JP2015220096A - リチウムイオン二次電池 - Google Patents

リチウムイオン二次電池 Download PDF

Info

Publication number
JP2015220096A
JP2015220096A JP2014103021A JP2014103021A JP2015220096A JP 2015220096 A JP2015220096 A JP 2015220096A JP 2014103021 A JP2014103021 A JP 2014103021A JP 2014103021 A JP2014103021 A JP 2014103021A JP 2015220096 A JP2015220096 A JP 2015220096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active material
layer
compound
negative electrode
positive electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2014103021A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6364945B2 (ja
Inventor
佳太郎 大槻
Keitaro Otsuki
佳太郎 大槻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Priority to JP2014103021A priority Critical patent/JP6364945B2/ja
Publication of JP2015220096A publication Critical patent/JP2015220096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6364945B2 publication Critical patent/JP6364945B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P70/00Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)
  • Cell Electrode Carriers And Collectors (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)

Abstract

【課題】高い放電容量を有するリチウムイオン二次電池を提供する。【解決手段】正極集電層体と前記正極集電体層上に配置された正極活物質層からなる正極層と、負極集電体層と前記負極集電体層上に配置された負極活物質層からなる負極層と、前記正極層と前記負極層とが電解質層を介して積層されたリチウムイオン二次電池において、前記正極活物質層及び前記負極活物質層の少なくとも一方は、活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物を含み、前記第一の化合物粒子の粒径Aに対する前記第二の化合物粒子の粒径の比B/Aの値が0.01<B/A<0.2であり、前記第二の化合物の含有量は0.1〜7.2wt%であることを特徴とする、リチウムイオン二次電池。【選択図】図1

