JP2015511754A - 燃料電池用給気を冷却する方法およびシステム、並びに、三流体給気冷却器 - Google Patents

燃料電池用給気を冷却する方法およびシステム、並びに、三流体給気冷却器 Download PDF

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Abstract

第1および第2給気冷却器を使用して、車両の燃料電池システム中の加圧された給気を冷却する方法およびシステムである。システムはさらにガス−ガス加湿器および燃料電池スタックを含む。この方法およびシステムに従うと、カソード排気はガス−ガス加湿器を通され、第1給気冷却気中の冷却剤気体としても使用される。従って、燃料電池カソード排気は加熱されるとともに含水量が低減されて、排気中の水が凝縮し、車両の下で貯留する傾向を低減させる。また、第1および第2給気冷却器を統合した三流体熱交換器も提供される。

Description

[関連出願の相互参照]
本出願は、2012年2月27に出願された、米国特許仮出願第61/603,734号からの優先権の利益を主張し、その開示内容を参照によりここに組み込む。
本発明は、車両用燃料電池システムのカソード熱管理方法およびシステムに関し、また、そのような方法およびシステムにおいて使用されてよいが、気体の冷却が必要とされる他のシステムにおける使用にも適合されている、三流体給気冷却器に関する。
燃料電池のカソードは、エアコンプレッサによって燃料電池の動作圧力まで高められた加圧された給気を利用している。圧縮の間、空気は約200℃またはそれよりも高い温度に加熱され得るが、これは、燃料電池の動作温度よりもかなり高い。従って、加圧された給気が燃料電池スタックに到達する前に、そして、エアコンプレッサと燃料電池スタックとの間に並ぶであろう加湿器に到達する前に、加圧された給気を所望の温度まで冷却するために給気冷却器が使用される。
従来のカソード熱管理システムは、給気から熱を除去するための液体−気体給気冷却器を使用している。液体冷却剤は通常、水または水−グリコール混合物であり、これが燃料電池冷却システムを通って循環される。液体冷却剤によって吸収された熱は、続いて、車両のフロントにあるラジエータのような熱交換器を通して、大気へと排出される。燃料電池エンジン自体も廃熱を発生する。この廃熱は、比較的低いスタック動作温度のために、低位熱である。この低位熱の排出は、通常、比較的大きなラジエータを必要とする。また、この同じラジエータを通って排出される給気冷却器からの熱負荷が加えられるので、車両のフロントスペースにラジエータを収めることが困難になるぐらいまで、ラジエータのサイズをさらに増大させる。従って、給気の冷却は、燃料電池の冷却システムに付加的な負荷を与え、既に限られたスペース内に実装することを困難にする。そうした従来技術のカソード熱管理システムの例を図1Aに示す。
給気が適切な温度まで冷却されることを確実にしながらも、燃料電池冷却システムに対する熱負荷を低減するための、カソード熱管理に対する代替手段が必要とされている。さらに、燃料電池エンジンの冷却における寄生エネルギー損失を低減することが望まれている。
1つの側面においては、燃料電池スタック、ガス−ガス給気冷却器を有する第1給気冷却器、ガス−ガス加湿器、および第2給気冷却器を備える燃料電池システムにおいて、加圧されたカソード空気流を冷却する方法が提供される。この方法は、(a)第1温度(T)を有する上記加圧されたカソード空気流を提供する段階と、(b)上記加圧されたカソード空気流を上記第1給気冷却器に通し、上記燃料電池スタックからのカソード排気流と熱交換させる段階であって、上記カソード排気流は上記第1給気冷却器の吸入口において第2温度(T)を有し、上記加圧されたカソード空気流は上記第1給気冷却器の排出口において第3温度(T)まで冷却される段階と、(c)上記加圧されたカソード空気流を上記第2給気冷却器に通し、上記第2給気冷却器の冷却剤吸入口において第4温度(T)を有する液体冷却剤または気体冷却剤と熱交換させる段階であって、上記加圧されたカソード空気流は上記第2給気冷却器の排出口において第5温度(T)まで冷却される段階と、(d)上記加圧されたカソード空気流および上記カソード排気流を上記ガス−ガス加湿器に通す段階であって、上記ガス−ガス加湿器において上記カソード排気流から上記加圧されたカソード空気流へと水蒸気が移動される段階と、(e)上記加圧されたカソード空気流を上記燃料電池スタックのカソード空気吸入口へと通す段階とを備える。上記第1給気冷却器に通す前に上記カソード排気流を上記ガス−ガス加湿器に通し、上記第2給気冷却器に通した後且つ上記燃料電池スタックの上記カソード空気吸入口へと入る前に、上記加圧されたカソード空気流を上記ガス−ガス加湿器に通す。
ある実施例においては、正常動作条件下において温度はT<T<Tおよび/またはT<T<Tである。
ある実施例においては、上記カソード排気流は上記ガス−ガス加湿器の吸入口において第6温度(T)であり、上記加圧されたカソード空気流は上記ガス−ガス加湿器の排出口において第7温度(T)であり、正常動作条件下においてT<T<Tである。また、いくつかの実施例においては、正常動作条件下においてT<Tである。
ある実施例においては、上記第2給気冷却器は液体−ガス給気冷却器であり、上記液体冷却剤は上記燃料電池システム内の一または複数の他の熱源から熱を吸収する。
ある実施例におていは、上記第1給気冷却器によって上記加圧されたカソード空気流から除去される熱エネルギーの量は、上記第2給気冷却器によって上記加圧されたカソード空気流から除去される熱エネルギーの量よりも大きい。
別の側面においては、燃料電池中で使用する加圧されたカソード空気流を製造するシステムが提供される。このシステムは、(a)第1給気冷却器の吸入口において第2温度(T)を有する気体冷却剤により、第1温度(T)から第3温度(T)へと上記加圧されたカソード空気流を冷却するためのガス−ガス給気冷却器を有する上記第1給気冷却器と、(b)第2給気冷却器の冷却剤吸入口において第4温度(T)を有する液体冷却剤または気体冷却剤により、Tから第5温度(T)へと上記加圧されたカソード空気流を冷却するための上記第2給気冷却器と、(c)加湿用気体からの水の移動により上記加圧されたカソード空気流の含水量を増大させるためのガス−ガス加湿器と、(d)カソード空気吸入口およびカソード排気排出口を有する燃料電池スタックとを備える。上記加湿用気体は、上記燃料電池スタックの上記カソード排気排出口からのカソード排気流を含む。上記第1給気冷却器の上記気体冷却剤は上記カソード排気流を含む。上記第1給気冷却器は上記ガス−ガス加湿器から上記カソード排気流を受け取るように配置され、上記ガス−ガス加湿器は上記燃料電池スタックの上記カソード排気排出口から上記カソード排気流を受け取るように配置される。
ある実施例においては、上記第3温度(T)の上記加圧されたカソード空気流を、上記第1給気冷却器から上記第2給気冷却器が受け取るように、上記第1給気冷却器および上記第2給気冷却器が連続的に配置される。
ある実施例においては、上記第2給気冷却器は液体−ガス給気冷却器であり、上記第1給気冷却器および上記第2給気冷却器は、上記加圧されたカソード空気流用の複数の流路、上記気体冷却剤用の複数の流路、および、上記液体冷却剤用の複数の流路を有する三流体給気冷却器に統合されている。
