JP2015222656A - 電子顕微鏡 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子顕微鏡において、振動による画像分解能の低下を抑制し、かつ、操作性を向上する装置を提供する。【解決手段】試料を支持する試料ホルダと、試料ホルダを支持する試料ステージと、試料ホルダの移動機構と、を備えた電子顕微鏡において、前記試料ステージの外周を覆い、かつ前記移動機構の一部を外部に露出するように構成される第1のカバー部材と、前記試料ホルダが有する保持部の外周を覆う第2のカバー部材と、を備え、前記移動機構と前記第1のカバー部材との間には隙間が形成され、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材との間には壁部材を有することを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、電子顕微鏡に関し、特に画像分解能を高めるとともにメンテナンス性の向上に寄与する装置に関する。
電子顕微鏡は、電子銃により放出される電子線を試料に照射し、試料のへの電子線描画や観察・分析等を行う装置である。中でも高い画像分解能を有する装置では、原子レベルのような微小物体も観察可能である。
電子顕微鏡に求められる性能として重要なものに、画像分解能がある。上述のように、微小物体を観察する場合の拡大倍率は非常に高いため、些細な外乱によって電子顕微鏡の各部位が加振され、電子銃と試料との間で相対変位が生ずる。結果として、観察画像に乱れ等の画像障害が発生し、画像分解能が低下する。画像障害の要因は様々であるが、電子顕微鏡の設置環境に起因するものとして、設置場所の床面から電子顕微鏡へ伝搬する振動や、 室内で発生する環境音、試料を支持する試料ホルダの熱膨張等が挙げられる。
特許文献1には、環境音による試料の振動や熱膨張による試料ドリフトへの対策として、電子顕微鏡において試料ホルダ全面を覆うカバーを設け、加圧手段によりカバー内部の気圧を大気圧よりも高くする技術について説明している。
特開2007−66832号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたカバーの構成によれば、環境音により直接的に試料ホルダが加振されることを防止できる一方で、アクチュエータ等の試料の移動機構もカバー内に収容しているため、大型化を招く。カバーの大型化は環境音による受圧面積を増加させ、カバーと締結した電子顕微鏡に伝搬する振動が増加する。その振動が試料へ伝搬するため、結果として試料ホルダ以外の構造から試料へ伝搬する振動が増加することとなる。
また、アクチュエータの修理や故障による交換等といったメンテナンス時には、カバー全体を取り外す必要があるため、メンテナンス性が悪化する。
さらに、試料交換時には、操作者は試料ホルダを手で搬出、導入する必要がある。この際、手や指が試料ステージに接触すると、内部に配置された精密機器等がショートしたり誤動作し、故障の原因となる。
本発明は、上記課題に鑑み、画像分解能とメンテナンス性をともに向上させ、かつ試料ステージへの接触を防止する電子顕微鏡を提供することを目的とする。
本発明では、上記課題を解決するための一態様として、試料を支持する試料ホルダと、試料ホルダを支持する試料ステージと、試料ホルダの移動機構と、を備えた電子顕微鏡において、前記試料ステージの外周を覆い、かつ前記移動機構の一部を外部に露出するように構成される第1のカバー部材と、前記試料ホルダが有する保持部の外周を覆う第2のカバー部材と、を備え、前記移動機構と前記第1のカバー部材との間には隙間が形成され、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材との間には壁部材を有することを特徴とする。
上記一態様によれば、画像分解能とメンテナンス性をともに向上させ、かつ試料ステージへの接触を防止することができる。
