JP2015232819A - センサ付き表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】センサ付き表示装置においてモアレの発生を防止又は低減する。【解決手段】一実施形態のセンサ付き表示装置は、複数の画素が配列された表示領域を有する表示パネルと、上記表示領域と平行な検出面に配置された導電性の細線片にて構成される電極パターンを有する、上記検出面への物体の近接又は接触を検出するための検出電極と、を備える。上記電極パターンは、3本の上記細線片の端部が接続される接続点を含む。【選択図】 図11

Description

本発明の実施形態は、センサ付き表示装置に関する。
物体の接触あるいは接近を検出するセンサ(タッチパネルと称される場合もある)を備えたセンサ付き表示装置が実用化されている。センサの一例として、誘電体を介して向かい合う検出電極と駆動電極との間の容量の変化に基づいて物体の接触等を検出する静電容量型センサがある。
表示領域で物体の接触等を検出するために、検出電極及び駆動電極は、表示領域と重なるように配置される。このように配置された検出電極及び駆動電極が表示領域に含まれる画素と干渉し、いわゆるモアレが発生することがある。
特開2012−164648号公報 特開2012−163951号公報 特開2013−225195号公報
本発明が解決しようとする課題は、モアレの発生を防止ないしは低減することが可能なセンサ付き表示装置を提供することである。
一実施形態に係るセンサ付き表示装置は、複数の画素が配列された表示領域を有する表示パネルと、上記表示領域と平行な検出面に配置された導電性の細線片にて構成される電極パターンを有する、上記検出面への物体の近接又は接触を検出するための検出電極と、を備える。上記電極パターンは、3本の上記細線片の端部が接続される接続点を含む。
図1は、第1実施形態に係るセンサ付き表示装置の構成を概略的に示す斜視図である。 図2は、上記表示装置の基本構成及び等価回路を概略的に示す図である。 図3は、上記表示装置の副画素の等価回路を概略的に示す図である。 図4は、上記表示装置の一部の構造を概略的に示す断面図である。 図5は、上記表示装置が備えるセンサの構成を概略的に示す平面図である。 図6は、上記表示装置が備えるセンサによるセンシングの原理(ミューチャル検出方式)を説明するための図である。 図7は、上記表示装置が備えるセンサによるセンシングの原理(セルフ検出方式)を説明するための図である。 図8は、上記表示装置が備えるセンサによるセンシングの原理(セルフ検出方式)を説明するための図である。 図9は、上記セルフ検出方式におけるセンサの駆動方法の具体例を説明するための図である。 図10は、上記表示装置が備えるセンサの検出電極がマトリクス状に配列された例を概略的に示す図である。 図11は、表示領域に配置された単位画素及び電極パターンの一例を示す模式図である。 図12は、表示領域に配置された単位画素及び電極パターンの他の例を示す模式図である。 図13は、第1実施形態に係る電極パターンを構成する単位パターンを示す模式図である。 図14は、第2実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図15は、第3実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図16は、第4実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図17は、第5実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図18は、第6実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図19は、第7実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図20は、第8実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図21は、第9実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図22は、第10実施形態に係る電極パターンの一部を示す模式図である。 図23は、変形例1に係る表示領域の一部を示す模式図である。 図24は、変形例2に係る表示領域の一部を示す模式図である。
いくつかの実施形態につき、図面を参照しながら説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更であって容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有される。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表す場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、同一又は類似の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明を省略することがある。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係るセンサ付き表示装置の構成を概略的に示す斜視図である。なお、本実施形態においては、表示装置が液晶表示装置である場合について説明するが、これに限らず、有機エレクトロルミネッセンス表示装置等の自発光型表示装置、あるいは電気泳動素子等を有する電子ペーパ型表示装置等、あらゆるフラットパネル型の表示装置であってもよい。また、本実施形態に係るセンサ付き表示装置は、例えばスマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、ノートブックタイプのパーソナルコンピュータ、ゲーム機器等の種々の装置に用いることができる。
液晶表示装置DSPは、アクティブマトリクス型の液晶表示パネルPNL、液晶表示パネルPNLを駆動する駆動ICチップIC1、静電容量型のセンサSE、センサSEを駆動する駆動ICチップIC2、液晶表示パネルPNLを照明するバックライトユニットBL、制御モジュールCM、フレキシブル配線基板FPC1,FPC2,FPC3などを備える。
液晶表示パネルPNLは、第1基板SUB1と、第1基板SUB1に対向配置された第2基板SUB2と、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間に挟持された液晶層(後述する液晶層LQ)と、を備える。なお、本実施形態において、第1基板SUB1をアレイ基板と、第2基板SUB2を対向基板と、それぞれ言い換えることができる。液晶表示パネルPNLは、画像を表示する表示領域(アクティブエリア)DAを備える。この液晶表示パネルPNLは、バックライトユニットBLからのバックライト光を選択的に透過することで画像を表示する透過表示機能を備えた透過型である。なお、液晶表示パネルPNLは、透過表示機能に加えて、外光を選択的に反射することで画像を表示する反射表示機能を備えた半透過型であってもよい。
バックライトユニットBLは、第1基板SUB1の背面側に配置される。このようなバックライトユニットBLとしては、光源として発光ダイオード(LED)を利用したものなど種々の形態が適用可能である。なお、液晶表示パネルPNLが反射表示機能のみを備えた反射型である場合、液晶表示装置DSPはバックライトユニットBLを備えない。
センサSEは、複数の検出電極Rxを備える。これらの検出電極Rxは、例えば液晶表示パネルPNLの表示面の上方において、表示面と平行な検出面(X−Y平面)に設けられている。図示した例では、各検出電極Rxは、概ねX方向に延出し、Y方向に並んでいる。なお、各検出電極Rxは、Y方向に延出しX方向に並んでいてもよいし、島状に形成されX方向及びY方向にマトリクス状に配置されていてもよい。ここでは、X方向及びY方向は、互いに直交している。
駆動ICチップIC1は、液晶表示パネルPNLの第1基板SUB1上に搭載されている。フレキシブル配線基板FPC1は、液晶表示パネルPNLと制御モジュールCMとを接続している。フレキシブル配線基板FPC2は、センサSEの検出電極Rxと制御モジュールCMとを接続している。駆動ICチップIC2は、フレキシブル配線基板FPC2上に搭載されている。フレキシブル配線基板FPC3は、バックライトユニットBLと制御モジュールCMとを接続している。
図2は、図1に示した液晶表示装置DSPの基本構成及び等価回路を概略的に示す図である。液晶表示装置DSPは、液晶表示パネルPNLなどに加えて、表示領域DAの外側の非表示領域NDAにおいて、ソース線駆動回路SD、ゲート線駆動回路GD、共通電極駆動回路CDなどを備える。
液晶表示パネルPNLは、表示領域DAにおいて、複数の副画素SPXを備える。複数の副画素SPXは、X方向及びY方向に沿ってi×j(i,jは正の整数)のマトリクス状に設けられる。各副画素SPXは、例えば赤色、緑色、青色、白色などの色に対応して設けられる。それぞれ異なる色に対応する複数の副画素SPXによって、カラー画像を構成する最小単位である単位画素PXが構成される。また、液晶表示パネルPNLは、表示領域DAにおいて、j本のゲート線G(G1〜Gj)、i本のソース線S(S1〜Si)、共通電極CEなどを備える。
ゲート線Gは、X方向に略直線的に延出し、表示領域DAの外側に引き出され、ゲート線駆動回路GDに接続されている。また、ゲート線Gは、Y方向に間隔を置いて並べられている。ソース線Sは、Y方向に略直線的に延出し、表示領域DAの外側に引き出され、ソース線駆動回路SDに接続されている。また、ソース線Sは、X方向に間隔を置いて並べられ、ゲート線Gと交差している。なお、ゲート線G及びソース線Sは、必ずしも直線的に延出していなくてもよく、それらの一部が屈曲していてもよい。共通電極CEは、表示領域DAの外側に引き出され、共通電極駆動回路CDに接続されている。この共通電極CEは、複数の副画素SPXで共用される。共通電極CEの詳細については後述する。
図3は、図2に示した副画素SPXの等価回路図である。各副画素SPXは、スイッチング素子PSW、画素電極PE、共通電極CE、液晶層LQなどを備える。スイッチング素子PSWは、例えば薄膜トランジスタで形成されている。スイッチング素子PSWは、ゲート線G及びソース線Sと電気的に接続されている。スイッチング素子PSWは、トップゲート型あるいはボトムゲート型のいずれであってもよい。また、スイッチング素子PSWの半導体層は、例えば、ポリシリコンによって形成されるが、アモルファスシリコンや酸化物半導体などによって形成されてもよい。画素電極PEは、スイッチング素子PSWに電気的に接続されている。画素電極PEは、共通電極CEと対向している。共通電極CE及び画素電極PEは、保持容量CSを形成する。
図4は、液晶表示装置DSPの一部の構造を概略的に示す断面図である。液晶表示装置DSPは、上述した液晶表示パネルPNL及びバックライトユニットBLに加えて、第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2なども備える。なお、図示した液晶表示パネルPNLは、表示モードとしてFFS(Fringe Field Switching)モードに対応した構成を有しているが、他の表示モードに対応した構成を有していてもよい。