ある実施例においては、上記カソード空気吸入口は、膜式加湿器であってよい上記ガス−ガス加湿器から上記加圧されたカソード空気流を受け取る。
ある実施例においては、周囲温度および周囲圧力の周囲空気を受け取り、上記周囲空気を圧縮して、上記第1温度(T)の上記加圧されたカソード空気流を生成するコンプレッサーをシステムがさらに備え、上記第1給気冷却器は、上記コンプレッサーから上記加圧されたカソード空気流を受け取る。
ある実施例においては、上記第2給気冷却器はガス−ガス給気冷却器であり、上記第2給気冷却器は速度可変のファンにより冷却され、上記速度可変のファンは、所望の範囲内に上記温度Tを維持するように制御回路によって制御される。
ある実施例においては、上記第2給気冷却器は、上記燃料電池スタックも含む冷却回路を通って循環する液体冷却剤によって上記加圧されたカソード空気流が冷却される液体−ガス給気冷却器であり、上記冷却回路は、上記燃料電池スタックおよび上記第2給気冷却器を通る上記液体冷却剤の流れを制御する速度可変のポンプを有する。
さらに別の側面においては、三流体給気冷却器が提供される。給気冷却器は、第1端部および第2端部、および上記第1端部から上記第2端部まで延びる長さを有するプレートスタックとして配置される複数のプレートを備える。上記プレートスタックはその長さに沿って第1部分および第2部分に分割される。給気冷却器は、複数の第1冷却剤流路および複数の第2冷却剤流路と上記プレートスタック全体にわたって交互に並ぶ複数の給気流路を有する。三流体給気冷却器はさらに、上記複数の給気流路と流れが通じている給気吸入マニホールドおよび給気排出マニホールドと、上記複数の第1冷却剤流路と流れが通じている第1冷却剤吸入マニホールドおよび第1冷却剤排出マニホールドと、上記複数の第2冷却剤流路と流れが通じている第2冷却剤吸入マニホールドおよび第2冷却剤排出マニホールドとを備える。ここで、上記給気吸入マニホールドおよび上記給気排出マニホールドは、上記プレートスタックの向かい合った端部に近接して配置される。また、上記複数の第1冷却剤流路は上記プレートスタックの上記第2部分に沿って延び、上記第1冷却剤吸入マニホールドは上記プレートスタックの上記第2端部に配置され、上記第1冷却剤排出マニホールドは上記プレートスタックの上記第2部分においてリブに近接して配置される。また、上記複数の第2冷却剤流路は上記プレートスタックの上記第1部分に沿って延び、上記第2冷却剤吸入マニホールドは上記プレートスタックの上記第1部分において上記リブに近接して配置され、上記第2冷却剤排出マニホールドは上記プレートスタックの上記第1端部に配置される。
ある実施例においては、上記した、給気用、第1冷却剤用および第2冷却剤用の吸入マニホールドおよび排出マニホールドは、上記プレートスタックにより一体的に形成され、上記プレートスタックによって包囲される。上記複数の給気流路は、上記プレートスタックの全長に沿って延びてよい。上記三流体給気冷却器は、上記スタックの上記第1部分を上記第2部分から分割する複数のリブをさらに備えてよい。上記複数のリブのそれぞれは、上記プレートスタックの上記複数のプレートのうちの一のプレートに形成され、上記一のプレートを横切って延び、上記複数の第2冷却剤流路の一つから上記複数の第1冷却剤流路の一つを分離する。これによって、上記複数のリブが、上記複数の第2冷却剤流路から上記複数の第1冷却剤流路を分離する。
ある実施例においては、上記給気吸入マニホールドは上記プレートスタックの上記第1端部に配置され、上記給気排出マニホールドは上記プレートスタックの上記第2端部に配置される。
ある実施例においては、上記プレートスタックは、複数の第1コアプレートおよび複数の第2コアプレートを有し、上記複数の第1コアプレートのそれぞれおよび上記複数の第2コアプレートのそれぞれは、直立壁によって囲まれた平らなプレート底部を有する。また、上記複数の第1コアプレートのそれぞれの上記平らなプレート底部は、上記複数の第2コアプレートのうちの隣接する一の第2コアプレートの上記平らなプレート底部に密封され、自身のプレート底部に沿って一緒に密封された第1および第2コアプレートの複数の対は、平らなセパレータプレートによって分離される。複数のプレートから成る上記対のそれぞれにおいて、上記第1および第2コアプレートの少なくとも一方の上記平らなプレート底部に少なくとも1つの穴が設けられてよい。
ここからは図面を参照しつつ、以下のように本発明の実施例を議論する。
燃料電池システムのカソード熱管理に対する従来の方法およびシステムを示す概略図である。
発明の第1の実施例に従った、燃料電池システムのカソード熱管理に対する方法およびシステムを示す概略図である。
発明の第2の実施例に従った、燃料電池システムのカソード熱管理に対する方法およびシステムを示す概略図である。
第1の実施例に従った熱交換器のコアの上面斜視図である。
その第1コアプレートの上面斜視図である。
第1コアプレートの底面斜視図である。
その第2コアプレートの上面斜視図である。
第2コアプレートの底面斜視図である。
セパレータプレートの上面斜視図である。
第1実施例の熱交換器のコアの上部、前面斜視図である。
図8の線9−9'に沿った横断面である。
図8の線10−10'に沿った横断面である。
図8の線11−11'に沿った横断面である。
第2実施例に従った熱交換器のコアの上面斜視図である。
その第1コアプレートの上部平面図である。
第1コアプレートの底面斜視図である。
その第2コアプレートの上面斜視図である。
第2コアプレートの底面斜視図である。
図12の線17−17'に沿った横断面である。
図12の線18−18'に沿った横断面である。
図12の線19−19'に沿った横断面である。
以下は、図面に示された本発明の実施例の記載である。
燃料電池システムにおける加圧されたカソード空気流を冷却および加湿するための方法およびシステムを、図1Bおよび1Cを参照しつつ以下に説明する。以下の記載は、燃料電池システム内における様々な流体の流れの特定の温度について言及する。ここで言及されるいかなる温度も単に例示目的であり、本発明を限定するものでないことは認識されるであろう。さらに、ここに開示される温度は定常状態下または正常動作条件下での流体の温度を示すものであり、コールドスタート条件下またはその他の非定常条件下では、著しい温度変動があってよい。正常動作条件下では、燃料電池スタック中のパワーレベルは急激には変化しておらず、スタックによって生成される発熱の大部分は燃料電池の冷却システムによって吸収され、燃料電池のエネルギーの少量がカソード流を加熱してスタックのカソード側で水の取り込みを補助するために使用される。
図1Bおよび1Cはそれぞれ、燃料電池エンジン、特に加圧および加湿されたカソード空気の供給を使用する自動車用燃料電池エンジンシステム10を有する車両の多くの構成要素、特に燃料電池のカソードへのこの空気の供給に関連する構成要素を概略的に示す。
示されているシステム10は、周囲温度および周囲圧力の空気を受け取り、燃料電池スタックへ導入するのに適した圧力までこの空気を圧縮するエアコンプレッサ12を備える。周囲空気の圧縮により、周囲温度から、ここでは第1温度Tとする高められた温度まで、この空気の温度を上昇させる。通常の燃料電池システムにおいては、エアコンプレッサ12中での周囲空気の圧縮により、約200℃の温度を有する圧縮空気が生成される。温度Tは、燃料電池の動作温度(および、燃料電池の上流に設けられてよい加湿器の最大許容温度)よりもかなり高い。従って、エアコンプレッサ12によって生成された加圧されたカソード空気流は、加湿器および/または燃料電池スタックへの導入に先立って冷却されなくてはならない。
