JP2013175974A - 携帯端末装置 - Google Patents

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Yuki Miyamatsu
由貴 宮松
Kenichi Nishikawa
健一 西川
Takeshi Sekine
武史 関根
Taku Suzuki
卓 鈴木
Hidehiro Yanagibashi
秀広 柳橋
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Abstract

【課題】パッキンのリブを筐体の溝へ容易に圧入することができ、それにより筐体の開口部を確実に止水することのできる止水構造を有した携帯端末装置を提供すること。
【解決手段】この携帯端末装置は、開口部21を有する筐体20と、筐体20の内側で開口部21を囲うように形成された環状溝25と、弾性を有し開口部21の止水を行うパッキン11と、を具備し、パッキン11は、環状溝25に沿って形成され環状溝25に圧入される環状リブ12と、環状リブ12の根元から開口部21の逆側に張り出すフランジ15と、を有し、フランジ15は、環状溝25が形成される筐体20の被形成面26に差し掛かる長さを有する。
【選択図】図6

Description

本発明は、筐体に設けられた開口部を止水するパッキンを具備した携帯端末装置に関する。
従来、筐体に開口部を設け、この開口部から操作キーを外部に露出させ、この開口部より室内側をパッキンで止水する構造を具備する携帯端末装置がある。
止水構造の一例としては、次のような構造がある。すなわち、筐体の内側には、開口部を囲って環状に溝が形成される一方、パッキンには、この溝に沿ったリブが形成される。パッキンは弾性および柔軟性を有し、パッキンのリブの先端側には溝幅よりも径の大きな部分が形成される。そして、リブの厚い部分が全周に渡って溝内に圧入されることで、開口部より室内側が止水される。
特許文献1には、このような止水構造を有する携帯電子装置が開示されている(特許文献1の図5を参照)。
特開2010−108749号公報
開口部を囲って全周に渡ってパッキンのリブを筐体の溝へ圧入する止水構造では、リブの圧入作業が難しくなるという課題がある。
なぜなら、この止水構造を採用したパッキンでは、先に述べたように、リブの先端側に溝幅よりも径の大きな部分が形成される一方、この部分と比較してリブの根元側は少し薄くされる。そのため、リブの根元部分が曲がりやすくなり、リブの先端を圧入する際に、リブが開口部の側へ倒れて、リブが溝に入り難くなる。
本発明の目的は、パッキンのリブを筐体の溝へ容易に圧入することができ、それによって、筐体の開口部を確実に止水することのできる止水構造を有した携帯端末装置を提供することである。
本発明の一態様に係る携帯端末装置は、開口部を有する筐体と、前記筐体の内側で前記開口部を囲うように形成された環状溝と、弾性を有し前記開口部の止水を行うパッキンと、を具備し、前記パッキンは、前記環状溝に沿って形成され前記環状溝に圧入される環状リブと、前記環状リブの根元から前記開口部の逆側に張り出すフランジと、を有し、前記フランジは、前記環状溝が形成される前記筐体の被形成面に差し掛かる長さを有する構成を採る。
本発明によれば、パッキンのリブを筐体の溝へ容易に圧入することができ、それにより筐体の開口部の止水を確実に行うことができる。
本発明の実施の形態の携帯端末装置の背面側を示す斜視図 携帯端末装置の筐体、電池カバーおよび操作キーを分離させた分解斜視図 パッキン付きの操作キーを示す四面図 パッキン付きの操作キーを示す断面図 パッキンを取り外した状態の開口部の周辺を示す断面図 パッキンが取り付けられた状態の開口部の周辺を示す断面図 筐体内側のパッキン周辺部を示す斜視図 比較例においてパッキンのリブが溝に圧入困難となる状況の一例を示す説明図 本実施の形態のパッキンのリブが溝に圧入される状況を示す説明図 比較例において操作キーと開口部の内壁との関係の一例を示す説明図 本実施の形態の操作キーと開口部の内壁との関係を示す説明図
