JP2015230260A - 超音波流量計及び超音波流量計の取付方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】超音波流量計の配管への取付作業を格段に容易にする。【解決手段】内部を流体が流れる配管Aの上流側の外周に設けられ超音波の送受信を行う第1超音波送受信部20Aと、配管Aの下流側の外周に設けられ超音波の送受信を行う第2超音波送受信部20Bと、第1超音波送受信部20Aから送信された超音波が第2超音波送受信部20Bに受信されるまでの時間と第2超音波送受信部20Bから送信された超音波が第1超音波送受信部20Aに受信されるまでの時間とに基づいて流体の流量を算出する流量算出部と、配管Aの外周に設けられ超音波の配管伝搬波W2を吸収する超音波吸収体10と、を備える超音波流量計1の取付方法であって、第1・第2超音波送受信部20A・20Bと配管Aとの間に超音波吸収体10を配置し外側から押圧力を作用させることにより、第1・第2超音波送受信部20A・20Bを超音波吸収体10を介して配管Aに押し付けて固定する。【選択図】図4
Description
本発明は、超音波流量計及び超音波流量計の取付方法に関する。
従来より、各種流体の流量を計測するための超音波流量計が提案され、実用化されている。現在においては、超音波振動子と斜角くさびとによって構成した1対(乃至複数対)の超音波送受信部を流体の流れる配管の外壁に設置し、流体の流れ方向及び逆方向に超音波を伝搬させたときのそれぞれの伝搬時間を計測し、これら伝搬時間の差に基づいて流体の流量を算出する、伝搬時間差方式を使ったクランプオン型の超音波流量計が提案されている。
このような伝搬時間差方式を使ったクランプオン型の超音波流量計においては、ノイズとなる配管伝搬波(超音波振動子から発せられた超音波のうち、配管の管壁で反射して配管を伝搬する伝搬波)を抑制するために、配管の周囲にダンピング材(超音波吸収材)を設置する必要がある。近年においては、円弧型のダンピング材を配管に取り付ける方法が提案されている(例えば、特許文献1及び2参照)。
ところで、気体計測用の超音波流量計においては、低圧の気体流量の計測が求められている。計測対象となる気体の圧力が低い場合には通過信号成分のエネルギーも小さくなることから、ダンピング材によるノイズ減衰効果があること、超音波送受信部の配置及び固定化を実施して振動子間で超音波信号が伝えられること、等が要求される。
ここで、ダンピング材の配管への装着や振動子の固定化は、振動子が配管を通して送受信する超音波信号が十分であるかどうかを見極めながら決定する必要がある。配管寸法により超音波の送受信位置はある程度計算により求めることができるが、配管内外の表面状態や材料特性等の影響があるためである。
このため、従来の超音波流量計の取付作業においては、図5に示すように、(1)配管100へのダンピング材200の装着、(2)ダンピング材200の振動子取付部分210の切り抜き、(3)振動子への信号透過強度を増加させるためのカップラント材300の塗布、(4)固定部材による振動子400の取付け、の各工程を順次実施する必要がある。そして、信号強度が十分でない場合には、(2)以降の工程を再度繰り返す必要があった。
しかし、取付作業に上記のような煩雑な工程を経る必要があると、配管の切断作業等が不要で取付・取外作業が容易であることが求められるクランプオン型の超音波流量計のメリットが相殺されてしまうという問題があった。また、天井付近に設置された配管に超音波流量計を取り付ける際に上記のような煩雑な工程を実施すると、重量物である振動子や固定部材が落下することも考えられ、安全面においても懸念があった。
本発明は、かかる状況に鑑みてなされたものであり、超音波流量計としての超音波送受信信号を確保する構造としつつ、超音波流量計の配管への取付作業や保守作業を容易にすることを目的とする。
本発明に係る取付方法は、内部を流体が流れる配管における上流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第1超音波送受信部と、配管における下流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第2超音波送受信部と、第1超音波送受信部から送信された超音波が第2超音波送受信部に受信されるまでの時間と第2超音波送受信部から送信された超音波が第1超音波送受信部に受信されるまでの時間とに基づいて流体の流量を算出する流量算出部と、配管の外周に設けられ超音波の配管伝搬波を吸収する超音波吸収体と、を備える超音波流量計を取り付ける方法であって、超音波送受信部と配管との間に超音波吸収体を配置する配置工程と、超音波送受信部の外側から配管に向けた押圧力を作用させることにより、超音波送受信部を超音波吸収体を介して配管に押し付けて固定する押圧工程と、を含むものである。