システムは、ガス−ガス給気冷却器(gas-to-gas charge air cooler)である第1給気冷却器14をさらに備える。第1給気冷却器14は、エアコンプレッサ12から加圧されたカソード空気流を受け取る。第1給気冷却器14は、温度Tの加圧されたカソード空気流を受け取るカソード空気吸入口、および、第3温度Tの加圧されたカソード空気流を排出するカソード空気排出口を含む。ここでT<Tである。第1給気冷却器14は、燃料電池カソード排気から引き込まれ、第2温度Tを有する気体冷却剤を用いて、加圧されたカソード空気流をTからTへと冷却する。ここで、燃料電池システムの定常状態または正常動作条件下ではT<T<Tである。コールドスタートおよび非定常条件下においては、これらの相対温度においていくらかの変動があってよい。
第1給気冷却器14は、温度Tの気体冷却剤を受け取るための冷却剤吸入口、および、第1給気冷却器14から気体冷却剤を排出するための冷却剤排出口をさらに備える。本発明のある実施例においては、気体冷却剤の温度Tは約90から100℃、例えば約94℃である。気体冷却剤は、加圧されたカソード空気流によって、第1給気冷却器14の冷却剤排出口において約175℃の温度まで加熱される。第1給気冷却器14から排出される加熱された気体冷却剤は、周囲環境中に排出されてよく、あるいは、システム10内のどこか他のところで熱源として使用されてよい。
システム10は、加圧されたカソード空気流を温度Tから第5温度Tまで冷却するための第2給気冷却器16をさらに備える。第2給気冷却器16は、第2のガス−ガス給気冷却器であってよく、温度Tを制御するための制御された速度可変のファンを使用してよい。第2給気冷却器16が液体冷却材を使用するかまたは気体冷却剤を使用するかに関係なく、冷却剤は第4温度Tを有する。ここで、燃料電池システムの定常状態または正常動作条件下では、T<T<Tである。コールドスタートおよび非定常条件下においては、これらの相対温度においていくらかの変動があってよい。定常状態または正常動作条件下では、温度Tは約85から95℃であってよく、例えば約90℃であってよい。第2給気冷却器16が液体冷却剤を使用するようなシステム10の変形が、図1Cを参照しつつ以下に記載される。
第2給気冷却器16は、温度Tの加圧されたカソード空気流を受け取るカソード空気吸入口、および、温度Tの加圧されたカソード空気流を排出するカソード空気排出口を含む。第2給気冷却器16は、温度Tの気体または液体冷却剤を受け取る冷却剤吸入口、および、第2給気冷却器16から冷却剤を排出する冷却剤排出口をさらに備える。
第2給気冷却器16は、広い動作条件範囲において、特に、冷却の必要性が急激に増すような特定の非定常条件下において、十分な冷却を確実にすることを支援する自己安定化機能を実行する。この自己安定化機能は、第2給気冷却器16を出る給気の十分且つ一貫した冷却を確実にする。燃料電池スタックおよび燃料電池スタックの上流に設けられるであろう膜式加湿器の比較的低い動作温度および狭い動作温度範囲の観点からすると、このことは特に重要である。そのどちらも、典型的な平均の動作温度は約80から100℃の範囲内である。しかしながら、第2給気冷却器16の出口温度Tに対するアクティブ制御は全く無くてもよいことが認識されるであろう。燃料電池スタック20を出るカソード排気ガスの比較的一定な温度Tは、スタック20が完全に温まった(ホットな)定常状態条件からの加速のような非定常条件下における加湿器の過熱を防ぐ。これは、そのような条件下ではTはTよりも低いためである。
第2給気冷却器16が空冷式である場合、第2給気冷却器16に速度可変のファン(不図示)を設けることによって自己安定化が実現される。その動作は、燃料電池スタック20の入口温度Tおよび/または第2給気冷却器16の出口温度Tをモニターするためのサーミスタまたは熱電対を使用した制御回路によって制御される。
第2給気冷却器16が水または水/グリコール冷却剤によって冷却される場合、水のより大きな熱容量によって自己安定化が提供される。例えば図1Cに示されるように、第2給気冷却器16および燃料電池スタック20は、共通の冷却回路21内に含まれてよい。そこでは、速度可変のポンプ23が回路21を通る冷却剤流量を制御する。回路21は、主スタックラジエータ25、および主スタックラジエータに設けられた速度可変のファン27を含む。第2給気冷却器16の存在は、ファン27およびポンプ23の援助を得てシステムを安定化させ、変動する動作条件下においてまたはシステム10内の別の構成要素が万一機能不全になった場合において、燃料電池スタック入口温度Tを一貫した温度に維持することを支援する。燃料電池スタック20の正確な温度制御を確実にするために、ラジエータ25およびファン27はスタック20の上流に設けられるように図1Cには示されており、例えば、ラジエータ25を出る液体冷却剤の温度が、本質的にスタック20によって受け取られる液体冷却剤の温度と同じであるように、スタック20の直接上流であってよい。
スタック入口温度Tは、例えばセンサおよび制御ループ(不図示)によって能動的に制御されてよい。スタック入口温度および出口温度TおよびTはセンサによって測定され、Tが高過ぎる場合には、ポンプ23の速度を増大することによって共通の冷却回路21中の冷却剤流が増加される。これは、スタック20および第2給気冷却器16の両者における冷却を増大する。逆にTが低過ぎる場合には、回路21中の冷却剤流は、ポンプ23の速度を低減することにより減少される。これにより、同時にスタック20および第2給気冷却器16の両者の冷却を低減する。
システム10は、加圧されたカソード空気流の含水量を、燃料電池スタックに導入するために許容される湿度レベルまで増大させるための、ガス−ガス加湿器(gas-to-gas humidifier)18をさらに備える。ある実施例においては、ガス−ガス加湿器18は、その開示内容全体が参照によりここに組み込まれる米国特許出願公開第2012/0181712号明細書に記載される膜式加湿器を備えてよい。
加湿器18は、比較的低い湿度レベルを有する加圧されたカソード空気流を受け取るためのカソード空気吸入口、および、比較的高い湿度レベルの加圧されたカソード空気流を排出するためのカソード空気排出口を含む。加湿器18は、加圧されたカソード空気流へと移動されるべき水を含む気体を受け取るための加湿用気体吸入口、および、水分が奪われた加湿用気体を加湿器18から排出するための加湿用気体排出口をさらに備える。
加圧されたカソード空気流は、冷却および加湿された後、燃料電池スタック20へと流れる。燃料電池スタック20は、加圧されたカソード空気流を受け取るためのカソード空気吸入口、および燃料電池スタック内で起こる化学反応によって生成されるカソード排気ガスを排出するためのカソード排気排出口を有する。燃料電池スタック20は、システム10の構成要素とみなしてもよいし、あるいは、燃料電池システムとは別個の構成要素とみなしてもよい。