液晶表示パネルPNLは、第1基板SUB1、第2基板SUB2、及び、液晶層LQを備える。第1基板SUB1と第2基板SUB2とは所定のセルギャップを形成した状態で貼り合わされている。液晶層LQは、第1基板SUB1と第2基板SUB2との間のセルギャップに形成される空間に保持されている。
第1基板SUB1は、ガラス基板や樹脂基板などの光透過性を有する第1絶縁基板10を用いて形成されている。第1基板SUB1は、第1絶縁基板10の面のうち第2基板SUB2に対向する面に、ソース線S、共通電極CE、画素電極PE、第1絶縁膜11、第2絶縁膜12、第3絶縁膜13、第1配向膜AL1などを備える。
第1絶縁膜11は、第1絶縁基板10の上に配置されている。なお、詳述しないが、第1絶縁基板10と第1絶縁膜11との間には、ゲート線G、スイッチング素子のゲート電極及び半導体層などが配置されている。ソース線Sは、第1絶縁膜11の上に形成されている。また、スイッチング素子PSWのソース電極やドレイン電極なども第1絶縁膜11の上に形成されている。
第2絶縁膜12は、ソース線S及び第1絶縁膜11の上に配置されている。共通電極CEは、第2絶縁膜12の上に形成されている。このような共通電極CEは、インジウム錫酸化物(Indium Tin Oxide:ITO)やインジウム亜鉛酸化物(Indium Zinc Oxide:IZO)などの透明な導電材料によって形成されている。なお、図示した例では、共通電極CEの上に金属層MLが形成され、共通電極CEを低抵抗化しているが、金属層MLは省略してもよい。
第3絶縁膜13は、共通電極CE及び第2絶縁膜12の上に配置されている。画素電極PEは、第3絶縁膜13の上に形成されている。各画素電極PEは、隣接するソース線Sの間にそれぞれ位置し、共通電極CEと対向している。また、各画素電極PEは、共通電極CEと対向する位置にスリットSLを有している。このような画素電極PEは、例えば、ITOやIZOなどの透明な導電材料によって形成されている。第1配向膜AL1は、画素電極PE及び第3絶縁膜13を覆っている。
一方、第2基板SUB2は、ガラス基板や樹脂基板などの光透過性を有する第2絶縁基板20を用いて形成されている。第2基板SUB2は、第2絶縁基板20の第1基板SUB1に対向する側に、ブラックマトリクスBM、カラーフィルタCFR、CFG、CFB、オーバーコート層OC、第2配向膜AL2などを備える。
ブラックマトリクスBMは、第2絶縁基板20の内面に形成され、各副画素SPXを区画している。
カラーフィルタCFR、CFG、CFBは、それぞれ第2絶縁基板20の内面に形成され、それらの一部がブラックマトリクスBMに重なっている。カラーフィルタCFRは、赤色の副画素SPXRに配置された赤色カラーフィルタであり、赤色の樹脂材料によって形成されている。カラーフィルタCFGは、緑色の副画素SPXGに配置された緑色カラーフィルタであり、緑色の樹脂材料によって形成されている。カラーフィルタCFBは、青色の副画素SPXBに配置された青色カラーフィルタであり、青色の樹脂材料によって形成されている。図示した例は、単位画素PXが赤色、緑色、青色にそれぞれ対応する副画素SPXR,SPXG,SPXBによって構成されている。但し、単位画素PXは、上記の3つの副画素SPXR,SPXG,SPXBの組み合わせによるものに限られない。例えば、単位画素PXは、副画素SPXR,SPXG,SPXBに白色の副画素SPXWを加えた4つの副画素SPXによって構成されてもよい。この場合、白色あるいは透明のカラーフィルタが副画素SPXWに配置されてもよいし、副画素SPXWのカラーフィルタそのものを省略してもよい。あるいは、白色に代えて、他の色、例えば黄色の副画素を配置してもよい。
オーバーコート層OCは、カラーフィルタCFR、CFG、CFBを覆っている。オーバーコート層OCは、透明な樹脂材料によって形成されている。第2配向膜AL2は、オーバーコート層OCを覆っている。
検出電極Rxは、第2絶縁基板20の外面側に形成されている。すなわち、本実施形態において、上記の検出面は、第2絶縁基板20の外面側に位置する。この検出電極Rxの詳細な構造については後述する。
図1及び図4から明らかなように、検出電極Rx及び共通電極CEは、表示領域DAの法線方向において異なる層に配置され、第3絶縁膜13、第1配向膜AL1、液晶層LQ、第2配向膜AL2、オーバーコート層OC、カラーフィルタCFR、CFG、CFB、第2絶縁基板20といった誘電体を挟んで対向する。
第1光学素子OD1は、第1絶縁基板10とバックライトユニットBLとの間に配置されている。第2光学素子OD2は、検出電極Rxの上方に配置されている。第1光学素子OD1及び第2光学素子OD2は、それぞれ少なくとも偏光板を含んでおり、必要に応じて位相差板を含んでいてもよい。
次に、本実施形態の液晶表示装置DSPに搭載される静電容量型のセンサSEについて説明する。図5は、本実施形態におけるセンサSEの構成を概略的に示す平面図である。本実施形態において、センサSEは、第1基板SUB1の共通電極CE及び第2基板SUB2の検出電極Rxによって構成される。すなわち、共通電極CEは、表示用の電極として機能するとともに、センサ駆動用の電極としても機能する。
液晶表示パネルPNLは、上記の共通電極CE及び検出電極Rxに加えて、リード線Lを備える。共通電極CE及び検出電極Rxは、表示領域DAに配置されている。図示した例では、共通電極CEは、複数の分割電極Cを備える。各分割電極Cは、表示領域DAにおいてY方向に略直線的に延びるとともに、X方向に間隔を置いて並ぶ。検出電極Rxは、表示領域DAにおいてX方向に略直的に延びるとともに、Y方向に間隔をおいて並ぶ。つまり、ここでは、検出電極Rxは、分割電極Cと交差する方向に延出している。これらの分割電極C及び検出電極Rxは、上記の通り、各種誘電体を挟んで対向している。
次に、上記したFFSモードの液晶表示装置DSPにおいて画像を表示する表示駆動時の動作について説明する。まず、液晶層LQに電圧が印加されていないオフ状態について説明する。オフ状態は、画素電極PEと共通電極CEとの間に電位差が形成されていない状態に相当する。このようなオフ状態では、液晶層LQに含まれる液晶分子は、第1配向膜AL1及び第2配向膜AL2の配向規制力によりX−Y平面内において一方向に初期配向している。バックライトユニットBLからのバックライト光の一部は、第1光学素子OD1の偏光板を透過し、液晶表示パネルPNLに入射する。液晶表示パネルPNLに入射した光は、偏光板の吸収軸と直交する直線偏光である。このような直線偏光の偏光状態は、オフ状態の液晶表示パネルPNLを通過した際にほとんど変化しない。このため、液晶表示パネルPNLを透過した直線偏光のほとんどが、第2光学素子OD2の偏光板によって吸収される(黒表示)。
続いて、液晶層LQに電圧が印加されたオン状態について説明する。オン状態は、画素電極PEと共通電極CEとの間に電位差が形成された状態に相当する。つまり、共通電極CEにコモン駆動信号が供給され、これにより共通電極CEがコモン電位に設定される。また、画素電極PEにコモン電位に対して電位差を形成するような映像信号が供給される。これらにより、オン状態では、画素電極PEと共通電極CEとの間にフリンジ電界が形成される。このようなオン状態では、液晶分子は、X−Y平面内において、初期配向方向とは異なる方位に配向する。オン状態では、第1光学素子OD1の偏光板の吸収軸と直交する直線偏光は、液晶表示パネルPNLに入射し、その偏光状態は、液晶層LQを通過する際に液晶分子の配向状態に応じて変化する。このため、オン状態においては、液晶層LQを通過した少なくとも一部の光は、第2光学素子OD2の偏光板を透過する(白表示)。このような構成により、ノーマリーブラックモードが実現される。
なお、分割電極Cの個数やサイズ、形状は特に限定されるものではなく種々変更可能である。また、共通電極CEは、Y方向に間隔を置いて並び、X方向に略直線的に延出していてもよい。さらには、共通電極CEは、分割されることなく、表示領域DAにおいて連続的に形成された単個の平板電極であってもよい。
検出電極Rxが配置される検出面内において、隣接する検出電極Rxの間には、ダミー電極DRが配置されている。ダミー電極DRは、検出電極Rxと同じく、X方向に略直的に延びる。このようなダミー電極DRは、リード線Lなどの配線には接続されず、電気的にフローティング状態にある。ダミー電極DRは、物体の接触あるいは接近の検出には寄与しない。そのため、ダミー電極DRは、物体を検出するとの観点からは設けなくもよい。しかし、ダミー電極DRを設けないと、液晶表示パネルPNLの画面が光学的に不均一となる恐れがある。そのため、ダミー電極DRを設けることが好ましい。
リード線Lは、非表示領域NDAに配置され、検出電極Rxと一対一で電気的に接続されている。リード線Lの各々は、検出電極Rxからのセンサ出力値を出力する。リード線Lは、例えば、検出電極Rxと同様に、第2基板SUB2に配置されている。
液晶表示装置DSPは、さらに、非表示領域NDAに配置された共通電極駆動回路CDを備える。分割電極Cのそれぞれは、共通電極駆動回路CDに電気的に接続されている。共通電極駆動回路CDは、分割電極Cに対して、各副画素SPXを駆動するためのコモン駆動信号(第1駆動信号)、及び、センサSEを駆動するためのセンサ駆動信号(第2駆動信号)を選択的に供給する。例えば共通電極駆動回路CDは、表示領域DAに画像を表示する表示駆動時にコモン駆動信号を供給し、検出面への物体の近接又は接触を検出するセンシング駆動時にセンサ駆動信号を供給する。
フレキシブル配線基板FPC2は、リード線Lの各々と電気的に接続されている。検出回路RCは、例えば、駆動ICチップIC2に内蔵されている。この検出回路RCは、検出電極Rxからのセンサ出力値に基づいて、液晶表示装置DSPへの物体の接触あるいは接近を検出する。さらに、検出回路RCは、物体が接触あるいは接近した箇所の位置情報を検出することも可能である。なお、検出回路RCは、制御モジュールCMに備えられていてもよい。
次に、液晶表示装置DSPが物体の接触あるいは接近を検出する動作について、図6を参照しながら説明する。分割電極Cと検出電極Rxとの間には、容量Ccが存在する。共通電極駆動回路CDは、分割電極Cの各々に所定の周期でパルス状のセンサ駆動信号Vwを供給する。図6の例では、利用者の指が特定の検出電極Rxと分割電極Cとが交差する位置に近接して存在するものとする。検出電極Rxに近接している利用者の指により、容量Cxが生じる。分割電極Cにパルス状のセンサ駆動信号Vwが供給されたときに、特定の検出電極Rxからは、他の検出電極から得られるパルスよりもレベルの低いパルス状のセンサ出力値Vrが得られる。このセンサ出力値Vrは、リード線Lを介して検出回路RCに供給される。
検出回路RCは、センサ駆動信号Vwが分割電極Cに供給されるタイミングと、各検出電極Rxからのセンサ出力値Vrとに基づいて、X−Y平面(検出面)内での指の2次元位置情報を検出する。また、容量Cxは、指が検出電極Rxに近い場合と、遠い場合とで異なる。このため、センサ出力値Vrのレベルも指が検出電極Rxに近い場合と、遠い場合とで異なる。したがって、検出回路RCは、センサ出力値Vrのレベルに基づいて、センサSEに対する指の近接度(センサSEの法線方向の距離)を検出することもできる。
以上説明したセンサSEの検出方式は、例えば、相互容量方式、又は、ミューチャル検出(Mutual-Capacitive Sensing)方式などと呼ばれる。センサSEの検出方式は、このミューチャル検出方式に限られず、他の方式であってもよい。例えば、センサSEは、以下に説明する検出方式を適用することもできる。この検出方式は、例えば、自己容量方式、又は、セルフ検出(Self-Capacitive Sensing)方式などと呼ばれる。
