JP2015230063A - シール構造及び該シール構造を備える電子機器 - Google Patents

シール構造及び該シール構造を備える電子機器 Download PDF

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Abstract

【課題】シール構造において、安定したシール性を確保する。【解決手段】シール構造7は、第一部材と第二部材とを互いに組み付けて形成される筐体において、前記第一部材と前記第二部材との間を液密に閉塞するシール構造7であって、前記第一部材と前記第二部材との間に配置され、弾性変形可能なシール部材73を備え、シール部材73は、前記第一部材または前記第二部材の少なくとも一方に形成される凹部722に、頂点が接触するよう突出する突起部732bを有する。【選択図】図3

Description

本発明は、シール構造及び該シール構造を備える電子機器に関する。
従来、防水構造を有する電子機器では、防水構造とするために互いに嵌合することで筐体を構成する部材同士の間や筐体と蓋部材との間に、Oリングなどのパッキンが設けられている。
例えば、特許文献1には、携帯無線機の防水構造が開示されている、この防水構造では、その頂点が中心から外側にずれた位置に配置されるよう形成された三角形状のパッキンを電池パックに設けている。このようなパッキンを設けることで、電池パックを無線機本体に取り付ける際に、無線機本体に対して同一方向に倒れるようにパッキンを潰すことができ、安定した防水特性を得ることができる。
特開2011−114365
しかしながら、特許文献1のような構造では、三角形状をなすパッキンが同一方向に倒れるように潰されることで、無線機本体の面に対して面接触となる。そして、パッキンのようなシール部材が接触面積の大きい状態でシール性を確保していると、無線機本体の面のような接触対象となる部材の面の平面度が低下することで密着度も低下し、シール性を確保することが難しい。具体的には、面接触とすることでシール性を確保している装置が、長期間に渡って高温高湿の環境下に曝されると、無線機本体のようなパッキンを押し付けられる側の材料に変形が生じて平面度が低下し、無線機本体に対して均一な面圧となるようにパッキンを押し潰すことができないおそれがある。その結果、パッキンのようなシール部材と相手部材との間の密着度が低下し、シール性が低下する恐れがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであって、安定したシール性を確保することが可能なシール構造及び該シール構造を備えた電子機器を提供するものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様におけるシール構造は、第一部材と第二部材とを互いに組み付けて形成される筐体において、前記第一部材と前記第二部材との間を液密に閉塞するシール構造であって、前記第一部材と前記第二部材との間に配置され、弾性変形可能なシール部材を備え、前記シール部材は、前記第一部材または前記第二部材の少なくとも一方に形成される凹部に、頂点が接触するよう突出する突起部を有する。
このような構成によれば、第一部材と第二部材とが組み付けられた際に、突起部の頂点が凹部に接触して押し潰されることで、シール部材を第一部材や第二部材に対して局所的に密着させることができる。即ち、突起部の頂点から第一面や第二面よりも凹んだ凹部に対して押し潰して点接触させることができる。そして、突起部を頂点で点接触させて押し潰すことで、第一部材や第二部材に対してシール部材が接触する面積を小さくして、局所的に面圧を高めることができる。その結果、第一部材や第二部材が変形するなどして位置がずれた場合であっても、シール部材の突起部と凹部との密着度を確保することができる。これにより、第一部材や第二部材が変形し、第一面と第二面との間の隙間の大きさに変化が生じても、安定したシール性を確保することができる。
また、上記シール構造では、前記第一部材は、凸部が形成される第一面を有し、前記第二部材は、前記第一面と対向し、前記凹部が形成される第二面を有し、前記シール部材は、前記凸部を覆うガイド部を有し、前記突起部は、前記凸部及び前記凹部に向かってそれぞれ突出していてもよい。
このような構成によれば、突起部を覆うようにガイド部が形成されることで、凸部に対してシール部材の位置を容易に定めることができる。そのため、突起部を凸部に対して高い精度で点接触させることができる。即ち、シール部材がずれたり傾いたりしてしまうことを防止して、凸部に対して突起部の姿勢を維持して接触させることができる。また、凹部に対する突起部の位置も定めることができ、凹部に対して高い精度で突起部を点接触させることができる。したがって、第一面と第二面とが対向する対向方向の両側でシール部材の突起部をそれぞれ高い精度で点接触させることができる。したがって、第一面と第二面との間の隙間の大きさに変化が生じても、より安定したシール性を確保することができる。
また、上記シール構造では、前記第一部材は、前記凹部が形成される第一面を有し、前記第二部材は、前記第一面と対向し、前記凹部が形成される第二面を有し、前記突起部は、前記第一面及び前記第二面に向かってそれぞれ突出していてもよい。
このような構成によれば、第一部材と第二部材とが組み付けられた際に、突起部の頂点が第一面に形成された凹部や第二面に形成された凹部に接触して押し潰されることで、シール部材を第一部材や第二部材に局所的に密着させることができる。特に、第一面や第二面から突出しているのではなく、窪んで形成される凹部に突起部の頂点を接触させることで、第一面や第二面によってシール部材自体を安定して支持した状態で、局所的に面圧を高めることができる。したがって、第一部材や第二部材が変形するなどして位置がずれた場合であっても、局所的に面圧が高い状態を維持でき、第一部材や第二部材に対するシール部材の密着度をより高い精度で確保することができる。
また、上記シール構造では、前記第一部材は、前記凹部が形成される第一面を有し、前記第二部材は、前記第一面と対向する第二面を有し、前記シール部材は、前記凹部に挿入される挿入部を有し、前記突起部は、前記第一面と前記第二面とが対向する対向方向と直交する方向に向かって前記挿入部から突出していてもよい。
このような構成によれば、第一部材に対して第二部材が組み付けられた際に、突起部が挿入部から対向方向と直交する方向に突出して、凹部に向かって接触して押し潰されることで、シール部材を凹部に対して局所的に密着させることができる。したがって、凹部内に挿入された挿入部の移動を規制することができる。また、凹部に対して突起部を介してシール部材を密着させることができ、凹部と挿入部との間の空間を液密に閉塞することができる。これにより、シール部材が第一部材から脱落すること防止しつつ、第一部材と第二部材との間の空間に対して、安定したシール性を確保することができる。
