JP2016003773A - 暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】空気浄化ユニットと筐体との組み立てが容易であり、かつ空気浄化ユニットから吹出された空気が筐体内に漏れることを抑制できる暖房装置を供給する。
【解決手段】暖房装置は、筐体1と、空気浄化ユニット10とを備えている。筐体1は、開口OPが設けられた外壁部WPと、外壁部WPから内部側に突出するように開口OPの周囲に設けられた突起部PPとを有する。空気浄化ユニット10は、筐体1の内部に配置されており、かつ筒状の吹出部BPを有する。空気浄化ユニット10が筐体1の内部に配置された状態で、突起部PPは、吹出部BPに内嵌めされた状態、および、吹出部BPに外嵌めされた状態の少なくともいずれかである。
【選択図】図3
【解決手段】暖房装置は、筐体1と、空気浄化ユニット10とを備えている。筐体1は、開口OPが設けられた外壁部WPと、外壁部WPから内部側に突出するように開口OPの周囲に設けられた突起部PPとを有する。空気浄化ユニット10は、筐体1の内部に配置されており、かつ筒状の吹出部BPを有する。空気浄化ユニット10が筐体1の内部に配置された状態で、突起部PPは、吹出部BPに内嵌めされた状態、および、吹出部BPに外嵌めされた状態の少なくともいずれかである。
【選択図】図3
Description
本発明は、暖房装置に関するものである。
近年、ガスファンヒータなどの暖房装置では、イオン発生ユニットなどの空気浄化ユニットを搭載した製品が増えている。
たとえば、特開2012−132635号公報(特許文献1)には、イオン発生ユニットを内蔵した暖房装置が開示されている。この暖房装置では、イオン発生ユニットは外部筐体の裏面壁にネジによって取り付けられている。また、イオン発生ユニットの天面部は外部筐体の天面に形成された上部側開口に隙間無く嵌合している。
上記公報に開示された暖房装置では、イオン発生ユニットの天面部が外部筐体の天面に形成された上部側開口に隙間無く嵌合しているため、イオン発生ユニットと外部筐体とを組み立て難いという問題がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、その目的は、空気浄化ユニットと筐体との組み立てが容易であり、かつ空気浄化ユニットから吹出された空気が筐体内に漏れることを抑制できる暖房装置を供給することである。
本発明の暖房装置は、筐体と、空気浄化ユニットとを備えている。筐体は、開口が設けられた外壁部と、外壁部から内部側に突出するように開口の周囲に設けられた突起部とを有する。空気浄化ユニットは、筐体の内部に配置されており、かつ筒状の吹出部を有する。空気浄化ユニットが筐体の内部に配置された状態で、突起部は、吹出部に内嵌めされた状態、および、吹出部に外嵌めされた状態の少なくともいずれかである。
本発明の暖房装置によれば、空気浄化ユニットが筐体の内部に配置された状態で、突起部は、吹出部に内嵌めされた状態、および、吹出部に外嵌めされた状態の少なくともいずれかである。このため、突起部が吹出部に内嵌めされた状態および外嵌めされた状態の少なくともいずれかにより筐体と空気浄化ユニットとが組み立てられる。したがって、筐体と空気浄化ユニットとの組み立てが容易である。また、突起部によって吹出部から吹出された空気が開口に導かれるとともに筐体内に漏れることを抑制することができる。
上記の暖房装置において、突起部と吹出部との隙間の通気抵抗が開口の通気抵抗よりも大きい。このため、空気浄化ユニットから吹出された空気は突起部と吹出部との隙間よりも開口に流れる。このため、吹出部から吹出された空気が筐体内に漏れることを抑制できる。
上記の暖房装置において、突起部は前記開口の全周に渡って設けられている。このため、開口の全周に渡って突起部によって吹出部から吹出された空気が開口に導かれるとともに筐体内に漏れることを抑制することができる。これにより、吹出部から吹出された空気が筐体内に漏れることを抑制できる。
上記の暖房装置において、外壁部は天板部を含む。開口は天板部に設けられている。吹出部は上方に向かって配置されている。このため、吹出部から上方に向かって空気が吹出される。このため、暖房装置が設置された室内に効果的に空気浄化ユニットから空気を供給することができる。
