軽減する余裕ができ、より多くの資本をより多くの顧客に提供して製品を利用させることができる。
実施例に係るシステムは、賃貸され、または分割払い購入もしくはクレジットローン契約により購入される任意の電子機器、電化製品、または動力機器の一部と共に用いることができる。図1を参照するに、RHPCユニット121を含む制御プラットフォーム(Rental and Hire Purchase Control Platform:RHPC)は、インストール・プロセスの一環として機器を登録するのに用いられる。実施例に係る賃貸機器100は、インストールされる多種類の使用許諾制御ユニット(PCU)のうちの1つのユニット103を組み込むことになる。PCU103はインターネットにアクセス可能である。PCU103としては、インターネット接続が不可能な場所では、例えばGPRS等の遠隔通信ネットワークを使用可能であるものを用いてもよい。賃貸機器は、多種類のPCU103のうちの1つを介して上記RHPCユニット121に接続する。
機器の登録プロセスは、インストールされている製品にコードを入力するか、例えば、機器に添付されたラベル上の、バーコードを走査するか、または固有の資産番号を入力することにより、行うことができる。スキャナまたはこれに類するデバイスは、上記バーコードまたは資産番号を受信するのに用いることができ、例えばインターネットまたはGPRS接続を用いて、顧客およびPCU103の登録の詳細をRHPCユニット121に同期させることができる。
実施例によると、各製品は固有の顧客ID番号に関連付けるのに用いることができる固有のPCU・IDを持つ。このコードは、例えば当の賃貸機器のMACアドレスとすることができる。ただし、MACアドレスが利用できない場合は、各PCU103は、製品に正しい顧客ID番号を関連付けるために用いられる固有のID番号でプログラム可能である。機器登録の詳細は、資産番号を受信するのに使用されるデバイス上でインストールが完了する前に確認でき、メッセージを表示する手段を持つ場合には製品自体においてインストールが完了する前に確認することができる。
PCU103は、使用許諾ファイルをRHPCユニット121から受信する。使用許諾ファイルには、例えば、PCU103が処理可能な命令、並びに次回支払期日、支払予定金額および現在の滞納金額の詳細、並びに支払金額、支払日、および支払い方法の履歴、並びに固有の使用許諾ファイルIDが含まれる。実施例では、使用許諾ファイルのデータは、ウェブサービスを用いる直接インターフェースを介してPCU103により受信することができる。不正アクセスを防ぐために、セキュリティ手段をPCU103に組み込んでもよい。実施例では、実際の最初のインストール時または完全なシステム再起動後に、PCU103はRHPCに接続でき、安全なRHPCパスワードを要求することができる。このパスワードは、使用許諾制御ユニットのキーチェーンに格納される。使用許諾制御ユニットは、使用許諾の変更に関連するRHPCからの命令を実行する前に、RHPCに接続して、このRHPCにパスワードを渡し、上記命令または使用許諾ファイルが実際に有効であることを確認することができる。実施例では、パスワードは有効期限を持ち、また、使用許諾制御ユニットは新しいパスワードを要求でき、またはRHPCユニットにより命令されて新しいパスワードを受信して使用許諾制御ユニットのキーチェーンに格納することができる。PCU103が無作為に問い合わせることができ、かつRHPCが時々変更することが可能な隠しIPアドレスを用いることにより、PCU103は消費者のルーター上の既知のIPアドレスへの呼び出しを締め出す試みを回避することができる。
通常、RHPCは、PCU103がRHPCサーバに接続されていなかった場合には、例外をスローすることができる。RHPCが、PCU103に接続しようとし、成功した場合には、新しいIPアドレスをPCU103に与えて、導入されていないかも知れない任意のローカルIPアドレスを回避しようとして多数のIPアドレスを繰り返し試そうとする。
異なる製品は異なる機能を持つが、PCU103は、多くの環境で機能するように構成することができ、その結果、製品の賃貸または販売(分割払い購入およびローン契約による)を専門とする企業が、実質的に、製品を賃貸すること、または製品取得のために顧客に信用枠を与えることに関連するリスクを排除することを可能としている。
実施例に係るシステムの各部について、以下詳細に述べる。
RHPCユニット
実施例によると、RHPCユニット121は、サーバでもよく、クラウド・ベースのサーバでもよい。RHPCユニット121は、機器のPCU103とブランドの要件、製品のアラート、支払い金、滞納金、PCU103および消費者のパスワード管理や製品管理などを扱う他のユニットとの間のインターフェースを管理する。実施例では、RHPCユニット121は、以下に詳細を示すデータを格納することができる。
・顧客レコード
・顧客にまつわる製品および機器
・PCU・ID
・使用中のPCUの現行バージョン
・製品のMACアドレス
・顧客のIPアドレス
・現行の使用許諾
・使用許諾ファイル
・使用許諾履歴
・製品のユーザ・インターフェースのためのブランド要件
・詳細な連絡先および推奨連絡方法
・パスワード
PCU
実施例に係るPCU103は、多数の形態を取りうる。通常、PCU103はPCUのオペレーティング・システムを当の機器のファームウェアまたはミドルウェアに含めることで、当該機器内に組み込むことができる。これは、機器のファームウェア/オペレーティング・システムを持つチップに統合することにより、または、機器自体に搭載されたファームウェア/オペレーティング・システムとインターフェース接続するPCUのオペレーティング・システムを持つ二次的なチップを備えることにより、達成される。本明細書では、このPCU103を、PCU103タイプ1と呼ぶ。
PCU103は、PCUのオペレーティング・システムを保持するプロセッサを包含している制御モジュールの一部であってもよい。本明細書では、このPCU103をPCU103タイプ2と呼ぶ。実施例では、タイプ2は、例えば、機器のインターネット接続部と、または、もし製品がインターネット接続部を持たない場合は、PCU103に取り付け可能な、インターネット通信ユニット113、GPRSもしくはGPS通信ユニットとインターフェース接続することにより動作可能となる。
実施例では、PCU103は、機器100のハードウェアのアドオンピースの形態であってもよい。例えば、PCU103およびその構成要素は、機器100の適切なポートに差し込み可能な形態のデバイスとすることができる。これは、USBタイプのコネクタまたは他の任意の適切なコネクタ経由であってよい。PCU103および本機器100は、アドオンのPCU103が本機器100から取り外されると本機器100が動作を停止するように構成してもよい。
あるいは、PCUおよび関連する構成要素は、クラウド・ベースで、インターネット接続を介して機器100の機能を制御するように動作してもよく、このインターネット接続はどのようなものでもよい。
PCUはまた、機器内に設置されたマイクロPCのオペレーティング・システム内に存在してもよい。例としては、独立したマイクロPCを備えたTV、またはこれに類するものが挙げられる。この場合、PCU103は、上記機器のファームウェア内に組み込まれてもよく、また、上記機器が取り付けられているTVの態様を制御し、画面上にメッセージを表示し、顧客からの入力を受信するために使用されるものとしてもよい。
PCU103の各タイプは、通常、2つの動作モードを持つことになる:小売モードと賃貸モードである。実施例では、機器のメモリ内に設けられることができるソフトウェアスイッチが、PCU103がどちらのモードで動作するか決定するために用いられる。「小売」モード動作中は、PCU103は、RHPCユニットが「小売」モードの実行を維持していることを確認するためにRHPCユニットと接続だけしながら、休止状態となる。「小売」モードを維持しているかどうかの確認中にRHPCユニット121がPCU103に「賃貸」モードに切り替える命令を与えた場合、PCU103は内部のソフトウェアスイッチを「賃貸」にセットし、使用許諾ファイルを得るためにRHPCユニット121と接続する。
