JP2015219301A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
Description
また、転写部の用紙搬送方向の上流側に配置されて、用紙の用紙搬送方向と直交する方向における片寄りに応じた検出信号を出力する片寄り検出部と、転写部と定着部との間に配置されて、転写部と定着部との間において転写部と定着部の送り速度の差に応じて用紙に形成されるループに応じた検出信号を出力するループ検出部とを備える。
さらに、片寄り検出部から出力される検出信号に基づいて用紙の片寄り量を算出し、またループ検出部から出力される検出信号に基づいて用紙に形成されるループ量を算出し、用紙の片寄り量とループ量に応じて定着部の送り速度を制御する制御部を備える。
ここで、用紙搬送方向の長さ(用紙長)が所定長以上の用紙とは、その長さのために一般的なレジスト部による揺動動作を実施できないような用紙(長尺紙、ロール紙等)である。
[画像形成装置の構成例]
まず、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置の概要について、図1を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る画像形成装置を示す全体構成図である。
クリーニング部45は、トナー画像が中間転写ベルト50に転写された後に、感光体41の表面に残留しているトナーを除去する。
両面画像形成を行う場合は、切換ゲート24によって用紙を下方に案内した後に、用紙反転搬送部26によって表裏を反転し、再給紙路27により再び2次転写部70の転写位置へ送られる。
ロール紙供給装置90は、ロール紙送り出し部91及び排出ローラ92を有する。ロール紙送り出し部91は、所定幅のロール紙が巻回された芯部に嵌挿される回転軸部と、該回転軸部を回転させるモータ等の回転駆動部を有し、ロール紙Rを所定速度で送り出す。送り出されたロール紙Rは、排出ローラ92によりロール紙供給装置90の排出口から排出され、画像形成装置1へ供給される。ロール紙供給装置90から画像形成装置1へ供給されたロール紙Rは、搬送部23により2次転写部70、定着部80へ順に搬送される。ロール紙送り出し部91と排出ローラ92との間には、送り出されるロール紙Rの用紙幅方向の位置を規制するサイド規制板93が設けられている。
次に、画像形成装置1の制御系について、図2を参照して説明する。
図2は、画像形成装置1の制御系を示すブロック図である。
図3は、2次転写部70と定着部80との間における用紙のループ量と転写ずれ及び斜行(片寄り)の発生率との関係を示すグラフである。図3の横軸は2次転写部70と定着部80との間における用紙のループ量[mm]、縦軸は転写ずれ及び斜行の発生率[%]を示す。用紙の斜行(片寄り)には、用紙搬送方向と用紙の進入角度が異なる場合、進入角度は正確であっても用紙の用紙幅方向の位置がずれている場合、用紙が蛇行する場合が含まれる。仮に、転写ローラと定着ローラ間における用紙のループをなくし、恒常的に定着ローラが用紙を引っ張る形態とすると、用紙の斜行は改善されるが転写ずれが生じてしまう。
図4は、片寄り検知センサ61を用いて検出される用紙の片寄り量の許容範囲を示す。
片寄り初期値63は、用紙が定着部80の定着ニップ部に到達する前に片寄り検知センサ61によって検出される、用紙の用紙幅方向における基準位置からの変位量である。ジョブ実行中の用紙の用紙幅方向における片寄り量は、この片寄り初期値63を基準とする変位量として求められる。本実施の形態では、用紙の片寄り量と閾値との関係に応じて、以下に示すように画像形成装置1の動作が分けられている。
補正の不要な範囲である(両矢印64に相当)。ジョブを継続する。
・±Xmm以上〜±Ymm未満(第1の閾値以上かつ第2の閾値未満)の場合:
両矢印64と両矢印65との差分である。両矢印65は規格の範囲を表す。定着部80の送り速度を上げ、斜行に対する補正を実行する。
・±Ymm以上(第2の閾値以上)の場合:
エラー範囲である(片矢印66に相当)。片寄り量が許容値以上であるため、エラー通知後にジョブを終了する。ここで、本実施の形態では、転写ずれなし優先モードを選択してジョブを継続することが可能である。
図5は、ループ検知センサ62を用いて検出される用紙のループ量の許容範囲を示す。
本実施の形態では、2次転写部70と定着部80との間における用紙(図5ではロール紙R)のループ量と閾値との関係に応じて、以下に示すように画像形成装置1の動作が分けられている。
・ループ量がAmm未満(第1の閾値未満)の場合:
定着部80が用紙を引っ張る形態となり転写ずれが発生するため、エラー通知後にジョブを終了する。ここで、本実施の形態では、片寄りなし優先モードを選択してジョブを継続することが可能である。