以下、本発明の各実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[全体構成]
図1は、本発明の実施の形態の携帯端末装置の背面側を示す斜視図、図2は、携帯端末装置の筐体、電池カバーおよび操作キーを分離させた示す分解斜視図である。
この実施の形態の携帯端末装置は、前面に表示パネル50(図5参照)が設けられ、背面に操作キー2,3を有する携帯電話機である。この携帯端末装置は、図2に示すように、筐体20と、電池カバー30とによって背面側が覆われて構成される。筐体20内には、電子回路を有する回路基板(図示略)と、電源を供給する電池パック60とが収容される。
筐体20は、樹脂を射出成型して構成され、前面のほぼ全域が開口され、この前面開口に表示パネル50が設置される。筐体20は、電池パック出し入れ用の開口部22を除いて、装置の背面および左右上下の側面をほぼ覆い、その内側に収容スペースを提供する。筐体20の中央より下側(図2の奥方)には主に電池パック60が収容され、筐体20の中央より上側(図2の手前側)には主に回路基板が収容される。
筐体20の背面の左右両側には、角が丸められた曲面部23が形成されている。曲面部23は、水平方向(XZ平面方向)に曲率を有し、鉛直方向(Y方向)の曲率がゼロの曲面である。
筐体20の一方の曲面部23には開口部21が形成され、この開口部21から操作キー2,3が外部に露出されている。開口部21は、携帯端末装置の中央より上側(図2の手前側)に形成されている。また、複数の操作キー2,3に対応して、筐体20には複数の開口部21がY方向に並んで設けられている。開口部21の内側には、パネルスイッチを有する基板61(図5参照)が開口部21に対向して固定されている。
電池カバー30は、電池パック出し入れ用の開口部22を含めて筐体20の背面を覆うカバーである。電池カバー30の左右両側には、筐体20の曲面部23に対応して曲面部33が形成されている。
電池カバー30における操作キー2,3の配置箇所には、操作キー2,3を外部に露出させる複数のカバー開口31が設けられている。複数のカバー開口31は、曲面部33でY方向に並んで設けられている。
[操作キーおよびパッキンの構成]
図3には、パッキン付きの操作キーを表わす四面図を示す。図3(A)はその平面図、図3(B)は正面図、図3(C)は底面図、図3(D)は側面図である。図4には、パッキン付きの操作キーを表わす断面図を示す。
操作キー2,3は、固めのゴム又は樹脂からなる錐台状の部材であり、パッキン11の上に固着されている。特に制限されないが、一方の操作キー2は、平面状に見て一方に長い形状であり、2種類のキー「←」、「→」が長手方向に連なって一体的に形成されている。操作キー2,3は、一列に並んで配置されている。
パッキン11は、例えばシリコーンゴムなど柔らかく弾性を有する部材から構成される。なお、一般的に、パッキンとは、液体の漏れまたは外部からの液体や異物の侵入を防止するために用いる装置のことを指すが、ここでは、主に外部からの液体や異物の侵入を防止するために用いている。パッキン11は、図3および図4に示すように、環状リブ12と、可動膜13と、台座14と、凸部14aと、フランジ15と、底面16とを有する。
台座14は、パッキン11の中央で操作キー2,3を支える部位である。操作キー2,3は台座14の上に固着される。
凸部14a(図7も参照)は、固めの部材から構成され、台座14の下側で、操作キー2,3の操作面に対応する位置に設けられている。凸部14aは、基板61のパネルスイッチに対向配置され、操作キー2,3が押下されることで、凸部14aがその下のパネルスイッチを押下する。
環状リブ12は、操作キー2,3の周りを囲うように環状に形成されたリブである。環状リブ12には、先端側(図4の上方)に径が大きくされた厚い部分が設けられている。厚い部分は、外方(操作キー2,3の配置側の逆)へ傾いて形成されている。環状リブ12は、後述する筐体20の環状溝25(図5参照)に圧入および固定される。
