JP7209748B2 - 車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置 - Google Patents

車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7209748B2
JP7209748B2 JP2020569303A JP2020569303A JP7209748B2 JP 7209748 B2 JP7209748 B2 JP 7209748B2 JP 2020569303 A JP2020569303 A JP 2020569303A JP 2020569303 A JP2020569303 A JP 2020569303A JP 7209748 B2 JP7209748 B2 JP 7209748B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
notification
opening information
control signal
server
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020569303A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020157944A1 (ja
Inventor
庸太朗 森
景介 岸川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Publication of JPWO2020157944A1 publication Critical patent/JPWO2020157944A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7209748B2 publication Critical patent/JP7209748B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62HCYCLE STANDS; SUPPORTS OR HOLDERS FOR PARKING OR STORING CYCLES; APPLIANCES PREVENTING OR INDICATING UNAUTHORIZED USE OR THEFT OF CYCLES; LOCKS INTEGRAL WITH CYCLES; DEVICES FOR LEARNING TO RIDE CYCLES
    • B62H5/00Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles
    • B62H5/08Appliances preventing or indicating unauthorised use or theft of cycles; Locks integral with cycles preventing the drive
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/06Buying, selling or leasing transactions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/04Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the propulsion system, e.g. engine or drive motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J45/00Electrical equipment arrangements specially adapted for use as accessories on cycles, not otherwise provided for
    • B62J45/20Cycle computers as cycle accessories
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J50/00Arrangements specially adapted for use on cycles not provided for in main groups B62J1/00 - B62J45/00
    • B62J50/20Information-providing devices
    • B62J50/21Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger
    • B62J50/22Information-providing devices intended to provide information to rider or passenger electronic, e.g. displays
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q40/00Finance; Insurance; Tax strategies; Processing of corporate or income taxes
    • G06Q40/03Credit; Loans; Processing thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Strategic Management (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Technology Law (AREA)
  • Telephonic Communication Services (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置に関する。
車両の販売サービスの一態様としてローン契約に基づくものがある(特許文献1)。ローン契約に基づいて車両を購入したユーザは定期的に金銭の支払いを行うことを要し、支払いの滞納があった場合には該ユーザによる車両の使用は制限されうる。車両の使用を制限する方法としては、該制限を要求する信号を車両に送信することが考えられる。
特許第6238038号公報
上記従来技術では、ユーザが所有する端末装置等に車両の使用を制限する旨のメッセージを送信した上で、所定の期間の経過後にサーバから車両に該制限を要求する信号を送信している。しかしながら、メッセージが送信された場合でも、ユーザがそのメッセージを確認していないときは、車両の使用が制限されうることをユーザが認識していない状況で車両の使用が制限されてしまうことがある。
本発明の目的は、ユーザが認識した状態で車両の使用の制限を実行することにある。
本発明によれば、
車両の遠隔操作方法であって、
端末装置に対する通知を行う通知ステップと、
前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得ステップと、
前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御ステップと、を含み、
前記送信制御ステップは、前記通知についての前記開封情報を前記取得ステップにおいて取得したことに基づいて前記制御信号を送信し、
前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である、ことを特徴とする遠隔操作方法が提供される。
本発明によれば、ユーザが認識した状態で車両の使用の制限を実行することができる。
車両、そのユーザ及び販売会社間で形成されるシステムの一例を説明するためのブロック図。 サーバのソフトウェア構成の一例を説明するための機能ブロック図。 第1実施形態に係るサーバによる車両の遠隔操作の例を説明するフローチャート。 第2実施形態に係るサーバによる車両の遠隔操作の例を説明するフローチャート。 第3実施形態に係るサーバによる車両の遠隔操作の例を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものでなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する場合がある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる車両利用サービス用システムSY(車両用遠隔操作システム)の構成の一例を示す。システムSYは、1以上の車両1と、それ/それらのユーザ(例えばユーザA及びB)の端末装置3と、それらとネットワークNを介して相互に通信可能な管理会社のサーバ2と、を具備する。
車両1は、本実施形態では鞍乗型車両とするが、他の実施形態として乗用型車両であってもよい。尚、鞍乗型車両は運転者が車体を跨いで乗車する型のものを指し、その概念には、典型的な二輪車(スクータ型車両を含む。)の他、三輪車(前一輪且つ後二輪、又は、前二輪且つ後一輪の車両)、四輪バギーのような全地形対応車(ATV)等も含まれる。
