JP2015510059A - コンクリート製橋梁システム及び関連方法 - Google Patents

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Abstract

コンクリート製暗渠組立体が1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータ(又はフーキング)及びフータによって支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分を含む。各コンクリート製暗渠部分は、その下に通路を構成するための開いた底部、アーチ状の頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、側壁の各々は、頂壁から下方且つ外方に延びている。側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有する。第1及び第2のハンチ区分が各々、側壁の一方を頂壁に接合している。各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう頂部から底部までテーパしている。各側壁の底部は、その水平底面から上方に延びる外側垂直平坦部を有する。

Description

本願は、構造工学、橋梁工学及び地盤工学という一般技術並びにコンクリート製橋梁及び暗渠構造体という特定分野に関する。
〔関連出願の説明〕
本願は、2012年2月6日に出願された米国特許仮出願第61/595,404号、2012年2月14日に出願された同第61/598,672号及び2012年10月16日に出願された同第61/714,323号の権益主張出願であり、これら米国特許仮出願の各々を参照により引用し、その記載内容全体を本明細書の一部とする。
オーバーフィル型橋梁構造物は、プレキャスト又は現場打ち補強又は鉄筋コンクリートで作られる場合が多く、橋梁の場合、第1の経路を第2の経路上に支持するために用いられ、第2の経路は、水路、交通路線又は他の構造物の場合、貯留スペース等(例えば、雨水デテンション(stormwater detention)のための)である場合がある。「オーバーフィル型橋梁(overfilled bridge)」という用語は、本発明の教示から理解され、一般には、本明細書で用いられているように、オーバーフィル型橋梁は、基礎の上に載っている橋梁要素又はユニットで形成された橋梁であり、土壌等が構造物を支持すると共に安定化するために、また橋梁の場合、第1の経路の表面(又は第1の経路のための支持面)を提供するために基礎の上に且つ基礎の周りに載っている。
橋梁、特にストリームクロッシング(stream crossing)に用いられるどのようなシステムでも、技術者は、液圧式跳開(hydraulic opening)と材料効率の卓越した調和を追求している。過去において、種々の形態のプレキャストコンクリート橋梁ユニットが用いられ、かかる橋梁ユニットとしては、四面ユニット、三面ユニット及び真の意味でのアーチ(例えば、連続的に湾曲したユニット)が挙げられる。長方形又はボックス型四面及び三面ユニットの歴史的なシステムは、これらの構造的形状が所望のスパンを達成するのに広い側壁及び大きな頂部スラブ厚さを必要とするので非効率的であることが判明している。歴史的なアーチ形状は、構造的荷重を支持する上で極めて効率的であることが判明しているが、これらの液圧式跳開面積が小さいという制約がある。米国特許第4,993,872号明細書に図示されていると共に開示されている改良策を導入したが、かかる改良策は、構造的効率に対する液圧式跳開面積のこのバランスに関して利点をもたらす垂直側壁とアーチ状頂部を組み合わせたものである。任意の暗渠(カルバート)/橋梁形状の構造的効率に対する最も大きな寄与のうちの1つは、コーナの角度である。コーナのところで90°に近ければ近いほど、曲げモーメントがそれだけ一層大きくなり、従って、ハンチの断面が必要とする厚さがそれだけ一層厚くなる。かくして、現行の垂直側部及びアーチ状頂部形状は、改良されてはいるが依然として115°であるコーナ角度によって依然として制約を受けている。
また、歴史的な平坦な頂部形状の変形例が米国特許第7,770,250号明細書に示されているように導入されたが、かかる変形例は、平坦な水平頂部と一様な厚さの外方にラッパ状に広がった脚部を組み合わせている。結果的に得られる形状は、跳開面積を増すことによって平坦な頂部に対する油圧効率を幾分改良し、更に、頂部と脚部との間の角度を約110°に平べったくすることによって幾分かの改良を構造的に提供している。しかしながら、平坦な頂部は、多くの用途に必要とされる長いスパンを達成する能力が極度に制限される(例えば、平坦頂部スパンに関する事実上の限度は、30フィート(9.14m)から40フィート(12.19m)までの範囲にある)。
したがって、改良型橋梁システムが当業界にとって有利である。
米国特許第4,993,872号明細書 米国特許第7,770,250号明細書
一観点では、地中に設置可能なコンクリート製暗渠組立体が1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータと、フータによって並置整列状態に支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分とを含む。コンクリート製暗渠部分の各々は、コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有する。側壁の各々は、頂壁から下方且つ外方に延び、側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有する。頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有すると共に実質的に一様な厚さを有する。第1及び第2のハンチ区分が各々、側壁の一方を頂壁に接合し、各ハンチ区分は、頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備える。各側壁に関し、側壁の内側角度及び外側角度が定められる。内側側壁角度は、側壁の内面の位置する第1の平面と頂壁のアーチ状内面に沿う第1の箇所のところで頂壁のアーチ状内面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第2の平面との交差によって定められる。外側側壁角度は、側壁の外面の位置する第3の平面と頂壁のアーチ状外面に沿う第2の箇所のところで頂壁のアーチ状外面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第4の平面との交差によって定められる。第3の平面は、第1の平面に対して非平行である。内側内壁角度は、少なくとも130°であり、外側側壁角度は、少なくとも135°であり、外側側壁角度は、内側側壁角度とは異なっている。各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう頂部から底部までテーパしている。
上述の観点の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分の各側壁に関し、第1の平面と第3の平面との交差角度は、少なくとも1°である。
前の2つの段落のコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各製暗渠部分に関し、ハンチ厚さと頂壁厚さの比は、約2.30以下である。
