JP2015231112A - 比較回路のヒステリシス特性検出方法及び半導体装置 - Google Patents

比較回路のヒステリシス特性検出方法及び半導体装置 Download PDF

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Abstract

【課題】比較回路のヒステリシス特性を容易に検出する。【解決手段】制御部4が、比較回路2のオフセット量を調整するオフセット調整部3を制御して、オフセット量を値maxから値minに向けて変化させ、比較回路2の出力信号の論理レベルが変化したときの値off1を検出し、オフセット量を値minから値maxに向けて変化させ、論理レベルが変化したときの値off2を検出し、値off1と値off2との差分(off2−off1)に基づき比較回路2のヒステリシス特性を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、比較回路のヒステリシス特性検出方法及び半導体装置に関する。
比較回路の入力感度は、オフセットやヒステリシス特性などによって決まる。オフセットがないときには、比較回路の2つの入力電圧の差分が0Vのときに、出力電圧の論理レベルがH(High)レベルからL(Low)レベル、またはLレベルからHレベルに反転する。しかし、オフセットがあると、入力電圧の差分が0Vのときには比較回路の出力電圧の論理レベルは反転せず、差分がプラスまたはマイナスの値(以下オフセット量と呼ぶ)のときに反転するようになる。
一方、ヒステリシス特性は、出力電圧の論理レベルがHレベルからLレベルに変化するときと、LレベルからHレベルに変化するときで、入力電圧の差分が異なるという特性である。比較回路のリセットが不完全である場合などに、このようなヒステリシス特性が生じる。以下では、出力電圧の論理レベルがHレベルからLレベルに変化するときと、LレベルからHレベルに変化するときの入力電圧の差分の違いの大きさを、ヒステリシス量と呼ぶ。
比較回路の入力感度を上げるためには、オフセット量やヒステリシス量を小さくすることが考えられるが、比較回路のリファレンス値としてオフセット量をあえて設定する場合もあるし、ノイズ対策として一定のヒステリシス量を設定する場合もある。
特開2011−151452号公報 特開平5−63527号公報
ところで、ヒステリシス特性を検出する場合には、比較回路に入力するアナログ電圧の振幅を可変して、アナログ測定器により出力電圧の論理レベルの反転ポイントを見つけて、ヒステリシス量を計算することが考えられるが、手間がかかる。
発明の一観点によれば、制御部が、比較回路のオフセット量を調整するオフセット調整部を制御して、前記オフセット量を第1の値から第2の値に向けて変化させ、前記比較回路の出力信号の論理レベルが変化したときの第3の値を検出し、前記オフセット量を前記第2の値から前記第1の値に向けて変化させ、前記論理レベルが変化したときの第4の値を検出し、前記第3の値と前記第4の値との第1の差分に基づき前記比較回路のヒステリシス特性を検出する、比較回路のヒステリシス特性検出方法が提供される。
また、発明の一観点によれば、第1の入力信号の値と第2の入力信号の値を比較し、比較結果を出力する比較回路と、前記比較回路のオフセット量を調整するオフセット調整部と、前記オフセット調整部を制御して、前記オフセット量を第1の値から第2の値に向けて変化させ、前記比較回路の出力信号の論理レベルが変化したときの第3の値を検出し、前記オフセット量を前記第2の値から前記第1の値に向けて変化させ、前記論理レベルが変化したときの第4の値を検出し、前記第3の値と前記第4の値との差分に基づき前記比較回路のヒステリシス特性を検出する制御部と、を有する半導体装置が提供される。
開示の比較回路のヒステリシス特性検出方法及び半導体装置によれば、比較的容易に比較回路のヒステリシス特性を検出できる。
