JP2015222328A - 液晶表示装置およびその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】視野角改善処理時にシャドーが生じることを抑制する。
【解決手段】強度パラメータ選択部42は、視野角改善処理を行う表示領域が液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも強度パラメータを小さく設定し、視野角改善処理部43は、強度パラメータが大きいほど低階調の絵素と高階調の絵素との階調値の差を大きく設定する。
【選択図】図14

Description

本発明は、液晶表示装置およびその制御方法に関するものである。
従来、液晶表示装置の表示形式として、液晶分子の分子軸方向(ディレクタ)を基板に平行な面内で回転させて表示を行う横電界方式が知られている。例えば、特許文献1には、横電界方式の代表例であるIPS(In-Plane Switching)モードの液晶表示装置が開示されている。
ところで、一般に、液晶表示装置は、視角方向に応じて液晶分子の配向状態が相対的に変化するので、表示品位の視角依存性が高く、良好な表示特性を得ることのできる視野角が狭いという欠点を有している。
これに対して、横電界方式の液晶表示装置は、視聴者が表示画面を異なる視野角方向から観察した場合でも基本的に液晶分子の短軸方向のみが観察されるので、視野角依存性が小さく、広い視野角範囲にわたって良好な表示特性が得られるという特性を有している。このため、近年では横電界方式の液晶表示装置が多用される傾向にある。
また、従来、液晶表示装置の視野角依存性を改善するための技術として、中間階調の画像を表示する際に、視野角に影響を及ぼしにくい低階調と高階調とを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する視野角改善処理を行う技術が知られている。
図20は、視野角改善処理の方法を示す説明図である。この図に示すように、視野角改善処理では、中間階調の入力画像(図20の(a)参照)を、低階調の画素と高階調の画素とを交互に配置した千鳥パターン(図20の(b)参照)等の表示パターンで表現することにより、斜め方向から見た時に生じる白浮き等の不具合を抑制することができる。
特開平07-036058号公報(1995年2月7日公開)
しかしながら、横電界方式の液晶表示装置において上述した視野角改善処理を行うと、図21に示すように、視野角改善処理の対象領域以外の領域においてシャドー(色ずれ)と呼ばれる表示品位の低下が生じてしまう。
すなわち、横電界方式の液晶表示装置の場合、絵素電極(画素電極)と対向電極とが絶縁層を挟んで隣接するように配置されるため、絵素電極と対向電極との間に容量結合によるクロストークが発生しやすい。また、絵素電極と対向電極との間にクロストークが発生すると、対向電極の電位が絵素電極の電位変化の影響を受けて変動し、対向電極と絵素電極との間の電位差が、表示させる画像データに対応する電位差からずれてしまい、シャドーが生じてしまう。このため、横電界方式の液晶表示装置において表示領域の一部に対して視野角改善処理を行うと、視野角改善処理の対象領域以外の領域においてシャドーが生じてしまう。
なお、このようなクロストークに起因するシャドーは、絵素電極に印加する電位の極性を所定周期毎に反転させる極性反転駆動を行う液晶表示装置において、例えば千鳥パターン等の所定の表示パターンを表示させる場合に特に生じやすい。
本発明は、上記の問題点に鑑みて成されたものであり、その目的は、液晶表示装置において、視野角改善処理時に絵素電極と対向電極との間のクロストークに起因するシャドーが生じることを抑制することにある。
本発明の一態様にかかる液晶表示装置は、複数のゲートバスラインと、上記各ゲートバスラインと交差する複数のソースバスラインと、上記ゲートバスラインと上記ソースバスラインとの交差部毎に設けられた絵素とを有する液晶パネルを備えた液晶表示装置であって、入力画像データに対し、中間階調の画像を当該階調よりも低階調の絵素と当該階調よりも高階調の絵素とを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する画像に変換する視野角改善処理を施す視野角改善処理部と、上記視野角改善処理の強度パラメータを設定する強度パラメータ選択部とを備え、上記強度パラメータ選択部は、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも上記強度パラメータを小さく設定し、上記視野角改善処理部は、上記強度パラメータが大きいほど上記低階調の絵素と上記高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することを特徴としている。
上記の構成によれば、視野角改善処理を行う表示領域が液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、低階調の絵素と高階調の絵素との階調値の差を小さく設定することで、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各絵素に対する印加電圧の極性の偏りを小さくすることができる。これにより、視野角改善処理時に絵素電極と対向電極との間に生じるクロストークを低減してシャドーの発生を抑制しつつ、視野角改善効果を得ることができる。また、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合には低階調の絵素と高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することで、より大きな視野角改善効果を得ることができる。
