JP2015219000A - 暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体に内部ユニットを容易に取り付けできる暖房装置を提供する。
【解決手段】暖房装置は、筐体1と、内部ユニット10と、固定部材20とを備えている。筐体1は、係止孔HAと、貫通孔HBとを有する。内部ユニット10は、係止孔HAに挿入可能な係止爪11と、係止孔HAに係止爪11が挿入された状態で貫通孔HBに対向するように位置する受け部12とを有する。固定部材20は、貫通孔HBの径よりも大きい寸法を有し、かつ筐体1の外側に位置する頭部21と、頭部21から貫通孔HBを通って筐体1の内側に向かって突出し、受け部12に固定可能な軸部22とを有する。係止爪11は、筐体1の内側から外側に突出する突起部11aと、係止孔HAに係止爪11が挿入された状態で筐体1の外側に位置し、かつ突起部11aが筐体1の内側から外側に突出する方向と交差する方向に突起部11aから突出する爪部11bとを含む。
【選択図】図4

Description

本発明は、暖房装置に関するものである。
近年、ガスファンヒータなどの暖房装置では、イオン発生ユニットなどの空気浄化ユニットを搭載した製品が増えている。
たとえば、特開2012−132635号公報(特許文献1)には、イオン発生ユニットを内蔵した暖房装置が開示されている。この暖房装置では、イオン発生ユニットは外部筐体の内面側にネジによって取り付けられている。
特開2012−132635号公報
暖房装置の筐体の内面側に空気浄化ユニットなどの内部ユニットがネジによって取り付けられる場合、内部ユニットが筐体の内面側からネジ止めされると、筐体を貫通して筐体の外面からネジが突出するおそれがある。そのため、内部ユニットは筐体の内面に外面側からネジ止めされる。この際、作業者は、手で内部ユニットを筐体の内面側に位置決めしながら外面側からネジ止めする。このため、筐体に内部ユニットを取り付け難いという問題がある。
本発明は、上記の課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、筐体に内部ユニットを容易に取り付けできる暖房装置を提供することである。
本発明の暖房装置は、筐体と、内部ユニットと、固定部材とを備えている。筐体は、係止孔と、貫通孔とを有する。内部ユニットは、係止孔に挿入可能な係止爪と、係止孔に係止爪が挿入された状態で貫通孔に対向するように位置する受け部とを有する。固定部材は、貫通孔の径よりも大きい寸法を有し、かつ筐体の外側に位置する頭部と、頭部から貫通孔を通って筐体の内側に向かって突出し、受け部に固定可能な軸部とを有する。係止爪は、筐体の内側から外側に突出する突起部と、係止孔に係止爪が挿入された状態で筐体の外側に位置し、かつ突起部が筐体の内側から外側に突出する方向と交差する方向に突起部から突出する爪部とを含む。
本発明の暖房装置によれば、筐体の係止孔に内部ユニットの係止爪が挿入されることで筐体に内部ユニットが仮止めされる。そして、係止孔に係止爪が挿入された状態で固定部材の軸部が貫通孔を通って受け部に固定されることで、固定部材によって筐体に内部ユニットが取り付けられる。このため、筐体に内部ユニットを容易に取り付けることができる。
上記の暖房装置は、係合部を有し、係合部が爪部に係合することで筐体の外部において内部ユニットに保持されたフィルタ部材をさらに備えている。このため、フィルタ部材を内部ユニットに保持することができる。また、筐体にフィルタ部材を保持するための専用部品を設けなくてよい。これにより、暖房装置の意匠性を向上することができる。また、暖房装置の生産性を向上できる。
上記の暖房装置において、フィルタ部材は、突起部が筐体の内側から外側に突出する方向から見て、係止爪を覆っている。このため、フィルタ部材によって係止爪を覆うことで暖房装置の意匠性を向上することができる。
上記の暖房装置において、固定部材は、軸部が受け部に対して着脱可能に構成されている。このため、固定部材を着脱することによって筐体に内部ユニットを着脱することができる。これにより、内部ユニットを交換することができる。