以上説明したように、本発明によれば、空気浄化ユニットと筐体との組み立てが容易であり、かつ空気浄化ユニットから吹出された空気が筐体内に漏れることを抑制できる暖房装置を供給することができる。
以下、本発明の実施の形態について図に基づいて説明する。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態における暖房装置の構成について説明する。以下、本実施の形態の暖房装置の一例としてガスファンヒータについて説明する。また、本実施の形態の空気浄化ユニットの一例としてイオン発生装置について説明する。また、以下では各方向は暖房装置を床面に設置した状態を基準としている。
まず、図1および図2を参照して、本発明の一実施の形態における暖房装置の構成について説明する。以下、本実施の形態の暖房装置の一例としてガスファンヒータについて説明する。また、本実施の形態の空気浄化ユニットの一例としてイオン発生装置について説明する。また、以下では各方向は暖房装置を床面に設置した状態を基準としている。
本実施の形態の暖房装置は、筐体1と、表示パネル部2と、操作パネル部3と、燃焼ケース4と、燃焼装置5と、送風装置6と、風向板7と、制御部8と、空気浄化ユニット10とを主に有している。
筐体1は、外壁部WPを有している。外壁部WPは、側板部1aと、前板部1bと、天板部1cと、底板部1dとを有している。筐体1はたとえば板金で形成されていてもよい。筐体1の内部に、燃焼ケース4と、燃焼装置5と、送風装置6と、風向板7と、制御部8と、空気浄化ユニット10とが収容されている。
外壁部WPには開口OPが設けられている。具体的には、開口OPは天板部1cに設けられている。つまり、天板部1cの天面には空気浄化ユニット10と連通する開口OPが設けられている。
本実施の形態では、開口OPは複数の貫通孔の最外周によって規定されている。つまり、開口OPの内周側には複数の第1の延在部WP1および複数の第2の延在部WP2が設けられている。複数の第1の延在部WP1の各々は開口OPの長手方向に延在している。複数の第2の延在部WP2の各々は開口OPの短手方向に延在している。複数の第1の延在部WP1は複数の第2の延在部WP2と交差している。つまり、複数の第1の延在部WP1と複数の第2の延在部WP2とは格子状に配置されている。
天板部1cの上側に各種情報を表示可能な表示パネル部2と、暖房装置を操作可能な操作パネル部3とが並んで取り付けられている。本実施の形態では、表示パネル部2は2つの表示部2aを有しており、操作パネル部3は8つの操作ボタン3aを有している。
図1および図2を参照して、燃焼ケース4は、ファンケース一体型の燃焼ケースであり、燃焼装置5と、送風装置6とを内部に収容している。燃焼ケース4の内部は二重構造となっており、燃焼部4aと、空気迂回部4bとを有している。燃焼ケース4の燃焼部4aには、燃焼装置5、熱電対5a、点火プラグ5bが配置されている。燃焼装置5は、たとえばバーナである。燃焼装置5には、電磁弁EVから燃料ガス供給路SRを経由して燃料ガスが供給される。熱電対5aは火炎状態検知手段として機能するものであり、火炎の温度を直接的に検知可能に構成されている。点火プラグ5bは燃料ガスに点火可能に構成されている。
空気迂回部4bは、燃焼部4aの周囲を取り巻くものであり、主として混合用の空気を流す空気流路として機能する。燃焼ケース4の背面側には、燃焼ケース4の内部に空気を取り込むための取込口IPが設けられている。また、側板部1aの背面に吸気口APが設けられている。吸気口APから吸気された空気が取込口IPを経由して燃焼ケース4の内部に取り込まれる。
燃焼装置5は送風装置6の上方に配置されている。送風装置6は、たとえばファンである。送風装置6は筐体1の外部から内部に空気を取り込み、かつ取り込んだ空気を外部に送風可能に構成されている。送風装置6は風向板7の近傍に配置されている。
風向板7は、前板部1bの下部に設けられた排気口EPから筐体1外に露出するように配置されている。排気口EPは前板部1bを貫通しており、暖房装置の内部と外部とを連通している。排気口EPは筐体1の正面に配置されている。排気口EPは略長方形状を有しており、前板部1bの左右方向の大部分に渡って形成されている。