Description

本発明は、リチウムイオン二次電池に関するものである。
近年、エレクトロニクス技術の発達はめざましく、携帯電子機器の小型軽量化、薄型化、多機能化が図られている。それに伴い、電子機器の電源となる電池に対し、小型軽量化、薄型化、信頼性の向上が強く望まれており、電解質が固体電解質から成る全固体型のリチウムイオン二次電池が注目されている。
一般に、全固体型のリチウムイオン二次電池は、薄膜型とバルク型の2種類に分類される。薄膜型は、PVD法やゾルゲル法などの薄膜技術により、またバルク型は活物質や粒界抵抗の低い硫化物系固体電解質の粉末成型により作製される。しかしながら、薄膜型は活物質層を厚くすることや高積層化することが困難であるため容量が小さく、また製造コストが高いという問題がある。一方、バルク型には硫化物系固体電解質が用いられており、これが水と反応した際に硫化水素が発生するため、露点の管理されたグローブボックス内で電池を作製する必要がある。また、シート化するのが困難なため固体電解質層の薄層化や電池の高積層化が課題となっている。
このような問題を鑑みて、特許文献1において、空気中で安定な酸化物系固体電解質を用い、各部材をシート化し、積層した後、同時に焼成するという、工業的に採用し得る量産可能な製造方法により作製される全固体電池が提唱されている。しかしながら、異種の材料を同時に焼成することから正極層及び負極層と固体電解質層とを強固に接合することが困難であった。
そこで、特許文献2では、正極層及び/または負極層と固体電解質層との界面に、活物質又は電解質として機能する物質からなる中間層を有する固体電解質電池を開示している。また、特許文献3では、少なくとも一方の電極と固体電解質との界面に少なくとも電極材料の一元素と固体電解質の一元素を含む化合物を構成する領域を形成していることを開示している。
特再07−135790号公報 国際公報第2008/143027号 特開2004−281316号公報
しかしながら、上述した固体電解質電池では、活物質層に含まれる活物質を用いて中間層を形成することにより活物質量が減少し、十分な電池容量を得ることができなかった。
そこで本発明は上記課題を解決するために成されたものであり、固体電解質を用いたリチウムイオン二次電池の放電容量の向上を目的とする。
上記課題を解決するために、本発明におけるリチウムイオン二次電池は、正極集電層体と正極集電体層上に配置された正極活物質層からなる正極層と、負極集電体層と負極集電体層上に配置された負極活物質層からなる負極層と、正極層と負極層とが電解質層を介して積層されたリチウムイオン二次電池において、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方は、活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物を含み、第一の化合物粒子の粒径Aに対する第二の化合物粒子の粒径Bの比B/Aの値が0.01<B/A<0.2であり、第二の化合物の含有量は0.1〜7.2wt%であることを特徴とする。
本発明によれば、これを用いた固体電池の放電容量を向上することができる。
このメカニズムについては定かではないが、以下のようなメカニズムであると考えられる。
すなわち、第一の化合物粒子間に第二の化合物粒子が充填されることにより反応接触場が増大し、第一の化合物粒子の粒径Aと第二の化合物粒子の粒径Bの比が0.01<B/A,0.2であり、第二の化合物の含有量が0.1〜7.2wt%である場合、高い活物質充填性により放電容量が向上すると考えられる。
上記発明においては、正極活物質層及び負極活物質層が共に活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物粒子と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物粒子を含むことが好ましい。
本発明によれば、上記した活物質を正極活物質層及び負極活物質層に用いることにより正極活物質層及び負極活物質層ともに高い活物質充填性を有することにより放電容量が向上すると考えられる。
上記本発明においては、固体電解質が一般式Li1+xAlTi2−x(PO(0≦x≦0.6)で表される化合物であることが好ましい。
本発明によれば、上記した固体電解質材料を用いることにより、これを用いたリチウムイオン二次電池の放電容量が更に向上することができる。
また、上記発明においては、正極集電体層及び負極集電体層がCuを含むことが好ましい。
本発明によれば、集電体層にCuを用いることにより、これを用いたリチウムイオン二次電池の放電容量が向上する。これは、正極集電体層及び負極集電体層を構成する材料と正極活物質又は負極活物質又は固体電解質が反応することがないため副反応による容量低下を抑制することができる。
本発明によれば、高い放電容量を有するリチウムイオン二次電池を提供することができる。
図1は、リチウムイオン二次電池の概念的構造を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。また以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに以下に記載した構成要素は、適宜組み合わせることができる。
(リチウムイオン二次電池の構造)
