JP2015223685A - 加工方法および加工装置 - Google Patents

加工方法および加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2015223685A
JP2015223685A JP2014112030A JP2014112030A JP2015223685A JP 2015223685 A JP2015223685 A JP 2015223685A JP 2014112030 A JP2014112030 A JP 2014112030A JP 2014112030 A JP2014112030 A JP 2014112030A JP 2015223685 A JP2015223685 A JP 2015223685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
workpiece
spindle
capacitance
tip
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014112030A
Other languages
English (en)
Inventor
健太郎 山上
Kentaro Yamagami
健太郎 山上
結城 徹
Toru Yuki
徹 結城
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Via Mechanics Ltd
Original Assignee
Via Mechanics Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Via Mechanics Ltd filed Critical Via Mechanics Ltd
Priority to JP2014112030A priority Critical patent/JP2015223685A/ja
Publication of JP2015223685A publication Critical patent/JP2015223685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
  • Control Of Cutting Processes (AREA)
  • Machine Tool Sensing Apparatuses (AREA)
  • Drilling And Boring (AREA)

Abstract

【課題】工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工装置において、スピンドルモータを駆動するインバータの制御方式に制約を受けないで、工具と非加工物との接触を検出できるようにする。【解決手段】ロータシャフトと静電結合させるためにスピンドルの固定子側に取付けられた電極と、前記工具先端が前記非加工物に接触した時に前記電極で検出されるアースとの間のキャパシタのキャパシタンスの変化を検出する回路系と、前記キャパシタンスの変化を検出したら前記工具先端が非加工物に接触したと判定する制御部とを備えることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、例えばドリルによってプリント基板に穴明けを行う場合に使用する加工方法及び加工装置に関する。
工具としてドリルを用いた加工装置における工具折損検知機能として、従来、例えば、特許文献1に開示されるような方式がある。
特許文献1においては、ドリルが加工対象のプリント基板に接触した時点で、モータ内蔵型スピンドルのロータシャフトに発生する軸電圧が小さくなるので、その変化をとらえ、ドリルがプリント基板に接触したことを検出するものである。
軸電圧の変化を検出する上記方式の欠点としては、スピンドルモータを駆動するインバータの制御方式に制約を受けることである。すなわち、PWM(Pulse Width Modulation)方式のものでは軸電圧の変化が微小であり、検出困難な場合があることである。また、PAM(Pulse Amplitude Modulation)方式のものでは、軸電圧の周期が数kHz〜数十kHzであり、検出に時間がかかることである。
特開2012-101309号公報
そこで本発明は、工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工装置において、スピンドルモータを駆動するインバータの制御方式に制約を受けないで、工具と非加工物との接触を検出できるようにすることを目的とするものである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の加工装置においては、工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工装置において、前記ロータシャフトと静電結合させるためにスピンドルの固定子側に取付けられた電極と、前記工具先端が前記非加工物に接触した時に前記電極で検出されるアースとの間のキャパシタのキャパシタンスの変化を検出する回路系と、前記キャパシタンスの変化を検出したら前記工具先端が非加工物に接触したと判定する制御部とを備えることを特徴とする。
また請求項2に記載の加工装置においては、請求項1に記載の加工装置において、前記回路系は、前記工具先端が前記非加工物に接触した時に前記キャパシタを含む回路に共振を起こさせてキャパシタンスの変化を検出することを特徴とする。
また請求項3に記載の加工方法においては、工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工方法において、前記ロータシャフトと静電結合させるためにスピンドルの固定子側に取付けた電極でアースとの間のキャパシタのキャパシタンスの変化を検出し、当該キャパシタンスの変化を検出したら前記工具先端が前記非加工物に接触したと判定することを特徴とする。
また請求項4に記載の加工方法においては、請求項3に記載の加工方法において、前記キャパシタを含む回路に共振を起こさせてキャパシタンスの変化を検出することを特徴とする。
本発明によれば、工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工装置において、スピンドルモータを駆動するインバータの制御方式に制約を受けないで、工具と非加工物との接触を検出できるようにすることができる。
本発明の一実施例における共振検出部を説明するための図である。 本発明の一実施例となるドリル加工装置の構成を示す図である。
図2は本発明の一実施例となるドリル加工装置の構成を示す図である。図2において、1は被加工物となるプリント基板、2はプリント基板1が載置されるテーブル、3はプリント基板1に穴明けを行うためのドリル、4はドリル3を回転させるスピンドルである。スピンドル4はインバータ5で駆動されるモータを内蔵する構造となっており、ロータシャフト6がモータの回転子となっている。7はロータシャフト6と静電結合させるためにスピンドル4の固定子側にロータシャフト6に近接して取付けられた電極で、アースとの間で検出されるキャパシタの端子でもある。8は電極7に接続された共振検出部、9は共振検出部8からの共振検出信号Sを受信する全体制御部である。全体制御部9は、例えばプログラム制御の処理装置によって実現され、装置各部の動作を制御するものである。
図1は図2における共振検出部8を説明するための図である。図2と同じものには同じ符号をつけてある。図1において、10は電極7とアース間で検出されるキャパシタで、そのキャパシタンスは、ドリル3の先端がプリント基板1に接触していない状態と両者が接触した状態では大きく変動し、後者では小さくなる。
本発明では、このキャパシタンスの変動を利用するものである。11は二次側が電極7と接続されたトランスで、その二次側がキャパシタ10と接続された状態となる。12はドリル3の先端がプリント基板1に接触した状態でのキャパシタ10が並列共振を起こす周波数の交流を発振させる発振回路、13はキャパシタ10に並列共振が起きてトランス11の一次側からみたインピーダンスが上がって一次側の両端電圧が下がったことを検出し、全体制御部9へ共振検出信号Sを送出する共振検出回路である。
以上の構成において、スピンドル4を下降させていき、ドリル3がプリント基板1に接触すると、電極7で検出されるキャパシタ10のキャパシタンスは共振を起こすキャパシタンスとなり、共振検出回路13で共振が起きたことが検出される。全体制御部9では、共振検出部8からの共振検出信号Sを受信すると、スピンドル4の高さ方向送り量から認識したドリル3の先端位置と予め把握してある正常時での基準位置との差を比較することでドリル3の折損を検知する。
すなわち、全体制御部9は、上記比較により、差が許容される範囲内にあればドリル3の折損はなく、差が許容される範囲内になかったらドリル3に折損が発生していると判定する。
なお、上記実施例において、ドリル3の折損判定としては、スピンドル4を下降させていき、期待する位置になっても共振検出信号Sが送出されなければ、ドリル3に折損が発生していると判定するようにしても良い。
また、共振検出部8は、二次側をキャパシタ10に接続したトランス11を使用したが、キャパシタ10にインダクタンスを直列に接続して直列共振回路を形成し、ドリル3のプリント基板1への接触によって、そのインピーダンスが下がって直列共振が起きたことを検出するようにしても良い。
また、上記実施例においては、キャパシタ10に共振を起こさせて、ドリル3のプリント基板1への接触を検出するものであるが、共振を起こさせない方法で検出しても良い。例えば、キャパシタ10に交流を与えてキャパシタ10の両端電圧を監視し、ドリル3のプリント基板1への接触によってキャパシタ10のインピーダンスが下がり、両端電圧が下がったことを検出するようにしても良い。
なお、工具としては、ドリルの場合を説明したが、本発明は他の工具でも適用できることは明らかである。
1:プリント基板、2:テーブル、3:ドリル、4:スピンドル、5:インバータ、
6:ロータシャフト、7:電極、8:共振検出部、9:全体制御部、
10:キャパシタ、11:トランス、12:発振回路、13:共振検出回路、
S:共振検出信号