燃焼ケース4の側方に制御部8が配置されている。制御部8は、暖房装置を制御するマイコン(図示せず)を備えた制御基板を有しており、暖房装置の各部の動作を制御可能に構成されている。具体的には、制御部8は、暖房装置の各種温度センサ(サーミスタ)、熱電対5a等からの信号を取得可能であり、燃焼装置5の火炎の有無や火炎の温度、燃焼装置5の燃焼量、暖房装置の内部の温度、暖房装置が設置されている部屋の室温等を取得可能である。そして、制御部8は、取得した情報に基づいた暖房装置の各部を制御可能に構成されている。
また、制御部8は、燃焼装置5と、電磁弁EVや比例弁等の各種制御弁(図示せず)と、点火プラグ5bとに接続されている。これにより、制御部8は、燃焼装置5に対して燃焼開始動作、燃焼停止動作、安全動作、燃焼量を増減させる動作等を行うことができる。
図3および図4を参照して、筐体1に空気浄化ユニット10が取り付けられた構成についてさらに詳しく説明する。
筐体1は、突起部PPを有している。突起部PPは、外壁部WPから内部側に突出するように開口OPの周囲に設けられている。具体的には、突起部PPは筐体1の天板部1cに設けられている。突起部PPは、筐体1の天板部1cから底板部1dに向かって突出している。突起部PPは、天板部1cから垂下している。突起部PPは、リブ状に形成されている。突起部PPは開口OPの全周に渡って設けられていてもよい。この場合、本実施の形態では、突起部PPは、天板部1cを底板部1d側から見て矩形状に形成されている。
筐体1の内面側に空気浄化ユニット10が配置されている。本実施の形態では、空気浄化ユニット10は、イオン発生ユニットである。このイオン発生ユニットは、内部筐体10aと、イオン発生装置10bと、送風機10cとを有している。内部筐体10aにイオン発生装置10bと送風機10cとが収容されている。また、内部筐体10aは吹出部BPを有している。吹出部BPは筒状に形成されている。吹出部BPは内部筐体10aの上面に設けられている。吹出部BPは上方に向かって配置されている。
イオン発生装置10bは電極部10b1を有している。イオン発生装置10bは、電極部10b1で放電を発生させることでイオンを発生可能に構成されている。送風機10cは、イオン発生装置10bで発生したイオンが含まれた空気を吹出部BPを通して筐体1外に送風可能に構成されている。送風機10cはファンである。
本実施の形態では、空気浄化ユニット10が筐体1の内部に配置された状態で、突起部PPは、吹出部BPに内嵌めされた状態で配置されている。つまり、筒状の吹出部BPの内周側に突起部PPが挿入されている。したがって、筒状の吹出部BPの内周側に突起部PPが挿入された方向と交差する方向から見て、吹出部BPと突起部PPとは重なっている。この重なっている部分の吹出部BPの内周側に突起部PPが挿入された方向の高さ寸法はたとえば2mmである。
吹出部BPの内周面と突起部PPの外周面との間には隙間がある。また、吹出部BPの上端と天板部1cの下面との間にも隙間がある。突起部PPと吹出部BPとの隙間の面積よりも開口OPの面積が大きい。たとえば、突起部PPと吹出部BPとの隙間の面積は、開口OPの面積の15%以下であり、9%以上10%以下が好ましい。したがって、突起部PPと吹出部BPとの隙間の通気抵抗が開口OPの通気抵抗よりも大きい。このため、送風機10cから送風されたイオン発生装置10bで発生したイオンが含まれた空気は、突起部PPと吹出部BPとの隙間よりも開口OPを多く通過する。実際には、突起部PPと吹出部BPとの隙間の通気抵抗が開口OPの通気抵抗よりも十分に大きいため、送風機10cから空気の大部分は開口OPを通って筐体1外に流れ出る。
筐体1の側板部1aの背面側に複数の固定部材20によって空気浄化ユニット10が固定されている。具体的には、筐体1の側板部1aの背面側に設けられた複数の貫通孔PHに固定部材20が挿入されて空気浄化ユニット10にネジ止めされている。
内部筐体10aは複数の受け部10dを有している。複数の受け部10dは、貫通孔PHに対向するように位置している。受け部10dは固定部材20と係合可能に構成されている。固定部材20は、頭部21と、軸部22とを有している。頭部21は、貫通孔PHの径よりも大きい寸法を有し、かつ筐体1の外側に位置する。軸部22は、頭部21から貫通孔PHを通って筐体1の内側に向かって突出し、受け部10dに固定可能に構成されている。