車両1は、動力源11、バッテリ12、操作機構13、始動装置14、制御装置15及び通信装置16を備える。動力源11は本実施形態では内燃機関(エンジン)とするが、他の実施形態として、三相誘導モータ等の電動モータが動力源11に用いられてもよい。バッテリ12には、動力源11の動力に基づいて充電可能な二次電池が用いられ、その例としては、鉛蓄電池、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等が挙げられる。
操作機構13は、動力源11を制御するための操作を入力可能に構成され、例えばユーザAにより入力された操作に基づいて所定の制御信号を後述の制御装置15に出力する。操作機構13への操作入力の例としては、車両1に対応する所定のキー(イグニッションキー、リモートキー等)を用いた回動操作、押圧式スイッチ(スタートスイッチ等)を用いた押圧操作等が挙げられる。
始動装置14は、上記操作機構13への操作入力に基づいて、動力源11を始動させて稼働状態にし、また、該稼働状態となった動力源11を停止させることが可能である。始動装置14には、セルスイッチとキルスイッチと所定のキーが用いられれば良い。
制御装置15は、詳細については後述とするが、車両1全体の動作制御を行うことが可能なECU(電子制御ユニット)であり、例えば所定の信号線を介して車両1の各構成要素との間で信号の授受を行うことが可能である。一例として、制御装置15は、上記操作機構13への操作入力に応じた制御信号を受け取り、始動装置14に動力源11を始動させることが可能である。
制御装置15の機能は、ハードウェア及びソフトウェアの何れによっても実現可能である。例えば、制御装置15の機能は、CPU(中央演算装置)がメモリを用いて所定のプログラムを実行することにより実現されてもよい。或いは、制御装置15の機能は、PLD(プログラマブルロジックデバイス)、ASIC(特定用途向け半導体集積回路)等、公知の半導体装置により実現されてもよい。また、ここでは制御装置15を単一の要素として示すが、制御装置15は必要に応じて2以上の要素に分けられてもよい。
通信装置16は、ネットワークNとの通信を行うための信号処理を行うTCU(テレマティクス制御ユニット)等を含む。ここでTCUはアンテナを有し、当該アンテナによりネットワークNとの通信を実現する。制御装置15の観点では、制御装置15は、通信装置16によりネットワークNを介して後述のサーバ2と通信可能である。尚、上記TCUの機能の一部は制御装置15に設けられてもよいし、制御装置15の機能の一部は上記TCUに設けられてもよい。
上記構成の他、車両1は、例えば時速、エンジン回転数その他種々の情報を表示可能なメータや、ユーザに対して通知を行うインジケータ等を有していてもよい。また、メータの表示内容を変更したり、点灯したインジケータを消灯させたりするための操作ボタン等の操作部を有していてもよい。
サーバ2は、処理部21、記憶部22及び通信インタフェース部23を備え、例えば、車両利用サービスを行う管理会社のオフィス等に設置されうる。処理部21は、CPU及びメモリを備えるプロセッサとし、記憶部22は、比較的大容量のHDD(ハードディスクトライブ)とする。また、記憶部22は、クラウド上に分散配置されてもよい。
例えば、処理部21は、通信インタフェース部23によりネットワークNを介して車両1と通信を行い、車両1についての情報を記憶部22に格納し又は記憶部22から読み出すことが可能である。また、処理部21は、車両1のユーザAの端末3(スマートフォン等の携帯端末)とも通信可能であり、ユーザAについての情報を、記憶部22に格納し又は記憶部22から読み出すことが可能である。車両1についての情報とユーザAについての情報とは相互に関連付けられ、車両1及びそのユーザAについてのデータベースDBが形成される。同様に、運転中の他のユーザB及び不図示の他のユーザについても、それぞれデータベースDBが形成される。
このような車両利用サービス用システムSYにおいて、管理会社のサーバ2は、車両1及びユーザA等と通信し、所定の管理を行うことが可能である。車両利用サービスの例としては、車両販売サービス、車両レンタルサービス等が挙げられ、管理会社による管理の一例としては、ユーザに対する車両1の使用の許可又は制限が挙げられる。
例えば、管理会社及びユーザA間でローン契約に基づく車両販売が行われた場合、管理会社のサーバ2は、ユーザAによる適切な支払いが行われている間ユーザAに対して車両1の使用を許可し、支払いの滞納があった際には該使用を制限することが可能である。一例として、サーバ2は、ユーザAによる支払い状況をデータベースDB上で管理しており、支払いの滞納があった場合、車両1の使用を制限することを要求する信号、例えば動力源11の始動を制限することを要求する信号、をユーザAの車両1に送信する。この車両1において、制御装置15は、サーバ2からの上記信号を通信装置16により受信したことに応じて、始動装置14による動力源11の始動を抑制することができる。
端末3は、処理部31、記憶部32、通信インタフェース部33及び表示部34を備え、例えばユーザAが所有するスマートフォン等の携帯端末やPC等である。処理部31は、CPU及びメインメモリを備えるプロセッサとし、記憶部32は、例えば不揮発性メモリであるROMや外部メモリであるSDカード等である。
処理部31は、通信インタフェース部33によりネットワークNを介してサーバ2と通信を行い、車両1についての情報やユーザA自身についての情報をサーバ2のデータベースDBから読み出すことができる。例えば、ユーザAは、次回のローンの支払日やローン残高等を確認することができる。また、例えば、処理部31は、ユーザAに対する通知を通信インタフェース部33によりネットワークNを介してサーバ2から受け取ることができる。サーバ2は、例えば、ユーザAによるローンの支払い状況等を端末3に対して通知する。また、表示部34は、例えば液晶ディスプレイ等で構成され、GUI(Graphical User Interface)や様々な情報を表示する。表示部34にサーバ2からの通知を表示させることでユーザはその内容を確認することができる。
図2は、サーバ2のソフトウェア構成の一例を説明するための機能ブロック図である。例えば、サーバ2の処理部21は、そのCPUが記憶部22に格納されたプログラムを処理部21に含まれるメモリに読み出して実行することにより、図2に示す各機能部として機能する。サーバ2は、通知部24と、取得部25と、送信制御部26とを含む。なお、各機能部は例示であって、各機能部の機能を統合したり、一の機能部の機能を分割して複数の機能部を設けたりしてもよい。また、図2は、本実施形態に関係のある構成を示す概略図であり、サーバ2が図2に示す機能部以外の機能部を有していてもよい。
通知部24は、ユーザAの端末3に対して各種の通知を行う。通知部24は、サーバ2の通信I/FによりネットワークNを介して通知を行う。例えば、通知部24は、ローンの支払い状況等についての通知や、ローンの支払いが遅延している場合に支払いを促す通知を行う。通知の内容は、例えば取得部25が保持する情報やデータベースDBで管理されている情報に基づいて決められる。ユーザの端末以外として、通知部24は、車両に搭載された所定の装置に対して通知を行ってもよい。例えば、通知部24は、通信装置16を介して制御装置15に対して車両1のメータ(上述)に通知を表示するよう指示してもよい。もしくは、車両1に上述の通知用のインジケータが設けられ、通知部24が車両1の通信装置16を介して制御装置15に対して当該インジケータを点灯するよう指示してもよい。また、通知部24は、端末3と車両1の両方に通知を行ってもよい。この場合、よりユーザが通知を認識しやすくなる。
取得部25は、通知部24が端末3に対して行った通知を端末3において開封されたことを示す開封情報を取得する。これにより、ユーザAが通知部24による通知を開封したことをサーバ2側で認識することができる。開封情報には、例えば開封日時、ユーザAの情報及び使用している車両1の情報等が含まれる。例えば、端末3はサーバ2から受信した通知を開封すると開封情報をサーバ2に送り返すように構成されており、取得部25は端末3の処理部31が通信インタフェース部33を介してサーバ2へ送り返された開封情報を受信することにより開封情報を取得する。また、例えば、取得部25から所定の周期で端末3に対して開封情報を要求し、通知が開封されていた場合にその要求に対する応答として端末3から開封情報が送信されることにより、取得部25が開封情報を取得する。
例えば、通知部24が端末3に対して通知を行った場合、端末3の処理部31は、その表示部34に当該通知を表示させた場合に通知を開封したとみなし、サーバ2に対して開封情報を送り返してもよい。また例えば、通知部24が車両1に対して通知を行った場合、車両1に搭載された操作部を操作することで開封したとみなしてもよい。この場合、車両1の制御装置15が通信装置16を介してサーバに開封情報を送信することにより、取得部25が開封情報を取得することができる。また、操作部を操作しなければ動力源の始動ができないようにすることで、必然的に通知の開封操作が行われるようにしてもよい。