また、本発明の第二の態様における電子機器は、前記シール構造を備える。
このような構成によれば、電子機器の内部に水等の液体が進入してしまうことを高い精度で防止することができる。そのため、信頼性の高い電子機器を提供することができる。
本発明によれば、シール部材の突起部の頂点が第一部材または第二部材に形成される凹部に接触することで、安定したシール性を確保することができる。
本発明の各実施形態における秤の斜視図である。 本発明の図1における秤のII−II断面図である。 本発明の第一実施形態におけるシール構造を説明する要部断面図であって、同図(a)は嵌合前のシール構造を示す図2のA部の要部断面図であり、同図(b)は嵌合後のシール構造を示す図2のA部の要部断面図である。 本発明の第二実施形態におけるシール構造を説明する要部断面図であって、同図(a)は嵌合前のシール構造を示す図2のA部に対応する要部断面図であり、同図(b)は嵌合後のシール構造を示す図2のA部に対応する要部断面図である。 本発明の第三実施形態における秤の底面視図である。 本発明の図5における秤のVI−VI断面図である。 本発明の第三実施形態におけるシール構造を説明する要部断面図であって、同図(a)は嵌合前のシール構造を示す図6のB部の要部断面図であり、同図(b)は嵌合後のシール構造を示す図6のB部の要部断面図である。
《第一実施形態》
以下、本発明に係る第一実施形態について図1から図3を参照して説明する。
本発明の実施形態に係るシール構造7を備えた電子機器について説明する。
図1に示すように、本実施形態の電子機器は被測定物の重量を測定するデジタル式の秤(電子機器)1である。本実施形態の秤1は、被測定物を載置する計量皿2と、計量皿2に作用する力を測定する秤本体3とを備える。本実施形態では、秤1は、水平面上に載置され、鉛直方向の上方に計量皿2が配置されるよう設置されている。
以下、秤1の構成を説明する場合、特に断らない限りは、秤1が水平面上に載置された状態での位置関係に基づいて説明する。
計量皿2は、図2に示すように、被測定物を載置する上皿21と、上皿21が載置される計量皿本体22と、計量皿本体22を秤本体3に接続する計量皿固定部23とを有する。
上皿21は、矩形箱状をなしており、開口を計量皿本体22に向けて計量皿本体22を覆うように配置される。
計量皿本体22は、計量皿固定部23の中心部に螺合された不図示の固定ねじにより、計量皿固定部23と一体に固定されている。
計量皿固定部23は、秤本体3の内部に接続されおり、後述する秤本体3の内部の計量皿支持体61に対して上皿21に載せられた被測定物の荷重を伝達する。
秤本体3は、第一筐体(第一部材)4と、第一筐体4に対して組み付けられる第二筐体5(第二部材)と、第一筐体4及び第二筐体5を互いに組み付けて形成される箱状体の筐体の内部に配置される重量センサであるロードセル6と、第一筐体4と第二筐体5と間を液密に閉塞するシール構造7と、を備える。ここで、本実施形態では、図2のおける紙面上下方向を鉛直方向、紙面左右方向を水平方向とする。また、第一筐体4及び第二筐体5を互いに組み付けて形成される筐体の内部側を内側とし、外部側を外側とする。
第一筐体4は、本実施形態における第一部材であり、鉛直方向の下方(図2紙面下側)に開口する略箱状の部材である。第一筐体4は、秤本体3の上半の外装を形成している。具体的には、第一筐体4は、計量皿2の下方において計量皿2と対向する平面視矩形状の天面部41と、天面部41の外縁の一辺から外側に向かって斜め下方に延びる前面部42と、天面部41及び前面部42の外縁から鉛直方向の下方に延びる第一外周部43とを備える。
天面部41には、矩形板状に形成される。天面部41は、後述する計量皿支持体61を外部に挿通させるため、板厚方向の外部に貫通された貫通孔が設けられている。
前面部42は、矩形板状をなす天面部41の一辺から、鉛直方向の下方かつ筐体の外側に向かって傾斜して一体的に形成される。前面部42には、計量結果を表示する表示部42aや操作ボタン42bが配置されている。
第一外周部43は、天面部41及び前面部42の外縁から全周にわたって鉛直方向の下方に向かって形成される。本実施形態の第一外周部43は、外側を向く面が天面部41及び前面部42の外縁から鉛直方向の上方かつ筐体の外側を向くように傾斜して形成される傾斜壁部43aと、傾斜壁部43aの端部から鉛直方向の下方に向かって断面矩形状に延びる第一外周壁部43bとを有する。
第二筐体5は、本実施形態における第二部材であり、鉛直方向の上方(図2紙面上側)に開口する略箱状の部材である。第二筐体5は、秤本体3の下半の外装を形成している。第二筐体5は、第一筐体4と組み合わされることで、秤本体3の外装である内部が中空の筐体を形成する。本実施形態の第二筐体5は、第一筐体4の天面部41に対向する平面視略矩形状の底面部51と、底面部51の外縁の各辺から鉛直方向の上方に延びる第二外周部52と、を備える。
底面部51は、矩形板状に形成されている。底面部51は、秤本体3を鉛直方向の下方から支えるために、例えば、ゴム足などからなる脚部51aが四隅に固定されている。
第二外周部52は、底面部51の外縁から全周にわたって鉛直方向の上方に向かって形成される。本実施形態の第二外周部52は、底面部51の外縁から断面矩形状をなして鉛直方向の上方に向かって延びる第二外周壁部52bを有する。第二外周壁部52bは、第一筐体4と第二筐体5とが組み合わされた際に、第一外周壁部43bよりも水平方向の内側に配置されるよう形成される。
第一筐体4及び第二筐体5の材質は、特に限定されないが、本実施形態では、いずれも合成樹脂の成形品を採用している。
ロードセル6は、上皿21に載置された被測定物の荷重を伝達するため、天面部41上の計量皿固定部23の下面に固定された計量皿支持体61が固定されている。
計量皿支持体61は、秤本体3の内側から貫通孔に挿通され、天面部41の上方に突出されている。
シール構造7は、第一外周部43と第二外周部52との間に弾性変形可能なシール部材73を設けることで、第一筐体4と第二筐体5との間を液密に閉塞する。本実施形態のシール構造7は、第一筐体4の第一外周壁部43bが第二筐体5の第二外周壁部52bに対して水平方向の外側に重なるように組み付けられる構造に用いられる。具体的には、本実施形態のシール構造7は、図3(a)及び(b)に示すように、第一外周部43に形成されてシール部材73が取り付けられる第一取付部71と、第二外周部52に形成されて第一取付部71とともにシール部材73を挟み込む第二取付部72と、第一外周部43と第二外周部52との間に配置されるシール部材73と、を備える。
