JP2015504879A - オーラル・ケア組成物 - Google Patents

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Abstract

歯磨剤ベース中に(i)マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーおよび(ii)口腔で許容可能なアニオン性 ポリマーを含有するオーラル・ケア組成物であって、それがデンタル過敏性を軽減するものを開示する。また上記組成物を製作し使用する方法を提供する。

Description

背景
歯の知覚過敏は、エナメル層の損失または歯茎の後退により歯の神経を覆っている歯の一部、即ち象牙質の露顕による。象牙質は、歯の外側から内部の神経まで走る多数の微小管を含む。象牙質が露出するとき、微小管は、刺激、例えば、温度の変化やある種の食品(酸性若しくは甘い)から神経へ刺激を送り、歯を痛くする原因となる。痛みは、通常短い期間の後ひく。
膜電位およびニューロンの信号を送る能力を減らすカリウムイオンまたは局所麻酔薬による神経の麻痺、または微小管の機械的閉塞を含む多くの治療がデンタル知覚過敏の治療および緩和のために提案された。しかしながら、市場に出ている多くの製品と長年にわたってこの問題に対処する多くの努力にもかかわらず、まだ、安全かつ有効なオーラル・ケア用品がデンタル知覚過敏の問題に対処する必要が残っている。
概要
我々は、驚くべきことに、合成ヘクトライト・クレー(hectorite clay)とアニオン性ポリマーとの組合せを含有する歯磨剤が象牙質の微小管を通して信号の伝達に対して非常に優れた保護を提供して、デンタル神経過敏の処置に効果的であることを発見した。
従って、本発明は、歯磨剤ベース配合中でヘクトライト・クレー(例えば、ラポナイト(laponite))と口腔で許容可能なアニオン性ポリマー(例えば、ガントレッツ(Gantrez))との組合せを含有する歯磨剤を提供し、またデンタル知覚過敏を減らしかつ処理するためにそのような組成物を製造しかつ使用する方法を提供する。
本発明の適用性の更なる領域は、以下の詳しい説明から明らかになる。詳細な説明および特定の実施例は、本発明の好ましい態様を示しているが、説明のためだけを意図し、本発明の範囲を制限することを意図しない、ことを理解すべきである。
詳細な説明
好ましい態様の以下の記載は、本質的に単なる説明であり、発明、用途および使用に制限することはない。
したがって、本発明は、最初の態様で、歯磨剤ベース中で(i)マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーおよび(ii)口腔で許容可能なアニオン性ポリマーを含有する歯磨剤組成物(組成物1)を提供し、例えば;
1.1.マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーがヘクトライト・クレーである組成物1;
1.2.ヘクトライト・クレーが58〜61%の二酸化ケイ素、26〜29%の酸化マグネシウム、0.7〜0.9%の酸化ジリチウムおよび2.6〜3%の酸化ジナトリウム(例えば、59.5%の二酸化ケイ素、27.5%の酸化マグネシウム、0.8%の酸化ジリチウムおよび2.8%の酸化ジナトリウム)を含有する合成クレーである組成物1.1;
1.3.マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーが乾燥型であるとき、平均厚さ0.8〜1.2nm(例えば、約1nm)の小板状体を含有する前述の組成物のいずれか;
1.4.歯磨剤へ導入後、クレーが実質的には非水和のままである前述の組成物のいずれか;
1.5.クレーが組成物の0.2〜5%、例えば約1〜4%、または約2.5%である前述の組成物のいずれか;
1.6.アニオン性ポリマーが合成アニオン性重合ポリカルボキシレートである前述の組成物のいずれか;
1.7.アニオン性ポリマーがマレイン酸またはその無水物と別の重合性エチレン性不飽和単量体との1:4〜4:1の共重合体である前述の組成物のいずれか;
1.8.アニオン性ポリマーが約30,000〜約1,000,000(例えば、約300,000〜約800,000)の平均分子量(M.W.)を有するメチルビニルエーテル/無水マレイン酸共重合体である前述の組成物のいずれか;
1.9.アニオン性ポリマーが組成物の重量の約1〜5重量%(例えば、約2重量%)である前述の組成物のいずれか;
1.10.効果的量のフッ化物を更に含み、そのフッ化物が例えばフッ化第一スズ、弗フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロ珪酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、フッ化アミン(例えば、N’−オクタデシルトリメチレンジアミン−N,N,N’−トリス(2−エタノール)−ジヒドロフルオライド)、フッ化アンモニウム、フッ化チタン、ヘキサフルオロサルフェートおよびその組合せから選ばれる塩である、前述の組成物のいずれか;
1.11.L−アルギニンを遊離または口腔で許容可能な塩の形で含有する前述の組成物のいずれか;
1.12.緩衝剤、例えばリン酸ナトリウム緩衝液(例えば、モノ塩基性リン酸ナトリウムおよびリン酸ジナトリウム)を含有する前述の組成物のいずれか;