第1の実施の形態の半導体装置及び比較回路のヒステリシス特性検出方法の一例を説明する図である。 第1の実施の形態のヒステリシス特性検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。 第2の実施の形態の半導体装置の一例を示す図である。 比較回路、オフセット調整部及びヒステリシス調整部の一例の回路図である。 ヒステリシス特性の検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。 ヒステリシス特性の検出例を説明する図である。 ノイズを考慮したヒステリシス特性の検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。 ヒステリシス特性の調整処理の一例の流れを示すフローチャートである。 ヒステリシス特性検出及び調整機能を有する投機型判定帰還等化回路の一例を示す図である。
以下、発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態の半導体装置及び比較回路のヒステリシス特性検出方法の一例を説明する図である。また、図2は、第1の実施の形態のヒステリシス特性検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。
半導体装置1は、比較回路2、オフセット調整部3、制御部4、記憶部5、スイッチSWを有している。
比較回路2は、2つの入力信号の値(以下では、入力電圧Vinp,Vinnとする)を比較し、比較結果に基づいた値(以下では出力電圧Voutとする)を出力する。
オフセット調整部3は、比較回路2のオフセット量を調整する。
制御部4は、オフセット調整部3を制御することで、以下のように比較回路2のヒステリシス特性を検出する。なお、以下に示す処理は、スイッチSWで比較回路2の2つの入力端子を短絡した状態で行われる。
図2に示すように、制御部4は、オフセット調整部3を制御して、入力電圧Vinpと入力電圧Vinnの差分に相当するオフセット量を、値maxから、値minに向けて変化させていく。このとき制御部4は、比較回路2の出力電圧Voutの論理レベル(以下出力論理レベルという)が変化するときのオフセット量off1を検出する(ステップS1)。図1の例では、比較回路2の出力論理レベルが、HレベルからLレベルに反転するときのオフセット量off1が検出される。制御部4は、検出したオフセット量off1を、例えば、記憶部5に記憶する。
なお、値maxは、例えば、オフセット調整部3で調整できるオフセット量の最大値であり、値minは、例えば、オフセット調整部3で調整できるオフセット量の最小値である。
次に、制御部4は、オフセット調整部3を制御して、オフセット量を、値minから、値maxに向けて変化させていく。このとき制御部4は、比較回路2の出力論理レベルが変化するときのオフセット量off2を検出する(ステップS2)。図1の例では、比較回路2の出力論理レベルが、LレベルからHレベルに反転するときのオフセット量off2が検出される。制御部4は、検出したオフセット量off2を、例えば、記憶部5に記憶する。
次に、制御部4は、検出したオフセット量off1,off2の差分に基づき比較回路2のヒステリシス特性を検出する(ステップS3)。図1に示すように、オフセット量は入力電圧差Vinp−Vinnに相当する。そのため、出力論理レベルがHレベルからLレベルに変化するときと、LレベルからHレベルに変化するときの入力電圧差Vinp−Vinnの違いであるoff2−off1からヒステリシス量が算出でき、ヒステリシス特性が検出できる。
このように、第1の実施の形態の半導体装置1及び比較回路2のヒステリシス特性検出方法によれば、本来はオフセット調整を行うオフセット調整部3を、制御部4が上記のように制御する。これにより、比較回路2に対するアナログ入力信号の振幅を変化させ、出力の変化からヒステリシス特性を検出するなどの手間が省け、比較的容易に比較回路2のヒステリシス特性を検出できる。
なお、値max,minは、オフセット調整部3で調整できるオフセット量の最大値と最小値でなくてもよく、オフセット調整部3で調整できる範囲内で、設定されていてもよい。
また、制御部4は、検出したオフセット量off1,off2を記憶部5に記憶する代わりに、オフセット量off1,off2であるときに、オフセット調整部3に対して供給している調整コード(デジタル値)を、記憶部5に記憶するようにしてもよい。
また、ステップS1,S2の順序は入れ替えてもよい。
(第2の実施の形態)
図3は、第2の実施の形態の半導体装置の一例を示す図である。
半導体装置10は、比較回路11、オフセット調整部12、ヒステリシス調整部13、制御部14、記憶部15、スイッチSW1を有している。