(a)は本発明の一実施形態にかかる液晶表示装置の概略構成を示す説明図であり、(b)は(a)に示したA−A断面の断面図である。 図1に示した液晶表示装置に備えられる液晶パネルの構成を示す説明図である。 図2の液晶パネルにおけるサブピクセルの平面図である。 図2の液晶パネルにおけるサブピクセルの断面図である。 図2の液晶パネルにおける、絵素電極と対向電極との間に印加される電圧と液晶分子の配向状態とを模式的に示した説明図であり、(a)は電圧無印加時の状態、(b)は電圧印加時の状態を示している。 図3に示したサブピクセルの構成をより詳細に示した平面図である。 図6に示したサブピクセルの等価回路図である。 図6に示したサブピクセルにおける、絵素電極と対向電極との間の絶縁膜と液晶層の厚さとの関係を示す説明図である。 絵素電極と対向電極とのクロストークによって生じるリップルノイズを示す説明図である。 (a)はスイッチング素子が導通したときに絵素電極と対向電極とのクロストークによって絵素電極に流れる電流を示す説明図であり、(b)はスイッチング素子が遮断状態の場合の様子を示す説明図である。 図1に示した液晶表示装置に備えられる重畳処理部によって重畳された画像の一例を示す説明図である。 (a)〜(f)は、図1に示した液晶表示装置における強度パラメータの設定方法および強度パラメータに応じた視野角改善処理を示す説明図である。 図1に示した液晶表示装置における視野角改善処理で用いられる表示パターンを示す説明図であり、(a)は強度パラメータが強である場合の表示パターン、(b)は強度パラメータが弱である場合の表示パターンを示している。 図1に示した液晶表示装置における視野角改善処理を示す説明図であり、(a)は全画面表示の画像データに対して視野角改善処理を施す場合、(b)は部分表示の画像データに対して視野角改善処理を施す場合を示している。 図1に示した液晶表示装置における各サブピクセルに対する印加電圧の極性の設定方法を示す説明図であり、(a)は視野角改善処理なしの場合、(b)は視野角改善処理ありの場合を示している。 絵素電極に対する印加電圧と対向電極あるいは共通配線に生じるリップルノイズとの関係を示す説明図であり、(a)は絵素電極に対する印加電圧の変化が大きい場合、(b)は絵素電極に対する印加電圧が小さい場合を示している。 (a)および(b)は、本発明の他の実施形態にかかる液晶表示装置における視野角改善処理の対象とする表示領域の画像サイズと当該表示領域に対して行う視野角改善処理の強さとの関係とを示す説明図である。 本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置において視野角改善処理時に表示させる表示パターンの例を示す説明図であり、(a)は1×1の表示パターン、(b)は2×1の表示パターンを示している。 本発明のさらに他の実施形態にかかる液晶表示装置における各サブピクセルに対する印加電圧の極性の設定方法を示す説明図であり、(a)はドット反転駆動、(b)は2Hドット反転駆動を示している。 視野角改善処理の方法を示す説明図である。 視野角改善処理によって生じる表示品位の低下(シャドー)を示す説明図である。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について説明する。
(1−1.液晶表示装置100の構成)
図1の(a)は本実施形態にかかる液晶表示装置100の概略構成を示す説明図であり、(b)は(a)に示したA−A断面の断面図である。
図1の(a)に示したように、液晶表示装置100は、画像処理部10、電源回路1、タイミングコントローラ2、ゲートドライバ3、ソースドライバ4、および液晶パネル5を備えている。また、図1の(b)に示したように、液晶パネル5の裏面側(表示面と反対側)にはバックライト6が備えられている。
電源回路1は、外部電源(例えば商用電源、自家発電電源、充電装置など)から供給される入力電源電圧を液晶表示装置100の各ブロック(各部)で利用される電圧に変換して当該各ブロックに供給する。
画像処理部10は、外部装置(例えばPC(Personal Computer:パーソナルコンピュータ)やTVチューナー等の画像データを出力する機器)から入力される入力画像データ(入力画像A,B,C,・・・)に対して後述する重畳処理および視野角改善処理を施し、これら各処理を施した画像データをタイミングコントローラ2に出力する。
タイミングコントローラ2は、画像処理部10から入力される画像データに応じた画像を液晶パネル5に表示させるための制御信号(ゲート駆動信号、ソース駆動信号)を生成し、ゲートドライバ3およびソースドライバ4に出力する。
ゲートドライバ3は、タイミングコントローラ2から入力される制御信号(ゲート駆動信号)に基づいて液晶パネル5に備えられる各ゲートバスラインに印加する電圧を制御することにより、書込対象のゲートバスラインを周期的に切り替える。
ソースドライバ4は、タイミングコントローラ2から入力される制御信号(ソース駆動信号)に基づいて、ゲートドライバ3による書込対象のゲートバスラインの切替周期に同期したタイミングで液晶表示装置100に備えられる各ソースバスラインに画像データに応じた電圧を印加する。また、ソースドライバ4は、各ソースバスラインに対する印加電圧の極性を隣接するソースバスライン毎(ゲートバスラインの延伸方向に並ぶサブピクセル毎)に逆極性に設定する。ただし、これに限らず、例えば、ソースドライバ4が各ソースバスラインに対する印加電圧の極性を複数のソースバスライン毎に逆極性に設定するようにしてもよい。すなわち、ソースドライバ4は、各ソースバスラインに対する印加電圧の極性を、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ所定数(1または複数)のサブピクセル毎に逆極性に設定する。
液晶パネル5は、バックライト6から入射する光を拡散させる拡散シート等の光学シート11、偏光板12、TFT基板13、液晶層14、対向基板15、および偏光板16がバックライト6側からこの順に配置されている。
バックライト6は、LED基板21と、LED基板21における液晶パネル5側の面に配置された複数のLED(光源)22とを備えている。また、LED基板21における液晶パネル5側の面には、LED22から出射された光を液晶パネル5側に反射させるための反射シート23が設けられている。
これにより、LED22から出射されて液晶パネル5を通過する光の透過率を液晶パネル5が画像データに応じてサブピクセル(絵素)毎に制御することで表示が行われる。
なお、本実施形態では、液晶表示装置100がバックライト6から出射される光を用いて表示を行う透過型の液晶表示装置100である場合について説明するが、これに限らず、例えば、外部からの入射光を反射させて表示光として用いる反射型の液晶表示装置であってもよく、透過型の液晶表示装置の機能と反射型の液晶表示装置の機能とを併せ持った半透過型の液晶表示装置であってもよい。
図2は、液晶パネル5の概略構成を示す説明図である。この図に示すように、液晶パネル5は、ソースドライバ4に接続された複数のソースバスラインSと、ゲートドライバ3に接続され、各ソースバスラインSと交差するように配置された複数のゲートバスラインGとを備えている。また、ゲートバスラインGとソースバスラインSとの交差部毎にサブピクセルspが設けられている。
