JP2015231514A - 圧力鍋及び圧力鍋のパッキン - Google Patents

圧力鍋及び圧力鍋のパッキン Download PDF

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Abstract

【課題】 熱膨張による変形を考慮したパッキンを含む圧力鍋を提供する。【解決手段】 圧力鍋1は、鍋本体10を備える。鍋本体10の上部に取り付けられる蓋30を備える。鍋本体10と蓋30とで形成された空間の密閉のために使用され、略逆U字の断面形状を有する無端リングで構成され、内筒部51と、外筒部55と、内筒部51と外筒部55と接続される上面部53とを有するパッキン50を備える。パッキン50は、蓋30に形成された第1環状溝37に装着され、常温時のパッキン50の内径は、第1環状溝37の内径よりも小さく、第1環状溝37にパッキン50を装着した際に、加熱前は、外筒部55が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、外筒部55が外側に倒れるように撓んで、外筒部55の一部が、鍋内周壁17と接触して密閉が行われる。【選択図】図3

Description

本発明は、熱膨張を考慮したパッキンを含む圧力鍋に関する。
従来、特許文献1のように、パッキンを用いて蓋と鍋本体の間の密閉を行う圧力鍋が提案されている。
特開2003−275100号公報
しかし、熱膨張によるパッキンの変形が考慮されていない。
したがって本発明の目的は、熱膨張による変形を考慮したパッキンを含む圧力鍋を提供することである。
本発明に係る圧力鍋は、鍋本体と、鍋本体の上部に取り付けられる蓋と、鍋本体と蓋とで形成された空間の密閉のために使用され、略U字若しくは略逆U字の断面形状を有する無端リングで構成され、内筒部と、外筒部と、内筒部と外筒部と接続される上面部若しくは下面部とを有するパッキンとを備え、パッキンは、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝に装着され、常温時のパッキンの内径は、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝の内径よりも小さく、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝にパッキンを装着した際に、加熱前は、外筒部が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、外筒部が外側に倒れるように撓んで、外筒部の一部が、蓋と鍋本体のうち環状溝が形成されていない方の内周壁と接触して密閉が行われる。
所定の温度や圧力になった時に熱膨張したパッキンによって鍋本体と蓋との間に形成される空間を密閉することが可能になり、調理時の機密性を保つことが可能になる。
特に、常温時には、外筒部は、内側に倒れるように撓んでいるため、蓋を鍋本体と着脱する際に、パッキンが鍋本体若しくは蓋と接触して損傷する可能性を低く出来る。
好ましくは、上面部若しくは下面部における環状溝と対向する側には、位置決め用突起部が2以上設けられ、環状溝には、位置決め用突起部が嵌まる位置決め用窪みが2以上設けられる。
内筒部と外筒部が裏返しにされる可能性はあるが、裏返しにされた状態では、位置決め用突起部が位置決め用窪みに嵌まりにくい(若しくは嵌まらない)ため、パッキンを蓋若しくは鍋本体に取り付ける時点で、裏返しにされた状態であることを使用者が気づきやすい。
このため、パッキンを蓋若しくは鍋本体に正しく取り付けることを容易にし、これにより、パッキンが取り付けられた蓋若しくは鍋本体を、正しく鍋本体若しくは蓋に取り付けることも容易に出来る。
また、好ましくは、パッキンは、略逆U字の断面形状を有し、内筒部と、外筒部と、上面部とを有するものであり、パッキンは、蓋に形成された環状溝に装着され、常温時のパッキンの内径は、蓋に形成された環状溝の内径よりも小さく、蓋に形成された環状溝にパッキンを装着した際に、加熱前は、外筒部が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、外筒部が外側に倒れるように撓んで、外筒部の下端の周縁部が、鍋本体の内周壁と接触して密閉が行われる。
さらに好ましくは、鍋本体の内周壁における、外筒部が外側に倒れるように撓んだ時に周縁部が当接される部分は、蓋が鍋本体に装着された時であって、加熱前における、蓋に形成された環状溝に装着されたパッキンの外筒部の周縁部よりも低い位置に配置される。