加湿器18は、その比較的大きな表面積によって効果的な熱交換器となる。また、燃料電池スタック20の直前に位置することは、システム10を安定化させ、万一、システム10の非定常条件または機能不全によって加圧されたカソード空気流の温度の急上昇が引き起こされても、燃料電池スタック20における一貫した入口温度を維持することを支援する。従って、第2レベルの自己安定化が加湿器18によって提供される。これは、第2給気冷却器16での第1レベルの安定化でも残ってしまった、加圧されたカソード空気システム中のあらゆる一時的な温度の逸脱に対処するために、比較的安定なカソード排気ガスの温度Tを利用している。
図1Bおよび1Cに示される実施例においては、第1給気冷却器14から温度Tの加圧されたカソード空気流を第2給気冷却器16が受け取るように、第1および第2給気冷却器が連続的に配置されている。第2給気冷却器16に対して第1給気冷却器14を上流に(すなわち、加圧されたカソード空気流の流れの方向に)設けることは、特に、第2給気冷却器16が、燃料電池システムにおいて熱を生成する他の構成要素と冷却剤を共有する液体−ガス給気冷却器(liquid-to-gas charge air cooler)である場合には有利となり得る。正常動作条件下では、加圧されたカソード空気流から除去される熱エネルギーの大部分は第1給気冷却器14によって除去され、より少ない量の熱エネルギーが、第2給気冷却器16によって加圧されたカソード空気流から除去されるであろう。その結果、給気流からの廃熱の大部分は、少なくとも正常動作条件下においては、燃料電池冷却システムによって吸収されるよりもむしろ大気へと排出される。これは、いくつかの利点を生じ得る。例えば、燃料電池システムにおける本発明のシステムおよび方法を使用することは、燃料電池エンジンの冷却システムにかかる熱負荷を低減することを支援することが可能であり、より小さいラジエータの使用を可能とさせ、車両のフロントエンド内の空間を確保することができよう。同時に、非定常条件下におけるカソード空気流のより大きな冷却の要求を、冷却システムが満たすことができる。本発明のシステムおよび方法は、全システムの熱負荷のより多くを液体冷却システムから逸らすことによって、ラジエータファンの動作による損失のような、燃料電池エンジンの冷却システムにおける寄生エネルギー損失を低減することもできる。
標準的な技法と比べた場合の本発明のシステムおよび方法のさらなる利益は、燃料電池カソード排気が、車両の下での水の凝縮、および、水または氷(冬季の動作の場合)の貯留を引き起こすのに十分に低い温度である約80−90℃ではもはや大気に排出されないことである。その代わりに、本発明のシステムおよび方法は、給気流を冷却するために使用された後、燃料電池排気をより高温へと加熱させる。加熱された排気を、より高温で周囲空気へと排気することにより、局所的な凝縮、および、水または氷の貯留を回避することができる。
ある例においては、カソード空気流の圧縮はカソード空気流に対して14.5kWの熱エネルギーを付加し、約10.5kWの廃熱が圧縮されたカソード空気流から除去される。第1給気冷却器は約10kWの熱エネルギーを除去し、第2給気冷却器16は約0.5kWの熱エネルギーを除去する。これは、そうでなければ燃料電池の液体冷却システムへと排出されるであろう熱の約10kWの低減に当たる。
ひとたび温度Tへと冷却されると、加圧されたカソード空気流は、第2給気冷却器16からガス−ガス加湿器18へと流れる。
燃料電池スタック20から出るカソード排気流は、通常、約90から100℃の温度を有する。これは、燃料電池スタック20へと入る加圧されたカソード空気流の温度よりもわずかに高い。さらに、燃料電池スタック内での水の生成により、カソード排気流の水分レベルは相対的に高い。従って、本発明においては、加湿器18を流れる加湿用気体は、燃料電池スタック20のカソード排気排出口からのカソード排気流を含む。加湿器18による燃料電池排気からの水の除去はまた、排気の相対湿度を低減させる。
加湿器18中では比較的少量の熱交換が起こってもよい。例えば上記のように、燃料電池スタック20を出るカソード排気ガスの温度(図1Bおよび1C中ではTで表される)は、通常、加湿器18から燃料電池スタック20へと供給される加圧されたカソード空気流の温度(図1Bおよび1C中ではTで表される)よりもわずかに高い。本発明のある実施例においては、Tは約95から100℃であって例えば約96℃であり、これに対してTは通常約90から95℃であって例えば約92℃である。ここでT<T<Tである。これらはやはり定常状態または通常の動作中の燃料電池システム内の典型的な温度であり、コールドスタートおよび非定常条件下においては異なったものであってよい。
従って、カソード排気流は、わずかに高められた温度Tで加湿器18に入る。そして、温度Tで加湿器18に入る加圧されたカソード空気流によって、わずかに冷却される。その結果、燃料電池スタック20の排出口における温度Tよりもわずかに低い温度Tで、カソード排気流は加湿器18を出るだろう。冷却および/または加湿用気体としてカソード排気流を使用することにより、加圧されたカソード空気流を燃料電池中で使用されるのに適した温度まで冷却し、カソード空気流の過剰な冷却または冷却の不足を回避することができることが上述の議論からわかる。
図1Bおよび1Cに示されるように、カソード排気流は温度Tで加湿器18を出て、エアコンプレッサ12のすぐ下流側に配置されてよいガス−ガス給気冷却器14へと流れる。
図1Bおよび1Cに従って、加圧されたカソード空気流を冷却および加湿する方法が以下に記載される。
上述の通り燃料電池システムは、燃料電池スタック20、第1給気冷却器14、第2給気冷却器16、およびガス−ガス加湿器18を備えてよい。
本発明に従うと、加圧されたカソード空気流が、例えばエアコンプレッサ12から温度Tで供給される。次いで加圧されたカソード空気流はガス−ガス給気冷却器14を通され、燃料電池スタック20からのカソード排気流へと熱を移動させる。カソード排気流は第1給気冷却器14の吸入口において第2温度Tを有し、これにより加圧されたカソード空気流は第1給気冷却器14の排出口において第3温度Tまで冷却される。ここで、定常状態または正常動作条件下ではT<T<Tである。
次いで加圧されたカソード空気流は第2給気冷却器16を通され、第2給気冷却器16の吸入口において温度Tを有する気体または液体冷却剤へと熱を移動させる。これにより加圧されたカソード空気流は、第2給気冷却器16の排出口において温度Tまで冷却される。ここで、定常状態または正常動作条件下では、T<T<Tである。
次いで加圧されたカソード空気流はガス−ガス加湿器18を通される。ここでは、加圧されたカソード空気流の含水量によって、カソード排気流から水が吸収される。
上記のように、ひとたび加圧されたカソード空気流が冷却および加湿されると、それは燃料電池スタック20のカソード空気吸入口へと通される。
ここでは加圧されたカソード空気流を冷却および加湿するためのシステムおよび方法を記載してきたが、以下は、本発明に従った三流体給気冷却器の記載である。これは、図1Bおよび1Cに概略的に示される第1給気冷却器14と第2給気冷却器16とを統合するものである。ここに記載される三流体給気冷却器は本発明に従ったシステムおよび方法における使用に適合されているが、熱い気体流を冷却するためのその他多くの用途に使用されてもよい。