比較回路11は、第1の実施の形態の比較回路2と同様に、入力電圧Vinp,Vinnを比較し、比較結果に基づいた出力電圧Voutを出力する。
オフセット調整部12は、比較回路11のオフセット量を調整する。
ヒステリシス調整部13は、制御部14の制御のもとヒステリシス特性を調整する。
制御部14は、オフセット調整部12を制御してヒステリシス特性を検出する。また、検出したヒステリシス特性に基づき、ヒステリシス調整部13に、ヒステリシス特性を調整させる。
記憶部15は、例えば、制御部14がオフセット調整部12やヒステリシス調整部13に供給するデジタルの調整コードDoscp,Doscn,Dfbgc,Dfbpolなどを記憶する。
スイッチSW1は、制御部14の制御のもと動作し、例えば、ヒステリシス特性の検出の際にはオンとなり、比較回路11の2つの入力端子を短絡し、入力電圧Vinp,Vinnの比較動作時にはオフとなる。
図4は、比較回路、オフセット調整部及びヒステリシス調整部の一例の回路図である。
比較回路11は、トランジスタtr1〜tr9を有する。図4の例では、トランジスタtr1〜tr5は、nチャネル型MOSFET(Metal-Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)であり、トランジスタtr6〜tr9は、pチャネル型MOSFETである。
トランジスタtr1のゲートには入力電圧Vinpが印加され、トランジスタtr2のゲートには、入力電圧Vinnが印加される。なお、ヒステリシス特性の検出時や調整時などには、両ゲートは図3に示したスイッチSW1により短絡される。トランジスタtr1,tr2のソースには、トランジスタtr3のドレインが接続されており、トランジスタtr3のソースは接地されている。なお、トランジスタtr3のゲートには、図示しないクロック生成部からクロックCLKが供給される。
トランジスタtr1,tr2のドレインは、トランジスタtr4,tr5のソースに接続されている。トランジスタtr4のドレインは、トランジスタtr7,tr8のドレイン及びトランジスタtr5,tr11のゲートに接続されている。なお、図4の例では、比較回路11は、差動出力信号を出力するものであり、トランジスタtr4のドレイン電圧が、差動出力信号の一方である出力電圧Voutnとなる。また、トランジスタtr5のドレインは、トランジスタtr10,tr11のドレイン及びトランジスタtr4,tr8のゲートに接続されている。また、トランジスタtr5のドレイン電圧が、差動出力信号の他方である出力電圧Voutpとなる。
トランジスタtr6〜tr9のソースには、電源電圧VDDが印加され、トランジスタtr6,tt7,tr9,tr10のゲートにはクロックCLKが供給される。また、トランジスタtr6のドレインは、トランジスタtr1のドレインとトランジスタtr4のソースに接続されており、トランジスタtr9のドレインは、トランジスタtr2のドレインとトランジスタtr5のソースに接続されている。
図3に示したオフセット調整部12は、図4の例では2つのオフセット調整部12a,12bとして示されている。
オフセット調整部12aは、キャパシタca1,ca2,ca3、スイッチsa1,sa2,sa3を有している。キャパシタca1〜ca3の一方の端子は、トランジスタtr1,tr6のドレイン及びトランジスタtr4のソースに接続されている。キャパシタca1〜ca3の他方の端子は、スイッチsa1〜sa3の一端に接続されており、スイッチsa1〜sa3の他端は接地されている。スイッチsa1〜sa3は、制御部14から供給される調整コードDoscpによってオンオフが制御される。
オフセット調整部12bは、キャパシタcb1,cb2,cb3、スイッチsb1,sb2,sb3を有している。キャパシタcb1〜cb3の一方の端子は、トランジスタtr2,tr9のドレイン及びトランジスタtr5のソースに接続されている。キャパシタcb1〜cb3の他方の端子は、スイッチsb1〜sb3の一端に接続されており、スイッチsb1〜sb3の他端は接地されている。スイッチsb1〜sb3は、制御部14から供給される調整コードDoscnによってオンオフが制御される。
なお、スイッチsa1〜sa3,sb1〜sb3は、例えば、MOSFETにより実現できる。また、図4の例は、図示を簡略化するため、オフセット調整部12a,12bはそれぞれ3つのキャパシタ及びスイッチを有しているが、この数には限定されず、4つ以上であってもよい。