上記の暖房装置において、固定部材はネジであり、受け部はネジ穴である。このため、ネジ止めによって筐体に内部ユニットを取り付けできる。
以上説明したように、本発明によれば、内部ユニットを容易に取り付けできる暖房装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態における暖房装置の構成を概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における暖房装置の構成を背面側から概略的に示す斜視図である。 本発明の一実施の形態における暖房装置の内部構造を示す概略図である。 本発明の一実施の形態における暖房装置の内部ユニットおよびその周辺部分を概略的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態における暖房装置の内部ユニットが筐体に仮止めされた状態を示す概略断面図である。 本発明の一実施の形態における暖房装置の内部ユニットが固定部材によって筐体に取り付けられた状態を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態における暖房装置の構成について説明する。以下、本実施の形態の暖房装置の一例としてガスファンヒータについて説明する。また、以下では各方向は暖房装置を床面に設置した状態を基準としている。
本実施の形態の暖房装置は、筐体1と、表示パネル部2と、操作パネル部3と、燃焼ケース4と、燃焼装置5と、送風装置6と、風向板7と、制御部8と、内部ユニット10と、固定部材20と、フィルタ部材30とを主に有している。
筐体1は、側板部1aと、前板部1bと、天板部1cと、底板部1dとを有している。筐体1はたとえば板金で形成されていてもよい。筐体1の内部に、燃焼ケース4と、燃焼装置5と、送風装置6と、風向板7と、制御部8と、内部ユニット10とが収容されている。
天板部1cの天面には内部ユニット10と連通する供給口SPが設けられている。天板部1cの上側に各種情報を表示可能な表示パネル部2と、暖房装置を操作可能な操作パネル部3とが並んで取り付けられている。本実施の形態では、表示パネル部2は2つの表示部2aを有しており、操作パネル部3は8つの操作ボタン3aを有している。
図1および図3を参照して、燃焼ケース4は、ファンケース一体型の燃焼ケースであり、燃焼装置5と、送風装置6とを内部に収容している。燃焼ケース4の内部は二重構造となっており、燃焼部4aと、空気迂回部4bとを有している。燃焼ケース4の燃焼部4aには、燃焼装置5、熱電対5a、点火プラグ5bが配置されている。燃焼装置5は、たとえばバーナである。燃焼装置5には、電磁弁EVから燃料ガス供給路SRを経由して燃料ガスが供給される。熱電対5aは火炎状態検知手段として機能するものであり、火炎の温度を直接的に検知可能に構成されている。点火プラグ5bは燃料ガスに点火可能に構成されている。
空気迂回部4bは、燃焼部4aの周囲を取り巻くものであり、主として混合用の空気を流す空気流路として機能する。燃焼ケース4の背面側には、燃焼ケース4の内部に空気を取り込むための取込口IPが設けられている。また、側板部1aの背面に吸気口APが設けられている。吸気口APから吸気された空気が取込口IPを経由して燃焼ケース4の内部に取り込まれる。
燃焼装置5は送風装置6の上方に配置されている。送風装置6は、たとえばファンである。送風装置6は筐体1の外部から内部に空気を取り込み、かつ取り込んだ空気を外部に送風可能に構成されている。送風装置6は風向板7の近傍に配置されている。
風向板7は、前板部1bの下部に設けられた排気口EPから筐体1外に露出するように配置されている。排気口EPは前板部1bを貫通しており、暖房装置の内部と外部とを連通している。排気口EPは筐体1の正面に配置されている。排気口EPは略長方形状を有しており、前板部1bの左右方向の大部分に渡って形成されている。
燃焼ケース4の側方に制御部8が配置されている。制御部8は、暖房装置を制御するマイコン(図示せず)を備えた制御基板を有しており、暖房装置の各部の動作を制御可能に構成されている。具体的には、制御部8は、暖房装置の各種温度センサ(サーミスタ)、熱電対5a等からの信号を取得可能であり、燃焼装置5の火炎の有無や火炎の温度、燃焼装置5の燃焼量、暖房装置の内部の温度、暖房装置が設置されている部屋の室温等を取得可能である。そして、制御部8は、取得した情報に基づいた暖房装置の各部を制御可能に構成されている。
