JP2015230066A - スラスト軸受 - Google Patents

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Abstract

【課題】高負荷性能を維持しつつ、低負荷での回転においては摩擦による回転トルクを低減したスラスト軸受を提供する。【解決手段】スラスト軸受8は、対向して配置された軌道輪9、10と、軌道輪9、10間に形成された第1の軌道と、その径方向外方に形成された第2の軌道と、第1の軌道に配置される複数の第1の転動体11と、第2の軌道に配置される複数の第2の転動体12と、複数の第1の転動体11及び複数の第2の転動体12を保持する保持器13と、を備える。第1の転動体11はころ転動体であり、且つ、第2の転動体12が玉転動体であり、ころ転動体の直径r1は、前記玉転動体の直径r2よりも小さく、その差r2−r1が、玉転動体12の弾性変形幅より小さい。【選択図】図4

Description

本発明は、スラスト軸受に関し、詳しくは、摩擦による回転トルクを低減したスラスト軸受に関する。
スラスト軸受は、高負荷容量と高剛性が実現可能であり、主として、自動車用のクラッチレスコンプレッサやオートマチックトランスミッション等の荷重を支える条件下で用いられる(例えば、特許文献1参照。)。
ところで、高負荷への耐性に優れたスラスト軸受として、転動体が針状ころであるスラスト針状ころ軸受が知られている。針状ころなどのころ転動体は、その円柱形状の側面において保持器の軌道面と接触するので、玉転動体の場合と比較して、回転時の摩擦抵抗や摩擦による回転トルクが大きくなることが知られている。
近年、摩擦抵抗の小さい機械や装置の要求が高まっている。これに伴って、スラスト軸受においても、摩擦による回転トルクの低下の要求が、より高まっている。つまり、高負荷性能を維持しつつ、低負荷での回転においては摩擦による回転トルクを低減することが望まれている。
特許文献2には、対向する2つの軌道輪間に、外径側と内径側の径方向2列に配置された複数の転動体と、複数の転動体を保持する保持器とを備えたスラスト軸受が開示されている。このスラスト軸受では、外径側の転動体がころ転動体であり、内径側の転動体が玉転動体であり、ころ転動体の直径が玉転動体の直径よりも大きいと記載されている。
特許文献2に記載のスラスト軸受によれば、低荷重が負荷されるときには、2つの軌道輪が、それらの外周部分よりも内周部分において互いに接近した反り形状となるように位置づけられている。低荷重の負荷時に2つの軌道輪がこのような反り形状を形成することにより、軌道輪の内径部分に配置された玉転動体のみが軌道輪に対して接触する。そして、軌道輪に接触する転動体が玉転動体のみであるので、摩擦によるトルクを抑制できると記載されている。
また、特許文献2に記載のスラスト軸受によれば、高荷重が負荷されるときには、2つの軌道輪が、それらの外周部分における軌道輪間の距離が小さくなるように変形する。高荷重の負荷時に2つの軌道輪がこのような反り形状を形成するように変形することにより、軌道輪の外径部分に配置されたころ転動体が軌道輪に対して接触する。そして、ころ転動体が負荷を受けると共に玉転動体が無負荷状態となることにより、高負荷容量、高剛性を実現できると記載されている。
特開2003−97562号公報 特開2006−46559号公報
しかしながら、特許文献2に記載のスラスト軸受において、上記説明したような理想的な軌道輪の反り形状を実現することは難しい。
本発明は、高負荷性能を維持しつつ、低荷重が負荷されたときの摩擦による回転トルクを低減したスラスト軸受の提供を目的とする。
上記の課題を解決する本発明の実施の形態に係るスラスト軸受は、第1の環状部材と、第1の環状部材と対向して配置された第2の環状部材と、第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に形成される第1の軌道と、第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に形成され、前記第1の軌道より径方向外方に配置される第2の軌道と、第1の軌道に配置される複数の第1の転動体と、第2の軌道に配置される複数の第2の転動体と、複数の第1の転動体及び前記複数の第2の転動体を保持する保持器と、を備える。第1の転動体及び第2の転動体のうちの一方がころ転動体であり、且つ、他方が玉転動体である。ころ転動体の直径は、前記玉転動体の直径よりも小さく、前記玉転動体の直径及び前記ころ転動体の直径の差が、前記玉転動体の弾性変形幅より小さい。