実施例1に係る試料ホルダを試料ステージへ導入したときの構成を示す図。 電子顕微鏡の構成の一例を示す図。 試料ホルダを試料ステージへ導入したときの基本構成を示す図。 試料ホルダを試料ステージから搬出したときの基本構成を示す図。 実施例1に係る第2のカバーを開放したときの構成を示す図。 実施例1に係る環境音の伝搬の様子を示す図。 実施例2に係る試料ホルダを試料ステージへ導入したときの構成を示す図。 実施例3に係る吸音部の構成を示す図。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、全体を通して、各図における同一の各構成部分には同一の符号を付して説明を省略することがある。
≪装置全体の構成≫
図2は、本実施の形態に係る電子顕微鏡の一例として透過電子顕微鏡(TEM:Transmission electron microscope)の構成を示す図である。
TEM本体100は、電子銃101と照射レンズ103と対物レンズ104、投射レンズ105で構成される。試料21は、試料ホルダ20に取り付けられており、試料ホルダ20はTEM本体100の側面に設けられた試料ステージ30から内部へ導入される。投射レンズ105の下方には検出器106が設けられる。なお、本図において制御部107は各々の構成部に接続され、装置全体を制御するものとしたが、構成部ごとに独立した制御部を備えるように構成することもできる。また、TEM本体100は外部の真空ポンプ108と接続され、試料室10内を真空状態に保つ。
電子銃101より放出された電子線102は、照射レンズ103により収束され、試料21に照射される。試料21を透過した電子は対物レンズ104により結像され、その像は投射レンズ105により拡大され、検出器106上に画像が投影される。投影された画像は、制御部107を介し、図示しない出力装置により表示される。
ここで、図3は、試料ホルダを試料ステージへ導入したときの基本構成を示す図であり、図4は、試料ホルダを試料ステージから搬出したときの基本構成を示す図である。図3、4においては、後述する第1のカバー部材50、第2のカバー部材51、壁部材52については図示していない。図4に示すように、搬出された試料ホルダ20の先端に保持された試料21を交換する。その後、再度試料ホルダ20を試料ステージ30から試料室10へ導入し、図3に示すように配置する。試料ホルダ20を導入後、試料室10内は上述の真空ポンプ108によって真空状態となるよう排気され、試料21の観察を開始する。
≪試料ホルダ、試料ステージの構成≫
図1は、本実施の形態に係る試料ホルダを試料ステージへ導入したときの構成を示す図である。
試料ホルダ20は試料ステージ30に支持されている。試料21を保持する試料ホルダ20の先端部は、試料室12の壁を貫通して、かつ気密をとるように設置されている。試料ホルダ20には、試料ステージ30を介してアクチュエータ40が備えられている。アクチュエータ40は、アクチュエータ接続部41により試料ステージ30に接続される。試料ホルダ20の移動機構であるアクチュエータ40を操作することにより、試料21の位置を調節することができる。
試料21を交換する際には、試料ホルダの保持部である試料ホルダグリップ部22を手で保持し、試料ホルダ20を引き抜いて試料ステージ30から搬出する。
本図に示すように、試料ステージ30の外周部、及びアクチュエータ40の一部は、試料室10に固定された第1のカバー部材50により覆われる。第1のカバー部材50は、アクチュエータ40の一部を外部に露出させ、かつ、アクチュエータ40との間に隙間60を形成するように構成される。
ここで、アクチュエータ40の外部に露出される部分の大きさは特に限定されないが、少なくとも、アクチュエータ40のアクチュエータ接続部41とは反対側の端部は、外部に露出されるものとする。
また、アクチュエータ40と第1のカバー部材50との間に形成された隙間60の大きさは特に限定されないが、少なくとも、試料21の位置調整を行うのに必要なアクチュエータ40の動作範囲が、第1のカバー部材50と接触しない程度の大きさを必要とする。なお、この隙間60は、必ずしも空間である必要はない。すなわち、試料21の位置調整のためにアクチュエータ40を動作させる際に、アクチュエータ40とカバー50とを直接的に接触させない、という条件を満たせば、隙間60は、例えばスポンジやゴム等で構成されていてもよい。あるいは、アクチュエータ40が移動しない場合には、隙間60を設ける必要は無い。