また、制御部8は、燃焼装置5と、電磁弁EVや比例弁等の各種制御弁(図示せず)と、点火プラグ5bとに接続されている。これにより、制御部8は、燃焼装置5に対して燃焼開始動作、燃焼停止動作、安全動作、燃焼量を増減させる動作等を行うことができる。
図2および図4を参照して、筐体1に内部ユニット10が取り付けられた構成についてさらに詳しく説明する。
筐体1の内面側に内部ユニット10が配置されている。筐体1の背面に固定部材20およびフィルタ部材30が配置されている。具体的には、側板部1aの背面側に固定部材20およびフィルタ部材30が配置されている。
筐体1は、係止孔HAと、貫通孔HBとを有している。係止孔HAおよび貫通孔HBはそれぞれ筐体1の背面に設けられている。また、筐体1の背面には複数の通気孔HCが設けられている。本実施の形態では、係止孔HAは矩形状に形成されており、貫通孔HBおよび通気孔HCは円形状に形成されている。
本実施の形態では、係止孔HAは2つ設けられており、貫通孔HBは3つ設けられている。2つの係止孔HAは、天板部1cと底板部1dとが対向する方向において、3つの貫通孔HBおよび複数の通気孔HCの両側に位置している。つまり、2つの係止孔HAは、上下方向において3つの貫通孔HBおよび複数の通気孔HCの外側に配置されている。2つの係止孔HAは3つの貫通孔HBおよび複数の通気孔HCを挟むように配置されている。
本実施の形態では、内部ユニット10は、イオン発生ユニットである。このイオン発生ユニットは、内部筐体10aと、イオン発生装置10bと、送風機10cとを有している。内部筐体10aにイオン発生装置10bと送風機10cとが収容されている。また、内部筐体10aの上面には送風口10dが設けられている。イオン発生装置10bは電極部10b1を有している。イオン発生装置10bは、電極部10b1で放電を発生させることでイオンを発生可能に構成されている。送風機10cは、イオン発生装置10bで発生したイオンが含まれた空気を送風口10dを通して筐体1外に送風可能に構成されている。送風機10cはファンである。
内部ユニット10は、係止爪11と、受け部12とを有している。係止爪11は、係止孔HAに挿入可能に構成されている。係止爪11は、係止爪11の根本部分まで係止孔HAに挿入されている。係止爪11は、突起部11aと、爪部11bとを有している。突起部11aは筐体1の内側から外側に突出する。爪部11bは、係止孔HAに係止爪11が挿入された状態で筐体1の外側に位置している。爪部11bは、突起部11aが筐体1の内側から外側に突出する方向と交差する方向に突起部11aから突出する。
本実施の形態では、爪部11bは、突起部11aが筐体1の内側から外側に突出する方向において突起部11aの先端に配置されている。また、突起部11aおよび爪部11bは係止孔HAの長手方向に延在している。
また、係止爪11は、天板部1cと底板部1dとが対向する方向に2つ設けられている。2つの係止爪11の各々の爪部11bは互いに対向する方向に突出している。つまり、天板部1c側(上側)の係止爪11の爪部11bは底板部1d側(下側)に突出しており、底板部1d側(下側)の係止爪11の爪部11bは天板部1c側(上側)に突出している。
本実施の形態では、係止爪11は2つ設けられているが、係止爪11は1つにすることもできる。また、爪部11bは上下方向に突出しているが、左右方向に突出させることもできる。
受け部12は、係止孔HAに係止爪11が挿入された状態で貫通孔HBに対向するように位置する。本実施の形態では、受け部12は貫通孔HBと同数の3つ設けられている。受け部12は固定部材20と係合可能に構成されている。
固定部材20は、頭部21と、軸部22とを有している。頭部21は、貫通孔HBの径よりも大きい寸法を有し、かつ筐体1の外側に位置する。軸部22は、頭部21から貫通孔HBを通って筐体1の内側に向かって突出し、受け部12に固定可能に構成されている。