また、本発明に係る超音波流量計は、内部を流体が流れる配管における上流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第1超音波送受信部と、配管における下流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第2超音波送受信部と、第1超音波送受信部から送信された超音波が第2超音波送受信部に受信されるまでの時間と第2超音波送受信部から送信された超音波が第1超音波送受信部に受信されるまでの時間とに基づいて流体の流量を算出する流量算出部と、配管の外周に設けられ超音波の配管伝搬波を吸収する超音波吸収体と、を備える超音波流量計であって、超音波送受信部と配管との間に超音波吸収体が配置された状態で超音波送受信部の外側から配管に向けた押圧力が作用することにより、超音波送受信部が超音波吸収体を介して配管に押し付けられて固定されているものである。
かかる構成及び方法を採用すると、超音波送受信部と配管との間に超音波吸収体を配置した状態で超音波送受信部の外側から配管に向けた押圧力を作用させることにより、超音波送受信部を、超音波吸収体を介して配管に押し付けて固定することができる。従って、超音波送受信部を配管に固定する際に従来必要であった煩雑な作業(超音波吸収体の一部を切り抜く作業や、切り抜いた部分にカップラント材を塗布する作業等)を省くことができるので、超音波送受信部の取付け・取外しによる調整作業が格段に容易になる。この結果、配管の切断作業等が不要であるクランプオン型の超音波流量計のメリットが相殺されることがない。また、超音波送受信部を配管に固定する際に従来必要であった煩雑な作業を省くことができるので、天井付近に設置された配管にも安全に取り付けることができる。さらに、流体の計測最適化を図る際の超音波送受信部の配置変更や、超音波送受信部が破損した際の交換作業において、超音波送受信部の取り外しが容易にできるため、保守作業を簡易にすることもできる。
なお、配管伝搬波を減衰させる機能は、配管伝搬波が超音波吸収体中に透過し、吸収体内での反射と吸収を繰り返すことにより発揮される。今回、発明者は、配管に対向して取り付けた超音波送受信部の間において、その超音波受信部と配管との間に密着させて超音波吸収体を配置することにより、配管及び流体を経て反射と吸収を繰り返さずに超音波が伝搬する場合、超音波流量計としての超音波信号を確保できることを発見した。本発明は、このような超音波吸収体の性能を有効利用したものである。
本発明に係る超音波流量計において、未架橋ブチルゴム又はシリコーンゴムを含む超音波吸収体を採用することができる。
かかる構成を採用すると、取扱い易い未架橋ブチルゴム又はシリコーンゴムを含む超音波吸収体を採用するため、取付作業が一層容易となる。また、未架橋ブチルゴムやシリコーンゴムは比較的高い超音波透過性能を有するため、カップラント材を採用した場合と遜色のない信号強度を得ることができる。
本発明に係る超音波流量計において、タングステン、硫酸バリウム、酸化鉄及びアルミナの少なくとも何れか一つからなる粒子を含む超音波吸収体を採用することができる。
かかる構成を採用すると、密度の大きい材料(タングステン、硫酸バリウム、酸化鉄、アルミナ)からなる粒子を含む超音波吸収体を採用するため、超音波吸収体の音響インピーダンスを配管の音響インピーダンスに近づけることができる。この結果、超音波吸収体の透過性能を高めることができる。
本発明によれば、超音波流量計としての超音波送受信信号を確保する構造としつつ、超音波流量計の配管への取付作業や保守作業を容易にすることが可能となる。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号で表している。なお、図面は実際の寸法を示すものではなく、具体的な寸法等は以下の説明を照らし合わせて判断するべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。なお、以下の説明において、図面の上側を「上」、下側を「下」、左側を「左」、右側を「右」という。
まず、図1〜図4を用いて、本発明の実施形態に係る超音波流量計1の構成について説明する。本実施形態に係る超音波流量計1は、図1に示すように、配管Aの内部を流れる気体(ガス)の流量を測定するためのものである。超音波流量計1の測定対象である気体は、図1において白抜き矢印で示す方向(図1における左から右の方向)に流れている。超音波流量計1は、第1超音波送受信部20Aと、第2超音波送受信部20Bと、本体部50と、超音波吸収体10と、を備える。