図1は、本実施形態の一例に係るリチウムイオン二次電池10の概念的構造を示す断面図である。本実施形態のリチウムイオン二次電池10は、正極層1と負極層2が固体電解質層3を介して積層されており、正極層1は正極集電体層4と正極活物質層5からなり、負極層2は負極集電体層6と負極活物質層7からなる。
また、固体電解質層3は活物質8を含み、正極活物質層5及び負極活物質層7の一方又は両方にリン酸バナジウムリチウムを含む活物質9を含んでいる。尚、図1では正極活物質層5及び負極活物質層7の両方にリン酸バナジウムリチウムを含む活物質9を含んでいるが、どちらか一方に含まれていてもよい。
本実施形態のリチウムイオン二次電池10の固体電解質層3、正極活物質層5及び負極活物質層7を構成する材料はX線回折測定により物質同定可能である。また、チタン及びアルミニウムの拡散は、リチウムイオン二次電池10の断面のEDSやWDS元素マッピングにより分析可能である。
尚、図1では、1組の正極層及び負極層で構成されたリチウムイオン二次電池10の断面図が示されている。しかし、本実施形態のリチウムイオン二次電池10に関する技術は、図1に限らず、任意の複数層が積層したリチウムイオン二次電池10に適用でき、要求されるリチウムイオン二次電池10の容量や電流仕様に応じて幅広く変化させることが可能である。
(固体電解質)
本実施形態のリチウムイオン二次電池10の固体電解質層3を構成する固体電解質8としては、電子の伝導性が小さく、リチウムイオンの伝導性が高い材料を用いるのが好ましい。例えば、Li3+x1Six11−x1(0.4≦x1≦0.6)、Li1+x2Alx2Ti2−x2(PO(0≦x2≦0.6)、リン酸ゲルマニウムリチウム(LiGe(PO)、LiO−V−SiO、LiO−P−B、LiPOよりなる群から選択される少なくとも1種であることが望ましい。
(正極活物質及び負極活物質)
本実施形態のリチウムイオン二次電池10の正極活物質層5及び負極活物質層7の少なくとも一方がリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物を含む。
第一の化合物であるリン酸バナジウムリチウムは、LiVOPO、Li(PO、LiVOP、LiVP、Li(VO)(PO、及びLi(P(POのいずれか一つ又は複数であることが好ましく、特に、LiVOPO及びLi(POの一方又は両方であることが好ましい。また、正極活物質層5及び負極活物質7は、リン酸バナジウムリチウム以外の正極活物質及び負極活物質を含んでいても良い。
例えば、遷移金属酸化物、遷移金属複合酸化物を含んでいるのが好ましい。具体的には、リチウムマンガン複合酸化物LiMnx3Ma1−x3(0.8≦x3≦1、Ma=Co、Ni)、コバルト酸リチウム(LiCoO)、ニッケル酸リチウム(LiNiO)、リチウムマンガンスピネル(LiMn)、及び、一般式:LiNix4Coy4Mnz4(x4+y4+z4=1、0≦x4≦1、0≦y4≦1、0≦z4≦1)で表される複合金属酸化物、リチウムバナジウム化合物(LiV)、オリビン型LiMbPO(ただし、Mbは、Co、Ni、Mn、Fe、Mg、Nb、Ti、Al、Zrより選ばれる1種類以上の元素)、Li過剰系固溶体正極LiMnO−LiMcO(Mc=Mn、Co、Ni)、チタン酸リチウム(LiTi12)、LiNix5Coy5Alz5(0.9<a<1.3、0.9<x5+y5+z5<1.1)で表される複合金属酸化物のいずれかであることが好ましい。
第二の化合物である金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物は例えば、金属リン酸塩としてはLiMPO(M=Fe、Mn、Co、Ni、Al、Ti、V、VOから選ばれる少なくとも1つの元素)、MPO(M=Fe、Mn、Co、Ni、Al、Ti、V、VOから選ばれる少なくとも1つの元素)、金属ピロリン酸塩としてはLiMP(M=Fe、Mn、Co、Ni、Al、Ti、V、VOから選ばれる少なくとも1つの元素)、金属バナジン酸塩としてはLiMVO(M=Fe、Mn、Co、Ni、Al、Tiから選ばれる少なくとも1つの元素)、MVO(M=Fe、Mn、Co、Ni、Al、Tiから選ばれる少なくとも1つの元素)などが上げられ、これらのいずれか一つまたは複数であることが好ましく、特にLiVOPO、VOPOなどのVを含む化合物であることが好ましい。
ここで、正極活物質層5又は負極活物質層7を構成する活物質には明確な区別がなく、2種類の化合物の電位を比較して、より貴な電位を示す化合物を正極活物質として用い、より卑な電位を示す化合物を負極活物質として用いることができる。また、リチウムイオン放出能とリチウムイオン吸蔵能を同時に併せ持つ化合物であれば、正極活物質層5及び負極活物質層7に同一の化合物を用いてもよい。
本実施形態のリチウムイオン二次電池は、正極集電層体と前記正極集電体層上に配置された正極活物質層からなる正極層と、負極集電体層と前記負極集電体層上に配置された負極活物質層からなる負極層と、前記正極層と前記負極層とが電解質層を介して積層されたリチウムイオン二次電池において、前記正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方は、活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物を含み、前記第一の化合物粒子の粒径Aに対する前記第二の化合物粒子の粒径Bの比B/Aの値が0.01<B/A<0.2であり、前記第二の化合物の含有量は0.1〜7.2wt%であることが望ましい。