固定部材20は、軸部22が受け部12に対して着脱可能に構成されている。軸部22が受け部12に対して着脱可能に構成されているため、固定部材20を受け部12に着脱することができる。本実施の形態では、固定部材20はネジであり、受け部12はネジ穴である。なお、固定部材20は、筐体1の外側から内部ユニット10を固定できるものであればよい。たとえば、固定部材20として、ナイラッチを用いることができる。
フィルタ部材30は、係合部31と、フレーム部32と、フィルタ33と、把持部34とを有している。本実施の形態では、係合部31、フレーム部32および把持部34は、樹脂で形成されており、フィルタ33は不織布で形成されている。フィルタ部材30は、係合部31が爪部11bに係合することで筐体1の外部において内部ユニット10に保持されている。
係合部31は、係合突起部31aと、係合爪部31bとを有している。係合突起部31aはフレーム部32から筐体1側に突出する。係合爪部31bは係合突起部31aがフレーム部32から筐体1側に突出する方向と交差する方向に係合突起部31aから突出する。
本実施の形態では、係合突起部31aおよび係合爪部31bは係止爪11の長手方向に延在している。また、係合部31は、天板部1cと底板部1dとが対向する方向に2つ設けられている。2つの係合部31の各々の係合爪部31bは互いに対向する方向と反対方向に突出している。つまり、天板部1c側(上側)の係合部31の係合爪部31bは天板部1c側(上側)に突出しており、底板部1d側(下側)の係止爪11の爪部11bは底板部1d側(下側)に突出している。
2つの係合爪部31bのそれぞれは、2つの爪部11bの各々よりも筐体1側で爪部11bの各々に係合している。2つの係合爪部31bのそれぞれが2つの爪部11bの各々に係合した状態で、2つの係合突起部31aの各々の先端が筐体1の外面に当接している。
また、天板部1cと底板部1dとが対向する方向において、2つの爪部11bの各々の頂点間の寸法よりも2つの係合爪部31bの各々の頂点間の寸法は大きい。このため、フィルタ部材30が筐体1と反対側に脱落することが防止される。
本実施の形態では、2つの係止爪11の各々は同一形状を有しており、各々の爪部11bが互いに対向するように配置されている。また、2つの係合部31の各々は同一形状を有しており、各々の係合爪部31bが互いに対向するように配置されている。このため、フィルタ部材30は係止爪11に上下を反対にして取り付け可能である。したがって、フィルタ部材30を係止爪11に取り付ける際に上下を合わせる必要がないため、作業性を向上することができる。
フレーム部32は筐体1に沿って延在している。フレーム部32は複数の孔35を有している。フレーム部32の筐体1側にフィルタ33が取り付けられている。フィルタ33は通気可能に構成されている。また、フィルタ33は、孔35を通って内部ユニット10に取り込まれる空気がフィルタ33を通る際に空気中のゴミなどを付着可能に構成されている。天板部1cと底板部1dとが対向する方向において、フレーム部32の両端には2つの把持部34がそれぞれ配置されている。作業者はこれらの把持部34を把持してフィルタ部材30を係止爪11に取り付けることができる。
フィルタ部材30は、突起部11aが筐体1の内側から外側に突出する方向から見て、係止爪11を覆っている。具体的には、筐体1の背面側から見て、把持部34で係止爪11が覆われている。また、筐体1の背面側から見て、フィルタ部材30は固定部材20の頭部21を覆っている。また、筐体1の背面側から見て、フィルタ部材30は2つの係止孔HAおよび複数の貫通孔HBを覆っている。
図5および図6を参照して、内部ユニット10が筐体1に固定される様子について説明する。
内部ユニット10が筐体1の内面側に配置され、内部ユニット10の2つの係止爪11が筐体1の内面側から筐体1の2つの係止孔HAにそれぞれ挿入される。2つの係止爪11が2つの係止孔HAにそれぞれ挿入された状態で、天板部1c側の係止爪11の爪部11bが筐体1の外側において筐体1の係止孔HAの周辺部分のうち下側の部分に引っ掛かる。つまり、天板部1c側の係止爪11の爪部11bの内側部分が係止孔HAの下側の縁に係止される。これにより、内部ユニット10が筐体1に仮止めされる。