1.13.湿潤剤、例えばグリセリン、ソルビトール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、キシリトールおよびそれらの混合物から選択される湿潤剤を含有する前述の組成物のいずれか;
1.14.研磨剤または粒子を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.15.接着剤または粒子が重炭酸ナトリウム、リン酸カルシウム(例えば、二水和リン酸二カルシウム)、硫酸カルシウム、沈降炭酸カルシウム、シリカ(例えば、水和シリカ)、酸化鉄、酸化アルミニウム、パーライト(perlite)、プラスチック粒子(例えば、ポリエチレン)およびその組合せから選択されるすぐ前の組成物;
1.16.研磨剤を組成物総重量の約15重量%〜約70重量%の量で含有する前述の組成物のいずれか;
1.17.1以上の界面活性剤、例えば、アニオン性、カチオン性、双性イオン、ノニオン性界面活性剤およびその組合せ、例えばアニオン性界面活性剤(例えば、ラウリル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウムエーテルおよびそれらの混合物から選ばれる界面活性剤を、例えば約0.3重量%〜約4.5重量%の量で含有する前述の組成物のいずれか;
1.18.ポリエチレングリコール、多糖類(例えば、セルロース誘導体、例えばカルボキシメチルセルロース、多糖類ガム、例えばキサンタンガムまたはカラギーナンガム)およびその組合せから選択される1以上のポリマーの粘度修正量を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.19.ガムストリップまたはフラグメントを含有する前述の組成物のいずれか;
1.20.香味料、フレグランスおよび/または着色剤を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.21.水を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.22.一つ以上の抗菌剤(例えば、ハロゲン化ジフェニルエーテル(例えばトリクロサン)、ハーブの抽出物および精油(例えば、ローズマリー・エキス、お茶エキス、マグノリア・エキス、チモール、メントール、オイカリプトール、ゲラニオール、カルバクロール、シトラール、ヒノキトール(hinokitol)、カテコール、サリチル酸メチル、エピガロカテキンガレート、エピガロカテキン、没食子酸、ミスワク(miswak)抽出物、シーバックソーン(seabuckthorn)抽出物)、ビスグアニド消毒剤(例えば、クロルヘキシジン(chlorhexidine)、アレキシジン(alexidine)またはオクテニジン(octenidine))、第四級アンモニウム化合物(例えば、セチルピリジニウム塩化物(CPC)、塩化ベンザルコニウム、テトラデシルピリジニウム(tetradecylpyridinium)塩化物(TPC)、N−テトラデシル−4−エチルピリジニウムクロライド(TDEPC)、フェノール消毒剤、ヘキセチジン、オクテニジン、サンギナリン、ポビドンヨード、デルモピノール、サリフオール(salifluor)、金属イオン(例えば、亜鉛塩(例えば、クエン酸亜鉛)、スズ(II)塩、銅塩、鉄塩)、サンギナリン(sanguinarine)、プロポリスおよび酸素添加剤)(例えば、過酸化水素、緩衝ナトリウム過ホウ酸塩またはパーオキシカーボネート)、フタル酸およびその塩、モノパータル酸(monoperthalic acid)およびその塩およびエステル、アスコルビルステアレート、オレオイルサルコシン、アルキルスルフェート、ジオクチルスルホサクシネート、サリチルアニリド、ドミフェンブロマイド、デルモピノール(delmopinol)、オクタピノールおよび他のピペリジノ誘導体、ナイシン(nicin)プレパレーション、亜塩素酸塩;および前述のいずれかの混合物(例えばトリクロサンまたはセチルピリジニウムクロライドを含むもの)から選択される抗菌剤を含有する前述の組成物のいずれか;
1.23.例えば、過酸化物、金属亜塩素酸塩、過ホウ酸塩、過炭酸塩、パーオキシ酸、ヒポクロリットおよびその組合せからなる群から選択されるホワイトニング剤を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.24.過酸化水素または過酸化水素源(例えば、過酸化尿素または過酸化物塩または錯体(例えば、パーオキシホスフェート、パーオキシカーボネート、過ホウ酸塩、パーオキシシリケートまたはパーサルフェート塩;例えば、カルシウムパーオキシホスフェート、ナトリウムパーボレート、ナトリウムカーボネートパーオキシド、ナトリウムパーオキシホスフェートおよびカリウムパーサルフェート)を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.25.細菌性付着を邪魔するか、防ぐ薬剤(例えば、ソルブロル(solbrol)またはキトサン)を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.26.