固定部材20は、軸部22が受け部10dに対して着脱可能に構成されている。軸部22が受け部10dに対して着脱可能に構成されているため、固定部材20を受け部10dに着脱することができる。本実施の形態では、固定部材20はネジであり、受け部10dはネジ穴である。
続いて、本実施の形態の暖房装置の変形例について説明する。この変形例は特に説明しない限り上記本実施の形態の暖房装置と同様の構成を備えている。
図5を参照して、本実施の形態の暖房装置の変形例では、空気浄化ユニット10が筐体1の内部に配置された状態で、突起部PPは、吹出部BPに外嵌めされた状態で配置されている。つまり、突起部PPの内周側に筒状の吹出部BPが挿入されている。突起部PPの内周面と吹出部BPの外周面との間には隙間がある。吹出部BPの上方に開口OPが位置している。つまり、突起部PPの内周側に筒状の吹出部BPが挿入されている方向からみて開口OPの内側に吹出部BPが位置している。
次に、本実施の形態の暖房装置の動作について説明する。
再び図1および図2を参照して、本実施の形態の暖房装置は、載置された室内温度を昇温および維持するための暖房運転を行うことができる。つまり、燃焼装置5で燃料ガスが燃焼され、発生した燃焼ガスと空気とが撹拌されて生成される温風が送風装置6によって吹き出される暖房運転が実施されることによって、室内温度が設定された温度まで昇温される。
再び図1および図2を参照して、本実施の形態の暖房装置は、載置された室内温度を昇温および維持するための暖房運転を行うことができる。つまり、燃焼装置5で燃料ガスが燃焼され、発生した燃焼ガスと空気とが撹拌されて生成される温風が送風装置6によって吹き出される暖房運転が実施されることによって、室内温度が設定された温度まで昇温される。
操作パネル部3およびリモコン等に設けられた運転スイッチがオンにされ、暖房装置の暖房運転が開始されると、制御部8の信号によって送風装置6が起動される。そして電磁弁EVが開かれて燃料ガス供給路SRを経由して燃焼装置5に燃料ガスが供給され、点火プラグ5bが動作されて、燃焼装置5に火炎が形成される。
このとき、送風装置6が作動することにより、暖房装置の近傍に暖房装置内を通過して循環する空気流が形成される。具体的には、吸気口APから暖房装置の内部へと空気が取り込まれ、取込口IPから燃焼ケース4内へと取り込まれる。そして、燃焼ケース4内へ取り込まれた空気の一部は、燃焼ケース4の燃焼部4aに入り、燃焼装置5の燃焼動作に使用される。また、取り込まれた空気の他の一部は、燃焼ケース4の空気迂回部4bに入り、燃焼装置5の外側を流れる。そして空気迂回部4bを流れた空気は、燃焼装置5から発生する燃焼ガスと撹拌されて温風となる。
つまり燃焼部4aを通過する高温の空気に、空気迂回部4bを流れた空気が混合されて適温の温風となる。そして温風となった空気が燃焼ケース4の下方へと流動し、排気口EPから暖房装置の外部へ吹き出される。このように本実施の形態の暖房装置は、室内の空気を取り込み、加熱して吹き出すことにより室内温度を上昇させることができる。
続いて、本実施の形態のイオン発生ユニットの動作について説明する。
再び図3および図4を参照して、イオン発生ユニットに通電されると、イオン発生装置10bの電極部10b1に通電される。これにより、電極部10b1で放電が発生してイオンが発生する。さらに、送風機10cに通電されることにより、送風機10cが回転してイオンを含む空気が吹出部BPから開口OPを経由してイオン発生ユニットから筐体1の外部に放出される。そして、筐体1の外部に放出されたイオンによって居室空間内の空気が浄化される。
再び図3および図4を参照して、イオン発生ユニットに通電されると、イオン発生装置10bの電極部10b1に通電される。これにより、電極部10b1で放電が発生してイオンが発生する。さらに、送風機10cに通電されることにより、送風機10cが回転してイオンを含む空気が吹出部BPから開口OPを経由してイオン発生ユニットから筐体1の外部に放出される。そして、筐体1の外部に放出されたイオンによって居室空間内の空気が浄化される。
次に、本実施の形態の暖房装置の作用効果について説明する。
