JP2015503103A - 製品の汚染物質放出実験チャンバー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は子供用品のように小型の製品試料を採取するための製品の汚染物質放出実験チャンバー装置を提供する。【解決手段】本体部の内部にチャンバー部を形成し、前記チャンバー部の内部に製品試料を入れ替え可能な形態で収納することができるライナーを備え、製品試料を採取した後、これをライナーに装着させ、製品試料内に含まれている有害物質を測定するように構成することにより、小型の製品または試料の測定を正確に行うことができ、チャンバー部に挿入されるライナーが挿入及び脱着可能な形態に構成され、ライナー及び第1及び第2連結管を形成して、本体部及び本体部に形成されたチャンバー部が有害物質に露出されないように構成された製品の汚染物質放出実験チャンバー装置を提供する。【選択図】図2

Description

本発明は子供用品のように小型の製品試料を採取するための製品の汚染物質放出実験チャンバー装置に係り、より詳しくは製品試料の一部または全部をライナーに装着して製品試料内に含まれている揮発性有害物質を放出させて測定するように構成されて製品試料の測定を正確に行うことができ、チャンバー部に挿入されるライナーが挿入及び脱着可能な形態に構成され、多数のライナーに前もって製品試料を挿入した後、有害物質の測定が完了する時点にライナーのみを入れ替える方式で有害物質を測定するので、連続的な作業が可能であるだけでなく、ライナー及び第1及び第2連結管を形成して、本体部及び本体部に形成されたチャンバー部が有害物質に露出されないように構成され、有害物質測定の後、ライナー及び第1及び第2連結管を新しいものに入れ替えて製品試料の有害物質測定を行うので、洗浄による時間を縮めて有害物質測定作業を早く行うことができる製品の汚染物質放出実験チャンバー装置に関するものである。
一般に、アパートのような建築物に使われる各種の建築材料、特に壁紙や床材のような建築用内装材や用箪のような内装家具及び冷蔵庫のような各種生活用品の場合には揮発性有機化合物やホルムアルデヒドのような有害物質を含んで室内空気を汚染させることになってシックハウス症候群(SHS;Sick House Syndrome)及び多種化学物質過敏症(MCS;Multiple Chemical Sensitivity)のような問題を引き起こすことになって人体に被害を与えると報告されている。
本発明に関連した従来技術としては、大韓民国特許公開第2005−0087561号(特許文献1)の建築資材の有害物質測定用試験機が開示されている。これは、図1に示したように、エア発生器111から外部空気を強制に吸入し、空気に含まれた各種の異物を多くのフィルターで段階別に除去して清浄な乾空気と湿空気をそれぞれ供給するクリーンエア供給器110と;このクリーンエア供給器110から発生した乾空気及び湿空気を吸入し、温度湿度ユニットセンサー121によって温度及び湿度をコントローラ122で表示するとともに制御する温度湿度ユニット120と;この温度湿度ユニット120を通過した乾空気と湿空気が配管を通じて流入し、中空の内部に建築材料試片Aが密閉して内蔵された状態でクリーンエア供給器110側に換気され、室内と類似した環境を持つようにするセル130と;このセル130の内部と連通するように配管され、MFCポンプ141の作動によってセル130内部の空気を強制に排出させるとき、内部に満たされた吸着物質に各種の有害物質が吸着して捕集するようにする吸着管14とからなり、前記クリーンエア供給器110と温度湿度ユニット120との間に渦流混合コイル150が設置されることで、乾空気と湿空気が完全に混合されるようになっている。
大韓民国特許公開第2005−0087561号明細書
しかし、前記のような従来の建築資材の有害物質測定用試験機は、セル130の内部に製品試料Aを挿入して測定した後、セル130の内部及び吸着管140を掃除することが非常に不便な問題点及びこれによって連続的な作業ができない問題点があった。