本発明によれば、第1の転動体及び第2の転動体のうちの一方がころ転動体であり、且つ、他方が玉転動体であって、ころ転動体の直径は、前記玉転動体の直径よりも小さく、前記玉転動体の直径及び前記ころ転動体の直径の差が、前記玉転動体の弾性変形幅より小さいので、スラスト軸受に負荷される荷重が低いときには、玉転動体の転動のみによってスラスト軸受を作動させることができる。また、スラスト軸受に負荷される荷重が高いときには、玉転動体及びころ転動体の両方の転動によってスラスト軸受を作動することができるので、高荷重に対して十分な耐性を発揮する。
図1は、本実施形態に係るクラッチレスコンプレッサの概略断面図である。 図2は、図1の要部を拡大して示す断面図である。 図3は、図1のスラスト軸受の保持器を展開して示した図である。 図4は、低荷重が負荷されているときの本実施形態に係るスラスト軸受の作動状態を示す断面図である。 図5は、高荷重が負荷されているときの本実施形態に係るスラスト軸受の作動状態を示す断面図である。 図6は、本発明の変形例に係るスラスト軸受の保持器を展開して示した図である。 図7は、本発明の変形例に係るスラスト軸受の保持器を展開して示した図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。以下の説明において参照する各図は、説明の便宜上、本発明の実施形態の構成部材のうち、本発明を説明するために必要な主要部材のみを簡略化して示したものである。従って、本発明は以下の各図に示されていない任意の構成部材を備え得る。また、以下の各図中の部材の寸法は、実際の寸法および各部材の寸法比率等を忠実に表したものではない。
図1は、自動車用のエアコン用クラッチレスコンプレッサ20の断面を示す。図2は、図1の斜板4の周辺の拡大図である。
図1に示すように、クラッチレスコンプレッサ20には、駆動軸1の周囲に軸方向に延びる複数のシリンダ2が設けられている。複数のシリンダ2は、駆動軸1の周りで略環状に配置されている。複数のシリンダ2のそれぞれにはピストン3が挿入されている。ピストン3のそれぞれは、連結部材5を介して環状の斜板4に連結されている。斜板4には、連結部材5が接続される面とは反対側の面に、円盤状の斜板ガイド6が取り付けられている。
斜板ガイド6は、駆動軸1と一体に形成されている。斜板ガイド6の軸心は、駆動軸1の軸心に対して傾斜している。そして、駆動軸1と斜板ガイド6は、互いに軸心を傾斜させた状態で固定されている。つまり、斜板ガイド6は、駆動軸1に対して相対的には回転不能である。
従って、駆動軸1を回転することにより、斜板ガイド6は、駆動軸1との傾斜角を維持したままの状態で回転する。斜板ガイド6は、駆動軸1の回転により軸方向に揺動する。具体的には、図1における駆動軸1よりも上方では、斜板ガイド6は連結部材5に向かって傾いた状態(つまり、シリンダ2に近づいた状態)となっている。この状態から駆動軸1を180度回転すると、斜板ガイド6は連結部材5とは反対の方向に傾いた状態(つまり、シリンダ2から離れた状態)となる。
斜板4の軸心と斜板ガイド6の軸心は、同一である。斜板4と駆動軸1との間には、ラジカル軸受7が設けられている。また、斜板4と斜板ガイド6との間には、スラスト軸受8が設けられている。そのため、斜板4は、駆動軸1及び斜板ガイド6に対しては相対的に回転可能である。つまり、斜板4は、駆動軸1の回転に関係なく非回転となる。
斜板4と連結部材5との連結部分において、連結部材5は、ボール5aを有する。ボール5aは、連結部材5の一端に固定されている。斜板4は、ボール5aを収容するボール支持部4aを有する。ボール支持部4aがボールを転動可能に支持しているので、連結部材5は、斜板4の傾斜方向に関係なく、常に駆動軸1と平行となっている。
斜板4は、駆動軸1の回転によって斜板ガイド6が揺動するのに連動して揺動する。具体的には、図1における駆動軸1よりも上方では、斜板4は連結部材5に向かって傾いた状態(つまり、シリンダ2に近づいた状態)となっている。つまり、ピストン3によりシリンダ2内が圧縮された状態となっている。この状態から駆動軸1を180度回転すると、斜板4は連結部材5とは反対の方向に傾いた状態(つまり、シリンダ2から離れた状態)となる。つまり、ピストン3がシリンダ2内を膨張させた状態となっている。
従って、クラッチレスコンプレッサ20は、駆動軸1の回転により斜板ガイド6及び斜板4が揺動し、これによってピストン3が軸方向に往復運動することとなる。
このような自動車用クラッチレスコンプレッサ20は、エアコンスイッチがオンに設定されている状態では、熱負荷の高低に応じ、駆動軸1に対する斜板4及び斜板ガイド6のそれぞれの傾斜が増大又は減少する。この傾斜の増大又は減少により、ピストン3のストロークが大小に制御されて、冷媒が圧縮されて熱交換機に供給される。そのため、クラッチレスコンプレッサ20の稼動時には、駆動軸1及び斜板ガイド6の回転運動と共にピストン3の往復運動が行われ、斜板4と斜板ガイド6との間に配置されるスラスト軸受8には高荷重が負荷される。
