JP2006230228A - 排気機能を備えたラック式オーブン - Google Patents

排気機能を備えたラック式オーブン Download PDF

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Abstract

【課題】外気をファンによって取り入れながら燃焼排気ガスを強制的に排出させることで煙突を不要とした排気機能を備えたラック式オーブンを提供する。
【解決手段】排気装置9の送風ファン23によって装置ボックス17内に空気を吸引し、装置ボックス17内に取り入れられた空気はミキシングボックス21の外周面に開口される通気穴20を通してミキシングボックス21内に取り入れられ、対面状に配置される送風ファン23の風圧によって高温の燃焼ガスとともに排気集合ボックス16内に強制的に送り込まれて混合されることで高温の燃焼ガスが急激に冷却されることになる。
【選択図】図9

Description

本発明は排気機能を備えたラック式オーブンに関する。詳しくは送風ファンによって強制的に排気を行う排気機能を備えたラック式オーブンに係るものである。
従来よりラック式オーブンは、例えば図11に示すように、ラックが設けられた焼成室101に隣接して熱交換器102が設置され、この熱交換器102にガスバーナー103を接続し、ガスバーナー103による高温の燃焼ガスを熱交換器102に通すことによって燃焼室101内に熱風を供給する構成とされる。
ところでこのようなラック式オーブンにあっては、熱交換器102内に供給される燃焼排気ガスを屋外へ排出する必要がある。そこでオーブンの天井から突き出される排気筒104に煙突105を接続するものであり、屋外まで水平状に延ばされた長さをL1とした場合に煙突高さL2は、L1長さ以上としなければない。
また、オーブンに排気機構を設けたものとして例えば図12に示す発明がある。この発明は、少なくとも2つの炉ユニット106を重ねてなるデッキオーブン107において、各炉ユニット106の炉内からの炉内排気通路108に対して共通の外部への外部排気通路109を画定する排気ダクトを備えており、排気ダクトには、各炉内排気通路108を外部排気通路109へと連通させる排気開口111が形成され、排気開口111のうち、少なくとも上段の排気開口111の近傍には、炉内排気通路108からの排気を外部排気通路109内の上方へとそらすように作用するあて板112が設けられた構成とする(特許文献1参照。)。
特開2004−267104号公報(要約書、第2図)
しかしながら前記ラック式オーブンの排気機構にあっては、屋外まで水平状に延ばされた排気筒長さ以上の煙突を立てる必要性が生じることになる。これは煙突高さを長くすることでオーブン内の気圧が負圧になり逆流するのを防止するためのものである。
また、建物が隣接する場合には煙突を建造物の屋根上まで立ち上げなければ、燃焼排気ガスが逆流し、不完全燃焼を起こす恐れがある。
このようにラック式オーブンの燃焼排気ガスの排気では、屋外に煙突を設けなければならず、オーブンをできるだけ屋外側の壁際に設置する必要性が生じ、さらに建物が密集している場所では、ビルなどでの設置が非常に困難となる問題がある。
また、前記デッキ式オーブンの排気機構にあっては、炉内で焼成または加湿焼成を行う場合に、炉内に残留する熱気や湿気を炉外へ排気するためのものであり、必要に応じて排気シャッターを開いて室内に湿気を放出させるものであり、この排気機構をラック式オーブンに取り入れることはできないものである。
