JP2005140626A - 秤 - Google Patents

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Abstract

【課題】
外乱材侵入防止用ダイヤフラムの取付けが簡単な秤を提供する。
【解決手段】
計量皿10と、計量皿10の下部に連結された皿軸受け7と、皿軸受け7を介して計量皿10と連結された荷重検出機構5と、荷重検出機構5を支持する下ケース2と、下ケース2に対向して設置され荷重検出機構5を覆うとともに開口部3dを有する上ケース3と、上ケース3の開口部3dを覆い水や塵埃等の外乱材の侵入を防止するダイヤフラム8とを備えた秤であって、ダイヤフラム8は、皿軸受け7が密着状態で貫通する通し孔8aと、通し孔8aの外周に設けられた蛇腹8bと、蛇腹8bの外周に設けられ、上ケース3に密着ないし圧着して取付けられる基部8cとを有することを特徴とする。
【選択図】図4

Description

本発明は秤に関し、特に、外乱材の侵入防止用のダイヤフラムを備えた秤に関するものである。
ロードセル等の荷重検出機構を格納した天秤、体重計、水分計等の秤は、計量皿に連結された荷重受けの上下移動のため、必然的に荷重受けの周囲が開口した構造となり、この開口部から荷重検出機構内に水や塵埃等の外乱材が侵入する恐れがある。
そのため、従来の秤は、計量皿と、荷重検出機構の収容ケースとの間にダイヤフラムを介装して開口部を閉塞し、外乱材が侵入しないようにしていた(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
特開平11−258032号公報 登録実用新案第2509067号公報
しかし、このように構成された秤は、ダイヤフラムの固定機構が複雑となり、又、簡単にダイヤフラムが外れないようビス等により固定しなければならず、その取付け作業が面倒であった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、ダイヤフラムを簡単に取付けることが出来、荷重検出機構を確実に外乱材の侵入から保護することが出来る秤を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明にかかる秤は、計量皿と、前記計量皿の下部に連結された皿軸受けと、前記皿軸受けを介して前記計量皿と連結された荷重検出機構と、前記荷重検出機構を支持する下ケースと、前記下ケースに対向して設置され前記荷重検出機構を覆うとともに開口部を有する上ケースと、前記上ケースの開口部を覆い水や塵埃等の外乱材の侵入を防止するダイヤフラムとを備えた秤であって、前記ダイヤフラムは、前記皿軸受けが密着状態で貫通する通し孔と、前記通し孔の外周に設けられた蛇腹と、前記蛇腹の外周に設けられ、前記上ケースに密着ないし圧着して取付けられる基部とを有するようにした。
このように構成した秤によれば、上ケースの開口部を覆うようにして密着ないしは圧着によりダイヤフラムが取付けられるので、ネジや被取付部材を介しての面倒な固定作業が不要となり、上ケースの開口部と皿軸受けの隙間から外乱材が荷重検出機構内に侵入することが防止される。又、ダイヤフラム取付けに際しネジを使用しないので、ネジ孔から外乱材が侵入する恐れや、ネジが錆びる恐れがない。
又、前記ダイヤフラムの基部は、環状突起を下面に有しており、前記環状突起は、前記上ケースに形設された環状溝に密着状態で嵌着されてもよい。
この構成によれば、環状溝が、基部を上ケースに密着させる際の位置決めの役割を担い、又、上ケースとダイヤフラムの密着性が高まる。
又、前記ダイヤフラムは、前記基部から延在する突片を備え、前記突片は、前記上ケースに形設された凹溝に密着状態で嵌着されてもよい。
この構成によれば、凹溝が、基部を上ケースに密着させる際の位置決めの役割を担い、又、上ケースとダイヤフラムの密着性が高まる。
