JP2015230889A - 加熱装置 - Google Patents
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Abstract
Description
の出力電圧に基づき推定される、加熱部の加熱動作が停止してからの経過時間によって加熱部またはその近傍が高温かどうかを推定することができるため、途中で停電状態が生じても、加熱部が高温かどうかを高精度に判断することができ、コストを安く抑えて高温表示を行うことが可能となる。また、機械的接点を有する温度検知手段を使用しないため、異物の混入による高温表示の動作不良や精度の低下といった不具合が生じることがなく、高精度に高温表示を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施形態によって本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の実施の形態1における加熱装置の概略図を示すものである。
からの供給電力をコンデンサ13に流すか流さないかを切り替えるスイッチング素子12と、コンデンサ13が充電した電荷を放電する主経路である抵抗器14と、で構成されている。スイッチング素子12は制御部5からの指示により、加熱モード時はオン状態となり、電源11とコンデンサ13を導通させてコンデンサ13への充電を行い、加熱部1が待機モードの時は、制御部5からの導通指示出力によりスイッチング素子12はオフ状態となり、電源11とコンデンサ13を非導通にする。この時、コンデンサ13に充電された電荷は、抵抗器14を介して放電され、時間と共にコンデンサ13の両端電圧が低下する。また、電源11の供給がない停電状態の場合や、制御部5からスイッチング素子12への導通指示出力がない場合は、スイッチング素子12はオフする。このような構成とすることによって、電源11の供給がない停電状態の場合でも、制御部5はコンデンサ13の両端電圧を測定することで加熱部1が加熱を停止してからの経過時間を推定することができる。なお、電源11の電圧値や、コンデンサ13の静電容量値や、抵抗器の抵抗値を調整することで、加熱部1が加熱を停止してから所定の時間が経過した時のコンデンサ13の両端電圧を任意の値に設計することができる。
図3(b)は、充放電回路部2の出力電圧が第1の所定電圧未満となって高温表示を停止する場合の説明図である。ここでは、加熱部1が加熱モードを終了した後に停電状態に移行した場合を想定しており、停電状態に移行すると、計時部3による計時は停止するが、充放電回路部2による放電動作は継続するため、停電状態から復帰後、計時部3による計測時間が第1の所定時間に到達する前に、充放電回路部2の出力電圧が第1の所定電圧未満となると、高温表示を停止する。
間が第1の所定時間以上の場合、加熱部1あるいは加熱部1近傍の温度が高温ではなくなったと判断してSTEP8に移行し、高温表示部4が高温表示を行わなくなる。STEP10にて、第1の経過時間が第1の所定時間以上でなかった場合、STEP11にて充放電回路部2の出力電圧が第1の所定電圧未満であるかを判断する。第1の所定電圧未満であった場合、加熱部1あるいは加熱部1近傍の温度が高温ではなくなったと判断してSTEP8に移行し、高温表示部4が高温表示を行わなくなる。STEP11にて第1の所定電圧以上であった場合、STEP9に戻る。STEP9にて、停電状態であると判断された場合、STEP12にて停電状態から復帰するのを待つ。また一方、STEP3において停電状態であると判断された場合も、加熱部1は停電状態であり加熱モード中ではないので、STEP13で充放電回路部2が放電動作を開始した後、STEP12に移行する。停電状態から復帰した場合、STEP14に移行し、充放電回路部2の出力電圧が第1の所定電圧未満であるかを判断する。充放電回路部2の出力電圧が第1の所定電圧以上である場合、加熱部1の加熱動作停止から十分な時間が経っておらず、加熱部1あるいは加熱部1近傍の温度が高温であると判断し、STEP15に移行し、高温表示部4で高温表示を行い、STEP14に戻る。STEP14で充放電回路部2の出力電圧が第1の所定電圧未満である場合、加熱部1の加熱動作停止から十分な時間が経っており、加熱部1あるいは加熱部1近傍の温度が高温ではないと判断し、STEP8に移行し、高温表示部4における高温表示を行わないようにする。