第一の化合物粒子間に第二の化合物粒子が充填されることにより反応接触場が増大し、また第一の化合物粒子の粒径Aと第二の化合物粒子の粒径Bの比が0.01<B/A,0.2であり、第二の化合物の含有量が0.1〜7.2wt%の場合、高い充填性により放電容量が向上すると考えられる。
前記第一の化合物粒子の粒径Aに対する前記第二の化合物粒子の粒径Bの比B/Aの値が0.03<B/A<0.15であることが更に好ましく、第二の化合物の量が1.0〜5.7wt%であることが更に好ましい。
これにより本実施例におけるリチウムイオン二次電池の放電容量を更に向上することができる。
上記第一の化合物粒子の粒径A及び第二の化合物粒子の粒径Bは、本実施形態におけるリチウムイオン二次電池の断面をSEM、TEMなどにより観察することで評価することができる。
本実施形態におけるリチウムイオン二次電池の断面をSEMで観察した際、正極活物質層又は負極活物質層において第一の化合物粒子及び第二の化合物粒子を観察し、第一の化合物粒子100個の平均粒子径をA、第二の化合物粒子100個の平均粒子径をBとしてB/Aの関係を計算することができる。
また、正極活物質層5又は負極活物質層7を構成する活物質には明確な区別がなく、2種類の化合物の電位を比較して、より貴な電位を示す化合物を正極活物質として用い、より卑な電位を示す化合物を負極活物質として用いることができる。
(正極集電体層及び負極集電体層)
本実施形態のリチウムイオン二次電池10の正極集電体層4及び負極集電体層6を構成する集電体材料は、導電率が大きい材料を用いるのが好ましく、例えば、銀、パラジウム、金、プラチナ、アルミニウム、銅、ニッケルなどを用いるのが好ましい。特に、銅は正極活物質、負極活物質及び固体電解質と反応し難く、さらにリチウムイオン二次電池10の内部抵抗の低減に効果があるため好ましい。正極集電体層4及び負極集電体層6を構成する材料は、正極と負極で同じであってもよいし、異なっていてもよい。
本実施形態におけるリチウムイオン二次電池10の正極集電体層4及び負極集電体層6を構成する材料は、上記集電体材料の他に正極活物質又は負極活物質を含むことが好ましい。
正極集電体層又は負極集電体層を集電体材料と活物質とを複合化したものを用いることにより、集電体層と正極活物質層又は負極活物質層との密着性が向上するため望ましい。
本実施形態における集電体層における集電体材料と活物質との複合比率は、集電体として機能する限り特に限定はされない。
(リチウムイオン二次電池の製造方法)
本実施形態のリチウムイオン二次電池10は、正極集電体層4、正極活物質層5、固体電解質層3、負極活物質層7、及び、負極集電体層6の各材料をペースト化し、塗布乾燥してグリーンシートを作製し、係るグリーンシートを積層し、作製した積層体を同時に焼成することにより製造する。
ペースト化の方法は、特に限定されないが、例えば、ビヒクルに上記各材料の粉末を混合してペーストを得ることができる。ここで、ビヒクルとは、液相における媒質の総称である。ビヒクルには、溶媒、バインダーが含まれる。係る方法により、正極集電体層4用のペースト、正極活物質層5用のペースト、固体電解質層3用のペースト、負極活物質層7用のペースト、及び、負極集電体層6用のペーストを作製する。
作製したペーストをPETなどの基材上に所望の順序で塗布し、必要に応じ乾燥させた後、基材を剥離し、グリーンシートを作製する。ペーストの塗布方法は、特に限定されず、スクリーン印刷、塗布、転写、ドクターブレード等の公知の方法を採用することができる。
作製した正極集電体層4用、正極活物質層5用、固体電解質層3用、負極活物質層7用、及び、負極集電体層6用のそれぞれのグリーンシートを所望の順序、積層数で積み重ね、必要に応じアライメント、切断等を行い、積層体を作製する。並列型又は直並列型の電池を作製する場合は、正極層の端面と負極層の端面が一致しないようにアライメントを行い積み重ねるのが好ましい。
作製した積層体を一括して圧着する。圧着は加熱しながら行うが、加熱温度は、例えば、40〜90℃とする。
圧着した積層体を、例えば、窒素雰囲気下で加熱し焼成を行う。本実施形態のリチウムイオン二次電池10の製造では、焼成温度は、720〜1000℃の範囲とするのが好ましい。720℃未満ではチタン及びアルミニウムの拡散や焼結が十分進まず、1000℃を超えるとリン酸バナジウムリチウムが融解するなどの問題が発生するためである。さらに750〜900℃の範囲とするのがより好ましい。750〜900℃の範囲とする方が、チタン及びアルミニウムの拡散や焼結の促進、製造コストの低減により好適である。焼成時間は、例えば、0.1〜3時間とする。
(実施例1)
以下に、実施例を用いて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されない。なお、部表示は、断りのない限り、重量部である。
(第一の化合物の作製)
第一の化合物として、以下の方法で作製したLi(POを用いた。LiCOとVとNHPOとを出発材料とし、これらをモル比3:2:6となるように秤量し、水を溶媒としてボールミルで16時間湿式混合を行った後、脱水乾燥した。得られた粉体を850℃で2時間、窒素水素混合ガス中で仮焼した。仮焼品を粗粉砕し、水を溶媒としてボールミルで120分湿式粉砕を行った後、脱水乾燥して第一の化合物粉体を得た。この粉体の平均粒径は3.0μmであった。作製した粉体の組成がLi(POであることを、X線回折装置を使用して確認した。