図4のフィードバックゲイン調整部13a,13b、フィードバック極性変更部13cは、図3に示したヒステリシス調整部13として機能する。
フィードバックゲイン調整部13aは、キャパシタca4,ca5、スイッチsa4,sa5,sa6を有している。キャパシタca4,ca5の一方の端子は、トランジスタtr1,tr6のドレイン及びトランジスタtr4のソースに接続されている。キャパシタca4,ca5の他方の端子は、スイッチsa4,sa5の一端に接続されている。スイッチsa4,sa5の他端は、スイッチsa6の一端に接続されている。スイッチsa6の他端は接地されている。スイッチsa4,sa5は、制御部14から供給される調整コードDfbgcによってオンオフが制御される。スイッチsa6は、フィードバック極性変更部13cからの制御電圧によってオンオフが制御される。
フィードバックゲイン調整部13bは、キャパシタcb4,cb5、スイッチsb4,sb5,sb6を有している。キャパシタcb4,cb5の一方の端子は、トランジスタtr2,tr9のドレイン及びトランジスタtr5のソースに接続されている。キャパシタcb4,cb5の他方の端子は、スイッチsb4,sb5の一端に接続されている。スイッチsb4,sb5の他端は、スイッチsb6の一端に接続されている。スイッチsb6の他端は接地されている。スイッチsb4,sb5は、制御部14から供給される調整コードDfbgcによってオンオフが制御される。スイッチsb6は、フィードバック極性変更部13cからの信号によってオンオフが制御される。
フィードバック極性変更部13cは、スイッチsc1,sc2,sc3,sc4を有している。スイッチsc1,sc3の一端は、トランジスタtr4のドレインなどに接続されており、比較回路11の出力電圧Voutnを受ける。スイッチsc2,sc4の一端は、トランジスタtr5のドレインなどに接続されており、比較回路11の出力電圧Voutpを受ける。スイッチsc1の他端は、スイッチsc4の他端に接続されている。さらにスイッチsc1,sc4の他端の電圧が、フィードバックゲイン調整部13aのスイッチsa6を制御するための制御電圧となる。スイッチsc2の他端は、スイッチsc3の他端に接続されている。さらにスイッチsc2,sc3の他端の電圧が、フィードバックゲイン調整部13bのスイッチsb6を制御するための制御電圧となる。スイッチsc1〜sc4は、制御部14から供給される調整コードDfbpolによってオンオフが制御される。
なお、スイッチsa4〜sa6,sb4〜sb6,sc1〜sc4は、例えば、MOSFETにより実現できる。また、図4の例は、図示を簡略化するため、フィードバックゲイン調整部13a,13bはそれぞれ2つのキャパシタを有しているが、この数には限定されず、3つ以上であってもよい。
次に、比較回路11のヒステリシス特性の検出方法の一例を説明する。
(ヒステリシス特性の検出方法)
図5は、ヒステリシス特性の検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。
また、図6は、ヒステリシス特性の検出例を説明する図である。図6において、横軸はオフセット量(またはそれに対応する調整コード(デジタル値))を示し、縦軸は出力電圧Voutを示している。
まず、制御部14は、スイッチSW1をオンにして、入力電圧Vinp=Vinnとする(ステップS10)。なお、このとき比較回路11の各入力端子には、図示しないバイアス電圧生成部により、バイアス電圧が印加される。
次に、制御部14は、調整コードDoscpを最大値(max)とし、調整コードDoscnを0とする(ステップS11)。調整コードDoscpは、図4に示したように、オフセット調整部12aに供給され、プラス側のオフセット調整に用いられる。調整コードDoscnは、図4に示したように、オフセット調整部12bに供給され、マイナス側のオフセット調整に用いられる。調整コードDoscp,Doscnは、例えば、デジタル値である。
ステップS11の処理では、制御部14は、調整コードDoscp=maxとすることで、例えば、図4に示したようなスイッチsa1〜sa3がすべてオンし、図6に示すようにプラス側のオフセット量が最大(MAX)となる。