たは計時を行えなくなることが予測できる状態であり、例えば、交流電源の周期をクロック情報として利用して計時を行う場合にクロック情報となる交流電源の周期情報が取得できなくなる場合や、計時部3の駆動電源が低下して計時部3が動作しないか、または動作しなくなることが予測できる場合などがこれにあたる。したがって、例えば電池駆動の加熱装置であっても、電池の交換や消耗により計時部3が動作しないか、またはもうすぐ動作しなくなることが予測できる場合に装置の機能を一部停止するような状態も停電状態とみなすことができる。
が高温かどうかの推定をすることができる。但し、例えば、加熱部1を誘導加熱方式とする場合に被加熱体6が加熱可能かどうかを判定するために低出力で加熱部1を動作させる場合や、加熱部1またはその駆動経路が正常に動作しているかを確認する場合など、被加熱体6を加熱する目的以外で加熱部1を動作させる条件が存在する場合は、加熱以外の目的で加熱部1が動作するときに計時部3の計時が最初から行われないように動作時間や出力下限値などにより加熱目的と区別して制御する必要がある。
2 充放電回路部
3 計時部
4 高温表示部
5 制御部
Claims (4)
- 被加熱体を加熱する加熱部と、前記加熱部あるいは前記加熱部近傍の温度が高温であることを知らせる高温表示を行う高温表示部と、前記加熱部の加熱出力および前記高温表示部を制御する制御部と、前記制御部が前記加熱部を制御して加熱を行う加熱モード中は充電動作を行い、前記加熱部にて加熱を行わない待機モード中は放電動作を行う充放電回路部と、停電状態ではない場合に前記加熱部が加熱を行っていない期間または前記待機モードを継続している期間である第1の経過時間を計時する計時部と、を備え、前記制御部は、前記充放電回路部の出力電圧が第1の所定電圧以上である期間において、少なくとも前記待機モード中は前記第1の経過時間が第1の所定時間未満であれば前記高温表示部により高温表示を行うとともに前記第1の経過時間が前記第1の所定時間以上になると前記高温表示部の高温表示を行わないようにし、前記充放電回路部の出力電圧が第1の所定電圧未満になると、前記第1の経過時間にかかわらず、前記高温表示部による高温表示を行わないようにした加熱装置。
- 被加熱体を加熱する加熱部と、前記加熱部が加熱を行っている時は充電動作を行うとともに前記加熱部が加熱を行っていない時は放電動作を行う充放電回路部と、停電状態ではない場合に前記加熱部が加熱を行っていない期間または前記加熱部にて加熱を行わない待機モードを継続している期間である第1の経過時間を計時する計時部と、前記加熱部あるいは前記加熱部近傍の温度が高温であることを知らせる高温表示を行う高温表示部と、前記加熱部の加熱出力および前記高温表示部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記充放電回路部の出力電圧が第1の所定電圧以上である期間において、少なくとも前記待機モード中は前記第1の経過時間が第1の所定時間未満であれば前記高温表示部により高温表示を行うとともに前記第1の経過時間が前記第1の所定時間以上になると前記高温表示部の高温表示を行わないようにし、前記充放電回路部の出力電圧が第1の所定電圧未満になると、前記第1の経過時間にかかわらず、前記高温表示部による高温表示を行わないようにした加熱装置。
- 前記制御部は、前記加熱部が前記加熱モードを開始してからの加熱積算電力が第1の所定電力以上の場合、前記加熱モード中に停電状態となった後、通電状態に復帰したときは、前記充放電回路部の出力電圧が前記第1の所定電圧以上であれば前記高温表示部による高温表示を行うようにした請求項1または2に記載の加熱装置。
- 前記計時部は、前記加熱部が前記待機モードを継続したまま停電状態となるまでの第2の経過時間と、停電状態から通電状態に復帰してからの第3の経過時間を計時し、前記第2の経過時間と前記第3の経過時間の積算時間を前記第1の経過時間とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱装置。
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JP2004348109A (ja) * | 2003-04-28 | 2004-12-09 | Mitsubishi Electric Corp | 投写型表示装置 |
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2014
- 2014-06-09 JP JP2014118282A patent/JP6281120B2/ja active Active
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