可動膜13は、台座14と環状リブ12とを連結する膜状の部位であり、操作キー2,3が押下された際に台座14と共に変位する。
フランジ15は、環状リブ12の根元から外方(操作キー2,3の配置側の逆)へ張り出して形成される。フランジ15の張出長は、後述する筐体20の外周リブ28および肉厚部29の天面26(図5参照)に差し掛かる長さに設定されている。フランジ15は、可動膜13よりも厚く形成されている。
底面16は、環状リブ12と、環状リブ12および可動膜13の接続部位と、フランジ15との下面側(図4の下方)を、同じ高さで平面状に形成されている。
環状リブ12とフランジ15との間の凹角部分には、面取り12aが設けられている。
可動膜13と環状リブ12との接続部位の上面13a、並びに、フランジ15の上面の間には段差が設けられ、前者のほうが一段低く構成されている。
上述したパッキン11の各構成の作用については後で詳述する。
[筐体の開口部の周辺構造]
図5には、パッキンを取り外した状態の筐体の開口部の周辺を表わした断面図を示す。図6には、パッキンを取り付けた状態の筐体の開口部の周辺を表わした断面図を示す。
筐体20の開口部21の周辺には、開口部21の上側内壁21a、開口部21の下側内壁21b、ケースリブ21c、環状溝25、内周リブ27、および、外周リブ28が設けられている。
上側内壁21aおよび下側内壁21bは、操作キー2、3の側面を囲う開口部21の内壁であり、この内壁の中央より上側の部分および中央より下側の部分をそれぞれ示す。上側内壁21aおよび下側内壁21bは、筐体20の樹脂成型時に上側の型枠と下側の型枠とによってそれぞれ成型される。つまり、上側内壁21aと下側内壁21bとの境界が、樹脂成型の型割り位置に設定されている。型割りに際して内壁に生じる段差21dは、公差を加味して、常に上側内壁21aの方が開口部21の中央側へ迫り出すように設計されている。
上側内壁21aは、筐体20の内側から外側にかけて開口部21の径が大きくなる方向へ勾配が形成されている。下側内壁21bは、筐体20の内側から外側にかけて開口部21の径が小さくなる方向へ勾配が形成されている。この勾配の作用については後で詳述する。
ケースリブ21cは、開口部21に隣接し且つ開口部21の全周囲に渡って所定の厚みで筐体20の外方へ張り出して形成されている。電池カバー30のカバー開口31は、このケースリブ21cの外側を囲う大きさに形成されている。ケースリブ21cは、電池カバー30の曲面部33の外周面よりも装置内方へ少し窪んだ高さに形成されている。
環状溝25は、断面略矩形状の溝であり、筐体20の内側で2つの開口部21を囲うように環状に形成されている。環状溝25は、その両側にそびえ立つ内周リブ27および外周リブ28、または、内周リブ27および肉厚部29に挟まれて構成される。環状溝25の全外周のうち、装置の中央側では外周リブ28がそびえ立ち、装置側面に近い側では筐体20の側壁と一体的にされた肉厚部29がそびえ立っている。
内周リブ27は内周隆起部に相当し、外周リブ28および肉厚部29は外周隆起部に相当する。また、肉厚部29および外周リブ28の天面26が、環状溝25の被形成面に相当する。環状溝25の被形成面(天面26)は、環状溝25の入口の面取り部分を除いた平面部位を示す。
内周リブ27は、図5に示すように、外周リブ28および肉厚部29の天面26よりも、環状溝25の溝底からの突出量が長く形成されている。
図6に示すように、筐体20の環状溝25には、パッキン11の環状リブ12が全周にわたって圧入される。それにより、操作キー2,3が開口部21から外部に露出した状態で、開口部21より室内側が止水される。
パッキン11のフランジ15は、外周リブ28および肉厚部29の天面26に差し掛かって天面26と面接触した状態に固定される。一方、内周リブ27の先端と、パッキン11の可動膜13との間には隙間が生じる。この隙間によって、可動膜13の変位が阻害されずに、操作キー2,3の押下がスムーズに行えるようになっている。