図7及び図8は、セルフ検出方式において、液晶表示装置DSPが物体の接触あるいは接近を検出する動作を説明するための図である。図7及び図8に示す検出電極Rxは、島状に形成され、表示領域DAにおいてX方向及びY方向にマトリクス状に配列されている。リード線Lの一端は、検出電極Rxと一対一で電気的に接続されている。リード線Lの他端は、例えば図5に示した例と同じく、検出回路RCが内蔵された駆動ICチップIC2を備えるフレキシブル配線基板FPC2に接続されている。図7及び図8の例では、利用者の指が特定の検出電極Rxに近接して存在するものとする。検出電極Rxに近接している利用者の指により、容量Cxが生じる。
図7に示すように、検出回路RCは、検出電極Rxの各々に所定の周期でパルス状のセンサ駆動信号Vw(駆動電圧)を供給する。このセンサ駆動信号Vwにより、検出電極Rx自体が有する容量が充電される。
センサ駆動信号Vwを供給した後、図8に示すように、検出回路RCは、検出電極Rxの各々からセンサ出力値Vrを読み取る。このセンサ出力値Vrは、例えば、検出電極Rx自体の容量に蓄えられた電荷量に相当する。このようなセンサ出力値Vrは、X−Y平面(検出面)内に配列された各検出電極Rxのうち、指との間の容量Cxが発生している検出電極Rxと、その他の検出電極Rxとで異なる値となる。したがって、検出回路RCは、各検出電極Rxのセンサ出力値Vrに基づいて、X−Y平面内での指の2次元位置情報を検出することができる。
セルフ検出方式におけるセンサSEの駆動方法の具体例につき、図9を用いて説明する。この図の例においては、1フレーム(1F)期間のうちの表示動作期間Pdに行われる表示動作と、表示動作期間Pdから外れた検出動作期間Psに行われる入力位置情報の検出動作と、が繰り返し行われる。検出動作期間Psは、例えば表示動作が休止されるブランキング期間である。
表示動作期間Pdにおいては、ゲート線駆動回路GDがゲート線Gに制御信号を供給し、ソース線駆動回路SDがソース線Sに映像信号Vsigを供給し、共通電極駆動回路CDが共通電極CE(分割電極C)にコモン駆動信号Vcom(コモン電圧)を供給して、液晶表示パネルPNLが駆動される。
検出動作期間Psには、液晶表示パネルPNLへの制御信号、映像信号Vsig及びコモン駆動信号Vcomの入力が休止され、センサSEが駆動される。センサSEを駆動する際、検出回路RCが検出電極Rxにセンサ駆動信号Vwを供給し、検出電極Rxに生じた静電容量の変化を示すセンサ出力値Vrを読取り、センサ出力値Vrに基づいて入力位置情報を演算する。この検出動作期間Psにおいて、共通電極駆動回路CDは、検出電極Rxに供給するセンサ駆動信号Vwと同一波形を有する電位調整信号Vaをセンサ駆動信号Vwと同期して共通電極CEに供給している。ここで、上記同一波形とは、センサ駆動信号Vwと電位調整信号Vaとが、位相、振幅及び周期に関して同一であることを言う。このような電位調整信号Vaを共通電極CEに供給することで、検出電極Rxと共通電極CEとの間の浮遊容量(寄生容量)が除去され、正確な入力位置情報の演算が可能となる。
図10は、マトリクス状に配列された検出電極Rxの一例を概略的に示す図である。この図の例においては、検出電極Rx1,Rx2,Rx3がY方向に並んでいる。検出電極Rx1は、リード線L1を介してパッドPD1と接続されている。検出電極Rx2は、リード線L2を介してパッドPD2と接続されている。検出電極Rx3は、パッドPD3に直に接続されている。パッドPD1〜PD3は、フレキシブル配線基板FPC2に接続されている。検出電極Rx1〜Rx3は、例えば、金属材料によって形成された細線片(後述する細線片T)をメッシュ状に接続して構成されている。但し、検出電極Rx1〜Rx3は、図10に示す構成に限定されるものではなく、後述する各実施例に示す構成など種々の構成を適用できる。
検出電極Rx1〜Rx3、リード線L1,L2、及びパッドPD1〜PD3は、X方向に一定の間隔を空けて繰り返し配置されている。X方向に隣り合う検出電極Rx1〜Rx3と検出電極Rx1〜Rx3との間には、ダミー電極DRが配置されている。ダミー電極DRは、例えば、検出電極Rx1〜Rx3と同じく、金属材料によって形成された細線片により構成されている。図10の例において、ダミー電極DRを構成する細線片は、検出電極Rx1〜Rx3と同様のメッシュ状に配置されている。但し、ダミー電極DRを構成する細線片は互いに接続されておらず、かつ検出電極Rx1〜Rx3、リード線L1,L2、及びパッドPD1〜PD3などにも接続されておらず、電気的にフローティング状態にある。このように、検出電極Rxと類似の形状を有するダミー電極DRを配置することにより、液晶表示パネルPNLの画面を光学的に均一に保つことができる。
続いて、検出電極Rxの詳細な構造について説明する。なお、以下に説明する検出電極Rxの構造は、上述したミューチャル検出方式及びセルフ検出方式などの検出方式によらず適用可能である。
検出電極Rxは、導電性材料によって形成された細線片(後述する細線片T)を組み合わせて構成される電極パターン(後述する電極パターンPT)を有する。細線片の材料としては、例えばアルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銀(Ag)、モリブデン(Mo)、タングステン(W)、銅(Cu)、クロム(Cr)、或いはこれらを含む合金、酸化物、窒化物などの金属材料を用いることができる。細線片の幅は、各画素の透過率を著しく低下させず、且つ断線しにくい程度に定めることが好ましい。一例として、細線片の幅は、3μm以上かつ10μm以下の範囲内で定める。
表示領域DAにおける画素配列及び検出電極Rxの電極パターンの一態様について説明する。図11及び図12は、表示領域DAに配置された単位画素PXの一部と、検出電極Rxの電極パターンPTの一部とを示す模式図である。
図11及び図12において、単位画素PXは、X方向及びY方向に沿ってマトリクス状に並ぶ。図11における各単位画素PXは、赤色、緑色、青色の副画素SPXR,SPXG,SPXBにて構成されている。赤色、緑色、青色の副画素SPXR,SPXG,SPXBは、いずれもY方向に沿って並ぶ。一方、図12における各単位画素PXは、赤色、緑色、青色、白色の副画素SPXR,SPXG,SPXB,SPXWにて構成されている。赤色、緑色、青色、白色の副画素SPXR,SPXG,SPXB,SPXWは、いずれもY方向に沿って並ぶ。
本実施形態における電極パターンPTは、図13に示す単位パターンU1を複数含む。この単位パターンU1は、第1延出方向DT1に沿って直線状に延びる細線片Ta(Ta1,Ta2,Ta3,Ta4)と、第1延出方向DT1と交わる第2延出方向DT2に沿って直線状に延びる細線片Tb(Tb1,Tb2)とによって閉じられた輪郭のパターンである。図示した例においては、第1延出方向DT1から第2延出方向DT2までの反時計回りの角度が鋭角であり、単位パターンU1が平行四辺形である。但し、第1延出方向DT1及び第2延出方向DT2が成す上記角度は鈍角であってもよいし、直角であってもよい。
図11及び図12に示す例において、電極パターンPTは、X方向及びY方向のそれぞれと交わる第1配列方向DU1及び第2配列方向DU2に沿って単位パターンU1を配列して構成される。但し、第1延出方向DU1及び第2延出方向DU2のいずれか一方がX方向及びY方向のいずれか一方と一致してもよいし、第1延出方向DU1及び第2延出方向DU2がそれぞれX方向及びY方向と一致してもよい。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU1の輪郭は、1本の細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU1においては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU1では細線片Ta2として用いられ、他方の単位パターンU1では細線片Ta3として用いられることで、これら単位パターンU1の輪郭が形成されている。また、第2配列方向DU2に連続する2つの単位パターンU1においては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU1では細線片Ta1として用いられ、他方の単位パターンU1では細線片Ta4として用いられることで、これら単位パターンU1の輪郭が形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図11及び図12に示すように、隣り合う単位パターンU1同士が共有する細線片Ta又は細線片Tbの両端部にそれぞれ形成される接続点CP1においては、2本の細線片Taと、1本の細線片Tbとが接続されている。
接続点CP1においては、2本の細線片Taが直線状に接続され、1本の細線片Tbがこれら細線片Taと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1は、これら3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
図11及び図12に示す接続点CP1は、3つの単位パターンU1の輪郭が接する位置でもある。すなわち、接続点CP1は、3つの単位パターンU1のそれぞれに含まれる3本の細線片T(2本の細線片Taと1本の細線片Tb)の端部が接続されることで形成されている。
図11及び図12に示す電極パターンPTは、接続点CP1のように細線片Tが3方に分岐する接続点の他に、細線片Tが2方に分岐する接続点CP2を含む。この接続点CP2は、複数の単位パターンU1で共有されない細線片Ta又は細線片Tbの一方の端部に現れるものであって、1本の細線片Taと1本の細線片Tbとの端部同士が接続される接続点である。なお、本実施形態における電極パターンPTは、4本以上の細線片Tが接続される接続点を含んでいない。
なお、図11及び図12は、電極パターンPTの説明のために、表示領域DAの一部と、1つの検出電極Rxの電極パターンPTの一部とを模式的に示したものである。実際には、図5、図7、図8及び図10に示したように、これらの電極パターンPTを含む検出電極Rxが表示領域DAに重ねて複数配置され、表示領域DAのいずれの位置においても指などの接触或いは近接が検出可能である。また、図11及び図12では図示を省略しているが、隣り合う検出電極Rxの間には、図5及び図10に示したようにダミー電極DRが配置される。
例えば、図5に示すように複数の検出電極RxがX方向に延出しかつY方向に並ぶ場合、これらの検出電極Rxとしては、図11及び図12に示した電極パターンPTをX方向に沿って帯状に切断したものを用いることができる。同様に、複数の検出電極RxがY方向に延出しかつX方向に並ぶ場合、これらの検出電極Rxとしては、図11及び図12に示した電極パターンPTをY方向に沿って帯状に切断したものを用いることができる。これらの場合、図11及び図12に示した接続点CP2が生じないように電極パターンPTを切断してもよい。
また、図7等に示すように複数の検出電極Rxが島状に形成される場合、これらの検出電極Rxとしては、図11及び図12に示した電極パターンPTをX方向及びY方向に沿って切断したものを用いることができる。この場合、図11及び図12に示した接続点CP2が生じないように電極パターンPTを切断してもよい。
例えば、細線片Tを透光性が低い金属材料にて形成する場合には、細線片Tの配置位置において表示領域DAからの光が遮られる。特に、複数の細線片Tが接続される接続点においては、細線片Tが密に存在するために多くの光が遮られる。