前の3つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分に関し、各側壁の内面は、内側ハンチ交線のところでその隣りのハンチ部分の内面と交差し、定められた内側ハンチ交線と頂壁のアーチ状内面の頂部死点との間の垂直距離は、頂部死点のところでの頂壁のアーチ状内面の曲率半径の18%以下である。
前の4つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分に関し、各側壁の内面は、内側ハンチ交線のところでその隣りのハンチ区分の内面と交差し、ハンチ区分は、内側ハンチ交線の側方外方に間隔を置いて位置した外側コーナを有し、各内側ハンチ交線と対応の外側コーナとの間の水平距離は、側壁の底面の水平幅の約91%以下である。
前の5つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分に関し、一方の側壁の底部のところの内面と他方の側壁の底部のところの内面との間の距離は、ユニットの底部スパンを定め、この底部スパンは、頂部死点のところでの頂壁のアーチ状内面の曲率半径よりも大きい。
前の6つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分に関し、各側壁の底部のところの厚さは、頂壁の頂部死点のところの頂壁の厚さの90%以下である。
前の7つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分に関し、各暗渠部分の各側壁の底部分は、外面に設けられた垂直平坦セグメントを含む。
前の8つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、複数個のコンクリート製暗渠部分の各端ユニットは、頂壁及び側壁上に配置された対応の頭壁組立体を含む。
前の9つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各頭壁組立体は、頭壁頂部と、互いに一体に形成されると共に頂壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体及び各側壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体によって頂壁及び側壁に連結された頭壁側部とを含む。前の9つの段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各頭壁組立体は、頭壁頂部と、少なくとも2つの互いに別個の部品によって形成された頭壁側部とを含み、頭壁組立体は、頂壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体及び各側壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体によって頂壁及び側壁に連結されている。
前の10個の段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、ハンチ区分は、ハンチ半径によって定められた内面を有し、各側壁に関し、第1の箇所は、頂壁のアーチ状内面を定める半径が側壁と関連したハンチ半径と交わる場所である。
前の11個の段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び頂壁の一部分によって形成され、2つの頂部は、暗渠部分の頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている。
前の12個の段落のうちの任意の1つの段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各側壁に関し、第1の箇所は、アーチ状内面が側壁に隣接して位置するハンチ区分の内面と交わる場所であり、第2の箇所は、アーチ状外面が第3の平面と交差する場所かアーチ状外面がハンチ区分のところで頂壁の平坦な外面端部分と交わる場所かのいずれかである。
別の観点では、コンクリート製暗渠部分を製造する方法が提供され、コンクリート製暗渠部分は、このコンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有し、頂壁は、実質的に一様な厚さを有し、各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて減少する漸変厚さを有し、第1及び第2のハンチ区分が設けられ、各ハンチ区分は、側壁の一方を頂壁に接合し、各ハンチ区分は、頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備える。この方法は、型枠システムを用意するステップを含み、型枠システムでは、各側壁に関し、型枠構造体内側部分が側壁の内面の位置を定め、型枠構造体の外側部分が側壁の外面の位置及び向きを定め、外側型枠構造体部分は、型枠構造体頂壁部分の表面に沿って回動し又は動くよう構成され、この方法は、型枠区分について確立された底部スパン又はライズに基づき、型枠構造体内側部分と型枠構造体外側部分との間の相対角度を設定する位置まで型枠構造体外側部分を回動させ又は型枠構造体外側部分を動かすステップと、型枠構造体にコンクリートを充填して暗渠部分を作るステップとを更に含む。
前段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、型枠構造体は、一方のフェース上に構築され、各側壁のための型枠構造体外側部分は、対応の側壁型枠受座構造体上でこれに沿って摺動するよう配置された底側部を有する。
前の2つの段落のうちの任意の1つの段落に記載された一具体化例では、底部型枠構造体が結果として得られる側壁の底面に関して所期の幅を定めるよう内側型枠構造体と外側型枠構造体との間に配置される。
一観点では、地中に設置可能なコンクリート製暗渠組立体が1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータと、フータによって並置整列状態に支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分とを含む。コンクリート製暗渠部分の各々は、コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有する。側壁の各々は、頂壁から下方且つ外方に延び、側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有する。頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有し、第1及び第2のハンチ区分が設けられ、各ハンチ区分は、側壁の一方を頂壁に接合し、各ハンチ区分は、頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備える。各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう頂部から底部までテーパしている。頂部死点のところでのハンチ厚さと頂壁厚さの比は、約2.30以下である。各側壁の内面は、内側ハンチ交線のところでその隣りのハンチ部分の内面と交差し、各ハンチ区分は、内側ハンチ交線の側方外方に間隔を置いて位置した外側コーナを有する。各内側ハンチ交線と対応の外側コーナとの間の水平距離は、側壁の底面の水平幅の約91%以下であり、各側壁の底部のところの厚さは、頂壁の頂部死点のところの頂壁の厚さの90%以下であり、第1の垂直距離と第2の垂直距離の比は、少なくとも約55%であり、第1の垂直距離は、ハンチの外側コーナの高さと頂壁のアーチ状外面の頂部死点の高さとの間の垂直距離であり、第2の垂直距離は、規定されたハンチ内側交線の高さと頂壁のアーチ状内面の頂部死点の高さとの間の垂直距離である。