前記のような問題点を解決するための本発明の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置は、制御部と;ゼロガス供給源と前記ゼロガス供給源から供給されるゼロガスの流量を調節するための流量調節バルブとゼロガス供給管を含むゼロガス供給部と;前記ゼロガス供給部のゼロガスを受けるチャンバー部と;前記チャンバー部の外側に設けられ、チャンバー部を取り囲む形態に形成される本体部と;前記チャンバー部の内部に挿入及び脱着可能に形成され、ゼロガス供給部のゼロガスを受けることができるように連結され、内側に製品試料が挿入される製品試料挿入部の内部に製品試料装着部が形成された上部の開放したライナー本体を備え、前記ライナー本体の上部にはライナーカバーが結合されたライナー50と;前記本体部に結合され、チャンバー部に連結され、ライナーを通過する有害物質を含むゼロガスを受けて有害ガス量を測定するための吸収液が収納された吸水管または吸着剤が収納された吸着管のいずれか一つからなった試料捕集部と;を含んでなることを特徴とする。
本発明において、前記制御部は、ゼロガス供給部からチャンバー部に供給されるゼロガスを除湿、予熱及び流量調節バルブの制御によって流量調節することができるように制御ボタンを含むことを特徴とする。
本発明において、前記本体部は上下部本体から構成され、前記本体部に形成されるチャンバー部及び試料捕集部もそれぞれ上下部チャンバーと上下部試料捕集部から構成され、下部本体に形成された下部チャンバーとゼロガス供給部のゼロガス供給管を連結してゼロガスをライナーに供給するように構成され、前記上部本体と上部試料捕集部が連結されることで、ライナーを通過した有害物質を含んでいるゼロガスを受けることができるように構成されることを特徴とする。
本発明において、前記本体部の上部本体は、チャンバー部の上下部チャンバーにライナーを挿入及び脱着することができるように制御部とスライド手段によって上下方向に移動することができるように構成されることを特徴とする。
本発明において、前記本体部の上下部本体に結合されるチャンバー部の上下部チャンバーの間と試料捕集部の上下部試料捕集部の間にはテフロン素材のシーリング材をさらに含んでなることを特徴とする。
本発明において、本体部の上部本体と試料捕集部の上部試料捕集部との間には着脱可能な形態の第1連結管が形成され、下部本体に形成された下部チャンバーとゼロガス供給部のゼロガス供給管との間には着脱可能な形態の第2連結管が形成されることを特徴とする。
本発明において、前記本体部に形成された上下部本体には、チャンバー部の上下部チャンバーと試料捕集部の上下部試料捕集部が一体型にまたは結合部材によって組立形態に結合されるように構成されることを特徴とする。
本発明において、前記本体部には、チャンバー部の温度を調節するための温度調節装置をさらに含んでなることを特徴とする。
本発明において、前記ライナーは製品試料挿入部内部に製品試料装着部が形成された上部の開放したライナー本体が備えられ、前記ライナー本体の上部にはライナーカバーが結合されたことを特徴とする。
本発明において、前記ライナーのライナー本体に設けられた製品試料装着部には多数の流動孔が構成されることを特徴とする。
本発明は製品試料の一部または全部をライナーに装着し、製品試料内に含まれている揮発性有害物質を放出させて測定するように構成することにより、製品試料の測定を正確に行うことができる。
また、チャンバー部に挿入されるライナーが挿入及び脱着可能な形態に構成され、多数のライナーに前もって製品試料を挿入した後、有害物質の測定が完了する時点にライナーのみを入れ替える方式で有害物質の測定を行うので、連続的な作業が可能である。
特に、ライナー及び第1及び第2連結管を形成し、本体部及び本体部に形成されたチャンバー部が有害物質に露出されないように構成し、有害物質測定後、ライナー及び第1及び第2連結管を新しいものに入れ替えて製品試料の有害物質測定を行うので、洗浄による時間を縮めて有害物質測定作業を早く行うことができる有用な発明である。
従来の建築資材の有害物質測定用試験器機を示すブロック図である。 本発明による製品の汚染物質放出実験チャンバー装置を示す斜視図である。 図2のA−A線についての断面図である。 ライナーを示す分解斜視図である。 図2のB−Bについての断面図である。 図2のC−Cについての断面図である。 本発明による本体部の他の実施例を示す断面図である。 図3の本体部が結合された状態を示す状態図である。 図7の本体部が結合された状態を示す状態図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の構成をさらに詳細に説明する。