パッキンの熱膨張による加熱時の伸びを考慮して、パッキンの内径や他の部位との位置関係(外筒部の周縁部と内周壁の当接箇所)が決定されるため、パッキンが所定の位置で鍋本体若しくは蓋に当接され、密閉を確実に行うことが可能になる。
また、好ましくは、常温時のパッキンの内径は、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝の内径よりも2〜4%小さい。
本発明に係る圧力鍋のパッキンは、鍋本体と、鍋本体の上部に取り付けられる蓋とで形成された空間の密閉のために使用され、略U字若しくは略逆U字の断面形状を有する無端リングで構成され、内筒部と、外筒部と、内筒部と外筒部と接続される上面部若しくは下面部とを有するものであって、パッキンは、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝に装着され、常温時のパッキンの内径は、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝の内径よりも小さく、蓋若しくは鍋本体に形成された環状溝にパッキンを装着した際に、加熱前は、外筒部が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、外筒部が外側に倒れるように撓んで、外筒部の一部が、蓋と鍋本体のうち環状溝が形成されていない方の内周壁と接触して密閉が行われる。
好ましくは、上面部若しくは下面部における環状溝と対向する側には、位置決め用突起部が2以上設けられ、環状溝には、位置決め用突起部が嵌まる位置決め用窪みが2以上設けられる。
以上のように本発明によれば、熱膨張による変形を考慮したパッキンを含む圧力鍋を提供することができる。
第1実施形態における圧力鍋におけるパッキンが取り付けられる前の蓋と、パッキンの断面図である。 パッキンが取り付けられた蓋と、蓋が取り付けられる前の鍋本体の断面図である。 パッキンが取り付けられた蓋、当該蓋が取り付けられた鍋本体の断面図で加熱前の状態を示す図である。 パッキンが取り付けられた蓋、当該蓋が取り付けられた鍋本体の断面図で所定温度まで加熱される前の状態を示す図である。 パッキンが取り付けられた蓋、当該蓋が取り付けられた鍋本体の断面図で所定温度まで加熱された状態を示す図である。 第2実施形態における圧力鍋におけるパッキンが取り付けられる前の鍋本体と、蓋と、パッキンの断面図である。 蓋と、蓋が取り付けられる前であって、パッキンが取り付けられた鍋本体の断面図である。 パッキンが取り付けられた鍋本体、蓋が取り付けられた鍋本体の断面図で加熱前の状態を示す図である。 パッキンが取り付けられた鍋本体、蓋が取り付けられた鍋本体の断面図で所定温度まで加熱される前の状態を示す図である。 パッキンが取り付けられた鍋本体、蓋が取り付けられた鍋本体の断面図で所定温度まで加熱された状態を示す図である。 先端部が第1内筒用係止溝に係止された状態で、パッキンが取り付けられた蓋と、蓋が取り付けられる前の鍋本体の断面図である。 パッキンの斜視図であって、外筒部に安全対策用凸部と位置決め用突起部が設けられたものを示す図である。 パッキンの斜視図であって、外筒部に安全対策用凸部が設けられ上面部若しくは下面部に位置決め用突起部が設けられたものを示す図である。 第1実施形態における、パッキンが取り付けられる前の蓋と、外筒部に安全対策用凸部が設けられ上面部に位置決め用突起部が設けられたパッキンの断面図である。 第1実施形態における、外筒部に安全対策用凸部が設けられ上面部に位置決め用突起部が設けられたパッキンが取り付けられた蓋と、蓋が取り付けられる前の鍋本体の断面図である。
以下、第1実施形態について、図を用いて説明する。第1実施形態における圧力鍋1は、鍋本体(調理対象物を入れる容器)10、蓋30、パッキン50を備える(図1〜図5参照)。
鍋本体10の上部には、環状平面形状を有する蓋受け面11が設けられ、蓋受け面11の上面の外周部には、円筒形状の上部外周壁13が設けられ、上部外周壁13の上端から中央部に突出するように係合爪15が複数設けられる。上部外周壁13や係合爪15は、鍋本体10と一体的に形成される。
蓋受け面11の下部の鍋内周壁17の一部は、パッキン50の外筒部55の先端(外周縁下端側)に設けられた周縁部55aが当接する第1当接部17aを形成する。