又、前記上ケースの凹溝は、前記上ケースと前記下ケースとを固定するネジの取付孔を貫通形成しており、前記ダイヤフラムの突片は、前記ネジ及び前記取付孔を上方から封止する筒状の凸部を有していてもよい。
この構成によれば、ダイヤフラムの突片に設けられた凸部が上ケースと下ケースの固定用ネジを上から封止するので、ネジの取付孔から外乱材が侵入することも防止され、より完全な意味での防水、防塵が図られる。又、凸部がネジの頭を上方から封止するのでネジが錆びる恐れがなく、秤の品質、性能が長く維持される。
又、前記秤は、前記上ケースを覆うカバーを備え、前記ダイヤフラムの基部は、前記カバーと接触する突起を上面に有し、上方からネジにより前記カバーと前記上ケースとを固定する際に前記上ケースに圧着してもよい。
この構成によれば、ダイヤフラムや上ケースが外部に露出することなくカバーで覆われるので、高級感が得られる。更に、カバーと上ケースをネジ止め固定することにより、カバーと突起が弾性係合して、ダイヤフラムと上ケースとが圧着固定される。
又、前記秤の皿軸受けは、外周に形設された環状凹溝を備え、前記ダイヤフラムの通し孔は、外周縁が起立部となっており、前記起立部が、前記環状凹溝に密着状態で嵌着されてもよい。
この構成によれば、ダイヤフラムの通し孔の起立部は、確実に皿軸受けの環状凹溝内に嵌着固定されるので、ダイヤフラムの抜け外れが防止され、外乱材が侵入する恐れがない。
本発明にかかる秤によれば、上ケースの開口部を覆うようにして密着ないしは圧着によりダイヤフラムが取付けられるので、ネジや被取付部材を介しての面倒な固定作業が不要となり、開口部と皿軸受けの隙間から外乱材が荷重検出機構内に侵入することが防止される。又、ダイヤフラム取付けに際しネジを使用しないので、ネジ孔から外乱材が侵入する恐れや、ネジが錆びる恐れがない。
又、筒状の凸部を有するダイヤフラムであれば、凸部が上ケースと下ケースの固定用ネジを上方から封止することも出来、ネジの取付孔から外乱材が侵入することも防止され、より完全な意味での防水、防塵が図られる。又、ネジが錆びる恐れがなく、秤の品質、性能が長く維持される。
以下、本発明の好適な実施の形態について、添付図面に基づいて詳細に説明する。図1〜図4は、本発明に係る秤の一実施例を示し、図1は秤1の外観斜視図、図2は秤1の分解斜視図、図3は秤1の一部組立斜視図、図4は秤1の一部縦断面図である。
本実施例の秤1は、図1に示すように、計量皿10と秤本体11により構成される。更に計量皿10は、図2に示すように、プラットホーム10aと当該プラットホーム10aを上方から覆う上皿10bで構成され、被計量物が上皿10bの上面に載せられる。
プラットホーム10aは、一般的に樹脂材料で成形され、中央部にネジ10cの貫通孔10dを有している。
上皿10bは、食品や農産物を直接載せる際の衛生面や洗浄等のメンテナンスのしやすさを考慮して、ステンレス等の金属材料又は、表面に金属メッキ加工が施された樹脂材料で成形されているのが望ましい。
秤本体11は、図2に示すように、主として、下ケース2と上ケース3とカバー4により構成されている。下ケース2は、本実施例では合成樹脂製であり、ロードセル5と電子回路基板6を支持収容している。
荷重検出機構の一例が本実施例のロードセル5である。ロードセル5は、起歪体に歪みゲージ等の歪検出素子(図示せず)を貼り付けて構成され、被計量物の重量が起歪体にかかった時に生じる引っ張り歪み及び圧縮歪みを歪検出素子によって電気的に検出する。尚、荷重検出機構は、本実施例に於けるロードセル5の他、静電容量式センサー等の既存の荷重センサーでもよく、秤量、被計量物、用途等に応じて種々の選択が可能である。