本発明は子供用品のように小型製品の有害物質を測定するためのものである。
したがって、本発明の構成要素であるゼロガス供給部20、チャンバー部30、本体部40及び試料捕集部60は従来の有害物質を測定するための試験装置より全体的に大きさが小さく形成される。
前述した構成要素の構成をさらに具体的に説明すれば、まず、ゼロガス供給部20は、図2及び図3のように、ゼロガスを生成するためのゼロガス供給源21を備え、前記ゼロガス供給源21から生成したゼロガスを供給するためのゼロガス供給管23が形成され、前記ゼロガス供給管23内にはゼロガスの供給量を調節することができる流量調節バルブ22を備えている。
前述したゼロガス供給部20のゼロガス供給源21は窒素、酸素などのガスからなった空気を吸入し、空気内に含まれている微量の化学物質を吸着剤(図示せず)などで除去する一般的な構成であるので、その詳細な説明は省略する。
特に、前記ゼロガス供給部20は制御部10に連結され、ゼロガス供給管23に移動するゼロガスの除湿、予熱及び流量調節バルブ22の制御によって流量を調節することができるように構成される。このような制御部10には多数の制御ボタン11を備えて、前述したゼロガスの制御を円滑に行うことができるように構成される。
次に、チャンバー部30は、前記ゼロガス供給部20のゼロガス供給管23からゼロガスを受けることができるように構成される。したがって、前述したチャンバー部30は全体的にゼロガスを収納することができる密閉した形態を維持し、一側にはゼロガス供給部20のゼロガス供給管23に連結することができる構造となっている。
次に、本体部40は前記チャンバー部30の外側に形成され、チャンバー部30を取り囲む形態に構成される。このような本体部40には温度調節装置43がチャンバー部30の温度を一定に維持することができるように構成される。
次に、ライナー50は、前記チャンバー部30の内部に結合され、製品試料が挿入される製品試料挿入部51を含んでなる。このようなライナー50は製品試料を直接収納するための構成のもので、チャンバー部30に挿入及び脱着可能な形態に結合される。
特に、前記ライナー50は、製品試料を装着した後、ゼロガスが通過しながら製品試料に含まれている有害物質を一緒に移動させることができるように構成されなければならないため、密閉した状態を維持しなければならない。したがって、前記ライナー50は、図4のように、製品試料挿入部51の内部に製品試料装着部52が形成され、上部が開放した形態のライナー本体53が形成され、前記ライナー本体53の上部に開放部を塞ぐためのライナーカバー54を備えている。
特に、前記製品試料装着部52には、ゼロガスが流動することができるように、多数の流動孔52aが形成されている。このようなライナー50は多様な素材から形成することができるが、有害物質が発生しないとともに内部の製品試料を肉眼で確認することができる透明素材のガラスから構成することが好ましい。
次に、試料捕集部60は、ライナー50の製品試料に含まれている有害物質を含むゼロガスを受けて製品試料の有害物質量を測定することができるように、内部に吸着液が含まれている吸水管または吸着剤が収納された吸着管のいずれか一つからなる。したがって、前記試料捕集部60は、図5及び図6のように、チャンバー部30内のライナー50に連結された構造となる。
一方、本発明においては、前記ライナー50を結合するために、本体部40を分離して上下部本体41、42に構成し、前記本体40に形成されるチャンバー部30及び試料捕集部60を上下部チャンバー31、32及び上下部試料捕集部61、62に分離して構成することもできる。
すなわち、本体部40と本体部40に形成されるチャンバー部30及び試料捕集部60をそれぞれ分離して形成し、ライナー50をチャンバー部30内部に挿入及び脱着可能に構成したものである。
この際、前記制御部10と本体部40の上部本体41には楔形またはリニアベアリングのようなスライド手段Sを備えて、上部本体41が通常の動力源(図示せず)によって上下方向に稼動するように構成することができる。