使用許諾制御ユニット動作モードは、製品が対象とするクライアントに応じて、製造時点で「小売」か「賃貸」かを初期設定されてもよい。
製品の修理を行うための、また、製品のファームウェアを再プログラムできるツールにアクセスできる、電子エンジニアにより、このソフトウェアスイッチを回避することができないことを保証するための対策が講じられる。実施例では、エンジニアは、ハードウェア機器の取り付けにより、ケーブルを介して、または場合によってはインターネット接続を介して、製品のファームウェアを再プログラムすることができる。仮に小売/賃貸スイッチを持たないファームウェアのバージョンが存在するとしたら、ファームウェアを再プログラムして賃貸/小売スイッチを除去することが可能であろう。このような事態を避けるため、賃貸/小売スイッチは、メモリまたはファームウェア内の保護領域など、エンジニアが製品のファームウェアをアップデートする際に上書きできない、製品のメモリまたはファームウェアの領域内に保持される。
実施例によると、PCUは、当該PCUが内部に組み込まれている機器の機能の一部または全てを制御するために、RHPCユニット121から受信した使用許諾ファイル内のデータから得られる付与された許諾を使用する。PCUが機器の機能の一部または全てを制御する機能には、製品内の主要構成要素(PCUがPCU103のどのタイプか、およびPCUが組み込まれている製品が何か、によって決まる)に対する電源供給の管理が含まれる。
PCU103タイプ1には、製品のミドルウェア/ファームウェア101のメインファームウェアに組み込まれたゲートウェイ・モジュールが含まれる。この構成では、製品のオペレーティング・システムは、その動作をもたらす命令を実行する前に、所定の段階でPCU103とインターフェース接続し、PCU103が許諾を与えた命令のみを処理することになる。通常、このPCU103タイプ1は、使用されるPCU103の主要なタイプである。
タイプ2は、例えば、有線もしくは無線インターネット接続を介して、PCU自体の有線LANもしくはWLANコントローラを介して、または、製品自体に組み込まれたLANもしくはWLANを利用することにより、ミドルウェア/ファームウェア101を搭載した製品とインターフェース接続したソフトウェアを介してRHPCユニット121と接続される。
PCU103タイプ2の機能には、多数の機器に適合するようにある程度のフレキシビリティーを持つものがある。PCU103タイプ2はまた、インターネット通信ユニット113、またはGPRSもしくはGPS通信ユニットに接続する機能も持つ。通信モジュールは、取替え可能であってもよい。
製品は、PCUタイプ2のインターフェース・ボード上の様々なオプションにより制御される。オプションには、電源電圧レベルと低電圧レベルを切り替え可能な電源スイッチが含まれる。このタイプのPCU103は、機器を当該PCU103が内蔵された製品とインターフェース接続可能にするインターフェース・ポートを持ってもよい。インターフェース接続されると、PCU103タイプ2は、機器のファームウェア/ミドルウェア101内の命令を遮断して、機器の機能を制限することができる。
このタイプのユニットは、何ヶ月にも及ぶ長いプロダクション・ランの製品、または、内部のオペレーティング・システムとそのハードウェアモジュールがある製品モデルから次のモデルに一貫性を維持する製品において、使用することができる。それは、改良オプションとして提供されてもよく、製造ラインの終端または一新した製品の賃貸の機能を高めるために使用されてもよい。タイプ2は、付属の通信モジュールを介してRHPCユニット121と接続する。
PCU103は、所定の間隔で、またはあるイベントの実行時に、RHPCユニット121に接続して新たな使用許諾ファイルがあるかチェックする。PCU103は、その日初めてスイッチが入れられたときもしくはスイッチが入れられる度に、または、あるイベント(ボタンが押される、または機器に搭載されたオペレーティング・システムにより命令が実行された等)が起きたとき、RHPCユニット121に接続させられるように設定されてもよい。PCU103は、また、X時間ごとにRHPCユニット121への接続を試みるように設定されてもよい。例えば24時間毎や製品のスイッチが入れられるたびなど、複数の方法を選択することが可能である。
実施例では、PCU103がRHPCユニット121にどのように、いつ、接続されるかの情報が、PCUのオペレーティング・システム内のリモート設定可能な領域に保持される。これにより、RHPCユニット121への接続の負荷を分散すること、および製品を顧客に利用可能とする状況に適した動作を柔軟に選択することを可能にする。
実施例によると、PCU103は、RHPCユニット121と連携し、動作中の使用許諾ファイル固有IDをRHPCユニット121に渡す。これがRHPCユニット121上のその製品の現在の使用許諾ファイルの固有IDと一致する場合、何も起こらない。一致しない場合、RHPCユニット121は、顧客の製品に関連する許諾をコンパイルし、これらを使用許諾ファイルの形式でPCU103に返す。これは、XMLまたは他の適したフォーマット(当の許諾ユニット109の機能に適したウェブサービスまたはデータストリームへのインターフェース接続)を用いてもよい。製品の動作は、このバックグラウンド検査処理中に影響を受けない。新しい許諾が受信され処理された場合のみ、PCU103は、製品のその後の動作に影響を与えうる関連する許諾を与え、または拒否する。PCU103は、内部メモリの使用許諾ファイルを参照用に保存する。
RHPCユニット121のIPアドレスのなりすましを防ぐために、PCU103には許諾ユニット109が有効なRHPCユニットサーバからファイルを受信したことを保証するためのセキュリティ手段が組み込まれている。許諾ユニットのID、および、他の既知の番号(製品を制御する製品製造オペレーティング・システム/ファームウェア、または、特定のウェブサービスもしくはIPアドレスから得た番号、から入手可能)の組み合わせを用いて、許諾ユニット109は、使用許諾ファイル検証コードを計算でき、使用許諾ファイルに問い合わせて正しい使用許諾ファイル検証コードを含んでいることを保証することができる。
更なるセキュリティとして、RHPCユニット121は、定期的または不規則な間隔で製品にリモート接続することができる。接続されると、RHPCユニット121は使用許諾ファイルを得て、使用許諾ファイルは検証される。間違った使用許諾ファイルが発見された場合、RHPCプラットフォームは正しい使用許諾ファイルを製品の許諾ユニット109上に記憶させ、許諾ユニット109に当該許諾を当該新規ファイル内のものと適合するように調整を命令する。完了すると、RHPCユニット121は製品アラート・ユニット111のセキュリティ例外をレイズする。実施例では、PCU103は、システムの不具合から回復することを可能とするために再起動をする機能を有している。RHPCユニット121は、PCU103をリモートで再起動させることもできる。
PCU103は、使用ログを含む。使用ログは、製品および製品の機能の使用状況をモニターし、かつ、RHPCユニット121が、PCU103が期待通りの動作をしているか否かを監査し、サービスを提供するのに有益かも知れない他の情報を顧客に提供する際に利用できる。PCU103に変更が加えられる度に、PCU103は製品アラート・ユニット111に成功か失敗かを確認するためのメッセージを送信する。メッセージが新規セッティングも含むので、RHPCユニット121は変更を監査することができる。