対向基板15における各サブピクセルspに対応する位置には、図2に示したように、カラーフィルタR(赤),G(緑),B(青)のいずれかが貼られており、RGBの3つのサブピクセルspによって1つのピクセルPが構成されている。なお、図2には、RGBの各サブピクセルspがストライプ状に配置された構成(縦ストライプパターン)を示したが、各サブピクセルの配置方式はこれに限るものではない。例えば、RGBのサブピクセルを三角形状に配置したデルタパターン方式を用いてもよい。
また、各サブピクセルspにはTFT(Thin Film Transistor)からなるスイッチング素子31が設けられており、各スイッチング素子31のゲート端子はゲートバスラインG、ソース端子はソースバスラインS、ドレイン端子は後述する絵素電極32にそれぞれ接続されている。
図3はサブピクセルspの構成を簡略的に示した説明図であり、図4はサブピクセルspの断面図である。
これら各図に示すように、TFT基板13上にゲートバスラインG、共通配線35、および対向電極33が形成されており、これら各部材を覆うようにゲート絶縁膜(絶縁膜)17が形成され、ゲート絶縁膜17上に半導体膜34、ソースバスラインS、および絵素電極32が形成されている。すなわち、絵素電極32と対向電極33とは同一基板上に絶縁層(ゲート絶縁膜17)を挟んで配置されている。
共通配線35は、各ゲートバスラインGに対して略平行に延伸するように形成されており、対向電極33は共通配線35に接続されている。また、共通配線35はソースドライバ4に接続されており、共通配線35の電位はソースドライバ4によって対向電位Vcomに制御される。なお、対向電極33と共通配線35とは一体的に形成されていてもよい。
半導体膜34はゲート絶縁膜17を介してゲートバスラインGと対向する位置に配置され、ソースバスラインSの一部および絵素電極32の一部が半導体膜34にそれぞれに接続されている。これにより、半導体膜34をチャネル層とするTFTからなるスイッチング素子31が形成されている。なお、本実施形態では、半導体膜34として非結晶シリコン膜を用いている。ただし、半導体膜34の構成はこれに限るものではなく、例えば、インジウムガリウム亜鉛酸化物半導体などの酸化物半導体を用いてもよく、ポリシリコンなどを用いてもよい。
また、ソースバスラインS、半導体膜34、および絵素電極32を覆うように保護酸化膜18が形成されており、さらに保護酸化膜18を覆うように配向膜19が形成されている。
また、対向基板15におけるTFT基板13との対向面側には配向膜20が形成されており、TFT基板13との対向面とは反対側の面(表示面側)には偏光板16が配置されている。また、対向基板15における各サブピクセルに対応する領域には、上述したようにR,G,Bのいずれかのカラーフィルタ(図示せず)が設けられている。配向膜19,20は、電界無印加時における液晶分子の配向方向を規制する。
図5は絵素電極32と対向電極33との間に印加される電圧と液晶分子の配向状態とを模式的に示した説明図であり、(a)は電圧無印加時の状態、(b)は電圧印加時の状態を示している。図5の(a)に示したように、絵素電極32と対向電極33との間に電圧が印加されておらずこれら両電極が同電位である場合は、液晶分子は長軸方向が絵素電極32および対向電極33の対向方向に直交する方向を向くように配向している。これに対して、絵素電極32と対向電極33との間に電圧が印加されると、図5の(b)に示すように、両電極間に形成される電界によって液晶分子が基板面に平行な方向に沿って回転する。このように液晶分子の向きが回転することにより、液晶層を通過する光の偏光軸が回転する。なお、回転角度は絵素電極32と対向電極33との間に印加される電圧に応じて決まる。
図1の(b)に示したように、バックライト6から出射された光は、特定の偏光軸の向きの光だけが偏光板12を透過し、偏光軸が揃った光は液晶層14を通過する際に液晶の複屈折によって偏光軸がずらされる。この偏光軸のずれ量は、液晶分子の回転量に依存し、液晶層14を通過する光の偏光軸と偏光板16の偏光軸方向とに応じて液晶パネル5を透過する光の量が決まる。液晶分子の回転量は絵素電極32と対向電極33との間に印加される電圧に依存するので、絵素電極32に印加する電圧を制御することで階調表示を行うことができる。
図6は、図3に示したサプピクセルの構成をより詳細に示した平面図である。図6に示すように、絵素電極32および対向電極33は櫛歯状に形成されており、これら両電極の櫛歯部分が交互に配置される。また、図6に示したように、各サブピクセルには、補助容量電極36(図中の斜線部参照)および補助容量配線37が設けられている。補助容量配線37はコンタクトホール39を介して共通配線35に接続されており、対向電位Vcomが供給される。補助容量電極36はコンタクトホール38を介して絵素電極32に接続されている。これにより、補助容量電極36と補助容量配線37との間にスイッチング素子31がオフされたときの電位を保持するための液晶補助容量が形成される。なお、図6の例では、補助容量配線37を共通配線35に接続しているが、これに限らず、共通配線35とは別に補助容量配線を設け、この補助容量配線を介して補助容量電位を供給してもよい。
図7は、図6に示したサブピクセル構造の等価回路図である。この図に示すように、横電界方式の液晶表示装置では、絵素電極32およびスイッチング素子31のソース端子側と対向電極33とが同じ基板上に絶縁層を挟んで配置されているため、絵素電極32およびスイッチング素子31のソース端子側と対向電極33とが絶縁層を挟んで対向する部分で容量性の結合(クロストーク容量)が発生する。
なお、本実施形態では、図8に示すように、液晶層14の厚さが約3μmであるのに対して、ゲート絶縁膜17の厚さが約0.3μmしかないため、上記のクロストーク容量が大きくなる。
このようなクロストーク容量が発生すると、図9に示すように、スイッチング素子31がON状態(導通状態)になって絵素電極32の電位が変化したときに、その変化がクロストーク容量を介して対向電極33および共通配線35に伝搬し、図9に示す様なリップルノイズが発生する。このリップルノイズは、スイッチング素子31がON状態になって書き込みが行われているサブピクセルの周辺において局所的に発生する。また、リップルノイズの大きさは絵素電極32の電位変化の大きさに依存し、ノーマリブラックの液晶パネルの場合、最大階調の表示中に極性反転が発生する時に最も大きくなる。
上記のリップルノイズの影響により、図10の(a)に示すように、スイッチング素子31がON状態になったときに液晶容量にチャージされる電圧(絵素電極32と対向電極33との電位差)が本来の値からずれてしまう。
なお、スイッチング素子31がOFF状態(非導通状態)である時は、液晶補助容量があるので、図10の(b)に示すように、液晶容量の電位は変化しない。