前段落に記載されたコンクリート製暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び頂壁の一部分によって形成され、2つの頂部は、暗渠部分の頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている。
別の観点では、コンクリート製暗渠部分がコンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、側壁の各々は、頂壁から下方且つ外方に延びている。側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有すると共に実質的に一様な厚さを有する。第1及び第2のハンチ区分の各々が側壁の一方を頂壁に接合し、各ハンチ区分は、頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備える。各側壁に関し、内側側壁角度が側壁の内面の位置する第1の平面と頂壁のアーチ状内面に沿う第1の箇所のところで頂壁のアーチ状内面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第2の平面との交差によって定められる。外側側壁角度が側壁の外面の位置する第3の平面と頂壁のアーチ状外面に沿う箇所のところで頂壁のアーチ状外面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第4の平面との交差によって定めら、第3の平面は、第1の平面に対して非平行である。内側内壁角度は、少なくとも130°であり、外側側壁角度は、少なくとも135°であり、外側側壁角度は、内側側壁角度とは異なっている。各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう頂部から底部までテーパしている。
前段落に記載された暗渠部分の一具体化例では、第1の垂直距離と第2の垂直距離の比は、少なくとも約55%であり、第1の垂直距離は、ハンチの外側コーナの高さと頂壁のアーチ状外面の頂部死点の高さとの間の垂直距離であり、第2の垂直距離は、規定されたハンチ内側交線の高さと頂壁のアーチ状内面の頂部死点の高さとの間の垂直距離である。
前の2つの段落のうちのいずれか一方に記載された暗渠部分の一具体化例では、ハンチ区分は、ハンチ半径によって定められた内面を有し、第1の箇所は、頂壁のアーチ状内面を定める半径がハンチ半径と交わる場所である。
前の3つの段落のうちのいずれか一方に記載された暗渠部分の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び頂壁の一部分によって形成され、2つの頂部は、暗渠部分の頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている。
前の4つの段落のうちのいずれか一方に記載された暗渠部分の一具体化例では、各側壁は、該側壁の水平底面から上方に延びる外側垂直平坦部を有する。
別の観点では、地中に設置可能なコンクリート製暗渠組立体が1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータと、フータによって並置整列状態に支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分とを含む。コンクリート製暗渠部分の各々は、コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、アーチ状頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、側壁の各々は、頂壁から下方且つ外方に延びる。側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有する。第1及び第2のハンチ区分が各々、側壁の一方を頂壁に接合し、各ハンチ区分は、頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備える。各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう頂部から底部までテーパしている。各側壁の底部分は、該側壁の水平底面から上方に延びる外側垂直平坦部を有し、外側垂直平坦部の高さは、約3インチ(7.6cm)〜約7インチ(17.8cm)である。
前段落に記載された暗渠組立体の一具体化例では、各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び頂壁の一部分によって形成され、2つの頂部は、暗渠部分の頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている。
前の2つの段落のうちのいずれか一方に記載された暗渠組立体の一具体化例では、各暗渠部分は、基礎システムの上に設置され、各暗渠部分の外側垂直平坦部は、基礎システムの側方支持構造体に当接している。
前の3つの段落のうちのいずれか一方に記載された暗渠組立体の一具体化例では、基礎システムは、プレキャストコンクリートユニット及び現場打ちコンクリートを含み、側方支持構造体は、現場打ちコンクリートである。
暗渠部分の一実施形態の斜視図である。 図1の暗渠部分の側面図である。 図1の暗渠部分の端面図である。 図1の暗渠部分のハンチを示す部分側面図である。 頂壁及びハンチの付近の外面の変形形態を示す部分側面図である。 対応の種々のライズを達成する形態を示す側面図である。 図1の暗渠部分を作るために用いられる型枠システムの概略部分図である。 図1の暗渠部分のハンチを示す部分側面図である。 暗渠部分の別の実施形態の斜視図である。 図8の暗渠部分の側面図である。 フータの上に位置する図8の暗渠部分の部分側面図である。 互いに間隔を置いたフータ上に並置して配置された図1の複数個の暗渠部分の一実施形態を示す図であり、各端ユニットが頭壁組立体を含んでいる状態を示す図である。 互いに間隔を置いたフータ上に並置して配置された図1の複数個の暗渠部分の一実施形態を示す図であり、各端ユニットが頭壁組立体を含んでいる状態を示す図である。 互いに間隔を置いたフータ上に並置して配置された図1の複数個の暗渠部分の一実施形態を示す図であり、各端ユニットが頭壁組立体を含んでいる状態を示す図である。 互いに間隔を置いたフータ上に並置して配置された図1の複数個の暗渠部分の一実施形態を示す図であり、各端ユニットが頭壁組立体を含んでいる状態を示す図である。 コンクリート製暗渠部分内に位置すると共に全体として頂壁及び側壁の内面及び外面に近接して且つこれらに沿って延びる代表的な補強材を示す側面図である。 ユニットを構築する型枠システムの変形実施形態を示す図である。 ユニットを構築する型枠システムの変形実施形態を示す図である。 ユニットを構築する型枠システムの変形実施形態を示す図である。 基礎システムの一実施形態の上に位置した暗渠組立体を示す図である。 基礎システムの一実施形態の上に位置した暗渠組立体を示す図である。 基礎システムの一実施形態の上に位置した暗渠組立体を示す図である。
