JP2015228017A5 - 画像加熱装置、ヒータ、およびベルトの交換方法 - Google Patents
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Description
本発明は、ベルトを加熱するヒータ、これらを備える画像加熱装置、及びベルトの交換方法に関する。この画像加熱装置は、例えば、複写機、プリンタ、ファックス、及びこれらの機能を複数備えた複合機等の画像形成装置に用いられる。
本発明の目的は、画像不良の発生を抑制できる画像加熱装置を提供することである。また、本発明の他の目的は、同様の効果を得ることができる、ヒータ、およびベルトの交換方法を提供することである。
本発明の代表的な構成は、画像加熱装置においてシート上の画像をニップ部にて加熱する無端状のベルトと、ベルトを加熱するヒータであって、ヒータはベルトと協働してベルトの内周面との間に摺動部を形成するヒータと、ヒータと協働してベルトを挟むことでベルトの外周面との間にニップ部を形成する回転体と、ヒータの温度を検知すべくヒータの摺動部側の面とは反対側の面に設けられた検知部材と、ニップ部にシートを搬送するタイミングを検知部材の出力に基づいて制御する制御部と、摺動部に設けられた潤滑剤であって摺動部のうち検知部材と対向する位置関係となる領域には設けられず摺動部のうち検知部材と対向しない位置関係となる領域の少なくとも一部に設けられる潤滑剤と、を有することを特徴とするものである。
Claims (20)
- シート上の画像をニップ部にて加熱する無端状のベルトと、
前記ベルトを加熱するヒータであって、前記ヒータは前記ベルトと協働して前記ベルトの内周面との間に摺動部を形成するヒータと、
前記ヒータと協働して前記ベルトを挟むことで前記ベルトの外周面との間に前記ニップ部を形成する回転体と、
前記ヒータの温度を検知すべく前記ヒータの前記摺動部側の面とは反対側の面に設けられた検知部材と、
前記ニップ部にシートを搬送するタイミングを前記検知部材の出力に基づいて制御する制御部と、
前記摺動部に設けられた潤滑剤であって、前記摺動部のうち前記検知部材と対向する位置関係となる領域には設けられず、前記摺動部のうち前記検知部材と対向しない位置関係となる領域の少なくとも一部に設けられる潤滑剤と、を有する画像加熱装置。 - 前記潤滑剤は、前記摺動部の長手方向の範囲のうち前記対向する位置関係となる領域を含む所定の範囲の内側には設けられず、前記長手方向の範囲のうち前記所定の範囲よりも外側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の画像加熱装置。
- 前記制御部は、前記検知部材により検知された温度に応じて前記ヒータへの通電を制御することを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- シート上の画像をニップ部にて加熱する無端状のベルトと、
前記ベルトを加熱するヒータであって、前記ヒータは前記ベルトと協働して前記ベルトの内周面との間に摺動部を形成するヒータと、
前記ヒータと協働して前記ベルトを挟むことで前記ベルトの外周面との間に前記ニップ部を形成する回転体と、
前記ヒータの温度を検知すべく前記ヒータの前記摺動部側の面とは反対側の面に設けられた検知部材と、
前記ニップ部にシートを搬送するタイミングを前記検知部材の出力に基づいて制御する制御部と、
前記検知部材と対向する位置関係となるように前記摺動部に設けられた第1の潤滑剤と、
前記検知部材と対向しない位置関係となるように前記摺動部に設けられた第2の潤滑剤と、を有し、
前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は、前記第2の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量よりも少ないことを特徴とする画像加熱装置。 - 前記第1の潤滑剤は、前記摺動部の長手方向の範囲のうち前記対向する位置関係となる領域を含む所定の範囲の内側に設けられ、前記第2の潤滑剤は、前記長手方向の範囲のうち前記所定の範囲よりも外側に設けられることを特徴とする請求項4に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は、前記第2の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量の2/3以下であることを特徴とする請求項4又は5に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は0.2mg/mm2以下であることを特徴とする請求項4乃至6のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記第2の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は0.3mg/mm2以上0.9mg/mm2以下であることを特徴とする請求項4乃至7のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記第1の潤滑剤及び前記第2の潤滑剤はフッ素グリスであることを特徴とする請求項4乃至8のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 前記制御部は、前記検知部材により検知された温度に応じて前記ヒータへの通電を制御することを特徴とする請求項4乃至9のいずれか1項に記載の画像加熱装置。