送信制御部26は、車両1の通信部16に対する制御信号の送信を制御する。本実施形態の場合、送信制御部26は、車両1の使用を制限することを要求する信号を車両1に送信する。また、例えば、送信制御部26は、車両1の動力源11の始動が制限されている車両1に対して、始動の制限を解除する信号を車両1に送信する。車両1の始動の制限は、例えば始動の停止であり、通信装置16が車両1の始動停止の制御信号を受信すると、制御部15は操作機構13の入力に関わらず始動装置14による始動を行わないように制御する。また例えば、制御部15が操作機構13の入力に関わらずキーオン(イグニッションオン)状態にならないように制御することで、車両1の使用を制限する構成も採用可能である。
図3は、第1実施形態に係るサーバ2による車両1の遠隔操作の例を説明するためのフローチャートである。本フローチャートは、ローンの支払いが滞ったユーザAに対して、ユーザAが利用する車両1の使用を遠隔操作により制限する際の流れを例示するものである。例えば、支払いが月払いの場合には、各月の支払日の経過後に本フローチャートに基づく処理が行われる。
なお、本処理は、例えば処理部21が図2に示した各機能部として機能することにより行われる。ここで、図の処理のうち、S31及びS32の処理は通知部24としての処理に相当し、S33は取得部25としての処理に相当する。また、S36の処理は送信制御部26としての処理に相当する。なお、各機能部と各処理との対応は変更可能であり、また、処理の一部について、図2に図示されていない機能部が処理を行ってもよい。
S31で、処理部21は、支払い遅延が発生しているか否かを確認する。処理部21は、支払い遅延が発生していない場合は本フローチャートを終了し、支払い遅延が発生している場合はS32の処理に進む。処理部21は、サーバ2のデータベースDBで管理されているユーザAについての情報等に基づいて確認を行う。本実施形態の場合、サーバ2のデータベースDBは、ユーザAの情報として、支払い遅延についてのステータスを管理している。一例として、支払い遅延がない場合のステータスが「遅延なし」、支払い遅延がある場合のステータスが「遅延発生」であり、処理部21はこのステータスにより支払い遅延が発生しているか確認することができる。
S32で、処理部21は、ユーザAの端末3に通知を行う。処理部21は、通信インタフェース23によりネットワークNを介して端末3に対して通知を送信する。例えば、処理部21はユーザAに対して料金の支払いを促し、支払いがなされない場合は車両1の使用を制限する旨の通知を端末3に送信する。本実施形態の場合、処理部21は端末3に対して、支払いを促す旨及び支払いがなされない場合に車両1の動力源11の始動を制限する旨の通知を送信する。処理部21は、通知を行った後、ステータスを「遅延発生」から「通知済み」に変更しS33の処理に進む。なお、通知を車両1に行う構成や、端末3及び車両1のいずれにも行う構成も採用可能である。
S33で、処理部21は、端末3において通知が開封されたか否かを確認する。例えば、処理部21は、端末3から開封情報を受信したか否かにより確認を行う。処理部21は、通知が開封されていない場合はS33の処理を繰り返す。一方、処理部21は、通知が開封されている場合は、ステータスを「通知済み」から「開封済み」に変更し、S34の処理に進む。
S34で、処理部21は、端末3で通知が開封されてから所定期間が経過したか否かを確認する。処理部21は、開封情報に含まれる開封日時を基に確認を行う。処理部21は、所定期間が経過していない場合はS34の処理を繰り返し、所定期間が経過した場合はS35の処理に進む。ここでは、通知が開封されてからの所定期間の経過を確認するので、ユーザAが支払い遅延の事実を認識してから車両1の使用が制限されるまでの猶予期間を確保することができる。すなわち、ユーザAが支払い遅延の事実を認識しない状態で不意に車両1の使用が制限されることを防ぐことができる。
S35で、処理部21は、支払いがなされたか否かを確認する。本実施形態の場合、処理部21は、ステータスが「開封済み」から「遅延なし」に変更されているかを確認する。処理部21は、支払いがなされている場合はフローチャートを終了する。処理部21は、支払いがなされていない場合はステータスを「開封済み」から「使用制限指示」に変更し、S36の処理に進む。これにより、ユーザAは、支払いが遅延していた場合であっても所定期間の経過前に支払いがあれば車両1の使用の制限を免れることができる。
S36で、処理部21は、車両1の使用を制限する制御信号を送信し、ステータスを「使用制限指示」から「使用制限中」に変更し、フローチャートを終了する。本実施形態では、処理部21は、車両1の動力源11の始動を制限する制御信号を送信する。動力源の始動の制限は、例えば動力源の始動の停止である。処理部21は、通信インタフェース23を介して車両1の通信装置16に制御信号を送信する。通信装置16が制御信号をサーバ2から受信したことに応じて、車両1の制御装置15は始動装置14による動力源11の始動を制限する。これにより、始動の制限が解除されるまでユーザAは車両1を使用できなくなる。
以上説明したように、本実施形態によれば、サーバ2からの通知が開封された上で車両1の使用が制限される。したがって、車両1の使用を制限され得ることをユーザが認識したうえで車両1の使用を制限することができる。また、ユーザにとっては車両1が突然使えなくなることが無くなるので、車両利用サービスの利便性が向上される。
なお、本実施形態では支払いがなされたか否かの確認を通知が開封されてから所定期間の経過後に行っているが、当該確認を適宜行ってもよい。例えば、処理部21は、図3のフローチャートとは別に支払いがなされたか否かを定期的に確認し、支払いを確認した時点で図3のフローチャートを終了してもよい。
また、本実施形態の場合、処理部21はデータベースDBで管理されたステータスに基づいて図3のフローチャートの各処理を実行している。しかし、処理部21が直接データベースDB上の必要な情報にアクセスして取得した情報に基づいて各処理を実行してもよい。
また、通信装置16がサーバ2から制御信号を受信した際に、制御部15が動力源11の始動を制限するタイミングは調整可能である。例えば、制御信号を受信した際に動力源11が始動中である場合、即座に動力源11の始動を制限するとユーザA及びその周囲の安全の確保の観点から好ましくない場合がある。そのため、動力源11が始動している間に制御信号を受信した、車両1はその始動が停止してからその後の始動を制限してもよい。
さらに、本実施形態では、車両1の使用の制限として動力源11の始動を制限していたが、車両1の使用の制限の態様はこれに限られない。例えば、キーオン(イグニッションオン)を制限してもよい。また、例えば、動力源11の出力を制限する構成も採用可能である。この場合、例えば運転中に車両1の使用が制限されても車両1が急停止することなく安全な場所まで車両1を退避させることができる。また例えば出先で車両1の使用が制限されても、一旦自宅やその他の安全な場所まで車両1を移動させることができる。このとき、動力源11の出力が制限されていることをユーザAに報知する警告ブザーやインジケータ等の報知装置を車両1が備えていてもよい。また、例えば、運転中に通信装置16がサーバ2から制御信号を受信した場合は、制御部15が徐々に動力源11の出力を制限してもよい。さらに、例えば、通信装置16が制御信号を受信しても所定の距離は通常の走行が可能であり、所定の距離走行後に動力源11の始動が制限されてもよい。このとき、車両1の報知装置が残りの走行可能距離をユーザAに報知してもよい。これにより、出先で車両1の使用の制限が始まった場合であっても、走行可能な間に自宅又はその他の安全な場所へ車両1を退避させることができる。
さらに、本実施形態ではローンの支払いの有無を車両1の使用の制限の条件としているが、使用の制限の条件は適宜変更可能である。例えば、レンタル車両において、レンタル期間内に車両の返却がないことを条件に車両1の使用の制限を行ってもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態では、サーバ2がユーザに対して段階的な通知を行う構成について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成及びその作用効果については説明を省略する場合があり、以下では第1実施形態と異なる構成及びその作用効果を中心に説明する。