次に、制御部14は、比較回路11の出力電圧Voutの論理レベルがLレベルであるか否かを判定し(ステップS12)、Lレベルでない場合には、調整コードDoscpが0より大きいか否かを判定する(ステップS13)。調整コードDoscpが0より大きいときには、制御部14は、調整コードDoscpをデクリメントして(ステップS14)、プラス側のオフセット量を小さくしていき、ステップS12からの処理を繰り返す。調整コードDoscpが0となると、制御部14は、調整コードDoscnをインクリメントして(ステップS15)、マイナス側のオフセット量を大きくしていき、ステップS12からの処理を繰り返す。ヒステリシス特性が、オフセット量がマイナス側の領域で現れる場合も考えられるためである。
プラス側のオフセット量を小さくしていく(またはマイナス側のオフセット量を大きくしていく)と、出力電圧Voutの論理レベルが、あるポイントでHレベルからLレベルに反転する。図6の例では、オフセット量offaのときに、出力電圧Voutの論理レベルが、HレベルからLレベルに反転している。制御部14は、このときの調整コードDoscp,Doscnの差(Doscp−Doscn)を、デジタル値Dhyslとして記憶部15に記憶する(ステップS16)。
次に、制御部14は、調整コードDoscnを最大値(max)とし、調整コードDoscpを0とする(ステップS17)。ステップS17の処理では、制御部14は、調整コードDoscn=maxとすることで、例えば、図4に示したようなオフセット調整部12bのスイッチsb1〜sb3がすべてオンする。これにより、図6に示すようにマイナス側のオフセット量が最大(オフセットとしては最小となるので、“MIN”と表記している)となる。
次に、制御部14は、比較回路11の出力電圧Voutの論理レベルがHレベルであるか否かを判定し(ステップS18)、Hレベルでない場合には、調整コードDoscnが0より大きいか否かを判定する(ステップS19)。調整コードDoscnが0より大きいときには、制御部14は、調整コードDoscnをデクリメントして(ステップS20)、マイナス側のオフセット量を小さくしていき、ステップS18からの処理を繰り返す。調整コードDoscnが0となると、制御部14は、調整コードDoscpをインクリメントして(ステップS21)、プラス側のオフセット量を大きくしていき、ステップS18からの処理を繰り返す。
マイナス側のオフセット量を小さくしていく(またはプラス側のオフセット量を大きくしていく)と、出力電圧Voutの論理レベルが、あるポイントでLレベルからHレベルに反転する。図6の例では、オフセット量offbのときに、出力電圧Voutの論理レベルが、LレベルからHレベルに反転している。制御部14は、このときの調整コードDoscp,Doscnの差(Doscp−Doscn)を、デジタル値Dhyshとして記憶部15に記憶する(ステップS22)。
次に、制御部14は、デジタル値Dhysl,Dhyshを記憶部15から読み出し、両者の差(Dhysh−Dhysl)により、ヒステリシス量(offb−offa)に対応するデジタル値を算出する(ステップS23)。
以上のような処理により、比較回路11のヒステリシス特性が検出できる。
なお、図6に示すように、制御部14は、オフセット量を変更する速度を比較回路11の入力信号の周波数に基づいて決めるようにしてもよい。制御部14は、例えば、入力信号の周波数に比例または入力信号の周波数と同じ速さで、オフセット量を変更する。これにより、入力信号の周波数に依存するヒステリシス特性を検出できる。
また、ステップS11〜S16の処理と、ステップS17〜S22の処理は、順序を逆に行ってもよい。すなわち、ステップS17〜S22の処理を行った後、ステップS11〜S16の処理を行うようにしてもよい。
次に、ノイズにより出力電圧Voutの論理レベルが反転したときにも、誤ったヒステリシス特性が検出されることを抑制する、ノイズを考慮したヒステリシス特性の検出方法の例を説明する。
(ノイズを考慮したヒステリシス特性の検出方法)
図7は、ノイズを考慮したヒステリシス特性の検出方法の一例の流れを示すフローチャートである。
ステップS30,S31の処理は、図5に示したステップS10,S11の処理と同じである。