本発明は、以上の点に鑑みて創案されたものであって、外気をファンによって取り入れながら燃焼排気ガスを強制的に排出させることで煙突を不要とした排気機能を備えたラック式オーブンを提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る排気機能を備えたラック式オーブンは、被焼成物を収納するラックが配設される焼成室と、該焼成室内へガスバーナにより熱風を送り込む熱風供給手段を備える燃焼室と、該燃焼室の天井面に開口される排気穴に取り付けられる排気装置を具備するラック式オーブンにおいて、前記排気装置は、前記排気穴に連通状に接続される外壁面に多数の通気穴が開設されるミキシングボックスと、前記ミキシングボックスを挟んで対峙状に配置される送風ファンと、前記送風ファンを駆動回転させる電動モーターと、前記ミキシングボックス、送風ファンおよび電動モーターを収納し、かつその外壁面に外気取り入れ穴およびその上部に前記ミキシングボックスと連通状とされる排気集合ボックスおよび排気口が形成される装置ボックスから構成される。
ここで、燃焼室の排気穴から噴出される燃焼排気ガスはミキシングボックス内にて送風ファンによって吸引される外気と混合されることで急激に燃焼排気ガスの温度が低下することになり、更に二酸化炭素濃度が薄められることで屋外に煙突を設ける必要がなくなる。
また、稼動中の送風ファンの停止を検知して、オーブンの主電源を遮断することで熱風の供給を停止させる機能を備えることで不完全燃焼や温度上昇による火災事故などを防止することが可能となる。
本発明のラック式オーブンでは、2個の吸気ファンによって室内の外気を強制的に吸引しながら燃焼排気ガスと混合させることで燃焼ガス温度を設定値まで降下させることが可能となる。
また、吸気ファンが故障などによって停止した場合には、自動的にオーブンの主電源が遮断されてガスバーナが停止することにより燃焼排気ガスの逆流を防ぐことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参酌しながら説明し、本発明の理解に供する。
図1に、本発明を適用した排気機能を備えたラック式オーブンの一例を示す正面図、
図2に、図1における側面図、図3に、図1における平面図を示す。
ここで示すラック式オーブン1は、大略すると正面側に開閉扉2と、複数枚のラックが収納される焼成室3と、この焼成室3に連通状に隣接される燃焼室4とから構成される。
また、開閉扉2には焼成温度や焼成時間などを制御するコントロールパネル5が併置される。そして燃焼室4の側面にはガスバーナ6および電源ボックス7が装着され、燃焼室4の天井面には排気穴8が開設され、この排気穴8と連通状に排気装置9が載置されるものである。
そこで図4に示すように燃焼室4内には熱交換器10が設置されるものであり、この熱交換器10は、ガスバーナ6と直結される燃焼釜11と、この燃焼釜11に連通状に立設される排気筒体12と、この排気筒体12に連通状に突設される循環筒13とから構成される。
したがってガスバーナ6によって燃焼釜11内に供給される高温の燃焼ガスは排気筒体12内に設けられる仕切り板14によって強制的に循環筒13内を流入しながら排気筒体12に戻り排気装置9に流入する。
そして熱交換器10によって熱せられる燃焼室4内の熱気を送風ファンによって焼成室3内に送り込みラック上に載置される菓子の焼成を行うものである。
次に図5に、本発明の排気装置の一例を示す正面図、図6に、図5における側面図、図7に、図5における平面図、図8に、図5における底面図、図9に、内部機構を示す断面説明図を示す。
ここで排気装置9は、その底面に熱交換器10の排気筒体12と連通される給気口15が開設され、上面には排気集合ボックス16および排気口17が設けられる装置ボックス18の側面に沿って外気取り入れ穴19が開設される。
そこで装置ボックス17内の給気口15と排気口16との間には外周面に沿って連続した多数の通気穴20が開設されるミキシングボックス21が連結される。このミキシングボックス21の両側には電動モーター22によって駆動回転する送風ファン23がそれぞれ配置される。
また、それぞれの送風ファン23には風圧スイッチ24が設けられる。この風圧スイッチ24は送風ファン23の作動により生起する装置ボックス17内における風圧を検知しONの状態となり、例えば送風ファン23の故障により作動が停止した場合にはOFFの状態となってオーブンの主電源を遮断してガスバーナを停止させる。
なお、排気ファンの作動の検知は必ずしも風圧スイッチで検知する必要性はなく、排気ファンが作動中に故障などで停止したことを検知するセンサーであればいかなるものであっても構わない。