図4は、第2実施形態に係るサーバ2による車両1の遠隔操作の例を説明するためのフローチャートである。本実施形態では、サーバ2から端末3に対して3段階の通知を行い、第3段階の通知が開封されてから所定期間経過しても支払いが確認できない場合は車両1の使用が制限される。つまり、第1及び第2段階の通知がいわば事前通知であり、事前通知があったにもかかわらず支払いがなされない場合は第3段階の通知として最終通知がなされる。そして、最終通知があってもなお支払いがなされない場合は、サーバ2からの制御信号に基づき車両1の使用が制限される。このような段階的な通知により、ユーザAは、車両1の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
S401で、処理部21はS31と同様の処理を行う。処理部21は、支払い遅延が発生していない場合は本フローチャートを終了し、支払い遅延が発生している場合はS402の処理に進む。
S402で、処理部21は、ユーザAの端末3に第1段階の通知を行う。第1段階の通知は支払い遅延が発生している旨を連絡する通知である。処理部21は、通信インタフェース23によりネットワークNを介して端末3に対して通知を送信する。通知の送信後、処理部21はステータスを「遅延発生」から「第1通知送信済み」に変更しS403の処理に進む。
S403で、処理部21は、S33と同様の処理を行う。処理部は、第1通知が開封されていない場合はS403の処理を繰り返す。一方、処理部21は、第1通知が開封されている場合は、ステータスを「第1通知送信済み」から「第1通知開封済み」に変更しS404の処理に進む。
S404で、処理部21は、S34と同様の処理を行う。処理部21は、所定期間が経過していない場合はS404の処理を繰り返し、所定期間が経過した場合はS405の処理に進む。
S405で、処理部21は、S35と同様の処理を行う。処理部21は、支払いがなされている場合はフローチャートを終了する。つまり、次回以降の通知がなされずにフローチャートが終了する。処理部21は、支払いがなされていない場合はS406の処理に進む。
S406で、処理部21は、ユーザAの端末3に第2段階の通知を行う。第2段階の通知は支払いがなされない場合は車両1の使用を制限する旨を予告する通知である。処理部21は、通信インタフェース23によりネットワークNを介して端末3に対して通知を送信する。通知の送信後、処理部21はステータスを「第1通知開封済み」から「第2通知送信済み」に変更しS407の処理に進む。
S407で、処理部21は、S403と同様の処理を行う。処理部は、第2通知が開封されていない場合はS407の処理を繰り返す。一方、処理部21は、第2通知が開封されている場合は、ステータスを「第2通知送信済み」から「第2通知開封済み」に変更しS408の処理に進む。
S408で、処理部21は、S404と同様の処理を行う。処理部21は、所定期間が経過していない場合はS408の処理を繰り返し、所定期間が経過した場合はS409の処理に進む。なお、所定期間はS404における所定期間と同じでもよく、異なっていてもよい。
S409で、処理部21は、S405と同様の処理を行う。処理部21は、支払いがなされている場合はフローチャートを終了する。処理部21は、支払いがなされていない場合はS410の処理に進む。
S410で、処理部21は、ユーザAの端末3に第3段階の通知を行う。第3段階の通知はユーザAに対して支払いを行うよう勧告する通知である。処理部21は、通信インタフェース23によりネットワークNを介して端末3に対して通知を送信する。通知の送信後、処理部21はステータスを「第2通知開封済み」から「第3通知送信済み」に変更しS411の処理に進む。なお、下記で示すように第3段階の通知が届いてもユーザAが支払いに応じない場合は車両1の使用を制限するため、第2実施形態での第3段階の通知が第1実施形態での通知に対応する。
S411で、処理部21は、S403及びS407と同様の処理を行う。処理部は、第通知が開封されていない場合はS411の処理を繰り返す。一方、処理部21は、第通知が開封されている場合は、ステータスを「第3通知送信済み」から「第3通知開封済み」に変更しS412の処理に進む。
S412で、処理部21は、S404及びS408と同様の処理を行う。処理部21は、所定期間が経過していない場合はS412の処理を繰り返し、所定期間が経過した場合はS413の処理に進む。なお、所定期間はS404又はS408における所定期間と同じでもよく、それぞれ異なっていてもよい。
S413で、処理部21は、S35と同様の処理を行う。処理部21は、支払いがなされている場合はフローチャートを終了する。つまり、最終通知が行われずに処理が終了する。処理部21は、支払いがなされていない場合はステータスを「第3通知開封済み」から「使用制限指示」に変更し、S414の処理に進む。
S414で、処理部21は、車両1の使用を制限する制御信号を送信し、ステータスを「使用制限指示」から「使用制限中」に変更し、フローチャートを終了する。本実施形態では、処理部21は、車両1の動力源11の始動を制限する制御信号を送信する。処理部21は、通信インタフェース23を介して車両1の通信装置16に制御信号を送信する。通信装置16が制御信号をサーバ2から受信したことに応じて、車両1の制御装置15は始動装置14による動力源11の始動を制限する。これにより、始動の制限が解除されるまでユーザAは車両1を使用できなくなる。
以上説明したように、第2実施形態によれば、サーバ2がユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザAは車両1の使用が制限されることを段階的に把握することができる。なお、第1実施形態と同様にユーザAからの支払いが確認できた時点でフローチャートの処理を終了する構成も採用可能である。
また、本実施形態では、3段階の通知が行われるが、通知の段階及び回数はこれに限られない。例えば、サーバ2は、通知を2段階で行ってもよいし、4段階以上で行ってもよい。また、サーバ2は、ある段階の通知が開封されるまでに複数回の通知を送信してもよい。例えば、処理部21は、ステータス「第1通知送信済み」において、ステータスが「第1通知開封済み」になるまでに複数回の通知を行ってもよい。そして、処理部21は、複数回の通知のうちいずれかの通知が開封された場合にステータスを「第1通知開封済み」に変更してもよい。これにより、ユーザAは、1度目の通知を見逃してしまった場合であっても、支払いが遅延していることを認識しやすくなる。
また、例えば、段階的な通知とともに、段階的な車両1の使用の制限を行ってもよい。例えば、サーバ2は、第3段階の通知を行った段階で動力源11の出力を制限する制御信号を送信し、第3段階の通知が開封され所定の期間の経過後に支払いがない場合に動力源11の始動を制限する制御信号を送信してもよい。これにより、ユーザAが通知を開封したが内容を確認しなかった場合であっても、運転中に支払いが遅延していることを認識することができる。
(第3実施形態)
第1及び第2実施形態では、サーバ2からの通知が開封された上で車両1の使用が制限されるので、車両1の使用を制限され得ることをユーザが認識したうえで車両1の使用を制限することができる。しかしながら、通知が開封されるまで車両1の使用の制限を全く行わない場合、ユーザAが通知を放置してしまったり意図的に通知を開封しなかったりすると支払いを行わなくても車両1を継続的に使用できてしまう。そこで、第3実施形態では、ユーザAによる通知の開封がない場合であっても、所定の期間の経過後にサーバ2が遠隔操作により車両1の使用を制限する。以下、図5を用いて説明する。なお、第1実施形態と同様の構成及びその作用効果については説明を省略する場合があり、以下では第1実施形態と異なる構成及びその作用効果を中心に説明する。
図5は、第3実施形態に係るサーバ2による車両1の遠隔操作の例を説明するためのフローチャートである。
S51ないしS56の処理は、S31ないしS36の処理と同様である。ただし、第1実施形態では、S33において処理部21は通知が開封されたことが確認するまでS33の処理を繰り返す。一方、本実施形態ではS53において処理部21は通知が開封されたことを確認できない場合はS57の処理に進む。
S57では、処理部21は、S52で通知を送信してから所定期間が経過したか否かを判定する。所定期間経過していない場合、処理部21はS53の処理に戻る。一方、所定期間経過している場合、処理部21はS55の処理に進む。これにより、通知が開封されない場合でも所定期間経過後に車両1の使用が制限される。よって、ユーザAが通知を意図的に開封しないような場合であっても車両1の使用を制限することができる。なお、S54における所定期間とS57における所定期間は同じでもよく、異なっていてもよい。
以上説明したように、本実施形態では、ユーザAが通知を放置してしまった場合であっても車両の使用を制限することができる。なお、本実施形態では通知が開封されてから所定期間経過した結果車両1の使用が制限される場合と、通知が開封されずに所定期間経過した結果車両1の使用が制限される場合とで、同じ態様で車両1の使用を制限している。しかしながら、これらの車両1の使用の制限の態様を異ならせてもよい。例えば、いずれの場合も車両1の動力源11の始動を停止するが、通知が開封されていない場合はまず動力源11の出力制限を行い、所定期間の経過後に動力源の始動を停止してもよい。この構成によれば、車両1の使用が制限されることをユーザAが認識しているときは動力源11を停止して車両1の使用を不可にすることができる。一方で、車両1の使用が制限されることをユーザAが認識していないときは、まず動力源11の出力を制限して車両1の使用が制限されることをユーザAに気付かせた上で動力源11の始動を停止して車両1の使用を不可にすることができる。よって、サーバ2からの通知が開封されない場合であっても、車両1の使用の制限をユーザAが認識したうえで行うことができる。