従来、直線状に延びる複数の導電細線を交差させたメッシュ状の電極パターンがある。この電極パターンにおいては、2本の導電細線が交わる4方分岐の交点(4本の細線片の接続点ということもできる)が、各導電細線上で直線状に形成される。このような4方分岐の交点においては、導電細線が密に存在することになる。したがって、表示領域には直線状に並ぶ4方分岐の交点群に対応した明暗模様が生じ、この明暗模様と各副画素との干渉に起因して、視認性の高いモアレが生じ易い。
これに対し、本実施形態における電極パターンPTのように、細線片Tが3方に分岐する接続点は、上記の4方分岐の交点に比べて単位面積当たりに含まれる細線片T(導電細線)の割合が低くなる。したがって、この接続点により生じる明暗模様と各副画素SPXとの干渉によりモアレが生じたとしても、このモアレは上記の4方分岐の交点群に起因したモアレよりも視認しにくいものとなる。
また、本実施形態のように、細線片Tにて閉じられた単位パターンU1により電極パターンPTが構成され、かつ隣り合う単位パターンU1が少なくとも1つの細線片Tを共用している場合には、検出電極Rxの断線が生じにくくなる。すなわち、このような電極パターンPTにおいては、隣り合う単位パターンU1のいずれか1箇所が断線したとしても、他のルートによりこの断線箇所に隣接する細線片Tの電気的な接続を維持することができる。したがって、本実施形態によれば、液晶表示装置DSPのセンシングに関する信頼性を向上させることができる。
また、本実施形態においては、センサSEを構成する検出電極Rxとセンサ駆動電極(共通電極CE)とを、誘電体を挟んで異なる層に設けている。仮に、検出電極Rxとセンサ駆動電極とを同一の層に設けた場合には、これら検出電極Rxとセンサ駆動電極との間で電蝕が生じる恐れがある。これに対し、本実施形態の構成においてはそのような電蝕の発生を防ぐことができる。
また、本実施形態において、上述したミューチャル検出方式などのように、液晶表示パネルPNLの内部に設けられた共通電極CEを表示用の電極として利用するとともにセンサ駆動電極としても利用する場合には、センシング専用のセンサ駆動電極を別途に液晶表示装置DSPに設ける必要がない。仮に、センシング専用のセンサ駆動電極を設けた場合には、このセンサ駆動電極と検出電極Rx或いは表示領域DAとの干渉によりモアレが発生する恐れがある。これに対し、本実施形態においてはそのようなモアレの発生を防ぐことができる。さらに、本実施形態においては、共通電極CEが透明な導電性材料によって形成されているために、共通電極CEと表示領域DA或いは検出電極Rxとの干渉に起因したモアレの発生を防止ないしは低減できる。
これらの他にも、本実施形態からは種々の好適な作用が得られる。
なお、電極パターンPTの形状は、図11及び図12に示したものに限られない。以下に、電極パターンPTに関する他の実施形態を示す。特に説明しない構成については、第1実施形態と同様である。
(第2実施形態)
図14は、第2実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図14の左方に示す単位パターンU2a,U2bを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU2aと、この第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU2bとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。単位パターンU2aは、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Ta4,Tb1,Tb2で閉じられた平行四辺形のパターンである。単位パターンU2bは、細線片Ta5,Ta6,Tb3,Tb4,Tb5,Tb6で閉じられた平行四辺形のパターンである。単位パターンU2aと単位パターンU2bは、第1配列方向DU1に沿う軸、及び、第2配列方向DU2に沿う軸に関して線対称の形状である。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU2a、隣り合う2つの単位パターンU2b、及び、隣り合う単位パターンU2a,U2bの輪郭は、1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU2aにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU2aでは細線片Ta2として用いられ、他方の単位パターンU2aでは細線片Ta3として用いられることで、これら単位パターンU2aの輪郭が形成されている。
また、例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU2bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU2bでは細線片Tb4として用いられ、他方の単位パターンU2bでは細線片Tb5として用いられることで、これら単位パターンU2bの輪郭が形成されている。
単位パターンU2aは、4つの単位パターンU2bと隣り合う。単位パターンU2aの輪郭は、これら4つの単位パターンU2bの輪郭と細線片Ta1,Ta4,Tb1,Tb2を共用して形成されている。
また、単位パターンU2bは、4つの単位パターンU2aと隣り合う。単位パターンU2bの輪郭は、これら4つの単位パターンU2aの輪郭と細線片Ta5,Ta6,Tb3,Tb6を共用して形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図14に示すように、隣り合う2つの単位パターンU2a、隣り合う2つの単位パターンU2b、及び、隣り合う単位パターンU2a,U2bが共有する細線片Ta,Tbの両端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1a、及び、1本の細線片Taと2本の細線片Tbとが接続される接続点CP1bが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
例えば、接続点CP1aの1つは、単位パターンU2aの細線片Ta2及び単位パターンU2bの細線片Ta5である2本の細線片Taと、単位パターンU2aの細線片Tb2であり単位パターンU2bの細線片Tb3である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
例えば、接続点CP1bの1つは、単位パターンU2aの細線片Ta4であり単位パターンU2bの細線片Ta5である1本の細線片Taと、単位パターンU2aの細線片Tb2及び単位パターンU2bの細線片Tb5である2本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
図14に示す接続点CP1a,CP1bは、2つの単位パターンU2aと1つの単位パターンU2b、或いは1つの単位パターンU2aと2つの単位パターンU2bが接する位置でもある。
なお、図14においては、電極パターンPTの一部として3本の細線片Tが接続される接続点のみを含むパターンを図示しているが、電極パターンPTは3以外の本数の細線片Tが接続される接続点を含んでもよい。例えば、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU2a,U2bで共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
また、図14の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第3実施形態)
図15は、第3実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図15の左方に示す単位パターンU3a,U3bを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU3aと、この第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU3bとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。単位パターンU3aは、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Ta4,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU3bは、細線片Ta5,Ta6,Ta7,Ta8,Tb5,Tb6,Tb7,Tb8で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU3aと単位パターンU3bは、所定の軸に関して線対称の形状である。単位パターンU3aにおいて細線片Ta3,Tb2が構成する内角θ1、及び、単位パターンU3bにおいて細線片Ta6,Tb7が構成する内角θ2は、いずれも180°より大きい(θ1,θ2>180°)。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU3a、隣り合う2つの単位パターンU3b、及び、隣り合う単位パターンU3a,U3bの輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU3aにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU3aでは細線片Ta2として用いられ、他方の単位パターンU3aでは細線片Ta4として用いられることで、これら単位パターンU3aの輪郭が形成されている。
また、例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU3bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU3bでは細線片Ta5として用いられ、他方の単位パターンU3bでは細線片Ta7として用いられることで、これら単位パターンU3bの輪郭が形成されている。
単位パターンU3aは、4つの単位パターンU3bと隣り合う。単位パターンU3aの輪郭は、これら4つの単位パターンU3bの輪郭と細線片Ta1,Ta3,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4を共用して形成されている。
また、単位パターンU3bは、4つの単位パターンU3aと隣り合う。単位パターンU3bの輪郭は、これら4つの単位パターンU3aの輪郭と細線片Ta6,Ta8,Tb5,Tb6,Tb7,Tb8を共用して形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図15に示すように、隣り合う2つの単位パターンU3a、隣り合う2つの単位パターンU3b、及び、隣り合う単位パターンU3a,U3bが共有する細線片Ta,Tbの端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1a、及び、1本の細線片Taと2本の細線片Tbとが接続される接続点CP1bが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
