JP2015514912A5 - - Google Patents

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本出願は、内燃機関のロッカーアーム構成に関し、詳しくは、効率性が高くかつ新規なバルブ駆動スイッチングロッカーアームシステムに関する。
図1Aは、2012年と2019年におけるエンジンタイプの相対的パーセンテージを示す図である。 図1Bは、第1型、第2型、第3型、第4型のバルブトレインの一般的構成及び市場規模を示す図である。 図2は、吸気バルブトレイン及び排気バルブトレインの構成を示す図である。 図3は、油圧作動部を含むDVVLシステムを構成する主要な構成要素を示す図である。 図4は、スイッチングロッカーアームの一例を、3ローブ型カムとともに動作する間に構成される形で示す透視図である。 図5は、DVVLの例示的な実装において、吸気バルブと排気バルブの両方についてカムシャフトのクランク角度に対してバルブリフト状態をプロットした図である。 図6は、油圧駆動DVVLロッカーアームアセンブリに対するシステム制御を示す図である。 図7は、ロッカーアームの作動油ギャラリー及び制御バルブ構成を示す図である。 図8は、油圧駆動システム、及び、低リフト(未ラッチ状態)動作の間の例示的なDVVLスイッチングロッカーアームシステムの状態を示す図である。 図9は、油圧駆動システム、及び、高リフト(ラッチ状態)動作の間の例示的なDVVLスイッチングロッカーアームシステムの状態を示す図である。 図10は、デュアルフィード油圧式ラッシュアジャスタ(DFHLA)を備える例示的なスイッチングロッカーアームの側面を切り欠いて示す図である。 図11は、DFHLAを切り欠いて示す図である。 図12は、ダイアモンドライクカーボンコーティングの複数の層を示す図である。 図13は、DFHLAボールプランジャーの位置または相対移動を検知するために使用される装置を示す図である。 図14は、既知の状態に対する相対的なバルブの移動を測定するために、バルブステムとともに使用される装置を示す図である。 図14A及び図14Bは、バルブステムの移動を測定するための、3つの巻線を使用する第1線形可変差動トランスを示す断面図である。 図14A及び図14Bは、バルブステムの移動を測定するための、3つの巻線を使用する第1線形可変差動トランスを示す断面図である。 図14C及び図14Dは、バルブステムの移動を測定するための、2つの巻線を使用する第2線形可変差動トランスを示す断面図である。 図14C及び図14Dは、バルブステムの移動を測定するための、2つの巻線を使用する第2線形可変差動トランスを示す断面図である。 図15は、例示的なスイッチングロッカーアームの別の透視図である。 図16は、位置及び/または移動を検出するように構成された装置を示す図である。 図17は、高リフトと低リフトとの間の遷移の間の、OCV駆動電流、駆動オイル圧力、及びバルブリフト状態の関係を示す図である。 図18は、DVVLシステムの制御ロジックを示すダイアグラムである。 図19は、例示的なスイッチングロッカーアームの展開図である。 図20は、DVVLロッカーアームアセンブリの低リフト運転及び高リフト運転の両方について、作動油圧条件及び油量制御バルブ(OCV)状態を示す図である。 図21−22は、作動油温度(オイル温度)とラッチ応答時間との関係を示す図である。 図21−22は、作動油温度(オイル温度)とラッチ応答時間との関係を示す図である。 図23は、4気筒エンジン、及びそれぞれのOCVが2つのシリンダーを制御することによって制御される作動油圧において、例示的なDVVLスイッチングロッカーアームで使用可能なスイッチングウィンドウを示すタイミングダイアグラムである。 図24は、高リフトから低リフトへの切換前のラッチの事前負荷を示す、DVVLスイッチングロッカーアームの側断面図である。 図25は、低リフトから高リフトへの切換の前のラッチの事前負荷を示す、DVVLスイッチングロッカーアームの側断面図である。 図25Aは、低リフトと高リフトとの間の切換を行うときの臨界的シフト事象を示す、DVVLスイッチングロッカーアームの側断面図である。 図26は、4気筒エンジン、及びそれぞれのOCVが2つのシリンダーを制御することによって制御される作動油圧において、例示的なDVVLスイッチングロッカーアームで使用可能なスイッチングウィンドウと、構成要素の機械的切換時間を示す拡張されたタイミングダイアグラムである。 図27は、例示的なスイッチングロッカーアームの透視図である。 図28は、例示的なスイッチングロッカーアームの上面図である。 図29は、図28の29−29線に沿った断面を示す断面図である。 図30A−30Bは、例示的なねじりバネの断面図である。 図30A−30Bは、例示的なねじりバネの断面図である。 図31は、外側アーム底部の透視図である。 図32は、図28の32,33−32,33線に沿ってラッチ状態を示す、ラッチ機構の断面図である。 図33は、未ラッチ状態のラッチ機構の断面図である。 図34は、別のラッチピン構成を示す図である。 図35A−35Fは、ピンの動作のためのいくつかの保持装置を示す図である。 図35A−35Fは、ピンの動作のためのいくつかの保持装置を示す図である。 図35A−35Fは、ピンの動作のためのいくつかの保持装置を示す図である。 図35A−35Fは、ピンの動作のためのいくつかの保持装置を示す図である。 図35A−35Fは、ピンの動作のためのいくつかの保持装置を示す図である。 図35A−35Fは、ピンの動作のためのいくつかの保持装置を示す図である。 図36は、例示的なラッチピン設計を示す図である。 図37は、別のラッチ機構を示す図である。 