図7は、筐体の内側のパッキン周辺部を示す斜視図である。
筐体20の内側には、パッキン11の固定箇所の周囲に、複数の高さ確認用突起24が設けられている。この高さ確認用突起24は、パッキン11の底面16に隣接して、この底面16と略同じ高さ(本実施の形態では底面16より0.1mm高い)に形成されている。なお、確認用突起24は、パッキン11の周囲3方向以上の箇所に設けられるとよい。また、確認用突起24は、パッキン11の周囲全周に設けられてもよい。
この高さ確認用突起24により、パッキン11の圧入後に、視認または指を触れるなどして、パッキン11の底面16と高さ確認用突起24との高さを比べることで、パッキン11が正常に組みつけられているか検査することができる。
[環状リブの圧入処理]
図8(A)、図8(B)は、比較例においてパッキンのリブが溝に圧入困難となる状況の一例を示す説明図、図9(A)〜図9(C)は、本実施の形態のパッキンのリブが溝に圧入される状況を示す説明図である。
図8(A)、図8(B)に示す比較例は、パッキン11Bの環状リブ12の付根にフランジ15および面取り12aが形成されてない例である。また、この比較例は、筐体20の内周リブ27Bが外周リブ28Bよりも同一高さまたは低く形成されている例である。
このような構成では、環状リブ12を環状溝25Bに圧入する際、図8(A)に示すように、先ず、環状リブ12の先端の厚い部位が外周リブ28Bに当る。そのため、図8(B)に示すように、そのまま環状リブ12が押されると、環状リブ12Bが途中で内側へ折り曲がってしまう。図8(B)のように環状リブ12Bが折り曲がってしまうと、環状リブ12Bは環状溝25Bの中へ正常に圧入することができなくなる。
一方、図9(A)〜図9(C)に示すように、本実施の形態では、パッキン11の環状リブ12の付根にフランジ15と面取り12aが形成されている。また、本実施の形態では、筐体20の内周リブ27が外周リブ28よりも高く形成されている。
このような構成のうち、先ず、フランジ15が形成されていることで、環状リブ12を圧入する際に、広い面積で環状リブ12に圧力を加えることができる。具体的には、底面16にジグ等を押し当てて環状リブ12を押し込むが、フランジ15によってジグの接触面積が増し、環状リブ12に対して均一に安定した圧力を加えることができる。
また、フランジ15が形成されていることで、環状リブ12が内側に倒れるように変位しかけた際、フランジ15から環状リブ12を引き戻す方向に応力が働く。よって、環状リブ12が内側に倒れにくくすることができる。さらに、この応力は、面取り12aによってより強くされている。
さらに、本実施の形態の構成のうち、内周リブ27が高く形成されていることで、図9(B)に示すように、環状リブ12の先端部が環状溝25の入口に当る際に、内周リブ27が環状リブ12の内周側に当って環状リブ12を内周側から支える。そして、この支えにより、環状リブ12が内側へ倒れにくくなる。
従って、本実施の形態では、図9(C)に示すように、パッキン11をそのまま押し込むことで、環状リブ12が内側へ倒れることなく、正常な状態で、環状リブ12を環状溝25へ圧入することができる。
[操作キーの押下動作]
図10(A)〜図10(C)には、比較例において操作キーと開口部の内壁との関係の一例を示す説明図を、図11(A)、図11(B)には、本実施の形態の操作キーと開口部の内壁との関係を示す説明図を示す。
図10(A)〜図10(C)に示す比較例は、開口部21の内壁21p,21qが上端から下端まで一定の勾配に形成された例である。
一般に、可動部材と周囲の固定部材とが面接触すると、可動部材に大きな抵抗が生じるか、或いは、きしみ音が発生するという課題が生じる。