例えば、接続点CP1aの1つは、単位パターンU3aの細線片Ta1及び単位パターンU3bの細線片Ta5である2本の細線片Taと、単位パターンU3aの細線片Tb1であり単位パターンU3bの細線片Tb7である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
例えば、接続点CP1bの1つは、単位パターンU3bの細線片Ta5である1本の細線片Taと、単位パターンU3aの細線片Tb3及び単位パターンU3aの細線片Tb4(かつ単位パターンU3bの細線片Tb5)である2本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
図15に示す接続点CP1a,CP1bは、2つの単位パターンU3aと1つの単位パターンU3b、或いは1つの単位パターンU3aと2つの単位パターンU3bが接する位置でもある。
なお、本実施形態における電極パターンPTは、図15に一例を示すように、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続される2方分岐の接続点CP2を含む。例えば、接続点CP2の1つは、単位パターンU3aの細線片Ta3及び細線片Tb1の端部同士が接続される接続点である。
また、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU3a,U3bで共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
また、図15の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第4実施形態)
図16は、第4実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図16の左方に示す単位パターンU4a,U4bを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU4aと、この第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU4bとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。単位パターンU4aは、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Ta4,Ta5,Ta6,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU4bは、細線片Ta7,Ta8,Ta9,Ta10,Tb5,Tb6,Tb7,Tb8,Tb9,Tb10で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU4a,U4bは、第1配列方向DU1に沿う軸に関して線対称の形状である。単位パターンU4aにおいて細線片Ta2,Tb3が構成する内角θ1、及び、単位パターンU4bにおいて細線片Ta9,Tb6が構成する内角θ2は、いずれも180°より大きい(θ1,θ2>180°)。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU4a、隣り合う2つの単位パターンU4b、及び、隣り合う単位パターンU4aと単位パターンU4bの輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU4aにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU4aでは細線片Ta1として用いられ、他方の単位パターンU4aでは細線片Ta6として用いられることで、これら単位パターンU4aの輪郭が形成されている。
また、例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU4bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU4bでは細線片Tb5として用いられ、他方の単位パターンU4bでは細線片Tb10として用いられることで、これら単位パターンU4bの輪郭が形成されている。
単位パターンU4aは、4つの単位パターンU4bと隣り合う。単位パターンU4aの輪郭は、これら4つの単位パターンU4bの輪郭と細線片Ta2,Ta3,Ta4,Ta5,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4を共用して形成されている。
また、単位パターンU4bは、4つの単位パターンU4aと隣り合う。単位パターンU4bの輪郭は、これら4つの単位パターンU4aの輪郭と細線片Ta7,Ta8,Ta9,Ta10,Tb6,Tb7,Tb8,Tb9を共用して形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図16に示すように、隣り合う2つの単位パターンU4a、隣り合う2つの単位パターンU4b、及び、隣り合う単位パターンU4a,U4bが共有する細線片Ta,Tbの端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1a、及び、1本の細線片Taと2本の細線片Tbとが接続される接続点CP1bが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
例えば、接続点CP1aの1つは、単位パターンU4aの細線片Ta5(かつ単位パターンU4bの細線片Ta8)及び単位パターンU4aの細線片Ta6である2本の細線片Taと、単位パターンU4bの細線片Tb8である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
例えば、接続点CP1bの1つは、単位パターンU4aの細線片Ta4であり単位パターンU4bの細線片Ta7である1本の細線片Taと、単位パターンU4aの細線片Tb2及び単位パターンU4aの細線片Tb5である2本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
図16に示す接続点CP1a,CP1bは、2つの単位パターンU4aと1つの単位パターンU4b、或いは1つの単位パターンU4aと2つの単位パターンU4bが接する位置でもある。
なお、本実施形態における電極パターンPTは、図16に一例を示すように、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続される2方分岐の接続点CP2を含む。例えば、接続点CP2の1つは、単位パターンU4aの細線片Ta3及び細線片Tb4の端部同士が接続される接続点である。
また、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU4a,U4bで共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
また、図16の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第5実施形態)
図17は、第5実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図17の左方に示す単位パターンU5a,U5bを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU5aと、この第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU5bとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。単位パターンU5aは、細線片Ta1,Ta2,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4で閉じられた平行四辺形のパターンである。単位パターンU5bは、細線片Ta3,Ta4,Ta5,Ta6,Tb5,Tb6で閉じられた平行四辺形のパターンである。単位パターンU5a,U5bは、第1配列方向DU1に沿う軸、及び、第2配列方向DU2に沿う軸に関して線対称の形状である。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU5a、隣り合う2つの単位パターンU5b、及び、隣り合う単位パターンU5aと単位パターンU5bの輪郭は、1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU5aにおいては、その境界に配置される1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU5aでは細線片Tb1として用いられ、他方の単位パターンU5aでは細線片Tb4として用いられることで、これら単位パターンU5aの輪郭が形成されている。
また、例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU5bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU5bでは細線片Ta3として用いられ、他方の単位パターンU5bでは細線片Ta6として用いられることで、これら単位パターンU5bの輪郭が形成されている。
単位パターンU5aは、4つの単位パターンU5bと隣り合う。単位パターンU5aの輪郭は、これら4つの単位パターンU5bの輪郭と細線片Ta1,Ta2,Tb2,Tb3を共用して形成されている。
また、単位パターンU5bは、4つの単位パターンU5aと隣り合う。単位パターンU5bの輪郭は、これら4つの単位パターンU5aの輪郭と細線片Ta4,Ta5,Tb5,Tb6を共用して形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図17に示すように、隣り合う2つの単位パターンU5a、隣り合う2つの単位パターンU5b、及び、隣り合う単位パターンU5a,U5bが共有する細線片Ta,Tbの端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1a、及び、1本の細線片Taと2本の細線片Tbとが接続される接続点CP1bが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
例えば、接続点CP1aの1つは、単位パターンU5bの細線片Ta3及び単位パターンU5bの細線片Ta4(かつ単位パターンU5aの細線片Ta2)である2本の細線片Taと、単位パターンU5aの細線片Tb2である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
例えば、接続点CP1bの1つは、単位パターンU5aの細線片Ta2であり単位パターンU5bの細線片Ta4である1本の細線片Taと、単位パターンU5aの細線片Tb4及び単位パターンU5bの細線片Tb6である2本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
図17に示す接続点CP1a,CP1bは、2つの単位パターンU5aと1つの単位パターンU5b、或いは1つの単位パターンU5aと2つの単位パターンU5bが接する位置でもある。
なお、図17においては、電極パターンPTの一部として3本の細線片Tが接続される接続点のみを含むパターンを図示しているが、電極パターンPTは3以外の本数の細線片Tが接続される接続点を含んでもよい。例えば、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU5a,U5bで共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