また、前記のように、本体部40、チャンバー部30及び試料捕集部60を分離して構成する場合には、チャンバー部30の上下部チャンバー31、32と試料捕集部60の上下部試料捕集部61、62との間にシーリング材70をさらに備えることができる。この際、前記シーリング材70は密閉性に優れるとともに有害物質が放出されないテフロン素材から形成することが良い。
このような前記シーリング材70は図面にはリング状に示したが、これに限定されないもので、上下部チャンバー31、32及び上下部試料捕集部61、62の内部を密閉するように形成することができれば、いずれの形態に形成されても関係ない。
一方、本発明は、本体部40に形成されるチャンバー部30を一体型の形態、または図7のように結合部材Jによって結合する形態に構成することができる。
ここで、前記チャンバー部30が本体部40と一体に形成された場合には、本体部40の下側にゼロガス供給部20の流量調節バルブ22及びゼロガス供給管23が露出された形態に構成するとか、図面に示されていないが、別箇の補助本体をさらに備えて仕上がり処理をすることができ、これとは異なり、チャンバー部30が本体部40に結合部材Jで結合された構造となったときには、下部本体42の内部にゼロガス供給部20の流量調節バルブ22及びゼロガス供給管23が挿入された形態に構成することができる。
また、本発明は、前記本体部40の上部本体41と試料捕集部60の上部試料捕集部61との間に着脱可能な形態に結合する第1連結管L1をさらに備え、本体部40の下部本体42に形成された下部チャンバー32とゼロガス供給部20のゼロガス供給管23との間に着脱可能な形態の第2連結管L2を備えることができる。
前記のような構成となった本発明の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置100の好適な実施例を詳細に説明すれば次のようである。
本発明による製品の汚染物質放出実験チャンバー装置100は、子供用品のように小型の製品試料に含まれている有害物質の量を検出するための装置である。すなわち、本発明の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置100の作動関係を簡単に説明すれば、本発明のライナー50の内部に製品試料を収納し、本体部40に形成されたチャンバー部30に装着した後、ゼロガス供給部20から供給されるゼロガスによってライナー50の内部に収納された製品試料の有害物質が吸着液の収納された試料捕集部60に移動してライナー50の内部の有害物質の量を検出するように作用する。
この際、前記ゼロガス供給部20は制御部10の制御ボタンによってゼロガスの湿度、温度及び流量調節バルブ22の制御で製品試料に送り出すのに適した形態のゼロガスを生成してライナー50に送るように作用し、特に本体部40には温度調節装置43を備え、本体部40の内部に形成されたチャンバー部30の温度を調節して、製品試料内に含まれている有害物質の量を測定するための最適の条件で温度を調節するように作用する一般的な過程を経るようになる。
一方、前記のように製品試料をライナー50の内部に収納する過程は子供用品の全部または一部を採取した製品試料をライナー50に収納する。
すなわち、前記ライナー50を構成しているライナー本体53の製品試料挿入部51に備えられた製品試料装着部52に製品試料を収納した後、ライナー本体53の上部にライナーカバー54を被せて密閉状態で製品試料を収納することができるようになる。
この際、本発明は、製品試料を前述したようにライナー50のライナー本体53に設けられた製品試料装着部52に前もって収納しておくことができる。
特に、前記のような構造となったライナー50の製品試料装着部52には多数の流動孔52aが形成されているので、ゼロガス供給部20のゼロガス供給管23を通じて供給されるゼロガスが製品試料を円滑に通過するように作用するものである。
一方、前記のように製品試料を収納したライナー50は本体部40の内部に形成されたチャンバー部30に装着させる。
特に、本発明は、前述した本体部40及びチャンバー部30がそれぞれ上下部本体41、42及び上下部チャンバー31、32からなっている。
したがって、本発明のライナー50を下部本体42に形成された下部チャンバー32に結合した後、本体部40の上部本体41を稼働して、上部本体41に形成された上部チャンバー31が本体部40の下部本体41と接触するように稼動することにより、上下部チャンバー31、32が密室状態を維持するように作用するようになる。