(i)カルシウム・ガラス錯体(例えば、カルシウムナトリウムホスホシリケート、および(ii)カルシウムタンパク質錯体(例えば、カゼインホスホペプチド−アモルファスカルシウムホスフェート)から選択される原料を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.27.例えば、硫酸カルシウム、塩化カルシウム、硝酸カルシウム、酢酸カルシウム、乳酸カルシウムおよびそれらの組合せから選択される、溶解性カルシウム塩を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.28.生理的にまたは口腔で許容可能なカリウム塩(例えば、硝酸カリウムまたは塩化カリウム)を歯の知覚過敏を減らすのに効果的な量を更に含んでいる前述の組成物のいずれか;
1.29.ブレスフレッシュナー、フレグランスまたは香味料を更に含有する前述の組成物のいずれか;
1.30.例えば、ブラッシングして、(i)歯の知覚過敏を減らす、(ii)プラーク蓄積を減らす、(iii)脱ミネラル化を減らすか、妨げて、歯の再ミネラル強化を促進する、(iv)口腔で微生物バイオフィルム形成を妨げる、(v)歯肉炎を減らすか妨げる、(vi)口の中の痛い所や切り傷の治癒を進める、(vii)酸生産性細菌のレベルを減らす、(viii)非う蝕性および/または非プラーク形成細菌の相対的レベルを増加する、(ix)虫歯の形成を減らすか、妨げる、(x)例えば、量的光誘導蛍光(QLF)または電気カリエス測定(ECM)による検出でエナメルの不安定な病変を減らす、修復する、または妨げる、(xi)ドライマウスを治療、救済または減らす、(xii)歯と口腔をきれいにする、(xiii)浸食を減らす、(xiv)歯を白くする;および/または(xv)例えば口腔組織を通して全身感染の可能性を減らすことによって全身性健康(心血管健康を含む)を促進する、口腔への適用に効果的な前述の組成物のいずれか;
1.31.前述の組成物のいずれか記載した成分を組み合わせることによって得られるまたは得られうる組成物;
1.32.練り歯磨きの形態であるの前述の組成物のいずれか;
1.33.フッ化物、自由であるか口腔で許容可能な塩の形のl−アルギニン、ガリウム塩と塩基性アミノ酸ポリマーに加えて抗菌剤、抗炎症化合物およびホワイトニング薬剤から選ばれる効果的量の添加された薬剤を更に含んでいる前の組成物のいずれか;
1.34.組成物が、水、研磨剤、界面活性剤、起泡剤、ビタミン、ポリマー、酵素、湿潤剤、増粘剤、抗菌剤、防腐剤、香味料、着色剤および/またはそれらの組合せの1以上を更に含有する練り歯磨きまたはマウスウォッシュである前述の組成物のいずれか;
1.35.組成物が練り歯磨きである前述の組成物のいずれか;
1.36.以下の成分のいずれかのいくつかまたはすべてをその重量で含む前述の組成物:
Figure 2015504879
さらに本発明、例えばブラシ研磨により、(i)マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレー、および(ii)口腔で許容可能なアニオン性ポリマーを含有する歯磨剤、例えば組成物1以下を適用すること包含して、(i)口腔で微生物バイオフィルム形成を防げる、(ii)プラーク蓄積を減らす、(iii)歯の脱ミネラル化を減らすか、防ぐかつ歯の再ミネラルを促進する、(iv)歯の知覚過敏を減らす、(v)歯肉炎を減らすか、妨げる、(vi)口の中の痛い所や切り傷の治癒を進める、(vii)酸生産性細菌のレベルを減らす、(viii)非う蝕性および/または非プラーク形成細菌の相対的レベルを増加する、(ix)虫歯の形成を減らすか、妨げる、(x)例えば、量的光誘導蛍光(QLF)または電気カリエス測定(ECM)による検出でエナメルの不安定な病変を減らす、修復する、または妨げる、(xi)ドライマウスを治療、救済または減らす、(xii)歯と口腔をきれいにする、(xiii)浸食を減らす、(xiv)歯を白くする;および/または(xv)例えば口腔組織を通して全身感染の可能性を減らすことによって全身性健康(心血管健康を含む)を促進する方法を提供する。
本発明は(i)マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーおよび(ii)口腔で許容可能なアニオン性ポリマーをオーラル・ケア組成物、例えば組成物1以下の製造における組み合わせての使用、例えば上記段落に記載の方法のいずれかの使用を提供する。
本発明は、(i)マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーおよび(ii)口腔で許容可能なアニオン性ポリマーを歯磨剤ベースにおいて口腔で許容可能なキャリヤーと共に組み合わせて歯磨剤組成物(例えば、組成物1以下参照)を製造する方法をさらに提供する。特定の態様では、配合は以下の通りになる:
クレー:本発明に用いられるクレーは、マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーである。そのようなものはヘクトライトであり、金属酸化物センターを2つのシリコーン二酸化物外層の間にはさむ非常に小さな個々の小板状体を含有する層状ミネラルの族に属しているスメクタイト・クレーである。ヘクトライトは、三八面体(trioctahedral)のマグネシウムベースのクレーである。それは、厚さ約1nmの小さな細長いディスク形状粒子を形成する。合成ヘクトライトは、サザーン・クレー・プロダクツ社(Southern Clay Products, Inc.)から商標ラポナイト(Laponite)で商業的に入手可能な合成コロイダルマグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーである。ラポナイトは、マグネシウム、リチウム、シリカ、酸素、水素およびナトリウムから成る合成ヘクトライト・クレーである。天然ヘクトライトのように、ラポナイトは堆積された、乾燥状態の小板状体(厚さ約2nm)で構成されている。各々の小板状体は、酸素原子に結合した四面体シリカの二重層を有する。2枚のシリカ層の間に、ほぼ5.3〜0.7の比率でマグネシウムとリチウムから成るカチオンシートがある。これらのカチオンは、酸素とOH基に結合したシリカに配位する。水の存在下に、カチオンは小板状体が膨潤して浸透勾配をつくり、ゲルを形成する。ラポナイトXLGは、微量重金属を取り除く処理がなされていて、本発明における用途に特に好適である。ラポナイトXLG材料は、二酸化ケイ素59.5%、酸化マグネシウム27.5%、酸化ジリチウム0.8%および酸化ジナトリウム2.8%を含む。それは水に加えられるときに高いチキソトロピーのゲルを形成する。
このようなクレーを増粘剤としての使用を提案している先行技術と対照的に、本発明の1つの側面において、歯磨剤への混入後、クレーは実質的には非水和のままである。その主な目的は練り歯磨きを増粘することよりむしろ象牙質の微小管をふさぐことになっている。クレーは、通常、本発明の歯磨剤中に、例えば0.5〜10%、例えば1〜5%、例えば約2.5%の量で包含される。
塩の形:本発明の組成物は口腔で局所使用を目的としているので、本発明に用いられる塩類は口腔で許容可能でなければならず、口腔の局所使用にとって提供される量および濃度で安全である。適当な塩類は薬理学的に許容される塩類であると当業者で知られている塩類を含み、それは通常提供される量と濃度においてこの目的のために口腔で許容可能であると考えられる。
活性薬剤:本明細書に用いられる活性成分の有効濃度は、使われる特定の薬剤および分配系に依存する。例えば、練り歯磨きは典型的には使用時に水で一希釈されるが、洗口液は典型的には希釈されないと理解される。したがって、練り歯磨きの活性物質の有効濃度は通常洗口液の量より5−15x高い。濃度は、選ばれる実際の塩またはポリマーにも依存する。例えば活性薬剤が塩の形で提供される場合、対イオンは塩の重量に影響を及ぼし、対イオンがより重いならば、最終製品中の活性イオンと同じ濃度を提供するためにより多くの重量の塩が要求される。アルギニンは、それが存在する場合には、約0.1から約20重量%(遊離塩の重量として表される)、例えば洗口液では約0.1〜約3重量%、消費者練り歯磨きでは約1〜約10重量%、プロまたは処方箋処理製品では約7〜約20重量%のレベルで存在してよい。フッ化物は、それが存在する場合には、例えば約25〜約25,000ppm、洗口液では約25〜約250ppm、消費者練り歯磨きでは約750〜約2,000ppmまたはプロまたは処方箋処理製品では約2,000〜約25,000ppmのレベルで存在してもよい。ガリウム塩および塩基性アミノ酸ポリマーに加えて抗菌剤のレベルは、同様に変化してよく、練り歯磨きで使われるレベルは洗口液で使われる約5〜約15倍である。例えば、トリクロサン洗口液は、例えば、約0.03重量%のトリクロサンを含むが、トリクロサン練り歯磨きは約0.3重量%のトリクロサンを含んでもよい。
フッ化物イオン源:オーラル・ケア組成物は、一つ以上のフッ化物イオン源(例えば、溶解性フッ化物塩)を更に含有してもよい。多種多様なフッ化物イオン生成材料が、本発明の組成物の可溶性フッ化物の原料として使用されることができる。適当なフッ化物イオン発生材料の例としては、米国特許第3,535,421号、ブライナー(Briner)ほか;米国特許第4,885,155号、パーラン(Parran),Jr.ほかおよび米国特許第3,678,154号、ウィダー(Widder)ほか(これらを参考としてここに導入する。)にみられる。代表的なフッ化物イオン源は、フッ化第一スズ、フッ化ナトリウム、フッ化カリウム、モノフルオロリン酸ナトリウム、フルオロ珪酸ナトリウム、フルオロケイ酸アンモニウム、フッ化アミン、フッ化アンモニウムおよびその組合せを含むが、これに限定されるものではない。特定の態様では、フッ化物イオン源は、フッ化第一スズ、フッ化ナトリウム、モノフルオロリン酸ナトリウムならびにそれらの混合物を包含する。ある種の態様では、本発明のオーラル・ケア組成物は、フッ化物イオン約25〜約25,000ppm、一般に少なくとも約500ppm、例えば約500〜約2000ppm、例えば約1000〜約1600ppm(例えば、約1450ppm)を供給するのに充分な量においてフッ素イオン源またはフッ素供給成分を含有してもよい。フッ化物の適切なレベルは、特定の応用に依存する。一般的な消費者使用のための練り歯磨きは、約1000〜約1500ppmを有し、小児用練り歯磨きはそれより若干少ない。専門応用のための歯磨剤またはコーティングは、フッ化物最大約5,000ppm、または約25,000ppmでさえ有してもよい。フッ化物イオン源は、本発明の組成物に1つの態様では約0.01重量%〜約10重量%、他の態様では約0.03重量%〜約5重量%、他の態様では約0.1重量%〜約1重量%のレベルで添加してもよい。フッ化物イオンの適切なレベルを提供するためのフッ化物塩の重量は、明らかに塩中のカウンター・イオンの重量に基づいて変化する。