また、図17の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第6実施形態)
図18は、第6実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図18の左方に示す単位パターンU6を、第1配列方向DU1及び第2配列方向DU2に沿って配列して構成される。単位パターンU6は、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Ta4,Ta5,Ta6,Ta7,Ta8,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4,Tb5,Tb6で閉じられた12角形のパターンである。単位パターンU6において細線片Ta3,Tb3が構成する内角θ1、細線片Ta4,Tb5が構成する内角θ2、細線片Ta5,Tb2が構成する内角θ3、及び、細線片Ta6,Tb4が構成する内角θ4は、いずれも180°より大きい(θ1,θ2,θ3,θ4>180°)。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU6の輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU6においては、その境界に配置される2本の細線片Taと1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU6では細線片Ta1,Ta3,Tb3として用いられ、他方の単位パターンU6では細線片Ta6,Ta8,Tb4として用いられることで、これら単位パターンU6の輪郭が形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図18に示すように、隣り合う単位パターンU6が共有する細線片Ta,Tbの端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1が形成されている。
接続点CP1においては、2本の細線片Taが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tbがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1は、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
例えば、接続点CP1の1つは、第1の単位パターンU6の細線片Ta2及び細線片Ta3である2本の細線片Taと、第1の単位パターンU6に隣り合う第2の単位パターンU6の細線片Tb2である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
図18に示す接続点CP1は、3つの単位パターンU6が接する位置でもある。
なお、本実施形態における電極パターンPTは、図18に一例を示すように、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続される2方分岐の接続点CP2を含む。また、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU6で共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
例えば、接続点CP2の1つは、単位パターンU6の細線片Ta5及び細線片Tb1の端部同士が接続される接続点である。
また、図18の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第7実施形態)
図19は、第7実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図19の左方に示す単位パターンU7を、第1配列方向DU1及び第2配列方向DU2に沿って配列して構成される。単位パターンU7は、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Ta4,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU7において細線片Ta2,Tb2が構成する内角θは、180°より大きい(θ>180°)。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU7の輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU7においては、その境界に配置される1本の細線片Taと1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU7では細線片Ta2,Tb2として用いられ、他方の単位パターンU7では細線片Ta4,Tb4として用いられることで、これら単位パターンU7の輪郭が形成されている。
例えば、接続点CP1aの1つは、第1の単位パターンU7の細線片Ta1及びこの第1の単位パターンU7に隣り合う第2の単位パターンU7の細線片Ta2である2本の細線片Taと、第1の単位パターンU7の細線片Tb3であり第2の単位パターンU7の細線片Tb1である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
例えば、接続点CP1bの1つは、第1の単位パターンU7の細線片Ta3である1本の細線片Taと、第1の単位パターンU7の細線片Tb1(かつ第1の単位パターンU7に隣り合う第2の単位パターンU7の細線片Tb3)及び第2の単位パターンU7の細線片Tb4である2本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図19に示すように、隣り合う単位パターンU7が共有する細線片Ta,Tbの端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1a、及び、1本の細線片Taと2本の細線片Tbとが接続される接続点CP1bが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
図19に示す接続点CP1a,CP1bは、3つの単位パターンU7が接する位置でもある。
なお、本実施形態における電極パターンPTは、図19に一例を示すように、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続される2方分岐の接続点CP2を含む。例えば、接続点CP2の1つは、単位パターンU7の細線片Ta2及び細線片Tb2の端部同士が接続される接続点である。また、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU7で共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
また、図19の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第8実施形態)
図20は、第8実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図20の左方に示す単位パターンU8a,U8bを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU8aと、この第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU8bとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。単位パターンU8aは、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Ta4,Tb1,Tb2,Tb3,Tb4で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU8bは、細線片Ta5,Ta6,Ta7,Ta8,Tb5,Tb6,Tb7,Tb8で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU8aと単位パターンU8bは、第2配列方向DU2に沿う軸に関して線対称の形状である。単位パターンU8aにおいて細線片Ta2,Tb2が構成する内角θ1、及び、単位パターンU8bにおいて細線片Ta7,Tb7が構成する内角θ2は、いずれも180°より大きい(θ1,θ2>180°)。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU8a、隣り合う2つの単位パターンU8b、及び、隣り合う単位パターンU8aと単位パターンU8bの輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU8aにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taと1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU8aでは細線片Ta2,Tb2として用いられ、他方の単位パターンU8aでは細線片Ta4,Tb4として用いられることで、これら単位パターンU8aの輪郭が形成されている。
また、例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU8bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taと1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU8bでは細線片Ta5,Tb5として用いられ、他方の単位パターンU8bでは細線片Ta7,Tb7して用いられることで、これら単位パターンU8bの輪郭が形成されている。
単位パターンU8aは、4つの単位パターンU8bと隣り合う。単位パターンU8aの輪郭は、これら4つの単位パターンU8bの輪郭と細線片Ta1,Ta3,Tb1,Tb3を共用して形成されている。
また、単位パターンU8bは、4つの単位パターンU8aと隣り合う。単位パターンU8bの輪郭は、これら4つの単位パターンU8aの輪郭と細線片Ta6,Ta8,Tb6,Tb8を共用して形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図20に示すように、隣り合う2つの単位パターンU8a、隣り合う2つの単位パターンU8b、及び、隣り合う単位パターンU8a,U8bが共有する細線片Ta,Tbの端部には、2本の細線片Taと1本の細線片Tbとが接続される接続点CP1a、及び、1本の細線片Taと2本の細線片Tbとが接続される接続点CP1bが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
例えば、接続点CP1aの1つは、単位パターンU8aの細線片Ta3(かつ単位パターンU8bの細線片Ta6)及び単位パターンU8aの細線片Ta4である2本の細線片Taと、単位パターンU8bの細線片Tb1である1本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
例えば、接続点CP1bの1つは、単位パターンU8aの細線片Ta1である1本の細線片Taと、単位パターンU8aの細線片Tb3(かつ単位パターンU8bの細線片Tb6)及び単位パターンU8bの細線片Tb5である2本の細線片Tbと、が接続される接続点である。