ロードセル5は、上下可動の皿軸受け7を介して計量皿10のプラットホーム10aと連結一体化される。皿軸受け7は、本実施例では、ロードセル5の上部に固定される略コ字状のベース部7aと、上面中央部にネジ孔7bを有するとともに縦方向中間部に環状凹溝7dを有する略円柱形の頂部7cとを備え、射出成形等により成形された樹脂部品である。計量皿10のプラットホーム10aは、ネジ10cをネジ孔7bとプラットホーム10aの貫通孔10dに貫通させることで、皿軸受け7の上部に固定される。尚、皿軸受け7の形状は、ロードセル5と計量皿10とを連結することが出来る形状であれば、上記実施例の形状に限らない。
電子回路基板6は、本実施例では、操作キー6a、演算手段6b、表示手段6cの全てを実装するスペースを有する1枚基板により構成され、これら電子回路に電源を供給するための電源収容室(図示せず)の高さ相当分底上げされて、下ケース2の底面から上方に離間する位置に、底上げ分の高さの基板固定用スペーサ2a等を介して固定される。電源収容室には乾電池が収容され、下ケース2の裏面に設けられた電池ケース(図示せず)のカバー開閉により、乾電池の交換が裏面から行われる。
尚、電源収容室が直接地面に接触して、当該電源収容室から下ケース内部に水や塵埃等の外乱材が侵入するのを防止するため、本実施例のように、下ケース支持脚2bが計4本、下ケース2の裏面に一体形成され、下ケース2の底面自体が底上げされていてもよい。又、電子回路基板6は、1枚基板ではなく複数の基板により構成されていてもよい。
そして、計量皿10に載せた被計量物の荷重値は、表面から操作可能な電源スイッチや計量開始キー等の操作キー6aの操作検出後、荷重受けとしての皿軸受け7を介してロードセル5の出力として検出され、歪検出素子と接続されたブリッジ回路等により構成される演算手段6bで演算処理が行われた後、表示手段6cの液晶表示画面に表面から視認可能なようにデジタル表示される。
上ケース3は、本実施例では下ケース2同様、合成樹脂製であるが、下ケース2に対向して設置され、下ケース2に支持されたロードセル5及び電子回路基板6の実装部品を密閉して下ケース2内部への水や塵埃等の外乱材の侵入を防止する略平面的なドーム型に形成されている。上ケース3がこのような略平面的な形状をしていることにより、秤本体11は小型化されることが可能となる。
本実施例に於ける上ケース3の外周枠3aの底部には、凹部(図示せず)が設けられ、当該凹部にはパッキン30が密着状態で嵌装される。そして、図3に示すように、上ケース3の外周枠3aと下ケース2の外周枠2cとを重ね合わせることで、下ケース2に固定されたロードセル5及び電子回路基板6が容易に密閉される。下ケース2及び上ケース3は、合成樹脂製であるので、凹部等の加工形成が容易に行われ、低コストである。
従来は、ロードセル5及び電子回路基板6を一体的に覆い密閉するような上ケース3が存在せず、又、ロードセル5の近傍に配置されやすい演算手段6bと、外観設計上の制約により位置決定がされやすい表示手段6cとは、別々の基板に分離して実装されるため、防水防塵のためには、演算手段6bと表示手段6cをそれぞれ個別に密閉する構造が必要であった。しかし、本実施例のように、ロードセル5及び電子回路基板6が上ケース3によって一体的に覆われ密閉されることにより、密閉構造を従来のように分離する必要性はなくなり、秤の組立て作業が簡単に行なえる。
尚、本実施例では、下ケース2と上ケース3とは、図2に示すように、4個のネジ3bにより固定される。上ケース3には4個の取付孔3cが各々略等間隔となるように設けられ、下ケース2には取付孔3cの同心上に設けられたネジ孔を有する円筒状スペーサ2dが立設している。下ケース2と上ケース3とをパッキン30を介して重ね合わせた上で、上方から取付孔3c及び円筒状スペーサ2dのネジ孔にネジ3bを挿入することによって、ネジ3bの頭は取付孔3c内の係止平面(図示せず)上に係止し、下ケース2と上ケース3とは固定一体化される。
カバー4は、上ケース3を覆う金属材料ないしは表面に金属メッキが施された樹脂材料で構成されており、図2に示すように、上ケース3に重ね合わせることが可能なよう、上ケース3の外形とほぼ同じ形状で上ケース3を上方から一体的に覆う、略平面的なドーム型に形成されている。