第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bは、それぞれ配管Aの外周に設けられる。図1に示す例では、第1超音波送受信部20Aが配管Aにおける上流側に、第2超音波送受信部20Bは配管Aにおける下流側に、それぞれ配置される。第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bは、それぞれ超音波の送信及び受信を行い、相互に超音波を送受信する。すなわち、第1超音波送受信部20Aが送信した超音波は、第2超音波送受信部20Bによって受信され、第2超音波送受信部20Bが送信した超音波は、第1超音波送受信部20Aによって受信される。
第1超音波送受信部20Aは、図2に示すように、くさび21と、圧電素子22と、を備える。
くさび21は、配管Aに対して所定の鋭角で超音波を入射させるためのものであり、樹脂製又は金属製の部材である。くさび21は、底面21aが超音波吸収体10の外周面に接触するように設置される。また、くさび21は、底面21aに対して所定の角度を有する斜面21bが形成されている。斜面21bには、圧電素子22が設置される。
圧電素子22は、超音波を送信するとともに、超音波を受信するためのものである。圧電素子22には、リード線(図示省略)が電気的に接続されている。リード線を介して所定周波数の電気信号が印加されると、圧電素子22は、当該所定周波数で振動して超音波を発する。これにより、超音波が送信される。図2において破線の矢印で示すように、圧電素子22から送信された超音波は、斜面21bの角度でくさび21を伝搬する。くさび21を伝搬する超音波は、くさび21と超音波吸収体10との界面及び超音波吸収体10と配管Aの外壁との界面で屈折して入射角が変化し、配管Aの内壁と配管Aの内部を流れる気体との界面でさらに屈折して入射角が変化し、当該気体を伝搬する。界面における屈折は、スネルの法則に従うので、配管Aを伝搬するときの超音波の速度、気体を伝搬するときの超音波の速度に基づいて、斜面21bの角度をあらかじめ設定することにより、超音波を所望の入射角で気体に入射させ、伝搬させることができる。
一方、圧電素子22に超音波が到達すると、圧電素子22は、当該超音波の周波数で振動して電気信号を発生させる。これにより、超音波が受信される。圧電素子22に発生した電気信号は、リード線を介して後述する本体部50で検出される。
なお、第2超音波送受信部20Bは、第1超音波送受信部20Aと同様の構成を備える。すなわち、第2超音波送受信部20Bも、くさび21と、圧電素子22と、を備える。よって、前述した第1超音波送受信部20Aの説明をもって、第2超音波送受信部20Bの詳細な説明を省略する。
図1に示す本体部50は、超音波が配管Aの内部を流れる気体を伝搬する時間に基づいて当該気体の流量を測定するためのものである。本体部50は、切替部51と、送信回路部52と、受信回路部53と、計時部54と、演算制御部55と、入出力部56と、を備える。
切替部51は、超音波の送信及び受信を切り替えるためのものである。切替部51は、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bに接続されている。切替部51は、例えば、切替スイッチ等を含んで構成することが可能である。演算切替部51は、演算制御部55から入力される制御信号に基づいて切替スイッチを切り替え、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bのうちの一方を送信回路部52に接続させるとともに、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bのうちの他方を受信回路部53と接続させる。これにより、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bのうちの一方が超音波を送信し、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bのうちの他方が当該超音波を受信することができる。
送信回路部52は、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bに超音波を送信させるためのものである。送信回路部52は、例えば、所定周波数の矩形波を生成する発振回路、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bを駆動する駆動回路等を含んで構成することが可能である。送信回路部52は、演算制御部55から入力される制御信号に基づいて、駆動回路が発振回路により生成された矩形波を駆動信号として第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bのうちの一方の圧電素子22に出力する。これにより、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bの一方の圧電素子22が駆動され、当該圧電素子22が超音波を送信する。