(第二の化合物の作製)
第二の化合物として、以下の方法で作製したLiVOPOを用いた。LiCOとVとNHPOとを出発材料とし、これらをモル比1:1:2となるように秤量し、水を溶媒としてボールミルで16時間湿式混合を行った後、脱水乾燥した。得られた粉体を550℃で4時間、大気中で焼成した。焼成品を瑪瑙乳鉢で粗粉砕し、ボールミルで60分乾式粉砕を行い第二の化合物粉体を得た。この粉体の平均粒径は0.33μmであった。作製した粉体の組成がLiVOPOであることを、X線回折装置を使用して確認した。
(活物質ペーストの作製)
活物質ペーストは、第一の化合物粉末100部に対して第二の化合物粉末5部に、バインダーとしてエチルセルロース15部と、溶媒としてジヒドロターピネオール65部とを加えて、三本ロールで混練・分散して活物質ペーストを作製した。
(固体電解質シートの作製)
固体電解質として、以下の方法で作製したLi1.3Al0.3Ti1.7(POを用いた。LiCOとAlとTiOとNHPOを出発材料として、これらをモル比0.65:0.15:1.7:3となるように秤量し、水を溶媒としてボールミルで16時間湿式混合を行った後、脱水乾燥した。得られた粉体を800℃で2時間、空気中で仮焼した。仮焼品を粗粉砕し、水を溶媒としてボールミルで24時間湿式粉砕を行った後、脱水乾燥して固体電解質の粉末を得た。この粉体の平均粒径は0.2μmであった。作製した粉体の組成がLi1.3Al0.3Ti1.7(POであることを、X線回折装置を使用して確認した。
次いで、この粉末100部に、溶媒としてエタノール100部、トルエン200部をボールミルで加えて湿式混合した。その後ポリビニールブチラール系バインダー16部とフタル酸ベンジルブチル4.8部をさらに投入し、混合して固体電解質ペーストを調製した。この固体電解質ペーストをドクターブレード法でPETフィルムを基材としてシート成形し、厚さ15μmの固体電解質シートを得た。
(集電体ペーストの作製)
集電体としてCu粉末とLi(POとを体積比率で60:40となるように混合した後、バインダーとしてエチルセルロース10部と、溶媒としてジヒドロターピネオール50部を加えて三本ロールで混練・分散して集電体ペーストを作製した。Cuの平均粒径は0.6μmであった。
(端子電極ペーストの作製)
銀粉末とエポキシ樹脂、溶剤とを三本ロールで混錬・分散し、熱硬化型の導電ペーストを作製した。
これらのペーストを用いて、以下のようにしてリチウムイオン二次電池を作製した。
(活物質ユニットの作製)
上記の固体電解質シート上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで活物質ペーストを印刷した。次に、印刷した活物質ペーストを80〜100℃で5〜10分間乾燥し、その上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで集電体ペーストを印刷した。次に、印刷した集電体ペーストを80〜100℃で5〜10分間乾燥し、更にその上に、スクリーン印刷により厚さ5μmで活物質ペーストを再度印刷した。印刷した活物質ペーストを80〜100℃で5〜10分間乾燥し、次いでPETフィルムを剥離した。このようにして、固体電解質シート上に、活物質ペースト、集電体ペースト、活物質ペーストがこの順に印刷・乾燥された活物質ユニットのシートを得た。
(積層体の作製)
活物質ユニット二枚を、固体電解質を介するようにして積み重ねた。このとき、一枚目の活物質ユニットの集電体ペースト層が一の端面にのみ延出し、二枚目の活物質ユニットの集電体ペースト層が他の面にのみ延出するように、各ユニットをずらして積み重ねた。この積み重ねられたユニットの両面に厚さ500μmとなるように固体電解質シートを重ね、その後、これを温度80℃で圧力1000kgf/cm〔98MPa〕で成形し、次いで切断して積層ブロックを作製した。その後、積層ブロックを同時焼成して積層体を得た。同時焼成は、窒素中で昇温速度200℃/時間で焼成温度840℃まで昇温して、その温度に2時間保持し、焼成後は自然冷却した。同時焼成後の電池外観サイズは、3.2mm×2.5mm×0.4mmであった。
(端子電極形成工程)
積層体の端面に端子電極ペーストを塗布し、150℃、30分の熱硬化を行い、一対の端子電極を形成してリチウムイオンニ次電池を得た。
(第一の化合物粒子及び第二の化合物粒子の粒径比計算)
実施例1により得られたリチウムイオン二次電池の断面をXRDにて解析した所、活物質層にLi(PO及びLiVOPOを、固体電解質層にLi1.3Al0.3Ti1.7(POを確認した。また、SEMで観察した際、活物質層における第一の化合物粒子と第二の化合物粒子それぞれ100個を観察し、その平均粒径を観察した所、第一化合物粒子の平均粒径A=3.0μm、第二化合物粒子の平均粒径B=0.33μmであり、0.01<B/A<0.2であることを確認した。
(第二の化合物含有量計算)
実施例1により得られたリチウムイオン二次電池の断面をXRDにて解析し、得られた結果を定量分析したところ、混合した第二の化合物と同量の第二の化合物が活物質層に含有していることが分かった。
(実施例2)
第二の化合物の作製工程において、ボールミルによる乾式粉砕の時間を45分としたこと以外、実施例1と同様にして実施例2のリチウムイオン二次電池を作製した。得られた第二の化合物の平均粒径Bは0.57μmであり、B/Aの値は0.19であった。