ステップS31の処理の後、制御部14は、出力電圧Voutの値を複数(以下ではM個)サンプル取得する(ステップS32)。そして、制御部14は、取得したM個のうち、出力電圧Voutの論理レベルがLレベルのサンプル数N0と、Hレベルのサンプル数N1を計数する(ステップS33)。そして、制御部14は、N0>N1であるか否かを判定する(ステップS34)。
N0>N1ではないときには、制御部14は、出力電圧Voutの論理レベルは反転していないと判定して、ステップS35,S36,S37の処理を行う。ステップS35〜S37の処理は、図5に示したステップS13〜S15の処理と同じである。ステップS36,S37の処理後は、ステップS32からの処理が繰り返される。
N0>N1であるときには、制御部14は、出力電圧Voutの論理レベルは反転したと判定して、このときの調整コードDoscp,Doscnの差(Doscp−Doscn)を、デジタル値Dhyslとして記憶部15に記憶する(ステップS38)。
その後、図5に示したステップS17の処理と同様に、制御部14は、調整コードDoscnを最大値(max)とし、調整コードDoscpを0とする(ステップS39)。ステップS40,S41の処理は、ステップS32,S33の処理と同じである。Lレベルの数N0とHレベルの数N1の計数後、制御部14は、N0<N1であるか否かを判定する(ステップS42)。
N0<N1ではないときには、制御部14は、出力電圧Voutの論理レベルは反転していないと判定して、ステップS43,S44,S45の処理を行う。ステップS43〜S45の処理は、図5に示したステップS19〜S21の処理と同じである。ステップS44,S45の処理後は、ステップS40からの処理が繰り返される。
N0<N1であるときには、制御部14は、出力電圧Voutの論理レベルは反転したと判定して、このときの調整コードDoscp,Doscnの差(Doscp−Doscn)を、デジタル値Dhyshとして記憶部15に記憶する(ステップS46)。その後のステップS47の処理は、図5に示したステップS23の処理と同じである。
以上のように、図7の処理では、制御部14は、出力電圧Voutを複数サンプル取得して、各論理レベルのサンプル数の比較結果から、論理レベルが反転したか判定している。これにより、ノイズにより出力電圧Voutの論理レベルが反転したときにも、誤ったヒステリシス特性が検出されることを抑制できる。
次に、ヒステリシス調整部13を用いた、ヒステリシス特性の調整例を説明する。
(ヒステリシス特性の調整例)
図8は、ヒステリシス特性の調整処理の一例の流れを示すフローチャートである。
制御部14は、例えば、ユーザからの入力などに基づき、ヒステリシス量Vhysの目標値Vtaを設定し、目標値Vtaを記憶部15に格納する(ステップS50)。また、制御部14は、初期設定としてヒステリシス調整部13に供給される出力電圧Voutを0にする(ステップS51)。続いて、図5または図7に示したようなヒステリシス特性の検出処理が行われる(ステップS52)。
制御部14は、ヒステリシス特性の検出処理で検出されたヒステリシス量Vhysが、目標値Vtaと等しいか否かを判定する(ステップS53)。ヒステリシス量Vhysが目標値Vtaと等しくないときには、制御部14は、ヒステリシス量Vhysが目標値Vtaより大きいか否かを判定する(ステップS54)。ヒステリシス量Vhysが目標値Vtaより小さいとき、制御部14は、調整コードDfbpolでフィードバックの極性をポジティブに設定する(ステップS55)。
本実施の形態では、フィードバックの極性をポジティブに設定するとは、比較回路11の出力電圧Voutpの論理レベルがHレベルのとき、比較回路11での次の比較時に、Vinp−Vinnが大きくなるように調整することを意味する。
そのような調整を行うために、制御部14は、調整コードDfbpolにより、フィードバック極性変更部13cのスイッチsc3,sc4をオンし、スイッチsc1,sc2をオフする。これにより、出力電圧Voutpの論理レベルがHレベルのとき、フィードバックゲイン調整部13aのスイッチsa6はオンし、フィードバックゲイン調整部13bのスイッチsb6はオフする。なお、ここでは、スイッチsa6,sb6が、Hレベルの信号でオン、Lレベルの信号でオフするものとしている。また、出力電圧Voutpの論理レベルがLレベルのときには、逆にスイッチsa6がオフし、スイッチsb6がオンする。