第1当接部17aは、加熱時における周縁部55aの外周面と略同じ形状を有し、鍋本体10に蓋30が取り付けられた状態で、常温時(30℃以下の時)におけるパッキン50の外筒部55の周縁部55aよりも低い位置で、加熱時における熱膨張により外筒部55が伸び、圧力で外筒部55が外側に撓み、これにより周縁部55aが対向して密着する(シール面を形成する)位置に設けられる。
図1〜図5では、周縁部55aと第1当接部17aの高低差や熱膨張によるパッキン50の伸びを強調するために、熱膨張によるパッキン50の形状変化を大きく示している。高さ方向の寸法(外筒部55の長さ)が20mm程度のパッキン50を使用し、30℃から120℃まで加熱した場合、パッキン50の高さ方向の伸びは0.3〜0.5mm程度であり、周縁部55aと第1当接部17aの高低差は、0.3〜0.5mm程度に設定される。後述する内筒部51の先端部51aと第1内筒用係止溝35aの高低差も同様である。
蓋30の外周には、環状の外周リング31が設けられ、当該外周リング31の外周面には、係合片33が複数設けられる。外周リング31や係合片33は、蓋30の本体と一体的に形成される。
係合片33が係合爪15と重なり合わない位置関係で、外周リング31の下面が蓋受け面11の上面と対向するように配置され、その後、係合片33が係合爪15の下に位置するように、蓋30を回転(周方向に旋回)させて、蓋30が鍋本体10から外れない様にして、蓋30が鍋本体10に取り付けられる。
蓋30には、図示しない圧力調整装置が設けられる。
蓋30における、外周リング31よりも内側で、鍋本体10の鍋内周壁17と対向する蓋外周壁35との間には、下方向に開口し、パッキン50を取り付ける第1環状溝37が設けられる。
蓋外周壁35における第1環状溝37よりも下部には、パッキン50の内筒部51の先端部51aを係止させる第1内筒用係止溝35aが設けられる。
第1内筒用係止溝35aと第1環状溝37との距離は、加熱前(常温時)におけるパッキン50の上面部53と内筒部51の先端部51aとの距離よりも長く、加熱による熱膨張でパッキン50の上面部53と内筒部51の先端部51aとの距離と同等になるような位置に、第1内筒用係止溝35aが設けられる。
すなわち、第1内筒用係止溝35aは、常温時におけるパッキン50の内筒部51の先端部51aよりも低い位置で、加熱時における熱膨張により内筒部51が下方に伸びて先端部51aが係止される位置に設けられる。
パッキン50は、シリコンゴムなど熱により膨張する素材で構成され、断面が略逆U字形状を有する無端リングで、内筒部51、内筒部51の上端で接続する上面部53、内筒部51の外側に配置され上端で上面部53と接続する外筒部55を有する。
内筒部51の下端は、内側に突出する先端部51aが設けられ、熱膨張により伸びた時に第1内筒用係止溝35aに係止される。
上面部53の幅は、第1環状溝37の溝幅以下の寸法を有する。
外筒部55の下方には、外側に突出し他の部分よりも肉厚な上部と、当該上部よりも薄い肉厚の下部で構成される周縁部55aが形成され、周縁部55aの外周面が加熱時に第1当接部17aに当接する。
常温時におけるパッキン50の内径(内筒部51の内径)は、蓋外周壁35の外径(第1環状溝37の内径)よりも小さいものが使用される。例えば、30℃から120℃まで加熱した際に、内径が2〜4%だけ大きくなる素材をパッキン50に用いる場合は、常温時における内径が、蓋外周壁35の外径よりも2〜4%小さいものを使用する。
圧力鍋では、圧力調整装置などで、容器内の温度や圧力は特定の値(例えば、120℃、2気圧)を超えないように設計されるため、それ以下の温度や圧力の条件下で、パッキン50が所定の寸法に伸び、所定の領域に当接したり係止したりするように、材質や寸法を設定することが出来る。
第1実施形態では、第1温度(例えば、110℃)や第1圧力(例えば、1.8気圧)の時に、上面部53の内径が大きくなり、内筒部51が伸びて先端部51aが第1内筒用係止溝35aに係止され、外筒部55が伸び圧力で外側に倒れるように撓んで周縁部55aが第1当接部17aに当接されるように、パッキン50の材質(熱膨張係数など)や寸法が決定される。
周縁部55aの外周面の上部の肉厚な部分には、安全対策用凸部56が複数設けられ、鍋本体10の鍋内周壁17における安全対策用凸部56と対向する位置(第1当接部17aの一部)には、安全対策用凸部56が嵌まる安全対策用凹部17bが設けられる(図12〜図15参照)。