本実施例に於けるカバー4の役割は、肉、魚等の食材や農産物の計量に用いることが出来、これら食材や農産物による臭いや汚れが付着しづらく、洗浄や清掃が容易で衛生的な秤とすること、上ケース3の露出を避け美観性を維持すること、下ケース2及び上ケース3に支持されたロードセル5や電子回路基板6を簡易的に保護することである。
本実施例では、図2に示すように、上ケース3には、4個のネジ4aの挿入用凹部3jが各々略等間隔となるように形成されている。凹部3jには、ネジ切り孔を有する柱状金属スペーサ(図示せず)が圧入されており、当該柱状金属スペーサは凹部3jを上方から閉塞している。カバー4は、当該ネジ切り孔と同心上に設けられたネジ孔4bからネジ4aを挿入することにより、上ケース3に固定される。尚、凹部3jは、上ケース3を貫通しない構造となっており、上ケース3に一体形成されるので、カバー4のネジ孔4bから下ケース2の内部に外乱材が侵入する恐れはない。
このように、カバー4には、防水、防塵、抜け止め固定、密閉等のための特別な機構を設ける必要がなくネジ止め等の簡単な固定手段により下ケース2及び/又は上ケース3と固定されればよく、又、上ケース3の上方から被せることさえ出来ればよいので、本発明の秤に於いては、カバー4の設計自由度が高まる。そして、使用者によるカバー4の交換が容易に行なえ、カバー4を洗浄等して清掃することも出来る衛生的な秤が実現される。
又、従来の秤では、外部に露出するカバーそのものが防水防塵用に機能していたため、カバーを略平面状とすると、カバー上に水が溜まり外乱材が侵入しやすくなるので防水防塵機能を満足しない場合もあったが、本発明の秤に於いては、カバー4は防水防塵の役割を負う必要がなく、略平面状とすることが出来るので、秤本体11の小型化、コンパクト化が図られる。
更に、本実施例では、カバー4の外周縁は上ケース3の外周縁よりも起立しており、上ケース3全体を上方から覆うようになっている。これにより、カバー4の外周縁の起立部が下ケース2の外周枠2cに当接して固定され、上ケース3及び下ケース2支持物(ロードセル5及び電子回路基板6)を衝撃から保護することが出来る。
本実施例のカバー4は水に強いステンレス製であり、切断工程を含む板金のプレス成形により簡単に量産可能である。ステンレス製を採用することにより、耐水性、耐錆性、耐熱性、耐久性、耐食性、耐薬品性等に於いて優れた秤となる。又、ステンレス特有の金属光沢により、従来の樹脂製カバーでは得られない落ち着いた質感、高級感、及び清潔感が得られる。更に、本実施例のカバー4は高剛性を有しているから頑丈であり、酷使にも耐えられる。
尚、カバー4は、ステンレスの他、アルミニウムダイキャストやその他の高剛性及び耐食性を有する金属材料ないしは、これら金属材料が表面に加工された樹脂材料で構成されてもよいが、美観性維持のため、上皿10bと同質材料で成形されていることが望ましい。
一方、上ケース3は、カバー4に覆われて外から視認出来ない状態となるので、下ケース2内部への外乱材の侵入を防止することに特化して設計されればよく、嵌め込み構造やパッキン30等を介装した密閉構造の加工形成が容易で安価な樹脂の選択がより可能になる。
本実施例の上ケース3は、皿軸受け7の頂部7cを貫通させる円形の開口部3dを有している。開口部3dは、皿軸受け7の上下移動が可能なように頂部7cの外径よりも大きく開口している。そのため、皿軸受け7と開口部3dの隙間から下ケース2の内部に外乱材が侵入する可能性があり、パッキン30により下ケース2を密閉した意味がなくなる。そこで、本実施例の上ケース3には、開口部3dを覆うダイヤフラム8がOリング9とともに取付けられ、上ケース3による下ケース2の密閉性が維持されるようになっている。
ダイヤフラム8は軟質ゴム等の伸縮性、防水性を有する合成樹脂製であり、詳細は図4の縦断面図及び図5のダイヤフラム8の斜視図に示すように、通し孔8aと蛇腹8bと基部8cにより構成される。