(実施形態のまとめ)
上記実施形態は以下の車載装置を少なくとも開示する。
1.上記実施形態の車両の遠隔操作方法は、
前記端末装置に対する通知を行う通知ステップ(例えばS32)と、
前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得ステップ(例えばS33)と、
前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御ステップ(例えば26)と、を備え、
前記送信制御ステップは、前記通知についての前記開封情報を前記取得ステップが取得したことに基づいて前記制御信号を送信する(例えばS33,S36)。
この実施形態によれば、サーバからの通知が開封された上で車両の使用が制限される。したがって、車両の使用を制限され得ることをユーザが認識したうえで車両の使用を制限することができる。
2.上記実施形態では、
前記送信制御ステップは、前記取得ステップが前記開封情報を取得してから第1の期間の経過後に前記制御信号を送信する(例えばS34,S36)。
この実施形態によれば、ユーザは通知を確認してから車両の使用が制限されるまでの猶予期間を確保することができる。
3.上記実施形態では、
前記送信制御ステップは、前記第1の期間の経過前に所定の条件が満たされた場合には前記制御信号の送信を行わない(例えばS55)。
この実施形態によれば、所定の条件が満たされ車両の使用の制限が不要になった場合に、使用の制限を行わないようにすることができる。
4.上記実施形態では、
前記送信制御ステップは、前記取得ステップが前記通知に対する前記開封情報を取得しない場合であっても、第2の期間の経過後に制御信号を送信する(例えばS53,S56,S57)。
この実施形態によれば、ユーザが通知を放置してしまった場合であっても車両の使用を制限することができる。
5.上記実施形態では、
前記通知は最終通知(例えばS410)であり、
前記通知ステップは、前記最終通知の前に所定回数の事前通知(S402,S406)を行う。
この実施形態によれば、最終通知の前に所定回数の事前通知を行うので、ユーザが通知に気付きやすくなる。
6.上記実施形態では、
前記取得ステップは、前記事前通知に対する前記開封情報を取得し、
前記通知ステップは、前記所定回数の前記事前通知のうちの一の前記事前通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得したことに基づいて次回の前記事前通知を行い、前記所定回数の前記事前通知のうちの最後の事前通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得したことに基づいて前記最終通知を行う。
この実施形態によれば、サーバがユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザは車両の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
7.上記実施形態では、
前記所定回数の前記事前通知は、前記車両の利用者に対して前記車両を利用するための所定の条件が満たされていないことを連絡する第1の事前通知(例えばS402)と、前記所定の条件を満たさない場合に前記車両の利用を制限する旨を予告する第2の事前通知(例えばS406)と、を含み、
前記最終通知は、前記利用者に対して前記所定の条件を満たすよう勧告する通知(例えばS410)であり、
前記通知ステップは、
前記第1の事前通知に対する前記開封情報を取得してから第3の期間の経過後に前記第2の事前通知を行い(例えばS403-S406)、
前記第2の事前通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得してから第4の期間の経過後に前記最終通知を行い(例えばS407-S410)、
前記送信制御ステップは、前記最終通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得してから第5の期間の経過後に前記制御信号を送信する(例えばS411-S414)。
この実施形態によれば、サーバがユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザは車両の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
8.上記実施形態では、
前記通知ステップは、前記所定の条件が満たされた場合には、次回以降の前記事前通知及び前記最終通知を行わない。
この実施形態によれば、不要な通知を端末に送信してしまうことを防ぐことができる。
9.上記実施形態では、
前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である。
この実施形態によれば、車両の動力源の始動を制限することで車両の使用を制限することができる。
10.上記実施形態では、
前記制御信号は、前記車両の動力源の出力を制限する信号である。
この実施形態によれば、車両の動力源の出力を制限することで車両の使用を制限することができる。
11.上記実施形態では、
前記車両は鞍乗型車両である。
この実施形態によれば、鞍乗型車両の使用の制限をすることができる。
12.上記実施形態では、
前記通知ステップはさらに、前記車両に対して前記通知を行い、
前記取得ステップはさらに、前記車両から前記開封情報を取得する。
この実施形態によれば、より確実にユーザに通知を認識させることができる。
13.上記実施形態の車両用遠隔システム(例えばSY)は、
サーバ(例えば2)と、車両(例えば1)と、端末装置(例えば3)と、を備える車両用遠隔操作システムであって、
前記サーバは、
前記端末装置に対する通知(例えばS32)を行う通知手段(例えば24)と、
前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得手段(例えば25)と、
前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御手段(例えば26)と、を備え、
前記送信制御手段は、前記通知についての前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記制御信号を送信する(例えばS33,S36)。
この実施形態によれば、サーバからの通知が開封された上で車両の使用が制限される。したがって、車両の使用を制限され得ることをユーザが認識したうえで車両1の使用を制限することができる。
14.上記実施形態では、
前記送信制御手段は、前記取得手段が前記開封情報を取得してから第1の期間の経過後に前記制御信号を送信する(例えばS34,S36)。
この実施形態によれば、ユーザは通知を確認してから車両の使用が制限されるまでの猶予期間を確保することができる。
15.上記実施形態では、
前記送信制御手段は、前記第1の期間の経過前に所定の条件が満たされた場合には前記制御信号の送信を行わない(例えばS55)。
この実施形態によれば、所定の条件が満たされ車両の使用の制限が不要になった場合に、使用の制限を行わないようにすることができる。
16.上記実施形態では、
前記送信制御手段は、前記取得手段が前記通知に対する前記開封情報を取得しない場合であっても、第2の期間の経過後に制御信号を送信する(例えばS53,S56,S57)。
この実施形態によれば、ユーザが通知を放置してしまった場合であっても車両の使用を制限することができる。
17.上記実施形態では、
前記通知は最終通知(例えばS410)であり、
前記通知手段は、前記最終通知の前に所定回数の事前通知(S402,S406)を行う。
この実施形態によれば、最終通知の前に所定回数の事前通知を行うので、ユーザが通知に気付きやすくなる。
18.上記実施形態では、
前記取得手段は、前記事前通知に対する前記開封情報を取得し、
前記通知手段は、前記所定回数の前記事前通知のうちの一の前記事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて次回の前記事前通知を行い、前記所定回数の前記事前通知のうちの最後の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記最終通知を行う。
この実施形態によれば、サーバがユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザは車両の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