インターネット可能なTV、セットトップボックス、タブレットPC、スマートフォン、および他の製品(インターネットに接続し、例えばある種のディスプレイ上にグラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示する機能を備える)では、製品を提供した企業にとっては、その企業のブランドに合致するように製品のユーザ・インターフェースのルック・アンド・フィール(look and feel)をカスタマイズすることが望ましいこともある。このアプローチを可能にするために、PCU103は、インターネット接続中に、TVのファームウェアが初期値とする初期IPアドレスを持っていてもよい。これは、賃貸製品を提供した、または分割払い購入もしくはクレジットローンで製品を販売した企業が、例えばクラウド上にユーザ・インターフェースを用意することで、ユーザ・インターフェースのルック・アンド・フィールをカスタマイズできるように、提供される。
この機能は、組織またはブランドが製品のユーザ・インターフェースのルック・アンド・フィールを引き継ぐのに使うこともできる。この機能は、顧客が、ブランディング・ユニット127により利用可能なオプションの抜粋からブランドまたは組織のユーザ・インターフェースを選択するのに使用することもできる。このブランド機能は「賃貸」または「小売」モード中で動作することができる。
ある種の製品では、PCU103は製品自体で支払いをするオプションを顧客に与えることができる。TV、タッチスクリーンタブレット、およびタッチスクリーンスマートフォンは、PCU103がこれを行える機器の例であるが、例えば、カードの詳細を入力する機能を有する、または近距離無線通信(Near Field Communications)機器に適したあらゆる製品は、支払いを行い、製品の規制を解除するオプションを顧客に与えられる。PCU103は、カード、スマートフォン、タブレット、または任意の種類の無線技術を用いたある種の近距離無線通信機器を備えた他の機器からの支払いを受け付けることもできる。オンラインのデビット/クレジットカード支払いシステムに安全にインターフェース接続することで、PCU103およびRHPCユニット21は直ちに支払いを処理することができる。
支払いと同様に、機器によっては、顧客がコミットメントの日と支払額を入力できるようにするのに適切な入力機能を備える。このような場合には、PCU103は日付、額、支払い方法を選択または入力することでコミットメントをするオプションを顧客に提供できる。そして、PCU103はRHPCユニット121とコンタクトを取り、あらゆる規制も解除されることができれば、RHPCユニット121は顧客アカウントを確認してそれが何であるかを決定する。そして、コミットメントに基づいて延滞制御ユニット120を更新し、製品制御ユニット125は、新規使用許諾ファイルを作り出し、RHPCユニット121に新規使用許諾ファイルをPCU103に送信するよう要求する。
PCU103は、ウェブページを表示できるあらゆる製品上にウェブページを表示することができ、データ入力手法を提供するあらゆる製品上のユーザ入力を記録することもでき、製品自体を使うか機器を使うかに関わらず、製品に有線で接続されるか無線(無線ルーター、ブルートゥース(Bluetooth)、ジグビー(Zigby)、または任意の種類の無線技術もしくはインターネットプロトコルを用いる)で接続されるかに関わらない。このような機器は、スマートフォンまたはタブレットPCでもよい。このことは、PCU103がブレティン(bulletins)を送信し、顧客からの回答を得ることができることを意味する。
実施例によると、PCU103の更なる特徴としては、位置に基づく情報を用いて追跡を行う追跡ユニット105を持つ能力である。最後の防衛線として、PCU103は「無効化命令」ソフトウェアを含んでもよく、それによってRHPCユニット121は、PCU103に命令して機器を使用不能にし、追跡ユニット105に機器の追跡を開始させることができる。PCU103は、RHPCユニット121に設定された日数の間接続ができない場合、それ自体が機器を使用不能にするようプログラムされていてもよい。RHPCユニット121およびPCU103のいずれも、機器の無効化を取り消すことができる。
実施例によると、ディスプレイを備えた製品は、製品がどの企業に属するか記載することができ、製品を持っている人が連絡するために詳細な連絡先を提供することができる。PCU103は近接モードで実行するように設定されることができてもよい。ここで、製品を提供している企業は、契約条件のもと、製品が動作できる地理的エリアを決定することができる。インストールの時点で、追跡ユニット105は、製品が配信され、適切にインストールされた位置データを提供することができる。
近接モードでの実行が設定されると、PCU103は、製品のスイッチが入れられる度に、および/または設定可能な定期的間隔で、追跡ユニット105からの位置データをRHPCユニット121に送信する。そして、RHPCユニット121はデータを近接ユニットに送信し、今度は近接ユニットがその位置が要求された近接内であるか検証する。
ある機器では、製品が使用不能となる前に、顧客に多数のアラートを出すことが好ましい。冷凍庫/冷蔵庫は、単に製品のスイッチを切ることは適当ではないであろう製品の一例である。この例では、RHPCまたはPCUは、カウントダウン・ユニットを起動でき、冷凍庫/冷蔵庫がディスプレイを持つ場合には、視覚的なアラートとカウントダウンも与えることができる。他にも同様のアプローチが望まれうる製品が存在する。表示機器を備えた製品と組み合わせると、この機能は電子的な債務不履行通知として使用することができる。債務不履行通知は、製品または未払負債を回復する段階の前の消費者金融を規制する数カ国内では必要とされる。債務不履行通知を電子化することは、発行が容易、安価となり、環境に優しい。
ある状況下では、顧客が製品を使用することができるように、緊急融資(emergency credit)を提供することが望ましい。顧客が緊急融資を要求する場合、PCU103は緊急融資ユニット114に問い合わせ、緊急融資ユニット114からのデータ受信に応じて要求が受け入れられた場合、PCU103は、限られた時間だけ顧客に製品を提供した会社に問い合わせることを許すことに替えて、規制の一部または全てを解除することができ、問題の解決に備えることができる。実施例では、無効化命令または追跡ユニット105が起動されたとき、PCU103は緊急融資を要求しない。
PCUのファームウェアは、RHPCユニット121の命令に応じて、アップグレードユニット107を用いて、アップグレードされてもよい。
PCU103は、顧客に対して例えばデジタル・ウォレットからの資金移動を承認するよう求めるブレティンを表示する要求をRHPCユニット121から受信してもよい。安全なウェブページは、転送要求の詳細を表示することができ、例えばピンナンバーの入力に応じて、転送要求を却下または承認する。
製品アラート・ユニット
実施例によると、製品アラート・ユニット111は、主要なRHPCユニット121およびPCU103からアラートを受信することができ、受信したアラートの種類に応じたワークフローを受信することができる。PCU103、RHPCユニット121および製品アラート・ユニット111は、新たなアラートを追加する拡張が可能である。アラートとそのソースの種類は以下を含む:
・48時間コンタクトなし―RHPCのアラート
・72時間コンタクトなし―RHPCのアラート
・8日間コンタクトなし―RHPCのアラート
・15日間コンタクトなし―RHPCのアラート
・30日間コンタクトなし―RHPCのアラート
・60日間コンタクトなし―RHPCのアラート
・90日以上コンタクトなし―RHPCのアラート
・使用許諾ファイルの不一致―RHPCのアラート
・PCUへの接続失敗―RHPCのアラート
・追跡の有効化/無効化―RHPCおよびPCUのアラート
・無効化命令の有効化/無効化―RHPCおよびPCUのアラート
・カウントダウンの有効化/無効化―RHPCおよびPCUのアラート
・緊急融資の追加の要求/許諾―RHPCおよびPCUのアラート
・許諾ユニットの自動再起動―PCUのアラート