第一取付部71は、第一外周部43の内側に全周にわたって形成されている。本実施形態の第一取付部71は、傾斜壁部43aの内側を向く面から突出して第一面711aが形成される第一取付部本体711と、第一面711aから突出する凸部712とを有する。
第一取付部本体711は、傾斜壁部43aの全周にわたって水平方向の内側に向かって突出して形成されている。第一取付部本体711は、鉛直方向の下方を向く水平面である第一面711aが形成されるように、傾斜壁部43aの内側から突出している。
凸部712は、第一面711aから鉛直方向の下方に向かって、鉛直方向に長い断面矩形状をなして突出する。凸部712は、第一外周壁部43bから水平方向の内側に離間して形成されている。即ち、凸部712は、全周にわたって断面矩形状のリブとして第一外周壁部43bから離れて形成されている。
第二取付部72は、第二外周部52の外側に全周にわたって形成されている。本実施形態の第二取付部72は、第二外周壁部52bの端部に形成されている。第二取付部72は、外側に向かって第二外周壁部52bの端部から突出して第二面721aが形成される第二取付部本体721と、第二面721aから窪む凹部722と、第二面721aから突出する内側凸部723とを有する。
第二取付部本体721は、第二外周壁部52bの鉛直方向の上方の端部から断面矩形状をなして水平方向の外側に向かって突出する。第二取付部本体721は、鉛直方向の上方を向く水平面である第二面721aが形成される。即ち、第二取付部本体721では、鉛直方向が第一面711aと第二面721aとが対向する対向方向となるよう形成されている。
凹部722は、断面矩形状をなして第二面721aから鉛直方向の下方に向かって凹んで形成されている。本実施形態の凹部722は、水平方向における中心位置が凸部712と同じ位置となるように形成されている。
内側凸部723は、第二面721aから鉛直方向に長い断面矩形状をなして鉛直方向の上方に向かって突出する。内側凸部723は、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、第一取付部71の凸部712に対して水平方向の内側に離間して配置されるよう形成されている。
シール部材73は、弾性変形可能な部材で構成されている。シール部材73は、第一取付部71と第二取付部72との間に全周にわたって配置されるよう環状に形成されている。具体的には、本実施形態のシール部材73は、食品を扱う部材等に使用されるゴム材であるシリコンゴムによって形成される。本実施形態のシール部材73は、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、第二面721aに当接するよう形成されるシール部材本体731と、シール部材本体731から鉛直方向の上方及び下方に突出する突起部732と、突起部732を挟んでシール部材本体731から鉛直方向の上方に向かって突出するガイド部733とを有する。
シール部材本体731は、第一面711aと第二面721aとが対向する方向と直交する方向に延びて形成されている。本実施形態のシール部材本体731は、水平方向に延びた断面矩形状に形成される。シール部材本体731は、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、鉛直方向の下方の面が第二面721aに当接するよう形成されている。
突起部732は、シール部材本体731の鉛直方向の上方及び下方を向く面からそれぞれ突出する。突起部732は、断面形状において水平方向の内側を向く面と外側を向く面とが互いに傾斜して交差するような交差稜線をなしている。即ち、突起部732は、先端に向かうにしたがって縮径して頂点を形成している。突起部732は、先端である頂点が凸部712や凹部722に接触する位置に形成される。具体的には、本実施形態の突起部732は、シール部材本体731の鉛直方向の上方を向く面から断面三角形状をなして突出する上面突起部732aと、シール部材本体731の鉛直方向の下方を向く面から断面三角形状をなして突出する下面突起部732bとを有する。
上面突起部732aは、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、断面三角形状の頂点が凸部712の鉛直方向の下方を向く面の水平方向の中心位置と接触するよう形成される。
下面突起部732bは、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、断面三角形状の頂点が凹部722の鉛直方向の上方を向く面の水平方向の中心位置と接触するよう形成される。
即ち、本実施形態の上面突起部732aと下面突起部732bとは、頂点を通過してシール部材本体731の鉛直方向の上方や下方を向く面と垂直な仮想中心線が一致するよう形成されている。
ガイド部733は、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、凸部712を挟み込むように形成される。本実施形態のガイド部733は、シール部材本体731の水平方向の両端から鉛直方向の上方に向かってそれぞれ突出する。本実施形態のガイド部733は、シール部材本体731の水平方向の外側の端部に形成される外側ガイド部733aと、シール部本体の水平方向の内側の端部に形成される内側ガイド部733bとを有する。
外側ガイド部733aは、上面突起部732aの水平方向の外側の端部から断面矩形状をなして鉛直方向の上方に向かって突出する。外側ガイド部733aは、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、第一外周壁部43bと凸部712との間に配置されるよう形成されている。
内側ガイド部733bは、上面突起部732aの水平方向の内側の端部から断面矩形状をなして鉛直方向の上方に向かって突出する。内側ガイド部733bは、第二筐体5が第一筐体4に組み付けられた際に、凸部712と内側凸部723の間に配置されるよう形成される。
次に、上記第一実施形態のシール構造7の作用について説明する。