本発明の第1の実施例に従った三流体給気冷却器100が、図2から図11を参照しつつ以下に記載される。図面は熱交換器100のコア22の一部分を示している。熱交換器100は、上部プレート、底部プレート、車両の別の構成要素へと熱交換器100を設置するためのベースプレート、給気および冷却剤用の吸入口および排出口接続部材等のようなその他の構成要素も含むであろうが、そられはいずれも図面中には示されていないことが認識されるであろう。これらの構成要素は従来からのものであり、その外観や位置は、少なくとも部分的には、空間的な制限によって決定づけられてよい。例えば、給気および冷却剤用の吸入開口および排出開口および接続部材の具体的な位置や構成は、車両の吸気システムおよび燃料電池システムの具体的な構成に依存し、用途ごとに変化するであろう。
コア22は"自己閉鎖的"であって、これは、コア22を形成する複数のプレートのスタック内にマニホールドおよび流路が完全に包囲されることを意味する。従って、熱交換器100のコア22は、別個のハウジング内に包囲される必要が無い。
コア22は、給気と冷却剤とに対する交互の流路を形成するために、(例えばろう付けによって)一緒に連結された複数のプレートから形成される。コア22は、複数の第1コアプレート24、複数の第2コアプレート26、および、複数の平らなセパレータプレート28を含む。
プレート24、26、28、およびコア22は細長く、図2に示される縦軸Aを定義する。全てのプレートおよびコア22は、少なくとも概して軸Aに平行な長い側面と、軸Aを横切る比較的短い端部とを含む。
熱交換器100は給気吸入マニホールド30を含む。これは、示される実施例においてはコア22の長手側に沿って角に隣接して配置され、各プレート24、26、および28における位置合わせされた給気吸入開口32、34、および36から形成される。給気吸入マニホールド30はコア22の高さ全体にわたって延びる。組み立てられた熱交換器100においては、給気吸入マニホールド30の一端は、上部プレートまたは底部プレートによって塞がれ、マニホールド30の他端は、吸入口接続部材(不図示)を介してエアコンプレッサ12から熱い加圧された給気を受け取るであろう。給気吸入マニホールド30の正確な位置、形状、および外観は、図面に示されたものから変化してよいことは認識されるであろう。
給気排出マニホールド38はコア22の側面に沿って角に隣接して配置される。給気吸入マニホールド30および給気排出マニホールド38は、コア22の向かい合った端部に隣接して配置され、示されるように、コア22の対角線上に向かい合った角に配置されてよい。給気排出マニホールド38は、各コアプレート24、26、および28における位置合わせされた給気排出開口40、42、および44から形成される。給気排出マニホールド38は、コア22の高さ全体にわたって延びる。マニホールド38の一端は上部プレートまたは底部プレートによって塞がれ(不図示)、反対側の端には、冷却された給気をガス−ガス加湿器18へと排出するための排出口接続部材(不図示)が備えられるであろう。図面中に示される給気排出マニホールド38の正確な位置、形状、および外観は必須なわけではない。マニホールド30および38は、それらが互いに対して真向かいにあるか、あるいは対角線上の向かい側にあるかには関係なく、コア22の向かい合った端部に配置されていれば十分である。例えば、吸入マニホールド30および排出マニホールド38は、対角線上の向かい合った角よりも、むしろコア22の同じ側に沿って配置されてよい。あるいは、コア22の端部に沿って任意の点に配置されてもよい。
第1コアプレート24は、上面46および底面48を有する。図2に示される上面46を見ると、プレート24は、プレート24の給気吸入開口32および給気排出開口40と同一平面上にあるプレート底部50を有する。プレート底部50およびプレート24の外周は、隣接するプレートに対して密封するための平面上部シール面54を有する直立壁52によって囲まれている。直立壁52は、プレート24の外周を包囲する外周部、および、プレート底部50から(以下に記載される)冷却剤マニホールドを分離する直立リブを含む。プレート24の上部シール面54は、直立壁54の外周部に沿って延びる外周フランジ、並びに、直立壁52の直立リブ部に対する平面シール面を含む。加圧された給気は、プレート底部50を対角線上および長手方向に横切るように、第1コアプレート24の上面46に沿って給気吸入開口32から給気排出開口40へと流れる。従って、給気流路51は、プレート底部50の矩形領域に沿って画定される。
熱交換器100のコア22はまた、各コアプレート24、26、および28における気体冷却剤吸入開口58、60、および62により形成される気体冷却剤吸入マニホールド56を含む。気体冷却剤吸入マニホールド56は、コア22の側面に沿って両端部間の途中に配置される。その理由は以下において明らかにされるであろう。給気マニホールドと同様に、気体冷却剤吸入マニホールド56は、上部プレートまたは底部プレートによって一端が閉じられ、マニホールド56の反対側の端には、気体冷却剤を受け取るための吸入口接続部材が備えられるであろう。例えば、気体冷却剤がカソード排気流である場合、気体冷却剤吸入口は、燃料電池スタック20から直接的または間接的のいずれかでカソード排気流を受け取るように構成されるであろう。気体冷却剤吸入マニホールド56の正確な位置および外観は、図面に示されたものから変化してよいことが認識されるであろう。
コア22は、各コアプレート24、26、および28における位置合わせされた気体冷却剤排出開口66、68、および70から形成される気体冷却剤排出マニホールド64をさらに備える。気体冷却剤排出マニホールド64は、コア22の側面に沿って、その端部の1つに近接して配置される。対角線上の配置が必要なわけではないが、示される実施例において気体冷却剤排出マニホールド64は、気体冷却剤吸入マニホールドから対角線上に向かい合ったコア22の角に配置される。気体冷却剤排出マニホールド64の一端は熱交換器100の上部プレートまたは底部プレートによって塞がれ、マニホールド64の反対側の端には排出口接続部材が備えられ、ここを通って熱交換器100から気体冷却剤が排出されるであろうことが認識されよう。給気を用いた熱交換により高められた温度まで加熱された気体冷却剤は、大気へ排出されるか、あるいは、燃料電池システム中の他の場所で使用されてよい。
第2コアプレート26は上面72および底面74を有する。組み立てられたコア22においては、第2コアプレート26の上面72は、コア22における隣接する第1コアプレート24の底面48に対して、例えばろう付けによって固定および密封される。図5を参照すると、第2コアプレート26は、気体冷却剤吸入開口60および気体冷却剤排出開口68と同一平面上にあるプレート底部76を有する。プレート底部76およびプレート26の外周は、隣接するプレートに対して密封するための上部平面シール面80が備えられた直立壁78によって囲まれている。直立壁78は、プレート26の外周を包囲する外周部、および、プレート底部76から給気マニホールド30および38を分離する直立リブを含む。プレート26の上部シール面80は、直立壁78の外周部に沿って延びる外周フランジ、並びに、直立壁78の直立リブ部に対する平面シール面を含む。気体冷却剤は、プレート26の底面74上のプレート底部76に沿って対角線上に、気体冷却剤吸入開口60から気体冷却剤排出開口68へと流れるであろうことがわかる。示される実施例においては、気体冷却剤と給気とは、軸Aに沿って反対方向に流れる。