また、リップルノイズの大きさは、絵素電極32に対する印加電圧の大きさに依存し、最大階調(輝度100%)で極性反転が発生するときに最大になる。また、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルにおいて極性の偏りが発生している場合に、それら各サブピクセル間でリップルノイズが打ち消されないため、シャドーの度合いが大きくなる。
(1−2.重畳処理および視野角改善処理)
図1の(a)に示したように、画像処理部10は、重畳処理部41、強度パラメータ選択部42、および視野角改善処理部43を備えている。
重畳処理部41は、外部装置から入力される複数の入力画像データ(入力映像データ)を、外部装置からの指示に応じて重畳させて重畳画像を生成し、視野角改善処理部43に出力する。この際、重畳処理部41は、必要に応じて入力画像データに拡大処理あるいは縮小処理を施してから重畳させる。また、重畳処理部41は、重畳させた各画像の表示位置および表示サイズを示す情報を生成して強度パラメータ選択部42に出力する。
図11は、重畳処理部41によって重畳された画像の一例を示す説明図である。この図に示す例では、入力画像Aが表示画面の全画面サイズで表示され、入力画像B,Cが入力画像Aよりも小さい表示サイズで入力画像Aの一部に重畳されている。なお、重畳される入力画像の数、各画像の表示サイズ、および各画像の表示位置はこれに限るものではない。
強度パラメータ選択部42は、重畳処理部41から入力される各画像の表示位置および表示サイズを示す情報に基づいて、各画像に施す視野角改善処理の強度を示す強度パラメータを生成し、視野角改善処理部43に出力する。
図12の(a)〜(f)は、強度パラメータの設定方法および強度パラメータに応じた視野角改善処理を示す説明図である。
強度パラメータ選択部42は、視野角改善処理を行う表示領域に対してゲートバスラインの延伸方向に他の画像を表示する表示領域が存在しない場合、強度パラメータとして強レベルを選択する。すなわち、図12の(a)に示すように全画面表示(表示画面の全域に1つの画像を表示させる表示形態)の場合、および図12の(b)に示すように視野角改善処理を行う表示領域が表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向(この図の例では左右方向)の全域にわたる場合、強度パラメータ選択部42は、強度パラメータとして強レベルを選択する。
また、強度パラメータ選択部42は、図12の(c)〜(f)に示すように、視野角改善処理を行う表示領域に対してゲートバスラインの延伸方向に他の画像を表示する表示領域が存在する場合、強度パラメータとして弱レベルを選択する。
なお、各表示領域に対して視野角改善処理を施すか否かを、ユーザが任意に設定するようにしてもよく、画像(映像)のジャンル、画像データの入力源の種別、表示領域のサイズ、表示領域の配置位置などの条件と予め設定されたルールとに基づいて強度パラメータ選択部42あるいは視野角改善処理部43が設定するようにしてもよい。
視野角改善処理部43は、重畳処理部41から入力される画像データに対し、視野角改善処理部43から入力される強度パラメータに応じて、中間階調の画像を当該階調よりも低階調のサブピクセルと当該階調よりも高階調のサブピクセルとを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する画像に変換する視野角改善処理を施す。
具体的には、視野角改善処理部43は、視野角改善処理を行う表示領域の画像データに対し、強度パラメータが強の場合には図13の(a)に示すように中間階調の画像を明部と暗部の輝度差が30%〜100%の範囲内である千鳥パターン(明部と暗部とを千鳥格子状に配置した表示パターン)の画像に変換する。また、強度パラメータが弱の場合には図13の(b)に示すように中間階調の画像を明部と暗部の輝度差が0%〜30%の範囲内である千鳥パターンの画像に変換する。すなわち、視野角改善処理部は、上記強度パラメータが大きいほど、視野角改善処理の対象とする表示領域における低階調のサブピクセルと高階調のサブピクセルとの階調値の差を大きく設定する。
したがって、例えば、図14の(a)に示すように、全画面表示の画像データに対して視野角改善処理を施す場合、視野角改善処理部43は、階調値50%の表示画像を明部と暗部の輝度差が30%〜100%(この図の例では100%)である千鳥パターンに変換する。また、図14の(b)に示すように、ゲートバスラインの延伸方向に他の画像の表示領域が存在する部分表示の画像データに対して視野角改善処理を施す場合、視野角改善処理部43は、階調値50%の表示画像を明部と暗部の輝度差が0〜30%(この図の例では20%)である千鳥パターンに変換する。
なお、本実施形態では、図15に示すように、ソースバスラインの延伸方向(図中、上下方向)に並ぶ各サブピクセルは同色(R,G,Bのいずれか)のサブピクセルになっている。また、各フレーム期間において、ソースバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに同極性の電位を印加するとともに、ゲートバスラインの延伸方向(図中、左右方向)に並ぶ各サブピクセルには1サブピクセル毎に逆極性の電位を印加するようになっている。また、各サブピクセルに印加する電位の極性を、所定数のフレーム毎(本実施形態では1フレーム毎)に反転させるようになっている。
これにより、視野角改善処理を行わない場合には、図15の(a)に示すように、隣接するゲートバスライン間で印加電圧の極性の偏りは生じない。
これに対して、視野角改善処理を行う場合には、図15の(b)に示すように、隣接するゲートバスライン間および連続するフレーム間で印加電圧の極性の偏りが生じる。例えば、第nフレームでは奇数番目のゲートバスラインはプラス極性、偶数番目のゲートバスラインはマイナス極性に偏っており、第(n+1)フレームでは奇数番目のゲートバスラインはマイナス極性、偶数番目のゲートバスラインではプラス極性に偏っている。
図16は絵素電極に対する印加電圧と対向電極あるいは共通配線に生じるリップルノイズとの関係を示す説明図であり、(a)は絵素電極に対する印加電圧の変化が大きい場合、(b)は絵素電極に対する印加電圧が小さい場合を示している。図16に示したように、絵素電極に対する印加電圧の変化が大きいほど、対向電極あるいは共通配線に生じるリップルノイズは大きくなる。