また、試料ホルダブリップ部22は、第2のカバー部材51によって覆われる。第2のカバー部材51は、第1のカバー部材50に開閉可能に接続される。
第1のカバー部材50は、試料ホルダグリップ部22を内部に収容しないように、壁部材52によって仕切られている。この壁部材52は、試料ステージ30の試料ホルダブリップ部22側の面を覆うように構成され、試料ホルダグリップ部22を除く試料ホルダ20の本体を、試料ステージ30内に導入あるいは搬出する際に必要な径(図中矢印で示す)を有する孔54が設けられている。
図5は、本実施の形態に係る第2のカバーを開放したときの構成を示す図である。本図に示すように、第1のカバー部材50と第2のカバー部材51との接触部分にヒンジ部53を取り付け、このヒンジ53部を中心として、第2のカバー部材が開閉可能な構成とする試料ホルダ20の導入または搬出の際には、本図に示すように第2のカバー部材51を開放した状態とする。
また、試料ホルダ20を試料ステージ30に導入し、試料21を観察等する際は、第2のカバー51は閉じた状態とし、この状態により形成される内部空間300を密閉する。
上述した例では、第2のカバー部材51はヒンジ部53を介して開閉可能なド構成としたが、必ずしもこれに限られない。例えば、第1のカバー部材50から取り外し可能な蓋型の構成を有する第2のカバー部材51を配置してもよい。すなわち、第1のカバー部材50と第2のカバー部材51との間に、Oリング等の部材を取り付け、このOリングを介して第1のカバー部材50と第2のカバー部材51とを取り外し可能に構成することもできる。第2のカバー部材51を蓋型に構成した場合においても、試料ホルダ20を試料ステージ30に導入または搬出する際には第2のカバー部材51を開けた状態とし、また、試料ホルダ20を試料ステージ30に導入したのちに、試料21を観察等する際には、第2のカバー部材51は閉じた状態とする。第2のカバー部材51が閉じた状態においては、内部空間300は密閉される。
上述の構成によれば、図1に示したように、アクチュエータ40の一部は第1のカバー部材50の外部に露出している。このため、第1のカバー部材50の大きさはアクチュエータ40の大きさに依存せず、任意に設定することができる。すなわち、第1のカバー部材50の大きさは、試料ステージ30の外部を覆い、かつ、外部空間200に存在する環境音による受圧面積を抑制するように設定できる。この構成により、環境音の重圧による第1のカバー部材50自体の振動を低減できるので、第1のカバー部材50から試料室10を経由して試料21へ伝搬する振動を低減できる。結果として、画像分解能を向上することができる。
また、図6は本実施の形態に係る環境音の伝搬の様子を示す図である。本図に示すように、アクチュエータ40の一部を第1のカバー部材50の外部に露出し、かつ、アクチュエータ40と第1のカバー部材50の間には隙間60を形成している。この隙間60は、第1のカバー部材50と試料ステージ30によって形成された流路70の入口部となる。環境音は、外部空間200から隙間60へ流入し、流路70へ進行しようとするが、この流入する環境音の一部は壁部材52に衝突することで外部空間200の方向へ反射される。この反射により、結果として隙間60へ流入する環境音、及び流路70を介して内部空間300へ流入するは減少する。
このように、内部空間300へ流入する環境音を減少させることにより、試料ホルダグリップ部22が内部空間300に流入した環境音から受ける振動を低減することができる。その結果、試料ホルダグリップ部22から試料21へ伝搬する振動を低減し、画像分解能を向上することができる。
また、図4にて示したように、試料21を交換する際には、操作者は試料ステージ30に支持された試料ホルダ20の試料ホルダグリップ部22を手で掴み、試料ホルダ20を試料ステージ30の外へ引き抜く必要がある。このとき、試料ホルダグリップ部22と試料ステージ30との間に手や指が接触し、試料ステージ30に配置された精密基板等が誤動作あるいは故障する原因となりうる。