熱交換器100のコア22はまた、各コアプレート24、26、および28における位置合わせされた液体冷却剤吸入開口84、86、および88から形成される液体冷却剤吸入マニホールド82を含む。液体冷却剤吸入マニホールド82の一端は上部プレートまたは底部プレートによって塞がれ、マニホールド82の反対側の端には、冷却剤源から液体冷却剤を受け取るための吸入口接続部材が備えられるであろう。液体冷却剤吸入マニホールド82はコア22の側面に沿ってコア22の端部に近接して配置され、図面中に示されるように、コア22の角に配置される。液体冷却剤吸入マニホールド82の正確な位置、形状、および外観は、図面に示されたものから変化してよいことが認識されるであろう。
コア22はまた、各コアプレート24、26、および28における位置合わせされた液体冷却剤排出開口92、94、および96から形成される液体冷却剤排出マニホールド90を含む。液体冷却剤排出マニホールド90は、コア22の側面に沿って両端部間の途中に配置され、示される実施例においては、気体冷却剤吸入マニホールド56とはコア22の真向いに配置される。
図5に示される第2コアプレート26の底面74を再び参照すると、液体冷却剤吸入開口86および液体冷却剤排出開口94は、プレート底部76と同一平面上にあり、やはり直立外周壁78によって囲まれていることがわかる。よって液体冷却剤は、第2コアプレート26の底面74上のプレート底部76に沿って、液体冷却剤吸入開口86から液体冷却剤排出開口94へと流れるであろう。従って、液体冷却剤は、プレート底部76に沿って対角線上且つ長手方向に、給気の流れとは反対方向に流れる。
気体冷却剤および液体冷却剤の両者ともに、第2コアプレート26の底面74上のプレート底部76に沿って流れることがわかる。従って、液体および気体冷却剤に対する流路は、互いに同一平面上にある。液体冷却剤の流れを気体冷却剤の流れから物理的に分離するために、第2コアプレート26のプレート底部76には、プレート26の向かい合った側面間を実質的に横切って延び、プレート底部76を気体冷却剤流路102と液体冷却剤流路104とに分割する直立リブ98が備えられる。リブ98は、第2コアプレート26の直立外周壁78の高さと同じ高さであり、密封フランジ80と同一平面上にあって密封フランジ80に結合された平面上部シール面106を有する。
上述のように、コア22の各第1コアプレート24の底面48は、隣接する第2コアプレート26の上面72に対して固定され、密封される。従って、コア22においては、各第1コアプレート24の上面46は、隣接する第2コアプレート26の底面74に面する。コアプレート24のプレート底部50に沿った給気流路51を、コアプレート26のプレート底部76に沿った冷却剤流路102、104から分離するために、各第1コアプレート24の上面46と各第2コアプレート26の底面74との間に、薄く平らなセパレータプレート28が設けられる。セパレータプレート28は、複数のマニホールドのそれぞれに対する複数の開口、並びに、密封フランジ80および第2コアプレート26の上部シール面106に対して密封される平らな上面108、および、第1コアプレート24の密封フランジ54に対して例えばろう付けによって密封される平らな底面110を有する。従って、給気と冷却剤との間の熱交換が、平らなセパレータプレート28を介して行われる。
熱交換器100のコア22は、コア22の側面から突き出るマニホールドを有するものとして示されている。しかしながら、この構成は必須なものではないことが認識されるであろう。むしろ、コア22の矩形領域内にマニホールドが配置されるように、コアの全体の形状は矩形であってよい。
図面中には示されていないが、コア22中の給気流路51および冷却剤流路102、104のいくつかまたは全てには、タービュライザーまたは波形フィンのような乱流促進挿入体が備えられてよい。それぞれのタービュライザーまたはフィンは、セパレータプレート28と、コアプレート24または26のプレート底部50または76との間に受け入れられ、ろう付けによって一側面または両側面に固定されてよい。ここで使用されるように"波形フィン"および"タービュライザー"という用語は、軸方向に延びる複数の隆線、または側壁によって接続された頂点を有する、波形の乱流促進挿入体を指すことを意図している。隆線は丸みを帯びているかまたは平坦である。ここで定義されるように、"フィン"は連続的な隆線を有し、これに対して"タービュライザー"は、タービュライザーを通る軸流がねじれるように、その長さに沿って断続的な隆線を有する。タービュライザーは、オフセットストリップフィンまたはランスドストリップフィン(lanced strip fin)とも時として呼ばれることがある。そのようなタービュライザーの例は、米国再発行特許発明第35,890号明細書(So)および米国特許第6,273,183号明細書(So等)に記載されている。SoおよびSo等に対する特許のその全体を参照によりここに組み込む。フィンまたはタービュライザーが給気流路51内に設けられる場合、それは、プレート底部50の矩形領域の実質的に全体を覆うであろう。同様に、フィンまたはタービュライザーは、第2コアプレート26のプレート底部76に沿って、気体および液体冷却剤流路102、104内に設けられてもよい。
フィンまたはタービュライザーではなく、プレート24、26のプレート底部50、76に、リブおよび/または窪み(不図示)のような乱流促進突起が設けられてもよいことが認識されるであろう。さらに、隣接するプレート24、26のプレート底部50、76の平坦部分は、コア22内において互いに接触しており、通常は、ろう付けによって一緒に密封されていることに気付くであろう。穴がリークパスを生じさせることがなければ、プレート底部50、76のそれぞれ隣接した対の平坦部分に穴が開けられてよい。これらの穴は、プレート底部50、76の互いに対する信頼性のあるろう付けを促進し、また、平坦部分50、76の二重のプレート厚さの導電性抵抗を低減する。やはり、隣接するプレート24、26内のこれらの穴がリークパスを生成するようには配置されないのであれば、プレート24、26の一方または両方にそのような穴が設けられてよい。これらの穴のサイズおよび数を変化させることができる。例示目的として、図8は、プレート底部50と、隣接するプレート26のプレート底部76との間のろう付けを改善するための、単一の大きな切欠き118(破線)をプレート底部50の中央部分に示す。図10は、プレート24、26を確実に一緒にろう付けすることを補助するための、プレート24内の複数の小さな穴119、および、プレート26内の複数の小さな穴121を示す。示されるように、対を成すプレート24、26を通るリークパスの生成を回避するために、これらの穴119、121は互いに重なり合わない。また、プレート底部50、76の平坦部分全体にわたって、すなわち、リークパスの形成を回避するために、プレート24と26のどちらも穴が開けられていないリブ98の領域を除いて、これらの穴119、121が設けられてよいことも認識されるであろう。
ここでは、本発明の第2の実施例に従った熱交換器200について、図12−19を参照しつつ以下に記載する。熱交換器200は、熱交換器100のコア22に類似した構造を有するコアを含む。熱交換器200のうち同様な要素は、同様な参照番号によって識別されており、これらの要素の詳細な記載は以下では省略する。
