JP2015221767A - 経皮投与製剤 - Google Patents
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そのため、近年では、ロピニロール及び/又はその薬学的に許容される塩を含有する経皮製剤に関して様々な検討がなされている。
したがって、1日1回貼付型経皮投与製剤としてロピニロールを経皮的に投与する場合には、比較的短い時間内に治療効果が得られなければならないことから、ロピニロールの初期放出速度がある程度速いことが必須である。
また、適切な治療効果を得るためには、治療有効量を送達し得ることも必要であり、ロピニロールの皮膚に対する累積透過量が良好であることが必要である。
なお、特許文献4にはロピニロールの1日1回の適用に適している経皮製剤について示唆されている。
また、特許文献4に関しては、1日1回適用に適している経皮製剤との記載はあるものの、懸濁液や溶液剤での薬物透過量の検討のみであって、薬物の放出挙動等の検討は行われておらず、1日1回貼付型経皮投与製剤としては未だ不十分である。
したがって、本発明が提供する経皮投与製剤は、ロピニロールの1日1回貼付型経皮投与製剤として、良好な薬物放出挙動を示し、パーキンソン病疾患の治療に効果的なものである。
本明細書でいう1日1回貼付型経皮投与製剤とは、貼付直後の比較的短い時間内に治療効果を得るために、貼付剤からの薬物の初期放出速度が速く、そのうえ治療有効量を送達し得ると共に、皮膚からの透過量が良好であり、1日1回の貼付により目的とする治療効果を得ることができる経皮投与製剤をいう。
この種の経皮投与製剤としては、少なくとも支持体と粘着剤層組成物を含有する貼付剤をいい、一般にいわれるリザーバータイプの貼付剤、およびマトリックスタイプの貼付剤を包含する。
上記合成ゴムとしては、ポリイソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、ポリイソブチレン、ブチルゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレンブロック重合体などが挙げられ、中でも、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体が好ましい。
石油系樹脂としては、脂肪族系石油樹脂、芳香族系石油樹脂、シクロペンタジエン系石油樹脂、共重合系石油樹脂等が挙げられるが、特に脂環族飽和炭化水素樹脂を用いることが好ましい。
一方、貼付剤の粘着付与樹脂として天然成分由来であるロジン系樹脂やテルペン系樹脂も一般的によく用いられるが、薬物としてロピニロールを用いる場合、長期及び高温条件での保存において、これらの天然成分由来の樹脂と反応して、特定の類縁物質が増加する傾向がある。
したがって、本発明においては、粘着付与樹脂として、石油系樹脂が好ましいことが判明した。
また、その配合量は、粘着剤層の組成全体の重量に対して5〜30重量%であることが好ましく、さらに好ましくは、10〜20重量%の量で配合される。
配合量が5重量%未満である場合、十分な吸収促進効果や薬物溶解性が得られない。一方、30重量%を超える場合、粘着剤層の凝集力が低下し、物性を保持できなくなる。
(メタ)アクリル酸アルキルエステルとしては特に限定されず、例えば(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ラウリル、(メタ)アクリル酸ステアリル、(メタ)アクリル酸エチル等が挙げられる。
そのような官能基として水酸基を有するアクリル系粘着剤としては、例えば、アクリル酸2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸2−ヒドロキシエチル・メタクリル酸グリシジルコポリマー、アクリル酸2−エチルヘキシル・酢酸ビニル・アクリル酸2−ヒドロキシエチルコポリマーが挙げられ、具体的には、例えばヘンケル社のDURO−TAKアクリル系粘着剤の中で水酸基を含有しているグレード(DURO−TAK87−4287、DURO−TAK87−2516、DURO−TAK87−2510、DURO−TAK87−202Aなど)が好ましく使用できる。なかでもDURO−TAK87−4287がより好ましい。
配合量が5重量%未満である場合、所望の薬物溶解性が得られず、一方、30重量%を超える場合、薬物放出性の低下がおこるだけでなく、製造過程でゲル化を起こす等、製造上にも問題が起こる。