以上の構成よりなる本発明では図10に示すように、オーブンの主電源が入ると同時に送風ファン23が装着される電動モーター22の起動によって送風ファン23が駆動回転する。
いっぽう、ガスバーナの点火により高温の燃焼ガスは熱交換器10の排気筒体12内を通して排気装置9底面の給気口15よりミキシングボックス21内に流入する。この場合に送風ファン23によって装置ボックス17内に負圧が生じ、装置ボックス17の側面に開口される外気取り入れ穴19より室内の空気が吸引される。
そして装置ボックス17内に取り入れられた空気はミキシングボックス21の外周面に開口される通気穴20を通してミキシングボックス21内に取り入れられ、対面状に配置される送風ファン23の風圧によって高温の燃焼ガスとともに排気集合ボックス16内に強制的に送り込まれて混合されることで高温の燃焼ガスが急激に冷却されることになる。
そして送風ファン23の風圧により排気口16に接続される排煙ダクト25を通して屋外へ排気されることになり、このときの屋外に排出される燃焼ガスの温度は設定値まで降下されるために煙突が不要となる。
また、対面する2個の送風ファン23によって装置ボックス17には安定した負圧が生じることになり、燃焼ガスの逆流を防止することで不完全燃焼を防止することが可能となる。
さらに、風圧スイッチ24によって送風ファン23のいずれかが停止した場合には自動的に主電源が遮断されてガスバーナを停止させる。
本発明を適用した排気機能を備えたラック式オーブンの一例を示す正面図である。 図1における側面図である。 図1における平面図である。 本発明を適用した排気機能を備えたラック式オーブンの燃焼室の内部機構の一例を示す説明図である。 本発明を適用した排気機能を備えたラック式オーブンの排気装置の一例を示す正面図である。 図5における側面図である。 図5における平面説明図である。 図5における底面説明図である。 本発明を適用した排気機能を備えたラック式オーブンの排気装置の内部機構を示す断面説明図である。 本発明を適用した排気機能を備えたラック式オーブンの排気状態を示す断面説明図である。 従来のラック式オーブンの排気機構の一例を示す説明図である。 従来のデッキ式オーブンの排気機構の一例を示す説明図である。
符号の説明
1 ラック式オーブン
2 開閉扉
3 焼成室
4 燃焼室
5 コントロールパネル
6 ガスバーナ
7 電源ボックス
8 排気穴
9 排気装置
10 熱交換器
11 燃焼釜
12 排気筒体
13 循環筒
14 仕切り板
15 給気口
16 排気集合ボックス
17 排気口
18 装置ボックス
19 外気取り入れ穴
20 通気穴
21 ミキシングボックス
22 電動モーター
23 送風ファン
24 風圧スイッチ
25 排煙ダクト

Claims (2)

  1. 被焼成物を収納するラックが配設される焼成室と、該焼成室内へガスバーナにより熱風を送り込む熱風供給手段を備える燃焼室と、該燃焼室の天井面に開口される排気穴に取り付けられる排気装置を具備するラック式オーブンにおいて、
    前記排気装置は、前記排気穴に連通状に接続される外壁面に多数の通気穴が開設されるミキシングボックスと、
    前記ミキシングボックスを挟んで対峙状に配置される送風ファンと、
    前記送風ファンを駆動回転させる電動モーターと、
    前記ミキシングボックス、送風ファンおよび電動モーターを収納し、かつその外壁面に外気取り入れ穴およびその上部に前記ミキシングボックスと連通状とされる排気集合ボックスおよび排気口が形成される装置ボックスから構成される
    ことを特徴とする排気機能を備えたラック式オーブン。
  2. 稼動中における送風ファンの停止を検知し、瞬時に熱風供給手段による熱風供給を遮断する機能を備える
    ことを特徴とする請求項1記載の排気機能を備えたラック式オーブン。
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