そこで、本実施形態では、上述したように、視野角改善処理部43は、ゲートバスラインの延伸方向に他の画像の表示領域が存在しない場合には明部と暗部の輝度差が30%〜100%である千鳥パターンを用い、存在する場合には明部と暗部の輝度差が0〜30%である千鳥パターンを用いて視野角改善処理を行う。すなわち、ゲートバスラインの延伸方向に他の画像の表示領域が存在しない場合には視野角改善処理の程度を強くし、存在する場合には視野角改善処理の程度を弱くする。
これにより、ゲートバスラインの延伸方向に他の画像の表示領域が存在せず、シャドーの抑制を考慮する必要がない場合に、より大きな視野角改善効果を得ることができる。
また、ゲートバスラインの延伸方向に他の画像の表示領域が存在する場合には、視野角改善処理の程度を弱めることにより、ゲートバスライン上の各サブピクセルに対する印加電圧の極性の偏りおよび印加電圧の変化量を低減し、リップルノイズを低減して上記他の画像の表示領域においてシャドー等の画像品位の低下が生じることを防止するとともに、視野角改善効果を得ることができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、実施形態1で説明した部材と同様の機能を有する部材については実施形態1と同じ符号を付し、その説明を省略する。
実施形態1では、視野角改善処理の強度パラメータを「強」および「弱」の2段階に設定する構成について説明した。これに対して、本実施形態では、視野角改善処理の強度を、視野角改善処理の対象とする表示領域のサイズに応じてさらに多段階に設定(あるいは連続的に設定)する。
図17の(a)は、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についての画像サイズと、当該表示領域に適用する視野角改善処理の強度パラメータとの関係とを示すグラフである。また、図17の(b)は、表示領域と当該表示領域に対して行う視野角改善処理の強さとの関係を示した説明図である。
図17の(a)および(b)に示すように、強度パラメータ選択部42は、重畳処理部41から入力される各画像の表示サイズを示す情報に基づいて、当該画像のゲートバスラインの延伸方向についてのサイズを特定し、ゲートバスラインの延伸方向のサイズが大きいほど視野角改善処理の強度が弱くなるように強度パラメータを設定する。すなわち、強度パラメータ選択部42は、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についての幅が広いほど視野角改善処理の強度パラメータを小さく設定する。ただし、表示領域の幅が表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合には、当該表示領域に対する視野角改善処理の強度を最大に設定する。
これにより、シャドー等の画像品位の低下が生じることを適切に防止しつつ、視野角改善効果をより好適に得ることができる。
すなわち、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についての画像サイズが大きいほど、当該表示領域に対してゲートバスラインの延伸方向に並ぶ他の領域にシャドーは生じやすくなる。これに対して、本実施形態では、上記のように表示領域のサイズに応じて視野角改善処理の強度を設定することにより、シャドーが生じやすい条件であるほど視野角改善処理の強度を弱くし、シャドーの発生を適切に抑制しつつ、視野角改善効果を得ることができる。また、シャドーが生じにくい条件の場合には視野角改善処理の強度を強くしてより大きな視野角改善効果を得ることができる。
なお、視野角改善処理の対象とする表示領域と視野角改善処理の強度パラメータとの関係は、図17の(a)に示したように直線状の関係(比例関係)に限るものではなく、液晶パネル5の表示特性等に応じて適宜設定あるいは調整すればよい。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態で説明した部材と同様の機能を有する部材については当該実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、入力画像データのジャンル、あるいは入力画像データの入力源(ソース)の種別に応じて視野角補正処理の強度パラメータを設定する。
重畳処理部41は、各表示領域の表示位置および表示サイズを示す情報に加えて、各表示領域に対応する入力画像のジャンルおよび入力源を示す情報を強度パラメータ選択部42に出力する。
なお、映像のジャンルを示す情報は入力画像データに付加されている情報に基づいて判断すればよい。例えば、デジタルTV放送の画像データの場合、メタ情報として番組情報の中に組み込まれている情報を用いて判断することができる。また、入力源を示す情報は、例えば、画像データに付加された情報に基づいて判断してもよく、入力端子に応じて判断してもよく、HDMI(登録商標)の場合には機器連携情報を用いて判断してもよい。
強度パラメータ選択部42は、入力画像のジャンルおよび入力源に応じて、当該入力画像に対する視野角改善処理の強度パラメータを設定する。
具体的には、複数のジャンルと各ジャンルに対応する強度パラメータの設定方法とを対応付けたルックアップテーブルを記憶させた記憶部(図示せず)を設けておき、強度パラメータ選択部42は、重畳処理部41から入力される情報で示されたジャンルに対応する強度パラメータの設定方法を上記ルックアップテーブルから読み出し、当該設定方法に基づいて強度パラメータを設定する。また、複数の入力源の種別と強度パラメータの設定方法とを対応付けたルックアップテーブルを記憶させた記憶部(図示せず)を設けておき、強度パラメータ選択部42は、重畳処理部41から入力される情報で示された入力源の種別に対応する強度パラメータの設定方法を上記ルックアップテーブルから読み出し、当該設定方法に基づいて強度パラメータを設定する。
例えば、ジャンルが格闘技(例えば相撲、プロレス、ボクシング等)の場合には、視野角依存性による肌の色の変化が大きいと上述したシャドーの弊害以上にユーザに与える違和感が大きくなるので、強度パラメータを通常時よりも大きい値(視野角改善処理の程度が強くなる値)に設定する。
また、ジャンルが料理(例えば料理番組、グルメ番組など)の場合には、視野角依存性による料理の色の変化が大きいと上述したシャドーの弊害以上にユーザに与える違和感が大きくなるので、強度パラメータを通常時よりも大きい値に設定する。
また、ジャンルが文字の場合には、文字の視認性を優先するために、強度パラメータを通常時よりも小さい値に設定し、上述したシャドーの発生を抑制する。
また、入力源がPC(Personal Computer)の場合には、ユーザは画面の正面に近い位置で文字を読んでいる場合が多いので、視野角改善処理をオフに設定するか、あるいは強度パラメータを通常時よりも小さい値に設定し、文字の精細感を優先するとともにシャドーの発生を抑制する。