かかる基剤成分としては特に限定されないが、例えばポリビニルピロリドン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸等の水溶性高分子;エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース誘導体;無水ケイ酸、軽質無水ケイ酸等のケイ素化合物;ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル等の界面活性剤;酸化亜鉛、酸化アルミニウム、二酸化チタン、シリカ類、酸化マグネシウム、酸化鉄、ステアリン酸等の無機充填剤等が挙げられる。
さらに必要に応じて抗酸化剤、防腐剤、清涼剤、殺菌剤、着香剤、着色剤等を添加することができる。
具体的にはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブタジエン、エチレン酢酸ビニル共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン等の合成樹脂で形成されたフィルムもしくはシートまたはこれらの積層体、多孔質膜、発泡体、織布および、不織布、あるいは紙材を用いることができる。
剥離ライナーは、剥離力を至適にするため、必要に応じてシリコン処理をしてもよい。
脱酸素剤としては鉄を原料としているものや、非鉄金属を原料として用いているものが好ましく用いられる。
脱酸素剤の共存方法としては、包装袋に脱酸素剤を直接封入する方法、あるいは包装袋に脱酸素フィルムを積層した形態のものを使用する方法が挙げられる。
なお、実施例および比較例において、「%」は、全て重量%を意味するものとする。
また、以下においては、本発明の1日1回貼付型経皮投与製剤を、単に「貼付剤」と記載し説明する。
<貼付剤の作製>
ロピニロールにトルエンを加え、溶解した。これにスチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SIS共重合体)、脂環族飽和炭化水素樹脂(アルコンP−100、荒川化学工業社製)、流動パラフィン、ジブチルヒドロキシトルエン、ミリスチン酸イソプロピル及び水酸基を有するアクリル系高分子(DURO−TAK87−4287)を加え、表1に示す組成の各基剤成分とトルエンの溶解混合液(塗工液)を調製した。
次に、得られた塗工液を、ポリエチレンテレフタレート製離型紙上に乾燥後の厚みが70μm程度となるように塗工し、溶剤を乾燥除去して粘着剤層を成膜し、さらに粘着剤層にポリエチレンテレフタレート製支持体を張り合わせて、目的の貼付剤を得た。
<アクリル系高分子、脂肪酸エステルの比較検討>
比較例として、実施例1の貼付剤において、アクリル系高分子及び脂肪酸エステルの両者を含有しない貼付剤(比較例1−1)、及びアクリル系高分子を含有せず、脂肪酸エステルとしてミリスチン酸イソプロピル及びラウリン酸ヘキシルを用い、それぞれ濃度を変えた貼付剤(比較例1−2〜1−5)を作製し、アクリル系高分子の配合の有無、脂肪酸エステルの配合濃度の検討を行った。
ロピニロールにトルエンを加え、溶解した。これにSIS共重合体、脂環族飽和炭化水素樹脂、流動パラフィン及びジブチルヒドロキシトルエンを加え、表1に示す組成の塗工液を調製した。
得られた塗工液を実施例1と同様の方法で塗工し、貼付剤を作製した。
表1に示す組成に従って、比較例1−1の組成にミリスチン酸イソプロピルを加え、流動パラフィンの配合量を変更し、比較例1−1と同様の製法により、貼付剤を作製した。
表1に示す組成に従って、比較例1−2の組成において、ミリスチン酸イソプロピルと、流動パラフィンの配合量を変更した以外は、比較例1−2と同様にして、貼付剤を作製した。
表1に示す組成に従って、比較例1−2の組成におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、ラウリン酸ヘキシルを用いたこと以外は、比較例1−2と同様にして、貼付剤を作製した。
表1に示す組成に従って、比較例1−3の組成におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、ラウリン酸ヘキシルを用いたこと以外は、比較例1−3と同様にして、貼付剤を作製した。
<方法>
8週齢のヘアレスラット腹部皮膚を剥離し、真皮側をレセプター槽層となるように、37℃の温水を外周部に循環させたフランツ型フロースルーセルに装着した。
次に、皮膚の角質層側に貼付剤(製剤適応面積:1.5cm2)を貼付し、レセプター溶液としてpH7.4のリン酸緩衝液を用いて、3mL/hrで1.5時間毎に24時間までレセプター溶液をサンプリングし、その重量を測定するとともに、HPLCを用いて薬物濃度を測定した。
得られた測定値から1.5時間毎の累積薬物透過量及び薬物透過速度を算出した。
得られた数値を用い、試験開始から24時間までの間の皮膚透過速度の最大値(最大皮膚透過速度)、最大皮膚透過速度到達時間、最大皮膚透過速度/最終ポイント皮膚透過速度、最大皮膚透過速度/薬物濃度、24時間後の累積薬物透過量、および薬物利用率について、それぞれ算出し、表2にまとめた。