図38−40は、スイッチングロッカーアームを組立てるための例示的な方法を示す図である。 図38−40は、スイッチングロッカーアームを組立てるための例示的な方法を示す図である。 図38−40は、スイッチングロッカーアームを組立てるための例示的な方法を示す図である。 図41は、ピンの別の実施形態を示す図である。 図42は、ピンの別の実施形態を示す図である。 図43は、スイッチングロッカーアームの様々なラッシュ測定値を示す図である。 図44は、例示的なスイッチングロッカーアームの内側アームを示す透視図である。 図45は、スイッチングロッカーアームの内側アームを下方から見た透視図である。 図46は、例示的なスイッチングロッカーアームの外側アームを示す透視図である。 図47は、例示的なスイッチングロッカーアームのラッチアセンブリを示す断面図である。 図48は、スイッチングロッカーアームのカムシャフト角に対するラッシュを示す図である。 図49は、例示的なスイッチングロッカーアームの側断面図である。 図50は、負荷状況時の最大たわみが特定された領域を有する外側アームの透視図である。 図51は、例示的なスイッチングロッカーアームの上面図である。 図52は、例示的なスイッチングロッカーアームの、図51の52−52線に沿った断面図である。 図53は、例示的なスイッチングロッカーアームの展開図であり、例示的なスイッチングロッカーアームアセンブリの慣性に影響を及ぼす主要な構成要素を示す図である。 図54は、例示的なスイッチングロッカーアームアセンブリにおいて、慣性と剛性の関係を最適化する設計工程を示す図である。 図55は、例示的なスイッチングロッカーアームアセンブリの設計の反復において、剛性に対して慣性をプロットした図である。 図56は、例示的なスイッチングロッカーアームアセンブリにおいて、位置に対して、応力、たわみ、負荷、及び剛性をプロットした図である。 図57は、例示的なスイッチングロッカーアームアセンブリの慣性の範囲に対して、剛性をプロットした図である。 図58は、複数のDVVLスイッチングロッカーアームアセンブリの構成要素において、剛性と慣性の許容可能な離散的範囲を示した図である。 図59は、DFHLA及びバルブ含む、例示的なスイッチングロッカーアームアセンブリを示す側断面図である。 図60は、例示的なスイッチングロッカーアームの構成要素の位置に対して剛性値の範囲をプロットした図である。 図61は、例示的なスイッチングロッカーアームの構成要素の位置に対して質量分布値の範囲をプロットした図である。 図62は、ラッチ変位を測定する試験スタンドを示す図である。 図63は、スイッチングロッカーアームアセンブリを試験するための非点火試験スタンドを示す図である。 図64は、カムシャフト角に対してバルブ変位をプロットした図である。 図65は、スイッチングローラーフィンガーフォロワー(SRFF)ロッカーアームアセンブリの耐久性を試験するための重要な試験の階層を示す図である。 図66は、システムの加速劣化試験サイクルにわってSRFFを評価するための手順を示す図である。 図67は、SRFF耐久試験の相対的試験時間を示す円グラフである。 図68は、試験の間にSRFFに取り付けられてそれを監視するひずみゲージを示す図である。 図69は、低リフトモードのバルブ閉止速度を示す図である。 図70は、バルブ降下高さ分布を示す図である。 図71は、カムシャフト角に対して臨界的シフトの分布を示す図である。 図72は、使用前の新規の外側アームを示す図である。 図73は、使用後の外側アームの典型的な損耗を示す図である。 図74は、寿命試験において平均のねじりバネ負荷損失を示す図である。 図75は、システムの加速劣化試験において、全機械的ラッシュの変化を示す図である。 図76は、寿命終了時のDLCコーティングを備えるスライダーパッドを示す図であり、最小損耗を示している。 図77は、クラウン型形状を使用したカムシャフト表面の実施形態を示す図である。 図78は、試験クーポン上の支持ロッカーに取付けられた一対のスライダーパッドを示す図である。 図79Aは、クーポンの試験において、早期のDLCコーティング損失を示す図である。 図79Bは、最大設計負荷及び0.2度の開先角度で試験されたクーポンの典型的な一例を示す図である。 図80は、DLCコーティングを有する試験クーポンについて、エンジン寿命に対して試験された応力レベルを示すグラフである。 図81は、DLCコーティングによるコーティングの前に研磨されたスライダーパッド、及び研磨されていないスライダーパッドについて、エンジン寿命における増大を示すグラフである。 図82は、試験に研削工程及び研磨工程が同時に行われる製造方法の開発を示すフローチャートである。 図83は、3つの異なる研削機に対して、スライダーパッドの角度制御の結果を示す図である。 図84は、3つの異なる研削機に対して、表面仕上げの測定値を示す図である。 図85は、スライダーパッドの研削工程の間に外側アームを保持する6つの異なる固定治具の結果を示す図である。 図86は、高リフトモードにおけるバルブ閉止速度を示すグラフである。 図87は、耐久試験の期間を示す図である。
高リフト運転を開始するために、OCVセンブリー820のソレノイドバルブは非励磁状態とされる。ラッチバネ200はラッチ200を伸長させ、内側アーム122と外側アーム120とをロックする。これらのロックされたアームは、1つの固定されたロッカーアームのように機能する。対称な高リフトローブ104、106(図3)は、外側アーム120上のスライダーパッド130、(及び図示を省略する132)に接触し、内側アーム122をDFHLA110のボールエンド601回りに回転させ、高リフトのプロファイル814(図5)に従ってバルブ112を開放する。この間に、0.2×10〜0.4×10Pa(0.2〜0.4 bar)に調整された油圧が、制御ギャラリー802、803を通じてスイッチングロッカーアーム100に供給される。油圧が0.2×10〜0.4×10Pa(0.2〜0.4 bar)に維持されることによって、オイル流路は充填された状態に維持されるが、ラッチ200は退縮されない。