通し孔8aは、ダイヤフラム8の中央部に設けられ、皿軸受け7を密着状態で貫通させる。本実施例では、通し孔8aの外周縁は、図4に示すように、皿軸受け7の外周に形設された環状凹溝7dの縦方向幅Aと略同一幅を有する起立部となっている。当該起立部が環状凹溝7dに密着状態で嵌着され、通し孔8aと皿軸受け7の隙間から下ケース2内部への外乱材の侵入を防止するようになっている。通し孔8aの起立部は確実に環状凹溝7d内に嵌着固定されるので、これによりダイヤフラム8の抜け外れが防止され、外乱材が侵入する恐れがない。尚、通し孔8aの起立部の幅(高さ)は、環状凹溝7dの幅A以下であればよい。
蛇腹8bは、通し孔8aの外周に設けられ、皿軸受け7の上下移動に対する負荷を作用させることのないよう、可撓性を有し伸縮自在に構成される。
基部8cは、蛇腹8bの外周に設けられ、下面に環状突起8dを有しており、上ケース3に形設された環状溝3eに密着状態で嵌着して上ケース3に取付けられるようになっている。尚、環状溝3eは、ダイヤフラム8を上ケース3に嵌着する際の位置決めの役割をも担う。
更に本実施例の基部8cは、上面に、下面と同様の環状の突起8eを有している。この突起8eにより、上方からネジ4aにより上ケース3とカバー4とを固定する際に突起8eがカバー4と接触して弾性係合し、基部8cが上ケース3に圧着するとともに、上ケース3とカバー4の隙間に外乱材が侵入するのを防止するようになっている。
つまり、本実施例のダイヤフラム8は、ネジや被取付部材を介すことなく密着ないしは圧着により簡単に上ケース3に取付けられ固定されるので、秤の組立て作業が簡素化される。又、ダイヤフラム8は、取付けに際しネジを不要とし、上ケース3の開口部3dを覆い下ケース2内部への外乱材の侵入を防止するので、ネジ孔から外乱材が侵入する恐れや、ネジが錆びる恐れがない。
更に本実施例のダイヤフラム8は、図5に示すように、基部8cから延在する突片8fを4個備えており、4個の突片8fは各々等間隔に配置されている。これら突片8fも又、図4に示すように、上ケース3に形設された凹溝3fに密着状態で嵌着される。これにより、ダイヤフラム8の位置決め、取付けがより円滑に行われる。
更に、突片8fの終端部の下面には、図4、図5に示すように、突片8fに一体形成された又はダイヤフラム8の成形後に接着ないしは圧着固定された凸部8gが形成されている。この凸部8gも又、上ケース3に形設された凹溝3gに密着状態で嵌着されるので、ダイヤフラム8の取付けが確実に行われる。
本実施例では、凸部8gに嵌合する凹溝3g内には、図4に示すように、上述した、下ケース2と上ケース3とを固定するネジ3bの取付孔3cが貫通形成されており、凸部8gは下面が開口しネジ3bの頭を上方から収容閉塞することが出来る筒状に形成されている。つまり、本実施例の凸部8gは、ネジ3b及び取付孔3cを上方から閉塞するので、上ケース3とダイヤフラム8とを密着固定させる機能だけでなく、取付孔3cから下ケース2内部への外乱材侵入を防止する機能をも備えており、これにより完全な意味での防水、防塵が図られる。又、ネジ3bの頭は凸部8gで覆われるので、ネジ3bが錆びる恐れがなく、秤の品質、性能が長く維持される。
尚、本実施例の凹溝3gの周囲下方には、図4に示すように、筒状のボス3hが上ケース3に一体形成されている。又、下ケース2の円筒状スペーサ2dは、ボス3hの筒内に嵌合係止することによって、下ケース2と上ケース3とを固定する際の位置決めが行われるように形成されている。
更に、上ケース3には、図2や図3に示すように、ロードセル5及び電子回路基板6の密閉状態を維持し、かつ、ロードセル5の内外気圧差をなくすための防水防塵通気性部材31が、上ケース3の上面に設けられた孔3iを覆うようにして設けられている。