・アップグレード成功のアラート―PCUのアラート
・アップグレード失敗のアラート―PCUのアラート
・使用許諾ファイルの不一致―PCUのアラート
・新規システム設定のアラート―PCUのアラート
・追跡ログの送信完了―PCUのアラート
・緊急融資の承認/却下―PCU
アラートに基づいて、バックオフィスのCRMシステムで適切なワークフローが実行される。ワークフローは、例えば、サービス訪問の予約、SMSの送信、電子メールの送信、および顧客の詳細情報を電話の自動ダイヤラに設置すること、を含み、これらに限定されない。一般的に、製品アラート・ユニット111は、RHPCおよびPCUの両者にまたがる。すなわち、このようなユニットは、プラットフォームの一方または両方の側に提供される。
滞納制御ユニット
実施例によると、顧客が契約上予定された全額の支払いをできない場合、滞納制御ユニット120は、エスカレーションプロセスおよび滞納の回復を管理することができる。滞納制御ユニット120は、支払い制御ユニット123に保持された将来の支払いスケジュールに対する将来の調整を与える。これらの調整は、顧客によりなされた1以上のコミットメントに基づく。
滞納制御ユニット120は、賃貸契約および/または分割払い購入契約もしくはクレジットローンの各期間について、将来の支払い調整スケジュールを構築することができる。その構築は、賃貸システムや金融債権管理システムなどの外部システムから渡された情報に基づいて行われる。これらのシステムは、安全なAPIおよび/またはウェブサービスを用いて、支払い制御ユニット123にインターフェース接続する。
調整スケジュールは、様々な方法で構成することができる。調整スケジュールは、単純な繰り返し周期(毎週もしくは隔週X日、または毎月X日)の金銭支払いXが設定可能であり、支払い額Xにむけて繰り返すように設定できる。調整スケジュールはまた、個別の日付および金額、または、複数の日付を、それぞれ独立した金額ととともに設定できる。
調整は、正の数でも負の数でもよく、支払い制御ユニット123が保持する支払いスケジュールに適用されると、製品制御ユニット125は、顧客が支払いコミットメントを満たしているかどうかを計算することができる。このことは、滞納の回復のためにより高額の支払いを受け付けるのと同様に、契約上の額より少ない額の支払いを受け付けることが可能であることを意味する。
ワークフローは、支払い日イベントに基づいて、バックオフィスシステム内で実行される。支払期限日のSMSおよび電子メールのリマインダー、履行されなかったコミットメントのSMSや電子メールやその他手紙などのエスカレーションイベント、自動ダイヤラへの詳細情報の移行、現地滞納訪問の予約、回収命令の調達、並びに、外部の債権取立会社への顧客詳細情報の引き渡しが提供可能である。実施例では、滞納制御ユニット120はRHPCユニット121内に設けられる。
支払い制御ユニット
実施例によると、支払い制御ユニット123は、賃貸契約および/または分割払い購入契約もしくはクレジットローンの各期間について、将来の支払いスケジュールを構築する。その構築は、賃貸システムや金融債権管理システムなどの外部システムから渡された情報に基づいて行われる。これらのシステムは、安全なAPIおよび/またはウェブサービスを用いて、支払い制御ユニット123にインターフェース接続する。
顧客の返済額が他の取引に起因して上下する場合、支払い制御ユニット123は、新規の支払いスケジュールを反映するように更新される。支払い制御モジュールは、契約上の支払いを管理する。
支払いスケジュールは、様々な方法で構成することができる。支払いスケジュールは、賃貸に対する金銭支払い額Xを、週もしくは隔週のX日、または月のX日に設定でき、無期限に繰り返し設定できる。支払いスケジュールは、毎週もしくは隔週のX期間、または毎月のX期間にわたって、金銭価値Xに設定することができる。支払いスケジュールはまた、個別の日付および金額、または、複数の日付を、それぞれ独立した金額とともに設定することもできる。
ワークフローは、支払日イベントに基づいて、バックオフィスシステム内で実行されてもよい。支払期限日のSMSおよび電子メールのリマインダー、履行されなかったコミットメントのSMSおよび電子メールが、提供されてもよい。実施例では、支払い制御ユニット123は、RHPCユニット121内に設けられる。
デジタル財布ユニット
実施例によると、デジタル財布ユニットは、顧客アカウントに対して過払いができるようにする手段を提供する。これらの過払いは、1または2の方法で使用することができる。クレジットローンでは、過払いは事前に支払いをするのに使用することができる。会計にデジタル財布を使うことができれば、顧客が支払いを事前に止める場合、資金は、融資を早期に返済するため、および企業に支払うべき利息を削減するために使うことができる。
顧客がデジタル財布を使いうる他の方法としては、彼らが賃貸しているまたは購入している製品に対しての追加の支払いがあり、これにより、これらの資金を彼らが賃貸または購入している先の企業、またはその企業から紹介されたサードパーティから追加サービスを購入するために使用できる。これらの追加サービスは、以下を含んでもよく、以下に限定されない:
・ビデオ再生可能な製品上でのビデオ・オン・デマンドの購入
・IPTV、スマートフォン、タブレットPCまたはコンピュータ上でのアプリケーションの購入
・音楽ダウンロードの購入
・TVチャンネルまたはTVチャンネルのパッケージの購入または加入
・ペイ・パー・ビュー番組
・発行者からコンテンツを受信するための加入
・オンライン普通預金への送金
・他の融資の返済
・信販会社の賃貸によって紹介されたサードパーティからの追加サービスへの支払い
デジタル財布ユニットは、サードパーティが資金へのアクセスを可能とするために、安全なAPIを利用可能とする。実施例では、顧客は資金へのいかなる要求も許諾することができる。デジタル財布ユニットが、APIを通して資金への要求を受信すると、顧客からの許諾をシークせよという命令をRHPCユニット121に送信する。
RHPCユニット121は、顧客からの許諾を得る最良の方法を確立する。これは、顧客所有の1以上の製品上のPCU103への要求の送信によるものでよく、今度は製品が顧客にピンナンバーを入力させるための安全な資金送金承認ウェブページを表示する。それは、顧客の記録された携帯電話にSMSテキストを送信し、承認を返すように顧客に要求するか、顧客に承認ウェブページに入るためのコードを送るか、によるものであってもよい。それは、安全な資金送金承認ウェブページへのリンク付き電子メールであってもよい。デジタル財布ユニットは、支払い制御ユニット123内に存在してもよい。
製品制御ユニット
実施例によると、製品制御ユニット125は、RHPC、製品アラート・ユニット111、並びに、延滞および支払い制御ユニットに、インターフェース接続される。
支払いおよび延滞制御ユニットへの接続中は、製品制御ユニット125は、各顧客所有の各独自製品への支払いコミットメントのスケジュールを絶えずモニターする。このような支払いコミットメントは、ある金銭価値を何週間または何ヶ月間かに亘って支払うことから、特定の分割払い(月の特定の数日、週の特定の数日、または単独の日付に対する特定の金額の支払い)まで及んでよい。支払いコミットメントは、単独の日付を増やし、返済額を増やすこともできる。
支払いコミットメントの結果に基づいて、製品制御ユニット125は、各顧客向けの新規使用許諾ファイルを構築し、RHPCユニット121に新規使用許諾ファイルを預け、同時に、命令を「即時」に変更し、RHPCに対してPCU103が使用許諾ファイルを早急に変更するようにさせる、または、製品制御ユニット125は命令を「チェックイン状態」にセットし、RHPCはPCU103からの次のスケジュール接続まで待機する。製品制御ユニット125は、RHPCユニット121内に存在してもよい。