フィードバックの極性をポジティブに設定後、制御部14から供給される調整コードDfbgcに基づき、フィードバックゲイン調整部13aまたはフィードバックゲイン調整部13bのゲイン調整が行われる(ステップS56)。ゲイン調整は、トランジスタtr1またはトランジスタtr2のドレインに接続するキャパシタca4,ca5,cb4,cb5を、スイッチsa4,sa5,sb4,sb5により有効または無効にすることで行われる。なお、ゲイン調整はアナログ方式で行ってもよい。その後、ステップS52からの処理が繰り返される。
一方、ヒステリシス量Vhysが目標値Vtaより大きいとき、制御部14は、調整コードDfbpolでフィードバックの極性をネガティブに設定する(ステップS57)。
本実施の形態では、フィードバックの極性をネガティブにするとは、比較回路11の出力電圧Voutpの論理レベルがHレベルのとき、比較回路11での次の比較時に、Vinp−Vinnが小さくなるように調整することを意味する。
そのような調整を行うために、制御部14は、調整コードDfbpolにより、フィードバック極性変更部13cのスイッチsc1,sc2をオンし、スイッチsc3,sc4をオフする。これにより、出力電圧Voutpの論理レベルがHレベルのとき、フィードバックゲイン調整部13aのスイッチsa6はオフし、フィードバックゲイン調整部13bのスイッチsb6はオンする。なお、ここでは、スイッチsa6,sb6が、Hレベルの信号でオン、Lレベルの信号でオフするものとしている。また、出力電圧Voutpの論理レベルがLレベルのときには、逆にスイッチsa6がオンし、スイッチsb6がオフする。
フィードバックの極性をネガティブに設定後、制御部14から供給される調整コードDfbgcに基づき、フィードバックゲイン調整部13aまたはフィードバックゲイン調整部13bのゲイン調整が行われる(ステップS58)。ゲイン調整は、トランジスタtr1またはトランジスタtr2のドレインに接続するキャパシタca4,ca5,cb4,cb5を、スイッチsa4,sa5,sb4,sb5により有効または無効にすることで行われる。なお、ゲイン調整はアナログ方式で行ってもよい。その後、ステップS52からの処理が繰り返される。
ステップS53の処理で、制御部14は、ヒステリシス量Vhysが、目標値Vtaと等しいと判定したとき、ヒステリシス特性の調整処理を終了する。なお、制御部14は、ヒステリシス量Vhysが、目標値Vtaと完全に一致していなくても、ヒステリシス量Vhysが目標値Vtaに対して所定の範囲内に近づいたときには、ヒステリシス特性の調整処理を終了するようにしてもよい。
このように、ヒステリシス調整部13は、図5、図7に示したようなヒステリシス特性の検出処理で検出されたヒステリシス特性と、目標値との比較結果に基づき、ゲイン調整を行ってヒステリシス特性(ヒステリシス量)を調整する。
以上のように、第2の実施の形態の半導体装置10及び比較回路11のヒステリシス特性検出方法によれば、オフセット調整部12を図5、図7に示したように制御することで、アナログ入力の設定などの手間が省ける。そのため、比較的容易に比較回路11のヒステリシス特性を検出、調整できる。また、デジタル値である調整コードによりヒステリシス特性の検出や調整を行えるため、これらの処理をデジタル化、自動化が可能である。
(適用例)
図9は、ヒステリシス特性検出及び調整機能を有する投機型判定帰還等化回路の一例を示す図である。
投機型判定帰還等化回路(以下投機型DFE(Decision Feedback Equalizer)という)20は、例えば、1クロック前のサンプルデータの論理レベルに基づき、複数の閾値と入力信号との複数の比較結果の何れかを選択して、データ判定を行うものである。投機型DFE20は、例えば、高速なデータ通信における受信回路に用いられる。
投機型DFE20は、加算器21a,21b、比較回路22a,22b、オフセット調整部23a,23b、ヒステリシス調整部24a,24b、デマルチプレクサ(DMX)25、フリップフロップ26を有する。
加算器21a,21bは、アナログの入力信号に対して係数+h1,−h1を用いて等化処理を行う。
比較回路22a,22bは、それぞれ異なる閾値と、加算器21a,21bの出力信号とを比較してその比較結果を出力する。