また、入力源がゲーム機である場合には、視野角改善処理による応答速度の低下がユーザに違和感を与える場合があるので、強度パラメータを通常時よりも小さい値に設定し、上述したシャドーの発生を抑制する。
すなわち、液晶表示装置では、一般に、動画表示を行う場合の応答速度を向上させるために、本来の表示輝度に対応する印加電圧よりも大きい電圧を印加する、いわゆるオーバードライブ駆動が行われている。ところが、視野角改善処理を行う場合、視野角改善処理前の中間階調の表示輝度を当該輝度よりも高い輝度と低い輝度とに分解(例えば視野角改善処理前の表示輝度50%を表示輝度0%と100%とに分解)して表示を行うため、視野角改善処理前の表示輝度よりも高い輝度を用いることになる。このため、オーバードライブ駆動を適切に行うことができなくなり、応答速度が低下してしまう場合がある。したがって、応答速度を重視する必要のあるジャンルの場合には、強度パラメータを通常時よりも小さい値に設定することで、応答速度の低下を抑制するとともに、上述したシャドーの発生も抑制する。
なお、ジャンルあるいは入力源に応じて視野角改善処理の強度パラメータにどの程度の強弱をつけるかは、液晶パネル5の表示特性等に応じて適宜設定あるいは調整すればよい。
〔実施形態4〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態で説明した部材と同様の機能を有する部材については当該実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
上述した各実施形態では、視野角改善処理を行う場合に、ゲートバスラインの延伸方向およびソースバスラインの延伸方向の両方について、1サブピクセル毎に明部(高階調のサブピクセル)と暗部(低階調のサブピクセル)とが交互に配置される表示パターン(1×1の千鳥パターン)を用いる構成(図15の(b)参照)について説明した。
これに対して、本実施形態では、視野角改善処理時の表示パターンを、全画面表示の場合と部分表示の場合とで異ならせる。
すなわち、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についてのサイズが表示画面における当該方向の全域にわたる場合には、図18の(a)に示すように、ゲートバスラインの延伸方向およびソースバスラインの延伸方向の両方について明部と暗部とが1サブピクセル毎に交互に配置される表示パターン(1×1の千鳥パターン)を用いる。
一方、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についてのサイズが表示画面における当該方向の一部のみである場合には、図18の(b)に示すように、ゲートバスラインの延伸方向については明部と暗部とが2サブピクセル毎に交互に配置され、ソースバスラインの延伸方向については明部と暗部とが1サブピクセル毎に交互に配置される表示パターン(2×1の千鳥パターン)を用いる。
換言すれば、本実施形態では、視野角改善処理を行う表示領域が液晶パネル5の表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに対する印加電圧の極性の偏りが、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも小さくなるように、低階調のサブピクセルおよび高階調のサブピクセルの表示パターン(視野角改善処理に用いる表示パターン)を設定する。
これにより、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についてのサイズが表示画面における同方向の一部である場合に、ゲートバスラインの延伸方向についての各サブピクセルに対する印加電圧の極性の偏りを抑制し、シャドーの発生を抑制することができる。すなわち、シャドーの発生を抑制しつつ、視野角改善効果を得ることができる。
また、視野角改善処理の対象とする表示領域のゲートバスラインの延伸方向についてのサイズが表示画面における当該方向の全域にわたる場合には、シャドーの発生を考慮する必要がないので、ゲートバスラインの延伸方向およびソースバスラインの延伸方向の両方について明部と暗部とが1サブピクセル毎に交互に配置される表示パターンを用いる。これにより、視野角改善効果を得るとともに、高精細な表示を行うことができる。
なお、本実施形態では、視野角改善処理時に、1×1の表示パターンと2×1の表示パターンとを用いる構成について説明したが、これに限るものではなく、例えば、1×2の表示パターン、2×2の表示パターンなどを用いてもよい。
また、視野角改善処理における明部と暗部の表示パターンが細かいほど(1×1に近いほど)高精細な表示を行うことができ、粗いほど極性の偏りは小さくなることから、シャドーが発生しにくい条件の場合には表示パターンが細かく設定し、シャドーが発生しやすい条件の場合には表示パターンが粗く設定することが好ましい。
〔実施形態5〕
本発明のさらに他の実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、上述した実施形態で説明した部材と同様の機能を有する部材については当該実施形態と同じ符号を付し、その説明を省略する。
上述した各実施形態では、各フレーム期間において、ソースバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに同極性の電位を印加し、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルには1サブピクセル毎に逆極性の電位を印加し、各サブピクセルに印加する電位の極性を1フレーム毎に反転させる構成(列ライン反転駆動)について説明した。
これに対して、本実施形態では、各サブピクセルに対する印加電圧の極性の設定方法として、列ライン反転駆動とは異なる方法を用いる。
例えば、図19の(a)に示すように、各フレーム期間において、ソースバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに1サブピクセル毎に逆極性の電位を印加し、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに1サブピクセル毎に逆極性の電位を印加し、各サブピクセルに印加する電位の極性を1フレーム毎に反転させる駆動方法(ドット反転駆動)を用いてもよい。