図1〜図3を参照すると、有利なプレキャストコンクリート製暗渠ユニット/セクション10の斜視図、側面図及び端面図が示されている。暗渠ユニット10は、その下に通路18を構成するために開いた底部12、頂壁14及び互いに間隔を置いた側壁16を有している。側壁の各々は、実質的に平坦な内面20及び実質的に平坦な外面22を有している。頂壁は、アーチ状内面24及びアーチ状外面26を有すると共に実質的に一様な厚さTTWを有している。種々の具体化例では、アーチ状内面及びアーチ状外面は各々、(i)それぞれ単一の半径、(ii)それぞれ一組の結ばれた半径(例えば、表面がその長さ全体に沿って湾曲している)で作られるのが良く又はこれらによって定められるのが良く、或いは、(iii)幾つかの場合において、平坦な部分が各アーチ状表面の最も中央の領域か各アーチ状表面の端部分かのいずれかのところに設けられても良い。本明細書で用いる「アーチ状」という用語は、かかる表面について言及した場合、かかる全ての変形例を含む。ハンチ区分28が各側壁16を頂壁14に接合している。
各ハンチ区分は、頂壁の厚さTTWよりも大きなコーナ厚さTHSを有する。この点に関し、コーナ厚さTHSは、ハンチ区分の外側コーナ32を通る線に沿ってハンチ区分の湾曲内面30に垂直に測定される。サイドウォールと比較してユニットの大きなコーナ厚さ及びこのユニットの頂壁厚さは、ユニットの構造性能にとって極めて重要であるが、本発明の暗渠ユニットは、荷重を本発明の暗渠ユニットの頂壁から側壁に効果的に分布させて本発明の暗渠ユニットのコーナ厚さを先行技術の暗渠ユニットと比較して減少させることができるよう構成されている。
この点に関し、図4の部分図を参照すると、側壁16と頂壁14との間の内側側壁角度ΘISWAは、側壁の内面を位置する平面34と頂壁内面24がハンチ内面30と交わる箇所又は線38(例えば、このユニットの内面が半径RTWから内面ハンチを定める半径Rに移行する箇所又は線)のところでの頂壁の内面24に接する線又は平面36との交差によって定められる。かくして、平面36は、半径RTWが終わり且つ半径Rが始まる箇所38のところで頂壁のアーチ状内面を定める半径RTWに垂直である。幾つかの具体化例では、RTWは、ハンチからハンチまでの内面24のスパン全体を定める。他の具体化例では、頂壁内面24の中央部分は、1つの半径で定められるのが良く、内面24の側部分は、これよりも小さい半径RTWで定められるのが良い。図示のユニット10は、内側側壁角度ΘISWAが少なくとも130°であり、より好ましくは少なくとも133°であるように構成されている。頂壁と側壁とのなすこの相対角度は、先行技術のユニットと比較してハンチ区分の曲げモーメントを減少させ、それにより、ハンチ区分28の厚さを減少させると共にハンチ区分で用いられる鋼の量を減少させることができ、その結果、必要な材料の量が減少し、これに対応してユニット重量が減少すると共にユニット1つ当たりの材料費が減少する。さらに、全体的ユニットの重心は、ハンチ区分のコンクリートを減少させることによって下方に移され、それにより重心がユニットの全体的高さ又はライズに沿う真ん中の箇所の近くに配置される。ユニットは、一般に、直立状態とは異なり寝かされた状態で輸送され、しかもユニットを輸送するために用いられる車両の床の中心線と整列して重心を配置することが望ましいので、重心のこの下降により、先行技術のユニットと同じほど大きなオーバーハングを必要としないで車両床上に全体として高い高さの状態でユニットの適正な配置を容易に行うことができる。
コンクリートの使用におけるこの減少をユニットの側壁16の適正な形態によって一段と促進することができる。具体的に説明すると、頂壁14と側壁16とのなす外側側壁角度ΘESWAは、側壁の外面22が位置する平面42と外面26が平面42と交差する箇所又は線46のところで頂壁外面26に接する線又は平面44との交差によって定められる。外側側壁角度を評価する目的で、頂壁の外面がユニットの頂部のところのスパン(例えば、コーナ32からコーナ32)全体に沿って延びるものとみなされていることが注目される。コーナ32の近くに位置する頂壁の外面26を定める半径は、代表的には、RTW+TTWであるのが良いが、幾つかの場合において、コーナ又は端領域の外面26の半径は、様々であって良い。他の場合、特に図4Aに示されているように大きなスパンの場合、外面26のコーナ又は端領域は、平坦な端部分27を有するのが良く、この場合、平面44′は、事実、半径(例えば、RTW+TTW)が表面26の平坦な端部分27と交わる箇所又は線29のところで外面26を定める半径(例えば、RTW+TTW)に垂直である。
図示のように、外側の側壁平面42は、内側の側壁平面34に対し非平行であり、その結果、各側壁16は、頂部から底部までテーパし、側壁の高さに沿う厚さは、各側壁の頂部から各側壁の底部に向かって下るにつれて減少する。この点に関し、側壁TSWの高さに沿う任意の箇所のところでの側壁TSWの厚さは、内側側壁平面34に垂直に延びる線(例えば、図4の線48)に沿って測られる。厚さのテーパした側壁を利用することによって、側壁の底部分(例えば、荷重が小さいところである底部分)の厚さを減少させることができる。好ましくは、各側壁の底部の厚さは、頂壁の厚さの約90%以下であるのが良く、その結果、全ての壁が一様なものであり且つ共通の厚さのものであるユニットと比較して、一層のコンクリートの節約が可能である。一般に、コンクリート減少のための好ましい形態では、外側側壁角度は、内側側壁角度とは異なっており、従来用いられている角度よりも著しく大きく、従って、外側側壁角度ΘESWAは、少なくとも135°であり、多くの場合、少なくとも138°である。内面が位置する平面34と外面が位置する平面42との交差角度ΘPIは、テーパの程度に応じて、約1°〜20°(例えば、1°〜4°)であるのが良く、テーパの程度は、以下に更に詳細に説明するように様々な場合がある。或る特定の具体化例では、角度ΘPIは、好ましくは、少なくとも約2°〜4°である。
全体として、暗渠セクション10の形態は、従来公知の暗渠よりも優れた水力効率と構造効率の両方を可能にしている。水力効率は、通常の低い流量の雨水事象を良好に取り扱うことができる大きな底部スパンによって達成される。構造効率は、ハンチの厚さを減少させることができる側壁と頂壁のなす大きな角度により且つ効率的な長いスパンユニット(例えば、48フィート(14.6m)以上のスパン)の実現を可能にすることによって達成される。減少したコーナ厚さ及びテーパした脚部により、コンクリートに関する全体的材料費が減少し、しかも重量上の利点により現場での設置中における小型サイズのクレーン(又は同一クレーンサイズについて長い部品)の使用が可能である。
上述したテーパ付き側壁特徴部は、プレキャストコンクリートユニットにより達成されるべきライズに応じてテーパ度を実際に変化させることによって最も効率的に利用可能である。具体的に説明すると、図5の側面図を参照すると、所与のユニットのライズは、側壁16の底縁50から頂壁14のアーチ状内面24の頂部死点(完全中央位置)52までの垂直距離によって定められる。3つの互いに異なるライズは図5に示されており、ライズR1は、図1〜図3に示されたユニットに関するライズであり、ライズR2は、小さいライズであり、ライズR3は、大きいライズである。図示のように、側壁テーパは、3つの互いに異なるライズ相互間のように変化しており、ハンチコーナ32相互間の水平距離として定められた一定の頂部スパンSTWを利用している。特に、一実施形態では、側壁テーパの度合いは、破線の形態で示された側壁外面22′によって示されているように小さなライズR2の場合には大きく、側壁テーパの度合いは、破線の形態で示された側壁外面22″によって示されているように大きなライズR3の場合には小さい。テーパのこの変化は、作られるべきユニットに関するライズ又は底部スパンに応じて外側側壁角度ΘESWA(図4)を変化させることによって達成される。各底部スパン(SBR1,SBR2,SBR3)は、側壁内面20の底縁相互間の水平距離として定義される。定義スパンは、好ましくは、低流量雨水イベント(例えば、クリーク又はストリームクロッシングの場合)のための有効水路面積を提供するために頂部死点のところでの頂壁のアーチ状内面の曲率半径RTWよりも大きい。図5に示されているように、側壁の内面20は、長さが互いに異なるライズについて異なっているが、内側側壁角度は、変化していない。