第一実施形態のシール構造7によれば、図3(a)に示すように、第一筐体4に形成される第一取付部71と第二筐体5に形成される第二取付部72との間にシール部材73が配置された状態で、第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられる。具体的には、第一外周壁部43bの凸部712に対して、外側ガイド部733aと内側ガイド部733bとによって挟み込むようにシール部材73を挿入する。そして、第一筐体4をシール部材73とともに、第二筐体5に対して鉛直方向の上方から被せるように組み付ける。第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられると、図3(b)に示すように、シール部材73の外側ガイド部733aが第一外周壁部43bと凸部712との間に挿入されつつ、内側ガイド部733bが凸部712と内側凸部723との間に配置される。その後、第一外周壁部43bが第二外周壁部52bの端部に形成された第二取付部72を水平方向の外側から覆う位置まで移動することで、第一筐体4と第二筐体5とが完全に組み付けられる。第一筐体4と第二筐体5とが完全に組み付けられると、上面突起部732aの頂点が凸部712の下方を向く面の水平方向の中心位置に接触しつつ、下面突起部732bの頂点が凹部722の上面を向く面の水平方向の中心位置に接触した状態で、上面突起部732a及び下面突起部732bが鉛直方向に押し潰される。そして、シール部材73は、シール部材本体731の鉛直方向の下方を向く面が第二面721aに接する位置に配置される。その結果、第一筐体4と第二筐体5との間がシール部材73によって隙間なく閉塞されている。
上記のようなシール構造7によれば、第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられた際に、下面突起部732bの頂点が凹部722の鉛直方向の上方を向く面に接触して押し潰されることで、シール部材73を第二筐体5に対して局所的に密着させることができる。即ち、シール部材本体731の鉛直方向の下方を向く面が第二面721aに対して押しつけられて面接触するだけではなく、第二面721aよりも凹んだ凹部722に対して下面突起部732bの頂点から押し潰すことで点接触させることができる。例えば、凹部722が形成されていない場合、換言すると、下面突起部732bの頂点が第二面721aに向かって接触するように形成されている場合、下面突起部732bが押し潰される前にシール部材本体731が傾くことで端部などが第二面721aと接触してしまい、下面突起部732bの頂点のみで点接触できないおそれがある。ところが、本第一実施形態の凹部722が形成されている場合には、下面突起部732bの頂点が第二面721aよりも窪んで形成される凹部722内の鉛直方向の上方を向く面と接触することで、下面突起部732bの頂点が第二面721aに直接接触する場合に比べて、高い精度で第二筐体5に形成された第二取付部72に対して点接触させることができる。そして、下面突起部732bを頂点で点接触させて押し潰すことで、第二筐体5に形成された第二取付部72に対してシール部材73が接触する面積を小さくして、局所的に面圧を高めることができる。その結果、高温高湿のような環境下に秤1が曝されて第一筐体4や第二筐体5が変形するなどして位置がずれた場合であっても、シール部材73の下面突起部732bと凹部722との密着度を確保することができる。これにより、第一筐体4や第二筐体5が変形し、第一面711aと第二面721aとの間の隙間の大きさに変化が生じても、安定したシール性を確保することができる。
また、突起部732を挟み込んで覆うように外側ガイド部733a及び内側ガイド部733bが形成されることで、凸部712に対してシール部材73の位置を容易に定めることができる。そのため、上面突起部732aを凸部712の鉛直方向の下方を向く面に対して高い精度で点接触させることができる。即ち、シール部材73がずれたり傾いたりしてしまうことを防止して、凸部712の鉛直方向の下方を向く面に対して上面突起部732aの姿勢を維持して垂直に接触させることができる。また、上面突起部732aと水平方向の中心位置が同じ位置に形成されている下面突起部732bの位置も定めることができ、凹部722の鉛直方向の上方を向く面に対して高い精度で下面突起部732bを点接触させることができる。したがって、第一面711aと第二面721aとが対向する対向方向である鉛直方向の上方と下方の両側でシール部材73の突起部732をそれぞれ高い精度で点接触させることができる。したがって、第一面711aと第二面721aとの間の隙間の大きさに変化が生じても、より安定したシール性を確保することができる。
また、凸部712と凹部722の水平方向の中心位置を揃えることで、水平方向の同じ位置で突起部732が接触するため、第一取付部71や第二取付部72に対して、上面突起部732aや下面突起部732bを強く押しつけることができる。即ち、第一面711aの凸部712及び第二面721aの凹部722に生じる面圧をより高めることができる。したがって、シール部材73の下面突起部732bと凹部722との密着度を高い精度で確保することができる。これにより、第一面711aと第二面721aとの間の隙間の大きさに変化が生じても、より一層安定したシール性を確保することができる。
また、シール部材73がシリコンゴムで構成されていることで、エラストマー等の他のゴム材などの弾性部材を用いるよりも硬度等を変更し易くなり、シール部材73を容易に形成できる。
また、このようなシール構造7を用いることで、秤1の秤本体3の内部に水等の液体が進入してしまうことを高い精度で防止することができる。そのため、信頼性の高い秤1等の電子機器を提供することができる。
《第二実施形態》
次に、図4(a)及び(b)を参照して第二実施形態のシール構造8について説明する。
第二実施形態においては第一実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第二実施形態のシール構造8は、第一面811a及び第二面821aの両方に凹部が形成される点について第一実施形態と相違する。
第二実施形態のシール構造8は、第一実施形態と同様に、第一外周部431と第二外周部521との間に、弾性変形可能な第二シール部材83を設けることで、第一筐体4と第二筐体5との間を液密に閉塞する。第二実施形態のシール構造8は、第一外周壁部431bの鉛直方向の下方を向く端面と、第二外周壁部521bの鉛直方向の上方を向く端面との間に設けられる。第二実施形態の第一外周壁部431bと第二外周壁部521bとは、第一実施形態において第一筐体4と第二筐体5とが組み合わされた際に第二外周壁部52bが第一外周壁部43bよりも水平方向の内側に配置されていた場合と異なり、水平方向に重ならずに頂面同士が鉛直方向に向き合うように組み付けられる。第二実施形態のシール構造8は、図4(a)及び(b)に示すように、第一外周部431に形成されて第二シール部材83が取り付けられる第一取付部81と、第二外周部521に形成されて第一取付部81とともに第二シール部材83を挟み込む第二取付部82と、第一外周部431と第二外周部521との間に配置される第二シール部材83と、を備える。