また、クラッチレスコンプレッサ20においては、エアコンスイッチがオフに設定されている状態においても、クラッチレスコンプレッサ20には車載エンジンの駆動力が常時伝達されている。そのため、斜板4と斜板ガイド6との間のスラスト軸受8には、低荷重が負荷されている状態となる。
以下、スラスト軸受8の構成について説明する。
斜板4と斜板ガイド6は、図2に示すように、平坦な対向面4b,6aを備えている。スラスト軸受8は、このような斜板4と斜板ガイド6の各々の対向面4b、6aの間に設けられている。スラスト軸受8は、斜板4に接して配置された軌道輪(レース)9と、斜板ガイド6に接して配置された軌道輪(レース)10と、複数の転動体11、12と、複数の転動体11、12を保持する保持器13と、で構成されている。
軌道輪9、10のそれぞれは、斜板4の軸心を中心とした環状の部材である。軌道輪9、10は、斜板4の軸方向に関して互いに対向して配置されている。
軌道輪9、10の間には、保持器13が配置されている。図3は、複数の転動体11、12を保持した状態の保持器13を示す図である。保持器13には、図3に示すように、第1の軌道に沿う複数のポケット13aと、第1の軌道より径方向外方の第2の軌道に沿う複数のポケット13bとが形成されている。ポケット13aとポケット13bはそれぞれ、保持器中心に対して同心円上に配置されている。第1の軌道のポケット13aには、ころ転動体11が回転自在に収容される。第2の軌道のポケット13bには、玉転動体12が回転自在に収容される。
ころ転動体11の直径r1は、例えば1.50〜2.98mmである。なお、本明細書において、「ころ転動体の直径」とは、ころを円柱形状として捉えたときの底面の円の直径の大きさをいう。また、ころ転動体11の長さd1は、例えば、4〜5mmである。なお、本明細書において、「ころ転動体の長さ」とは、ころを円柱形状として捉えたときの高さをいう。ころ転動体11は、直径r1と比べて長さd1が大きいことが好ましい。つまり、ころ転動体11は、針状ころであることが好ましい。
玉転動体12の直径r2は、例えば1.51〜3.00mmである。玉転動体12の直径r2は、ころ転動体11の直径r1よりも大きく、その差r2−r1は、玉転動体12の弾性変形幅よりも小さくなるように設定されている。なお、本明細書において、玉転動体12の弾性変形幅とは、玉転動体12に外力が加えられたときの変形前後での、玉転動体12の直径の大きさの差をいう。
それぞれの直径の差r2−r1と、玉転動体12の直径r2とは、下式(1)の関係を満たすことが好ましい。
0.5%≦(r2−r1)/r2×100≦3% ・・・(1)
また、玉転動体12の直径r2ところ転動体11の直径r1との差r2−r1は、例えば、10〜90μmであることが好ましい。
以上の構成において、本実施の形態では、スラスト軸受8に低荷重が負荷されるときは、軌道輪9と軌道輪10に対して第2の軌道の玉転動体12のみが接触する。一方、高荷重が負荷されるときは、第1の軌道のころ転動体11と第2の軌道の玉転動体12の両方が、軌道輪9及び10に接触する。従って、このスラスト軸受8によれば、低荷重が負荷されるときは摩擦による回転トルクを低減することができ、高荷重が負荷されるときは高負荷荷重への優れた耐性を得ることができる。
以下、図4及び5を参照して、本実施形態のスラスト軸受8をより詳細に説明する。図4は、エアコンスイッチがオフにされてクラッチレスコンプレッサ20が稼動停止している状態で、車載エンジンから常時伝達される駆動力でスラスト軸受8に低荷重が負荷されている状態を示す。図5は、エアコンスイッチがオンにされてクラッチレスコンプレッサ20が稼動状態となっており、スラスト軸受8に高荷重が負荷されている状態を示す。なお、図4及び図5では、説明を分かりやすくするために、ころ転動体11と玉転動体12の直径の差、及び玉転動体12の弾性変形の大きさを実際の寸法よりも極端に大きく図示している。
図4で示すように、クラッチレスコンプレッサ20が稼動停止している状態にあるとき、軌道輪9及び軌道輪10は、共に、玉転動体12に接触している。つまり、軌道輪9、10間の距離は、玉転動体12の直径r2に等しくなっている。ころ転動体11の直径r1は玉転動体12の直径r2よりも小さいので、この状態においては、ころ転動体11が軌道輪9及び軌道輪10の両方に同時に接触することはない。従って、スラスト軸受8に低荷重が負荷された状態においては、主に、玉転動体12の転動によってスラスト軸受8が作動することとなる。玉転動体の転動時に生じる摩擦による回転トルクは、ころ転動体の転動時に生じる摩擦による回転トルクよりも小さいので、低荷重負荷状態での摩擦による回転トルクを低く抑えることができる。