本実施例の防水防塵通気性部材31は、日東電工製のミクロテックス(登録商標)である。ミクロテックスは、1cmあたり数億個の微細孔を有する四フッ化エチレン樹脂多孔質膜であり、防水性、防塵性、通気性を兼ね備えている。
つまり、このような防水防塵通気性部材31を上ケース3の孔3iを覆うようにして設けることにより、下ケース2と上ケース3により密閉された空間の内圧が、計量皿10に連結された皿軸受け7の上下移動に伴い圧縮されても、防水防塵通気性部材31を介して外部に素早く発散するので、密閉されたロードセル5の内外の気圧が常に同一となり、内外気圧不均衡に伴う計量誤差を解消することが出来る。しかも、孔3iは防水防塵通気性部材31で覆われているので、下ケース2内部への外乱材の侵入が防止され、完全な防水、防塵が図られる。又、従来のように外乱材の侵入を防止するための背の高い通気用部材等を専用に設ける必要がないので、秤本体11の小型化が図られる。
本実施例では、ロードセル5の計量誤差をより最小限に抑えるため、上ケース3のうち、ロードセル5の上方でかつ皿軸受け7の近傍となるような位置に、直径30mmの円形の孔3iを3個設け、これら3個の孔3iは略等間隔となるように配置されている。又、防水防塵通気性部材31は、それぞれの孔3iの外周縁に糊付けされている。尚、孔3iの大きさ、配置場所、形状、数、防水防塵通気性部材31の接着方法はこれら実施例に限定されない。
但し、孔3iは、上記実施例のように面積をできるだけ広くとり、又ロードセル5の付近に均等に複数個設けられたほうが、圧縮された内圧が外部に効率よくかつ素早く逃げ、計量結果のレスポンスが向上するので、より精密な秤が実現される。又、防水防塵通気性部材31は、孔3iとの接着面の周縁又は全体が予め糊付けされたシール状になっていれば、孔3iへの糊付け作業が不要となり、防水防塵通気性部材31の取付け作業性が向上する。更に、孔3i及び防水防塵通気性部材31の形状は円形である方が、各々の加工が容易に行なえる。
防水防塵通気性部材31の他の実施例としては、ジャパンゴアテックス社製のゴアテックス(登録商標)が挙げられる。ゴアテックスは、フッ素樹脂の中でも最も化学的安定性の高いポリテトラフロロエチレン(PTFE)を延伸加工して得られた微細な連続多孔質構造を持つ材料であり、上記ミクロテックス同様、防水性・防塵性・通気性を有する。尚、防水防塵通気性部材31は、防水性、防塵性、通気性を兼ね備えた薄膜部材であればよく、ミクロテックスやゴアテックスに限らない。
尚、日東電工のカタログ類には、ミクロテックスが自動車部品、携帯電話、家電製品、OA機器、屋外機器等の内圧調整用フィルタとして用いられる旨記載されているものの、本発明の秤1のような計量機器への応用例は記載されていない。又、荷重検出機構の計量誤差の解消を目的として上ケース3に意図的に孔3iを設けることについては一切記載されていない。
更に、孔3iを電源や回路(演算手段6b)や表示手段6c等の発熱しやすい箇所(発熱部)の付近(例えば上方)に設け、孔3iを防水防塵通気性部材31で覆うことによって、上述した防水、防塵、通気のみならず、外部への放熱効果をも得ることが出来る。これにより、従来のように、専用のヒートシンクや放熱構造を設けたり、ロードセルの計量誤差原因となりやすい発熱部の存在する電子回路基板をロードセルとは離れた別の位置に収容するような複雑な構造を採用する必要がなくなり、簡単に内部蓄熱を解消することが出来る。
孔3iの大きさ、配置場所、形状、数等は、発熱部の位置や発熱量に応じて自由に設計することが出来るが、上ケース3の強度維持や加工費削減のためには、上述した通気用の孔と、放熱用の孔とが兼用されることが望ましい。
尚、本実施例では、上ケース3をカバー4で覆う構造を採用しているが、カバー4が孔3iを覆ったとしても、本実施例のカバー4は金属製であるから放熱効果はより高まる。又、カバー4のない秤であっても、下ケース2と上ケース3の密閉構造により防水、防塵機能が満足され十分に秤としての実用性を備えうるので、放熱、通気、計量誤差解消を目的とした秤にあってはカバー4の有無は問わない。