このように内部ユニット10が筐体1に仮止めされているため、固定部材20によって筐体1に内部ユニット10を取り付ける際に、筐体1から内部ユニット10が脱落することが抑制される。すなわち、作業者が筐体1の内面側から内部ユニット10を仮止めした後、筐体1の外面側から固定部材20によって内部ユニット10を取り付ける。この際、筐体1に内部ユニット10が仮止めされているため、筐体1から内部ユニット10が脱落することが抑制される。また、たとえば、筐体1の正面が作業者側に配置された状態から筐体1の背面が作業者側に配置されるように筐体1の向きが180度回転されても内部ユニット10が筐体1から脱落することが抑制される。
そして、筐体1に内部ユニット10が仮止めされた状態で、固定部材20によって筐体1に内部ユニット10が固定される。このようにして、固定部材20によって筐体1に内部ユニット10が取り付けられる。
再び図1を参照して、さらに、筐体1の背面側からフィルタ部材30の係合部31が内部ユニット10の係止爪11に係合されることによってフィルタ部材30が内部ユニット10に固定される。
次に、本実施の形態の暖房装置の動作について説明する。
再び図1および図3を参照して、本実施の形態の暖房装置は、載置された室内温度を昇温および維持するための暖房運転を行うことができる。つまり、燃焼装置5で燃料ガスが燃焼され、発生した燃焼ガスと空気とが撹拌されて生成される温風が送風装置6によって吹き出される暖房運転が実施されることによって、室内温度が設定された温度まで昇温される。
操作パネル部3およびリモコン等に設けられた運転スイッチがオンにされ、暖房装置の暖房運転が開始されると、制御部8の信号によって送風装置6が起動される。そして電磁弁EVが開かれて燃料ガス供給路SRを経由して燃焼装置5に燃料ガスが供給され、点火プラグ5bが動作されて、燃焼装置5に火炎が形成される。
このとき、送風装置6が作動することにより、暖房装置の近傍に暖房装置内を通過して循環する空気流が形成される。具体的には、吸気口APから暖房装置の内部へと空気が取り込まれ、取込口IPから燃焼ケース4内へと取り込まれる。そして、燃焼ケース4内へ取り込まれた空気の一部は、燃焼ケース4の燃焼部4aに入り、燃焼装置5の燃焼動作に使用される。また、取り込まれた空気の他の一部は、燃焼ケース4の空気迂回部4bに入り、燃焼装置5の外側を流れる。そして空気迂回部4bを流れた空気は、燃焼装置5から発生する燃焼ガスと撹拌されて温風となる。
つまり燃焼部4aを通過する高温の空気に、空気迂回部4bを流れた空気が混合されて適温の温風となる。そして温風となった空気が燃焼ケース4の下方へと流動し、排気口EPから暖房装置の外部へ吹き出される。このように本実施の形態の暖房装置は、室内の空気を取り込み、加熱して吹き出すことにより室内温度を上昇させることができる。
続いて、本実施の形態の内部ユニットの動作について説明する。
再び図4を参照して、イオン発生ユニットに通電されると、イオン発生装置10bの電極部10b1に通電される。これにより、電極部10b1で放電が発生してイオンが発生する。さらに、送風機10cに通電されることにより、送風機10cが回転してイオンを含む空気が送風口10dを通ってイオン発生ユニットから筐体1の外部に放出される。そして、筐体1の外部に放出されたイオンによって居室空間内の空気が浄化される。
次に、本実施の形態の暖房装置の作用効果について説明する。
本実施の形態の暖房装置によれば、筐体1の係止孔HAに内部ユニット10の係止爪11が挿入されることで筐体1に内部ユニット10が仮止めされる。そして、係止孔HAに係止爪11が挿入された状態で固定部材20の軸部22が貫通孔HBを通って受け部12に固定されることで、固定部材20によって筐体1に内部ユニット10が取り付けられる。このため、筐体1に内部ユニット10を容易に取り付けることができる。
また、係止爪11の爪部11bは、係止孔HAに係止爪11が挿入された状態で筐体1の外側に位置し、突起部11aが筐体1の内側から外側に突出する方向と交差する方向に突起部11aから突出するため、爪部11bが筐体1の係止孔HAの周辺部分に引っ掛かる。このため、内部ユニット10が筐体1から脱落することが抑制される。