可変側壁テーパ特徴を達成するため、型枠システムが用いられ、この型枠システムでは、各側壁に関し、内側側壁角度を定める内側型枠構造体部分が固定され、外側側壁角度を定める外側型枠構造体部分を回動によって変化させることができる。各外側型枠構造体部分の回動箇所は、ハンチ区分の外側コーナ32である。特定の型枠を用いて作られるべき暗渠部分について望ましい底部スパン又はライズに基づいて、外側型枠構造体部分を適当な外側側壁角度を設定する位置まで回動させ、外側型枠構造体部分を定位置にロックする。次に、型枠構造体にコンクリートを充填し、それにより暗渠部分を作る。回動作業に関し、図6に概略的に示されているように、コンクリート充填及び打設の目的で型枠60をその側部を下にして置く(型枠60を横にする)。型枠受座62が各側壁のために設けられており、内側型枠構造体部分64は、橋梁ユニットをあらかじめ作る際には一般的であるように型枠受座62の縁に横付け状態で着座する。しかしながら、ヒンジ軸線68回りに回動する外側型枠構造体部分66の底縁は持ち上げられており(部分64の底縁にたいして)、部分66は、回動中、型枠受座62の頂面を横切って動くことができるようになっている。いずれの場合においても、外側側壁角度は、ライズが作られているかどうかとは無関係に、頂部スパンSTWが所与の場合、側壁の底面について一貫した水平幅WSB(図2)を定めることによって達成できる。型枠システムは、底部型枠パネル部材63を含み、この底部型枠パネル部材63は、型枠部分64の高さに沿って動くことができ、そして型枠構造体64に設けられたボルト穴69を用いて定位置にボルト止めできる。同様なボルト穴がパネル63の縁67に設けられ、縁67は、型枠部分64の表面に合致するよう角度が付けられており、その結果、パネルの表面65は、設置時に水平になる。使用されないボルト穴は、プラグ部材で埋められる。底部パネル63が所望のライズを作るよう適正な場所にいったん位置すると、構造体の部分66を回動させてこれをパネル63の自由縁に接触させ、そして定位置にロックすることができる。
次に図7を参照すると、図示の実施形態では、各ハンチ区分68は、曲率半径Rの内面30によって画定され、各側壁の内面20は、平坦な表面20から丸みのある表面30への移行箇所である内側ハンチ交線又は箇所70のところでその隣りのハンチ区分28の内面と交差する。定められた内側ハンチ交線70の高さと頂壁のアーチ状内面の頂部死点の高さとの間の垂直距離DITは、ハンチコーナ厚さを効果的に減少させるために、頂部死点のところでの頂壁のアーチ状内面24の曲率半径RTWの約18%以下であることが必要である。また、垂直距離の比DOT/DIT(この場合、DOTは、ハンチの外側コーナ32の高さと頂壁のアーチ状外面の頂部死点の高さとの間の垂直距離である)は、好ましくは、約55%以上、より好ましくは約58%以上であることが必要である。さらに、ハンチ区分28の外側コーナ32は、比較的僅かな距離だけ、特に側壁底面の水平幅WSB、未満の水平距離だけ内側ハンチ交線70の側方外方に間隔を置いて位置している。例えば、或る特定の具体化例では、各内側ハンチ交線70と対応の外側コーナ32との間の水平距離DIOは、好ましくは、側壁底面の水平幅WSBの約95%以下であり、より好ましくは約91%以下である。
次に図8〜図10に示されている実施形態を参照すると、幾つかの場合において、各側壁16の底部分のところに垂直平坦セグメント又は平坦部80を設けることが望ましい。垂直平坦部80は、暗渠部分を定位置に保持するようコンクリート製フーチング又はフータ85に設けられたキー溝/チャネル84と組み合わせたブロック構造体(例えば、対応の垂直面を備えた木製ブロック82)の使用を容易にし、それにより側壁の底端部が暗渠部分の重量を受けて外方に動くのを阻止し、ついには、底端部が定位置にグラウトで固定され又はセメントで固定されるようになる。
図11〜図14に示されているように、複数個のコンクリート製暗渠部分の各端ユニットがユニットの頂壁及び側壁上に配置された対応の頭壁組立体90を有する。図示のように、一具体化例では、各頭壁組立体90は、頭壁頂部92及び頭壁側部94を含み、これら頂部と側部は、互いに一体に形成されると共に頂壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体96及び各側壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体98によって頂壁及び側壁に連結されている。扶壁構造体は、米国特許第7,556,451号明細書(本願にその写しが添付されている)に図示されると共に説明されている扶壁構造体と一致するのが良い。別の具体化例では、破線100で示唆されるように、頭壁部分94,96は、3つの別々の部品として形成されても良い。変形例として、破線102で示唆されるように、頭壁組立体は、2つの鏡映関係をなす半部で形成されても良い。また、翼壁104が頭壁側部と当接関係をなすと共に図示のようにこれから外方に延びた状態で設けられるのが良い。
図11〜図14は、本願で開示されている本発明の暗渠部分と関連して用いられるかなり標準型のフーチングシステムを示しているが、別のシステムを使用することができる。例えば、暗渠部分を2011年7月11日に出願された米国特許仮出願第61/505,564号明細書(その写しが本願に添付されている)に図示されると共に記載された基礎構造体と関連して使用することができる。
図15に示されているように、コンクリート製暗渠部分は、代表的には、全体として頂壁14及び側壁16の内面及び外面に近接した状態でこれらに沿って延びる埋め込み補強材110,112を有している。
上記の図5及び図6に反映されているように、一実施形態では、様々なライズのコンクリート製暗渠部分は頂壁の外側コーナを同一の位置に維持するが、各側壁の外面を大きなライズについては外方に又は小さなライズについては内方に回動させることによって達成できる。図16〜図18の変形実施形態では、頂壁の外側コーナを大きなライズについては外方に、小さなライズについては内方にシフトさせることにより互いに異なるライズを達成することができる。具体的に説明すると、図16及び図17に示されているように、実線の形態で示されたライズに関し、外側コーナは、位置32のところに配置され、側壁の外面22は、内面20に向かって僅かに下方に延び、それにより或る程度の側壁テーパが作られている。小さいライズが望ましい場合、外側コーナを配置場所32aまで内方にシフトさせ、大きなライズが望ましい場合、外側コーナを配置場所32bまで外方にシフトさせる。かくして、側壁の上側部分の幅は、大きなライズについては大きく、小さなライズについては小さい。各側壁の水平底部50は、互いに異なるライズ相互間と同一であるのが良く、同様に、各側壁の底部の垂直部分又は平坦部80は、互いに異なるライズ相互間と同一の高さ寸法を有するのが良い。