3.3.1 収集されたデータ
実時間のセンサ情報には、図6に開示する例示的なDVVLシステム800に示されるように、任意の数のセンサからの入力が含まれる。これらのセンサの検知する情報には、次の情報が含まれるものであってもよい。1)一実施形態において、上述した線形可変差動トランス(LVDT)使用して測定されるような、バルブステム移動829。2)ホール効果センサまたは運動検出器の使用による移動/位置828及びラッチ位置827。3)近接スイッチ、ホール効果センサ、または他の手段の使用によるDFHLA移動826。4)作動油圧830。5)作動油温度890。カムシャフトの回転位置及び回転速度は、直接収集されるものであってもよく、または、エンジンの回転速度センサから推定されるものであってもよい。
油圧駆動VVAシステムにおいて、作動油温度(オイル温度)は、CDA及びVVLのようなシステムにおける切換のために使用される油圧システムの剛性に影響を及ぼす。作動油が冷たすぎる場合、粘性により切換時間が遅くなり、誤動作を引き起こす。例示的なDVVLスイッチングロッカーアームシステムにおけるこの関係が、図21−図22に示されている。図6に示すセンサ890を、エンジンオイルクランクケース内ではなく、使用箇所の近傍に配置することによって取得された正確な作動油温度が、最も正確な情報を与える。一例として、VVAシステムにおいて、油量制御バルブ(OCV)に近接して監視された作動油温度は、必要な流体剛性を用いて低リフト(未ラッチ状態)運転を始動するために、20℃以上でなければならない。測定値は、任意の数の市販の部品(例えば、熱電対)を使用して取得することができる。油量制御バルブについては、2010年4月15日に公開された米国特許出願公開第2010/0089347号、及び、2010年1月28日に公開された米国特許出願公開第2010/0018482号にさらに詳しく説明されており、これらの文献の開示内容の全体は、参照により本明細に含まれる。
センサ情報は、実時間の運転パラメータとして、エンジン制御装置(ECU)825に送信される(図18)。
3.3.2 保存された情報
3.3.2.1 スイッチングウィンドウアルゴリズム
機械的スイッチングウィンドウ
図4に示す3ローブ型カムの各ローブの形状には、リフトが生じない基礎円部605、607、609と、リフト事象の前に機械的クリアランスを取るために使用される遷移部と、バルブ112を移動させるリフト部とが含まれる。システム800(図6)に組み付けられた、例示的なDVVLスイッチングロッカーアーム100において、高リフトモードと低リフトモードとの切換は、ラッチ上にその移動を妨げる負荷がない基礎円動作の間にのみ生じることができる。この機構については、以下の節において詳述する。図5のグラフには、基礎円動作のリフトなし部分863が示されている。DVVLシステム800では、最大で3500rpmのエンジン回転速度及び20℃以上の作動油温度において、カムシャフトの1回転のうちに切換が行われる。切換が、タイミングウィンドウまたは所定の作動油条件の外で行われた場合、臨界的シフト事象が発生する場合がある。臨界的シフト事象は、バルブアクチュエータスイッチング要素上またはエンジンバルブ上の負荷が、切換の間にそれらの構造が適合するように設計された負荷よりも高いときのエンジンサイクル内の点における、エンジンバルブ位置の移動である。臨界的シフト事象によって、バルブトレイン及び/または他のエンジン部品が損傷する場合がある。スイッチングウィンドウは、さらに、制御ギャラリー内の圧力を変更し、ラッチを伸長位置から退縮位置に(及び、退縮位置から伸長位置に)移動させるために必要とされるカムシャフトクランク角の持続時間として定義される。
ここで、図4及び図25Aに示すように、カムシャフトの回転とラッチ200の移動のタイミングが一致して、ラッチ200に一端で負荷が印加され、そこでラッチが外側アーム120上に部分的にのみ係合した場合、臨界的シフトが発生する場合がある。一旦、高リフト事象が開始すると、ラッチ200は、外側アーム120から滑って外れる可能性がある。これが発生すると、内側アーム122が、バルブバネ114の力によって加速されて、ローラー128と低リフトカムローブ108との間に衝突を生じさせることになる。臨界的シフトによって、ロッカーアームアセンブリ100及びバルブの移動の制御に瞬時的な損失が発生し、また、システムに衝撃が発生するため、臨界的シフトは望ましくない。DVVLスイッチングロッカーアームは、寿命分の臨界的シフトの発生に応じるように構成された。
一実施形態において、図6及び図18に示すエンジン制御装置(ECU)825は、バルブステムの移動829、移動/位置828、ラッチ位置827、DFHLA移動826、作動油圧830、及び作動油温度890のような、複数のセンサからの入力を受け入れる。所定のエンジン回転速度(図20)で可能な運転温度及び圧力、及び、(図26に示し、他の節で説明したような)スイッチングウィンドウのようなデータが、メモリに保存される。そして、実時間で収集された情報が、保存された情報と比較され、解析されて、ECU825が切換のタイミングを決め、制御するためのロジックが与えられる。