特に、前記上下部チャンバー31、32の間と本体部40の上下部本体41、42に結合された試料捕集部60の上下部試料捕集部62の間にはシーリング材70がそれぞれ形成されているので、前記のように本体部40の上部本体41が下部本体42の方向に稼働終了するとき、チャンバー部30及び試料捕集部60の内部がいずれも密室状態を維持するように作用するようになる。
ここで、本発明のシーリング材70は有害物質を含まないながらも密室状態を維持することができるテフロン素材からなっているので、密閉効果とともに追加の有害物質が放出しない効果によって製品試料内の有害物質検出の効率性を向上させるように作用する。
一方、本発明は、ライナー50を結合するチャンバー部30の下部チャンバー31とゼロガス供給部20のゼロガス供給管との間に第1連結管L1を備え、チャンバー部30の上部チャンバー32と試料捕集部60の上部試料捕集部61との間には第2連結管L2を結合することでライナー50とチャンバー部30との間を区画させるように構成されている。
したがって、ライナー50に収納された製品試料から放出される有害物質がチャンバー部30に露出されないように作用するので、製品試料から放出される有害物質がチャンバー部30に影響を与えなくなる。
これは、本発明の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置100によって製品試料の有害物質の量を検出した後、さらに他の製品試料の有害物質の量を測定するとき、本体部40内部のチャンバー30内部の汚染物質除去作業が別に必要でないので、製品試料内の有害物質除去作業が連続的に行われるように作用する。
すなわち、本発明は、製品試料内部の有害物質を検査した後、さらに他の製品試料の有害物質量を検出しようとするとき、有害物質の量を検出するためにチャンバー部30に挿入された既存のライナー50と、前記チャンバー部30とゼロガス供給管23を連結する第1連結管L1及びチャンバー部30と試料捕集部60を連結する第2連結管L2をそれぞれ分離した後、新しい第1及び第2連結管L1、L2と新しい製品試料を収納したライナー60をチャンバー部30に結合すれば、連続的な作業が可能となる。
もちろん、前記のように分離された既存のライナー50及び第1及び第2連結管L1、L2は、新しい製品試料を検査する過程で別に洗浄過程を遂行することにより、後に再びライナー50及び第1及び第2連結管L1、L2を再使用するようにすることもできる。
前述したように、本発明は製品試料を収納するためのライナー50を別に構成して製品試料を収納するので、本体部40及び本体部30に形成されるチャンバー部30の内部に有害物質が放出されないように作用して、本体部40及びチャンバー部30の洗浄作業が別に必要でないようにして連続的な作業が行われることができる。
すなわち、ライナー50に前もって製品試料を収納した状態で1次に製品試料の有害物質の量を測定した後、ライナー50及び第1及び第2連結管L1、L2を分離した状態で、新たにライナー50及び第1及び第2連結管L1、L2を装着することで連続的な作業を行うことができるようになるものである。
前述した実施例は本発明の好適な実施例を例示したもので、本発明はこれに限定されなくて本発明の技術的な思想から逸脱しない範疇内で多様な形態に変更して実施することができるのは本発明の技術分野の当業者に自明である。
L1 第1連結管
L2 第2連結管
S スライド手段
J 結合部材
10 制御部
11 制御ボタン
20 ゼロガス供給部
21 ゼロガス供給源
22 流量調節バルブ
23 ゼロガス供給管
30 チャンバー部
31 上部チャンバー
32 下部チャンバー
40 本体部
41 上部本体
42 下部本体
43 温度調節装置
50 ライナー
53 ライナー本体
51 製品試料挿入部
52 製品試料装着部
52a 流動孔
54 ライナーカバー
60 試料捕集部
61 上部試料捕集部
62 下部試料捕集部
70 シーリング材
100 製品の汚染物質放出実験チャンバー装置

Claims (9)

  1. 制御部10;
    ゼロガス(汚染物質を除去したガス、以下ゼロガス)供給源21と前記ゼロガス供給源21から供給されるゼロガスの流量を調節するための流量調節バルブ22とゼロガス供給管23を含むゼロガス供給部20;