Claims (4)

  1. 工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工装置において、前記ロータシャフトと静電結合させるためにスピンドルの固定子側に取付けられた電極と、前記工具先端が前記非加工物に接触した時に前記電極で検出されるアースとの間のキャパシタのキャパシタンスの変化を検出する回路系と、前記キャパシタンスの変化を検出したら前記工具先端が非加工物に接触したと判定する制御部とを備えることを特徴とする加工装置。
  2. 請求項1に記載の加工装置において、前記回路系は、前記工具先端が前記非加工物に接触した時に前記キャパシタを含む回路に共振を起こさせてキャパシタンスの変化を検出することを特徴とする加工装置。
  3. 工具が連結されるロータシャフトをモータの回転子としたスピンドルを下降させることによって、前記工具の先端が非加工物に接触したことを検知するようにした加工方法において、前記ロータシャフトと静電結合させるためにスピンドルの固定子側に取付けた電極でアースとの間のキャパシタのキャパシタンスの変化を検出し、当該キャパシタンスの変化を検出したら前記工具先端が前記非加工物に接触したと判定することを特徴とする加工方法。
  4. 請求項3に記載の加工方法において、前記キャパシタを含む回路に共振を起こさせてキャパシタンスの変化を検出することを特徴とする加工方法。
JP2014112030A 2014-05-30 2014-05-30 加工方法および加工装置 Pending JP2015223685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014112030A JP2015223685A (ja) 2014-05-30 2014-05-30 加工方法および加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014112030A JP2015223685A (ja) 2014-05-30 2014-05-30 加工方法および加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2015223685A true JP2015223685A (ja) 2015-12-14