ここで、図15、28、30A、及び30Bを参照すると、ねじりバネ134、136は、略台形状のワイヤ397から構成される。この台形は、巻回工程の間に力が印加されると、ワイヤ397が略四角形の形状に変形することが可能なように構成されている。ねじりバネ134、136が巻回された後、結果として生じるワイヤの形状は、略四角形の断面形状を備える第1ワイヤ396と同様のものである。図28の8線に沿った断面において、2つのねじりバネ134、136は、複数のコイル398,399の断面として示されている。好適な実施形態において、ワイヤ396は、この例では垂直な辺402、404として示されている2つの長辺と、上辺401及び底辺403とをそなえた四角形の断面形状を有する。コイルの上辺401と底辺403の平均長の、辺402と辺404の平均長に対する比率は、1未満の任意の値とすることができる。この比率によって、コイル398の上辺401と底辺403の平均長に等しい直径を備えた円形ワイヤを使用して巻回されたバネよりも、曲げに対してコイル軸400に沿った大きな剛性が生じる。別の実施形態において、ワイヤの断面は、長い上辺401と短い底辺403とを備えた略台形状を有する。
ねじりバネ134、136は、加熱後急冷することによって、バネ性をやわらげるものであってもよい。これによって、残留応力が低減する。
ねじりバネ134、136を形成するためのワイヤ396、397の表面に投射物を衝突させること、または「ショットピーニング」が、ワイヤ396、397の表面に残留圧縮応力を付加するために使用される。次いで、ワイヤ396、397は、巻回されてねじりバネ134、136となる。このようなショットピーニングにより、結果として生じるねじりバネ134、136は、ショットピーニングを行うことなく形成された同等のバネよりも大きな引張応力を受け入れることが可能となる。
4.4 外側アーム
外側アーム120は、動作の間に予測される特定の負荷に対して最適化されており、その曲げに対する抵抗、及び他の手段によってまたは他の方向に印加されるトルクによっては、仕様から外れたたわみが生じる場合もある。非動作的な負荷の例は、取り扱いまたは加工によって発生する。スライダーパッドを研削する間のクランプ及び保持を支援するために構成され、部品に組み込まれたクランプ機能またはクランプ面は、それが部品をゆがみなく固定するため、複数のスライダーパッドの間の平行性を維持するために必要な重要なステップである。図15に、ロッカーアーム100の別の透視図を示す。第1クランプ用ローブ150が、第1スライダーパッド130の下側から突出している。第2クランプ用ローブ(図示は省略する)は、同様に、第2スライダーパッド132の下側に配置されている。製造工程の間に、クランプ用ローブ150は、スライダーパッド130、132の研削の間のクランプに係合される。外側アーム120をロッカーアームアセンブリ100の部品として組み立てられた状態に近い位置に保持するクランプ用ローブ150に力が印加される。これらの面の研削には、パッド130、132が互いに平行であり、外側アーム12がゆがんでいないことが要求される。クランプ用ローブ150でクランプすることによって、他のクランプ構成では外側アーム120に発生するおそれがあるゆがみが、防止される。例えば、クランプ用ローブ150で、好適には外側アーム120の全体をクランプすることは、サイドアーム124、126を互いの方向に圧迫することによって発生するおそれがある機械的応力を消去することに役立つ。別の例では、クランプ用ローブ150の位置は、スライダーパッド130、132の直下であり、その結果、研削機との接触によって発生する外側アーム上のトルクが実質的にゼロになるかまたは最小化される。特定の応用例では、ゆがみを最小化するために、外側アーム120の他の部分に圧力を印加する必要がある場合もある。
ダイアモンドライクカーボンコーティング(DLC)によって、摩擦を低減し、同時に、スライダーパッド130、132が必要な損耗特性及び負荷特性を備えることにより、例示したスイッチングロッカーアーム100の動作が可能となる。容易に理解されるように、DLCコーティングの利点は、このアセンブリまたは他のアセンブリの任意の部品面(例えば、ピボット軸面160、162、図19に示す外側アーム120上)に応用することができる。
ラッチピンアセンブリ構成は、クリアランス、公差、穴部サイズ、チャンバーのサイズ、バネ構成、及び、作動油の流れを制御する同様の寸法の組み合わせにより、ラッチピン応答時間を管理する。例えば、ラッチピン構成は、所定の圧力範囲における公差内で動作するアクティブ作動油領域を備えるように構成された複直径ピン、作動油のポンピング損失を制限するように構成された作動油シール用ランド、作動油送り込みチャンバーのような特徴を含むものであってもよい。
4.5.2 ラッチピン機構
ロッカーアームアセンブリ100のラッチピン機構201は、高リフトモードから低リフトモードへ、及び、低リフトモードから高リフトモードへ、機械的に切換える手段を与える。ラッチピン機構は、通常は未ラッチ状態にあるか、または、ラッチ状態にあるように構成することができる。いくつかの好適な実施形態について説明する。
一実施形態において、内側アーム122を外側アーム120にラッチするための機構201は、図19に示されている。外側アームは、図示された実施形態では、ロッカーアーム100の第2端103の近傍に配置される。機構201は、ラッチピン200、スリーブ210、配向ピン220、及びラッチバネ230を含む。機構201は、内側アーム122のボア240内に取り付けられるように構成される。以下に説明するように、組立てられたロッカーアーム100では、ラッチ200は、高リフトモードに伸長され、内側アーム122を外側アーム100に固定している。低リフトモードにおいて、ラッチ200は、内側アーム122内に退縮し、これによって、外側アーム120のロストモーション運動が可能となる。切換えられた作動油圧は、上述したように、第1及び第2ギャラリー144、146を通じて供給され、ラッチ200のラッチ状態または未ラッチ状態を制御する。プラグ179は、ギャラリー穴部172内に挿入され、第1及び第2作動油ギャラリー144、146を閉じる圧力的に密なシールを形成し、ギャラリーがラッチ機構201に作動油を通過させることが可能となる。