パッキン50が取り付けられた蓋30が、鍋本体10の所定の位置に取り付けられた場合、すなわち正しく取り付けが行われた場合には、パッキン50の安全対策用凸部56が鍋内周壁17の安全対策用凹部17bに嵌まる(特に加熱時)。
パッキン50が取り付けられた蓋30が、鍋本体10の所定の位置と異なる位置に取り付けられた場合、すなわち正しく取り付けが行われなかった場合には、パッキン50の安全対策用凸部56が、鍋内周壁17の安全対策用凹部17bと異なる部分(平滑な面)と接する状態となる。
正しく取り付けが行われなかった場合、安全対策用凸部56は、当該平滑な面に押され、パッキン50における安全対策用凸部56がある部分で歪みが生じ、当該歪み部分でパッキン50と鍋内周壁17の間に隙間が生じ、加熱されても圧力が上昇しない。
また、蓋30が鍋本体10に正しく取り付けられた場合に、安全対策用凸部56と安全対策用凹部17bとを対向する位置関係にするために、パッキン50が蓋30に正しく取り付けられる必要がある。このため、パッキン50には、位置決め用突起部が複数設けられ、蓋30における当該位置決め用突起部に対向する位置には、位置決め用突起部が嵌まる位置決め用窪みが設けられる。
たとえば、外筒部55に位置決め用突起部56が設けられる形態が考えられる(図12参照)。
外筒部55に位置決め用突起部56が設けられる形態では、内筒部51と外筒部55を裏返しにした状態、すなわち、内筒部51がパッキン50の外側に配置され、外筒部55がパッキン50の内側に配置された状態で使用された場合には、外筒部55に設けられた位置決め用突起部56が蓋30の位置決め用窪みに嵌めることが出来ず、正しくパッキン50を蓋30に取り付けることが出来ない。
パッキン50は、簡単に内筒部51と外筒部55とが裏返しになった状態になるため、このような裏返った状態でパッキン50が蓋30に取り付けられることがあり得る。ただし、正しい取り付けではないが、パッキン50を蓋30に取り付けること自体は可能であるため、取り付けが間違っていることを使用者が気づかないまま、蓋30が鍋本体10に取り付けられる可能性がある。この場合には、密閉が完全でないため、加熱しても圧力は上昇しない。
また、上面部53に位置決め用突起部59が設けられ、第1環状溝37における位置決め用突起部59と対向する位置に位置決め用窪み39が形成される形態が考えられる(図13〜図15参照)。
この場合でも、内筒部51と外筒部55が裏返しにされる可能性はあるが、裏返しにされた状態では、位置決め用突起部59が位置決め用窪み39に嵌まりにくい(若しくは嵌まらない)ため、パッキン50を蓋30に取り付ける時点で、裏返しにされた状態であることを使用者が気づきやすい。
このため、パッキン50を蓋30に正しく取り付けることを容易にし、これにより、パッキン50が取り付けられた蓋30を、正しく鍋本体10に取り付けることも容易に出来る。
使用時における第1実施形態のパッキン50の形状変化について説明する。
パッキン50は、内径(上面部53の内径)が蓋外周壁35の外径(第1環状溝37の内径)よりも小さいため、使用者によって内径が大きくなるように伸ばされた状態で、第1環状溝37に装着される。
また、位置決め用突起部(たとえば、上面部53に設けられた位置決め用突起部59)が、位置決め用窪み(たとえば、第1環状溝37に設けられた位置決め用窪み39)に嵌まるように、位置合わせを行った上で、パッキン50が第1環状溝37に装着される。
このため、パッキン50には、内側に縮もうとする力がかかり、内筒部51の下部や外筒部55の下部は、内側に倒れるように撓んだ状態になり、この状態で、蓋30は、鍋本体10に装着される(図2、図3参照)。
また、パッキン50の安全対策用凸部56が鍋内周壁17の安全対策用凹部17bに嵌まるように、すなわち、蓋30が鍋本体10の所定の位置に取り付けられるようにして、蓋30が鍋本体10に装着される。
加熱により、容器内の温度が高くなると、熱膨張により、パッキン50が伸びる。具体的には、パッキン50の内径が大きくなり、内側に縮もうとする力が弱まり、内側に倒れるような撓みも少なくなる(図4参照)。
また、内筒部51や外筒部55が、下方向に伸び、内筒部51の先端部51aは、第1内筒用係止溝35aに近づき、外筒部55の周縁部55aは、第1当接部17aに近づく。