又、本実施例のダイヤフラム8を備えた秤1に於いては、孔3iは、ダイヤフラム8に設けられていてもよい。例えば、伸縮可能なように折り畳まれた防水防塵通気性部材31によって蛇腹8b部分が構成されていてもよいし、上ケース3に密着しないような基部を蛇腹8bの外周に設け、当該基部に孔3iを設け、孔3iに防水防塵通気性部材31を接着、圧着、インサート成形、アウトサート成形等により固定してもよい。
以上説明したように本実施例の上ケース3は防水防塵機能を備えていることから、カバー4には自由に開口部を設けることが出来る。本実施例のカバー4の頂部には、図2に示すように、上ケース3の開口部3d同様、皿軸受け7の頂部7bを貫通させ皿軸受け7の上下移動を可能とする範囲の開口部4cが設けられている。上ケース3とカバー4を固定すると、図4に示すように、ダイヤフラム8の基部8cの上面とカバー4の下面とが密着ないしは圧着し、開口部4cからはダイヤフラム8の蛇腹8bと皿軸受け7の頂部7cが露出する。そして、計量皿10がネジ10cを介して皿軸受け7と連結固定され、秤が組立てられる。
更に、カバー4は、図2に示すように、表示手段6cの液晶画面の上方に相当する部分が略楕円形に開口した開口部4dが形成されている。この開口部4dから露出する上ケース3も同様に液晶画面の上方に相当しており、表示手段相当部分3kを形成している。当該表示手段相当部分3kは、樹脂製の上ケース3の他の部分と一体形成されているが、当該部分3kは研磨等により透明に成形されており、又、上ケース3とカバー4の嵌合位置決めのため、上ケース3の他の表面よりも突出している。
つまり、上ケース3は表示手段6cの液晶画面の保護の役割を担い、上ケース3の表示手段相当部分3kを介して内部表示を外部に透光させ、計量者に視認させることが出来る。表示手段相当部分3kは、上ケース3として他の部分と一体形成されているから、別途表示手段の保護用カバー等を設けたり、表示手段6cをその他の電子部品と分離して密閉する構造を採用する必要がなく、組立てが容易である。
更に、上ケース3とカバー4を固定した後、又は、下ケース2と上ケース3を固定した後、表示手段相当部分3kにシール32を貼付け、液晶画面以外の下ケース2支持物を外部から隠し覆うことが出来る。シール32は、表示手段6cの液晶画面に相当する矩形部分32aが透明になっているか又は開口しており、更に、操作キー相当部分32bが枠囲い等されており、複数の操作キー6aの識別が容易になる。又、本実施例の上ケース3は上面が略平面状になっているので、シール32が撚れたり湾曲することなく、容易に上ケース3上に密着させ貼付けられる。
又、上ケース3の操作キー相当部分32bに、操作キー6aを露出させるための開口部や、操作キー6aの周囲が開口した可動部が設けられている場合には、このシール32で当該開口部や可動部が覆われ密封されるので、当該開口部や可動部から下ケース2内部に外乱材が侵入する恐れはない。
以上、ダイヤフラム付きの比較的小型な電子秤の実施例につき説明したが、本発明の秤は、上記実施例で説明した構成要件の全てを備えた秤に限定されるものではなく、各種の変更及び修正が可能であり、個々の目的実現に必要な構成要件を任意に組み合わせて、本発明の秤を構成することが可能である。又、かかる変更及び修正についても本発明の特許請求の範囲に属することは言うまでもない。
例えば、上述した実施例では、上ケース3とカバー4とは別個独立に形成され、上ケース3が下ケース2に、カバー4が上ケース3に、順次組立てられていたが、樹脂製上ケース3がインサート成形又はアウトサート成形により金属製カバー4と一体的に成形されていてもよく、これにより秤1の組立て工数が削減される。尚、この場合、上ケース3は、外周枠3aがカバー4の外周枠を覆うようになり、上ケース3の表示手段相当部分3kはカバー4の孔4dに嵌入する。そして、ダイヤフラム8や防水防塵通気性部材31は、上ケース3の下面から取付けられる。