例えば、24時間後の皮膚透過速度が定常状態、もしくは最大皮膚透過速度より高い場合、その製剤は24時間後の時点においてもなお経皮吸収性を維持していると判断でき、この時点で貼りかえる必要はなく、このような製剤は、1日1回貼付型経皮投与製剤に適しているとはいえない。
そのため、本発明では1日1回貼付型経皮投与製剤の特性を示す、幾つかのパラメータを算出し、実施例及び比較例の各製剤の薬物放出性を評価することとした。
「最大皮膚透過速度/最終ポイント皮膚透過速度」は、最終ポイントにおけるその製剤の薬物放出能の指標であり、その値が1に近ければ近いほど、薬物放出能が残っていると判断できる。
1日1回貼付型経皮投与製剤としては、この値が1より大きいことが望ましく、さらに望ましくは5以上である。
また、最大透過速度/薬物濃度はその基剤からの薬物放出性の指標であり、この値が大きければ、皮膚透過性が高い基剤と判断される。この値が1より大きいことが望ましく、さらに望ましくは4以上である。
CS法は、その製剤が溶解型か過飽和型であるかを短期的に予測することができる方法である。
得られた貼付剤の粘着剤部分のみをスライドガラスに貼付した。この粘着剤にロピニロール原薬を直接散布し、粘着剤上における結晶の成長を電子顕微鏡(型式:KEYENCE VHX-600、倍率:400倍)により、7日後まで経時的に観察した。
その間に結晶成長が認められたものについては、その時点で試験を終了した。
7日以降まで結晶の成長が確認されなかったサンプルについては、溶解型であると判断し「○」と表記し、結晶が成長したサンプルについては、過飽和型と判断し「×」と表記して、表3に示した。
なお、併せて粘着剤の物性の評価を行い、その結果を表3示した。
得られた貼付剤をインフォームドコンセントのもとにボランティアの下腕内側に貼付し、10分間経過後、剥離し、粘着剤層の皮膚への糊残りを観察した。物性の評価基準は以下のとおりである。
○:剥離時に皮膚面に粘着剤が残留しない
△:剥離時に皮膚面に粘着剤がわずかに残留するか、液状成分が付着する
×:剥離時に皮膚面に粘着剤が残留する
図1中には、後記する比較例5(基剤として水酸基を有するアクリル系化合物のみを使用した製剤)についての結果も、併せて示した。
<脂肪酸エステルの種類の検討>
基剤成分として、脂肪酸エステルの種類を変化させた貼付剤を作製し、脂肪酸エステルの種類の検討を行った。
下記の表4に示す組成に従って、実施例1におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、ラウリン酸ヘキシルを用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
下記の表4に示す組成に従って、実施例1におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、パルミチン酸イソプロピルを用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
(c)実施例2−3:
下記の表4に示す組成に従って、実施例1におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、オレイン酸オレイルを用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
<脂肪酸エステルの配合の有無、脂肪酸エステルの種類検討>
比較例として、実施例1の処方において、脂肪酸エステルを含有しない貼付剤(比較例2−1)、及び脂肪酸エステルを他の脂肪酸エステルに代えた貼付剤(比較例2−2)、及び脂肪酸エステル以外(脂肪酸)に代えた貼付剤(比較例2−3)を作製し、検討した。
表4に示す組成に従って、実施例1におけるミリスチン酸イソプロピルを除き、流動パラフィンの配合量を増やした以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
表4に示す組成に従って、実施例1におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、アジピン酸ジイソプロピルを用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
表4に示す組成に従って、実施例1におけるミリスチン酸イソプロピルの代わりに、オレイン酸を用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
但し、インビトロ皮膚透過試験については、9週齢のヘアレスラットを使用した。
得られたこれらの結果を、表5及び表6に示した。
<粘着付与樹脂の検討>