このような不都合を避けるために、図10(A)、図10(B)に示すように、開口部21の内壁21p,21qの勾配を、操作キー2の側面の勾配と大きく異ならせた構成について考察する。この場合、勾配の違いによって、開口部21と操作キー2,3との間に大きな隙間が生じ、この隙間に塵または埃が侵入しやすくなるという課題が生じる。
また、図10(C)に示すように、開口部21の内壁21p,21qの勾配と、操作キー2の側面の勾配とを大きく異ならせた場合でも、操作キー2を斜めに押下した場合には、操作キー2の側面が開口部21の内壁21pに押し当てられた状態が安定状態となる。よって、この場合でも、操作キー2に大きな抵抗が生じるか、または、きしみ音が発生するという課題は解決しない。
一方、本実施の形態では、図11(A)、図11(B)に示すように、開口部21の内壁の勾配が上側内壁21aと下側内壁21bとで異なる構成を採用している。さらに、型割りの段差21dが、上側内壁21aが迫り出す方向に形成されている。
このような構成により、操作キー2の側面と開口部21の内壁21a,21bとの間の隙間を小さくしても、操作キー2の側面と開口部21の内壁21a,21bとが大きな範囲で面接触することがなくなる。図11(B)に示すように、操作キー2が斜めに押下された場合でも、操作キー2の側面と内壁21a,21bとが面接触する状態は安定状態とならない。
従って、本実施の形態では、操作キー2,3と開口部21との隙間を広げることなく、操作キー2,3の押下時に、大きな抵抗が生じるか、或いは、きしみ音が発生するという不都合を回避することができる。
[実施の形態の効果]
以上のように、本実施の形態の携帯端末装置によれば、パッキン11の環状リブ12を筐体20の環状溝25に圧入する際に、環状リブ12が内側に倒れにくく安定的に環状溝25に押し込むことができる。よって、操作キー2,3の周囲の止水を確実に行うことができる。
さらに、本実施の形態の携帯端末装置によれば、筐体20の開口部21の周囲にケースリブ21cが形成され、電池カバー30のカバー開口31がケースリブ21cを囲うように形成されている。さらに、ケースリブ21cは操作キー2,3の上面より低く形成され、且つ、操作キー2,3の上面は電池カバー30の外周面とほぼ同一の高さに固定されている。従って、ユーザは操作キー2,3を容易に押下することができる一方、携帯端末装置を平坦な箇所に置いたときに操作キー2,3が誤って押下されてしまうことを防止できる。
他方、ケースリブ21cの替わりに、カバー開口31が操作キー2,3を直接的に囲う構成にすると、操作キー2,3の周囲に窪みを形成するために、カバー開口31の近傍に大きな面取りが形成されるか、或いは、カバー開口31の周辺の肉厚が薄くされる。この場合、電池カバー30のカバー開口31の周辺強度が落ちてしまう。しかしながら、本実施の形態では、このような課題が生じない。
また、本実施の形態の携帯端末装置によれば、操作キー2,3は、筐体20および電池カバー30の曲面部23,33に差し掛かる位置に設けられている。従って、携帯端末装置の背面を手のひらで保持した状態で操作キー2,3を容易に操作することができる。また、操作キー2,3は、携帯端末装置の中央より上方の範囲に設けられている。従って、ユーザは表示パネル50に向かって携帯端末装置を操作しつつ、携帯端末装置を保持している手で操作キー2,3を操作することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明した。
なお、上記実施の形態では、操作キーの周囲を止水する構成を例にとって説明した。しかし、本発明は、充電用の電源入力端子またはカメラレンズなど操作キー以外のものが筐体の開口部に設けられる場合に、この開口部を止水する構造として同様に適用することができる。
本発明は、携帯電話機などの携帯端末装置に有用である。
2,3 操作キー
11 パッキン
12 環状リブ
12a 面取り
13 可動膜
14 台座
14a 凸部
15 フランジ
16 底面
20 筐体
21 開口部
21a 上側内壁
21b 下側内壁
21c ケースリブ
21d 段差
23 曲面部
24 確認用突起
25 環状溝