図20に示す接続点CP1a,CP1bは、2つの単位パターンU8aと1つの単位パターンU8b、或いは1つの単位パターンU8aと2つの単位パターンU8bが接する位置でもある。
なお、本実施形態における電極パターンPTは、図20に一例を示すように、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続される2方分岐の接続点CP2を含む。例えば、接続点CP2の1つは、単位パターンU8aの細線片Ta2及び細線片Tb2の端部同士が接続される接続点である。また、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU8a,U8bで共有されない細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと1本の細線片Tbが接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
また、図20の例では、細線片Ta,Tbが鋭角又は鈍角にて接続される場合を示しているが、細線片Ta,Tbが直角にて接続されてもよい。
(第9実施形態)
図21は、第9実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図21の左方に示す単位パターンU9a,U9bを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU9aと、この第1配列方向DU1に沿って並ぶ複数の単位パターンU9bとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。
単位パターンU9a,U9bは、細線片Ta,Tbに加えて、細線片Tc,Tdを用いて構成される。細線片Tcは、第1延出方向DT1及び第2延出方向DT2と交わる第3延出方向DT3に沿って直線状に延びる。細線片Tdは、第1延出方向DT1、第2延出方向DT2及び第3延出方向DT3と交わる第4延出方向DT4に沿って直線状に延びる。単位パターンU9aは、細線片Ta1,Ta2,Ta3,Tb1,Tc1,Tc2,Td1,Td2で閉じられた7角形のパターンである。単位パターンU9bは、細線片Ta4,Tb2,Tb3,Tb4,Tc3,Tc4,Td3,Td4で閉じられた7角形のパターンである。単位パターンU9aと単位パターンU9bは、第2配列方向DU2に沿う軸に関して線対称の形状である。単位パターンU9aにおいて細線片Ta2,Td1が構成する内角θ1、及び、単位パターンU9bにおいて細線片Tb3,Tc3が構成する内角θ2は、いずれも180°より大きい(θ1,θ2>180°)。
電極パターンPTにおいて、隣り合う2つの単位パターンU9a、隣り合う2つの単位パターンU9b、及び、隣り合う単位パターンU9aと単位パターンU9bの輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU9aにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、一方の単位パターンU9aでは細線片Ta1として用いられ、他方の単位パターンU9aでは細線片Ta3として用いられることで、これら単位パターンU9aの輪郭が形成されている。
また、例えば第1配列方向DU1に連続する2つの単位パターンU9bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Tbが、一方の単位パターンU9bでは細線片Tb2として用いられ、他方の単位パターンU9bでは細線片Tb4として用いられることで、これら単位パターンU9bの輪郭が形成されている。
単位パターンU9aは、4つの単位パターンU9bと隣り合う。単位パターンU9aの輪郭は、これら4つの単位パターンU9bの輪郭と細線片Ta2,Tb1,Tc1,Tc2,Td1,Td2を共用して形成されている。
また、単位パターンU9bは、4つの単位パターンU9aと隣り合う。単位パターンU9bの輪郭は、これら4つの単位パターンU9aの輪郭と細線片Ta4,Tb3,Tc3,Tc4,Td3,Td4を共用して形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図21に示すように、隣り合う2つの単位パターンU9a、隣り合う2つの単位パターンU9b、及び、隣り合う単位パターンU9a,U9bが共有する細線片Ta,Tbの端部には、1本の細線片Taと2本の細線片Tdとが接続される接続点CP1a、1本の細線片Tbと2本の細線片Tcとが接続される接続点CP1b、1本の細線片Taと1本の細線片Tbと1本の細線片Tcとが接続される接続点CP1c、及び、1本の細線片Taと1本の細線片Tbと1本の細線片Tdとが接続される接続点CP1dが形成されている。
接続点CP1a,CP1bにおいては、2本の細線片Tが直線状に接続されるとともに、1本の細線片Tがこれら2本の細線片Tと180°を除く角度で接続される。したがって、接続点CP1a,CP1bは、3本の細線片Tが略T字型に分岐する形状を成す。
一方、接続点CP1c,CP1dにおいては、3本の細線片Tのそれぞれが非直線状に接続される。したがって、接続点CP1c,CP1dは、これら3本の細線片Tが略Y字型に分岐する形状を成す。
1本の細線片Taと2本の細線片Tdとが接続される接続点CP1aの例として、下記が挙げられる。接続点CP1aの1つは、単位パターンU9aの細線片Ta1である1本の細線片Taと、単位パターンU9aの細線片Td2(かつ単位パターンU9bの細線片Td4)及び単位パターンU9bの細線片Td3である2本の細線片Tdと、が接続される接続点である。
1本の細線片Tbと2本の細線片Tcとが接続される接続点CP1bの例として、下記が挙げられる。接続点CP1bの1つは、単位パターンU9bの細線片Tb2である1本の細線片Tbと、単位パターンU9aの細線片Tc1及び単位パターンU9aの細線片Tc2(かつ単位パターンU9bの細線片Tc4)である2本の細線片Tcと、が接続される接続点である。
1本の細線片Taと1本の細線片Tbと1本の細線片Tcとが接続される接続点CP1cの例として、下記が挙げられる。接続点CP1cの1つは、単位パターンU9aの細線片Ta1である1本の細線片Taと、単位パターンU9bの細線片Tb3である1本の細線片Tbと、単位パターンU9aの細線片Tc2(かつ単位パターンU9bの細線片Tc4)である1本の細線片Tcと、が接続される接続点である。
1本の細線片Taと1本の細線片Tbと1本の細線片Tdとが接続される接続点CP1dの例として、下記が挙げられる。接続点CP1dの1つは、単位パターンU9aの細線片Ta2である1本の細線片Taと、単位パターンU9bの細線片Tb2である1本の細線片Tbと、単位パターンU9aの細線片Td2(かつ単位パターンU9bの細線片Td4)である1本の細線片Tdと、が接続される接続点である。
図21に示す接続点CP1a,CP1b,CP1c,CP1dは、2つの単位パターンU9aと1つの単位パターンU9b、或いは1つの単位パターンU9aと2つの単位パターンU9bが接する位置でもある。
なお、本実施形態における電極パターンPTは、図21に一例を示すように、1本の細線片Taと1本の細線片Tdが接続される2方分岐の接続点CP2a、及び、1本の細線片Tbと1本の細線片Tcが接続される2方分岐の接続点CP2bを含む。また、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において複数の単位パターンU9a,U9bで共有されない細線片Ta,Tb,Tc,Tdの端部には、細線片Ta,Tb,Tc,Tdのうちのいずれか2本が接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
1本の細線片Taと1本の細線片Tdが接続される2方分岐の接続点CP2aの例として、下記が挙げられる。接続点CP2aの1つは、単位パターンU9aの細線片Ta2及び細線片Td1の端部同士が接続される接続点である。
1本の細線片Tbと1本の細線片Tcが接続される2方分岐の接続点CP2bの例として、下記が挙げられる。接続点CP2aの1つは、単位パターンU9aの細線片Tb1及び細線片Tc1の端部同士が接続される接続点である。
(第10実施形態)
図22は、第10実施形態に係る電極パターンPTの一部を示す模式図である。本実施形態に係る電極パターンPTは、図22の左方に示す単位パターンU10a,U10b,U10c,U10dを組み合わせて構成される。具体的には、電極パターンPTは、第1配列方向DU1に沿って交互に並ぶ単位パターンU10a,U10bと、この第1配列方向DU1に沿って交互に並ぶ単位パターンU10c,U10dとを、第2配列方向DU2に沿って交互に配置したパターンである。
単位パターンU10a,U10b,U10c,U10dは、細線片Ta,Tbに加えて、細線片Tc,Tdを用いて構成される。細線片Tcは、第1延出方向DT1及び第2延出方向DT2と交わる第3延出方向DT3に沿って直線状に延びる。細線片Tdは、第1延出方向DT1、第2延出方向DT2及び第3延出方向DT3と交わる第4延出方向DT4に沿って直線状に延びる。
単位パターンU10aは、細線片Ta1,Ta2,Tb1,Tb2,Tc1,Tc2で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU10bは、細線片Ta3,Ta4,Tc3,Tc4,Td1,Td2で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU10cは、細線片Tb3,Tb4,Tc5,Tc6,Td3,Td4で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU10dは、細線片Ta5,Ta6,Tb5,Tb6,Td5,Td6で閉じられた6角形のパターンである。単位パターンU10aと単位パターンU10b、単位パターンU10cと単位パターンU10d、単位パターンU10aと単位パターンU10d、単位パターンU10bと単位パターンU10cのそれぞれは、いずれも所定の軸に関して線対称の形状である。単位パターンU10aにおいて細線片Ta2,Tc2が構成する内角θ1、単位パターンU10bにおいて細線片Ta3,Tc3が構成する内角θ2、単位パターンU10cにおいて細線片Tb3,Td3が構成する内角θ3、及び、単位パターンU10dにおいて細線片Tb6,Td6が構成する内角θ4は、いずれも180°より大きい(θ1,θ2,θ3,θ4>180°)。
電極パターンPTにおいては、単位パターンU10a,U10b,U10c,U10dのうち、同一の単位パターンが隣り合わない。すなわち、単位パターンU10aは単位パターンU10b,U10c,U10dと隣り合い、単位パターンU10bは単位パターンU10a,U10c,U10dと隣り合い、単位パターンU10cは単位パターンU10a,U10b,U10dと隣り合い、単位パターンU10dは単位パターンU10a,U10b,U10cと隣り合う。隣り合う単位パターンの輪郭は、少なくとも1つの細線片Tを共用して形成されている。例えば第1配列方向DU1に連続する単位パターンU10aと単位パターンU10bにおいては、その境界に配置される1本の細線片Tcが、単位パターンU10aでは細線片Tc2として用いられ、単位パターンU10bでは細線片Tc3として用いられることで、これら単位パターンU10a,U10bの輪郭が形成されている。