実施例1の貼付剤において、脂環族飽和炭化水素樹脂に代えて、水添ロジンエステル樹脂、又はテルペン樹脂を使用した貼付剤を作製し、検討を行った。
表7に示す組成に従って、実施例1における脂環族飽和炭化水素樹脂の代わりに、水添ロジンエステル樹脂(KE−311、荒川化学工業社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、貼付剤を作製した。
表7に示す組成に従って、実施例1における脂環族飽和炭化水素樹脂の代わりに、テルペン系樹脂(PX−1150N、ヤスハラケミカル社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、貼付剤を作製した。
<アクリル系高分子の検討>
実施例1の貼付剤において、水酸基を有するアクリル系高分子に代えて、カルボキシル基及び水酸基を有さないアクリル系高分子、カルボキシル基を有するアクリル系高分子、並びにピロリドン基を有するアクリル系高分子を使用した貼付剤を調製し、比較検討を行った。
また、粘着剤基剤として、水酸基を有するアクリル系高分子のみを使用した比較例5の貼付剤を作製し、比較検討を行った。
表7に示す組成に従って、実施例1におけるDURO−TAK87−4287の代わりに、カルボキシル基及び水酸基を実質的に有さないアクリル系高分子(MAS811、コスメディ製薬社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
表7に示す組成に従って、実施例1におけるDURO−TAK87−4287の代わりに、カルボキシル基を実質的に有するアクリル系高分子(DURO−TAK87−2194、ヘンケル社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
表7に示す組成に従って、実施例1におけるDURO−TAK87−4287の代わりに、ピロリドン基を実質的に有するアクリル系高分子(MAS683、コスメディ製薬社製)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして貼付剤を作製した。
上記で得られた比較例3−1及び3−2の貼付剤について、実施例1の貼付剤との比較において、保存による類縁物質の生成測定を実施した。
保存条件は、各貼付剤を60℃、9日間で、アルミ包材中に脱酸素剤としてエージレス(三菱ガス化学社製)を同封し、密封した形で行った。
ロピニロールの類縁物質はHPLC法により測定した。
得られた結果より、ロピニロールの類縁物質であるプロピリデン体について、類縁物質増加量を対初期値(保存後の類縁物質量/保存前の類縁物質量)として算出した。得られた結果を表8に示した。また、併せてCS法の結果も示した。
上記で得られた比較例4−1〜4−3の貼付剤、及び対象貼付剤として実施例1の貼付剤を用い、上記試験例1と同様のインビトロ皮膚透過性試験、及び試験例2のCS法を行った。但し、比較例4−1については、CS法の結果、結晶の成長が観察されたため、インビトロ皮膚透過性試験は実施していない。
その結果を、下記表9に示した。
本発明が目的とする1日1回貼付型経皮投与製剤としては、
(1)製剤の安定性が優れていること、
(2)製剤からの初期の薬物放出の立ち上がりが良好であること、
(3)粘着剤基剤中への薬物の溶解性が良好であること、
(4)粘着物性が良好であること、
が要求される。
したがって、本発明にあっては、粘着付与樹脂として脂環族飽和炭化水素樹脂を選択するのが良いことが理解される。
そのため、薬物溶解性をより高めるために、アクリル系粘着剤を配合することでこの点を改善することが可能となった。
ただし、アクリル系粘着剤にあっても、薬物溶解性と放出性の改善のためには、水酸基を有するアクリル系粘着剤が好ましいものである(表9に示した結果より)。
したがって、本発明は、パーキンソン病の疾患治療に多大の貢献を与えるものである。
Claims (5)
- ロピニロール及び/又はその薬学的に許容される塩、ゴム系高分子、粘着付与樹脂、脂肪酸エステル、及びアクリル系粘着剤を含む経皮投与製剤。
- 粘着付与樹脂が、脂環族飽和炭化水素樹脂である請求項1に記載の経皮投与製剤。
- アクリル系粘着剤が、水酸基を有するアクリル系粘着剤である請求項1又は2に記載の経皮投与製剤。
- 脂肪酸エステルが、ミリスチン酸イソプロピル、ラウリン酸ヘキシル、パルミチン酸イソプロピル並びにオレイン酸オレイルからなる群より選択される少なくとも1種である請求項1ないし3の何れかに記載の経皮投与製剤。
- 1日1回貼付型の貼付剤である請求項1ないし4の何れかに記載の経皮投与製剤。
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