研磨剤:本発明の組成物(例えば、組成物1以下参照)はリン酸カルシウム研磨剤(例えば、リン酸トリカルシウム(Ca(PO)、ヒドロキシアパタイト(Ca10(PO(OH))、またはリン酸ジカルシウム二水和物(CaHPO・2HO(また、時々本明細書ではDiCalと称する。))またはピロリン酸カルシウムを含有してもよい。組成物は、一つ以上の新たな研磨剤、例えばシリカ研磨剤、例えば最高約20ミクロンの平均粒子径を有する沈殿シリカ、例えばJ.M.ヒューバーにより市販のゼオデント(Zeodent)115を包含してもよい。他の有用な研磨剤は、メタリン酸ナトリウム、メタリン酸カリウム、アルミニウムシリケート、焼成アルミナ、ベントナイトまたは他ケイ素を含む材料またはそれらの組合せを含む。本発明に有用なシリカ研磨剤ポリッシング材料並びに他の研磨剤は一般に平均粒径約0.1〜約30ミクロン、約5〜約15ミクロンを有している。シリカ研磨剤は沈殿シリカまたはシリカゲル、例えばペイダー(pader)等の米国特許第3,538,230号およびディジウリオ(Digiulio)の米国特許第3,862,307号に記述されるシリカ・キセロゲルであり得る。これらの文献は参考としてここに導入する。特定のシリカ・キセロゲルは、商品名サイロイド(Syloid)でW.R.グレース&Co.、デーヴィソン・ケミカル・ディビジョンによって市場に出される。沈殿シリカ材料は、J.M.ヒューバー社によって商品名ゼオデント(Zeodent)(商標ゼオデント115および119を有するシリカを含む)で市場に出されているものを含む。これらのシリカ研磨剤は、ウェイソン(Wason)による米国特許第4,340,583号に記述されている(この記載を参考によりここに導入する)。ある種の態様では、本発明に従うオーラル・ケア組成物の実行において有用な研磨剤材料は、給油価約100cc/100gシリカ未満、約45cc/100gシリカ〜約70cc/100gシリカを有するシリカゲルおよび沈降アモルファスシリカを包含する。給油価はASTA Rub−Out Method D281を用いて測定される。ある種の態様では、シリカは平均粒径約3ミクロン〜約12ミクロン、および約5〜約10ミクロンを有するコロイダル粒子である。特に本発明の実行において有用な低い吸油量シリカ研磨剤は、商品名サイロデント(Sylodent)XWAの名でメリーランド州21203ボルチモアのW.R.グレース&Co.、デーヴィソン・ケミカル・ディビジョンによって市販されている。Sylodent650XWA、平均直径約7〜約10ミクロン、含水率29重量%および給油約70cc/100gシリカ未満を有するコロイダル・シリカの粒子から成るシリカ・ヒドロゲルは、本発明の実行において有用な低い吸油量シリカ研磨剤の例である。研磨剤は、本発明のオーラル・ケア組成物中に約10〜約60重量%、他の態様では約20〜約45重量%、および他の態様では約30〜約50重量%の濃度で存在する。
本発明のオーラル・ケア組成物は、口腔をブラシするときに形成される泡の量を増大する薬剤を含んでもよい。泡の量を増やす薬剤の実例は、ポリオキシエチレンおよびアルギネートポリマーを含むある種のポリマーが挙げられるが、これらに限定されない。ポリオキシエチレンは、本発明のオーラル・ケア・キャリヤー成分によって発生する泡の量および泡の厚みを増大してもよい。ポリオキシエチレンは、ポリエチレングリコール(「PEG」)またはポリエチレンオキシドとしても一般に知られている。本発明にふさわしいポリオキシエチレンは、約200,000〜約7,000,000の分子量を持っている。1つの態様では、分子量は約600,000〜約2,000,000およびもう一つの態様では約800,000〜約1,000,000である。ポリオックス(Polyox)は、ユニオン・カーバイドにより製造される高分子量ポリオキシエチレンの商品名である。ポリオキシエチレンは、本発明のオーラル・ケア組成物のオーラル・ケア・キャリヤ成分の約1重量%〜約90重量%、1つの態様では約5重量%〜約50重量%、別の態様では約10重量%〜約20重量%で存在してもよい。オーラル・ケア組成物の起泡剤の使用量(すなわち、一回量)は、約0.01〜約0.9重量%、約0.05〜約0.5重量%、別の態様では約0.1〜約0.2重量%である。
界面活性剤:本発明で有用な組成物は、アニオン界面活性剤、例えば;
i. 高級脂肪酸モノグリセリドモノサルフェートの水溶性塩、例えば水素化ココナッツ油脂肪酸のモノサルフェート化モノグリセリドのナトリウム塩、例えばナトリウムN−メチルN−ココイルタウレート、ナトリウムココモノグリセリドサルフェエート、
ii. 高級アルキルサルフェート、例えばラウリル硫酸ナトリウム、
iii. 高級アルキル−エーテルサルフェート、例えば式CH3(CH2)mCH2(OCH2CH2)nOSO3X(式中、mは6−16(例えば、10)、nは1−6(例えば、2、3または4)、およびXはNaまたはKである。)、例えば、ナトリウムラウレス(laureth)−2サルフェート(CH3(CH2)10CH2(OCH2CH2)2OSO3Na)、