・Amm以上〜Bmm未満(第1の閾値以上かつ第2の閾値未満)の場合:
転写ずれの発生なし。ジョブを継続する。
・Bmm以上(第2の閾値以上)の場合:
用紙にループ空間より大きなループが形成される。定着部80が用紙を押し戻すもしくは停止するような状態となり転写ずれが発生する。大きな片寄りが発生することが推定されるため、ループ量が許容値以上であるためジョブを終了する。
以下、図6を参照して画像形成装置1の動作を説明する。
図6は、画像形成装置1における定着部80の送り速度制御のフローチャートである。このフローチャートは、図4及び図5を用いて説明した画像形成装置1の動作を反映している。CPU101は、ROM102に記録されたプログラムを実行することで、図6に示す処理を実現する。
上述した一実施の形態において、画像形成装置1が中間転写ベルト50を有する構成を例示したが、例えば、感光体41に現像されたトナー画像を直接用紙に転写する構成でもよい。即ち、本発明は、未定着のトナー画像を用紙に転写する転写部とこのトナー画像を用紙に定着する定着部を備え、用紙搬送方向の長さが所定長より長い用紙(長尺紙、ロール紙等)に画像を形成する画像形成装置に適用可能である。
Claims (7)
- 用紙搬送方向の長さが所定長以上の用紙にトナー画像を転写する転写部と、
前記転写部により前記用紙に転写された前記トナー画像を定着させる定着部と、
前記転写部の用紙搬送方向の上流側に配置されて、前記用紙の前記用紙搬送方向と直交する方向における片寄りに応じた検出信号を出力する片寄り検出部と、
前記転写部と前記定着部との間に配置されて、前記転写部と前記定着部との間において前記転写部と前記定着部の送り速度の差に応じて前記用紙に形成されるループに応じた検出信号を出力するループ検出部と、
前記片寄り検出部から出力される前記検出信号に基づいて前記用紙の片寄り量を算出し、また前記ループ検出部から出力される検出信号に基づいて前記用紙に形成されるループ量を算出し、前記用紙の片寄り量と前記ループ量に応じて前記定着部の送り速度を制御する制御部と、を備える
画像形成装置。 - 前記用紙の片寄り量に対する第1の閾値と、該第1の閾値より大きな第2の閾値とを記憶する記憶部を、更に備え、
前記制御部は、前記ループ検出部から前記検出信号が出力され、かつ、前記用紙の片寄り量が前記用紙の片寄り量に対する前記第1の閾値以上であって前記第2の閾値未満である場合には、前記定着部の送り速度を一定時間上げる
請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記用紙のループ量が前記用紙のループ量に対する前記第1の閾値未満であるときに前記用紙の片寄りがない又は小さい状態を優先して前記転写部による転写を実行する片寄りなし優先モードを備えた
請求項1または2記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記片寄りなし優先モードにおいて前記ループ検出部から前記検出信号が所定時間出力されないことを許容した後、前記定着部の送り速度を一定時間下げる
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記ループ検出部から前記検出信号が出力され、かつ、前記用紙の片寄り量が前記用紙の片寄り量に対する前記第2の閾値以上であるときに、前記用紙の用紙搬送方向の位置ずれがない又は小さい状態を優先して前記転写部による転写を実行する転写ずれなし優先モードを備えた
請求項1記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記片寄りなし優先モードにおいて前記定着部の送り速度を一定時間下げた後に、前記用紙のループ量が前記用紙のループ量に対する前記第1の閾値未満である場合には、エラー通知を行う
請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記制御部は、前記転写ずれなし優先モードにおいて前記用紙に形成されたループにより生じる前記用紙の片寄りを許容して前記転写部による転写を行った後に、前記用紙のループ量が前記用紙のループ量に対する前記第2の閾値以上である場合には、エラー通知を行う
請求項5に記載の画像形成装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1097154A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2013114002A (ja) * | 2011-11-28 | 2013-06-10 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 用紙搬送装置 |
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