26 天面
27 内周リブ
28 外周リブ
29 肉厚部
30 電池カバー
31 カバー開口
33 曲面部

Claims (10)

  1. 開口部を有する筐体と、
    前記筐体の内側で前記開口部を囲うように形成された環状溝と、
    弾性を有し前記開口部の止水を行うパッキンと、
    を具備し、
    前記パッキンは、
    前記環状溝に沿って形成され前記環状溝に圧入される環状リブと、
    前記環状リブの根元から前記開口部の逆側に張り出すフランジと、
    を有し、
    前記フランジは、前記環状溝が形成される前記筐体の被形成面に差し掛かる長さを有する、
    携帯端末装置。
  2. 前記環状リブと前記フランジとの間の凹角部分に面取りが形成されている、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  3. 前記筐体の内側における前記パッキンの固定箇所に隣接して、前記パッキンの端面と略同じ高さを有する複数の突起が形成されている、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  4. 前記環状溝を挟んで前記環状溝の両側にそびえ立つ2つの隆起部のうち、前記開口部に近い側を内周隆起部とし、前記開口部から遠い側を外周隆起部として、前記外周隆起部の方が前記内周隆起部よりも前記環状溝の溝底からの高さが低く形成されている、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  5. 前記開口部には操作キーが配置され、
    前記環状リブには前記操作キーの押し込みに伴って変位する可動膜が連結され、
    前記可動膜における前記環状リブ側の付根部分と前記フランジとの間に段差が設けられ、前記内周隆起部と前記可動膜との間に隙間が設けられている、
    請求項4記載の携帯端末装置。
  6. 前記開口部には前記操作キーの側面を囲う内壁が設けられ、
    前記内壁は、下端から中段位置にかけて前記開口部の孔径を小さくする方向に勾配し、前記中段位置から上端にかけて前記開口部の孔径が大きくなる方向に勾配している、
    請求項5記載の携帯端末装置。
  7. 前記開口部には、操作キーが配置され、
    さらに、前記筐体の外側を覆うカバーを具備し、
    前記筐体には、前記操作キーの周囲で外方へせりあがるケースリブが形成され、
    前記カバーには、前記ケースリブを外部に露出させて前記ケースリブの周囲を囲うカバー開口が設けられ、
    前記操作キーが押し込まれていない状態で、前記ケースリブは前記操作キーの頭部の端面より低く形成され、前記操作キーの頭部の端面は前記操作キーの周辺における前記カバーの外周面と略同じ高さに形成されている、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  8. 前記筐体および前記カバーは装置背面を覆う構成であり、
    前記筐体および前記カバーは、前記装置背面の少なくとも一方の側に曲面部を有し、
    前記開口部および前記操作キーは、前記曲面部に差し掛かる位置に設けられている、
    請求項1記載の携帯端末装置。
  9. 複数の前記開口部および複数の前記操作キーを具備し、
    前記曲面部の曲率が大きな方向をXZ平面方向、前記曲面部の曲率が小さな方向をY方向として、前記複数の開口部および前記複数の操作キーは、前記曲面部に差し掛かる位置で、且つ、前記Y方向に並んで配置されている、
    請求項8記載の携帯端末装置。
  10. 前記曲面部の曲率が大きな方向を水平方向、前記曲面部の曲率が小さな方向を上下方向として、前記操作キーは、前記装置背面の中央より上側で、且つ、前記装置背面の前記水平方向の一方の側に配置されている、
    請求項8記載の携帯端末装置。
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