iv. 高級アルキルアリールスルフォネート、例えばナトリウムドデシルベンゼンスルホネート(ナトリウムラウリルベンゼンスルホネート)、
v. 高級アルキルスルホアセテート(例えば、ナトリウムラウリルスルホアセテート(ドデシルナトリウムスルホアセテート)、1,2ジヒドロキシプロパンスルフォネートの高級脂肪酸エステル、スルホコラウレート(N−2−エチルラウレートカリウムスルホアセトアミド)およびナトリウムラウリルサルコシネート、
を包含してもよい。
「高級アルキル」とは、例えば、C6−30アルキルを意味する。特定の態様では、アニオン界面活性剤はラウリル硫酸ナトリウムおよびナトリウムエーテルラウリルサルフェートから選択される。アニオン界面活性剤は、効果的な量、例えば配合の重量の>0.01重量%で、口腔組織を刺激する濃度ではない量(例えば、<10%)で存在してよく、最適濃度は特定の配合および特定の界面活性剤に依存する。例えば、マウスウォッシュのために使用される濃度は、典型的には、歯磨剤のために使った10分の1のオーダーである。1つの態様では、アニオン界面活性剤は約0.3重量%〜約4.5重量%、例えば約1.5重量%の量で歯磨剤に存在する。本発明の組成物は界面活性剤の混合物を必要に応じて含んでもよく、混合物の例としては、例えばアニオン界面活性剤および他の界面活性剤(アニオン性、カチオン性、双性またはノニオン性)を含有する。通常、界面活性剤は、広いpH範囲でかなり安定であるものである。界面活性剤は、例えば、アグリコラ(Agricola)ほかによる米国特許第3,959,458号、エーフェル(Haefele)による米国特許第3,937,807号およびギースケ(Gieske)ほかによる米国特許第4,051,234号により詳細に記載されている。これらの記載を参考としてここに挿入する。特定の態様では、本発明に有用なアニオン界面活性剤は、アルキル基中に炭素数約10〜約18を有するアルキルスルフェートの水溶性塩および約10〜約18の炭素原子を有する脂肪酸のスルホネート化モノグリセリドの水溶性塩を包含する。ラウリル硫酸ナトリウム、ナトリウムラウロイルサルコジネートおよびナトリウムココナッツモノグリセリドスルフォネートは、このタイプのアニオン界面活性剤の例である。特定の態様では、本発明の組成物(例えば、組成物1以下)は、ラウリル硫酸ナトリウムを含有する。
界面活性剤または適合性界面活性剤の混合物は、本発明の組成物中に総組成物の重量で約0.1重量%〜約5.0重量%、別の態様では約0.3重量%〜約3.0重量%、およびもう一つの態様では約0.5重量%〜約2.0重量%で存在し得る。
香味料:本発明のオーラル・ケア組成物は、香味料を含んでもよい。本発明の実施において使用される香味料は、精油並びに種々の香料アルデヒド、エステル、アルコールおよび類似の材料を包含するが、これらに限定されるものではない。精油の例としては、スペアミント、ペパーミント、ヒメコウジ、サッサフラス、クローブ、セージ、ユーカリノキ、マヨラナ、シナモン、レモン、ライム、グレープフルーツおよびオレンジの油を包含する。また、化学薬品、例えばメントール、カルボン(carvone)およびアネトールも有用である。ある種の態様は、ペパーミントおよびスペアミントの油を用いる。香味料は、約0.1〜約5重量%および約0.5〜約1.5重量%の濃度でオーラル組成物に導入されてもよい。個々のオーラル・ケア組成物投与量(すなわち、一回量)の香味料の投与量は、約0.001〜0.05重量%および他の態様では約0.005〜約0.015重量%である。
ポリマー:本発明のオーラル・ケア組成物は、クレーの効果を増大するために1以上のアニオン性ポリマーおよび配合の粘度を調製し、他の成分の溶解性を向上するために他のポリマーを包含してもよい。そのような他のポリマーは、ポリエチレングリコール、多糖類(例えば、セルロース誘導体、例えばカルボキシメチルセルロースまたは多糖類ガム(例えばキサンタンガムまたはカラギーナンガム))が挙げられる。酸性ポリマー(例えばポリアクリレート・ゲル)は、遊離酸または部分的にまたは完全に中和された水溶性アルカリ金属(例えば、カリウムおよびナトリウム)またはアンモニウム塩の形で提供されてもよい。
本発明の組成物はクレーの効果を向上するために、アニオン性ポリマーを、例えば約0.05〜約5%の量で包含してもよい。本発明で有用なそのような薬剤は、この特定の用途に限定されないが、歯磨き剤に使用することは知られており、米国特許第5,188,821号及び5,192,531号に開示されていて、合成アニオン性重合ポリカルボキシレート、例えばマレイン酸またはマレイン酸無水物と、他の重合性エチレン性不飽和モノマーとの1:4〜4:1の共重合体、好ましくは分子量(M.W.)約30,000〜約1,000,000、最も好ましくは約300,000〜約800,000を有するメチルビニルエーテル/無水マレイン酸を包含する。これらの共重合体は、例えばガントレッズ(Gantrez)AN139(M.W.500,000)、AN119(M.W.250,000)および好ましくはニュージャージー州08805バウンド・ブルック(Bound Brook)のISPテクノロジー(Technologies)社から入手可能なS−97(医薬品グレード)(M.W.700,000)が挙げられる。