19.上記実施形態では、
前記所定回数の前記事前通知は、前記車両の利用者に対して前記車両を利用するための所定の条件が満たされていないことを連絡する第1の事前通知(例えばS402)と、前記所定の条件を満たさない場合に前記車両の利用を制限する旨を予告する第2の事前通知(例えばS406)と、を含み、
前記最終通知は、前記利用者に対して前記所定の条件を満たすよう勧告する通知(例えばS410)であり、
前記通知手段は、
前記第1の事前通知に対する前記開封情報を取得してから第3の期間の経過後に前記第2の事前通知を行い(例えばS403-S406)、
前記第2の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第4の期間の経過後に前記最終通知を行い(例えばS407-S410)、
前記送信制御手段は、前記最終通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第5の期間の経過後に前記制御信号を送信する(例えばS411-S414)。
この実施形態によれば、サーバがユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザは車両の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
20.上記実施形態では、
前記通知手段は、前記所定の条件が満たされた場合には、次回以降の前記事前通知及び前記最終通知を行わない。
この実施形態によれば、不要な通知を端末に送信してしまうことを防ぐことができる。
21.上記実施形態では、
前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である。
この実施形態によれば、車両の動力源の始動を制限することで車両の使用を制限することができる。
22.上記実施形態では、
前記制御信号は、前記車両の動力源の出力を制限する信号である。
この実施形態によれば、車両の動力源の出力を制限することで車両の使用を制限することができる。
23.上記実施形態では、
前記車両は鞍乗型車両である。
この実施形態によれば、鞍乗型車両の使用の制限をすることができる。
24.上記実施形態では、
前記車両は、前記制御信号を受信可能であり、受信した前記制御信号に基づいて前記車両の作動を制御可能な車載用制御装置(例えば15)を備える。
この実施形態によれば、車載用制御装置により、サーバからの制御信号に基づいて車両の作動を制御することができる。
25.上記実施形態では、
前記通知手段はさらに、前記車両に対して前記通知を行い、
前記取得手段はさらに、前記車両から前記開封情報を取得する。
この実施形態によれば、より確実にユーザに通知を認識させることができる。
26.上記実施形態のサーバ(例えば2)は
車両を遠隔操作するための制御信号を送信可能なサーバであって、
前記サーバは、
前記端末装置に対する通知(例えばS32)を行う通知手段(例えば24)と、
前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得手段(例えば25)と、
前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御手段(例えば26)と、を備え、
前記送信制御手段は、前記通知についての前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記制御信号を送信する(例えばS33,S36)。
この実施形態によれば、サーバからの通知が開封された上で車両の使用が制限される。したがって、車両の使用を制限され得ることをユーザが認識したうえで車両1の使用を制限することができる。
27.上記実施形態では、
前記送信制御手段は、前記取得手段が前記開封情報を取得してから第1の期間の経過後に前記制御信号を送信する(例えばS34,S36)。
この実施形態によれば、ユーザは通知を確認してから車両の使用が制限されるまでの猶予期間を確保することができる。
28.上記実施形態では、
前記送信制御手段は、前記第1の期間の経過前に所定の条件が満たされた場合には前記制御信号の送信を行わない(例えばS55)。
この実施形態によれば、所定の条件が満たされ車両の使用の制限が不要になった場合に、使用の制限を行わないようにすることができる。
29.上記実施形態では、
前記送信制御手段は、前記取得手段が前記通知に対する前記開封情報を取得しない場合であっても、第2の期間の経過後に制御信号を送信する(例えばS53,S56,S57)。
この実施形態によれば、ユーザが通知を放置してしまった場合であっても車両の使用を制限することができる。
30.上記実施形態では、
前記通知は最終通知(例えばS410)であり、
前記通知手段は、前記最終通知の前に所定回数の事前通知(S402,S406)を行う。
この実施形態によれば、最終通知の前に所定回数の事前通知を行うので、ユーザが通知に気付きやすくなる。
31.上記実施形態では、
前記取得手段は、前記事前通知に対する前記開封情報を取得し、
前記通知手段は、前記所定回数の前記事前通知のうちの一の前記事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて次回の前記事前通知を行い、前記所定回数の前記事前通知のうちの最後の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記最終通知を行う。
この実施形態によれば、サーバがユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザは車両の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
32.上記実施形態では、
前記所定回数の前記事前通知は、前記車両の利用者に対して前記車両を利用するための所定の条件が満たされていないことを連絡する第1の事前通知(例えばS402)と、前記所定の条件を満たさない場合に前記車両の利用を制限する旨を予告する第2の事前通知(例えばS406)と、を含み、
前記最終通知は、前記利用者に対して前記所定の条件を満たすよう勧告する通知(例えばS410)であり、
前記通知手段は、
前記第1の事前通知に対する前記開封情報を取得してから第3の期間の経過後に前記第2の事前通知を行い(例えばS403-S406)、
前記第2の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第4の期間の経過後に前記最終通知を行い(例えばS407-S410)、
前記送信制御手段は、前記最終通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第5の期間の経過後に前記制御信号を送信する(例えばS411-S414)。
この実施形態によれば、サーバがユーザに対して段階的な通知を行うことにより、ユーザは車両の使用が制限されることを段階的に把握することができる。
33.上記実施形態では、
前記通知手段は、前記所定の条件が満たされた場合には、次回以降の前記事前通知及び前記最終通知を行わない。
この実施形態によれば、不要な通知を端末に送信してしまうことを防ぐことができる。
34.上記実施形態では、
前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である。
この実施形態によれば、車両の動力源の始動を制限することで車両の使用を制限することができる。
35.上記実施形態では、
前記制御信号は、前記車両の動力源の出力を制限する信号である。
この実施形態によれば、車両の動力源の出力を制限することで車両の使用を制限することができる。
36.上記実施形態の車載用制御装置(例えば15)は、
上記実施形態のサーバ(例えば2)からの前記制御信号を受信可能であり、受信した前記制御信号に基づいて車両(例えば1)の作動を制御可能である。
この実施形態によれば、サーバからの制御信号に基づいて車両を制御可能な車載用制御装置が提供される。
37.上記実施形態の車両(例えば1)は、
上記実施形態の車載用制御装置(例えば15)を備える。
この実施形態によれば、車載用制御装置を備える車両が提供される。
38.上記実施形態の端末装置(例えば3)は、
上記実施形態のサーバから前記通知を受信可能な端末装置であって、
前記サーバからの前記通知を受信する受信手段(例えば31)と、
前記通知を表示可能な表示手段(例えば34)と、
前記表示手段が前記通知を表示した場合に、前記通知が開封されたことを示す開封情報を前記サーバに送信する送信手段(例えば31)と、
を備えることを特徴とする端末装置。
この実施形態によれば、サーバに対して開封情報を送信可能な端末装置が提供される。
発明は上記の実施形態に制限されるものではなく、発明の要旨の範囲内で、種々の変形・変更が可能である。
1 車両、2 サーバ、3 端末、SY システム