また、例えば第2配列方向DU2に連続する単位パターンU10aと単位パターンU10cにおいては、その境界に配置される1本の細線片Tcが、単位パターンU10aでは細線片Tc1として用いられ、単位パターンU10cでは細線片Tc6として用いられることで、これら単位パターンU10a,U10cの輪郭が形成されている。
また、例えば第2配列方向DU2に連続する単位パターンU10aと単位パターンU10dにおいては、その境界に配置される1本の細線片Taが、単位パターンU10aでは細線片Ta2として用いられ、単位パターンU10dでは細線片Ta5として用いられることで、これら単位パターンU10a,U10dの輪郭が形成されている。
電極パターンPTは、3本の細線片Tの端部が接続される接続点を多数含む。例えば図22に示すように、単位パターンU10a,U10b,U10c,U10dのいずれか2つが共有する細線片Ta,Tb,Tc,Tdの端部には、細線片Ta,Tb,Tcが1本ずつ接続される接続点CP1a、細線片Ta,Tc,Tdが1本ずつ接続される接続点CP1b、細線片Ta,Tb,Tdが1本ずつ接続される接続点CP1c、及び、細線片Tb,Tc,Tdが1本ずつ接続される接続点CP1dが形成されている。
接続点CP1a,CP1b,CP1c,CP1dにおいては、3本の細線片Tのそれぞれが非直線状に接続される。したがって、接続点CP1a,CP1b,CP1c,CP1dは、これら3本の細線片Tが略Y字型に分岐する形状を成す。
細線片Ta,Tb,Tcが1本ずつ接続される接続点CP1の例として、下記が挙げられる。接続点CP1aの1つは、単位パターンU10bの細線片Ta3かつ単位パターンU10dの細線片Ta6である1本の細線片Taと、単位パターンU10aの細線片Tb1かつ単位パターンU10dの細線片Tb6である1本の細線片Tbと、単位パターンU10aの細線片Tc2かつ単位パターンU10bの細線片Tc3である1本の細線片Tcと、が接続される接続点である。
細線片Ta,Tc,Tdが1本ずつ接続される接続点CP1bの例として、下記が挙げられる。接続点CP1bの1つは、単位パターンU10aの細線片Ta1かつ単位パターンU10bの細線片Ta4である1本の細線片Taと、単位パターンU10aの細線片Tc1かつ単位パターンU10cの細線片Tc6である1本の細線片Tcと、単位パターンU10bの細線片Td1かつ単位パターンU10cの細線片Td4である1本の細線片Tdと、が接続される接続点である。
細線片Ta,Tb,Tdが1本ずつ接続される接続点CP1cの例として、下記が挙げられる。接続点CP1cの1つは、単位パターンU10bの細線片Ta3かつ単位パターンU10dの細線片Ta6である1本の細線片Taと、単位パターンU10cの細線片Tb4かつ単位パターンU10dの細線片Tb5である1本の細線片Tbと、単位パターンU10bの細線片Td1かつ単位パターンU10cの細線片Td4である1本の細線片Tdと、が接続される接続点である。
細線片Tb,Tc,Tdが1本ずつ接続される接続点CP1dとして、下記が挙げられる。接続点CP1dの1つは、単位パターンU10cの細線片Tb4かつ単位パターンU10dの細線片Tb5である1本の細線片Tbと、単位パターンU10bの細線片Tc4かつ単位パターンU10cの細線片Tc5である1本の細線片Tcと、単位パターンU10bの細線片Td2かつ単位パターンU10dの細線片Td5である1本の細線片Tdと、が接続される接続点である。
図22に示す接続点CP1a,CP1b,CP1c,CP1dは、単位パターンU10a,U10b,U10c,U10dのいずれか3つが接する位置でもある。
なお、図11及び図12の例と同じく、電極パターンPTの端部において単位パターンU10a,U10b,U10c,U10dのいずれか複数で共有されない細線片Ta,Tb,Tc,Tdの端部には、細線片Ta,Tb,Tc,Tdのうちのいずれか2本が接続された2方分岐の接続点が生じ得る。
以上説明した第2〜第10実施形態に係る電極パターンPTに含まれる接続点は、主に3方分岐の接続点である。したがって、これら実施形態に係る電極パターンPTを用いることにより、第1実施形態と同じく、モアレの発生を防止ないしは低減できる。
その他、第2〜第10実施形態によれば、第1実施形態と同様の作用が得られる。
また、第2〜第5,第8〜第10実施形態のように、複数種類の単位パターンUにて電極パターンPTを構成したり、第3,第4,第6〜第10実施形態のように、180°を超える内角を少なくとも1つ有する4角形を除く多角形の輪郭の単位パターンUにて電極パターンPTを構成したりすることにより、電極パターンPTが複雑なものとなり、センサSEの検出性能を良好に保つことができる。すなわち、検出面において共通電極CEと細線片Tとの非対向領域が広半径に亘って拡がれば、その部分において利用者の指などの近接が検出されにくくなる場合も生じ得る。しかしながら、電極パターンPTが上記のように複雑であれば、広半径に亘る非対向領域が生じにくくなるために、センサSEの検出性能を良好に保つことができる。
また、第10実施形態においては、多種類の細線片Tを用いて多種類の単位パターンを構成し、これら単位パターンを用いて電極パターンPTを構成しているため、接続点が直線状に並びにくい。このような電極パターンPTを用いて液晶表示装置DSPを構成することにより、表示領域DAと電極パターンPTとの干渉に起因したモアレを防止ないしは低減する効果をより一層高めることができる。
なお、第1〜第10実施形態において、ダミー電極DRとしては、例えば各実施形態に係る電極パターンPTと同様のパターンを用いることができる。この場合、ダミー電極DRにおけるパターンを電気的にフローティング状態とすべく、例えばダミー電極DRに含まれる各細線片の端部同士が非接続となるように当該パターンを形成してもよい。
以上説明した実施形態にて開示した構成は、適宜変形して実施することができる。以下に、いくつかの変形例を示す。
(変形例1)
表示領域DAにおける画素配列の態様は、図11及び図12に示したものに限られない。本変形例においては、図23を用いて表示領域DAにおける画素配列の他の態様について説明する。図23に示す表示領域DAにおいては、赤色の副画素SPXR、緑色の副画素SPXG、青色の副画素SPXBがX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されている。各副画素SPXR,SPXG,SPXBは、X方向及びY方向のそれぞれにおいて、同一の色に対応するものが連続しないように配置されている。例えば、1つの単位画素PXは、X方向に連続する副画素SPXR及び副画素SPXGと、この副画素SPXRの下方に位置する副画素SPXBとによって構成される。
このような表示領域DAを用いる場合であっても、上記実施形態と同様の作用が得られる。
(変形例2)
本変形例においては、図24を用いて表示領域DAにおける画素配列のさらに他の態様について説明する。図24に示す表示領域DAにおいては、赤色の副画素SPXR、緑色の副画素SPXG、青色の副画素SPXB、白色の副画素SPXWがX方向及びY方向に沿ってマトリクス状に配列されている。この表示領域DAは、2種類の単位画素PX1,PX2を含む。単位画素PX1は、X方向に並ぶ副画素SPXR,SPXG,SPXBによって構成される。単位画素PX2は、X方向に並ぶ副画素SPXR,SPXG,SPXWによって構成される。単位画素PX1,PX2は、X方向において交互に配置される。また、単位画素PX1,PX2は、Y方向においても交互に配置される。
このような表示領域DAを用いる場合であっても、上記実施形態と同様の作用が得られる。
なお、変形例2では白色の副画素を用いた例について述べたが、白色に代えて、例えば黄色の副画素を用いてもよい。
以上説明した他にも、上記実施形態或いはその変形例として開示した各構成を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての構成も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。例えば、電極パターンPTは上記実施形態或いはその変形例にて開示した技術思想に基づいて設計された部分を含めばよく、実際の製品はその製造過程で生じる誤差や僅かな設計変更に起因して本発明の範囲から外れるものではない。
また、上記実施形態或いはその変形例において述べた態様によりもたらされる他の作用効果について本明細書の記載から明らかなもの、又は当業者において適宜想到し得るものついては、当然に本発明によりもたらされるものと解される。
DSP…液晶表示装置、PNL…液晶表示パネル、SE…センサ、DA…表示領域、Rx…検出電極、SPXR,SPXG,SPXB,SPXW…副画素、PX…単位画素、CE…共通電極、RC…検出回路、PT…電極パターン、U…単位パターン、DU1…第1配列方向、DU2…第2配列方向、CP1,CP2…接続点

Claims (10)

  1. 複数の画素が配列された表示領域を有する表示パネルと、
    前記表示領域と平行な検出面に配置された導電性の細線片にて構成される電極パターンを有する、前記検出面への物体の近接又は接触を検出するための検出電極と、
    を備え、
    前記電極パターンは、3本の前記細線片の端部が接続される接続点を含む、
    センサ付き表示装置。
  2. 前記接続点において、前記3本の細線片のうちの2本が直線状に接続される、
    請求項1に記載のセンサ付き表示装置。
  3. 前記接続点において、前記3本の細線片がそれぞれ非直線状に接続される、
    請求項1に記載のセンサ付き表示装置。
  4. 前記電極パターンは、複数の前記細線片にて閉じられた輪郭の単位パターンを複数含み、
    隣り合う前記単位パターンの輪郭は、少なくとも1つの前記細線片を共有する、
    請求項1に記載のセンサ付き表示装置。
  5. 前記電極パターンは、複数の前記細線片にて閉じられた輪郭の複数種類の単位パターンを含み、
    前記複数種類の単位パターンの輪郭は、それぞれ異なる形状である、
    請求項1に記載のセンサ付き表示装置。
  6. 前記接続点において、3つの前記単位パターンの輪郭が接する、
    請求項4又は5に記載のセンサ付き表示装置。
  7. 前記単位パターンの輪郭は、4角形を除く多角形である、
    請求項4又は5に記載のセンサ付き表示装置。
  8. 前記単位パターンの輪郭は、180°よりも大きい内角を少なくとも1つ有する、
    請求項7に記載のセンサ付き表示装置。
  9. 前記検出電極との間で容量を形成する駆動電極と、
    前記容量の変化に基づいて前記検出面への物体の近接又は接触を検出する検出回路と、を備え、
    前記細線片は、金属材料にて形成され、
    前記駆動電極は、透光性材料にて形成されるとともに、前記表示領域の法線方向において前記検出電極と異なる層に配置され、誘電体を挟んで前記検出電極と対向する、
    請求項1に記載のセンサ付き表示装置。
  10. 前記表示パネルは、前記検出電極との間で容量を形成する共通電極と、前記副画素ごとに設けられるとともに絶縁膜を介して前記共通電極と対向する画素電極と、を備え、
    前記容量の変化に基づいて前記検出面への物体の近接又は接触を検出する検出回路と、
    前記副画素を駆動するための第1駆動信号、及び、前記容量を形成して前記検出面への物体の近接又は接触を前記検出回路に検出させるための第2駆動信号を選択的に前記共通電極に供給する駆動回路と、
    をさらに備える、請求項1に記載のセンサ付き表示装置。
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