    前記ゼロガス供給部21のゼロガスを受けるチャンバー部30;
    前記チャンバー部30の外側に設けられ、チャンバー部30を取り囲む形態に形成される本体部40;
    前記チャンバー部30の内部に挿入及び脱着可能に形成され、ゼロガス供給部20のゼロガスを受けることができるように連結され、内側に製品試料が挿入される製品試料挿入部51の内部に製品試料装着部52が形成された上部の開放したライナー本体53を備え、前記ライナー本体53の上部にはライナーカバー54が結合されたライナー50;及び
    前記本体部40に結合され、チャンバー部30に連結され、ライナー50を通過する有害物質を含むゼロガスを受けて有害ガス量を測定するための吸収液が収納された吸水管または吸着剤が収納された吸着管のいずれか一つからなった試料捕集部60;を含んでなることを特徴とする、製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  2. 前記制御部10は、ゼロガス供給部20からチャンバー部30に供給されるゼロガスを除湿、予熱及び流量調節バルブ22の制御によって流量調節することができるように制御ボタン11を含むことを特徴とする、請求項1に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  3. 前記本体部40は上下部本体41、42から構成され、前記本体部40に形成されるチャンバー部30及び試料捕集部60もそれぞれ上下部チャンバー31、32と上下部試料捕集部61、62から構成され、下部本体42に形成された下部チャンバー32とゼロガス供給部20のゼロガス供給管23を連結してゼロガスをライナー60に供給するように構成され、
    前記上部本体41と上部試料捕集部61が連結されることで、ライナー50を通過した有害物質を含んでいるゼロガスを受けることができるように構成されることを特徴とする、請求項1に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  4. 前記本体部40の上部本体41は、チャンバー部30の上下部チャンバー31、32にライナー50を挿入及び脱着することができるように制御部10とスライド手段Sによって上下方向に移動することができるように構成されることを特徴とする、請求項3に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  5. 前記本体部40の上下部本体41、42に結合されるチャンバー部30の上下部チャンバー31、32の間と試料捕集部60の上下部試料捕集部61、62の間にはテフロン素材のシーリング材70をさらに含んでなることを特徴とする、請求項3に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  6. 本体部40の上部本体41と試料捕集部60の上部試料捕集部61との間には着脱可能な形態の第1連結管L1が形成され、
    下部本体41に形成された下部チャンバー31とゼロガス供給部20のゼロガス供給管23との間には着脱可能な形態の第2連結管L2が形成されることを特徴とする、請求項3に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  7. 前記本体部40に形成された上下部本体41、42には、チャンバー部30の上下部チャンバー31、32と試料捕集部61、62の上下部試料捕集部61、62が一体型にまたは結合部材Jによって組立形態に結合されるように構成されることを特徴とする、請求項3に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  8. 前記本体部40には、チャンバー部30の温度を調節するための温度調節装置43をさらに含んでなることを特徴とする、請求項1に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
  9. 前記ライナー50のライナー本体53に設けられた製品試料装着部52には多数の流動孔52aが構成されることを特徴とする、請求項1に記載の製品の汚染物質放出実験チャンバー装置。
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