Claims (35)

  1. 車両の遠隔操作方法であって、
    端末装置に対する通知を行う通知ステップと、
    前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得ステップと、
    前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御ステップと、を含み、
    前記送信制御ステップは、前記通知についての前記開封情報を前記取得ステップにおいて取得したことに基づいて前記制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である、
    ことを特徴とする遠隔操作方法。
  2. 前記送信制御ステップは、前記取得ステップが前記開封情報を取得してから第1の期間の経過後に前記制御信号を送信することを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作方法。
  3. 前記送信制御ステップは、前記第1の期間の経過前に所定の条件が満たされた場合には前記制御信号の送信を行わないことを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作方法。
  4. 前記送信制御ステップは、前記取得ステップが前記通知に対する前記開封情報を取得しない場合であっても、第2の期間の経過後に制御信号を送信することを特徴とする請求項2に記載の遠隔操作方法。
  5. 前記通知は最終通知であり、
    前記通知ステップは、前記最終通知の前に所定回数の事前通知を行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遠隔操作方法。
  6. 前記取得ステップは、前記事前通知に対する前記開封情報を取得し、
    前記通知ステップは、前記所定回数の前記事前通知のうちの一の前記事前通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得したことに基づいて次回の前記事前通知を行い、前記所定回数の前記事前通知のうちの最後の事前通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得したことに基づいて前記最終通知を行う、
    ことを特徴とする請求項5に記載の遠隔操作方法。
  7. 前記所定回数の前記事前通知は、前記車両の利用者に対して前記車両を利用するための所定の条件が満たされていないことを連絡する第1の事前通知と、前記所定の条件を満たさない場合に前記車両の利用を制限する旨を予告する第2の事前通知と、を含み、
    前記最終通知は、前記利用者に対して前記所定の条件を満たすよう勧告する通知であり、
    前記通知ステップは、
    前記第1の事前通知に対する前記開封情報を取得してから第3の期間の経過後に前記第2の事前通知を行い、
    前記第2の事前通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得してから第4の期間の経過後に前記最終通知を行い、
    前記送信制御ステップは、前記最終通知に対する前記開封情報を前記取得ステップが取得してから第5の期間の経過後に前記制御信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の遠隔操作方法。
  8. 前記通知ステップは、前記所定の条件が満たされた場合には、次回以降の前記事前通知及び前記最終通知を行わないことを特徴とする請求項7に記載の遠隔操作方法。
  9. 前記車両は鞍乗型車両であることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載の遠隔操作方法。
  10. 前記通知ステップはさらに、前記車両に対して前記通知を行い、
    前記取得ステップはさらに、前記車両から前記開封情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の遠隔操作方法。
  11. サーバと、車両と、端末装置と、を備える車両用遠隔操作システムであって、
    前記サーバは、
    前記端末装置に対する通知を行う通知手段と、
    前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得手段と、
    前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御手段と、を備え、
    前記送信制御手段は、前記通知についての前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である
    ことを特徴とする車両用遠隔操作システム。
  12. 前記送信制御手段は、前記取得手段が前記開封情報を取得してから第1の期間の経過後に前記制御信号を送信することを特徴とする請求項11に記載の車両用遠隔操作システム。
  13. 前記送信制御手段は、前記第1の期間の経過前に所定の条件が満たされた場合には前記制御信号の送信を行わないことを特徴とする請求項12に記載の車両用遠隔操作システム。
  14. 前記送信制御手段は、前記取得手段が前記通知に対する前記開封情報を取得しない場合であっても、第2の期間の経過後に制御信号を送信する、請求項13に記載の車両用遠隔操作システム。
  15. 前記通知は最終通知であり、
    前記通知手段は、前記最終通知の前に所定回数の事前通知を行う、
    ことを特徴とする請求項11に記載の車両用遠隔操作システム。
  16. 前記取得手段は、前記事前通知に対する前記開封情報を取得し、
    前記通知手段は、前記所定回数の前記事前通知のうちの一の前記事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて次回の前記事前通知を行い、前記所定回数の前記事前通知のうちの最後の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記最終通知を行う、
    ことを特徴とする請求項15に記載の車両用遠隔操作システム。
  17. 前記所定回数の前記事前通知は、前記車両の利用者に対して前記車両を利用するための所定の条件が満たされていないことを連絡する第1の事前通知と、前記所定の条件を満たさない場合に前記車両の利用を制限する旨を予告する第2の事前通知と、を含み、
    前記最終通知は、前記利用者に対して前記所定の条件を満たすよう勧告する通知であり、
    前記通知手段は、
    前記第1の事前通知に対する前記開封情報を取得してから第3の期間の経過後に前記第2の事前通知を行い、
    前記第2の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第4の期間の経過後に前記最終通知を行い、
    前記送信制御手段は、前記最終通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第5の期間の経過後に前記制御信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項16に記載の車両用遠隔操作システム。
  18. 前記通知手段は、前記所定の条件が満たされた場合には、次回以降の前記事前通知及び前記最終通知を行わないことを特徴とする請求項17に記載の車両用遠隔操作システム。
  19. 前記車両は鞍乗型車両であることを特徴とする請求項11ないし18のいずれか1項に記載の車両用遠隔操作システム。
  20. 前記車両は、前記制御信号を受信可能であり、受信した前記制御信号に基づいて前記車両の作動を制御可能な車載用制御装置を備えることを特徴とする請求項11ないし19のいずれか1項に記載の車両用遠隔操作システム。
  21. 前記通知手段はさらに、前記車両に対して前記通知を行い、
    前記取得手段はさらに、前記車両から前記開封情報を取得する、
    ことを特徴とする請求項11ないし20のいずれか1項に記載の車両用遠隔操作システム。
  22. 車両を遠隔操作するための制御信号を送信可能なサーバであって、
    前記サーバは、
    端末装置に対する通知を行う通知手段と、
    前記端末装置において前記通知が開封されたことを示す開封情報を取得する取得手段と、
    前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御手段と、を備え、
    前記送信制御手段は、前記通知についての前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である、
    ことを特徴とするサーバ。
  23. 前記送信制御手段は、前記取得手段が前記開封情報を取得してから第1の期間の経過後に前記制御信号を送信することを特徴とする請求項22に記載のサーバ。
  24. 前記送信制御手段は、前記第1の期間の経過前に所定の条件が満たされた場合には前記制御信号の送信を行わないことを特徴とする請求項23に記載のサーバ。
  25. 前記送信制御手段は、前記取得手段が前記通知に対する前記開封情報を取得しない場合であっても、第2の期間の経過後に制御信号を送信する、請求項22に記載のサーバ。
  26. 前記通知は最終通知であり、
    前記通知手段は、前記最終通知の前に所定回数の事前通知を行う、
    ことを特徴とする請求項22に記載のサーバ。
  27. 前記取得手段は、前記事前通知に対する前記開封情報を取得し、
    前記通知手段は、前記所定回数の前記事前通知のうちの一の前記事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて次回の前記事前通知を行い、前記所定回数の前記事前通知のうちの最後の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記最終通知を行う、
    ことを特徴とする請求項26に記載のサーバ。
  28. 前記所定回数の前記事前通知は、前記車両の利用者に対して前記車両を利用するための所定の条件が満たされていないことを連絡する第1の事前通知と、前記所定の条件を満たさない場合に前記車両の利用を制限する旨を予告する第2の事前通知と、を含み、
    前記最終通知は、前記利用者に対して前記所定の条件を満たすよう勧告する通知であり、
    前記通知手段は、
    前記第1の事前通知に対する前記開封情報を取得してから第3の期間の経過後に前記第2の事前通知を行い、
    前記第2の事前通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第4の期間の経過後に前記最終通知を行い、
    前記送信制御手段は、前記最終通知に対する前記開封情報を前記取得手段が取得してから第5の期間の経過後に前記制御信号を送信する、
    ことを特徴とする請求項27に記載のサーバ。
  29. 前記通知手段は、前記所定の条件が満たされた場合には、次回以降の前記事前通知及び前記最終通知を行わないことを特徴とする請求項28に記載のサーバ。
  30. 請求項22ないし29のいずれか1項に記載のサーバからの前記制御信号を受信可能であり、受信した前記制御信号に基づいて車両の作動を制御可能であることを特徴とする車載用制御装置。
  31. 請求項30に記載の車載用制御装置を備える車両。
  32. 請求項22ないし29のいずれか1項に記載のサーバから前記通知を受信可能な端末装置であって、
    前記サーバからの前記通知を受信する受信手段と、
    前記通知を表示可能な表示手段と、
    前記表示手段が前記通知を表示した場合に、前記通知が開封されたことを示す開封情報を前記サーバに送信する送信手段と、
    を備えることを特徴とする端末装置。
  33. 車両の遠隔操作方法であって、
    端末装置に対する通知を行う通知ステップと、
    前記端末装置の表示部に前記通知が表示されたことを示す情報を取得する取得ステップと、
    前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御ステップと、を含み、
    前記送信制御ステップは、前記通知が表示されたことを示す前記情報が前記取得ステップにおいて取得されたことに基づいて、前記制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である、
    ことを特徴とする遠隔操作方法。
  34. サーバと、車両と、端末装置と、を備える車両用遠隔操作システムであって、
    前記サーバは、
    前記端末装置に対する通知を行う通知手段と、
    前記端末装置の表示部に前記通知が表示されたことを示す情報を取得する取得手段と、
    前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御手段と、を備え、
    前記送信制御手段は、前記通知が表示されたことを示す前記情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である、
    ことを特徴とする車両用遠隔操作システム。
  35. 車両を遠隔操作するための制御信号を送信可能なサーバであって、
    前記サーバは、
    端末装置に対する通知を行う通知手段と、
    前記端末装置の表示部に前記通知が表示されたことを示す情報を取得する取得手段と、
    前記車両の作動を制御するための制御信号の、前記車両への送信を制御する送信制御手段と、を備え、
    前記送信制御手段は、前記通知が表示されたことを示す前記情報を前記取得手段が取得したことに基づいて前記制御信号を送信し、
    前記制御信号は、前記車両の動力源の始動を制限する信号である、
    ことを特徴とするサーバ。
JP2020569303A 2019-01-31 2019-01-31 車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置 Active JP7209748B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2019/003519 WO2020157944A1 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2020157944A1 JPWO2020157944A1 (ja) 2020-08-06
JP7209748B2 true JP7209748B2 (ja) 2023-01-20