- 画像加熱装置においてベルトに当接してこれを加熱するためのヒータであって、
一方側の面で前記ベルトに当接する基板と
前記基板上にその長手方向に沿って設けられた発熱体と
前記基板の温度を検知すべく前記基板の前記一方側の面とは反対側の面に設けられた検知部材と
前記基板の前記一方側の面に塗布された潤滑剤であって、前記一方側の面のうち前記検知部材と対向する位置関係となる領域には塗布されず、前記一方側の面のうち前記検知部材と対向しない位置関係となる領域の少なくとも一部に塗布される潤滑剤と、を有するヒータ。 - 前記潤滑剤は、前記長手方向の範囲のうち前記対向する位置関係となる領域を含む所定の範囲の内側には塗布されず、前記長手方向の範囲のうち前記所定の範囲よりも外側に塗布されることを特徴とする請求項11に記載のヒータ。
- 画像加熱装置においてベルトに当接してこれを加熱するためのヒータであって、
一方側の面で前記ベルトに当接する基板と、
前記基板上にその長手方向に沿って設けられた発熱体と、
基板の温度を検知すべく前記基板の前記一方側の面とは反対側の面に設けられた検知部材と、
前記検知部材と対向する位置関係となるように前記一方側の面に塗布された第1の潤滑剤と、
前記検知部材と対向しない位置関係となるように前記一方側の面に塗布された第2の潤滑剤と、を有し、
前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は、前記第2の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量よりも少ないことを特徴とするヒータ。 - 前記第1の潤滑剤は、前記長手方向の範囲のうち前記対向する位置関係となる領域を含む所定の範囲の内側に設けられ、前記第2の潤滑剤は、前記長手方向の範囲のうち前記所定の範囲よりも外側に設けられることを特徴とする請求項13に記載のヒータ。
- 前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は、前記第2の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量の2/3以下であることを特徴とする請求項13又は14に記載のヒータ。
- 前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は0.2mg/mm2以下であることを特徴とする請求項13乃至15のいずれか1項に記載のヒータ。
- 前記第1の潤滑剤の単位面積あたりの潤滑剤量は0.3mg/mm2以上0.9mg/mm2以下であることを特徴とする請求項13乃至16のいずれか1項に記載のヒータ。
- 前記第1の潤滑剤及び前記第2の潤滑剤はフッ素グリスであることを特徴とする請求項13乃至17のいずれか1項に記載のヒータ。
- シート上の画像をニップ部にて加熱する無端状のベルトと、前記ベルトの内周面に一方側の面で当接して前記ベルトを加熱するヒータと、前記ヒータと協働して前記ベルトを挟むことで前記ベルトの外周面との間に前記ニップ部を形成する回転体と、前記ヒータの温度を検知すべく前記ヒータの他方側の面上に設けられた検知部材と、前記ニップ部にシートを搬送するタイミングを前記検知部材の出力に基づいて制御する制御部と、を有する画像加熱装置におけるベルトの交換方法であって、
前記画像加熱装置から使用済みのベルトを取り出す工程と、
前記ヒータの前記一方側の面に潤滑剤を塗布する工程と、
前記画像加熱装置に交換用のベルトを取り付ける工程と、を有し、
前記ヒータの前記一方側の面に潤滑剤を塗布する工程において、前記摺動部のうち前記検知部材と対向する位置関係となる領域に潤滑剤は塗布されず、前記摺動部のうち前記検知部材と対向しない位置関係となる領域に潤滑剤が塗布されることを特徴とするベルトの交換方法。 - シート上の画像をニップ部にて加熱する無端状のベルトであって内周面に潤滑剤が塗布されたベルトと、前記ベルトの内周面に一方側の面で当接して前記ベルトを加熱するヒータと、前記ヒータと協働して前記ベルトを挟むことで前記ベルトの外周面との間に前記ニップ部を形成する回転体と、前記ヒータの温度を検知すべく前記ヒータの他方側の面上に設けられた検知部材と、前記ニップ部にシートを搬送するタイミングを前記検知部材の出力に基づいて制御する制御部と、を有する画像加熱装置におけるベルトの交換方法であって、
前記画像加熱装置から使用済みのベルトを取り出す工程と、
前記画像加熱装置に交換用のベルトを取り付ける工程と、を有し、
前記交換用のベルトの内周面は、前記画像加熱装置が画像加熱をする際に前記検知部材と対向する位置関係となり得る領域には潤滑剤が塗布されておらず、前記画像加熱装置が画像加熱をする際に前記検知部材と対向しない位置関係となる領域の少なくとも一部には潤滑剤が塗布されていることを特徴とするベルトの交換方法。
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