しかし、図1にて上述したように、本実施の形態では壁部材52によって試料ステージ30の試料ホルダグリップ部22側の面を覆っている。よって、操作者が試料ホルダグリップ部22を保持した際、手や指は試料ホルダグリップ部22と壁部材52の間に存在することとなる。すなわち、操作者の手や指を試料ステージ30に直接的に接触することなく、試料ホルダ20を試料ステージ30へ導入し、または搬出することができる。
結果として、試料ステージ30に配置された精密基板等に接触することがなく、精密基板等の誤動作や故障等の発生を抑制する。
このように、壁部材52は環境音による試料ホルダグリップ部22への振動を低減するだけでなく、試料ステージ30への手や指の接触による試料ステージ30の誤動作や故障等を防止できる。
また、試料21の観察時には、第2のカバー部材51は閉じた状態となっている。そのため、第2のカバー部材と壁部材52にとによって形成される内部空間300は、TEMの外部空間200における空調等による温度変化の影響を受けず、安定する。これにより、試料ホルダグリップ部22の熱膨張を抑制し、試料21のドリフトを抑制する。
また、上述の通りアクチュエータ40の一部は第1のカバー部材50から外部に露出するように構成されるため、第1のカバー部材50を取り外すことなく、アクチュエータ40の修理や交換等といったメンテナンスを容易に実施できる。
そして、上述の通り第1のカバー部材50は試料ステージ30の外部を覆っているため、外部空間200に浮遊する埃等が試料ステージ30に配置された精密基板等に付着するのを防止し、試料ステージ30のショートや故障等の発生を防ぐ。
なお、第2のカバー部材51は、自由に開閉できないようロック機構を備えてもよい。例えば、第1のカバー部材50と第2のカバー部材51の間にロック機構を取り付け、第2のカバー部材51が閉じた状態では、電気的な信号によりロック機構が作動し、第2のカバー部材51を閉じた状態を維持することで、自由に開けることができない。一方、第2のカバー部材51を開ける際には、電気的な信号によりロック機構が解除され、第2のカバー部材51を開放することで、自由に開けることができるようにする。このロック機構は、第2のカバー部材51を、図5に示したようにヒンジ部53を介して開閉可能とする構造とした場合、あるいは第1のカバー部材50に対して着脱可能な蓋型とする構成とした場合のいずれにも適用できる。
本実施の形態では、第1のカバー部材50、第2のカバー部材51、及び壁部材52によって覆われた空間内において、吸音部を設ける構成について説明する。
図7は、本実施の形態に係る試料ホルダを試料ステージへ導入したときの構成を示す図である。本図に示すように、第1のカバー部材50の試料ステージ30を覆っている面、第2のカバー部材51の試料ホルダグリップ部22を覆っている面、及び壁部材52の流路70側及び内部空間300側の面において、グラスウールやウレタンフォームに代表される吸音部80を配置する。吸音部80以外の構成は、上述の実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
上述の構成によれば、隙間60から流路70へ流入する環境音は、第1のカバー部材50に配置された吸音材80と衝突を繰り返しながら壁部材52へ流入する。このとき、環境音が有する振動エネルギが吸音材80で熱エネルギに変換され消失する。よって、環境音は減音しながら流路70を通過し、壁部材52へ向かう。
環境音は壁部材52の面に設置した吸音材80と壁部材52に衝突して減音し、その一部は隙間60の方向へ反射され、残りが内部空間300に流入する。結果として、内部空間300へ流入する環境音は減音する。内部空間300へ流入した環境音は、第2のカバー部材51と壁部材52に配置された吸音部80と衝突を繰り返し、その度に減音する。よって、内部空間300に存在する環境音は、吸音部80が無い場合と比べて減音する。結果として、試料ホルダグリップ部22が内部空間300に存在する環境音から受ける振動、及び、試料21の振動を低減し、画像分解能の向上に寄与する。
なお、図7では第1のカバー部材50と第2のカバー部材51と壁部材52において、流路70側あるいは内部空間300側の一方またはその両方と接する全ての面に吸音材80を設置した場合について説明したが、吸音部80を設置する面は、第1のカバー部材50、第2のカバー部材51、壁部材52の面の一部でもよい。