Family

ID=71841992

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020569303A Active JP7209748B2 (ja) 2019-01-31 2019-01-31 車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20210347424A1 (ja)
JP (1) JP7209748B2 (ja)
CN (1) CN113302093B (ja)
DE (1) DE112019006806T5 (ja)
WO (1) WO2020157944A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN115457683B (zh) * 2022-07-29 2024-08-30 地上铁租车(深圳)有限公司 锁车方法、装置、系统和存储介质

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005220635A (ja) 2004-02-06 2005-08-18 Tokai Rika Co Ltd 車両盗難防止システム
JP2014085758A (ja) 2012-10-22 2014-05-12 Itako Auto Service Co Ltd エンジン始動更新制御装置付きリースシステム及びリース方法
JP2015515656A (ja) 2012-01-27 2015-05-28 ダンレイブン ファイナンス リミテッドDunraven Finance Limited 制御方法、システムおよび機器
JP2015106190A (ja) 2013-11-28 2015-06-08 富士通株式会社 通知データ生成装置、コンピュータプログラム、通知データ生成方法、通知システム

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5916582A (ja) 1982-07-17 1984-01-27 株式会社モルテン 管内洗浄具
CA2130507A1 (en) * 1993-11-19 1995-05-20 Bernard M. Snyder System and method for remotely tripping a switch
US20070194881A1 (en) * 2006-02-07 2007-08-23 Schwarz Stanley G Enforcing payment schedules
CN200974524Y (zh) * 2006-12-01 2007-11-14 启明信息技术股份有限公司 主动安全防范型车载终端
US10051104B2 (en) * 2012-05-14 2018-08-14 Apple Inc. Delivery/read receipts for electronic messaging
CN103569042B (zh) * 2013-11-12 2016-03-16 沈阳工学院 车辆或者机械设备发动机远程监控系统及方法
JP6496896B1 (ja) * 2018-07-10 2019-04-10 Global Mobility Service株式会社 車両遠隔制御システム、通信モジュール、車両、サーバ、車両遠隔制御方法、車両遠隔制御プログラム及び記憶媒体

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005220635A (ja) 2004-02-06 2005-08-18 Tokai Rika Co Ltd 車両盗難防止システム
JP2015515656A (ja) 2012-01-27 2015-05-28 ダンレイブン ファイナンス リミテッドDunraven Finance Limited 制御方法、システムおよび機器
JP2014085758A (ja) 2012-10-22 2014-05-12 Itako Auto Service Co Ltd エンジン始動更新制御装置付きリースシステム及びリース方法
JP2015106190A (ja) 2013-11-28 2015-06-08 富士通株式会社 通知データ生成装置、コンピュータプログラム、通知データ生成方法、通知システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN113302093B (zh) 2023-05-02
US20210347424A1 (en) 2021-11-11
DE112019006806T5 (de) 2021-11-18
WO2020157944A1 (ja) 2020-08-06
JPWO2020157944A1 (ja) 2020-08-06
CN113302093A (zh) 2021-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2020119295A1 (zh) 服务费用的支付方法及装置、电子设备
CN108416855A (zh) 停车场收费方法、系统及计算机可读存储介质
KR102689413B1 (ko) 차량 서비스를 제공하고 차량 서비스에 대한 비용 결제 과정을 트리거하기 위한 컴퓨터 구현 방법, 소프트웨어 프로그램 및 시스템
TW200910193A (en) Device with IC, SOC or SIP having one or more remotely enabled module and methods for selling the device
US10019771B2 (en) Method and system for enabling after-hours vehicle pick up
EP4146493A1 (en) Transport battery recharging via virtual power plant
CN107038598B (zh) 跟踪和报告车辆使用及关联燃料费用的车辆处理器和方法
US11511702B2 (en) Vehicle remote control system, vehicle remote control method, server, terminal device, and communication device
US20180308185A1 (en) System and method for charging an electric vehicle
JP7209748B2 (ja) 車両の遠隔操作方法、車両用遠隔操作システム、サーバ、車載用制御装置、車両及び端末装置
TWI677229B (zh) 用於即時行動付款的方法、系統及裝置
CN118575184A (zh) 用于制造和使用与车辆相关的非可替代代币的方法及信息技术系统
US9380158B2 (en) Method and apparatus for do not disturb message delivery
WO2020066169A1 (ja) 充電システム
JP7184930B2 (ja) 車載用制御装置及び車両、車両制御方法及び車両制御システム
JP7104741B2 (ja) 機能制限装置、車両および車両管理システム
TW201929562A (zh) 車載即時通訊方法以及車載即時通訊系統
CN108416933A (zh) 共享单车的使用方法、系统及计算机可读存储介质
US20210291697A1 (en) Power trading system for electrically driven vehicle and charging and discharging apparatus
US20130042176A1 (en) Methods systems and computer program products for managing sound files of a vehicle
US20200118151A1 (en) System and method for providing incentives for data transfer from vehicle
US20130096768A1 (en) Method and Apparatus for Do Not Disturb Message Delivery
JP7013518B2 (ja) 通信装置、車両および車両管理システム
JP2023049829A (ja) プラン推奨装置、システム、プログラム、及びプラン推奨方法
JP7549058B2 (ja) 機能管理システム及び機能管理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210726

A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A5211

Effective date: 20210726

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210726

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221223

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230110

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7209748

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150