オフセット調整部23a,23bは、図示しない制御部から供給される調整コードに基づき、比較回路22a,22bのオフセット量を調整する。また、オフセット調整部23a,23bは、図5、図7に示したような処理により、オフセット量を調整することで、図示しない制御部で、比較回路22a,22bのヒステリシス特性が検出される。
ヒステリシス調整部24a,24bは、図示しない制御部から供給される調整コードに基づき、図8に示したような処理により、比較回路22a,22bのヒステリシス特性を調整する。
デマルチプレクサ25は、フリップフロップ26の出力値(サンプルデータ)に基づき、比較回路22a,22bの何れかでの比較結果を選択して出力する。
フリップフロップ26は、図示しないクロックに同期して、デマルチプレクサ25の出力信号を保持し、サンプルデータとして出力する。
本実施の形態のヒステリシス特性の検出方法は、上記のような回路に限定されず、その他、様々な回路に適用できる。
以上、実施の形態に基づき、本発明の比較回路のヒステリシス特性検出方法及び半導体装置の一観点について説明してきたが、これらは一例にすぎず、上記の記載に限定されるものではない。
1 半導体装置
2 比較回路
3 オフセット調整部
4 制御部
5 記憶部

Claims (7)

  1. 制御部が、比較回路のオフセット量を調整するオフセット調整部を制御して、
    前記オフセット量を第1の値から第2の値に向けて変化させ、前記比較回路の出力信号の論理レベルが変化したときの第3の値を検出し、
    前記オフセット量を前記第2の値から前記第1の値に向けて変化させ、前記論理レベルが変化したときの第4の値を検出し、
    前記第3の値と前記第4の値との第1の差分に基づき前記比較回路のヒステリシス特性を検出する、
    ことを特徴とする比較回路のヒステリシス特性検出方法。
  2. 前記制御部は、デジタルの第1の調整コードで前記オフセット調整部を制御し、前記オフセット量が前記第3の値となるときの前記第1の調整コードの第1のデジタル値と、前記オフセット量が前記第4の値となるときの前記第1の調整コードの第2のデジタル値を記憶部に記憶し、
    前記制御部は、前記第1のデジタル値と前記第2のデジタル値との第2の差分により、前記第1の差分に対応する第3のデジタル値を求める、ことを特徴とする請求項1に記載の比較回路のヒステリシス特性検出方法。
  3. 前記制御部は、前記オフセット調整部に前記オフセット量を変化させるたびに、前記出力信号を複数サンプル取得し、前記複数サンプルに含まれる第1の論理レベルの第1のサンプル数と第2の論理レベルの第2のサンプル数との比較結果に基づき、前記論理レベルが変化したか否かを判定する、ことを特徴とする請求項1または2に記載の比較回路のヒステリシス特性検出方法。
  4. 前記制御部は、前記比較回路の入力信号の周波数に基づく速度で、前記オフセット量を変化させる、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の比較回路のヒステリシス特性検出方法。
  5. 前記制御部は、前記第1の差分と目標値とを比較し、前記比較回路の前記出力信号を受けるヒステリシス調整部を制御して、前記第1の差分が前記目標値に一致するように、前記ヒステリシス調整部のゲインを調整させる、ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の比較回路のヒステリシス特性検出方法。
  6. 前記制御部は、デジタルの第2の調整コードで、前記ヒステリシス調整部を制御する、ことを特徴とする請求項5に記載の比較回路のヒステリシス特性検出方法。
  7. 第1の入力信号の値と第2の入力信号の値を比較し、比較結果を出力する比較回路と、
    前記比較回路のオフセット量を調整するオフセット調整部と、
    前記オフセット調整部を制御して、前記オフセット量を第1の値から第2の値に向けて変化させ、前記比較回路の出力信号の論理レベルが変化したときの第3の値を検出し、前記オフセット量を前記第2の値から前記第1の値に向けて変化させ、前記論理レベルが変化したときの第4の値を検出し、前記第3の値と前記第4の値との差分に基づき前記比較回路のヒステリシス特性を検出する制御部と、
    を有することを特徴とする半導体装置。
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