更に、容器内の温度が高くなり、容器内の圧力が上昇し、内筒部51と外筒部55とが離れる方向に力が加わり、外筒部55は外側に倒れるように撓んだ状態になり、周縁部55aが第1当接部17aに当接される(図5参照)。内筒部51の先端部51aは、第1内筒用係止溝35aに係止される。
この時、パッキン50によって、鍋本体10と蓋30との間に形成される空間が密閉した状態にされる。密閉になった後、容器内の圧力や温度が高まるが、圧力調整装置などで、特定の温度(第2温度:120℃)や特定の圧力(第2圧力:2気圧)を超えない状態が維持される。また、先端部51aが第1内筒用係止溝35aに係止されるので、パッキン50が、蓋30から外れて落下することはない。
加熱を停止し、容器内の温度が下がり、圧力が下がると、パッキン50は、縮小し、周縁部55aと第1当接部17aにおける接触状態も解消する(図3、図4参照)。密閉状態も解消されるため、蓋30を鍋本体10から取り外し可能になる。
第1実施形態では、所定の温度や圧力になった時に熱膨張したパッキン50によって鍋本体10と蓋30との間に形成される空間を密閉することが可能になり、調理時の機密性を保つことが可能になる。
また、温度や圧力が下がった時に、かかる密閉状態が解消されて、周縁部55aと第1当接部17aの間に隙間が出来るため、蓋30を鍋本体10から取り外す際には、パッキン50は開閉の邪魔にならない。
特に、常温時には、外筒部55は、内側に倒れるように撓んでいるため、蓋30を鍋本体10と着脱する際に、パッキン50が鍋本体10と接触して損傷する可能性を低く出来る。
また、パッキン50の熱膨張による加熱時の伸びを考慮して、パッキン50の内径や他の部位との位置関係(先端部51aと第1内筒用係止溝35a、周縁部55aと第1当接部17a)が決定されるため、パッキン50が、所定の位置で鍋本体10に当接され、所定の位置で蓋30に係止され、密閉を確実に行うことが可能になる。
第1実施形態では、蓋30に略逆U字形状のパッキン50が取り付けられる形態を説明したが、鍋本体10に略U字形状のパッキン50(第1実施形態のパッキン50を上下逆にしたもの)が取り付けられる形態であってもよい(第2実施形態、図6〜図10参照)。
以下、第1実施形態と異なる構成部分を中心に説明する。
蓋受け面11の下部の鍋内周壁17の上部には、環状溝形成用壁18が形成され、環状溝形成用壁18の外周壁には、パッキン50の内筒部51の先端部51aを係止させる第2内筒用係止溝18aが設けられ、環状溝形成用壁18と蓋受け面11の間には、上方向に開口し、パッキン50を取り付ける第2環状溝19が形成される。
第2内筒用係止溝18aと第2環状溝19との距離は、加熱前(常温時)におけるパッキン50の下面部54と内筒部51の先端部51aとの距離よりも長く、加熱による熱膨張でパッキン50の下面部54と内筒部51の先端部51aとの距離と同等になるような位置に、第2内筒用係止溝18aが設けられる。
すなわち、第2内筒用係止溝18aは、常温時におけるパッキン50の内筒部51の先端部51aよりも高い位置で、加熱時における熱膨張により内筒部51が上方に伸びて先端部51aが係止される位置に設けられる。
蓋内周壁38の一部は、パッキン50の外筒部55の先端(外周縁上端側)に設けられた周縁部55aが当接する第2当接部38aを形成する。
第2当接部38aは、加熱時における周縁部55aの外周面と略同じ形状を有し、鍋本体10に蓋30が取り付けられた状態で、常温時(30℃以下の時)におけるパッキン50の外筒部55の周縁部55aよりも高い位置で、加熱時における熱膨張により外筒部55が伸び、圧力で外筒部55が外側に撓み、これにより周縁部55aが対向して密着する(シール面を形成する)位置に設けられる。
図6〜図10では、周縁部55aと第2当接部38aの高低差や熱膨張によるパッキン50の伸びを強調するために、熱膨張によるパッキン50の形状変化を大きく示している。高さ方向の寸法(外筒部55の長さ)が20mm程度のパッキン50を使用し、30℃から120℃まで加熱した場合、パッキン50の高さ方向の伸びは0.3〜0.5mm程度であり、周縁部55aと第2当接部38aの高低差は、0.3〜0.5mm程度に設定される。前述した内筒部51の先端部51aと第2内筒用係止溝18aの高低差も同様である。
パッキン50は、シリコンゴムなど熱により膨張する素材で構成され、断面が略U字形状を有する無端リングで、内筒部51、内筒部51の下端で接続する下面部54、内筒部51の外側に配置され下端で下面部54と接続する外筒部55を有する。すなわち、第2実施形態におけるパッキン50は、第1実施形態におけるパッキン50と同じ形状で、上下を逆にしたものが使用される。