又、本発明の秤は、荷重検出機構を有する計量装置や荷重計であれば、実施例で説明した電子秤の他、体重計、料金秤、個数計、台秤、身長体重計等であってもよく、その名称は問わない。
本発明にかかる秤の一実施例を示す外観斜視図である。 本発明にかかる秤の一実施例を示す分解斜視図である。 本発明にかかる秤の一実施例を示す一部組立斜視図である。 本発明にかかる秤の一実施例を示す一部縦断面図である。 ダイヤフラムの一実施例を示す斜視図である。
符号の説明
1:秤
10:計量皿
10a:プラットホーム
10b:上皿
10c:ネジ
10d:貫通孔
11:秤本体
2:下ケース
2a:基板固定用スペーサ
2b:下ケース支持脚
2c:外周枠
2d:円筒状スペーサ
3:上ケース
3a:外周枠
3b:ネジ
3c:取付孔
3d:開口部
3e:環状溝
3f:凹溝
3g:凹溝
3h:ボス
3i:孔
3j:凹部
3k:表示手段相当部分
30:パッキン
31:防水防塵通気性部材
32:シール
32a:矩形部分
32b:操作キー相当部分
4:カバー
4a:ネジ
4b:ネジ孔
4c:開口部
4d:開口部
5:ロードセル
6:電子回路基板
6a:操作キー
6b:演算手段
6c:表示手段
7:皿軸受け
7a:ベース部
7b:ネジ孔
7c:頂部
7d:環状凹溝
8:ダイヤフラム
8a:通し孔
8b:蛇腹
8c:基部
8d:環状突起
8e:突起
8f:突片
8g:凸部
9:Oリング

Claims (6)

  1. 計量皿と、前記計量皿の下部に連結された皿軸受けと、前記皿軸受けを介して前記計量皿と連結された荷重検出機構と、前記荷重検出機構を支持する下ケースと、前記下ケースに対向して設置され前記荷重検出機構を覆うとともに開口部を有する上ケースと、前記上ケースの開口部を覆い水や塵埃等の外乱材の侵入を防止するダイヤフラムとを備えた秤であって、
    前記ダイヤフラムは、
    前記皿軸受けが密着状態で貫通する通し孔と、
    前記通し孔の外周に設けられた蛇腹と、
    前記蛇腹の外周に設けられ、前記上ケースに密着ないし圧着して取付けられる基部と、
    を有することを特徴とする秤。
  2. 前記ダイヤフラムの基部は、環状突起を下面に有しており、
    前記環状突起は、前記上ケースに形設された環状溝に密着状態で嵌着される
    ことを特徴とする請求項1に記載の秤。
  3. 前記ダイヤフラムは、前記基部から延在する突片を備え、
    前記突片は、前記上ケースに形設された凹溝に密着状態で嵌着される
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の秤。
  4. 前記上ケースの凹溝は、前記上ケースと前記下ケースとを固定するネジの取付孔を貫通形成しており、
    前記ダイヤフラムの突片は、前記ネジ及び前記取付孔を上方から封止する筒状の凸部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載の秤。
  5. 前記秤は、前記上ケースを覆うカバーを備え、
    前記ダイヤフラムの基部は、
    前記カバーと接触する突起を上面に有し、上方からネジにより前記カバーと前記上ケースとを固定する際に前記上ケースに圧着する
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の秤。
  6. 前記秤の皿軸受けは、外周に形設された環状凹溝を備え、
    前記ダイヤフラムの通し孔は、外周縁が起立部となっており、
    前記起立部が、前記環状凹溝に密着状態で嵌着される
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の秤。
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