また、図19の(b)に示すように、各フレーム期間において、ソースバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに2サブピクセル毎に逆極性の電位を印加し、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各サブピクセルに1サブピクセル毎に逆極性の電位を印加し、各サブピクセルに印加する電位の極性を1フレーム毎に反転させる駆動方法(2Hドット反転駆動)を用いてもよい。
これら各駆動方法を用いても、上述した各実施形態と略同様の視野角特性の向上効果を得ることができる。なお、列ライン反転駆動の場合、各フレーム期間中における各ソースバスラインに対する印加電圧の反転回数を少なくできるので、消費電力を低減できるという利点がある。
なお、上記各実施形態では、本発明を、絵素電極と対向電極とが同一基板上に形成されている液晶パネル(いわゆる横電界方式の液晶パネル)に適用した場合の例について説明したが、これに限らず、これら両電極が異なる基板上に形成された液晶パネル(いわゆる縦電界方式の液晶パネル)に適用してもよい。
〔まとめ〕
本発明の態様1にかかる液晶表示装置100は、複数のゲートバスラインと、上記各ゲートバスラインと交差する複数のソースバスラインと、上記ゲートバスラインと上記ソースバスラインとの交差部毎に設けられた絵素とを有する液晶パネル5を備えた液晶表示装置100であって、入力画像データに対し、中間階調の画像を当該階調よりも低階調の絵素と当該階調よりも高階調の絵素とを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する画像に変換する視野角改善処理を施す視野角改善処理部43と、上記視野角改善処理の強度パラメータを設定する強度パラメータ選択部42とを備え、上記強度パラメータ選択部42は、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネル5の表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも上記強度パラメータを小さく設定し、上記視野角改善処理部43は、上記強度パラメータが大きいほど上記低階調の絵素と上記高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することを特徴としている。
上記の構成によれば、視野角改善処理を行う表示領域が液晶パネル5の表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、低階調の絵素と高階調の絵素との階調値の差を小さく設定することで、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各絵素に対する印加電圧の極性の偏りを小さくすることができる。これにより、視野角改善処理時に絵素電極32と対向電極33との間に生じるクロストークを低減してシャドーの発生を抑制しつつ、視野角改善効果を得ることができる。また、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合には低階調の絵素と高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することで、より大きな視野角改善効果を得ることができる。
本発明の態様2にかかる液晶表示装置100は、上記態様1において、上記各絵素は、同一基板(TFT基板13)上に絶縁層(ゲート絶縁膜17)を挟んで配置された絵素電極32と対向電極33とを備えている構成であってもよい。
絵素電極32と対向電極33とが同一基板(TFT基板13)上に絶縁層(ゲート絶縁膜17)を挟んで配置されている構成の場合、絵素電極32と対向電極33との間のクロストークが特に生じやすく、視野角改善処理時にシャドーが発生しやすい。これに対して、上記の構成によれば、絵素電極32と対向電極33との間のクロストークを低減してシャドーの発生を抑制することができる。
本発明の態様3にかかる液晶表示装置100は、上記態様1または2において、上記強度パラメータ選択部42は、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネル5の表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、当該表示領域のゲートバスラインの延伸方向についての幅が広いほど上記強度パラメータを小さく設定する構成である。
上記の構成によれば、視野角改善処理を行う表示領域のゲートバスラインの延伸方向についての幅に応じて視野角改善処理の強度を設定することで、クロストークに起因するシャドーの発生を適切に抑制するとともに、より大きな視野角改善効果を得ることができる。
本発明の態様4にかかる液晶表示装置100は、上記態様1から3のいずれかにおいて、上記強度パラメータ選択部42は、入力画像データのジャンルに応じて上記強度パラメータを調整する構成である。
上記の構成によれば、入力画像データのジャンルに応じて、視野角改善効果とシャドー抑制効果のいずれを重視すべきかを調整することができる。すなわち、入力画像データのジャンルに応じて、シャドーの抑制効果よりも視野角改善効果を重視すべきジャンルの場合には強度パラメータを大きく設定し、視野角改善処理効果よりもシャドーの抑制効果を重視すべきジャンルの場合には強度パラメータを小さく設定することができる。
本発明の態様5にかかる液晶表示装置100は、上記態様1から4のいずれかにおいて、上記強度パラメータ選択部42は、入力画像データの入力源の種別に応じて上記強度パラメータを調整する構成である。
上記の構成によれば、入力画像データの入力源の種別に応じて、視野角改善効果とシャドー抑制効果のいずれを重視すべきかを調整することができる。すなわち、入力画像データの入力源の種別に応じて、シャドーの抑制効果よりも視野角改善効果を重視すべきジャンルの場合には強度パラメータを大きく設定し、視野角改善処理効果よりもシャドーの抑制効果を重視すべきジャンルの場合には強度パラメータを小さく設定することができる。
本発明の態様6にかかる液晶表示装置100は、上記態様1から5のいずれかにおいて、上記視野角改善処理部は、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各絵素に対する印加電圧の極性の偏りが、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも小さくなるように上記表示パターンを設定する構成である。