熱交換器200のコア22は自己閉鎖的であって、外部ハウジングを必要としない。熱交換器200は、どれも図面には示されていないが、コア22の底部に配置される底部プレート、コア22の上部に配置される上部プレート、取り付け用のベースプレート、および、給気および2つの冷却剤用の吸入口および排出口接続部材をさらに備えてよい。
コア22は、給気および2つの冷却剤用の交互の流路を形成するために、向かい合わせて一緒に結合される複数のコアプレートから形成される。コア22は複数の第1コアプレート24および複数の第2コアプレート26を含む。熱交換器200のコア22は自己閉鎖的であって向かい合わせて一緒に結合されたコアプレート24、26から形成されるが、熱交換器200は、これに代えて、入れ子状の直立した縁部を有する複数の窪んだプレートのスタックから形成されてもよいことが認識されるであろう。あるいは、バーとプレートの(骨格)構造が熱交換器に使用されてもよい。但し、この構成は大量生産への適正は劣る。
熱交換器200のコア22は、各コアプレート24および26における位置合わせされた給気吸入開口32および34から形成される給気吸入マニホールド30を含む。コア22はまた、各コアプレート24および26における位置合わせされた給気排出開口40および42から形成される給気排出マニホールド38を備える。
図17および19の断面において最もよくわかるように、第1コアプレート24の上面46と、隣接する第2コアプレート26の底面74との間の空間によって給気用の流路51が画定されるように、第1コアプレート24のプレート底部50は、給気吸入開口32および給気排出開口40と同一平面上にある。
気体冷却剤吸入マニホールド56および気体冷却剤排出マニホールド64は、第1コアプレート24の底面48と、第2コアプレート26の上面72との間に配置される気体冷却剤流路102と通じている。第1コアプレート24の気体冷却剤吸入開口および排出開口58および66は、開口58および66を完全に囲む直立壁52およびシール面54によって、給気流路から遮断されていることがわかる。しかしながら、各気体冷却剤流路102が、第2コアプレートの上面72と、隣接する第1コアプレート24の底面48との間に画定されるように、第2コアプレート26の気体冷却剤吸入開口および排出開口60および68は、プレート底部76と流れが通じている。
同様に、液体冷却剤吸入マニホールドおよび排出マニホールド82および90は、対応する液体冷却剤吸入開口84、86および液体冷却剤排出開口92、94によって画定される。第2コアプレート26の液体冷却剤吸入開口86および液体冷却剤排出開口94はプレート底部76と流れが通じている。従って、各液体冷却剤流路104は、第2コアプレート26のプレート底部76と、隣接する第1コアプレート24のプレート底部50との間に画定される。
熱交換器200におけるプレート24、26の構成により、熱交換器100における平らなセパレータプレート28が必要無くなることがわかる。しかしながら図19に示されるように、熱交換器200の給気流路51は、それらの縁部に、プレート24の上面46から上方へと延びる(直立壁52の形態の)上方延伸密封リブ、およびプレート24の底面48から下方へと延びる隣接する密封リブ122の存在により生じるバイパスチャネル120を有する。密封リブ122は、冷却剤流路102、104の縁部を密封するために、隣接するコアプレート26のプレート底部から上方に突出する対応するリブ 124に対して密封する。バイパスチャネル120は、給気吸入マニホールド30および給気排出マニホールド38の間で連続的に延び、各給気流路中に給気用の低い圧力の少量の流路を生成する。これらのバイパスチャネル120は、バイパスチャネル120を部分的にまたは完全に塞ぐリブを生成するためのこの領域におけるプレートの局所的な変形によって、部分的にまたは完全に取り除くことができる。例えば図19に示されるように、プレート底部50の縁部は密封リブ122およびバイパスチャネル120に対して持ち上げられており、効果的な密封を維持するために密封リブ122、124の間に充分な接触領域を残しながらも、バイパスチャネル120を部分的に塞ぐ遮断リブ126を形成するために、直立壁52に向かって外側に変形した。いくつかの遮断リブ126が、バイパスチャネル120に沿って、プレート24の両方の長側面に沿って設けられてよいことが認識されるであろう。
特定の実施例を参照しつつ本発明を記載してきたが、発明はこれらに限定されるものではない。むしろ、本発明は、以下の特許請求項内に入るであろう全ての実施例を包含するものである。

Claims (22)

  1. 燃料電池スタック、ガス−ガス給気冷却器を有する第1給気冷却器、ガス−ガス加湿器、および第2給気冷却器を有する燃料電池システムにおいて、加圧されたカソード空気流を冷却する方法であって、
    (a)第1温度(T)を有する前記加圧されたカソード空気流を提供する段階と、
    (b)前記加圧されたカソード空気流を前記第1給気冷却器に通し、前記燃料電池スタックからのカソード排気流と熱交換させる段階であって、前記カソード排気流は前記第1給気冷却器の吸入口において第2温度(T)を有し、前記加圧されたカソード空気流は前記第1給気冷却器の排出口において第3温度(T)まで冷却される段階と、
    (c)前記加圧されたカソード空気流を前記第2給気冷却器に通し、前記第2給気冷却器の冷却剤吸入口において第4温度(T)を有する液体冷却剤または気体冷却剤と熱交換させる段階であって、前記加圧されたカソード空気流は前記第2給気冷却器の排出口において第5温度(T)まで冷却される段階と、
    (d)前記加圧されたカソード空気流および前記カソード排気流を前記ガス−ガス加湿器に通す段階であって、前記ガス−ガス加湿器において前記カソード排気流から前記加圧されたカソード空気流へと水蒸気が移動される段階と、
    (e)前記加圧されたカソード空気流を前記燃料電池スタックのカソード空気吸入口へと通す段階と、
    を備え、
    前記第1給気冷却器に通す前に前記カソード排気流を前記ガス−ガス加湿器に通し、前記第2給気冷却器に通した後且つ前記燃料電池スタックの前記カソード空気吸入口へと入る前に、前記加圧されたカソード空気流を前記ガス−ガス加湿器に通す方法。
  2. 正常動作条件下においてT<T<Tである請求項1に記載の方法。
  3. 正常動作条件下においてT<T<Tである請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記カソード排気流は前記ガス−ガス加湿器の吸入口において第6温度(T)であり、前記加圧されたカソード空気流は前記ガス−ガス加湿器の排出口において第7温度(T)であり、正常動作条件下においてT<T<Tである請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 正常動作条件下においてT<Tである請求項4に記載の方法。
  6. 前記第2給気冷却器は液体−ガス給気冷却器であり、前記液体冷却剤は前記燃料電池システム内の一または複数の他の熱源から熱を吸収する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記第1給気冷却器によって前記加圧されたカソード空気流から除去される熱エネルギーの量は、前記第2給気冷却器によって前記加圧されたカソード空気流から除去される熱エネルギーの量よりも大きい請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 燃料電池中で使用する加圧されたカソード空気流を製造するシステムであって、