製品制御ユニット125は、RHPCユニット121に登録された、その企業の1以上の製品を顧客が持つ状況に対処することができる。製品制御ユニット125は、顧客の返済の全体の見通しをまとめることができるように、および、顧客が持つ1以上の製品への独立した使用許諾ファイルを作れるように、プログラムされている。
アップグレードユニット
実施例によると、RHPCユニット121は、使用許諾制御ユニットのオペレーティング・システムをリモートでアップグレードして、新バージョンのオペレーティング・システムにすることができる。このアップグレード・プロセスは、製品のスイッチが入っている間にバックグラウンド・タスクとして行われる。このアップグレード・プロセスは、製品の電源が遮断された、またはインターネット接続が失われた場合に新オペレーティング・システムのダウンロードを再開できるような安全装置を持ってもよい。PCU103は、アップグレードの失敗によって動作停止してはならず、チェックサム機能が、インテグリティ、およびPCUの最後の既知の正常状態に戻るためのフォールバック・ソリューション、が利用可能であることを保証するためにダウンロードされた新規オペレーティング・ファイルに内蔵されてもよい。PCU103またはRHPCはこのフォールバックをいつでも要求できる。
アップグレード中、PCU103は、オペレーティング・システムのダウンロード所要時間をモニターし、アップグレードを完了する。正常に完了すると、アップグレード成功アラートが製品アラート・ユニット111に送信される。タスク完了の正常な許容範囲外の場合、PCU103はアップグレード失敗アラートを製品アラート・ユニットに送信し、RHPCユニット121に接続して新たに替わりのオペレーティング・システムのダウンロードを要求し、再試行する。成功すると、PCU103はアップグレード成功アラートを製品アラート・ユニット111に送信する。アップグレードユニット107は、PCU103内に設けられてもよい。
インターネット通信ユニット
実施例によると、2種類のインターネット通信ユニット113が提供可能である―ひとつは製品自体で利用可能なオンボードのインターネット接続であり、もうひとつはRHPCユニット121に接続するためにPCU103にLANおよび/またはWLAN機能を追加したものである。LANおよびWLANユニットは、RHPCユニット121からの命令を介して設定可能である。インターネット通信ユニット113は、PCU103に接続可能である。
GPRSまたはGPS通信ユニット
実施例によると、携帯電話ネットワークを介してPCU103をRHPCユニットと接続可能にするモデムが提供されてもよい。GPRSまたはGPS通信ユニットは、PCU103に接続可能である。
EPG/メニュー・ユニット
電子番組ガイド(EPG)は、一般的にIPTVのために利用可能である。他の製品は、機能または番組を選択するための、オンボード・メニュー・システムまたはユーザ・インターフェースを持ってもよい。実施例では、EPG/メニュー・ユニット115により、PCU103が、PCU103が動作中の製品を、製品を提供した企業が使用を希望するEPG/メニュー・ユニット115に誘導することを可能とする。RHPCユニット121またはPCU103はいずれも、EPG、メニュー、またはインターフェースで顧客が見ることの可否を決定する番組オプションを制御できる。
このことは、クラウド・ベースのEPGを利用するIPTV上で、チャンネルがPCU103により規制可能なインターネットのストリーム配信にまで拡張することもできることを意味する。クラウドEPG/メニュー・ユニット115は、その番組ガイドデータを、PCU103が制御するTVに入力されるDTT信号またはインターネットから読み出すことができる。それは、番組、役者、その他インターネットで入手可能なデータから利用可能な情報にまで拡張することができる。クラウド・ベースのEPGまたはEPG/メニュー・ユニット115は、所望によりブランディング・ユニット127を介してブランド化されてもよい。PCU103は、機器搭載のEPGまたは他の製品搭載の対応するメニューを制御できるのと同様、テレビ以外の製品向けのクラウド・ベースのEPGやクラウド・ベースのメニュー・システムも制御することができる。EPG/メニュー・ユニット115は、RHPCユニット121内に設けることができ、ブランディング・ユニット127とインターフェース接続してもよい。このようなユニットは、プラットフォームの一方または両方に設けることができる。
機器または製品が、機器搭載の、クラウド上の、またはその両方の、EPG、メニュー、またはユーザ・インターフェースのいずれを保持するかによらず、RHPCユニット121およびPCU103は、どのような選択肢、オプション、メニュー、画面等が顧客に利用可能とするか制御することができる。
ブランディング・ユニット
実施例によると、ブランディング・ユニット127は、製品の提供者が使用を所望するユーザ・インターフェースの詳細を示すデータを格納していてもよい。ブランディング・ユニット127は、PCUの固有IDを当のブランドの特定IDに関連付けることができる。製品の供給者は、ユーザ・インターフェースのルック・アンド・フィールを他の企業またはブランドに所定期間ライセンスすることを選択することができ、1つ以上のユーザ・インターフェースのIPアドレスを任意の特定製品に関連付けることで、このための準備がされる。
他の商業的手配が可能である。例えば、RHPCシステムを運用する企業は、ユーザ・インターフェースの所有権を保有することを選択してもよく、他の企業やブランドに利用可能なユーザ・インターフェースのルック・アンド・フィールを作成することで収益源を作り出し、見返りとして、製品の供給者に収益の分配を行ってもよい。ブランディング・ユニット127は、RHPCユニット121内に設けられてもよく、クラウドのEPGまたはメニュー・ユニット115にインターフェース接続されてもよい。
追跡ユニット
RHPCおよびPCU103はいずれも、いつでも追跡モードのスイッチを入れることができる。追跡ユニット105は、実施例によると、利用可能な任意の位置に基づく情報を取り出すことができる。位置に基づく情報は、タイプ1ユニットの場合、当の製品によりもたらされ、タイプ2の場合、例えばインターネット、GPRS、またはGPS通信ユニットによりもたらされる。位置データは、インターネット接続、無線ホットスポット、および、GPRSまたはGPSの位置データのIPアドレスを含んでもよく、これらに限定されない。
追跡ユニット105は、利用可能な場合は製品のインターネット接続を介してRHPCユニット121に位置データを送信しようと試みる。実施例では、インターネット接続が利用できない場合、追跡ユニット105は位置データを製品に搭載されたメモリに記憶し、インターネットに接続可能になり次第すぐに位置データを送信する。
追跡ユニット105は、メッセージを表示する機能を有する製品上にメッセージを表示することで、製品を盗んだかも知れない、または明らかに盗んだ人から検知されない動作をするオプションを持つ。
製品を初めてインストールするとき、製品を賃貸している、またはある種の分割払い購入もしくは融資契約で製品を提供している、製品についての権利を契約上有している企業は、インストールの時点での位置データを保存することを選択でき、製品が顧客との契約の条項によって決められた位置にまだあるか検証することができる。製品を近接モードで動作することも可能である。近接モードでは、製品は、セットアップとインストールがされた場所、または他の所望の場所から所定の近接距離にあるときにのみ動作する。追跡ユニット105は、PCU103内に設けられてもよい。
カウントダウン・ユニット
実施例によると、カウントダウン・ユニット110は、X日後に製品が無効化することを顧客に警告するための音による可聴性の警告をする機能をPCU103に提供する。製品がディスプレイを持つ場合、警告を視覚形態で表示させることもできる。RHPCユニット121がカウントダウンをキャンセルせよという命令とともに使用許諾ファイルを送ると、PCU103はカウントダウン・ユニット110を停止することができる。