受信回路部53は、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bが受信した超音波を検出するためのものである。受信回路部53は、例えば、信号を所定の利得(ゲイン)で増幅する増幅回路、所定周波数の電気信号を取り出すためのフィルタ回路等を含んで構成することが可能である。受信回路部53は、演算制御部55から入力される制御信号に基づいて、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bのうちの一方の圧電素子22から出力された電気信号を増幅し、フィルタリングして受信信号に変換する。受信回路部53は、変換した受信信号を演算制御部55に出力する。
計時部54は、所定の期間における時間を計測するためのものである。計時部54は、例えば、発振回路等で構成することが可能である。なお、発振回路は、送信回路部52と共有するようにしてもよい。計時部54は、演算制御部55から入力されるスタート信号及びストップ信号に基づいて、発振回路の基準波の数をカウントして時間を計測する。計時部54は、計測した時間を演算制御部55に出力する。
演算制御部55は、配管Aの内部を流れる気体の流量を演算により算出するためのものである。演算制御部55は、例えば、CPU、ROMやRAM等のメモリ、入出力インターフェース等で構成することが可能である。また、演算制御部55は、切替部51、送信回路部52、受信回路部53、計時部54、及び、入出力部56等の本体部50の各部を制御する。なお、演算制御部55が気体の流量を算出する方法については、後述する。
入出力部56は、ユーザ(利用者)が情報を入力し、かつ、ユーザに対して情報を出力するためのものである。入出力部56は、例えば、操作ボタン等の入力手段、表示ディスプレイ等の出力手段等で構成することが可能である。ユーザが操作ボタン等を操作することにより、設定等の各種の情報が入出力部56を介して演算制御部55に入力される。また、入出力部56は、演算制御部55により算出された気体の流量、気体の速度、所定期間における積算流量等の情報を、表示ディスプレイ等に表示して出力する。
ここで、図3を用いて、配管Aの内部を流れる気体の流量の算出方法について説明する。図3に示すように、配管Aの内部を所定の方向(図3において左側から右側への方向)に流れる気体の速度(以下、流速という)をV[m/s]、当該気体中を超音波が伝搬するときの速度(以下、音速という)をC[m/s]とし、当該気体を伝搬する超音波の伝搬経路長をL[m]とし、配管Aの管軸と超音波の伝搬経路とのなす角度をθとする。ここで、配管Aの上流側(図3において左側)に設置された第1超音波送受信部20Aが超音波を送信し、配管Aの下流側(図3において右側)に設置された第2超音波送受信部20Bが当該超音波を受信するときに、当該超音波が配管Aの内部の気体を伝搬する伝搬時間t12は、以下の式(1)で表される。
t12=L/(C+Vcosθ) …(1)
t12=L/(C+Vcosθ) …(1)
一方、配管Aの下流側に設置された第2超音波送受信部20Bが超音波を送信し、配管Aの上流側に設置された第1超音波送受信部20Aが当該超音波を受信するときに、当該超音波が配管Aの内部の気体を伝搬する伝搬時間t21は、以下の式(2)で表される。
t21=L/(C−Vcosθ) …(2)
t21=L/(C−Vcosθ) …(2)
式(1)及び式(2)から、気体の流速Vは、以下の式(3)で表される。
V=(L/2cosθ)・{(1/t12)−(1/t21)} …(3)
V=(L/2cosθ)・{(1/t12)−(1/t21)} …(3)
式(3)において、伝搬経路長L及び角度θは、流量の測定前に既知の値であるから、流速Vは、伝搬時間t12及び伝搬時間t21を計測することで、式(3)から算出することができる。
そして、配管Aの内部を流れる気体の流量Q[m3/s]は、流速V[m/s]と、補数係数K及び配管Aの断面積S[m3/s]と、を用いて以下の式(4)で表される。
Q=KVS …(4)
Q=KVS …(4)
従って、演算制御部55は、伝搬経路長L、角度θ、補数係数K及び配管Aの断面積Sをあらかじめメモリ等に記憶しておく。そして、演算制御部55は、受信回路部53から入力される受信信号に基づいて、計時部54により伝搬時間t12及び伝搬時間t21を計測することで、式(3)及び式(4)から、配管Aの内部を流れる気体の流量Qを算出することができる。すなわち、演算制御部55は、本発明における流量算出部として機能するものである。