Family

ID=54840852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014112030A Pending JP2015223685A (ja) 2014-05-30 2014-05-30 加工方法および加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2015223685A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018083264A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 ビアメカニクス株式会社 ドリル加工装置及びドリル加工方法
JP2018111160A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 ビアメカニクス株式会社 基板加工装置及び基板加工方法
JP2020001155A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 ビアメカニクス株式会社 基板加工装置および基板加工方法
CN111300147A (zh) * 2018-12-11 2020-06-19 维亚机械株式会社 钻头加工装置以及钻头加工方法
JP2021053792A (ja) * 2018-12-11 2021-04-08 ビアメカニクス株式会社 ドリル加工装置及びドリル加工方法
JP2022500619A (ja) * 2018-07-11 2022-01-04 シュロニガー アーゲー 電気導体への接触を認識する装置、電気導体への接触を認識する方法、このような種類の装置を有するストリッピング機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281353A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Hiroshima Univ 工具の先端位置検出方法、ワークの加工方法および摩耗状態検出方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006281353A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Hiroshima Univ 工具の先端位置検出方法、ワークの加工方法および摩耗状態検出方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018083264A (ja) * 2016-11-25 2018-05-31 ビアメカニクス株式会社 ドリル加工装置及びドリル加工方法
JP7054587B2 (ja) 2016-11-25 2022-04-14 ビアメカニクス株式会社 ドリル加工装置及びドリル加工方法
JP2018111160A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 ビアメカニクス株式会社 基板加工装置及び基板加工方法
JP2020001155A (ja) * 2018-06-25 2020-01-09 ビアメカニクス株式会社 基板加工装置および基板加工方法
JP7152126B2 (ja) 2018-06-25 2022-10-12 ビアメカニクス株式会社 基板加工装置および基板加工方法
JP2022500619A (ja) * 2018-07-11 2022-01-04 シュロニガー アーゲー 電気導体への接触を認識する装置、電気導体への接触を認識する方法、このような種類の装置を有するストリッピング機械
JP7288918B2 (ja) 2018-07-11 2023-06-08 シュロニガー アーゲー 電気導体への接触を認識する装置、電気導体への接触を認識する方法、このような種類の装置を有するストリッピング機械
CN111300147A (zh) * 2018-12-11 2020-06-19 维亚机械株式会社 钻头加工装置以及钻头加工方法
JP2021053792A (ja) * 2018-12-11 2021-04-08 ビアメカニクス株式会社 ドリル加工装置及びドリル加工方法
CN111300147B (zh) * 2018-12-11 2023-02-28 维亚机械株式会社 钻头加工装置以及钻头加工方法
JP7386034B2 (ja) 2018-12-11 2023-11-24 ビアメカニクス株式会社 ドリル加工装置及びドリル加工方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2015223685A (ja) 加工方法および加工装置
JP5937635B2 (ja) 電磁接触器の溶着検出機能を有するモータ駆動装置
JP4648468B2 (ja) 加工状態判定機能を備えたワイヤカット放電加工機
JP4834393B2 (ja) 状態検出方法及び絶縁抵抗低下検出器
JP5516824B2 (ja) 電力伝送システム
JP2005114496A (ja) 状態検出方法及び絶縁抵抗低下検出器
TW201731199A (zh) 電容放電方法及放電電路
EP2223764A2 (en) Wire electric discharge machine
CN111300147B (zh) 钻头加工装置以及钻头加工方法
KR101775589B1 (ko) 가공 장치
JP3842279B2 (ja) ワイヤ放電加工機
JP5247670B2 (ja) 放電加工装置
JP5053332B2 (ja) 誘導加熱装置
CN101433987A (zh) 电火花线切割机的线电极断线检测装置
US11167366B2 (en) Methods and apparatus for detecting leakage current
US11464084B2 (en) Cooking vessel detection apparatus, cooking vessel detection method, and induction heating cooker
WO2015129043A1 (ja) ワイヤ放電加工装置
JP2021053792A (ja) ドリル加工装置及びドリル加工方法
JP6736704B2 (ja) 受信機を検出する方法及び誘導電力伝送システム
JP6632736B2 (ja) 通電状態判定装置
JP2020001155A (ja) 基板加工装置および基板加工方法
CN104765071B (zh) 一种用于pcb钻孔机的断针检测电路及其检测方法
JP2010012551A (ja) 単一電源を備えたワイヤ放電加工機
JP2017061023A (ja) ワイヤ放電加工装置の加工電源装置
JP2014023237A (ja) 高周波発生装置、および、この高周波発生装置を備えたtig溶接機又はプラズマ切断機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170323

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180327

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20181023