PCU103が、RHPCユニット121に接続できないためにカウントダウン・ユニット110をそれ自体で作動させる場合、RHPCユニット121との接続が確立して最新の使用許諾ファイルを受信したらすぐに、PCU103はカウントダウン・ユニット110を停止させることができるカウントダウン・ユニット110がカウントダウンの最後まで到達すると、PCU103は無効化命令および追跡ユニット105を有効化する。カウントダウン・ユニット110は、PCU103内に設けられてもよい。
更なる安全のため、カウントダウン・ユニット110は、製品または機器上であるイベントが起こった時にのみ、ゼロに到達するように構成されてもよい。例えば、フォークリフトトラックは、消火された後にのみ無効化されることになる。
緊急融資ユニット
実施例によると、緊急融資ユニット114は、顧客に利用可能な一連のルールおよび緊急融資のカウンターを含む。緊急融資が要求されるたびに、カウンターが減算される。ゼロになると、緊急融資ユニット114は、PCU103に顧客への緊急融資の提供の許諾を与えることを中止する。
緊急融資ユニット114は、カウンターがゼロに達するとカウンターをリセットするように要求してもよい。それは、複数の可変パスワード、およびそれがなりすましサーバではなく正しいRHPCユニット121に接続されたか確認する検証方法を用いた、安全な暗号化された接続を介してRHPCユニット121に接続することで行われる。緊急融資ユニット114は、PCU103内に設けられてもよい。
使用許諾ファイル
実施例によると、使用許諾ファイルは、PCU103を将来保証する拡張可能な命令セットを表すデータを含み、今日または将来の任意の時点の市場における電子、電気製品または動力機器に搭載されるシステム全体を実装することを可能とする。
使用許諾ファイルが含むデータおよび命令は、当の製品上のPCU103が停止可能な機能の種類に基づいて製品ごとに変化する。各使用許諾ファイルは、使用許諾ファイルの有効性の証明を促進するように設計された固有の使用許諾ファイル検証コードを保有する。使用許諾ファイルは、顧客に関する情報も含むため、PCU103がある種のディスプレイを持つ製品上に当該情報を表示できる。例えば、固有の顧客参照番号および顧客名が使用許諾ファイル内で利用可能なため、PCU103が表示できる。製品支払い情報も利用可能であるため、PCU103は、次の支払日および支払額、現在の滞納、並びに、支払い済み明細書を、RHPCユニット121からこの情報をフェッチする必要なく表示することができる。
実施例では、使用許諾ファイル検証コードは製品の固有製品ID(MACアドレスまたは他の固有製品番号など)をインストール時に受け取り、RHPCおよびPCU103のいずれも、この番号を日付ベースで変換し、検証コードが何であるか決定し、それによって、RHPCが生成および符号化し、PCU103がそれが有効ファイルであることを確認することを許可する。PCU103に記憶されたアルゴリズムは、内部盗用および秘密アルゴリズムの流通を避けるため、いつでもRHPCによって変更されてよい。
実施例では、非対称暗号鍵アルゴリズムが、使用許諾ファイルが有効であることを検証するために使用可能である。よって、一対の暗号鍵が機器とRHPCに提供される。使用許諾ファイルを表すデータはハッシュされ、機器に関連付けられた秘密鍵を用いて暗号化することができる。公開鍵を用いた復号は、使用許諾ファイルが転送中に改ざんされていないことを検証するためにRHPCで行われる。代替の機構としては、例えば、ファイルは「デジタル署名」され、PCU103内で検証されてもよい。
使用許諾ファイルは、機器が無効化命令を有効化した、または公然追跡機能のスイッチを入れた際に表示するための詳細な連絡先を含んでもよい。実施例では、使用許諾ファイルは、PCU103が存在する製品に適したあらゆるフォーマットで作成されてよい。当該フォーマットは、XMLまたは他のファイルフォーマット、例えば標準フォーマットや独自仕様のフォーマットでもよく、データストリームの形態、または使用許諾制御が使用許諾ファイルを実際の製品メモリ上に保存できず、クラウド上に保持され、ウェブサービスもしくは他のインターフェースを介してアクセスされる製品向けの形態でもよい。使用許諾ファイルは、インターネット接続を介して送信することができ、または例えばSMS内に含まれてもよい。使用許諾ファイルは、PCU103およびRHPCユニット121内にまたがる。
実施例機器―インターネット可能なテレビ(IPTV)
PCU103タイプ1は、TVコントローラボードのミドルウェア/ファームウェア101に追加可能である。TVコントローラボードは、TV信号およびインターネット信号のいずれをも扱う。それはインターネット可能なTVにのみ設定される。
TVコントロールボードのミドルウェア/ファームウェア101はPCU103と接続し、それが電子番組ガイド(EPG)上のどのチャンネルを表示できるのか、および、TVのどの機能が使用できるのかをチェックする。規制されうる機能は以下を含む:
・EPG上の1以上のチャンネル
・TV上の1以上のウィジェットまたはアプリケーション
・TV上で利用可能な1以上のビデオ・オン・デマンドサービス
・TV上の1以上のキャッチアップTVサービス
・1以上の任意の種類のオーディオ入力
・HDMI、SCART、AV、コンポジット、S−ビデオ、RGB、DVI、DVAを含み、これらに限定されない1以上のビデオ入力ポート
・LANコネクタ
・WLANモジュール
・LCD、LED、OLED、または任意の種類のディスプレイモジュール
・TVに直接接続しても、インターネットクラウドのリモートサーバー上に置かれてもよい、任意のPVR録画機器
・TV用のカメラ
・動きまたは声で制御する機能
システムがアップグレード可能の場合、将来的に導入される新機能もまた、同様に制御可能である。
PCU103は、TVのディスプレイパネルまで届いたビデオ/動画または静止画(ある種の入力ポートを介する、または、より一般的になってきたが、TVに無線で通信される)を表示するTVの機能を制限するのに十分な制御機能を持つ。例えば、PCU103は、TVに搭載されたファームウェアに指示して、ビデオ信号をTVディスプレイに供給するのに使用可能な全ての外部ポートのスイッチを切らせることができる。これにより、入力がハードウェアレベルで停止する。それは、TVのソースボタンが1の入力ポートから別の入力ポートに切り替えるのを妨げることもでき、その結果、リモコンの指示または製品自体のソースボタン選択ボタンを無視する。
この機能は、規制を回避するために、外部ビデオ入力に繋いだりビデオ/動画や静止画を無線通信したりして、TVがモニターディスプレイとして使用されることを防ぐためのものである。同様に、PCU103は、例えば搭載されたスピーカーおよび外部の増幅器に入力可能な外部音声出力の両方を無効化することで、TVが音声信号を再生または送信するのを防ぐことができる。それにより、TVが音声を視聴者に届ける機能は、PCU103によって完璧に制御される。実施例では、PCU103は、メインディスプレイパネルが表示するのを遮断し、阻止することができる。PCU103は、搭載されたEPGからどのチャンネルが利用可能とするか制御できる、または、搭載されたEPGを無効化してRHPCユニット121に統合されたクラウドEPGユニット115を使用することができる。TVがクラウド・ベースのEPGを初期値として使用する場合、PCU103は、EPGメニューリストに何を表示し何を表示しないかを制御することもできる。
シナリオ1:
顧客は各予定の支払いを期限通りに支払う。PCU103は、支払いが行われたことを確認し、新規使用許諾ファイルを作成し、これをRHPCに送信する。
PCU103は、プログラムされた接続設定により、RHPCに接続して使用許諾ファイルが有効であるかどうかチェックする。PCU103はファイルを読み出し、TV上にデータを保存する。PCU103は、要求される許諾の変更をチェックし、あらゆる変更を処理する。