(実施例3)
第二の化合物の作製工程において、ボールミルによる乾式粉砕の時間を80分としたこと以外、実施例1と同様にして実施例2のリチウムイオン二次電池を作製した。得られた第二の化合物の平均粒径Bは0.42μmであり、B/Aの値は0.14であった。
(実施例4)
第二の化合物の作製工程において、ボールミルによる乾式粉砕の時間を150分としたこと以外、実施例1と同様にして実施例2のリチウムイオン二次電池を作製した。得られた第二の化合物の平均粒径Bは0.12μmであり、B/Aの値は0.04であった。
(実施例5)
第二の化合物の作製工程において、ボールミルによる乾式粉砕の時間を300分としたこと以外、実施例1と同様にして実施例2のリチウムイオン二次電池を作製した。得られた第二の化合物の平均粒径Bは0.06μmであり、B/Aの値は0.02であった。
(実施例6)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を0.1重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(実施例7)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を0.3重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(実施例8)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を1重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(実施例9)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を3重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(実施例10)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を5.5重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(実施例11)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を7.2重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(実施例12〜15)
活物質ペーストの作製において、混合する第二の化合物を変更したこと以外は実施例1と同様にして実施例12〜15のリチウムイオン二次電池を作製した。
(比較例1)
活物質ペーストの作製において、第二の化合物を混合しなかったこと以外は実施例1と同様にして比較例1のリチウムイオン二次電池を作製した。
(比較例2)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を7.4重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(比較例3)
活物質ペーストの作製において、第一の化合物100重量部に対して第二の化合物の混合量を9.3重量部としたこと以外は実施例1と同様にして実施例6のリチウムイオン二次電池を作製した。
(比較例4)
第二の化合物の作製工程において、ボールミルによる粉砕方法を水を溶媒とした湿式粉砕とし、粉砕時間を300分としたこと以外、実施例1と同様にして実施例2のリチウムイオン二次電池を作製した。得られた第二の化合物の平均粒径Bは0.027μmであり、B/Aの値は0.009であった。
(比較例5)
第二の化合物の作製工程において、ボールミルによる乾式粉砕を行わなかったこと以外、実施例1と同様にして実施例2のリチウムイオン二次電池を作製した。得られた第二の化合物の平均粒径Bは0.66μmであり、B/Aの値は0.22であった。
(電池の評価)
それぞれの端子電極にリード線を取り付け、繰り返し充放電試験を行った。測定条件は、充電及び放電時の電流を0.2μAで、充電時及び放電時の打ち切り電圧をそれぞれ4.0V及び0Vとした。上記条件において、充放電挙動が安定する2回目の充放電サイクルにおける放電容量の値を表1に示す。
Figure 2015220096
表1より、正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方は、活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物を含み、前記第一の化合物粒子の粒径Aに対する前記第二の化合物粒子の粒径Bの比B/Aの値が0.01<B/A<0.2であり、前記第二の化合物の含有量は0.1〜7.2wt%である場合に、高い放電容量を示すことが分かった。また、実施例2、5から、前記第一の化合物粒子の粒径Aに対する前記第二の化合物粒子の粒径の比B/Aの値が0.03<B/A<0.15であり、第二の化合物の含有量が1.0〜5.7である場合、特に良好な放電容量を示すことも確認できた。
以上のように、本発明に係るリチウムイオン二次電池は放電容量の向上に効果がある。高容量を提供することにより、特に、エレクトロニクスの分野で大きく寄与する。
1 正極層
2 負極層
3 固体電解質層
4 正極集電体層
5 正極活物質層
6 負極集電体層
7 負極活物質層
8 固体電解質
9 活物質
10 リチウムイオン二次電池