第二実施形態の第一取付部81は、第一実施形態と同様に、第一外周部431の内側に全周にわたって形成されている。第二実施形態の第一取付部81は、第一外周壁部431bの端部から内側に向かって突出して形成されている。第二実施形態の第一取付部81は、第一面811aが形成される第一取付部本体811と、第一面811aから窪む上方凹部812と、第二シール部材83の外側への移動を規制する規制凹部813と、第二シール部材83の内側への移動を規制する規制凸部814とを有する。
第一取付部本体811は、第一外周壁部431bの鉛直方向の下方側の端部から、全周にわたって水平方向の内側に向かって突出して形成されている。第一取付部本体811は、鉛直方向の下方を向く水平面である第一面811aが形成されるように、第一外周壁部431bの内側から突出している。
上方凹部812は、断面台形状をなして第一面811aから鉛直方向の上方に向かって凹んで形成されている。即ち、上方凹部812には、鉛直方向の上方に向かって次第に縮径するような傾斜面が形成されている。
規制凹部813は、上方凹部812よりも水平方向の内側に離間した位置で、第一面811aから鉛直方向の上方に向かって凹んで形成されている。規制凹部813は、上方凹部812よりも鉛直方向に長い断面矩形状をなして凹んでいる。
規制凸部814は、規制凹部813の水平方向の内側に隣接した位置に形成されている。規制凸部814は、規制凹部813の底面である鉛直方向の下方を向く面から、鉛直方向の下方に向かって突出して形成されている。規制凸部814は、断面矩形状をなして第一面811aよりも鉛直方向の下方に突出している。
第二実施形態の第二取付部82は、第一実施形態とは異なり、第二外周部521の内側に全周にわたって形成されている。第二実施形態の第二取付部82は、第二外周壁部521bの端部から内側に向かって突出して形成されている。第二実施形態の第二取付部82は、第二面821aが形成される第二取付部本体821と、第二面821aから窪む下方凹部822を有する。
第二取付部本体821は、第二外周壁部521bの鉛直方向の上方側の端部から、全周にわたって水平方向の内側に向かって突出して形成されている。第二取付部本体821は、鉛直方向の上方を向く水平面である第二面821aが形成されるように、第二外周壁部521bの内側から突出している。第二取付部本体821の第二面821aは、第一面811aと鉛直方向に対向するよう形成されている。
下方凹部822は、断面台形状をなして第二面821aから鉛直方向の下方に向かって凹んで形成されている。即ち、下方凹部822には、鉛直方向の下方に向かって次第に縮径するような傾斜面が形成されている。本実施形態の下方凹部822は、水平方向における中心位置が上方凹部812と同じ位置となるように形成されている。
第二シール部材83は、第一実施形態と同様に、弾性変形可能な部材で構成されている。第二シール部材83は、第一取付部81と第二取付部82との間に全周にわたって配置されるよう環状に形成されている。具体的には、本実施形態の第二シール部材83は、食品を扱う部材等に使用されるゴム材であるシリコンゴムによって構成される。本実施形態の第二シール部材83は、第二筐体5と第一筐体4とが組み付けられた際に、第一面811a及び第二面821aに当接するよう形成される第二シール部材本体831と、第二突起部832と、第二シール部材本体831の一方の端部から鉛直方向の上方に向かって突出する第二ガイド部833と、第二シール部材本体831の他方の端部に形成される傘部834とを有する。
第二シール部材本体831は、第一面811aと第二面821aとが対向する方向と直交する方向に延びて形成されている。本実施形態の第二シール部材本体831は、断面形状が水平方向に延びた断面矩形状に形成される。第二シール部材本体831は、第二筐体5と第一筐体4とが組み付けられた際に、鉛直方向の上方の面が第一面811aに当接し、下方の面が第二面821aに当接するよう形成されている。
第二突起部832は、第二シール部材本体831の鉛直方向の上方及び下方を向く面からそれぞれ突出する。第二突起部832は、頂点が上方凹部812及び下方凹部822に接触する位置に形成される。本実施形態の第二突起部832は、第一実施形態の突起部732と同形状に形成されている。具体的には、本実施形態の第二突起部832は、第二シール部材本体831の鉛直方向の上方を向く面から断面三角形状をなして突出する第二上面突起部832aと、第二シール部材本体831の鉛直方向の下方を向く面から断面三角形状をなして突出する第二下面突起部832bとを有する。本実施形態の第二上面突起部832aは、第二シール部材本体831から突出する水平方向の位置が、第二下面突起部832bと同じ位置に形成されている。したがって、第二下面突起部832bは、第二上面突起部832aの頂点を通過して第二シール部材本体831の鉛直方向の上方を向く面と垂直な仮想中心線VC上に、第二下面突起部832bの頂点が配置されるように形成されている。
第二ガイド部833は、第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられた際に、規制凹部813に挿入可能な形状となるように第二シール部材本体831から突出する。本実施形態の第二ガイド部833は、第二シール部材本体831の水平方向の内側の端部から断面矩形状をなして鉛直方向の上方に向かって突出する。即ち、本実施形態の第二ガイド部833は、第一実施形態の内側ガイド部733bと同様の形状に形成される。
傘部834は、第二シール部材本体831の水平方向の外側の端部から鉛直方向の両側に向かってそれぞれ突出する。傘部834は、第一筐体4と第二筐体5と組み付けられた際に、第一外周部431の端面と第二外周部521の端面とを覆うように形成される。本実施形態の傘部834は、矢尻のような形状をしている。具体的には、本実施形態の傘部834は、第二シール部材83が第一取付部81と第二取付部82との間に配置された状態で、第二シール部材本体831の水平方向外側の端部から、鉛直方向の上下方向に向かって弓形に弧を描きながら突出して形成されている。
次に、上記第二実施形態のシール構造8の作用について説明する。