この実施例では、顧客が支払いを契約どおりに済ませたので、何も規制は実行されない。
シナリオ2:
顧客が予定の支払いをし損なう、または、顧客の銀行、クレジットもしくはデビットカードの会社が顧客が行った支払いをキャンセルする。
製品制御ユニット125は、支払いをチェックし、支払いがないかキャンセルされている場合、新規使用許諾ファイルを作成し、直ちに新規使用許諾ファイルを送信せよという命令とともに、これをRHPCユニット121に送信する。
RHPCユニット121は、当の製品のPCU103との接続を試みる。当の製品の内部のPCU103との接続が確立できない場合、接続が成功するまで、またはPCU103自体がチェックインするまで、RHPCは定期的に再接続を試みる。
PCU103は、使用許諾ファイルを受信し、命令を処理する。このシナリオでは、顧客が支払いをしていないため、顧客が利用可能なTVチャンネルは規制され、また、他ソースからのビデオ/動画および静止画を表示する機能は使用不可としてもよい。
顧客がTVのスイッチを入れると、PCU103は、重要ブレティン・ウィンドウをTV画像より上に重ねて表示させることができる。顧客は、ディスプレイからこのウィンドウを取り除くことができない。
重要ブレティン・ウィンドウは、支払い遅延メッセージを表示する前に、顧客に識別用ピンコードの入力を要求するブレティン・ウェブページを表示することができる。このページから、顧客は、支払いをするか、支払明細が正しいかどうかチェックして必要なら修正するか、後日の支払いをコミットメントするか、を選択することができる。
顧客が支払いを選択した場合、支払いを行うウェブページに飛ばされ、カードで支払うか、無線の近距離無線通信の支払い方法のいくつかのフォームを備えたカードまたは機器を振るまたはタッチすることによるか、選択できる。彼らが後者による支払いを選択した場合、無線決済機器ウェブページが表示されてもよい。
顧客がカード支払いを選択した場合、ウェブページ内に安全なカード決済ウェブページが表示されてもよい。顧客の支払明細をオンラインのデビット/クレジットカード処理システムが保有する場合、使いたいカードを選択できるように顧客にファイル上のカード番号の末尾数桁が提示される、あるいは、リモコンまたはスマートフォン/タブレットコンピュータ(TVとリンクしていてもよく、リモートの制御/入力装置として動作可能)を用いて顧客がカード明細を入力する。
PCU103およびRHPCユニット121は連携して、デビット/クレジットカードシステムが支払いを処理するために適切な顧客および支払いのデータを受信することを確実にする。支払いが失敗した場合、PCU103は、他の手段での支払い、または後日支払うコミットメントを試みることができる遅延支払いウェブページへ戻るオプションとともに、支払い失敗ウェブページを表示する。
支払いが成功した場合、システムが記録を更新中であり待たせる旨を顧客に知らせるメッセージとともに支払い成功ウェブページが表示される。
支払い制御ユニット123は、支払明細を受信する。製品制御ユニット125は、これら明細を取り出し、支払いが滞納金の全額を打ち消すのに十分か、または一部だけかをチェックする。支払いが滞納金全額をカバーする場合、製品制御ユニット125は全ての規制を解除した新規使用許諾ファイルを作成する。支払いが滞納金全額はカバーしない場合、製品制御ユニット125は、滞納金の程度および顧客が滞納している期間に基づいた適切な規制を伴う新規使用許諾ファイルを作成する。
使用許諾ファイルは、直ちにPCU103に送信せよという命令とともにRHPCユニット121に送信される。PCU103が新規使用許諾ファイルを受信するとすぐに、それは新規の一連の許諾命令を有効化して処理し、支払い感謝ウェブページを表示し、ブレティン・ウィンドウを閉じて地上波またはインターネットのチャンネル(TVのEPGで利用可能となるように製品制御ユニット125がPCU103に許諾を与えた)の連続視聴を続けるオプションを最終的に顧客に与える。IPTVが配信可能なアプリケーション、ウィジェットまたは他のインターネットサービスの一部または全部へのアクセスを許諾するのはもちろんである。
シナリオ3:
このシナリオはシナリオ2に類似するが、今回は、遅延支払いウェブページが表示された際、顧客が後日支払うコミットメントをするオプションを選択する。
コミットメント・ウェブページが表示されることができ、顧客は、支払い期日、支払う額、および支払い方法を選択するためのオプションが与えられる。
顧客は、滞納金を毎週、隔週、または毎月周期により、数回の繰り返し支払いで返済することを選択することもできる。顧客は、特定の日付および返済額を選択するオプションも持つ。
滞納金制御ユニット120は、滞納金、および顧客に製品を提供した企業のルールに基づく顧客が支払うべき最低限の追加料金、を顧客がどれだけの期間で返済できるかを管理する。
顧客がコミットメントを確認すると、コミットメント処理ウェブページが表示され、製品制御ユニット125は、滞納金制御ユニット120からコミットメントを取り出し、滞納金の深刻度および滞納金の返済に要した時間に基づいた適切な規制が加えられた適切な使用許諾ファイルを生成する。使用許諾ファイルは、直ちにPCU103に送信せよという命令とともにRHPCユニット121に送られる。
PCU103は、使用許諾ファイルを取り出し、命令を処理し、コミットメント受理済ウェブページを表示する。ここで、顧客は、ブレティン・ウィンドウを閉じ、かつ、利用可能な地上波またはインターネットのチャンネルからの視聴を再開することができ、また、IPTVが配信可能なアプリケーション、ウィジェットまたは他のインターネットサービスの一部または全部の利用も再開することができる。
シナリオ4:
このシナリオでは、顧客は、支払いをしようとせず、かつ、全ての連絡を避ける。
TVのスイッチが入れられると、ブレティン・ウィンドウが開き、顧客のピンナンバーを要求し、かつ、顧客がTVを試聴できないようにする。
シナリオ5:
無効化命令を有効にするか明白なトレースを開始する旨の命令がPCU103により受信された場合、TVは使用不可となり、かつ、PCU103は使用許諾ファイルに保持された詳細な連絡先を表示し、顧客が製品のスイッチを入れて連絡を取るよう要求する。このモード下では、製品を持つ人は製品を使うことができない。
このシナリオは、ここではPCU103タイプ1の構成、すなわち、当の製品のファームウェア/ミドルウェアに組み込まれたPCU103を扱う。
PCU103タイプ1は、全体的にフレキシブルに設計されており、かつ、あらゆる電子、電気または動力製品(製品が提供する全ての機能を楽しむためには製品に対する支払いを顧客が続けなくてはならなくなるように、製品の機能へのアクセスが制御されうる製品)の中でも機能するように構成されうる。
スマートフォン、タブレットPC、またはあらゆるコンピュータ機器(例えば、卓上ベースのシステムもしくはモバイルコンピュータ、もしくは他のあらゆる電子、電気製品、または動力機器)の支払いを制御するために、同様のアプローチが取りうる。
最も簡単な外観によると、PCU103は、例えば、タイプ1であれタイプ2であれ、または上述した他のタイプであれ、製品中の主要構成要素の電力供給を制御することができ、当該構成要素を運転不能とすることができる。
より複雑な外観によると、それは製品のファームウェア/ミドルウェアレベルで組み込まれ、または、例えばタイプ2の構成である場合、製品内の標準のファームウェア/ミドルウェアを無効にすることができる。
PCU103がディスプレイも入力装置も有さない製品に設置された場合、顧客は、電子メール中のリンクをクリックまたはオンラインアカウントを提供するウェブサイトに直接行くことができる。一度ログインされると、入力および表示機能のある製品上では、顧客は支払い、コミットメント、およびサービスコール手配その他をすることができる。