本実施の形態の暖房装置においては、フィルタ部材30の係合部31が係止爪11の爪部11bに係合することで筐体1の外部において内部ユニット10にフィルタ部材30が保持される。このため、フィルタ部材30を内部ユニット10に保持することができる。また、筐体1にフィルタ部材30を保持するための専用部品を設けなくてよい。これにより、暖房装置の意匠性を向上することができる。また、暖房装置の生産性を向上できる。
本実施の形態の暖房装置においては、フィルタ部材30は、突起部11aが筐体1の内側から外側に突出する方向から見て、係止爪11を覆っている。このため、フィルタ部材30によって係止爪11を覆うことで暖房装置の意匠性を向上することができる。
本実施の形態の暖房装置において、固定部材20は、軸部22が受け部12に対して着脱可能に構成されている。このため、固定部材20を着脱することによって筐体1に内部ユニット10を着脱することができる。これにより、内部ユニット10を交換することができる。
本実施の形態の暖房装置において、固定部材20はネジであり、受け部12はネジ穴である。このため、ネジ止めによって筐体1に内部ユニット10を取り付けできる。
なお、上記では本実施の形態の暖房装置の一例としてガスファンヒータについて説明したが、本実施の形態の暖房装置は、ガスファンヒータに限定されず、石油ファンヒータなどであってもよい。
また、本実施の形態の内部ユニット10の一例として、イオン発生ユニットについて説明したが、本実施の形態の内部ユニット10は、イオン発生ユニットに限定されず、筐体1の内面に取り付けられる部品であれば適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筐体、1a 側板部、1b 前板部、1c 天板部、1d 底板部、2 表示パネル部、2a 表示部、3 操作パネル部、3a 操作ボタン、4 燃焼ケース、4a 燃焼部、4b 空気迂回部、5 燃焼装置、5a 熱電対、5b 点火プラグ、6 送風装置、7 風向板、8 制御部、10 内部ユニット、10a 内部筐体、10b イオン発生装置、10b1 電極部、10c 送風機、10d 送風口、11 係止爪、11a 突起部、11b 爪部、12 受け部、20 固定部材、21 頭部、22 軸部、30 フィルタ部材、31 係合部、31a 係合突起部、31b 係合爪部、32 フレーム部、33 フィルタ、34 把持部、35 孔、AP 吸気口、EP 排気口、EV 電磁弁、HA 係止孔、HB 貫通孔、HC 通気孔、IP 取込口、SP 供給口、SR 燃料ガス供給路。

Claims (5)

  1. 係止孔と、貫通孔とを有する筐体と、
    前記係止孔に挿入可能な係止爪と、前記係止孔に前記係止爪が挿入された状態で前記貫通孔に対向するように位置する受け部とを有する内部ユニットと、
    前記貫通孔の径よりも大きい寸法を有し、かつ前記筐体の外側に位置する頭部と、前記頭部から前記貫通孔を通って前記筐体の内側に向かって突出し、前記受け部に固定可能な軸部とを有する固定部材とを備え、
    前記係止爪は、前記筐体の内側から外側に突出する突起部と、前記係止孔に前記係止爪が挿入された状態で前記筐体の外側に位置し、かつ前記突起部が前記筐体の内側から外側に突出する方向と交差する方向に前記突起部から突出する爪部とを含む、暖房装置。
  2. 係合部を有し、前記係合部が前記爪部に係合することで前記筐体の外部において前記内部ユニットに保持されたフィルタ部材をさらに備えた、請求項1に記載の暖房装置。
  3. 前記フィルタ部材は、前記突起部が前記筐体の内側から外側に突出する方向から見て、前記係止爪を覆っている、請求項2に記載の暖房装置。
  4. 前記固定部材は、前記軸部が前記受け部に対して着脱可能に構成されている、請求項1〜3のいずれか1項に記載の暖房装置。
  5. 前記固定部材はネジであり、前記受け部はネジ穴である請求項1〜4のいずれか1項に記載の暖房装置。
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