JP2002089198A - トンネル構造 - Google Patents
トンネル構造Info
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- JP2002089198A JP2002089198A JP2000278788A JP2000278788A JP2002089198A JP 2002089198 A JP2002089198 A JP 2002089198A JP 2000278788 A JP2000278788 A JP 2000278788A JP 2000278788 A JP2000278788 A JP 2000278788A JP 2002089198 A JP2002089198 A JP 2002089198A
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- Japan
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- tunnel
- elastic body
- concrete slab
- concrete
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- Pending
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- Lining And Supports For Tunnels (AREA)
Abstract
て十分に耐えうるトンネル構造を提供すること。 【解決手段】 互いに連結されてトンネル壁体をなす複
数のプレキャスト製コンクリート版12と、該プレキャ
スト製コンクリート版12の外周面に設けられた弾性体
13とを備えている。前記弾性体13は、前記プレキャ
スト製コンクリート版12の略全面に設けられているこ
ととしてもよい。
Description
路をアーチ状のトンネル道路に換え、その上に盛土を施
した形式のトンネルに好適な構造に関する。
えた道路にし、その上に盛土を施した後に得られる盛土
の地表を例えばレジャー施設等に転用する場合、そのト
ンネルの壁体は、通常の盛土の土圧だけでなく地震時な
どにおける土圧の増大に十分耐えうるものが求められ
る。そのトンネルの壁体は、従来、コンクリートの現場
打設、あるいは単なるプレキャスト製コンクリート版を
連結して構築されている。
ンクリートの現場打設とすると、打設に要する型枠に対
して崩壊予防のための十分な補強と膨大な量のコンクリ
ートを要するとともに、工期の長期化を招く。また、プ
レキャスト製コンクリートを用いる場合は、土圧に抗し
うる重厚なものとなるため、運搬及び据え付け施工に手
間がかかるため、さらなる経済性の向上が求められてい
る。
あり、コストの低減が図られながらも、土圧に対して十
分に耐えうるトンネル構造を提供することを目的として
いる。
ル構造は、互いに連結されてアーチ状のトンネル壁体を
なす複数のプレキャスト製コンクリート版と、該プレキ
ャスト製コンクリート版の外周面に設けられた弾性体と
を備えていることを特徴とする。
際に増大した土圧が弾性体により吸収される。このた
め、コンクリート版の版厚を減少させても、十分な強度
を保つことができる。なお、弾性体は、予めコンクリー
ト版に貼付していても良いし、別体として構築時にコン
クリート版と盛土との間に設けても良い。
のトンネル構造において、前記弾性体は、前記プレキャ
スト製コンクリート版の略全面に設けられていることを
特徴とする。
キャスト製コンクリート版周囲に侵入することが防止さ
れる。
2に記載のトンネル構造において、前記弾性体は、前記
各プレキャスト製コンクリート版に各々貼付されている
ことを特徴とする。
らかじめプレキャスト製コンクリートに貼付しておくこ
とができるので、現地作業が簡略化する。
て、図面を参照して説明する。図1は、以前は切り通し
道路であったところを本発明に基づいて構築したトンネ
ル1で道路2を通し、このトンネル1の上に盛土3を施
した状態を示している。トンネル1は、複数のプレキャ
スト製コンクリート版12をトンネル長さ方向に連結
し、これらコンクリート版12の外周面全面に、弾性体
13を貼り付けてアーチ状のトンネル壁体14を得てい
る。
でトンネル1の断面を形成する円弧版状のもので、一端
部がそれぞれ基礎コンクリート15の両端に設けられた
凹部15a、15bに埋められ、他端面同士が当接且つ
連結され、この連結部が頂部となっている。弾性体13
はウレタンまたはゴムからなるシート状のものである。
コンクリート版12は、この弾性体13による土圧吸収
効果を考慮し、従来より版厚が小さく設定されている。
ンクリート版12の運搬及び据え付け、弾性体13の貼
り付け、盛土3の造成の順で行う。
に伴う土圧の増大、地盤の変形に対し、弾性体13が土
圧の変位を吸収するので、コンクリート版12を従来の
ものほど厚くする必要がない。したがって、コンクリー
ト版12は従来より版厚を減少させることができて、軽
量化が実現される。
たり据え付け施工したりすることが比較的容易となり、
コストの低減を図ることができる。また、コンクリート
版12が弾性体13によって覆われているため、雨水が
コンクリート版12周囲に侵入することが防止される。
すなわち、弾性体13は止水材としての機能をも有して
いるので、トンネル内への水漏れ防止、および、コンク
リート版12の長寿命化を図ることができる。
ンクリート版12に貼付させることとしたが、弾性体1
3をコンクリート版12と盛土3との間に挟みこむよう
にしてもよい。また、各コンクリート版12に予め工場
などで弾性体を貼付しておいてもよい。この場合、現場
で弾性体13を貼付する作業が不要となるため、現場で
の作業を簡略化することができる。
構造によれば、コンクリート版の外周面に弾性体が設け
られていることから、土圧が低減され、コンクリート版
の軽量化が可能である。したがって、コンクリート版の
運搬・据え付けが比較的容易であり、コストの低減を図
ることができる。
ることを防止する止水材としての機能をも有しているの
で、コンクリート版の長寿命化を図ることができる。
造の全体正面図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 互いに連結されてアーチ状のトンネル壁
体をなす複数のプレキャスト製コンクリート版と、該プ
レキャスト製コンクリート版の外周面に設けられた弾性
体とを備えていることを特徴とするトンネル構造。 - 【請求項2】 請求項1に記載のトンネル構造におい
て、 前記弾性体は、前記プレキャスト製コンクリート版の略
全面に設けられていることを特徴とするトンネル構造。 - 【請求項3】 請求項1または2に記載のトンネル構造
において、 前記弾性体は、前記各プレキャスト製コンクリート版に
各々貼付されていることを特徴とするトンネル構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000278788A JP2002089198A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | トンネル構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000278788A JP2002089198A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | トンネル構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002089198A true JP2002089198A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18763902
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000278788A Pending JP2002089198A (ja) | 2000-09-13 | 2000-09-13 | トンネル構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002089198A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015510059A (ja) * | 2012-02-06 | 2015-04-02 | コンテック エンジニアード ソリューションズ エルエルシー | コンクリート製橋梁システム及び関連方法 |
-
2000
- 2000-09-13 JP JP2000278788A patent/JP2002089198A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015510059A (ja) * | 2012-02-06 | 2015-04-02 | コンテック エンジニアード ソリューションズ エルエルシー | コンクリート製橋梁システム及び関連方法 |
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