向上剤は、配合するときは約0.05〜約3重量%の量で存在する。他の有効なポリマーはマレイン酸無水物とエチルアクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、N−ビニル−2−ピロリドンまたはエチレンとの1:1の共重合体で、後者は例えばモンサントEMANo.1103、M.W.10,000及びEMAグレード61として入手可能、およびアクリル酸とメチルまたはヒドロキシエチルメタクリレート、メチルまたはエチルアクリレート、イソブチルビニルエーテルまたはN−ビニル−2−ピロリドンとの1:1共重合体のようなものが挙げられる。活性化炭素−炭素オレフィン系二重結合および少なくとも一つのカルボン酸基を有する重合オレフィン系またはエチレン系不飽和カルボン酸、即ち、モノマー分子中でカルボキシル基に関しα−β位か、または末端メチレン基の一部として重合で容易に機能するオレフィン二重結合を含む酸も一般に適当である。そのような酸の例示は、アクリル酸、メタクリル酸、エタクリル酸、α−クロロアクリル酸、クロトン酸、β-アクリルオキシプロピオン酸、ソルビン酸、α−クロロソルビン酸、桂皮酸、β−スチリルアクリル酸、ムコン酸、イタコン酸、シトラコン酸、メサコン酸、グルタコン酸、アコニット酸、α−フェニルアクリル酸、2−ベンジルアクリル酸、2−シクロヘキシルアクリル酸、アンゲリカ酸、ウンベル酸、フマル酸、マレイン酸および無水物が挙げられる。そのようなカルボン酸モノマーと共重合可能な他の異なるオレフィンモノマーは、ビニルアセテート、塩化ビニル、マレイン酸ジメチルなどを含む。共重合体は、水溶性のために十分なカルボン酸塩基を含む。高分子剤の更なる種類は置換アクリルアミドの単独重合体および/または不飽和スルホン酸およびその塩の単独重合体を含む組成物、特にポリマーがアクリルアミドアルカンスルホン酸、例えば1989年6月27日にザヒド(Zahid)による米国特許第4,842,847号に記載される分子量約1,000〜約2,000,000を有する2−アクリルアミド2メチルプロパンスルホン酸から選択された不飽和スルホン酸に基づく場合を包含する。この文献を参考によりここに導入する。高分子剤のもう一つの有用な種類は例えばサイクス(Sikes)等による米国特許第4,866,161号に記載されているような、アニオン界面活性アミノ酸、例えばアスパラギン酸、グルタミン酸およびホスホセリン(塩基性アミノ酸ポリマーに加えて)の割合を含むポリアミノ酸を包含する。この文献を参考によりここに導入する。
オーラル・ケア組成物を調製する際に、ある増粘材料(thickning mateiral)を加えて所望の調和を提供し、または配合の性能を安定化または向上することが、しばしば必要である。特定の態様では、増粘剤はカルボキシビニルポリマー、カラギーナン、ヒドロキシエチルセルロースおよびセルロースエーテルの水溶性塩(例えばナトリウムカルボキシメチルセルロースおよびナトリウムカルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース)である。天然ガム、例えばカラヤガム、アラビアガムおよびトラガカントガムも導入され得る。コロイダルマグネシウムアルミニウムシリケートまたは微細分離シリカが、シックニング組成物の成分として使用され、さらに組成物のテクスチャーを改善する。ある種の態様では、総組成物の約0.5重量%〜約5.0重量%の量の増粘剤が、使用される。
:水は、本発明のオーラル組成物に存在してもよい。市販のオーラル組成物の調製に使用される水は、脱イオンされかつ有機不純物フリーでなければならない。水は通常組成物の残部を構成し、オーラル組成物の重量の約0.1%〜約90%、約10重量%〜約80重量%、約20重量%〜約70重量%または約30重量%〜約60重量%を含む。この水量は、添加される自由水と、他の材料、例えばソルビトールまたは本発明のいずれかの成分と共に導入される水の量とをプラスしたものを含む。
湿潤剤:オーラル組成物のある種の態様の中では、組成物が空気にさらされるときに硬化することを防止するために湿潤剤を導入することも望ましい。ある種の湿潤剤は、所望の甘さまたはフレーバーを歯磨剤組成物に与えることもある。湿潤剤は、純粋な湿潤剤ベースで、一般に一つの態様では歯磨剤組成物の重量で約15重量%〜約70重量%、他の態様では約30重量%〜約65重量%を包含する。適当な湿潤剤は、食用の多価アルコール、例えばグリセリン、ソルビトール、キシリトール、プロピレングリコールならびに他のポリオールおよびこれらの湿潤剤の混合物を包含する。グリセリンとソルビトールの混合物が、ある種の態様で本発明の歯磨剤組成物の湿潤剤成分として使用されてもよい。
他の任意の成分:上記の成分に加えて、この発明の態様は、いろいろな任意の歯磨剤成分を含むことができ、そのいくつかを以下に記載する。任意の成分は、例えば接着剤、起泡剤、香料、甘味料、別のアンチプラーク剤、研磨剤および着色剤を包含するが、これらに限定されない。これおよび他の任意の成分は、マジェティ(Majeti)による米国特許第5,004,597号;アグリコラ等による米国特許第3,959,458号およびエーフェル等による米国特許第3,937,807号に更に記載されている。これらを参考によりここに導入する。