Claims (4)

  1. 正極集電層体と前記正極集電体層上に配置された正極活物質層からなる正極層と、負極集電体層と前記負極集電体層上に配置された負極活物質層からなる負極層と、前記正極層と前記負極層とが固体電解質層を介して積層されたリチウムイオン二次電池において、
    前記正極活物質層及び負極活物質層の少なくとも一方は、活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物と、金属リン酸塩、金属ピロリン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物を含み、
    前記第一の化合物粒子の粒径Aに対する前記第二の化合物粒子の粒径の比B/Aの値が0.01<B/A<0.2であり、
    前記第二の化合物の含有量は0.1〜7.2wt%であることを特徴とする、
    リチウムイオン二次電池。
  2. 前記正極層及び前記負極層が共に活物質としてリン酸バナジウムリチウムからなる第一の化合物粒子と、金属リン酸塩、金属バナジン酸塩の少なくとも1つからなる第二の化合物粒子を含むことを特徴とする、
    請求項1に記載のリチウムイオン二次電池。
  3. 前記固体電解質層が一般式Li1+xAlTi2−x(PO(0≦x≦0.6)で表される化合物であることを特徴とする請求項1または2記載のリチウムイオン二次電池
  4. 前記正極集電体層及び負極集電体層がCuを含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のリチウムイオン二次電池。
JP2014103021A 2014-05-19 2014-05-19 リチウムイオン二次電池 Active JP6364945B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014103021A JP6364945B2 (ja) 2014-05-19 2014-05-19 リチウムイオン二次電池