第二実施形態のシール構造8によれば、図4(a)に示すように、第一筐体4に形成される第一取付部81と第二筐体5に形成される第二取付部82との間に第二シール部材83が配置された状態で、第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられる。具体的には、第一取付部81の規制凹部813に対して、第二シール部材83の第二ガイド部833が挿入される。そして、第一筐体4を第二シール部材83とともに、第二筐体5に対して鉛直方向の上方から被せるように組み付ける。第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられると、図4(b)に示すように、第二ガイド部833が規制凸部814の水平方向の外側に隣接した状態となる。この状態では、第二上面突起部832aの頂点が上方凹部812の下方を向く面の水平方向の中心位置に接触しつつ、第二下面突起部832bの頂点が下方凹部822の上面を向く面の水平方向の中心位置に接触して、第二上面突起部832a及び第二下面突起部832bが鉛直方向に押し潰される。さらに、第一外周部431と第二外周部521とによって鉛直方向に第二シール部材本体831が挟み込まれることで、傘部834の先端が第一外周部431及び第二外周部521上に乗り上げる。これにより、第二シール部材83は、傘部834が筐体の外部にはみ出した状態で、第二シール部材本体831の鉛直方向の上方を向く面が第一面811aと接し、下方を向く面が第二面821aに接する位置に配置される。その結果、第一筐体4と第二筐体5との間が第二シール部材83によって隙間なく密閉される。また、傘部834によって、第一外周部431と第二外周部521との端部が隠される。
上記のようなシール構造8によれば、第一筐体4と第二筐体5とが組み付けられた際に、第二下面突起部832bの頂点が下方凹部822の鉛直方向の上方を向く面に接触し、第二上面突起部832aの頂点が上方凹部812の鉛直方向の下方を向く面に接触して押し潰されることで、第二シール部材83を第一筐体4や第二筐体5に局所的に密着させることができる。特に、第一面811aや第二面821aから突出しているのではなく、窪んで形成される上方凹部812や下方凹部822に第二上面突起部832aや第二下面突起部832bの頂点を接触して押し潰すことで、第一面811aや第二面821aによって第二シール部材本体831を安定して支持した状態で、局所的に面圧を高めることができる。したがって、第一筐体4や第二筐体5が変形するなどして位置がずれた場合であっても、局所的に面圧が高い状態を維持でき、第一筐体4や第二筐体5に対する第二シール部材83の密着度を、より高い精度で確保することができる。これにより、第一筐体4や第二筐体5が変形し、第一面811aと第二面821aとの間の隙間の大きさに変化が生じても、より安定したシール性を確保することができる。
また、上方凹部812及び下方凹部822に傾斜面が形成されていることで、第二上面突起部832aや第二下面突起部832bの頂点を上方凹部812の鉛直方向の下方を向く面や下方凹部822の鉛直方向の上方を向く面に、より確実に案内することができる。そのため、第二上面突起部832aや第二下面突起部832bが傾いて押し潰されることを防止して、より高い精度で点接触させることができる。
《第三実施形態》
次に、図5から図7を参照して第三実施形態のシール構造9について説明する。
第三実施形態においては第一実施形態及び第二実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。この第三実施形態のシール構造9は、突起部について第一実施形態や第二実施形態と相違する。
第三実施形態のシール構造9は、秤1を駆動するバッテリーを収容するためのバッテリー室53を閉塞するバッテリー室カバー54に用いられる。
バッテリー室53は、図6に示すように、秤1の底面部51から裏面視略矩形状の開口として窪んで形成される。バッテリー室53は、この開口をバッテリー室カバー54によって開閉可能に覆われている。本実施形態のバッテリー室53は、バッテリー室カバー54を着脱可能に収容するカバー装着穴部531と、カバー装着穴部531の内部側であってバッテリーを収容するバッテリー収容穴部532とを備える。
なお、バッテリーは、例えば、電池などの交換可能な電源であり、本実施形態では、一例として、単三型の乾電池または充電池が用いられる。
カバー装着穴部531は、底面部51から鉛直方向の上方に向かって窪んで形成される。カバー装着穴部531は、バッテリー室カバー54の平面視の外形よりもわずかに大きな略矩形状の開口を有する。カバー装着穴部531は、鉛直方向の上方である穴底にバッテリー室カバー54が当接可能な平坦面からなる蓋受け面531aを有している。カバー装着穴部531の深さは、バッテリー室カバー54の厚さと略等しい深さになっている。
バッテリー収容穴部532は、カバー装着穴部531の穴底部の内部側であって、平面視においてカバー装着穴部531の外形よりも内側の領域に形成される。即ち、バッテリー収容穴部532は、カバー装着穴部531の蓋受け面531aから鉛直方向の上方に窪んで形成されている。バッテリー収容穴部532は、水平にバッテリーを収容可能な大きさに形成されている。
以下、バッテリー室カバー54の構成を説明する場合、特に断らない限りは、バッテリー室カバー54によってバッテリー室53を閉じた状態での位置関係に基づいて説明する。
バッテリー室カバー54は、内蓋部541と、外蓋部542と、内蓋部541と外蓋部542との間の空間を閉止するシール構造9とを備える。即ち、第三実施形態では、内蓋部541を第一部材とし、外蓋部542を第二部材とする。
内蓋部541(第一部材)は、カバー装着穴部531の外側である鉛直方向の下方に向かう開口が形成された箱状部材である。内蓋部541は、バッテリー室カバー54を装着した際に、バッテリー収容穴部532を閉塞する。具体的には、内蓋部541は、カバー装着穴部531の内側に蓋受け面531aと接するように挿入されることで、バッテリー収容穴部532を閉塞する。内蓋部541には、バッテリー収容穴部532を閉塞した状態で、バッテリー収容穴部532内に連通する連通孔541aが形成されている。
外蓋部542(第二部材)は、内蓋部541の開口に収まるように配置される。外蓋部542は、バッテリー室カバー54を装着した際に、底面部51と同一平面となるように配置される。本実施形態の外蓋部542は、第二筐体5の底面部51とともに秤本体3の外表面を構成する板状部材である。