本実施計形態では、図3と式(1)〜(4)とを用いて、伝搬時間逆数差法により気体の流量を算出する例を示したが、これに限定されない。演算制御部55は、他の方法、例えば、周知の伝搬時間差法により気体の流量を算出するようにしてもよい。
なお、図1では、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bが互いに対向するように、図1において配管Aの上側に第1超音波送受信部20Aを配置し、配管Aの下側に第2超音波送受信部20Bを配置する例を示したが、これに限定されない。第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bは、配管Aの上流側と下流側との外周に設けられていればよい。
また、本実施計形態では、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Aの一方が送信した超音波が、配管Aの内部の気体を伝搬し、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Aの他方で直接受信する例を示したが、これに限定されない。配管Aの内部の気体を伝搬する超音波は、配管Aの内壁において反射し得る。よって、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Aの他方は、配管Aの内壁で2n回(nは正の整数)反射した超音波を受信してもよい。
一般に、超音波は、20kHz以上の周波数帯の音波を意味する。よって、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bが送信する超音波は、20kHz以上の周波数帯の音波である。好ましくは、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bが送信する超音波は、100kHz以上であって2.0MHz以下の周波数帯の超音波である。より好ましくは、第1超音波送受信部20A及び第2超音波送受信部20Bが送信する超音波は、0.5MHz以上であって1.0MHz以下の周波数帯の超音波である。なお、いずれの場合であっても、第1超音波送受信部20Aが送信する超音波と第2超音波送受信部20Bが送信する超音波とは、同一周波数であってもよいし、異なる周波数であってもよい。
図4は、第1超音波送受信部20Aから送信された超音波が第2超音波送受信部20Bに受信される様子を説明するための断面図である。図4に示すように、例えば、第1超音波送受信部20Aから送信された超音波は、配管Aを通過(透過)して配管Aの内部の気体を伝搬する気体伝搬波W1と、配管Aの管壁で反射して配管Aを伝搬する配管伝搬波W2と、に分けられる。気体伝搬波W1は、再び配管Aを通過して第2超音波送受信部20Bに到達する。一方、配管伝搬波W2も、配管Aの内壁及び外壁を複数回反射しながら第2超音波送受信部20Bに到達し得る。図示及びその詳細な説明を省略するが、第1超音波送受信部20Aから送信された超音波と同様に、第2超音波送受信部20Aから送信された超音波も、気体伝搬波W1と配管伝搬波W2とに分けられ、気体伝搬波W1は配管Aを通過して第1超音波送受信部20Aに到達するとともに、配管伝搬波W2も配管Aの内壁及び外壁を複数回反射しながら第1超音波送受信部20Aに到達し得る。
一般に、一方の媒質を伝搬する音波が、他方の媒質との界面で透過(通過)するか、反射するかは、一方の媒質と他方の媒質との音響インピーダンスの差によって決まる。すなわち、音響インピーダンスの差が小さいほど、一方の配質を伝搬する音波は他方の媒質に透過し、音響インピーダンスの差が大きいほど、一方の配質を伝搬する音波は他方の媒質との界面で反射する傾向がある。
配管Aの内部を流れる流体が、例えば液体である場合、液体の音響インピーダンスと、配管の材料、例えば、ステンレス(SUS)等の金属や合成樹脂等の高分子化合物の音響インピーダンスと、の差が相対的に小さいので、超音波は、配管Aを透過(通過)して内部を流れる液体を伝搬する割合(透過率)が多く(大きく)、つまり、配管Aの管壁で反射する割合(反射率)が少なく(小さく)、配管伝搬波W2のエネルギー(大きさ、又は強度)は小さい。これに対し、気体の音響インピーダンスは、液体の音響インピーダンスと比較して小さい。そのため、配管Aの内部を流れる流体が気体である場合、気体の音響インピーダンスと、配管Aの音響インピーダンスと、の差が相対的に大きくなるので、超音波は、配管Aを透過(通過)して内部を流れる液体を伝搬する割合(透過率)が少なく(小さく)、つまり、配管Aの管壁で反射する割合(反射率)が多く(大きく)、配管伝搬波W2のエネルギー(大きさ、又は強度)は大きい。