図18は、上述の実施形態を具体化する型枠システムを反映して示しており、この型枠システムは、頂壁外面型枠ユニット150、頂壁内面型枠ユニット152、ハンチ内面型枠ユニット154、側壁内面型枠ユニット156、側壁外面型枠ユニット158及び側壁底面型枠ユニット160を含む。この型枠システムを用いて互いに異なるライズの実現を達成するため、型枠ユニット158を型枠ユニット150の表面に沿って(矢印162で示されている)必要な場所まで動かし、そしてこれにボルト止めし、型枠ユニット160を型枠ユニット156,158相互間の空間に沿って(矢印164で示されている)適当な場所まで動かしてこれにボルト止めする。この運動中、型枠ユニット158は、型枠ユニットを支持した型枠受座又はベース構造体166a,166bの頂部を横切って摺動する。型枠ユニット158の内側側面170は、型枠ユニット158が位置決めされている場所とは無関係に型枠ユニット156の反対側の側面172に対するその相対的角度の向きを維持し、かくして、互いに異なるライズ相互間と同様な程度の脚部テーパが維持される。型枠ユニット158,160は、更に、ライズが所与の場合、必要な場所まで動かされると、型枠ベース構造体166a及び/又は166bにボルト止めされるのが良く、それにより所望の位置決めを保証する。型枠ユニット150,158,160及び/又はベース構造体166a,166bに設けられた整列可能な開口部のシステムがかかる目的のために設けられるのが良い。
次に図19〜図21を参照すると、一実施形態では、暗渠部分は、図示のようにはしご形態のプレキャスト基礎ユニット200を含む基礎システムの上に支持されている。基礎ユニットは、互いに間隔を置いた細長い直立壁202,204を有し、これら直立ユニット相互間にはチャネル205が形成され、基礎ユニットは、直立壁202,204を互いに連結するようチャネルを横切って横方向に延びるクロスメンバ支持体206を更に有する。基礎ユニット200には底壁がなく、従って、開いた領域又はセル208がクロスメンバ206相互間の場所でユニットの頂部から底部まで垂直に延びている。各クロスメンバ支持体206は、橋梁/暗渠部分214の一方の側の底部を受け入れる凹部210を備えた上面を有している。橋梁ユニット214の側壁部分は、これらのそれぞれの底部から組み合わせ型プレキャスト及び現場打ちコンクリート製基礎構造体から上方に遠ざかって橋梁ユニットの反対側に位置する他方の組み合わせ型プレキャスト及び現場打ちコンクリート製基礎構造体に向かって内方に延びている。凹部210は、チャネル205の内部から橋梁システムの中心軸線212の最も近くに位置する直立壁部材である内側直立壁部材204に向かって延びている。かくして、図20に最も良く示されているように、直立壁部材202は、直立壁部材204よりも高い高さを有する。
クロスメンバ208の間隔は、好ましくは、橋梁/暗渠部分214の深さに一致しており、その結果、並置橋梁ユニットの隣り合った端面が凹部210の付近で互いに当接している。各クロスメンバ支持体206は、軽量化の目的で且つ軽量化の目的で設けられると共にコンクリートが1つの開放領域又はセル208から次の開放領域又はセルに流れることができるようにする1つ又は2つ以上の大径の貫通開口部216を更に有している。各クロスメンバ支持体は、多数の軸方向に延びる補強材用開口部218を更に有する。上側の列220及び下側の列222をなして設けられた水平に間隔を置いて位置する開口部218が示されているが、変形例の採用が可能である。設置現場への基礎ユニット200の配送に先立って軸方向に延びる補強材をかかる開口部中に通すのが良いが、所望ならばかかる補強材を現場で設置しても良い。これら開口部218は又、長い基礎構造体が得られるよう基礎ユニット200を端と端を付き合わせた状態で結びつけるために用いられる。この点に関し、隣の基礎ユニットに当接するようになった基礎ユニット200の端は、直立壁部材202,204相互間で実質的に開口しているのが良く、その結果、当接端部は、現場打ちコンクリートを注ぎ込む連続セル224を形成している。しかしながら、一続きの当接ユニット中の端に位置する基礎ユニット200の遠い方の端は、代表的には、図示のように端に配置されたクロスメンバ206を有するのが良い。
直立壁202,204は、垂直に延びる部分228及び基礎ユニット200の下方部分の開放セル領域208中に側方に延びる部分230を備えた補強材226を有する。次に、設置現場では又は幾つかの場合、現場への配送前に、2つの側壁の対向した部分230を側方補強材部分232によって互いに結びつけるのが良い。
プレキャスト基礎ユニット200を作業現場に配送し、そしてユニットを受け入れるよう準備された地面(例えば、突き固めた土又は石)上に設置する。プレキャスト基礎ユニットを設置した後に橋梁/暗渠部分214を配置する。セル208は、橋梁ユニット214の配置中、開き且つ非充填状態のままである(作業現場へのユニット200の配送前か配送後のいずれかに配置される場合のある補強材を除く)。橋梁/暗渠部分214の水平調節及び適正な整列のためにシムを用いるのが良い。橋梁ユニット214をいったん配置すると、次に、セル208に現場注ぎ込みコンクリートを充填するのが良い。注ぎ込みは、基礎ユニット200の上面高さ位置に合わせて行われる。この点に関し、図21を参照すると、基礎ユニット200のそれぞれの側部の高さの差に起因して、橋梁ユニットの底部分240が捕捉されて底部分240の外方側部のところで現場打ちコンクリート222内に埋め込まれる。現場注ぎ込み後、橋梁ユニットの底部分240の外方側部のところの現場打ちコンクリートは、底部分の外方側部を埋めるよう底部分240の底面よりも高く、橋梁ユニットの底部分の内方側部のところの現場打ちコンクリートは、底部分240の底面と実質的に面一をなしている。このように、橋梁ユニットの流れ領域は、橋梁ユニットの底部分240の埋め込みによっては悪影響を受けない。
明らかに理解されるべきこととして、上述の説明は、説明のためであり且つ例示に過ぎず、本発明を限定するものと受け取られてはならず、変更及び改造が可能である。例えば、湾曲した内面及び外側コーナを備えたハンチ区分が示されているが、変形例、例えば平坦な内面及び/又は外側コーナ部のところの面取り部又は平坦部を備えたハンチ区分の採用が可能である。また、側壁のテーパしていない実施形態の採用が可能である。さらに、ツインリーフ型実施形態が想定され、この場合、各コンクリート製暗渠部分は、暗渠部分の頂壁の中央部分のところに位置する接合部(例えば、図16に破線180で示されている)を備えた2つの半部で形成される。種々の形式の接合部、例えば、米国特許第6,243,994号明細書に開示されている接合部を用いることができる。基礎システムについて1つの実施形態が示されているが、暗渠組立体を任意適当な基礎の上に配置しても良く、かかる基礎としては、ペデスタル構造体を備えた基礎システムが挙げられる。したがって、他の実施形態が想定され、本発明の範囲から逸脱しないで改造例及び変更例を想到できる。

Claims (28)

  1. 地中に設置可能なコンクリート製暗渠組立体であって、前記暗渠組立体は、1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータと、前記フータによって並置整列状態に支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分とを含み、前記コンクリート製暗渠部分の各々は、