図5で示すように、クラッチレスコンプレッサ20が稼動状態にあるとき、駆動軸1及び斜板ガイド6の回転運動と共にピストン3の往復運動が行われるので、軌道輪9、10には玉転動体12を圧迫する方向の大きな荷重が加えられる。そのため、玉転動体12には大きな荷重が加えられて、玉転動体12が弾性変形し、軸方向に圧縮される。玉転動体12の弾性変形幅は、玉転動体12の直径の0.05〜3%程度である。
玉転動体12が圧縮されて、玉転動体12の軸方向の大きさがころ転動体11の直径r1と同じになると、玉転動体12だけではなく、ころ転動体11にも、軌道輪9、10の両方が同時に接触することとなる。そのため、軌道輪9、10に加えられる高負荷をころ転動体11と玉転動体12の両方で支えることとなり、高負荷への優れた耐性が得られる。なお、玉転動体12の直径r2と、ころ転動体11の直径r1との差r2−r1が、玉転動体12の弾性変形幅以下の大きさであるので、玉転動体12が弾性変形することにより、玉転動体12の直径ところ転動体11の直径とを同一にすることができる。
以上述べたように、車載エンジンの駆動力が常時伝達されるクラッチレスコンプレッサ20において、斜板4と斜板ガイド6とから負荷される荷重が低荷重であるとき、軌道輪9と軌道輪10の両方に同時に接触するのは、玉転動体12だけである。従って、主に、玉転動体12の転動によってスラスト軸受8が作動することとなる。玉転動体の転動時に生じる摩擦による回転トルクは、ころ転動体の転動時に生じる摩擦による回転トルクよりも小さいので、低荷重負荷状態での摩擦による回転トルクを低く抑えることができる。
また、クラッチレスコンプレッサ20が稼動状態で斜板4と斜板ガイド6とから負荷される荷重が高荷重であるとき、ころ転動体11及び玉転動体12のそれぞれが、軌道輪9と軌道輪10の両方に同時に接触するので、高荷重に対して十分な耐性を発揮する。
[変形例]
上記の実施形態では、図3において、第1の軌道のころ転動体11と第2の軌道の玉転動体12とが一対一で対応して配置された状態を示したが、特にこれに限定されない。例えば、図6に示すように、ころ転動体11の数よりも玉転動体12の数が多くてもよいし、また、その逆であってもよい。
上記の実施形態では、第1の軌道にころ転動体11、及び第2の軌道に玉転動体12がそれぞれ配置されたスラスト軸受を示したが、特にこれに限定されない。例えば、図7に示すように、第1の軌道に玉転動体12、及び第2の軌道にころ転動体11がそれぞれ配置されていてもよい。この場合においても、玉転動体12の直径がころ転動体11の直径よりも大きく、且つ、玉転動体12の直径及びころ転動体11の直径の差が、玉転動体12の弾性変形量以下となるように設定する。
上記の実施形態では、自動車用のクラッチレスコンプレッサ20に用いられるスラスト軸受について説明したが、特にこれに限定されない。本発明のスラスト軸受は、高負荷環境下で使用され、且つ、低荷重が負荷されるときには摩擦による回転トルクを抑制することが要求されるような装置等において、好適に用いることができる。
以上、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明は、スラスト軸受について有用であり、詳しくは、摩擦による回転トルクを低減したスラスト軸受について有用である。
8 スラスト軸受
9、10 軌道輪(環状部材)
11 ころ転動体(第1の転動体)
12 玉転動体(第2の転動体)
13 保持器

Claims (2)

  1. 第1の環状部材と、
    前記第1の環状部材と対向して配置された第2の環状部材と、
    前記第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に形成される第1の軌道と、
    前記第1の環状部材と前記第2の環状部材との間に形成され、前記第1の軌道より径方向外方に配置される第2の軌道と、
    前記第1の軌道に配置される複数の第1の転動体と、
    前記第2の軌道に配置される複数の第2の転動体と、
    前記複数の第1の転動体及び前記複数の第2の転動体を保持する保持器と、
    を備え、
    前記第1の転動体及び第2の転動体のうちの一方がころ転動体であり、且つ、他方が玉転動体であり、
    前記ころ転動体の直径は、前記玉転動体の直径よりも小さく、前記玉転動体の直径及び前記ころ転動体の直径の差が、前記玉転動体の弾性変形幅より小さい、スラスト軸受。
  2. 請求項1に記載のスラスト軸受において、
    自動車のクラッチレスコンプレッサに用いられる、
    スラスト軸受。
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