第三実施形態のシール構造9は、内蓋部541に形成される内蓋取付部91に、弾性変形可能な第三突起部933を有する第三シール部材93を外蓋部542により挟み込むことにより、内蓋部541と第三シール部材93との間を液密に閉塞する。具体的には、第三実施形態のシール構造9は、外蓋部542側から内蓋部541の連通孔541aに向かって水が入り込まないようにシールしている。第三実施形態のシール構造9は、図7(a)及び(b)に示すように、内蓋部541に形成されて第三シール部材93が取り付けられる内蓋取付部91と、外蓋部542に形成されて内蓋取付部91とともに第三シール部材93を挟み込む外蓋取付部92と、内蓋部541と外蓋部542との間に配置される第三シール部材93と、を備える。
内蓋取付部91は、内蓋部541の開口内の底部である鉛直方向の下方を向く内面に形成されている。内蓋取付部91は、内蓋部541の外縁の壁部に沿って全周にわたって形成されている。本実施形態の内蓋取付部91は、内蓋部541の鉛直方向の下方を向く内面から突出して形成される内蓋取付部本体911と、内蓋取付部本体911の鉛直方向の下方を向く頂面から窪む内蓋凹部912とを有する。
内蓋取付部本体911は、内蓋部541の内面から鉛直方向に長い断面矩形状をなして突出している。内蓋取付部本体911では、鉛直方向の下方を向く頂面である水平面を第一面911aとする。
内蓋凹部912は、内蓋取付部本体911の第一面911aから鉛直方向の上方に窪んで形成されている。内蓋凹部912は、第一面911aから断面形状が鉛直方向に延びる矩形状となるように凹んでいる。
外蓋取付部92は、外蓋部542の鉛直方向の上方を向く面に形成されている。外蓋取付部92は、外蓋部542の外縁に沿って全周にわたって形成されている。本実施形態の外蓋取付部92は、外蓋部542の鉛直方向の上方を向く面から突出して形成される外蓋取付部本体921を有する。
外蓋取付部本体921は、外蓋部542の鉛直方向の上方を向く面の外縁に水平方向に長い断面矩形状をなして突出している。外蓋取付部本体921では、鉛直方向の上方を向く頂面である水平面を第二面921aとする。
第三シール部材93は、第一実施形態や第二実施形態と同様に、弾性変形可能な部材で構成されている。第三シール部材93は、内蓋取付部91と外蓋取付部92との間に挟まれて配置されている。本実施形態の第三シール部材93は、食品を扱う部材等に使用されるゴム材であるシリコンゴムによって構成される。本実施形態の第三シール部材93は、内蓋部541と外蓋部542とが組み付けられた際に、第一面911a及び第二面921aに当接するよう形成される第三シール部材本体931と、第三シール部材本体931から鉛直方向の上方に延びる挿入部932と、挿入部932から水平方向に突出する第三突起部933と、を有する。
第三シール部材本体931は、第一面911aと第二面921aとが対向する方向と直交する方向に延びて、膜状をなして形成されている。第三シール部材本体931は、内蓋部541と外蓋部542とが組み付けられた際に、その外周部分が、鉛直方向の上方の面が第一面911aに当接し、下方の面が第二面921aに当接するよう形成されている。
挿入部932は、内蓋凹部912に挿入可能な形状となるよう第三シール部材本体931から突出する。本実施形態の挿入部932は、第三シール部材本体931の外周部分から鉛直方向の上方に向かって、鉛直方向に長い断面矩形状をなして突出する。
第三突起部933は、挿入部932から第一面911aと第二面921aとが対向する対向方向と直交する方向に向かって突出している。具体的には、本実施形態の第三突起部933は、挿入部932の水平方向を向く側面から、対向方向である鉛直方向と直交する水平方向に向かって突出している。第三突起部933は、挿入部932の向かい合う側面から、内蓋凹部912の水平方向を向く内側面に頂点が向かうように断面三角形状をなしてそれぞれ突出している。
次に、上記第三実施形態のシール構造9の作用について説明する。
第三実施形態のシール構造9によれば、図7(a)に示すように、内蓋部541に形成される内蓋取付部91と外蓋部542に形成される外蓋取付部92との間に第三シール部材93が配置された状態で、内蓋部541と外蓋部542とが組み付けられる。具体的には、内蓋取付部91の内蓋凹部912に対して、鉛直方向の下方から第三シール部材93の挿入部932を挿入して取り付ける。そして、第三突起部933の頂点が内蓋凹部912の水平方向を向く内側面に接触して押し潰されながら、内蓋凹部912の奥まで挿入部932が挿入される。その後、第三シール部材93が取り付けられた内蓋部541に対して、外蓋部542を鉛直方向の下方から取り付けることで組み付ける。
内蓋部541と外蓋部542とが組み付けられてバッテリー室カバー54が形成されると、図6に示すように、第三シール部材93の膜状をなす第三シール部材本体931が内蓋部541と外蓋部542との間に配置される。そして、第三シール部材本体931の外周部分が、内蓋取付部91と外蓋取付部92とに挟まれて隙間なく密閉されている。これにより、第三シール部材本体931よりも内蓋部541側に密閉された空間が形成されている。
この状態で、例えば、秤1の内部の容積が膨張するよう変化した場合には、バッテリー収容穴部532を介して連通孔541aから、第三シール部材本体931よりも内蓋部541側の密閉された空間に空気が入り込む。そして、膜状をなす第三シール部材本体931が延びることで、第三シール部材本体931よりも内蓋部541側の密閉された空間の容積の変化を吸収している。これにより、秤1では、秤1の内部の容積が変化した場合に、秤1の内部の圧力の変化が抑えられている。
上記のようなシール構造9によれば、内蓋部541に対して外蓋部542が組み付けられた際に、第三突起部933が挿入部932から水平方向に突出して、内蓋凹部912の水平方向を向く内側面に向かって接触して押し潰されることで、第三シール部材93を内蓋凹部912に対して局所的に密着させることができる。したがって、内蓋凹部912内に挿入された挿入部932の鉛直方向の移動を規制することができる。また、内蓋凹部912に対して第三突起部933の頂点から押し潰すことで点接触させることで、第三シール部材93を密着させることができ、内蓋凹部912の内側面と挿入部932の側面との間の空間を液密に閉塞することができる。これにより、第三シール部材93が内蓋部541から脱落すること防止しつつ、内蓋部541と第三シール部材93との間の空間に対して、安定したシール性を確保することができる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、各実施形態における各構成及びそれらの組み合わせ等は一例であり、本発明の趣旨から逸脱しない範囲内で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。また、本発明は実施形態によって限定されることはなく、特許請求の範囲によってのみ限定される。