    前記コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、前記側壁の各々は、前記頂壁から下方且つ外方に延び、前記側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、前記頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有し、前記頂壁は、実質的に一様な厚さを有し、前記コンクリート製暗渠部分の各々は、第1及び第2のハンチ区分を有し、各ハンチ区分は、前記側壁の一方を前記頂壁に接合し、各ハンチ区分は、前記頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備え、各側壁に関し、内側側壁角度が前記側壁の前記内面の位置する第1の平面と前記頂壁の前記アーチ状内面に沿う第1の箇所のところで前記頂壁の前記アーチ状内面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第2の平面との交差によって定められ、外側側壁角度が前記側壁の前記外面の位置する第3の平面と前記頂壁の前記アーチ状外面に沿う第2の箇所のところで前記頂壁の前記アーチ状外面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第4の平面との交差によって定められ、前記第3の平面は、前記第1の平面に対して非平行であり、前記内側内壁角度は、少なくとも130°であり、前記外側側壁角度は、少なくとも135°であり、前記外側側壁角度は、前記内側側壁角度とは異なっており、各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう前記頂部から前記底部までテーパしている、コンクリート製暗渠組立体。
  2. 各コンクリート製暗渠部分の各側壁に関し、前記第1の平面と前記第3の平面との交差角度は、少なくとも1°である、請求項1記載のコンクリート製暗渠組立体。
  3. 各コンクリート製暗渠部分に関し、ハンチ厚さと頂壁厚さの比は、約2.30以下である、請求項2記載のコンクリート製暗渠組立体。
  4. 各コンクリート製暗渠部分に関し、各側壁の前記内面は、内側ハンチ交線のところでその隣りのハンチ部分の内面と交差し、前記定められた内側ハンチ交線と前記頂壁の前記アーチ状内面の頂部死点との間の垂直距離は、頂部死点のところでの前記頂壁の前記アーチ状内面の曲率半径の18%以下である、請求項2記載のコンクリート製暗渠組立体。
  5. 各コンクリート製暗渠部分に関し、各側壁の前記内面は、内側ハンチ交線のところでその隣りのハンチ区分の内面と交差し、前記ハンチ区分は、前記内側ハンチ交線の側方外方に間隔を置いて位置した外側コーナを有し、各内側ハンチ交線と対応の前記外側コーナとの間の水平距離は、前記側壁の前記底面の水平幅の約91%以下である、請求項2記載のコンクリート製暗渠組立体。
  6. 各コンクリート製暗渠部分に関し、一方の側壁の前記底部のところの前記内面と他方の側壁の前記底部のところの前記内面との間の距離は、前記前記ユニットの底部スパンを定め、該底部スパンは、前記頂部死点のところでの前記頂壁の前記アーチ状内面の曲率半径よりも大きい、請求項2記載のコンクリート製暗渠組立体。
  7. 各コンクリート製暗渠部分に関し、各側壁の前記底部のところの厚さは、前記頂壁の前記頂部死点のところの前記頂壁の厚さの90%以下である、請求項2記載のコンクリート製暗渠組立体。
  8. 各コンクリート製暗渠部分に関し、各暗渠部分の各側壁の底部分は、前記外面に設けられた垂直平坦セグメントを含む、請求項1記載のコンクリート製暗渠組立体。
  9. 前記複数個のコンクリート製暗渠部分の各端ユニットは、前記頂壁及び側壁上に配置された対応の頭壁組立体を含む、請求項1記載のコンクリート製暗渠組立体。
  10. 各頭壁組立体は、頭壁頂部と、互いに一体に形成されると共に前記頂壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体及び各側壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体によって前記頂壁及び前記側壁に連結された頭壁側部とを含む、請求項9記載のコンクリート製暗渠組立体。
  11. 各頭壁組立体は、頭壁頂部と、少なくとも2つの互いに別個の部品によって形成された頭壁側部とを含み、前記頭壁組立体は、前記頂壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体及び各側壁に設けられた少なくとも1つの扶壁構造体によって前記頂壁及び前記側壁に連結されている、請求項9記載のコンクリート製暗渠組立体。
  12. 前記ハンチ区分は、ハンチ半径によって定められた内面を有し、各側壁に関し、前記第1の箇所は、前記頂壁の前記アーチ状内面を定める前記半径が前記側壁と関連した前記ハンチ半径と交わる場所である、請求項1記載のコンクリート製暗渠組立体。
  13. 各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び前記頂壁の一部分によって形成され、前記2つの頂部は、前記暗渠部分の前記頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている、請求項1記載のコンクリート製暗渠組立体。
  14. 各側壁に関し、前記第1の箇所は、前記アーチ状内面が前記側壁に隣接して位置する前記ハンチ区分の内面と交わる場所であり、前記第2の箇所は、前記アーチ状外面が前記第3の平面と交差する場所か前記アーチ状外面が前記ハンチ区分のところで前記頂壁の平坦な外面端部分と交わる場所かのいずれかである、請求項1記載のコンクリート製暗渠組立体。
  15. コンクリート製暗渠部分を製造する方法であって、前記コンクリート製暗渠部分は、該コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、前記側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、前記頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有し、前記頂壁は、実質的に一様な厚さを有し、各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて減少する漸変厚さを有し、第1及び第2のハンチ区分が設けられ、各ハンチ区分は、前記側壁の一方を前記頂壁に接合し、各ハンチ区分は、前記頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備え、前記方法は、
    型枠システムを用意するステップを含み、前記型枠システムでは、各側壁に関し、型枠構造体内側部分が前記側壁の前記内面の位置を定め、型枠構造体の外側部分が前記側壁の前記外面の位置及び向きを定め、前記外側型枠構造体部分は、型枠構造体頂壁部分の表面に沿って回動し又は動くよう構成され、
    前記型枠区分について確立された底部スパン又はライズに基づき、前記型枠構造体内側部分と前記型枠構造体外側部分との間の相対角度を設定する位置まで前記型枠構造体外側部分を回動させ又は前記型枠構造体外側部分を動かすステップを含み、
    前記型枠構造体にコンクリートを充填して前記暗渠部分を作るステップを含む、方法。
  16. 前記型枠構造体は、一方のフェース上に構築され、各側壁のための前記型枠構造体外側部分は、対応の側壁型枠受座構造体上でこれに沿って摺動するよう配置された底側部を有する、請求項15記載の方法。
  17. 底部型枠構造体が結果として得られる前記側壁の前記底面に関して所期の幅を定めるよう前記内側型枠構造体と前記外側型枠構造体との間に配置される、請求項15記載の方法。