図2は、実施例に係る機器200の概略ブロック図である。機器200は、例えばユーザに静止画または動画を表示するディスプレイ201を含む。機器200は上述したどんな機器でもよく、例えば、インターネット可能なテレビや、冷蔵庫、冷凍庫、または洗濯機などのような「白物家電」や、携帯電話、計算装置、またはタブレット機器のような携帯機器を含むが、それらに限定されない。あるいは、機器200はレンタルベースで、例えば自動車のように、顧客に提供されうるどんな消費者製品であってもよい。
機器200は、上述した複数タイプのPCUのうちの一態様であるPCU203を含んでいてもよい。機器200は、インターネットを経由した、または、いかなる有線もしくは無線の通信ネットワーク(例えばGPRSまたは類似するもの)もしくは短距離無線周波プロトコルを経由した、サーバなどのリモートデバイスとの通信を可能とする通信ユニット205を含んでいてもよい。よって、機器200はPCUをローカルに設置する替わりに、クラウド・ベースのPCUを利用することができる。ローカルのPCUは、例えば接続の問題が生じた場合のために、備えられてもよい。ローカルのPCU203は、機器200のファームウェア/ミドルウェア207の一部として備えられてもよい。
図3は、上述したあらゆる方法またはプロセスを実装するのに適した実施例に係るシステムの概略ブロック図である。装置300は、実行プラットフォームを機械読み取り可能ソフトウェアなどの命令を実行するために提供する1以上のプロセッサ、例えばプロセッサ301、を含む。プロセッサ301からの命令およびデータは、通信バス399を介して通信される。システム300には、メインメモリ302、例えばランダムアクセスメモリ(RAM)、および二次メモリ305も含まれ、RAMには実行時に機械読み取り可能命令が存在する。二次メモリ305は、例えば、ハードディスクドライブ307および/またはリムーバブルストレージドライブ330を有し、リムーバブルストレージドライブ330としては、フロッピーディスケットドライブ、磁気テープドライブ、コンパクトディスクドライブ等、または、機械読み取り可能命令もしくはソフトウェアのコピーを記憶可能な不揮発性メモリが挙げられる。二次メモリ305には、ROM(読み取り専用メモリ)、EPROM(消去/書き込み可能ROM)、EEPROM(電気的消去/書き込み可能ROM)も含まれる。ソフトウェアに加えて、PCU103,203用のデータも、メインメモリ302および/または二次メモリ305に記憶されていてもよい。PCUは、システム300の他の構成と通信可能に接続されたハードウェア306として提供されてもよい。例えば、PCU306は、論理回路でもよく、または例えばミドルウェア/ファームウェア論理回路の一部でもよい。リムーバブルストレージドライブ330は、周知の方法で、リムーバブルストレージユニット309から読み出し、および/またはリムーバブルストレージユニット309に書き込みを行う。
ユーザは、1以上の入力装置311、例えばキーボード、マウス、スタイラス、タッチスクリーン、および、その他ユーザ入力データを供給し1または一連の概要の編集に関連する入力を供給するためのもの、を用いてシステム300とインターフェース接続することができる。ディスプレイアダプター315は、通信バス399およびディスプレイ317とインターフェース接続し、プロセッサ301から表示データを受信し、表示データをディスプレイ317に対する表示命令に変換する。ネットワークインターフェース319は、ネットワークを介した他のシステムおよび機器(図示せず)と通信するために備えられる。システム300は、無線コミュニティーと通信するための無線インターフェース321を有していてもよい。
システム300に、1以上の構成要素が含まれていなくてもよく、および/または、本技術分野で周知の他の構成要素が追加されてもよいことは、当業者にとって明らかであろう。図3で示した装置300は、使用されうるプラットフォームの一例として提供されるものであり、本技術分野で周知の他のタイプのプラットフォームが使用されてもよい。上述した1以上のステップは、コンピュータ読み取り可能媒体に組み込まれ、システム300上で実行される命令として実装されてもよい。上記1以上のステップは、コンピュータプログラムにより統合されてもよく、アクティブおよび非アクティブ両方を含む様々な形態で存在していてもよい。例えば、上記1以上のステップは、プログラム命令を構成するソフトウェアプログラム(ソースコード、オブジェクトコード、実行コード、またはステップの一部を実行するための他のフォーマット)の形で存在していてもよい。上記したいずれのものも、コンピュータ読み取り可能媒体(ストレージデバイスおよび信号を含む)上で、圧縮または非圧縮の形で、具体化されてもよい。好適なコンピュータ読み取り可能なストレージデバイスとしては、例えば、従来のコンピュータシステムのRAM(ランダムアクセスメモリ)、ROM(読み取り専用メモリ)、EPROM(消去/書き込み可能ROM)、EEPROM(電気的消去/書き込み可能ROM)、および、磁気/光学ディスク/テープが挙げられる。コンピュータ読み取り可能な信号の例としては、搬送波を用いて変調されたか否かに関わらず、コンピュータプログラムをホスティングまたは実行するコンピュータシステムがアクセス可能に構成された信号であってもよく、インターネットまたは他のネットワークを介してダウンロードされた信号を含む。上述の具体例には、CD−ROMまたはインターネットのダウンロードを介したプログラムの頒布が含まれる。ある意味、インターネット自体、抽象的実態としては、コンピュータ読み取り可能媒体である。概して、コンピュータネットワークも同様である。従って、上記に列挙した機能は、上述した機能を実行することが可能な任意の電子機器によって実行されてもよいことが分かる。

Claims (11)

  1. 賃貸機器用のコンピュータ実装制御方法であって、
    サーバにおいて前記機器を識別するための識別データを提供するステップと、
    前記識別データに基づいて前記サーバから前記機器の使用許諾データファイルを受信するステップであって、前記機器に関連付けられた一連の動作許諾を表すデータを含んでいる使用許諾データファイルを受信するステップと、
    前記使用許諾データファイルに基づいて機器固有の動作を実行し、前記機器の機能を規制、制限または使用可能にするステップと、
    を含む、賃貸機器用のコンピュータ実装制御方法。
  2. 前記使用許諾データファイルを検証するステップをさらに含む、請求項1記載のコンピュータ実装制御方法。
  3. 前記機器は静止画および動画を表示可能であり、前記機器のための電子番組ガイドを制御するステップをさらに含む、請求項1記載のコンピュータ実装制御方法。
  4. 賃貸機器用の制御システムであって、
    前記機器に関連付けられた複数の動作許諾を表す許諾データを提供する制御プラットフォームユニットと、
    前記許諾データを使用して前記機器の機能を規制、制限または使用可能にするために機器固有の動作を実行させる、前記機器の使用許諾制御ユニットと、を備える、賃貸機器用の制御システム。
  5. 前記使用許諾制御ユニットは、前記機器に接続可能で、かつ、前記機器から取り外されると前記機器の機能を規制する独立型デバイスである、請求項4記載の制御システム。
  6. 前記使用許諾制御ユニットは、前記機器のファームウェア・モジュールに組み込まれている、請求項4記載の制御システム。
  7. 前記使用許諾制御ユニットは、前記機器と通信可能に結合して動作可能なクラウド・ベースのモジュールである、請求項4記載の制御システム。
  8. 請求項4〜7いずれか一項記載の制御システムとともに使用するのに好適な機器。
  9. 実質的に、添付図面を参照しながら、かつ、添付図面に示しながら上述したとおりの方法。
  10. 実質的に、添付図面を参照しながら、かつ、添付図面に示しながら上述したとおりの制御システム。
  11. 実質的に、添付図面を参照しながら、かつ、添付図面に示しながら上述したとおりの機器。
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