ここで、超音波の気体伝搬波W1を受信して伝搬時間を計測し、当該伝搬時間に基づいて流量を測定する超音波流量計において、気体伝搬波W1は検出すべき信号(信号成分)であり、配管伝搬波W2は信号に対するノイズ(ノイズ成分)である。本実施形態においては、このようなノイズ成分としての配管伝搬波W2を抑制するために、図1〜図4に示すように配管Aの外周面に超音波吸収体10を設けている。
超音波吸収体10は、配管Aの外周面において、少なくとも第1超音波送受信部20Aと第2超音波送受信部20Bとの間の領域を覆うように配置され、配管Aの外周面に密着して固定される。本実施形態においては、図4に示すように、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間にも超音波吸収体10を配置している。そして、このように第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間に超音波吸収体10を配置した状態で、図示していない固定部材を用いて第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)の外側から配管Aに向けて押圧力を作用させることにより、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)が超音波吸収体10を介して配管Aに押し付けられて固定されている。
配管伝搬波W2を減衰させる機能は、超音波吸収体10により発揮される。一方で、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間で対向して超音波吸収体10を配置することにより、気体伝搬波W1が伝搬される。本実施形態においては、このような超音波吸収体10の性能を有効利用すべく、従来採用していたカップラント材の代わりに、超音波吸収体10を第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間に配置したものである。
本実施形態においては、取扱い易くかつ比較的高い超音波透過性能を有する材料(例えば、未架橋ブチルゴムやシリコーンゴム等)を含む超音波吸収体10を採用している。また、超音波吸収体10には、超音波吸収体10の音響インピーダンスを配管Aの音響インピーダンスに近づけるために、密度の大きい粒子材料(例えば、タングステン等の金属の粒子、フェライト等の有機化合物の粒子、硫酸バリウム、酸化鉄、アルミナ等の無機化合物の粒子等)を混合させることもできる。
次に、本発明の実施形態に係る超音波流量計1の取付方法について説明する。
まず、超音波流量計1を構成する第1超音波送受信部20A、第2超音波送受信部20B及び超音波吸収体10を準備し、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間に超音波吸収体10を配置する(配置工程)。なお、配置工程においては、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間の領域だけではなく、配管Aの外周面のうち少なくとも第1超音波送受信部20Aと第2超音波送受信部20Bとの間の領域を覆うように超音波吸収体10を配置する。
次いで、図示していない固定部材を用いて、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)の外側から配管Aに向けた押圧力を作用させることにより、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)を、超音波吸収体10を介して配管Aに押し付けて固定する(押圧工程)。固定部材としては、配管Aを挟んで対向する位置に配置された一対の挟持部を配管A側に相互に近付けて押圧力を作用させる「クランプ型」の固定部材を採用することができる。この「クランプ型」の固定部材によって加えられるトルクは、例えば100cN・m程度に設定することができる。