電子機器は、本実施形態のデジタル式の秤1に限定されるものではなく、第一筐体4と第二筐体5とのように第一部材と第二部材との二つの部材が組み合わされた筐体を用いる電子機器であればよい。例えば、デジタル式の体重計や温度計等の防水構造が必要とされる電子機器に用いられればよい。
なお、凹部は、第一実施形態から第三実施形態のような形状に限定されるものでなく、第一面711a、811a、911aや第二面721a、821a、921aから凹んで形成されていればよい。例えば、第二実施形態の上方凹部812や下方凹部822は、傾斜面が第二上面突起部832aや第二下面突起部832bの形状に対応して、第二上面突起部832aや第二下面突起部832bの面と平行に対向するよう形成されていてもよい。このような形状とすることで、第二上面突起部832aや第二下面突起部832bの頂点が上方凹部812の鉛直方向の下方を向く面や下方凹部822の鉛直方向の上方を向く面に対して、第二上面突起部832aや第二下面突起部832bの頂点を、より高い精度で案内することができる。
また、シール部材73は、本実施形態のようにシリコンゴムであることに限定されるものではなく、弾性変形可能な材料であればよい、例えば、エラストマー等のゴム材であってもよい。
1…秤 2…計量皿 21…上皿 22…計量皿本体 23…計量皿固定部 3…秤本体 4…第一筐体 41…天面部 42…前面部 42a…表示部 42b…操作ボタン 43、431…第一外周部 43a…傾斜壁部 43b、431b…第一外周壁部 5…第二筐体 51…底面部 51a…脚部 52、521…第二外周部 52b、521b…第二外周壁部 6…ロードセル 61…計量皿支持体 7、8、9…シール構造 71、81…第一取付部 711、811…第一取付部本体 711a、811a、911a…第一面 712…凸部 72、82…第二取付部 721、821…第二取付部本体 721a、821a…第二面 722…凹部 723…内側凸部 73…シール部材 731…シール部材本体 732…突起部 732a…上面突起部 732b…下面突起部 733…ガイド部 733a…外側ガイド部 733b…内側ガイド部 812…上方凹部 813…規制凹部 814…規制凸部 822…下方凹部 83…第二シール部材 831…第二シール部材本体 832…第二突起部 832a…第二上面突起部 832b…第二下面突起部 833…第二ガイド部 834…傘部 53…バッテリー室 531…カバー装着穴部 531a…蓋受け面 532…バッテリー収容穴部 54…バッテリー室カバー 541…内蓋部 542…外蓋部 91…内蓋取付部 911…内蓋取付部本体 912…内蓋凹部 92…外蓋取付部 921…外蓋取付部本体 93…第三シール部材 931…第三シール部材本体 932…挿入部 933…第三突起部
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明の第一の態様におけるシール構造は、第一部材と第二部材とを互いに組み付けて形成される筐体において、前記第一部材と前記第二部材との間を液密に閉塞するシール構造であって、前記第一部材と前記第二部材との間に配置され、弾性変形可能なシール部材を備え、前記第一部材および前記第二部材の少なくとも一方は、前記組み付け方向に向けられた凹部を有し、
前記第一部材は、前記凹部の外で前記組み付け方向に沿って延びる案内面を有し、前記シール部材は、前記案内面に沿って配置されるガイド部と、前記凹部に頂点が接触するように突出する突起部とを有する。
また、上記シール構造では、前記第一部材は、前記案内面を有する凸部が形成される第一面を有し、前記第二部材は、前記第一面と対向し、前記凹部が形成される第二面を有し、前記ガイド部は、前記凸部を覆い、前記突起部は、前記凸部及び前記凹部に向かってそれぞれ突出していてもよい。
また、上記シール構造では、前記第一部材は、前記第一部材は、前記案内面を有する規制凹部が形成され、前記規制凹部から前記組み付け方向と交差する方向にずれた位置に第一面を有し、前記第二部材は、前記第一面と対向し、前記凹部が形成される第二面を有し、前記ガイド部は、前記規制凹部に挿入され、前記突起部は、前記第一面に形成される前記凹部及び前記第二面に形成される前記凹部向かってそれぞれ突出していてもよい。
また、上記シール構造では、前記シール部材は前記第一面及び前記第二面に当接するよう形成されるシール部材本体と、前記第一部材と前記第二部材とが組み付けられた際に、前記第一部材の外周部の端面と前記第二部材の外周部の端面とを覆うように形成される傘部を有してもよい。

Claims (5)

  1. 第一部材と第二部材とを互いに組み付けて形成される筐体において、前記第一部材と前記第二部材との間を液密に閉塞するシール構造であって、
    前記第一部材と前記第二部材との間に配置され、弾性変形可能なシール部材を備え、
    前記シール部材は、前記第一部材または前記第二部材の少なくとも一方に形成される凹部に、頂点が接触するよう突出する突起部を有するシール構造。
  2. 前記第一部材は、凸部が形成される第一面を有し、
    前記第二部材は、前記第一面と対向し、前記凹部が形成される第二面を有し、
    前記シール部材は、前記凸部を覆うガイド部を有し、
    前記突起部は、前記凸部及び前記凹部に向かってそれぞれ突出する請求項1に記載のシール構造。
  3. 前記第一部材は、前記凹部が形成される第一面を有し、
    前記第二部材は、前記第一面と対向し、前記凹部が形成される第二面を有し、
    前記突起部は、前記第一面及び前記第二面に向かってそれぞれ突出する請求項1に記載のシール構造。
  4. 前記第一部材は、前記凹部が形成される第一面を有し、
    前記第二部材は、前記第一面と対向する第二面を有し、
    前記シール部材は、前記凹部に挿入される挿入部を有し、
    前記突起部は、前記第一面と前記第二面とが対向する対向方向と直交する方向に向かって前記挿入部から突出する請求項1に記載のシール構造。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のシール構造を備える電子機器。
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