ここで、図43、図47、及び図48に示すように、個々の部品及びサブアセンブリの設計及び組立ての変化は、切換タイミングの仕様を満たすラッシュ値の行列を生成し、上述した必要な一定速度の切換領域を低減することができる。例えば、1つのラッチピン200の自己整列の実施形態には、機能するために、10ミクロンの最小のラッチラッシュ602を必要とする形状が含まれる。修正改善されたラッチ200は、自己整列機能なく構成され、5ミクロンのラッチラッシュを要するように設計することができる。この設計変更は、全ラッシュを5ミクロン分低減させ、バルブリフトのプロファイル660に必要なリフトなし部分661が低減する。
DVVLスイッチングロッカーアームの耐久性は、継続性能(すなわち、適切なバルブ開放及び閉止)と損耗測定とを組みあせて実施することによって査定される。損耗は、システム内の機械的ラッシュの相対量に沿って、DVVLスイッチングロッカーアーム上の材料、特にDLCコーティングの損失を定量化することによって査定される。上述したように、ラッチラッシュ602(図43)は、内側及び外側アームの間のラッチピンの移動を許容するために必要であり、エンジン電子制御装置(ECU)によって指令されたときに、高リフトモード及び低リフトモード運転の両方を可能にする。任意の理由によるDVVLロッカーアーム上のラッシュの増大は、使用可能なリフトなしランプ661(図48)を低減し、バルブトレインの高加速が生じる。機械的ラッシュに関する損耗の仕様は、寿命の終了時における所望の動的性能を維持するために制限組み込み部品を許容するように、設定される。
例えば、図43に示すように、ロッカーアームアセンブリの接触面間の損耗は、ラッチラッシュ602、カムシャフトラッシュ610、及び結果として生じる全ラッシュを変化させる。これらのそれぞれの値に影響する損耗は、次のものである。1)ローラー128(図15)とカムローブ108(図4)の間の界面の損耗は、全ラッシュを低減する。2)スライド面、スライダーパッド130、132(図15)とカムローブ104、106(図4)との間のスライド面の損耗は、全ラッシュを増大させる。3)ラッチ200とラッチパッド面214との間の損耗は、全ラッシュを増大させる。ベアリング界面の損耗は、全ラッシュを低減させ、ラッチとスライダー界面の損耗は、全ラッシュを増大させる。このため、全体的な損耗は、ロッカーアームアセンブリの寿命に渡って最小の正味の全ラッシュ変化を生じさせ得る。
1.スッテプ350において、質量をボールプランジャー接触点611に向けて寄せるために、構成要素622、120、134、及び136を測定軸に沿って配置する。例えば、ねじりバネ134,136は、ボールプランジャー接触点から2mm左に配置し、内側アームアセンブリ622のピボット軸118は、5mm右に配置するものであってもよい。外側アーム120は、図53に示すようにピボット軸118と並ぶように配置される。
2.ステップ351において、与えられた構成要素の配置構成に対して、ロッカーアームアセンブリ100の全慣性を計算する。
3.ステップ352において、構成要素の配置構成の機能性を評価する。例えば、ねじりバネ134、136が、指定された位置において、追加の質量なしでスライダーパッド130、132とカム102との接触を維持するために必要な剛性を与えることを確認する。別の例では、構成要素の配置構成は、パッケージサイズの拘束条件に適合するように決定されなければばらない。
4.ステップ353において、ステップ351とステップ352の結果を評価する。選択されたエンジン回転速度におけるバルブ先端負荷214及び動的安定性の最小要件を満たさない場合、ステップ351とステップ352における構成要素の配置と解析の実行を繰り返す。選択されたエンジン回転速度におけるバルブ先端負荷214及び動的安定性の最小要件を満たす場合、ロッカーアームアセンブリ100のたわみ及び応力を計算する。
5.ステップ354において、応力及びたわみを計算する。
6.ステップ356において、たわみ及び応力を評価する。たわみ及び応力に関する最小要件を満たさない場合、ステップ355に進み、構成要素設計を改善する。設計の反復が終了した場合、ステップ353に戻り、バルブ先端負荷214と動的安定性を再評価する。選択されたエンジン回転速度におけるバルブ先端負荷214及び動的安定性の最小要件を満たす場合、ステップ354において、たわみ及び応力を計算する。
7.図55を参照すると、応力、たわみ、及び動的安定性の条件を満足するとき、結果は、1つの可能な設計357である。解析結果は、可能な設計構成について、慣性に対する剛性のグラフ上にプロットすることができる。このグラフは、領域360で示される許容値の範囲を備える。図57は、3つの異なる合格設計を示す。さらに、許容可能な慣性/剛性領域360は、個別の主要構成要素120、122及びねじりバネ134、136の特性も限定する。
・設計例#1の外側アーム120について、A端から開始してB端まで進むように、部品に沿った距離に対して質量分布をプロットすることができる。同様に、設計例#2の外側アーム120の質量分布値、及び、設計例#3の外側アーム120についてもプロットされる。
・2つの最も端にある質量分布曲線の間の領域は、このアセンブリにおける外側アーム120の特性を示す値の範囲として定義できる。