本明細書中に用いられる範囲は、範囲の中の各値およびすべての値を記載することの短縮形として用いられる。範囲の中のいかなる値も、範囲の終点として選ばれることができる。また、この中のすべての引用文献は、参考として全体が本明細書に導入される。本明細書の定義と引用文献のそれとが矛盾する場合は、本明細書の記載が優先する。
特に明記しない限り、本明細書のいずれかの場所でまたは本明細書に記載される%および量は、重量パーセントに関するものと理解されなければならない。与えられる量は、材料の実際の重さに基づく。
実施例1
マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーおよびアニオン性ポリマーを含む歯磨き剤
ラポナイトXLG(ロックウッド・アディティブ(Additive)・リミッテッド社)を、シリカ歯磨剤にうまく導入する。ラポナイト(laponite)をシリカに加え、ラポナイトが実質的に非水和のままであること確保する。それが閉塞性活性のために必要である。プロトタイプ歯磨剤配合は以下の通りである:
Figure 2015504879

Figure 2015504879
実施例2
本発明の例示的な組成物(配合1)の効果は、ここに記載される発明の組合せを含まない配合と、象牙細管をふさぐ能力について比較される。細管閉塞は水力学的コンダクタンスを使って測定される。人間の象牙質セグメントを抜かれた臼歯から切り取り、アクリル・ブロックに乗せて、エッチングし、水力学的コンダクタンスを測るために、フロデック(Flodec)に接続する。セグメントを、本発明の組成物(配合1−マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレー+口腔で許容可能なアニオン性ポリマー)、従来のシリカ含有組成物(比較例I−ネガティブ・コントロール)、ストロンチウム含有組成物(比較例II−ポジティブ・コントロール)およびラポナイト含有組成物(比較例III−ポジティブ・コントロール)で処理する(1分)。ブロックをリンスし、フロデックに接続し、コンダクタンスを測定する。ブロックを再びリンスして、次の処理の前にはPBS中で少なくとも2時間培養する。サイクルを、合計2処理繰り返す。2回目の処理の後、ブロックをPBS中で一晩培養し、コンダクタンスを測定する。セグメントを6%のクエン酸1分間チャレンジし、コンダクタンスを再び測定し、各々の処理と酸チャレンジ後の流動減少のパーセンテージを記録する。
表4(下記)で記述されるデータは、本発明の組成物がここに記述される発明の組合せを含まない組成物よりかなり大きな範囲で象牙質細管をふさぐことを示す。
Figure 2015504879

Claims (11)

  1. 歯磨剤ベース中に(i)マグネシウムアルカリ金属シリケート錯体クレーおよび(ii)口腔で許容可能なアニオン性ポリマーを含有する歯磨剤組成物。
  2. 前記クレーがヘクトライト・クレーである請求項1記載の組成物。
  3. 前記ヘクトライト・クレーが58〜61%の二酸化ケイ素、26〜29%の酸化マグネシウム、0.7〜0.9%の酸化ジリチウムおよび2.6〜3%の酸化ジナトリウムを含有する合成クレーである請求項2記載の組成物。
  4. 歯磨剤へ導入後、前記クレーが実質的に非水和のままである前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  5. 前記クレーが組成物の約1〜5%である前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  6. 前記アニオン性ポリマーが合成アニオン性重合ポリカルボキシレートである前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  7. 前記アニオン性ポリマーが約30,000〜約1,000,000の平均分子量を有するメチルビニルエーテル/無水マレイン酸である前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  8. 前記アニオン性ポリマーが組成物の重量の約1〜5重量%である前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  9. フッ化物、遊離若しくは口腔で許容可能な塩の形のアルギニン、ガリウム塩および塩基性アミノ酸ポリマーに加えて抗菌剤、抗炎症薬、ホワイトニング薬剤およびそれらの二つ以上の組合せから選ばれる添加剤の効果的量を更に含んでいる前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  10. 組成物が水、研磨剤、界面活性剤、起泡剤、ビタミン、ポリマー、酵素、湿潤剤、増粘剤、抗菌剤、防腐剤、香味料、着色料およびそれらの二つ以上の組合せの一以上を含有している練り歯磨きである前述の請求項いずれかに記載の組成物。
  11. 前述の請求項いずれかに記載の組成物の効果的量を必要としている被験者の口腔に投与することを包含するデンタル過敏症を治療するまたは予防する方法。
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