  18. 地中に設置可能なコンクリート製暗渠組立体であって、前記暗渠組立体は、1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータと、前記フータによって並置整列状態に支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分とを含み、前記コンクリート製暗渠部分の各々は、
    前記コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、前記側壁の各々は、前記頂壁から下方且つ外方に延び、前記側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、前記頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有し、前記コンクリート製暗渠部分の各々は、第1及び第2のハンチ区分を有し、各ハンチ区分は、前記側壁の一方を前記頂壁に接合し、各ハンチ区分は、前記頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備え、各側壁は、各側壁の前記頂部から各側壁の前記底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう前記頂部から前記底部までテーパし、頂部死点のところでのハンチ厚さと頂壁厚さの比は、約2.30以下であり、各側壁の内面は、内側ハンチ交線のところでその隣りのハンチ部分の内面と交差し、各ハンチ区分は、前記内側ハンチ交線の側方外方に間隔を置いて位置した外側コーナを有し、各内側ハンチ交線と対応の前記外側コーナとの間の水平距離は、前記側壁の底面の水平幅の約91%以下であり、各側壁の前記底部のところの厚さは、前記頂壁の前記頂部死点のところの前記頂壁の厚さの90%以下であり、第1の垂直距離と第2の垂直距離の比は、少なくとも約55%であり、前記第1の垂直距離は、前記ハンチの前記外側コーナの高さと前記頂壁の前記アーチ状外面の前記頂部死点の高さとの間の垂直距離であり、前記第2の垂直距離は、規定されたハンチ内側交線の高さと前記頂壁の前記アーチ状内面の前記頂部死点の高さとの間の垂直距離である、コンクリート製暗渠組立体。
  19. 各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び前記頂壁の一部分によって形成され、前記2つの頂部は、前記暗渠部分の前記頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている、請求項18記載のコンクリート製暗渠組立体。
  20. コンクリート製暗渠部分であって、前記コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、前記側壁の各々は、前記頂壁から下方且つ外方に延び、前記側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、前記頂壁は、アーチ状内面及びアーチ状外面を有し、前記頂壁は、実質的に一様な厚さを有し、前記コンクリート製暗渠部分は、第1及び第2のハンチ区分を有し、各ハンチ区分は、前記側壁の一方を前記頂壁に接合し、各ハンチ区分は、前記頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備え、各側壁に関し、内側側壁角度が前記側壁の前記内面の位置する第1の平面と前記頂壁の前記アーチ状内面に沿う第1の箇所のところで前記頂壁の前記アーチ状内面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第2の平面との交差によって定められ、外側側壁角度が前記側壁の前記外面の位置する第3の平面と前記頂壁の前記アーチ状外面に沿う箇所のところで前記頂壁の前記アーチ状外面の少なくとも一部を定める半径に垂直な第4の平面との交差によって定められ、前記第3の平面は、前記第1の平面に対して非平行であり、前記内側内壁角度は、少なくとも130°であり、前記外側側壁角度は、少なくとも135°であり、前記外側側壁角度は、前記内側側壁角度とは異なっており、各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう前記頂部から前記底部までテーパしている、コンクリート製暗渠部分。
  21. 第1の垂直距離と第2の垂直距離の比は、少なくとも約55%であり、前記第1の垂直距離は、前記ハンチの前記外側コーナの高さと前記頂壁の前記アーチ状外面の前記頂部死点の高さとの間の垂直距離であり、前記第2の垂直距離は、規定されたハンチ内側交線の高さと前記頂壁の前記アーチ状内面の前記頂部死点の高さとの間の垂直距離である、請求項20記載のコンクリート製暗渠部分。
  22. 前記ハンチ区分は、ハンチ半径によって定められた内面を有し、前記第1の箇所は、前記頂壁の前記アーチ状内面を定める前記半径が前記ハンチ半径と交わる場所である、請求項21記載のコンクリート製暗渠部分。
  23. 各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び前記頂壁の一部分によって形成され、前記2つの頂部は、前記暗渠部分の前記頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている、請求項20記載のコンクリート製暗渠部分。
  24. 各側壁は、該側壁の水平底面から上方に延びる外側垂直平坦部を有する、請求項20記載のコンクリート製暗渠部分。
  25. 地中に設置可能なコンクリート製暗渠組立体であって、前記暗渠組立体は、1組の互いに間隔を置いて設けられた細長いフータと、前記フータによって並置整列状態に支持された複数個のプレキャストコンクリート製暗渠部分とを含み、前記コンクリート製暗渠部分の各々は、
    前記コンクリート製暗渠部分の下に通路を構成するための開いた底部、アーチ状頂壁及び互いに間隔を置いた側壁を有し、前記側壁の各々は、前記頂壁から下方且つ外方に延び、前記側壁の各々は、実質的に平坦な内面及び実質的に平坦な外面を有し、前記コンクリート製暗渠部分の各々は、第1及び第2のハンチ区分を有し、各ハンチ区分は、前記側壁の一方を前記頂壁に接合し、各ハンチ区分は、前記頂壁の厚さよりも大きなコーナ厚さを備え、各側壁は、各側壁の頂部から各側壁の底部に進むにつれて各側壁の厚さが減少するよう前記頂部から前記底部までテーパし、各側壁の底部分は、該側壁の水平底面から上方に延びる外側垂直平坦部を有し、前記外側垂直平坦部の高さは、約3インチ(7.6cm)〜約7インチ(17.8cm)である、コンクリート製暗渠組立体。
  26. 各コンクリート製暗渠部分は、2つの半部で形成され、各半部は、一方の側壁及び前記頂壁の一部分によって形成され、前記2つの頂部は、前記暗渠部分の前記頂壁の中央部分のところで接合部に沿って互いに固定されている、請求項25記載のコンクリート製暗渠組立体。
  27. 各暗渠部分は、基礎システムの上に設置され、各暗渠部分の前記外側垂直平坦部は、前記基礎システムの側方支持構造体に当接している、請求項25記載のコンクリート製暗渠組立体。
  28. 前記基礎システムは、プレキャストコンクリートユニット及び現場打ちコンクリートを含み、前記側方支持構造体は、現場打ちコンクリートである、請求項27記載のコンクリート製暗渠組立体。
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