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014103021A JP6364945B2 (ja) 2014-05-19 2014-05-19 リチウムイオン二次電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2015220096A true JP2015220096A (ja) 2015-12-07
JP6364945B2 JP6364945B2 (ja) 2018-08-01

Family

ID=54779312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014103021A Active JP6364945B2 (ja) 2014-05-19 2014-05-19 リチウムイオン二次電池

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6364945B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10505223B2 (en) 2017-03-21 2019-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Composite electrolyte, secondary battery, battery pack, and vehicle
CN111699583A (zh) * 2018-03-29 2020-09-22 Tdk株式会社 全固体二次电池
CN112751076A (zh) * 2019-10-30 2021-05-04 太阳诱电株式会社 全固体电池
US11108085B2 (en) 2018-02-19 2021-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Inorganic compound particles, composite electrolyte, composite electrode, secondary battery, battery pack, and vehicle

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011102358A1 (ja) * 2010-02-17 2011-08-25 株式会社Gsユアサ 非水電解質二次電池用正極活物質及び非水電解質二次電池
JP2012212634A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Tdk Corp 活物質、これを含む電極、当該電極を備えるリチウム二次電池、及び活物質の製造方法
JP2013084449A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Fuji Heavy Ind Ltd 正極活物質、これを用いたリチウムイオン二次電池、及び正極活物質の製造方法
JP2013229318A (ja) * 2012-03-27 2013-11-07 Tdk Corp リチウムイオン二次電池用正極材料、リチウムイオン二次電池用正極及びリチウムイオン二次電池
WO2013175991A1 (ja) * 2012-05-24 2013-11-28 株式会社 村田製作所 全固体電池およびその製造方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011102358A1 (ja) * 2010-02-17 2011-08-25 株式会社Gsユアサ 非水電解質二次電池用正極活物質及び非水電解質二次電池
JP2012212634A (ja) * 2011-03-31 2012-11-01 Tdk Corp 活物質、これを含む電極、当該電極を備えるリチウム二次電池、及び活物質の製造方法
JP2013084449A (ja) * 2011-10-11 2013-05-09 Fuji Heavy Ind Ltd 正極活物質、これを用いたリチウムイオン二次電池、及び正極活物質の製造方法
JP2013229318A (ja) * 2012-03-27 2013-11-07 Tdk Corp リチウムイオン二次電池用正極材料、リチウムイオン二次電池用正極及びリチウムイオン二次電池
WO2013175991A1 (ja) * 2012-05-24 2013-11-28 株式会社 村田製作所 全固体電池およびその製造方法

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10505223B2 (en) 2017-03-21 2019-12-10 Kabushiki Kaisha Toshiba Composite electrolyte, secondary battery, battery pack, and vehicle
US11108085B2 (en) 2018-02-19 2021-08-31 Kabushiki Kaisha Toshiba Inorganic compound particles, composite electrolyte, composite electrode, secondary battery, battery pack, and vehicle
CN111699583A (zh) * 2018-03-29 2020-09-22 Tdk株式会社 全固体二次电池
CN111699583B (zh) * 2018-03-29 2023-10-27 Tdk株式会社 全固体二次电池
CN112751076A (zh) * 2019-10-30 2021-05-04 太阳诱电株式会社 全固体电池
CN112751076B (zh) * 2019-10-30 2024-04-26 太阳诱电株式会社 全固体电池

Also Published As

Publication number Publication date
JP6364945B2 (ja) 2018-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6651708B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP6524775B2 (ja) リチウムイオン二次電池
TWI528618B (zh) 鋰離子二次電池
JP6455807B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP2015220099A (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
JP6693226B2 (ja) 全固体型二次電池
WO2019189311A1 (ja) 全固体電池
JP6623542B2 (ja) リチウムイオン二次電池
US11349146B2 (en) All-solid lithium ion secondary battery
JP6311445B2 (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
JP6919657B2 (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
JP7127540B2 (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
JP7009761B2 (ja) 全固体型二次電池
JP6881465B2 (ja) 全固体リチウムイオン二次電池
JP6316091B2 (ja) リチウムイオン二次電池
CN113056835A (zh) 全固体电池
JP6364945B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP6801778B2 (ja) 全固体電池
JP6897760B2 (ja) 全固体電池
WO2020145226A1 (ja) 全固体電池
JP6777181B2 (ja) リチウムイオン二次電池
JP6512332B2 (ja) リチウムイオン二次電池
US20220115663A1 (en) All-solid-state battery
JP7159924B2 (ja) 全固体電池
WO2021124851A1 (ja) 固体電解質及び全固体電池

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170215

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20171129

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180124

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180605

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180618

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6364945

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150