内筒部51の上端は、内側に突出する先端部51aが設けられ、熱膨張により伸びた時に第2内筒用係止溝18aに係止される。
下面部54の幅は、第2環状溝19の溝幅以下の寸法を有する。
外筒部55の上方には、外側に突出し他の部分よりも肉厚な下部と、当該下部よりも薄い肉厚の上部で構成される周縁部55aが形成され、周縁部55aの外周面が加熱時に第2当接部38aに当接する。
常温時におけるパッキン50の内径(内筒部51の内径)は、環状溝形成用壁18の外径(第2環状溝19の内径)よりも小さいものが使用される。例えば、30℃から120℃まで加熱した際に、内径が2〜4%だけ大きくなる素材をパッキン50に用いる場合は、常温時における内径が、環状溝形成用壁18の外径よりも2〜4%小さいものを使用する。
第2実施形態では、第1温度(例えば、110℃)や第1圧力(例えば、1.8気圧)の時に、下面部54の内径が大きくなり、内筒部51が伸びて先端部51aが第2内筒用係止溝18aに係止され、外筒部55が伸び圧力で外側に倒れるように撓んで周縁部55aが第2当接部38aに当接されるように、パッキン50の材質(熱膨張係数など)や寸法が決定される。
周縁部55aの外周面の下部の肉厚な部分には、安全対策用凸部56が複数設けられ、蓋30の蓋内周壁38における安全対策用凸部56と対向する位置(第2当接部38aの一部)には、安全対策用凸部56が嵌まる安全対策用凹部(不図示)が設けられる。
パッキン50が取り付けられた鍋本体10の所定の位置に、蓋30が取り付けられた場合、すなわち正しく取り付けが行われた場合には、パッキン50の安全対策用凸部56が蓋内周壁38の安全対策用凹部に嵌まる(特に加熱時)。
パッキン50が取り付けられた鍋本体10における所定の位置と異なる位置に、蓋30が取り付けられた場合、すなわち正しく取り付けが行われなかった場合には、パッキン50の安全対策用凸部56が、蓋内周壁38の安全対策用凹部と異なる部分(平滑な面)と接する状態となる。
正しく取り付けが行われなかった場合、安全対策用凸部56は、当該平滑な面に押され、パッキン50における安全対策用凸部56がある部分で歪みが生じ、当該歪み部分でパッキン50と蓋内周壁38の間に隙間が生じ、加熱されても圧力が上昇しない。
また、蓋30が鍋本体10に正しく取り付けられた場合に、安全対策用凸部56と蓋内周壁38の安全対策用凹部とを対向する位置関係にするために、パッキン50が鍋本体10に正しく取り付けられる必要がある。このため、パッキン50には、位置決め用突起部が複数設けられ、鍋本体10における当該位置決め用突起部に対向する位置には、位置決め用突起部が嵌まる位置決め用窪みが設けられる。
たとえば、外筒部55に位置決め用突起部56が設けられる形態が考えられる(図12参照)。
外筒部55に位置決め用突起部56が設けられる形態では、内筒部51と外筒部55を裏返しにした状態、すなわち、内筒部51がパッキン50の外側に配置され、外筒部55がパッキン50の内側に配置された状態で使用された場合には、外筒部55に設けられた位置決め用突起部56が鍋本体10の位置決め用窪みに嵌めることが出来ず、正しくパッキン50を鍋本体10に取り付けることが出来ない。
パッキン50は、簡単に内筒部51と外筒部55とが裏返しになった状態になるため、このような裏返った状態でパッキン50が鍋本体10に取り付けられることがあり得る。ただし、正しい取り付けではないが、パッキン50を鍋本体10に取り付けること自体は可能であるため、取り付けが間違っていることを使用者が気づかないまま、蓋30が鍋本体10に取り付けられる可能性がある。この場合には、密閉が完全でないため、加熱しても圧力は上昇しない。
また、下面部54に位置決め用突起部59(図13参照)が設けられ、第2環状溝19における位置決め用突起部59と対向する位置に位置決め用窪み(不図示)が形成される形態が考えられる。
この場合でも、内筒部51と外筒部55が裏返しにされる可能性はあるが、裏返しにされた状態では、位置決め用突起部59が第2環状溝19の位置決め用窪みに嵌まりにくい(若しくは嵌まらない)ため、パッキン50を鍋本体10に取り付ける時点で、裏返しにされた状態であることを使用者が気づきやすい。