本実施の形態の暖房装置によれば、空気浄化ユニット10が筐体1の内部に配置された状態で、突起部PPは、吹出部BPに内嵌めされた状態、および、吹出部BPに外嵌めされた状態の少なくともいずれかである。このため、突起部PPが吹出部BPに内嵌めされた状態および外嵌めされた状態の少なくともいずれかにより筐体1と空気浄化ユニット10とが組み立てられる。したがって、筐体1と空気浄化ユニット10との組み立てが容易である。また、突起部PPによって吹出部BPから吹出された空気が開口OPに導かれるとともに筐体1内に漏れることを抑制することができる。
本実施の形態の暖房装置によれば、空気浄化ユニット10が筐体1の内部に配置された状態で、突起部PPは、吹出部BPに内嵌めされた状態、および、吹出部BPに外嵌めされた状態の少なくともいずれかである。このため、突起部PPが吹出部BPに内嵌めされた状態および外嵌めされた状態の少なくともいずれかにより筐体1と空気浄化ユニット10とが組み立てられる。したがって、筐体1と空気浄化ユニット10との組み立てが容易である。また、突起部PPによって吹出部BPから吹出された空気が開口OPに導かれるとともに筐体1内に漏れることを抑制することができる。
本実施の形態の暖房装置において、突起部PPと吹出部BPとの隙間の通気抵抗が開口OPの通気抵抗よりも大きい。このため、空気浄化ユニット10から吹出された空気は突起部PPと吹出部BPとの隙間よりも開口OPに流れる。このため、吹出部BPから吹出された空気が筐体1内に漏れることを抑制できる。
本実施の形態の暖房装置において、突起部PPは開口OPの全周に渡って設けられている。このため、開口OPの全周に渡って突起部PPによって吹出部BPから吹出された空気が開口OPに導かれるとともに筐体1内に漏れることを抑制することができる。これにより、吹出部BPから吹出された空気が筐体1内に漏れることを抑制できる。
本実施の形態の暖房装置において、開口OPは天板部1cに設けられており、吹出部BPは上方に向かって配置されている。このため、吹出部BPから上方に向かって空気が吹出される。このため、暖房装置が設置された室内に効果的に空気浄化ユニット10から空気を供給することができる。
なお、上記では本実施の形態の暖房装置の一例としてガスファンヒータについて説明したが、本実施の形態の暖房装置は、ガスファンヒータに限定されず、石油ファンヒータなどであってもよい。
また、本実施の形態の空気浄化ユニット10の一例として、イオン発生ユニットについて説明したが、本実施の形態の空気浄化ユニット10は、イオン発生ユニットに限定されず、空気を浄化可能な物質を空気とともに吹き出し可能なものであればよい。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 筐体、1a 側板部、1b 前板部、1c 天板部、1d 底板部、2 表示パネル部、3 操作パネル部、4 燃焼ケース、5 燃焼装置、6 送風装置、7 風向板、8 制御部、10 空気浄化ユニット、10a 内部筐体、10b イオン発生装置、10b1 電極部、10c 送風機、10d 受け部、20 固定部材、BP 吹出部、OP 開口、PP 突起部、WP 外壁部。
Claims (4)
- 開口が設けられた外壁部と、前記外壁部から内部側に突出するように前記開口の周囲に設けられた突起部とを有する筐体と、
前記筐体の前記内部に配置されており、かつ筒状の吹出部を有する空気浄化ユニットとを備え、
前記空気浄化ユニットが前記筐体の前記内部に配置された状態で、
前記突起部は、前記吹出部に内嵌めされた状態、および、前記吹出部に外嵌めされた状態の少なくともいずれかである、暖房装置。 - 前記突起部と前記吹出部との隙間の通気抵抗が前記開口の通気抵抗よりも大きい、請求項1に記載の暖房装置。
- 前記突起部は前記開口の全周に渡って設けられている、請求項1または2に記載の暖房装置。
- 前記外壁部は天板部を含み、
前記開口は前記天板部に設けられており、
前記吹出部は上方に向かって配置されている、請求項1から3のいずれか1項に記載の暖房装置。
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JP2012132635A (ja) * | 2010-12-22 | 2012-07-12 | Noritz Corp | ガス温風暖房装置 |
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