実施例2では、環境音を吸音する吸音部80は単層で構成される場合について説明した。本実施の形態では、実施例2における吸音部80に代えて、複数の材料を積層して構成された吸音部84を用いる場合について説明する。
図8は、本実施の形態に係る吸音部84の構成を示す図である。本図において、吸音部84は複数の吸音材料81〜83を積層することによって構成される。ここで、吸音材料81〜83は同種材料、異種材料のいずれの組み合わせであってもよく、あるいは、一部のみに異種材料を使用するようにしてもよい。
他の構成は、上述の実施例1と同様であるので、詳細な説明は省略する。
上述の構成のように、吸音特性の異なる複数の吸音材料81〜83を積層させることで、その吸音部84全体の吸音特性の設計が可能となる。すなわち、環境音の周波数に対応する最適な吸音材料を選定し、これらを組み合わせて積層することで、吸音部84を構成する。この吸音部84を図7に示した単層の吸音部80と置換することで、内部空間300に存在する環境音を効果的に低減し、試料ホルダグリップ部22の振動を抑える。なお、吸音部84を設置する面は、第1のカバー部材50、第2のカバー部材51、壁部材52の面の一部でもよい。
10・・・試料室
20・・・試料ホルダ
21・・・試料
22・・・試料ホルダグリップ部(保持部)
30・・・試料ステージ
40・・・アクチュエータ
41・・・アクチュエータ接続部
50・・・第1のカバー
51・・・第2のカバー
52・・・壁部材
53・・・ヒンジ部
54・・・孔
60・・・隙間
70・・・流路
80・・・吸音部
81・・・第1の吸音材料
82・・・第2の吸音材料
83・・・第3の吸音材料
84・・・複数の吸音材料の積層により構成される吸音部
100・・・TEM本体
101・・・電子銃
102・・・電子線
103・・・収束レンズ
104・・・対物レンズ
105・・・投射レンズ
106・・・検出器
107・・・制御部
108・・・真空ポンプ
200・・・外部空間
300・・・内部空間

Claims (7)

  1. 試料を支持する試料ホルダと、
    前記試料ホルダを支持する試料ステージと、
    前記試料ホルダの移動機構と、を備えた電子顕微鏡において、
    前記試料ステージの外周を覆い、かつ前記移動機構の一部を外部に露出するように構成される第1のカバー部材と、
    前記試料ホルダが有する保持部の外周を覆う第2のカバー部材と、を備え、前記移動機構と前記第1のカバー部材との間には隙間が形成され、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材との間には壁部材を有することを特徴とする電子顕微鏡。
  2. 請求項1に記載された電子顕微鏡において、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材との接触部にヒンジ部を設け、前記第2のカバー部材は当該ヒンジ部を介して前記第1のカバー部材に対して開閉可能に連結されることを特徴とする電子顕微鏡。
  3. 請求項1に記載された電子顕微鏡において、前記第2のカバー部材は、前記第1のカバー部材に対して着脱可能に連結されることを特徴とする電子顕微鏡。
  4. 請求項1に記載された電子顕微鏡において、第1のカバー部材、前記第2のカバー部材、前記壁部材のうちの少なくともいずれかにおいて、内側に吸音部を配置することを特徴とする電子顕微鏡。
  5. 請求項2に記載された電子顕微鏡において、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材との連結をロックするロック機構を有することを特徴とする電子顕微鏡。
  6. 請求項3に記載の電子顕微鏡において、前記第1のカバー部材と前記第2のカバー部材との連結をロックするロック機構を有することを特徴とする電子顕微鏡。
  7. 請求項4に記載された電子顕微鏡において、前記吸音部は、複数の吸音材料を積層することにより構成されること特徴とする電子顕微鏡。
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