・設計例#1の外側アーム120について、A端から開始してB端まで進むように、部品に沿った距離に対して剛性分布をプロットすることができる。同様に、設計例#2の外側アーム120の剛性値、及び、設計例#3の外側アーム120についてもプロットされる。
・2つの最も端にある剛性分布曲線の間の領域は、このアセンブリにおける外側アーム120の特性を示す値の範囲として定義できる。
外側アーム120の、その移動及び配向に関連する軸に沿った、運転の間の剛性及び質量分布は、特性値、ひいては特性形状によって説明される。
寿命試験におけるバルブトレイン要件は、約320,000km(200,000マイル)という目標に変換された。この距離目標は、バルブトレインの耐久性要件を定義するために、バルブ駆動事象に変換する必要がある。バルブ事象の回数を決定するために、車両の寿命にわたる、平均的な車両速度及びエンジン回転速度が仮定された。この例では、乗用車への応用として、平均的車両速度は約64km毎時(40マイル毎時)、平均的エンジンの回転速度は2200rpmが選択された。カムシャフトは、エンジン回転速度の半分の速度で動作し、バルブはカムシャフトの1回転について1回駆動される。この結果、試験の要件として、330×10(330M)回のバルブ事象が得られた。試験は、点火エンジンと非点火品の両方で実施された。点火エンジン試験を5000時間実施するのではなく、大部分の試験と結果のリポートは、図63に示す非点火品の使用に焦点をおき、330M回のバルブ事象を満たすために必要な試験を実行した。点火試験と非点火試験の結果は比較され、バルブトレインも損耗の結果に関して良い一致を見た。これによって、非点火品による寿命試験の信頼性が与えられた。
図17には、バルブ閉止変位を診断するための1つの切換サイクルシステムを表す診断ウィンドウが示されている。OCVは、制御システムにより指令されると、OCVアーマチャを移動させ、これは、OCV電流追跡881によって表される。OCVの制御ギャラリー内における下流方向への作動油の流れは、圧力曲線880によって示されるように、増大し、これによって、ラッチピンが駆動されて、高リフト状態から低リフト状態への変化が発生する。
アイドル速度耐久性
アイドル速度耐久試験は、低い作動油圧及び高い作動油温度によって生じる限界潤滑条件をシミュレートする。この試験は、スライダーパッド及びベアリング、バルブパレットに対するバルブ先端、及びボールプランジャーに対するボールソケットの損耗を評価するために使用される。リフト状態は、試験を通じて、高リフトまたは低リフトとのいずれかに一定に維持される。全機械的ラッシュは、周期的検査間隔で測定され、損耗の主要な測定値である。
コールドスタート耐久性
コールドスタート耐久試験は、−30℃の初期温度からの300回のエンジン始動サイクルに耐えるDLCの能力を評価する。典型的には、これらの温度での寒冷時のエンジン始動には、エンジンブロックヒーターが含まれる。この極限試験は、ロバスト性を示すために選択され、モーターで駆動される試験品のエンジン上で300回繰り返された。この試験は、低温度の結果として生じる低潤滑に耐えるDLCコーティングの能力を評価する。
図67には、SRFF耐久性試験の相対的な試験時間が円グラフで示されている。全試験時間は、約15,700時間である。システム劣化の加速試験は、加速因子及び1つの試験内に組み合わされたSRFFの負荷のため、試験時間毎の情報が最も大きく、全試験時間のうち37%が割り当てられている。アイドル速度耐久性試験(低速、低リフト及び低速、高リフト)は、各テストが長期にわたるため、全試験時間のうちの29%が割り当てられている。スイッチング耐久性試験は、複数回の寿命にわって試験され、全試験時間の9%を構成する。臨界的シフト耐久性とコールドスタート耐久性の試験は、臨界的シフトを達成することの困難性により長時間が必要となり、コールドスタート耐久性については、熱サイクル時間が必要である。単に臨界的シフト及びコールドスタートの試験自体の時間ではなく、これららのモードを実行するために必要な全時間に関連してデータが定量化されている。残りの下位システムの試験及び極限試験には、全試験時間の11%が必要であった。
バルブトレインのダイナミクスの試験は、バルブトレインの性能を評価するために実行された。この試験は、全機械的ラッシュの公称値及び制限値で実行された。公称値の場合について説明する。1000rpmから7000rpmの速度掃引が実行され、エンジン回転速度毎に30回のバルブ事象が記録された。ダイナミクスデータの後処置によって、バルブ閉止速度及びバルブバウンスが計算することができる。SRFFの外側アーム及び内側アームに取り付けられたひずみゲージは、全てのエンジン回転速度で、バルブトレインの構成要素間の分離またはHLAの「ポンプアップ」を防止するために十分な負荷を示している。ポンプアップは、HLAが、バルブがカムシャフトの基礎円上で開放されたままになるバルブバウンスまたはバルブのたわみを補償するときに発生する。エンジン回転速度の範囲にわたる分布を理解に供するために、最小、最大、及び平均の閉止速度が示されている。高リフト閉止速度が、図67に示されている。高リフト閉止速度は、設計目標(ターゲット)を満たしている。値の範囲は、7500rpmにおける最小値と最大値との間で、目標の範囲内に確実に留まりつつ、近似的に250mm/sだけ変動する。
システムの加速劣化試験