上記の構成によれば、視野角改善処理を行う表示領域が液晶パネル5の表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、視野角改善処理時に絵素電極と対向電極との間に生じるクロストークを低減しつつ、シャドーの発生を抑制することができる。また、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合には、より大きな視野角改善効果を得ることができる。
本発明の態様7にかかる液晶表示装置100の制御方法は、複数のゲートバスラインと、上記各ゲートバスラインと交差する複数のソースバスラインと、上記ゲートバスラインと上記ソースバスラインとの交差部毎に設けられた絵素とを有する液晶パネル5を備えた液晶表示装置の制御方法であって、入力画像データに対し、中間階調の画像を当該階調よりも低階調の絵素と当該階調よりも高階調の絵素とを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する画像に変換する視野角改善処理を施す視野角改善処理工程と、上記視野角改善処理の強度パラメータを設定する強度パラメータ選択工程とを含み、上記強度パラメータ選択工程では、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも上記強度パラメータを小さく設定し、上記視野角改善処理工程では、上記強度パラメータが大きいほど上記低階調の絵素と上記高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することを特徴としている。
上記の方法によれば、視野角改善処理を行う表示領域が液晶パネル5の表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、シャドーの発生を抑制しつつ、視野角改善効果を得ることができる。また、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合には低階調の絵素と高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することで、より大きな視野角改善効果を得ることができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、視野角改善処理を行う液晶表示装置に適用できる。
1 電源回路
2 タイミングコントローラ
3 ゲートドライバ
4 ソースドライバ
5 液晶パネル
6 バックライト
10 画像処理部
13 TFT基板
15 対向基板
17 ゲート絶縁膜(絶縁膜)
31 スイッチング素子
32 絵素電極
33 対向電極
41 重畳処理部
42 強度パラメータ選択部
43 視野角改善処理部
100 液晶表示装置

Claims (7)

  1. 複数のゲートバスラインと、上記各ゲートバスラインと交差する複数のソースバスラインと、上記ゲートバスラインと上記ソースバスラインとの交差部毎に設けられた絵素とを有する液晶パネルを備えた液晶表示装置であって、
    入力画像データに対し、中間階調の画像を当該階調よりも低階調の絵素と当該階調よりも高階調の絵素とを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する画像に変換する視野角改善処理を施す視野角改善処理部と、
    上記視野角改善処理の強度パラメータを設定する強度パラメータ選択部とを備え、
    上記強度パラメータ選択部は、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも上記強度パラメータを小さく設定し、
    上記視野角改善処理部は、上記強度パラメータが大きいほど上記低階調の絵素と上記高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することを特徴とする液晶表示装置。
  2. 上記各絵素は、同一基板上に絶縁層を挟んで配置された絵素電極と対向電極とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 上記強度パラメータ選択部は、
    視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、当該表示領域のゲートバスラインの延伸方向についての幅が広いほど上記強度パラメータを小さく設定することを特徴とする請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 上記強度パラメータ選択部は、
    入力画像データのジャンルに応じて上記強度パラメータを調整することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  5. 上記強度パラメータ選択部は、
    入力画像データの入力源の種別に応じて上記強度パラメータを調整することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  6. 上記視野角改善処理部は、
    視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向に並ぶ各絵素に対する印加電圧の極性の偏りが、視野角改善処理を行う表示領域がゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも小さくなるように上記表示パターンを設定することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の液晶表示装置。
  7. 複数のゲートバスラインと、上記各ゲートバスラインと交差する複数のソースバスラインと、上記ゲートバスラインと上記ソースバスラインとの交差部毎に設けられた絵素とを有する液晶パネルを備えた液晶表示装置の制御方法であって、
    入力画像データに対し、中間階調の画像を当該階調よりも低階調の絵素と当該階調よりも高階調の絵素とを組み合わせた表示パターンにより当該画像を再現する画像に変換する視野角改善処理を施す視野角改善処理工程と、
    上記視野角改善処理の強度パラメータを設定する強度パラメータ選択工程とを含み、
    上記強度パラメータ選択工程では、視野角改善処理を行う表示領域が上記液晶パネルの表示画面におけるゲートバスラインの延伸方向の一部のみである場合に、ゲートバスラインの延伸方向の全域にわたる場合よりも上記強度パラメータを小さく設定し、
    上記視野角改善処理工程では、上記強度パラメータが大きいほど上記低階調の絵素と上記高階調の絵素との階調値の差を大きく設定することを特徴とする液晶表示装置の制御方法。
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