    (a)吸入口と、前記吸入口において第2温度(T)を有する気体冷却剤により、第1温度(T)から第3温度(T)へと前記加圧されたカソード空気流を冷却するためのガス−ガス給気冷却器と、を有する第1給気冷却器と、
    (b)冷却剤吸入口を有し、前記冷却剤吸入口において第4温度(T)を有する液体冷却剤または気体冷却剤により、前記第3温度(T)から第5温度(T)へと前記加圧されたカソード空気流を冷却するための第2給気冷却器と、
    (c)加湿用気体からの水の移動により前記加圧されたカソード空気流の含水量を増大させるためのガス−ガス加湿器と、
    (d)カソード空気吸入口およびカソード排気排出口を有する燃料電池スタックと、
    を備え、
    前記加湿用気体は、前記燃料電池スタックの前記カソード排気排出口からのカソード排気流を含み、
    前記第1給気冷却器の前記気体冷却剤は前記カソード排気流を含み、
    前記第1給気冷却器は前記ガス−ガス加湿器から前記カソード排気流を受け取るように配置され、前記ガス−ガス加湿器は前記燃料電池スタックの前記カソード排気排出口から前記カソード排気流を受け取るように配置されるシステム。
  9. 前記第2給気冷却器が、前記第3温度(T)の前記加圧されたカソード空気流を前記第1給気冷却器から受け取るように、前記第1給気冷却器および前記第2給気冷却器が連続的に配置される請求項8に記載のシステム。
  10. 前記第2給気冷却器は液体−ガス給気冷却器であり、前記第1給気冷却器および前記第2給気冷却器は、前記加圧されたカソード空気流用の複数の流路、前記気体冷却剤用の複数の流路、および、前記液体冷却剤用の複数の流路を有する三流体給気冷却器に統合されている請求項8または請求項9に記載のシステム。
  11. 前記カソード空気吸入口は、前記ガス−ガス加湿器から前記加圧されたカソード空気流を受け取る請求項8から請求項10のいずれか1項に記載のシステム。
  12. 周囲温度および周囲圧力の周囲空気を受け取り、前記周囲空気を圧縮して、前記第1温度(T)の前記加圧されたカソード空気流を生成するコンプレッサーをさらに備え、前記第1給気冷却器は、前記コンプレッサーから前記加圧されたカソード空気流を受け取る請求項8から請求項11のいずれか1項に記載のシステム。
  13. 前記ガス−ガス加湿器は膜式加湿器である請求項8から請求項12のいずれか1項に記載のシステム。
  14. 前記第2給気冷却器はガス−ガス給気冷却器であり、前記第2給気冷却器は速度可変のファンにより冷却され、前記速度可変のファンは、所望の範囲内に前記第5温度(T)を維持するように制御回路によって制御される請求項8または請求項9に記載のシステム。
  15. 前記第2給気冷却器は、前記燃料電池スタックも含む冷却回路を通って循環する液体冷却剤によって前記加圧されたカソード空気流が冷却される液体−ガス給気冷却器であり、前記冷却回路は、前記燃料電池スタックおよび前記第2給気冷却器を通る前記液体冷却剤の流れを制御する速度可変のポンプを有する請求項8から請求項13のいずれか1項に記載のシステム。
  16. 第1端部および第2端部、および前記第1端部から前記第2端部まで延びる長さを有するプレートスタックとして配置される複数のプレートを備える三流体給気冷却器であって、前記プレートスタックは前記長さに沿って第1部分および第2部分に分割され、
    前記三流体給気冷却器は、複数の第1冷却剤流路および複数の第2冷却剤流路と前記プレートスタック全体にわたって交互に並ぶ複数の給気流路を有し、
    前記三流体給気冷却器は、
    前記複数の給気流路と流れが通じている給気吸入マニホールドおよび給気排出マニホールドと、
    前記複数の第1冷却剤流路と流れが通じている第1冷却剤吸入マニホールドおよび第1冷却剤排出マニホールドと、
    前記複数の第2冷却剤流路と流れが通じている第2冷却剤吸入マニホールドおよび第2冷却剤排出マニホールドと、
    をさらに備え、
    前記給気吸入マニホールドおよび前記給気排出マニホールドは、前記プレートスタックの向かい合った複数の端部に近接して配置され、
    前記複数の第1冷却剤流路は前記プレートスタックの前記第2部分に沿って延び、前記第1冷却剤吸入マニホールドは前記プレートスタックの前記第2端部に配置され、前記第1冷却剤排出マニホールドは前記プレートスタックの前記第2部分においてリブに近接して配置され、
    前記複数の第2冷却剤流路は前記プレートスタックの前記第1部分に沿って延び、前記第2冷却剤吸入マニホールドは前記プレートスタックの前記第1部分において前記リブに近接して配置され、前記第2冷却剤排出マニホールドは前記プレートスタックの前記第1端部に配置される三流体給気冷却器。
  17. 前記給気吸入マニホールド、前記給気排出マニホールド、前記第1冷却剤吸入マニホールド、前記第1冷却剤排出マニホールド、前記第2冷却剤吸入マニホールド、および、前記第2冷却剤排出マニホールドは、前記プレートスタックにより一体的に形成され、前記プレートスタックによって包囲される請求項16に記載の三流体給気冷却器。
  18. 前記複数の給気流路は、前記プレートスタックの前記長さの全体に沿って延びる請求項17に記載の三流体給気冷却器。
  19. 前記プレートスタックの前記第1部分を前記第2部分から分割する複数のリブをさらに備え、
    前記複数のリブのそれぞれは、前記プレートスタックの前記複数のプレートのうちの一のプレートに形成され、前記一のプレートを横切って延び、前記複数の第2冷却剤流路の一つから前記複数の第1冷却剤流路の一つを分離し、
    前記複数のリブが、前記複数の第2冷却剤流路から前記複数の第1冷却剤流路を分離する請求項18に記載の三流体給気冷却器。
  20. 前記給気吸入マニホールドは前記プレートスタックの前記第1端部に配置され、前記給気排出マニホールドは前記プレートスタックの前記第2端部に配置される請求項16から請求項19のいずれか1項に記載の三流体給気冷却器。
  21. 前記プレートスタックは、複数の第1コアプレートおよび複数の第2コアプレートを有し、前記複数の第1コアプレートのそれぞれおよび前記複数の第2コアプレートのそれぞれは、直立壁によって囲まれた平らなプレート底部を有し、
    前記複数の第1コアプレートのそれぞれの前記平らなプレート底部は、前記複数の第2コアプレートのうちの隣接する一の第2コアプレートの前記平らなプレート底部に対して密封され、自身のプレート底部に沿って一緒に密封された第1コアプレートおよび第2コアプレートの複数の対は、平らなセパレータプレートによって分離される請求項16から請求項20のいずれか1項に記載の三流体給気冷却器。
  22. 複数のプレートから成る前記複数の対のそれぞれにおいて、前記第1コアプレートおよび前記第2コアプレートの少なくとも一方の前記平らなプレート底部に少なくとも1つの穴が設けられる請求項21に記載の三流体給気冷却器。
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