システムの加速劣化試験は、持続する性能を評価するために使用される包括的な耐久試験である。この試験は、厳しいエンドユーザによる累積的損傷に相当する。試験サイクルの平均は、近似的に5000rpmであり、一定の速度及び加速度を伴うものである。1サイクルの時間は、次のように分けられる。すなわち、28%の定常状態、15%の低リフト状態、そして、残りは、加速条件の下で高リフトと低リフトとの間を循環している状態である。試験結果によれば、1回分の寿命の試験におけるラッシュ変化は、ロッカーアームの利用可能な損耗仕様の21%を説明する。システムの加速劣化試験は、8個のSRFFを含み、SRFFの損耗モードを判別するため、標準寿命を経過した後まで延長された。全機械的ラッシュの測定値は、標準寿命を経過した後は、100試験サイクル毎に記録された。
スライダーパッド
スライダーパッドのプロファイルは、バルブリフト及びバルブトレインダイナミクスに対して指定された要件を満たすように設計された。図77には、SRFF上のスライダーパッドと、接触する高リフトローブ対との間の接触関係が示されている。予期される製造のばらつきにより、図77に尺度を強調して示すこの接触面には、角度アラインメント関係がある。クラウン付き面により、様々なアラインメントを考慮して、スライダーパッドへのエッジ負荷のリスクが低減される。しかし、クラウン付き面は、製造に複雑性を付加し、したがって、コーティングされた界面の性能に対するクラウンの作用は、その必要性を判別する試験計画に追加される。
鋳鉄製カムシャフトの結果
第1の試験では、鋳鉄製カムシャフトローブが使用され、スライダーパッドの表面仕上げと、2つの角度アラインメント構成が比較された。結果は、表2にまとめられている。この表には、鋳鉄製カムシャフトで試験されたスライダーパッドの開先角度と表面仕上げ条件との組合せが要約されている。それぞれの組合わせは、最大負荷条件と、最大負荷条件の125%で試験された。リストに挙げられた値は、試験の間にそれぞれの組合わせで達成されたエンジン寿命の回数を表す。
鋼製カムシャフトの試験結果
次のセットの試験では、鋼性カムシャフトローブが使用された。試験された組合せと結果の概要は、表3にまとめられている。カムシャフトローブは、次の4つの異なる条件で試験された。すなわち、(1)平坦な研削仕上げ表面、(2)クラウン付きローブで、研削仕上げ表面、(3)最小のクラウン付きローブで、研磨仕上げ表面、(4)公称のクラウン付きローブで、研磨仕上げ表面である。クーポン上のスライダーパッドは、DLCコーティング前に研磨され、次の3つの角度で試験された。すなわち、(1)平坦(0.05度を下回る開先角度)、(2)0.2度の開先角度、(3)0.4度の開先角度、である。全てのカムシャフトに対する負荷は、最大設計レベル、または、最大設計レベルの125%に設定された。
Figure 2015514912
最大設計負荷の125%における研削された平坦な鋼製カムシャフトローブと0.4度開先角度のクーポンの試験サンプルは、1寿命を超えなかった。最大設計負荷で試験されたサンプルは、1寿命続いたが、コーティイング上に同様の効果が見られた。0.2度と平坦なサンプルは、より良好であるが、2寿命を超えなかった。
この試験の後、研削、平坦、鋼性カムシャフトローブ、及び、0.2度の開先角度のクーポン、及び平坦なクーポンで試験をした。コーティング損失を観察する前の時間は、0.2度のサンプルで1.6寿命だった。平坦なクーポンは、僅かに長い1.8寿命を達成した。平坦なサンプルのDLC損失のパターンは、非一様であり、最大の損失は接触パッチの外にあった。接触パッチの外にコーティングの損失があることは、スライダーパッドが被る応力が、その幅にわたって非均一であったことを示す。この現象は、「エッジ効果」として知られている。2つの揃えられた要素のエッジにおける応力を低減するための解決法は、要素のうちの1つにクラウン型のプロファイルを付加することである。SRFFを使用する応用例では、カムシャフトにクラウン付きプロファイルが付加されている。
この節では、クーポンからSRFLの外側アームまで、スライダーパッドの製造法の開発について説明する。
スライダーパッド上のDLCコーティングは、寿命要件を超えることが示され、これは、システムDVVLの結果と整合する。外側アーム用スライダーパッド上のDLCコーティングは、全ての運転条件にわたってロバストであることが示された。その結果、SRFF設計は、エンジンの部分負荷運転によるポンピング損失を低減することによって燃費を改善する目的のための、4気筒乗用車の応用例に対して適切なものである。DVVLのDLCコーティングされたスライド面は、耐久性を有するとともに、VVA技術を様々なエンジンバルブトレインの応用のために使用することを可能にすることが示された。
本明細における開示により本出願の教示の様々な態様が例示され、及び、これらの態様が詳細に説明されたが、これは、本出願において請求される教示の範囲を、そのような詳細に限定またはいかなる方法においても制限することを意図するものではない。追加の利点及び修正は、当業者には容易に理解されるものである。したがって、本出願の教示は、その広い態様において、特定の詳細及び例示されて説明された例によって制限されない。したがって、本出願において請求される教示の思想または範囲から逸脱することなく、このような詳細から逸脱することは可能である。さらに、上述した態様は、例示的なものであり、本出願または後の出願において請求される可能性のある全ての可能な組合せにおいて必須の機能または要素はない。

Claims (15)

  1. エンジンバルブを制御するためのラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステムであって、
    少なくとも1つの第1カム及び基礎円部を有する第2カムと、
    支点に取付けられた第1端部及びエンジンバルブ側に取付けられた第2端部を有するロッカーアセンブリと、を備え、