以上説明した実施形態に係る超音波流量計1においては、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)と配管Aとの間に超音波吸収体10を配置した状態で第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)の外側から配管Aに向けた押圧力を作用させることにより、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)を、超音波吸収体10を介して配管Aに押し付けて固定することができる。従って、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)を配管Aに固定する際に従来必要であった煩雑な作業(超音波吸収体10の一部を切り抜く作業や、切り抜いた部分にカップラント材を塗布する作業等)を省くことができるので、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)の取付け・取外しによる調整作業が格段に容易になる。この結果、配管Aの切断作業等が不要であるクランプオン型の超音波流量計1のメリットが相殺されることがない。また、第1超音波送受信部20A(第2超音波送受信部20B)を配管Aに固定する際に従来必要であった煩雑な作業を省くことができるので、天井付近に設置された配管にも安全に取り付けることができる。さらに、カップラント材を採用するとその塗布量によっては信号強度が変化してしまう場合があるが、本実施形態に係る取付方法を採用すると、カップラント材を塗布する必要がなくなるため、信号強度の安定化にも寄与することが可能となる。
また、以上説明した実施形態に係る超音波流量計1においては、取扱い易い材料(例えば未架橋ブチルゴムやシリコーンゴム)を含む超音波吸収体10を採用するため、取付作業が一層容易となる。また、未架橋ブチルゴムやシリコーンゴムでは、本発明における伝搬性能を実現でき、かつ、カップラント材を採用した場合と遜色のない信号強度を得ることができる。
本発明は、以上の実施形態に限定されるものではなく、この実施形態に当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。すなわち、上記実施形態が備える各要素及びその配置、材料、条件、形状、サイズ等は、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、上記実施形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1…超音波流量計
10…超音波吸収体
20A…第1超音波送受信部
20B…第2超音波送受信部
55…演算制御部(流量算出部)
A…配管
W2…配管伝搬波
10…超音波吸収体
20A…第1超音波送受信部
20B…第2超音波送受信部
55…演算制御部(流量算出部)
A…配管
W2…配管伝搬波
Claims (3)
- 内部を流体が流れる配管における上流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第1超音波送受信部と、前記配管における下流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第2超音波送受信部と、前記第1超音波送受信部から送信された前記超音波が前記第2超音波送受信部に受信されるまでの時間と前記第2超音波送受信部から送信された前記超音波が前記第1超音波送受信部に受信されるまでの時間とに基づいて前記流体の流量を算出する流量算出部と、前記配管の外周に設けられ前記超音波の配管伝搬波を吸収する超音波吸収体と、を備える超音波流量計を取り付ける方法であって、
前記超音波送受信部と前記配管との間に前記超音波吸収体を配置する配置工程と、
前記超音波送受信部の外側から前記配管に向けた押圧力を作用させることにより、前記超音波送受信部を前記超音波吸収体を介して前記配管に押し付けて固定する押圧工程と、を含む、超音波流量計の取付方法。 - 内部を流体が流れる配管における上流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第1超音波送受信部と、前記配管における下流側の外周に設けられ超音波の送信及び受信を行う第2超音波送受信部と、前記第1超音波送受信部から送信された前記超音波が前記第2超音波送受信部に受信されるまでの時間と前記第2超音波送受信部から送信された前記超音波が前記第1超音波送受信部に受信されるまでの時間とに基づいて前記流体の流量を算出する流量算出部と、前記配管の外周に設けられ前記超音波の配管伝搬波を吸収する超音波吸収体と、を備える超音波流量計であって、
前記超音波送受信部と前記配管との間に前記超音波吸収体が配置された状態で前記超音波送受信部の外側から前記配管に向けた押圧力が作用することにより、前記超音波送受信部が前記超音波吸収体を介して前記配管に押し付けられて固定されている、超音波流量計。 - 前記超音波吸収体は、未架橋ブチルゴム又はシリコーンゴムを含む、請求項2に記載の超音波流量計。
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