JP2015514858A5 - - Google Patents

Claims (19)

1. 有機主鎖Ｚ、該主鎖は１以上の脂肪族基、１以上の芳香族基、１以上のヘテロ原子またはそれらの組み合わせを含むが、該主鎖Ｚは、ポリイソブチレンではない；
   該主鎖に対する少なくとも１つの反応性官能基末端；および
   該有機主鎖Ｚからの少なくとも１つのポリイソブチレン基Ｙペンダントを含有する反応性官能化ＰＩＢグラフト化ポリマー。
2. 下記式の１つで表される、請求項１記載のポリマー：
   

   
3. 下記式の１つで表される、請求項１記載のポリマー：
   

   

   （式中、有機主鎖Ｚは、１ないし約５０原子を有する概略直鎖の構造を有している；
   各Ｍは、共有結合または１〜約２０原子を有する有機構造体から独立して選択される；
   Ｘ、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３およびＸ_４は、それぞれ独立してＨまたはアクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、アリル、スチレン、ビニルエーテル、マレイミドおよびＮ−ビニルアミドから選択される反応性官能基であるが、どの式においてもＸ、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３およびＸ_４の少なくとも１つは反応性官能基でなければならない；
   Ｙは、ポリイソブチレン基である；
   Ｌは、１つのポリイソブチレン基を前記Ｚ有機主鎖の１原子またはＭ部分の１原子に結びつけるものであり、各Ｌは、共有結合または１ないし約３０原子を有する有機構造体から独立して選択される；
   Ｒ_１およびＲ_２は、それぞれ独立して選択された、１ないし約３０原子を有する有機セグメントである；
   ｍは１〜１０の整数である；および
   ｎは１〜１０の整数である。
4. 約１０００ないし約３００００の分子量（Ｍｗ）を有する、請求項１記載のポリマー。
5. 室温で液体形態である、請求項１記載のポリマー。
6. 下記式：
   

   

   で表される、請求項１記載のポリマー
   （式中、有機主鎖Ｚは、１ないし約５０原子を有する概略直鎖の構造を有している；
   各Ｍは、共有結合または１〜約２０原子を有する有機構造体から独立して選択される；
   Ｘ_１およびＸ_２は、それぞれ独立してＨまたはアクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、アリル、スチレン、ビニルエーテル、マレイミドおよびＮ−ビニルアミドから選択される反応性官能基であるが、Ｘ_１およびＸ_２の少なくとも１つは反応性官能基でなければならない；
   Ｙは、ポリイソブチレン基である；
   Ｌは、１つのポリイソブチレン基を前記Ｚ有機主鎖の１原子またはＭ部分の１原子に結びつけるものであり、各Ｌは、共有結合または１ないし約３０原子を有する有機構造体から独立して選択される；および
   ｎは１−１０の整数である。）。
7. Ｘ_１およびＸ_２の両者が、独立して選択された反応性官能基を含有する、請求項６記載のポリマー。
8. Ｘ_１およびＸ_２ はそれぞれが、アクリレートまたはメタクリレートから独立して選択される反応性官能基である、請求項６記載のポリマー。
9. 下記式：
   

   

   で表される、請求項１記載のポリマー
   （式中、有機主鎖Ｚは、１ないし約５０原子を有する概略直鎖の構造を有している；
   各Ｍは、共有結合または１〜約２０原子を有する有機構造体から独立して選択される；
   各Ｘは、独立してＨまたはアクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、アリル、スチレン、ビニルエーテル、マレイミドおよびＮ−ビニルアミドから選択される反応性官能基であるが、少なくとも１つのＸは反応性官能基でなければならない；
   Ｙは、ポリイソブチレン基である；
   Ｌは、ポリイソブチレン基Ｙを前記Ｚ有機主鎖の１原子に結びつけるものであり、各Ｌは、共有結合または１ないし約３０原子を有する有機構造体から独立して選択される；および
   ｍおよびｎはそれぞれ独立して１−１０の整数である）。
10. Ｌが、共有結合、Ｃ_１−５アルキル、ヘテロ原子、エステル、チオエステル、アミド、イミド、環状イミド、ケトン、カルボキシル、ウレタン、カーボネート、ウレアおよびそれらの組み合わせから選択される、請求項９記載のポリマー。
11. 下記式：
    

    

    で表される、請求項１記載のポリマー
    （式中、有機主鎖Ｚは、１ないし約５０原子を有する概略直鎖の構造を有している；
    Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３およびＸ_４は、それぞれ独立してＨまたはアクリレート、メタクリレート、アクリルアミド、アリル、スチレン、ビニルエーテル、マレイミドおよびＮ−ビニルアミドから選択される反応性官能基であるが、Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３およびＸ_４の少なくとも１つは反応性官能基でなければならない；
    各Ｙは、ポリイソブチレン基である；および
    Ｒ_１およびＲ_２は、それぞれ独立して選択された、１ないし約３０原子を有する有機セグメントである）。
12. Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３およびＸ_４のすべてが、独立して選択された反応性官能基を含有している、請求項１１記載のポリマー。
13. Ｘ_１、Ｘ_２、Ｘ_３およびＸ_４のすべてが、独立して選択されたアクリレート反応性官能基またはメタクリレート反応性官能基を含有している、請求項１１記載のポリマー。
14. Ｒ_１およびＲ_２が同じである、請求項１１記載のポリマー。
15. 請求項１のポリマーを含有する、硬化性組成物。
16. 硬化誘導性成分および共反応成分をさらに含有する、請求項１５記載の硬化性組成物。
17. 請求項１５の硬化性組成物の硬化反応生成物。
18. ポリイソブチレン無水コハク酸を用意すること；
    ジアクリレート、モノメタクリレート、アクリルアミド、アミノアルコール、アリル置換モノマーおよびビニルエーテルから選択される少なくとも１つの化合物を用意すること；
    所望により、溶媒、ルイス酸およびルイス塩基の１以上を用意すること；および
    ポリイソブチレン無水コハク酸と、ジアクリレート、モノメタクリレート、アクリルアミド、アミノアルコール、アリル置換モノマーおよびビニルエーテルから選択される少なくとも１つの化合物とを反応させることを含む、請求項３の反応性官能化ＰＩＢグラフト化ポリマーの製造方法。
19. 反応性官能化ＰＩＢグラフト化ポリマーを、ビニルエーテルと反応させる、請求項１８記載の方法。