このため、パッキン50を鍋本体10に正しく取り付けることを容易にし、これにより、パッキン50が取り付けられた鍋本体10に、正しく蓋30を取り付けることも容易に出来る。
使用時における第2実施形態のパッキン50の形状変化について説明する。
パッキン50は、内径(下面部54の内径)が環状溝形成用壁18の外径(第2環状溝19の内径)よりも小さいため、使用者によって内径が大きくなるように伸ばされた状態で、第2環状溝19に装着される。
また、位置決め用突起部(たとえば、下面部54に設けられた位置決め用突起部59)が、位置決め用窪み(たとえば、第2環状溝19に設けられた位置決め用窪み)に嵌まるように、位置合わせを行った上で、パッキン50が第2環状溝19に装着される。
このため、パッキン50には、内側に縮もうとする力がかかり、内筒部51の上部や外筒部55の上部は、内側に倒れるように撓んだ状態になり、この状態で、蓋30は、鍋本体10に装着される(図7、図8参照)。
また、パッキン50の安全対策用凸部56が蓋内周壁38の安全対策用凹部に嵌まるように、すなわち、蓋30が鍋本体10の所定の位置に取り付けられるようにして、蓋30が鍋本体10に装着される。
加熱により、容器内の温度が高くなると、熱膨張により、パッキン50が伸びる。具体的には、パッキン50の内径は大きくなり、内側に縮もうとする力が弱まり、内側に倒れるような撓みも少なくなる(図9参照)。
また、内筒部51や外筒部55が、上方向に伸び、内筒部51の先端部51aは、第2内筒用係止溝18aに近づき、外筒部55の周縁部55aは、第2当接部38aに近づく。
更に、容器内の温度が高くなり、容器内の圧力が上昇し、内筒部51と外筒部55とが離れる方向に力が加わり、外筒部55は外側に倒れるように撓んだ状態になり、周縁部55aが第2当接部38aに当接される(図10参照)。内筒部51の先端部51aは、第2内筒用係止溝18aに係止される。
この時、パッキン50によって、鍋本体10と蓋30との間に形成される空間が密閉した状態にされる。密閉になった後、容器内の圧力や温度が高まるが、圧力調整装置などで、特定の温度(第2温度:120℃)や特定の圧力(第2圧力:2気圧)を超えない状態が維持される。
加熱を停止し、容器内の温度が下がり、圧力が下がると、パッキン50は、縮小し、周縁部55aと第2当接部38aにおける接触状態も解消する(図8、図9参照)。密閉状態も解消されるため、蓋30を鍋本体10から取り外し可能になる。
第2実施形態では、所定の温度や圧力になった時に熱膨張したパッキン50によって鍋本体10と蓋30との間に形成される空間を密閉することが可能になり、調理時の機密性を保つことが可能になる。
また、温度や圧力が下がった時に、かかる密閉状態が解消されて、周縁部55aと第2当接部38aの間に隙間が出来るため、蓋30を鍋本体10から取り外す際には、パッキン50は開閉の邪魔にならない。
特に、常温時には、外筒部55は、内側に倒れるように撓んでいるため、蓋30を鍋本体10と着脱する際に、パッキン50が蓋30と接触して損傷する可能性を低く出来る。
また、パッキン50の熱膨張による加熱時の伸びを考慮して、パッキン50の内径や他の部位との位置関係(先端部51aと第2内筒用係止溝18a、周縁部55aと第2当接部38a)が決定されるため、パッキン50が、所定の位置で蓋30に当接され、所定の位置で鍋本体10に係止され、密閉を確実に行うことが可能になる。
なお、第1実施形態では、パッキン50を蓋30の第1環状溝37に装着した時点では、先端部51aが第1内筒用係止溝35aに係止されていない形態を説明したが、内筒部51を鉛直方向に伸ばして、先端部51aが第1内筒用係止溝35aに係止された状態で、パッキン50が第1環状溝37に装着される形態であってもよい(図11参照)。第2実施形態も同様で、内筒部51を鉛直方向に伸ばして、先端部51aが第2内筒用係止溝18aに係止された状態で、パッキン50が第2環状溝19に装着される形態であってもよい(不図示)。
1 圧力鍋
10 鍋本体
11 蓋受け面
13 上部外周壁
15 係合爪
17 鍋内周壁
17a 第1当接部
17b 鍋内周壁に設けられた安全対策用凹部
18 環状溝形成用壁
18a 第2内筒用係止溝
19 第2環状溝
30 蓋
31 外周リング
33 係合片
35 蓋外周壁
35a 第1内筒用係止溝
37 第1環状溝
38 蓋内周壁
38a 第2当接部
39 位置決め用窪み
50 パッキン
51 内筒部
51a 内筒部の先端部
53 上面部
54 下面部