    ロッカーアセンブリは、
    第1端部及び第2端部を有し、第1端部と第2端部との間のローラーが第1カムを押圧する第1アームと、
    第1端部と、第2端部と、第2カムを押圧する少なくとも1つのスライダーパッドとを有する第2アームと、を含み、該第2アームは、更にラッチパッド面を含み、
    第1アームと第2アームとは、これらの第1端部で互いに回動可能に取付けられ、
    更に、ラッチされたとき、第1アームの第2アームに対する回動を阻止するラッチを含み、該ラッチは、更にアーム係合面を含み、
    ラッチパッド面とアーム係合面との間の距離は、ラッチラッシュを含み、少なくとも1つのスライダーパッドと基礎円部との間の距離は、カムラッシュを含み、ラッチラッシュ及びカムラッシュは、全機械的ラッシュを含んでおり、
    ラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステムは、ラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステムの寿命の間、全機械的ラッシュが制限内に維持されるように作動することを特徴とするシステム。
  2. カムラッシュは、少なくとも1つのスライダーパッドと第2カムの基礎円部との間の接触を解消するために十分であることを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  3. ラッチラッシュは、5マイクロメートルであることを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  4. ラッチラッシュは、第2カムの角度とともに変化することを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  5. カムラッシュは、第2カムの角度が変化するとき一定であることを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  6. エンジンバルブのリフトのプロファイルは、ラッチパッド面とアーム係合面との間の一定の閉止速度を含むことを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  7. 少なくとも1つのスライダーパッドは、耐損耗DLCコーティングを有することを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  8. 少なくとも1つのスライダーパッドは、研削及び研磨され、次いで耐損耗DLCコーティングで覆われた面を有していることを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  9. 少なくとも1つのスライダーパッドは、DLCコーティングで覆われており、かつ、研削及び研磨され、少なくとも1つのスライダーパッドと第2カムとの間の0.2度以下の開先角度により第2カムに対して角度付けられた面を有することを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  10. 第2カムは、クラウン付きの外形を有することを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  11. 第2カムのカムローブは、クラウン付きであり、かつ研磨されることを特徴とする請求項に記載のラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステム。
  12. ロッカーアームシステム内に略一定のラッシュ維持する方法であって、
    少なくとも1つの第1カムと、第1カム上に載るように構成されたローラーであって、第1カムとローラーとで第1損耗率を示す第1カム及びローラーを備えステップと、
    基礎円部を有する第2カムと、第2カムに沿って載るように構成されたスライダーパッドであって、第2カムとスライダーパッドとで第1損耗率と略等しい第2損耗率を第2カム及びスライダーパッドを備えるステップと、
    第1ロッカーアーム内でローラーを使用するステップと、
    第1ロッカーアームの第1端に旋回可能に取付けられた第1端を有し、更にラッチパッド面を含む第2ロッカーアームを備えるステップと、
    第1アームを第2アームに対して固定するために、アーム係合面を有するラッチを使用するステップと、
    スライダーパッドを第2カム上に載るように第2ロッカーアーム上に取付けるステップと
    第1カム、ローラー、第1ロッカーアーム、第2カム、第2ロッカーアーム、及びラッチを、ラッチパッド面とアーム係合面との間の距離がラッチラッシュを含み、スライダーパッドと基礎円部との間の距離がカムラッシュを含み、ラッチラッシュ及びカムラッシュが全機械的ラッシュを含むように、ロッカーアームシステム中に組み付けるステップと、
    ラッシュ制御されたスイッチングロッカーアームシステムの寿命の間、全機械的ラッシュが制限内に維持されるようにロッカーアームシステムを作動させるステップと、
    を含んでいる方法。
  13. カムラッシュは、スライダーパッドと第2カムの基礎円部との間の接触を解消するために十分であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. ラッチラッシュは、10マイクロメートル以下であることを特徴とする請求項12に記載の方法。
  15. ラッチラッシュは、第2カムの角度とともに変化することを特徴とする請求項12に記載の方法。
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