55 外筒部
55a 周縁部
56 安全対策用凸部
57 外筒部に設けられた位置決め用突起部
59 上面部若しくは下面部に設けられた位置決め用突起部

Claims (7)

  1. 鍋本体と、
    前記鍋本体の上部に取り付けられる蓋と、
    前記鍋本体と前記蓋とで形成された空間の密閉のために使用され、略U字若しくは略逆U字の断面形状を有する無端リングで構成され、内筒部と、外筒部と、前記内筒部と前記外筒部と接続される上面部若しくは下面部とを有するパッキンとを備え、
    前記パッキンは、前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝に装着され、
    常温時の前記パッキンの内径は、前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝の内径よりも小さく、
    前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝に前記パッキンを装着した際に、加熱前は、前記外筒部が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、前記外筒部が外側に倒れるように撓んで、前記外筒部の一部が、前記蓋と前記鍋本体のうち前記環状溝が形成されていない方の内周壁と接触して前記密閉が行われることを特徴とする圧力鍋。
  2. 前記上面部若しくは前記下面部における前記環状溝と対向する側には、位置決め用突起部が2以上設けられ、
    前記環状溝には、前記位置決め用突起部が嵌まる位置決め用窪みが2以上設けられることを特徴とする請求項1に記載の圧力鍋。
  3. 前記パッキンは、前記略逆U字の断面形状を有し、前記内筒部と、前記外筒部と、前記上面部とを有するものであり、
    前記パッキンは、前記蓋に形成された環状溝に装着され、
    常温時の前記パッキンの内径は、前記蓋に形成された環状溝の内径よりも小さく、
    前記蓋に形成された環状溝に前記パッキンを装着した際に、加熱前は、前記外筒部が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、前記外筒部が外側に倒れるように撓んで、前記外筒部の下端の周縁部が、前記鍋本体の内周壁と接触して前記密閉が行われることを特徴とする請求項1に記載の圧力鍋。
  4. 前記鍋本体の内周壁における、前記外筒部が外側に倒れるように撓んだ時に前記周縁部が当接される部分は、前記蓋が前記鍋本体に装着された時であって、加熱前における、前記蓋に形成された環状溝に装着された前記パッキンの前記外筒部の前記周縁部よりも低い位置に配置されることを特徴とする請求項3に記載の圧力鍋。
  5. 常温時の前記パッキンの内径は、前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝の内径よりも2〜4%小さいことを特徴とする請求項1に記載の圧力鍋。
  6. 鍋本体と、前記鍋本体の上部に取り付けられる蓋とで形成された空間の密閉のために使用され、略U字若しくは略逆U字の断面形状を有する無端リングで構成され、内筒部と、外筒部と、前記内筒部と前記外筒部と接続される上面部若しくは下面部とを有する圧力鍋のパッキンであって、
    前記パッキンは、前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝に装着され、
    常温時の前記パッキンの内径は、前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝の内径よりも小さく、
    前記蓋若しくは前記鍋本体に形成された環状溝に前記パッキンを装着した際に、加熱前は、前記外筒部が内側に倒れるように撓み、加熱後は、熱膨張と圧力により、前記外筒部が外側に倒れるように撓んで、前記外筒部の一部が、前記蓋と前記鍋本体のうち前記環状溝が形成されていない方の内周壁と接触して前記密閉が行われることを特徴とするパッキン。
  7. 前記上面部若しくは前記下面部における前記環状溝と対向する側には、位置決め用突起部が2以上設けられ、
    前記環状溝には、前記位置決め用突起部が嵌まる位置決め用窪みが2以上設けられることを特徴とする請求項6に記載のパッキン。
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